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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1 とはずがたり :2008/11/20(木) 23:44:28
関連スレ

農業スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/l40
エネルギー綜合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/l40
環境スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1053827266/l40
電力スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/l40
メモ
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/energy/index.html

1438 とはずがたり :2014/12/12(金) 20:44:57
>>1434-1437
補助金漬けビジネスの実体と本来はちゃんとやれば低リスクな風力発電の現状が良く纏まっていると云える。

ゼネコンなんかと一体か少なくともグルに近い形で放漫経営している会社がもしあるとするならば淘汰が必要だなぁ。。
風力発電全体に対してマイナスである。

1439 とはずがたり :2014/12/12(金) 21:35:53
日本ガイシ
NAS電池
良くあるご質問
http://www.ngk.co.jp/product/nas/faq/

NAS電池の作動温度は?
モジュール電池内部で約300℃です。モジュール電池の容器は断熱されており、充放電中は電池内部の電気抵抗により発熱して300℃以上を保つため、外部電源(ヒーター)で加熱する必要はありません。

NAS電池の充放電効率は?
運転状態にもよりますが、電池単体で約85%(直流ベース)、交直変換装置(PCS)も含めたシステム全体で約75%(交流ベース)です。

NAS電池の耐久性は?
期待寿命は15年、4,500サイクル(電池の全容量を充放電して1サイクル)です。充放電サイクルが増えるにつれて容量は徐々に低下しますが、15年間使用できます。

「NAS」は日本ガイシ株式会社の登録商標です。

1440 とはずがたり :2014/12/12(金) 22:02:52
電発がそんなに杜撰なことやってるとは思えないけど,一部の(大部分の?)粗造業者が適当なことやってんのかなぁ。。
サマーピークに役立たないなら増えすぎた認識の太陽光の方が可能性としては高いのかなぁ。。
サマーピークが発電のピークになって,がんがんに揚水発電に貯めて夕方にかけて上昇する電気を賄えばよい。
風力発電は面的に建設して大数の法則頼りで平準化してベース的位置づけかなぁ。欧米では安価なエネルギー源ということになってるけど日本の複雑な地形では困難があるのかな。。

巨大風車が日本を傷つけている
http://no-windfarm.net/

 「地球温暖化を防止する」という名目で、大切な資源を浪費し、環境を破壊する「詐欺と暴力を合体させたビジネス」が世界中で横行しています。… 現実に、電気が最も不足する「サマーピーク」と呼ばれる真夏の午後1時から4時の時間帯には、ほとんどの風力発電所がまともに発電できていません。猛暑時には風が吹いていないからです。

 この根本的な欠陥を補うため、最近ではNAS電池という大型蓄電池を併設し、ウィンドタービンが発電した電気を一旦蓄電し、必要なときに取り出すという方法が採用されるようになりましたが、これはエネルギーロスが大きすぎて、かえって資源の無駄遣いになります。NAS電池は高温にした液体ナトリウムを使うため、もともと電池自体がエネルギーを必要とします。また、耐用年数が短いため、長期運用すればするほどエネルギーを使うことになります(とは註:風力発電の耐用年数が17年なのに対してNAS電池は15年なのでそんな短くも無いような・・。また内部の電気抵抗で温められるので熱する必要もないようである>>1439このサイトは風力憎しでちと嘘を書いている様な気も。。)。エネルギー収支の悪さを無視して補助金を注ぎ込むか、果てしなく電気料金を値上げしていくかしない限り、使い続けることはできません。

…巨大風車の法定耐用年数は17年と短いものですが、実際には落雷や強風で簡単にブレード(羽根)がちぎれて飛散したり、中には、さしたる強風が吹いたわけでもないのにタワーが根元から倒壊するといったお粗末きわまりない事故が多発しています。メーカー保証(たいていは2年)が切れた後は修理も放棄されて、単なるオブジェとして建っている風車も増えています。それでも事業者は「風力発電は発電しなくてもよいのです。補助金をいただけるから建てるのです」と平気で言い放ち(三重県青山高原で風力発電を展開するシーテック(とは註:なんと中電系列だそうな。こんな不真面目な態度では困る(怒)ほんとは原発動かしたいのだろうけど。)の課長の言)、自治体も固定資産税の増収などを歓迎し、誘致する例が多いのです。

1441 とはずがたり :2014/12/13(土) 19:56:22
>>1304>>1309
で,10万世帯分って何万kWhよ?
300kWh/月とすると300×10万=3000万kWh*12=3億6000万kWh/年ぐらい?
http://www.fepc.or.jp/enterprise/jigyou/japan/sw_index_04/

東芝がバイオマス発電事業に出資、イーレックスグループとして2か所目
http://www.goo.ne.jp/green/news/tainavinews/2014/tainavinews_20141114_2521.html
タイナビニュース
2014年11月14日

イーレックスは11月11日、東芝の100%子会社であるシグマパワーホールディングス合同会社及び東燃ゼネラル石油から、イーレックスニューエナジー佐伯への出資を受け入れることについて、東芝及び東燃ゼネラル石油との間で合意したと発表した。

この出資受け入れによってイーレックスニューエナジー佐伯は、大分県佐伯市内にバイオマス発電所を建設する。

イーレックスニューエナジー佐伯は、イーレックスが設立した発電事業会社である。

イーレックスは高知県高知市において、PKS(パーム椰子殻)を用いた自社発電事業を開始しており、今回大分県佐伯市に建設するバイオマス発電所は同グループとして2か所目の案件となる。

PKSを使用したバイオマス発電は二酸化炭素排出係数を低減できるクリーンなエネルギーであり、安定した発電方式でもある。

イーレックスはPKSを使用したバイオマス発電による再生可能エネルギー開発を積極的に進めている。

また、イーレックスニューエナジー佐伯は今回の出資によって、東芝及び東燃ゼネラル石油の有するエネルギー事業で培われた知見及び技術力を活用し、より強固な事業基盤の確立を目指す。

大分県佐伯市のバイオマス発電所は、2016年秋頃商業運転を開始する予定だ。

ニュースリリース
http://www.erex.co.jp/news/pdf/press05.pdf

1442 とはずがたり :2014/12/13(土) 20:11:04
>>1388>>692
>>692の12MWは誤報か?>>763のソーラーの11MWと混乱?

1443 とはずがたり :2014/12/13(土) 21:33:45
>>1266-1267>>1290
>(熱効率は)40%程度まで向上する
バイオマスの一つのネックは熱効率の悪さだけど40%なら結構よいのでわ??

2014年08月13日 11時00分 更新
国内最大75MWの木質バイオマス発電所、高効率の再熱式ボイラーを採用
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1408/13/news018.html

愛知県の半田市で国内最大規模の木質バイオマス発電所が8月中に着工する予定だ。木質チップやパームヤシ殻を燃料にして高効率で発電できる設備を導入する。通常の化石燃料と比べて燃えにくい木質バイオマスでも高い熱効率を発揮できるボイラーを採用する点が特徴である。
[石田雅也,スマートジャパン]

 住友商事グループの新電力であるサミットエナジーが木質バイオマス発電で国内最大の規模になる「半田バイオマス発電所」の建設計画を愛知県内で進めている。発電規模は75MW(メガワット)で、8月中に工事を開始して2016年度中に運転を開始する計画だ。同じ住友グループの住友重機械工業に発電設備を発注して、建設の準備に入った(図1)。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/sumitomo1_sj.jpg
図1 「半田バイオマス発電所」に導入する発電設備のイメージ。出典:住友重機械工業
 最近のバイオマス発電で多く使われている「循環流動層ボイラー」を中核にした発電プラントを採用する(図2)。循環流動層ボイラーは燃焼によって発生したガスを高速で循環させて、高い熱効率を得られる点が特徴である。ボイラーで効率よく作った蒸気をタービン発電機に送って発電する仕組みだ。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/sumitomo2_sj.jpg
図2 循環流動層ボイラーを中核にした発電プラントの構成。出典:住友重機械工業

 さらに半田バイオマス発電所では「再熱式」の設備にして効率を高める。タービン発電機から再びボイラーに蒸気を戻して再加熱する方式で、再加熱しない場合の熱効率が35%程度になるのに対して再熱式では40%程度まで向上する。より少ない木質バイオマスを燃料にして発電することが可能になる。

 燃料には木質チップのほかに、東南アジアから輸入するパームヤシ殻も利用する予定だ。木質チップやバームヤシ殻は石炭などの化石燃料と比べて水分を多く含んでいることから、燃焼温度を上げにくい難点がある。循環流動層ボイラーでは通常の火力発電用のボイラーの温度(1300度以上)よりも低い800〜900度で効率的に発電することが可能になる。

 住友重機械工業は現時点で日本最大の木質バイオマス発電所である「川崎バイオマス発電所」(発電能力33MW)にも循環流動層ボイラーを納入している。

1444 とはずがたり :2014/12/17(水) 08:50:56
要するに東北・北海道の春と秋が問題な訳ね。。
>北海道や東北などの各電力会社の管内では、特に需要が少ない春や秋に太陽光で発電した電力量が需要を上回る可能性が出てきました。

北海道の再生可能エネ由来電気を東北で,東北の再生可能エネ由来電気を東京の管内でそれぞれ消費出来る様にすべきで,その為の連携強化策は緒に就いてると云えるけど運用で何処迄対処可能なんかな??

コスト意識を常に忘れてはならないけど兎角この手の議論は在野は再生可能エネルギーをなんでもかんでも増やせと云う議論になりがちだし,体制側は既存のスキームを変えるのに抵抗するからなー。

再生可能エネルギー 買い取り義務見直しへ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141216/k10014023971000.html
12月16日 21時27分

再生可能エネルギー 買い取り義務見直しへ
経済産業省は、電力会社に再生可能エネルギーによる電力の買い取りを義務づけた制度を抜本的に見直し、今後の新たな契約では、電力会社が必要に応じて太陽光発電などの買い取り量を住宅での発電も含めていつでも減らせるとした案を16日の専門家会議で示しました。

経済産業省は、16日の専門家会議で再生可能エネルギーによる電力の買い取り制度を太陽光と風力発電を対象に抜本的に見直す案を示しました。
現在、この制度では、電力会社に太陽光や風力で発電した電力を固定価格ですべて買い取ることを義務づけ、大規模な事業者に対しては、発電量が需要を上回っても買い取りを制限できる期間は年間30日間という上限が設けられています。
これに対し16日示された案は、今後の新たな契約では電力会社が買い取りをいつでも制限できるように、年間30日の上限を撤廃するとともに、買い取りが制限される対象を大規模な事業者だけでなく住宅などでの発電にも広げる内容になっています。
会議の中で専門家からは、「買い取りが制限される範囲が発電量全体の10%程度にとどまるのであれば、必ずしも否定的に捉える必要はないと思うが、電力会社には積極的な情報の開示が求められる」などの意見が出されました。
経済産業省は、16日の議論などを踏まえて、この案を今週中にも正式に決めることにしています。
再生可能エネルギーによる電力の買い取り制度を巡っては、申し込みの急増などで電力会社が安定供給に支障をきたすおそれがあるなどとして、買い取りを制限する動きが相次いでいましたが、今回の見直しが実施されれば電力会社の制限は年明けにも解除される見通しです。

固定価格買い取り制度とは
再生可能エネルギーで発電した電力の買い取り制度は、太陽光など自然エネルギーの活用を促すため2年前の平成24年7月に導入されました。
従来、太陽光や風力、地熱などの再生可能エネルギーは、一般的には、火力発電などより発電コストが高いとされ、普及が進んでいませんでした。

1445 とはずがたり :2014/12/17(水) 08:51:35
>>1444-1445
このため政府は現在の制度で、電力会社に再生可能エネルギーで発電したすべての電力を固定価格で20年間から10年間買い取ることを義務づけました。
対象には、事業者によるメガソーラーだけではなく、新たに住宅の屋根などに設置された太陽光パネルで発電された電力も含まれています。
また買い取り価格は、経済産業省に設置された外部の有識者による委員会で、毎年、見直され、太陽光パネルの技術開発などによるコスト削減効果で年々、引き下げられる見通しになっています。
それでも再生可能エネルギーの普及促進という観点から、買い取り価格が発電コストより高く設定されていることなどから新規の申し込みが急増しています。
このため電力会社の間では電力の安定供給に支障が出るおそれがあるとして、新規の買い取りを制限する動きが相次いでいました。

太陽光発電の参入急増
買い取り制度の導入から2年余りで、再生可能エネルギーによる発電事業への参入は急速に進みました。
このうち、特に増えたのは太陽光発電です。
太陽光発電は、土地を確保しパネルを設置すれば実際に発電するまでの期間は1年程度とも言われ、環境への影響調査などで発電まで10年程度とされる地熱発電などに比べて、参入が比較的容易だとされています。
現在の制度で国が認定した太陽光発電の設備は、ことし10月末時点でおよそ6900万キロワットと、再生可能エネルギー全体の95%に上り、太陽光発電に集中している形です。
これらがすべて発電を開始すれば、国がエネルギー基本計画で目標としていた2030年度の太陽光発電の導入量を、40%近くも上回ることになります。
さらに太陽光発電には、広い土地が確保しやすい地域に集中するという地域的な偏りもあります。
こうした地域は、大都市圏に比べて電力需要が少ないため、北海道や東北などの各電力会社の管内では、特に需要が少ない春や秋に太陽光で発電した電力量が需要を上回る可能性が出てきました。
この結果、安定供給に支障が出るおそれがあるなどとして、ことし9月以降、電力会社が買い取りを一時的に制限する動きが相次ぐ形となりました。

事業者からは懸念の声
今回の制度見直しについて太陽光発電に新たに参入した事業者からは懸念の声も出ています。
宮城県名取市の物流会社、「センコン物流」は、現在の制度のもとで高い収益性が見込めるとして、去年、太陽光発電事業に乗り出しました。
会社の倉庫の屋上に大規模な太陽光パネルを設置するなど、宮城県内の6か所に発電設備を設けました。
年間の総発電量は合わせて421万キロワットアワーで、およそ1200世帯の電力使用量に相当します。
さらにこの会社では、東日本大震災からの復興に役立てようと、今年、新たに再生可能エネルギー課を発足させ、福島県などで事業を拡大する計画でした。
しかし、今回の見直しで買い取り量が見通せなくなるとして太陽光発電事業を今後、計画通り進めるか再検討を迫られているとういことです。
「センコン物流」の再生可能エネルギー課長、鈴木昌明さんは「事業の前提条件が大きく崩れてしまう。今後どうなるか電力会社には情報を開示していただきたいし、国も再生可能エネルギーの市場を維持できるような制度を構築してもらいたい」と話しています。

1446 とはずがたり :2014/12/17(水) 08:56:55
>試算では、東北電が東日本大震災で被災した女川原発や日本原子力発電東海第二原発の稼働を見込むなど、各社は保有する原発がすべて稼働する前提にした。北陸電も、活断層問題に揺れる志賀原発や日本原電敦賀原発の再稼働を想定した。この結果六社で政府が認めた事業計画が受け入れ上限を上回った。
こんな前提かYO。

>九州電など現行ルールで契約した事業者だけで限界に達していると主張する電力会社
原発再稼働決まってるからなぁ。
真面目に導入に協力せえ(`Д´)つ)ノД`)・゚・。
基本関電は原子力停まって発電能力少ないから九州→中国・四国→関西の連系線増設する必要ありそうだ。

再生エネ 受け入れ可能量 中国電除き すでに上限
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014121702000119.html
2014年12月17日 朝刊

 九州電力などが再生可能エネルギーの受け入れ手続きを中断している問題で、経済産業省と7社は16日、専門部会で太陽光発電の受け入れ可能量の試算を公表した。原発のない沖縄電力を除き、保有する原発がすべて震災前の30年間の平均稼働率で発電する非現実的な前提で試算。その分、再生エネの受け入れ可能量は少なくなり、中国電力を除く6社で、政府が認定した事業計画が受け入れ上限を上回っている。
 経産省は受け入れを増やすため、再生エネの出力が高まりすぎる場合に発電を抑えてもらう「出力抑制」をしやすくするなどの対策を導入する方針だが、すべての業者を受け入れるのは難しい見通し。この日の専門部会では、委員から「検証を始めるのが遅すぎた」との指摘があった。

 試算では、東北電が東日本大震災で被災した女川原発や日本原子力発電東海第二原発の稼働を見込むなど、各社は保有する原発がすべて稼働する前提にした。北陸電も、活断層問題に揺れる志賀原発や日本原電敦賀原発の再稼働を想定した。この結果六社で政府が認めた事業計画が受け入れ上限を上回った。
 現行の制度は再生エネの「全量買い取り」が原則で、再生エネ事業者に出力抑制を求めにくい。抑制しやすくすれば参入できる事業者は増える。このため経産省は原則を曲げ、後発の事業者に対しては電力会社側が時間帯によって柔軟に発電を抑えられるようにする方針。

 また現在は電力会社側が求められる出力抑制は原則として年間三十日までだが、後発の事業者には無制限に求められるようにする。これまで対象外だった家庭用の発電設備も出力抑制の対象にする。
 しかし、九州電など現行ルールで契約した事業者だけで限界に達していると主張する電力会社は「追加で受け入れられる余地は少ない」と抵抗する可能性がある。また後発の再生エネの事業者は、電力会社の意向が強まるため採算の見通しを立てづらくなり、普及にブレーキがかかる恐れもある。

 再生可能エネルギーの受け入れ中断問題 政府は2012年に再生エネの固定価格買い取り制度をつくり、太陽光や風力、地熱など再生可能エネルギーを一定の価格ですべて買い取るよう電力会社に義務付けた。しかし、送電網の強化策や、自然条件で一時的に出力が高まりすぎる場合の出力抑制策、買い取り価格の適正化など、増える再生エネを受け入れるための対策は停滞。九州、東北など大手電力5社は今年9月下旬に「需給バランスが崩れる可能性がある」と主張して買い取り手続きの中断を表明した。

1447 とはずがたり :2014/12/17(水) 08:59:15
地熱を嫌がるとはなにもんだ(`Д´)つ)ノД`)・゚・。

地熱と小水力は優先的に受け容れるべきだ。
空押さえが一番の問題だなぁ

再生エネ買取 「風力以外の再開は難しい」
(福島県)
http://news24.jp/nnn/news8657626.html

再生可能エネルギーで発電された電力の新規買取が保留されている問題で、東北電力は、現状では、風力以外の買取再開については難しいとの検討の結果をまとめた。
東北電力は、管内で再生可能エネルギーで今後、発電される電力が需要を上回るとして、家庭用を除き、ことし10月から新規の買取契約を中断している。
契約再開に向け、東北電力はこれまでの検討結果についてきょう会見し、太陽光や地熱などで発電された電力は発電量が需要を上回るとの考えを改めて示した。
風力を除いて、新規契約の再開は難しいとしている。
県はこれまでに買取が決まっても、事業者が長く発電事業に着手しないいわゆる「空押さえ」を解消するよう求めていたが、この点については考慮に含まれていないという。
今後は、国のワーキンググループがこの結果を検討し、改めて買取再開が検討されることになる。
[ 12/16 20:35 福島中央テレビ]

1448 とはずがたり :2014/12/17(水) 10:52:17
2014年12月16日 11時00分 更新
地熱資源量が世界2位のインドネシアに、日本の技術で40MWの発電所を建設
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1412/16/news022.html

住友商事と富士電機がインドネシア国営の地熱発電所に新しい発電設備2基を建設する。合計の発電能力は40MWにのぼり、2017年3月までに完成させる予定だ。インドネシアは地熱の資源量が米国に次いで2番目に多く、運転中の地熱発電所の規模も日本の2倍以上に達している。
[石田雅也,スマートジャパン]

 インドネシアの中部にあるスラウェシ島の北端に、国営の電力会社が運転する「ラヘンドン地熱発電所」がある(図1)。現在は4基の発電設備で合計80MW(メガワット)の電力を供給している。この地熱発電所に5号機と6号機を各20MWの規模で新設することが決まり、日本から住友商事と富士電機が中核メンバーに加わる。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/sumisho1_sj.jpg
図1 「ラヘンドン地熱発電所」の所在地。インドネシア中部のスラウェシ島の北端にある。出典:住友商事

 住友商事が現地の大手エンジニアリング会社とコンソーシアムを組んで発電プラントを建設して、中核の地熱蒸気タービンや発電機を富士電機が製造する。住友商事と富士電機はラヘンドン地熱発電所の2〜4号機を納入した実績があり、新設する5・6号機と合わせて100MWの発電設備を担当することになる(図2)。5号機は2016年9月に、6号機は2017年3月に工事を完了する予定だ。

 インドネシアは1万7000以上の島で構成する火山の国でもある。地熱の資源量は世界2位の2万7790MW、地熱発電所の規模も3位の1197MWを誇る(図3)。これまでも地熱発電所の建設には日本の企業が深く関わってきた。最近では東芝や伊藤忠商事、九州電力などがインドネシアの地熱発電プロジェクトに参画している。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/chinetsu_nedo_sj.jpg
図3 世界の主要国における活火山数、地熱資源量と地熱発電導入量。出典:NEDO

 日本でも地熱の資源量はインドネシアに次いで世界3位の2万3470MWと多いものの、規制が厳しいために発電所の規模はインドネシアの半分以下にとどまっている。再生可能エネルギーの導入拡大が求められる中で、発電量が安定している地熱には期待が大きく、従来の規制も徐々に緩和され始めた。有力企業が海外の発電所で実績を積み上げながら、そのノウハウを国内のプロジェクトに活用していくことは大いに可能である。

1449 とはずがたり :2014/12/17(水) 11:12:52
こんなふざけたことやってる電力会社はぶっつぶさないといかん,と云うか,電力会社にそういう行動取らせている安倍政権が全部悪い。

>原子力の供給力を最大に見込んだのは九州電力の439万kWで、需要が最も少ない5月の昼間には供給力の50%以上を原子力が占める。対象になる原子力発電所には運転開始から39年を経過した「玄海1号機」も入っている。そのほかの電力会社を見ても、原子力規制委員会に適合性審査を申請していない発電所を数多く加えている状態だ。これでは再生可能エネルギーの接続可能量を算定する意味がない。
>一方でバイオマスを含めて火力を大幅に抑制するほか、水力も九州電力では4分の1程度の供給力に抑制する。それでも九州では風力をわずか3万kWしか接続できない想定だ。太陽光を619万kWも見込んでいることが影響しているが、それほどの供給力を太陽光から得られる状況になる可能性は今のところ小さい。

2014年12月17日 09時00分 更新
再生可能エネルギーを抑えて原子力を最大に、世界の潮流に逆行する日本の電力
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1412/17/news044.html

電力会社による再生可能エネルギーの接続保留をきっかけに、解決に向けた議論が各方面で繰り広げられてきた。しかし政府と電力会社は旧態依然の考え方に固執したままである。再生可能エネルギーの導入量を抑制する一方で、停止中の原子力発電所は古い設備を含めてフル稼働させる方針だ。
[石田雅也,スマートジャパン]

 日本の再生可能エネルギーの動向を大きく左右する接続可能量の問題に関して、政府の「新エネルギー小委員会」が12月16日に示した方針は旧態依然の内容に終始した。特に信じがたい点は、再生可能エネルギーの接続保留に真っ先に乗り出した九州電力を筆頭に、6社の電力会社が原子力発電の供給力を最大限に織り込んだうえで再生可能エネルギーの接続可能量を算出したことだ。

 政府の委員会に接続可能量を報告したのは北海道・東北・北陸・中国・四国・九州・沖縄の7電力会社である。このうち原子力発電所がない沖縄電力を除く6社は、再稼働が危ぶまれる老朽化した原子力発電所や建設途上の原子力発電所までも供給力に加えている(図1)。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/l_keitou2_sj.jpg
図1 電力会社が想定する原子力発電の供給力。出典:資源エネルギー庁

 原子力の供給力を最大に見込んだのは九州電力の439万kWで、需要が最も少ない5月の昼間には供給力の50%以上を原子力が占める。対象になる原子力発電所には運転開始から39年を経過した「玄海1号機」(1975年に運転開始)も入っている。そのほかの電力会社を見ても、原子力規制委員会に適合性審査を申請していない発電所を数多く加えている状態だ。これでは再生可能エネルギーの接続可能量を算定する意味がない。

 一方でバイオマスを含めて火力を大幅に抑制するほか、水力も九州電力では4分の1程度の供給力に抑制する(図2)。それでも九州では風力をわずか3万kWしか接続できない想定だ。太陽光を619万kWも見込んでいることが影響しているが、それほどの供給力を太陽光から得られる状況になる可能性は今のところ小さい。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/l_keitou4_sj.jpg
図2 電力の需要が最も少ない時期の昼間の需給バランス。出典:資源エネルギー庁

1450 とはずがたり :2014/12/17(水) 11:13:25
>>1449-1450
 こうして原子力と太陽光の供給力を過大に見積もりながら、実際に供給力が需要を上回る状況になった場合の太陽光と風力に対する出力抑制ルールの変更も検討中だ。7社の中で太陽光発電の規模が最も大きい九州電力を例にとると、現行の制度で認められている最大30日までの出力抑制を実施した場合には、実施しない場合と比べて305万kWの接続可能量を増やすことができる(図3)。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/l_keitou5_sj.jpg
図3 出力抑制ルールの変更などによる太陽光発電の接続可能量の拡大(単位:万kW)。出典:資源エネルギー庁

 現行の制度では出力が500kW以上の発電設備だけが出力抑制の対象になっている。この条件を撤廃して、すべての太陽光と風力に出力抑制を適用すると、九州では96万kWの接続可能量を上積みすることが可能になる。このほかの地域でも、出力抑制のルールを変更すれば当然ながら接続可能量は増える。

 おそらく次回の委員会の場で、資源エネルギー庁が出力抑制ルールの具体的な変更案を提示することになる。その案の中には、太陽光発電がピークになる昼間の時間帯に出力を抑制できる新ルールを加える可能性が大きい。

 世界の主要国を見渡してみると、ヨーロッパを中心に政府が主導して再生可能エネルギーの導入量を意欲的に拡大している。アジアでも中国やインドでは風力を中心に導入量が増加して、再生可能エネルギーの比率が高まってきた。アメリカでさえ原子力を縮小している中で、日本の政府と電力会社が進む方向は時代の流れに逆行している。

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1452 とはずがたり :2014/12/19(金) 23:04:58

ヒステリックに橋下が脱原発を叫ぶだけの大阪とは大違いだ。具体策がある。
大阪は脱原発の為に何をやっているのかね??

2013年06月25日 09時00分 更新
エネルギー列島2013年版(13)東京:
東京産の電力300万kW創出へ、火力・太陽光・地熱・水力すべて生かす
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1306/25/news020.html

日本国内で電力不足の影響を最も大きく受けるとしたら、1300万人を抱える東京都であることは間違いない。対策として自立分散型の電力供給体制を構築するため、新たに300万kWの電力を生み出す計画を推進中だ。火力発電所の新設や地熱発電所の増強など、あらゆる方策に取り組む。
[石田雅也,スマートジャパン]

 大震災と夏の輪番停電を経験した後の2011年12月に、東京都は「2020年の東京」と題する中長期の実行計画を策定した。2020年の時点で東京を支えるために必要な12分野の施策を掲げ、その4番目に「東京産電力300万kW創出プロジェクト」を盛り込んだ。

 東京都全体で使う電力はピーク時で1700万kW程度に達し、日本全体のほぼ1割に相当する。そのうち現在は約300万kWを都内で発電しているが、さらに2020年までに300万kWの電力を加えて自給率を高める狙いだ。

 具体的には100万kWの大規模な火力発電所を新設するほか、都心のオフィスや工場を中心にガスコージェネレーションを展開して50万kW、さらに30万戸の住宅に太陽光発電を導入して90万kW、残りの10万kWは廃棄物発電や地熱・水力などの再生可能エネルギーで作り出す。

 これが実現できれば、他県の発電所からの送電が全面的にストップした場合でも、ピーク需要の4割近い電力を東京都内で供給することができる。首都の機能をマヒさせないためにも、自立分散型の電力供給体制を強化することは極めて重要だ。

 新たに整備する300万kWの中核を担うのが、最先端のコンバインドサイクル方式による100万kW級の天然ガス火力発電所である。東京湾岸の5か所を候補地として検討が進んでいて、現在までに3か所に絞られた(図1)。

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図1 100万kWの火力発電所を建設する候補地(検討過程で3と4は候補から除外)。出典:東京都環境局

 建設期間は6〜7年かかる見込みで、総工費は1000億円を超える。官民連携のファンドを通じて資金を集める予定だ。2013年度中に環境影響調査を完了して、いよいよ建設に向けた詳細の検討段階に入る。

 この火力発電所は従来型の1か所に集中した電力源だが、一方で分散した電力源になるのがガスコージェネレーションである。モデルケースとして都庁舎がある西新宿地域を対象に、コージェネとガス冷暖房システムを導入して分散型のエネルギー供給体制を構築する計画が進んでいる(図2)。

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図2 ガスコージェネレーションによる電力と熱の供給ネットワーク。出典:東京都知事本局

 東京都は2013〜2017年度の5年間に30億円の予算を使って、オフィスビルにコージェネを導入する企業に補助金を支給する。これで2.5万kWの発電規模を見込んでいるが、目標の50万kWには遠く及ばない。並行して都の大型施設にもコージェネを設置する計画で、建設予定の中央卸売市場をはじめ、都立病院や浄水場などの電源として導入していく。

1453 とはずがたり :2014/12/19(金) 23:05:28
>>1452-1453
 火力発電とコージェネに加えて、再生可能エネルギーも最大限に活用する。このところ全国の自治体が敷地の広い浄水場に太陽光発電システムを導入し始めているが、東京都の水道局は20年近く前から取り組んできた。1995年に「東村山浄水場」に太陽光発電を導入したのが最初で、現在までに10か所で合計5.6MW(メガワット)の電力を太陽光で作り出している。

 さらに浄水場ならではの水流を生かした小水力発電も4か所で実施して、1.9MWの電力を供給する。水道関連施設で2015年度までに太陽光と小水力を合わせて10MW(1万kW)に拡大することが目標だ。

 東京都が運営する設備では、多摩川の上流に大規模な水力発電所がある。今から50年以上も前の1957年に運転を開始した「多摩川第一発電所」をはじめ、3つの水力発電所が稼働を続けている。発電能力は3か所で3万6500kWに達する。これだけでも一般家庭の約7万世帯が使う電力を供給できる。

 再生可能エネルギーでは地熱発電も見逃せない。東京電力が1999年から運営している「八丈島地熱発電所」だ(図5)。現在の発電能力は2000kWだが、東京都と地元の八丈町は3倍の6000kWに増強することを検討している。八丈島で使用する電力の8割以上を再生可能エネルギーで供給できるようにすることを目指す。

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図5 八丈島の地熱発電所(上)と島内の発電所(下)。出典:東京電力

 これまで東京都の再生可能エネルギーの導入量は全国の平均を大きく下回り、47都道府県で37番目にとどまっている(図6)。それでも住宅を中心に太陽光発電の導入量は着実に増えて、2012年に東京都の補助金を受けたものだけでも年間に20万kWを超えた。300万kW創出プロジェクトで見込む太陽光発電の規模を90万kWに拡大する目標は十分に達成可能だ。

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図6 東京都の再生可能エネルギー供給量。出典:千葉大学倉阪研究室、環境エネルギー政策研究所

 都内では個別の自治体による導入計画も始まっている。2014年度にも開業する新しい中央卸売市場は、東京23区で最も水資源に恵まれた江東区に建設する。新市場の建設に合わせてコージェネと再生可能エネルギーを活用した「豊洲(とよす)エコアイランド構想」がある。

 広さ110万平方メートルに及ぶ豊洲地区で、水資源を生かした環境整備と防災対策を実施する。卸売市場とオフィスビル、さらにマンションを加えた地域全体に、コージェネと太陽光発電を組み合わせたエネルギー供給ネットワークを導入する構想だ(図7)。

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図7 「豊洲エコアイランド構想」のエネルギー利用イメージ。出典:江東区都市整備部

 このプロジェクトではユニークな発電設備の導入も検討されている。1つはコージェネと組み合わせてガスの圧力差を活用した発電システムがある。もう1つは海に面した立地を生かしたもので、海水温と気温の差を利用して電力や熱を供給するシステムだ。自然の資源が少ない大都市の中で、天然ガスと再生可能エネルギーを有効に活用したスマートシティが現実のものになりつつある。

1454 荷主研究者 :2014/12/21(日) 19:43:04

http://www.sankeibiz.jp/business/news/141125/bsc1411251534007-n1.htm
2014.11.25 15:34 Fuji Sankei Business i.
JXが来年度に秋田県男鹿市など4カ所でメガソーラー発電開始

 JX日鉱日石エネルギーは25日、2015年度中に船川事業所(秋田県男鹿市)敷地内と日立(茨城県)、朝霞(埼玉県)、広島(広島市)の3油槽所跡地の計4カ所の大規模太陽光発電所(メガソーラー)で、合計出力約7000キロワットの4カ所の発電を開始すると発表した。

 4カ所のうち、男鹿の発電所が2500キロワットと最大出力となる。

 この4カ所を含めると、JXの遊休地を活用したメガソーラーは計14カ所で発電能力は合計で約3万5000キロワットとなる。自社電源の規模は2030年に現在の約3倍にあたる400万キロワット超とする計画だ。

1456 とはずがたり :2014/12/23(火) 22:37:37
ショックだね。。

2014年12月22日 07時00分 更新
最先端の海洋エネルギー発電設備が水没、佐賀県の加部島の沖合で
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1412/22/news025.html

政府が海洋エネルギーの実証フィールドに選定した佐賀県の沖合で進んでいた発電設備の設置工事が突如中断した。洋上の風力と海中の潮流の両方で発電できる画期的なシステムだが、12月18日に水没してしまった。事業者の三井海洋開発は水没した設備を回収して計画を練り直す。
[石田雅也,スマートジャパン]

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図1 潮流・風力ハイブリッド発電の実施海域。出典:佐賀県農林水産商工本部

 佐賀県の最北端にあるイカで有名な呼子町(よぶこちょう)の沖合は玄界灘の潮流が速く、海洋エネルギーの宝庫でもある。九州本島と橋でつながる呼子町の加部島(かべしま)の沖合1.2キロメートルの洋上で、日本で初めての浮体式による潮流・風力ハイブリッド発電システムの設置工事が進んでいた(図1)。

 ところが設置中の発電設備が12月18日(木)の早朝に水没してしまったため、工事は中断を余儀なくされた。

 このハイブリッド発電システムは三井海洋開発の「skwid(スクイッド)」で、10月から現地で工事を開始していた。浮体の上部に垂直軸で回転するダリウス型の風車を備える一方、海中に入る下部には潮流の水圧で回転するサポニウス型の水車が付いている(図2)。全体では高さが69メートル、円形の浮体部分は直径が29メートルの大きさで、重量は約1000トンに達する巨大な設備である。

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図2 浮体式潮流・風力ハイブリッド発電システム「skwid」。出典:三井海洋開発

 風力と潮流の2つの再生可能エネルギーを利用することで、気象条件の変化にも対応しやすい点が特徴だ。天候の影響を受けにくい潮流のエネルギーで発電できて、風車を起動するための電力を外部から供給する必要がない(図3)。国内で初めて加部島の沖合に設置して、2015年中に運転を開始する計画になっていた。政府が海洋エネルギーの実証フィールドに選定して支援する体制もできている。

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図3 潮流・風力ハイブリッド発電の仕組みと性能。出典:三井海洋開発

 三井海洋開発によると、発電設備が水没した原因は12月19日の時点ではわかっていない。16日の午後から18日の早朝にかけては、異常に発達した低気圧が日本全体を覆って天候が荒れていた。佐賀県の北部でも瞬間最大風速が毎秒20メートルを超える状況で、強風や高波の影響から発電設備の水没に至った可能性が大きい。

 水没した発電設備は海底に沈んでいるため、損傷の状態などを確認したうえで陸上に引き上げる予定だ。その後に原因の調査を開始するが、調査の終了時期を含めて今後のスケジュールは未定である。

 この発電設備は本来であれば2013年10月から加部島の沖合で実証実験を開始する予定だったが、海上を輸送中にトラブルが発生して計画を延期した経緯がある。今回が2度目のトラブルになるが、日本の海洋エネルギーの未来を切り開く先端的な取り組みであるだけに、対策を十分に検討したうえで計画の再開が望まれる。

1457 とはずがたり :2014/12/23(火) 22:42:28
2014年12月17日 19時00分 更新
パワコンを削って収益性向上、熊本の大規模太陽光
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1412/17/news155.html

双日は2014年12月11日、熊本県にメガソーラー「球磨錦町(くまにしきまち)太陽光発電所」が完成したと発表した。約12.77MWの太陽電池モジュールに対して、パワーコンディショナーの容量を約9MWに抑えた。狙いは収益性の向上だ。
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 双日は2014年12月11日、熊本県にメガソーラー「球磨錦町(くまにしきまち)太陽光発電所」(錦町木上北)が完成したと発表した。

 最大の特徴は、約12.77MW分の太陽電池モジュールを設置して、そのうち約9.0MWだけを系統に出力することだ。系統出力分よりも設置容量が40%以上も多い。収益性を考えた結果、このような設計になったのだという。

パワーコンディショナーを削る

 同発電所ではなるべく多くの太陽電池モジュールを設置するために、モジュールの設置角度を10度とした。太陽電池モジュールの総出力が約12.77MWと決まったのち、パワーコンディショナー(PCS)の容量を絞った形だ。「総出力だけを考えれば太陽電池モジュールの最大出力と同容量のPCSを用意すればよい。しかし、PCSは高価だ。そのため、PCSの出力をどの程度に抑えたときに錦町の立地で最も収益性が高くなるかを計算した」(双日)*1)。

 太陽電池モジュールが最大出力となるのは正午前後のわずかな時間だ。それ以外の時間は最大出力に達しない。このような日照の性質を上手く利用した手法だということができる。

 出力を低圧接続の上限である50kW未満に抑えた小規模な太陽光発電所では、双日の事例と似た手法の採用事例が多い。低圧で接続するために、PCSの出力をまず50kW未満(例えば49.5kW)に抑え、その後、太陽電池モジュールの総出力をどの程度増やすと発電量を最大化できるかという発想だ(関連記事)。

*1) 「系統に9MWを出力するという設計は、電力会社が提示した連系可能容量(の上限)とは無関係である」(双日)。

ドイツの経験を国内に生かす

 同発電所は他企業の所有地約16万6000m2を20年間賃借し、約40億円を投じて完成したもの。

 双日は100%子会社である未来創電球磨錦町を設立後、未来創電球磨錦町が事業主となって2013年9月に着工した。富士電機が設計・調達・建設(EPC)を担当。事業用地約15万8000m2にLG電子の太陽電池モジュールと、富士電機のパワーコンディショナーを設置した。固定価格買取制度(FIT)を利用して、2014年12月1日に九州電力に売電を開始。年間発電量は非公開。一般家庭約3500世帯の年間消費電力量に相当するという。

 双日は国内よりも先に、まずドイツで太陽光発電事業に取り組んでいる。早くも2010年5月には出力3MWの発電所を立ち上げた。投資効率もよい。総事業費が約10億円であるため、1MW当たり3.3億円である。その後、同じくドイツで2011年10月に24MWの発電所(1MW当たり約2.6億円)を立ち上げている。

 国内向けの太陽光発電事業について発表したのは2013年4月。北海道から九州まで、国内4カ所に合計350億円を投じ、106MWの発電所を建設する計画だ。

 2014年10月には、球磨錦町太陽光発電所に先駆けて出力9.14MWの「小清水太陽光発電所」(北海道小清水町)が完成している。青森県六ヶ所村と愛知県美浜町の太陽光発電所は現在、工事中であり、順次完成するという。

1458 とはずがたり :2014/12/24(水) 14:30:26
>>1314:変換効率15%の多結晶シリコン太陽電池モジュール
>>1306:多結晶シリコン太陽電池の出力は一般に1度温度が上がるごとに0.4から0.5%下がる(温度係数)。表面が60度になると、同じ光の量であっても出力が30%も下がってしまう
>>1245:モジュール変換効率と公称最大出力って?
>>1238:変換効率20%太陽光発電パネル(200W/m²)
>>956>>881:変換効率が22%にとどまる同社(パナ)・太陽光を電気に変換する効率が25.6%の太陽電池を開発したと発表

発電方式によって色々ちがようだ。

2013年04月17日 11時00分 更新
太陽電池の効率競争に新たな1歩、ボーイング子会社が37.8%を達成
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1304/17/news038.html

ボーイングの子会社Spectrolabが、シャープのそれまで持っていた太陽電池の世界記録を破った。太陽電池の変換効率が1ポイント違うと、得られる年間発電量には大きな差が生まれる。太陽電池は既に大規模な価格競争下にあるが、それでも効率向上の努力が必要だ。
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 太陽電池の変換効率競争にまた1つ記録が残った。米Spectrolabは、開発した太陽電池セルの変換効率が37.8%に達したと発表した。同様の方式を採る太陽電池の従来の世界記録は、シャープが2012年12月に発表した37.7%だった。

 太陽電池の効率を高める戦略は複数ある。太陽光を効率良く吸収、発電できる半導体材料を選択する戦略と、電池内部に取り込んだ光を逃がさず利用する戦略は現在幅広く採用されている。太陽電池の中で最も量産規模が大きいシリコン系でも役立つ戦略だ。

 次に有利なのが特性の異なる太陽電池をシート状に重ねて作り上げる多接合方式だ。現在、変換効率が30%を超える太陽電池は全て多接合方式を採る。高効率の多接合は製造が難しく、現時点では大型化もできない。従って火星探査機や人工衛星など、高コストでも構わないが、小型軽量化が強く求められる分野で使われている。太陽電池のサイズを極端に小さく抑えなくてはならないセンサー用途にも利用可能だといわれている。例えば半導体チップに直に太陽電池を載せるような使い方だ。

 Spectrolabは、米ボーイングの子会社であり、今回37.8%に達した太陽電池も以上のような用途に向く。今回の記録は、公的な機関である米NREL(国立再生可能エネルギー研究所)が測定した(図1)。図1はNRELが公開した各種の太陽電池の世界記録の一部を切り抜いたものだ。下向きの黒い三角形は、以下で説明する集光型を表す。Spectrolabの記録は赤枠で囲って示した。なお、Spectrolabは接合数を発表していないが、図1を見ると5接合であることが分かる*1)。

*1) 接合数が増えると設計、製造上のハードルが急速に高まる。5接合で世界記録を樹立したこと自体が、技術的なブレークスルーを意味する。

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図1 NRELが公開した変換効率の世界記録。2013年3月版

 高効率多接合太陽電池のもう1つの用途は、集光型太陽光発電に使うというもの。ミラーやレンズで太陽光を数百倍に集中し、小型の太陽電池に照射して変換効率を高める。この手法を採るなら、太陽電池セルの大型化はそもそも必要ない。

 多接合型の世界記録を追うと、図1にあるように数百倍以上、集光した例が多い。例えば、米Solar Junctionが2012年10月に発表した世界記録は947倍に集光して44%だった(従来の記録は418倍で43.5%)。Spectrolabによれば、同社の太陽電池セルも集光下では45%以上の変換効率を得られる可能性があるという。

 SpectrolabとSolar Junctionの世界記録は測定条件が異なる。太陽電池の用途がそもそも違うため、同じ多接合型とはいっても測定条件の違いには意味があり、それぞれの記録には価値がある。

1459 とはずがたり :2014/12/24(水) 14:43:50
>>1458

2013年06月17日 11時00分 更新
シャープが世界記録を2連覇、効率44.4%の太陽電池
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1306/17/news022.html

高効率太陽電池の開発ではシャープが世界最高水準にある。多接合太陽電池と呼ばれる方式だ。同社は人工衛星向けに多接合太陽電池を実用化しており、さらに性能を高めて大規模な地上設置型の集光型太陽光発電(CPV)などの用途開拓を狙う。2013年6月にはその集光型において、世界記録となる変換効率44.4%を達成した。
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 シャープが高効率太陽電池セルの開発で独走している(図1)。2013年6月には、変換効率44.4%を達成したと発表、米Solar Junctionが持っていたこれまでの記録44.0%を上回った。

 今回の記録は太陽光をレンズなどで集め、取り出す電流を増やす「集光型太陽電池」を使った記録だ。44.4%という数字は302倍の集光時のものだ*1)。

*1) シャープは今回とほぼ同じ構造の太陽電池セルを用いた別の世界記録も持っている。2013年4月には、非集光時の効率の記録37.8%を発表しており、これは米Spectrolabの従来の記録(37.7%)を上回っている(関連記事)。いずれも新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「革新的太陽光発電技術研究開発」プロジェクトの一環として開発したものだ。なお、NEDOの目標は2014年度までに効率48%以上というものだ。

多接合太陽電池で実現

 シャープが今回開発した太陽電池セルは、化合物3接合太陽電池と呼ばれる方式だ。住宅の屋根などに置かれる太陽電池は、単結晶シリコン太陽電池か多結晶シリコン太陽電池だ。いずれも純度の高いケイ素(Si)を利用している。この他、薄膜シリコン太陽電池や、CIS(CIGS)化合物薄膜太陽電池が使われることも多い。いずれも1層の発電層を上下から電極で挟み込んだ構造を採る。

 シャープの太陽電池セルは、そうではない。3種類の発電層を使う(図2)。太陽光は白色に見えるが、実際には複数の色(波長)の光が混ざったものだ。大まかに言えば、図2の右に示した構造のうち、一番上にあるInGaP(インジウムガリウムリン)が青と緑、黄色の光を吸収する。中間にあるGaAs(ガリウムヒ素)は赤色を、一番下にあるInGaAs(インジウムガリウムヒ素)は赤外線を吸収する。光の波長ごとに別々の発電層を設けた方が効率は高くなるからだ。

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図2 多接合太陽電池の利用方法と構造。出典:シャープ

 それではなぜ全ての太陽電池が多接合になっていないのか。これは発電層が増えるほど開発、製造が難しくなり、大面積化も困難になるからだ。このままではメガソーラーのように太陽電池モジュールを敷き詰める使い方には向かない。

 そこで、図2の左側にあるようにレンズで光を集めることで、サイズの制限をカバーする。今回の太陽電池セルは302倍集光なので、太陽電池セルの寸法が約4mm角(0.165cm2)であっても、約7cm角の範囲の太陽光を利用していることになる。これは一般的な単結晶シリコン太陽電池のセルサイズのほぼ4分の1に相当する。

電極下部構造に工夫

 太陽電池の変換効率を高めるにはさまざまな手法がある。今回シャープが採用したのは入射した太陽光の影となる電極周辺の改良だ。図3の左に示した太陽電池セルでは太陽光は図の上から差し込む。黒い棒で示した電極に当たった光は無駄になる。図3の右は電極の下部を拡大したものだ。よく見ると、電極と受光面(セル)の間にはコンタクト層と呼ぶ緑色で示した部分がある。電極とセルは異なる物質でできており、直接固定することができない。そこでコンタクト層を用いる。従来型はコンタクト層の幅が電極よりも広いため、太陽光が遮られていた。今回は同じ幅に抑えることでより多くの太陽光を受けられるようになった。これが高効率化のカギだ。

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図3 電極とコンタクト層の関係。出典:シャープ

 コンタクト層は導電性の化合物からなる。これを化学薬品の腐食作用を利用して電極と同じ幅に加工している。いわゆるエッチングである。エッチング自体は従来の太陽電池セルでも採用している。では何を改良して、エッチングの精度を高めることができたのか。

 今回は金属からなる電極の材料を変更することで、コンタクト層のエッチング手法を変えることに成功した。従来技術では電極幅と同じになるようにエッチングすると量産性が損なわれてしまったが、電極材料を変更することで、この問題が解決した

1460 とはずがたり :2014/12/24(水) 14:49:48

2014年12月12日 07時00分 更新
太陽電池「改善せずに」効率向上、40%超
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1412/12/news048.html

オーストラリアのニューサウスウェールズ大学(UNSW)と同RayGen Resources、Australian Renewable Energy agency(ARENA)は、2014年12月、集光型太陽電池において、変換効率が40.4%に達したと発表した。今回の成果は手法に特徴がある。市販の2種類の太陽電池セルを組み合わせ、光フィルターを用いて性能を高めたからだ。
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 オーストラリアのニューサウスウェールズ大学(UNSW)と、同RayGen Resources、Australian Renewable Energy agency(ARENA)は、2014年12月、集光型太陽電池において、変換効率40.4%に達したと発表した*1)。

 今回の成果は変換効率を高める手法に特徴がある。30%を超える変換効率を得るには、複数の異なる種類の半導体を垂直に積み重ねる多接合方式に限られるといってもよい(とは註:例えば>>1458-1459)。それぞれの半導体が太陽光に含まれる異なる波長の光を効率よく吸収することで変換効率が高くなる。つまり多接合半導体自体の性能を高めることが、変換効率向上に欠かせない。

 例えば、2014年12月に4接合太陽電池セルを用いて、変換効率46.0%という世界記録を達成したフランスSoitecなど3つの団体だ。数mm角の非常に高性能な太陽電池セルを開発して記録を実現した*2)。

*1) ARENAはUNSWが主導し、米Spectrolabと米Boeingが参加する「Power Cube」プロジェクトに55万オーストラリアドルを投じている。同プロジェクトの目的は大規模集光型太陽光発電所の初期コストを低減すること。本文中にある光フィルターを利用した構造を用いて、コストダウンを図る。
*2) なお、UNSWなどの記録と、Soitecなどの記録は直接比較できない。UNSWは屋外(シドニー)で変換効率を確認しており、第三者機関であるNREL(米国立再生可能エネルギー研究所)も屋外で追認している。Soitecは屋内で測定し、第三者機関である産業技術総合研究所(AIST)も疑似太陽光を用いた標準試験で検証しているからだ。

光フィルターで太陽光を二分する

 UNSWの手法は違う。太陽光を光フィルター(光学バンドパスフィルター)に通じ、異なった種類の波長からなる2つの部分に分け、一方を3接合太陽電池セルへ、他方をシリコン太陽電池セルに当てる(図1)。これを「spectrum splitting技術」と呼ぶ。3接合太陽電池セルは米Spectrolabから市販品の提供を受け、シリコン太陽電池セルも比較的安価な製品を利用したという。

 2種類の太陽電池セルに最も適した光を送ることで変換効率を高める仕組みだ。この手法が成功するかどうかは、光フィルターを含む光学設計が鍵になる。ARENAによれば光フィルターを最適設計・製造できれば、変換効率を10%向上できるという(4ポイント以上に相当)。

 図1では、装置全体が赤道儀に載せられており、銀色の棒状に写っている台座ごと太陽を追尾する。人物(今回のプロジェクトマネジャーを務めるMark Keevers氏)の胸の辺りに見えるのが入射光を光フィルターに向かって収束させる放物面鏡。図中央上にある構造が光フィルターと2種類の太陽電池セルだ。

1461 とはずがたり :2014/12/24(水) 14:50:18
>>1460-1461
低コストかつ高効率を狙う

 研究チームがこのような手法を採用した理由は、RayGen Resourcesが開発するタワー式の集光型太陽光発電システム(CPV、同社はCSPVと呼ぶ)と組み合わせて商用化することを狙っているからだ。同社は今回の記録達成のため、設計、技術サポートを提供している。

 商用化のためには高い変換効率を達成しつつ、低コストで実現しなければならない。高効率な多接合太陽電池を新規に開発すると高コストになる。既存の製品を組み合わせることで低コスト・高効率というゴールを目指す。

 RayGen ResourcesのCPVは複数の平面鏡を地上に並べ、タワーに光を集める。図2では左端にあるタワーの頂上部に光が集まる。太陽電池セルが過熱するため、冷却も必要だ。その熱をエネルギー源として利用できるという。

 同社は2015年3月までにCPVを用いた同国初の太陽光発電所を南東部のヴィクトリア州に立ち上げる計画だ。その後、中国ZhuoZhou Intense Solarに10MW分のシステム中核部品を供給。ZhuoZhou Intense Solarは2016年8月までに中国青海省に太陽光発電所を建設する。

光フィルターはどのように働くのか

 3接合太陽電池セルは一般に、短波長の光吸収に適したInGaP(インジウムガリウムリン)やGaAs(ガリウムヒ素)、InGaAs(インジウムガリウムヒ素)、長波長の光に向くGe(ゲルマニウム)といった複数の化合物半導体などから適切なものを選択し、光が入射する方向に積み重ねた形をしている。

 ARENAによれば、最下層に配置するゲルマニウム層に高効率化の鍵がある。太陽光の一部をゲルマニウム層が十分に変換できず、熱に変えてしまうからだ。

 UNSWが2013年に公開した資料*3)によれば、ゲルマニウム層が吸収する波長のうち、短波長側、近赤外線に当たる波長900〜1100nmの部分が課題になる。そこで、この波長を素通し(透過)してシリコン太陽電池セルに導き、それ以外の波長の光を反射して3接合太陽電池セルに導く構造を作り上げる。光フィルターが機能する波長を正確に作り込み、さらに透過率と反射率のそれぞれを高めることが難しいのだという。

 UNSWなど3つの団体は、今回40.4%を達成した太陽電池セルや光フィルターの性能について公開していない。

 そこで、同資料から、シミュレーションの数値を紹介しよう。シミュレーションでは、300倍集光時に変換効率38.5%となるSpectrolabの3接合太陽電池セルと、80倍集光時に同26%となる米SunPowerのシリコン太陽電池セルを選んでいる。いずれも寸法は1cm角である。この状態で光フィルターを利用しないと、300倍集光の場合、変換効率は38.0%。光フィルターを最適設計・製造できれば、変換効率は同42.5%まで高まるとした。

 RayGen ResourcesのCTOであるJohn Lasich氏によれば、UNSWの技術は今後数年以内に変換効率45%に到達可能だという。

*3) ACAP AUSIAPV Annual Report 2013(PDF資料)

1462 とはずがたり :2014/12/25(木) 12:15:00
>米国は2010年から2020年の10年間で、太陽光発電システムのコストを4分の1に引き下げようとしている。最終目標は1kWh当たり6セント(約6円)だ。計画開始から3年目の2013年には11.2セント(約11.2円)を達成できた。

>0.06米ドル(6セント)という数字は、なんら政策的な支援がなくても従来型の大規模発電と価格競争できる水準である。

2014年02月21日 14時40分 更新
11円に下がった米国の太陽光コスト、2020年の大目標へ急接近
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1402/21/news090.html

米国は2010年から2020年の10年間で、太陽光発電システムのコストを4分の1に引き下げようとしている。最終目標は1kWh当たり6セント(約6円)だ。計画開始から3年目の2013年には11.2セント(約11.2円)を達成できた。
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 ドイツの大規模太陽光発電は既にガスタービン発電と発電コストで競争できる水準に達している(関連記事)。最も条件のよい発電所で8ユーロセント/kWhだ。他国の状況はどうなのだろうか。

 米エネルギー省(Department of Energy)は2014年2月、大規模太陽光発電システムの導入コストが1kWh当たり11.2セント(1米ドル100円の場合、11.2円)まで下がったと発表した*1)。米国が打ち出した10年計画の最初の3年で目標の60%を達成した形だ。

 図1にコストの内訳を示す。縦軸は1kWh当たりのコスト(セント)、横軸は西暦。コストは4つの部分からなっており、太陽電池モジュール(ピンク)、パワーコンディショナー(オレンジ)、電線やヒューズ、架台(濃緑)、その他(黄緑)である。その他には許認可手続きや検査、取り付けなどのソフトウェアコストが含まれている。

*1) 関連記事で取り上げたドイツの事例と同じく、発電所の設計、建設から運用、廃止までの全てのコスト(支出)を、生涯発電量で割った均等化発電原価(LCOE)による値だ。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/yh20140221DoE_chart_590px.jpg
図1 大規模太陽光発電システムのコストの変化と内訳 出典:国立再生可能エネルギー研究所(NREL)

 2013年と2010年のコストを比較すると、削減分の10.2セントに最も寄与したのは太陽電池モジュールだ。寄与率は72%である。

 太陽電池モジュールのコストは11セント(2010年)から、10.9セント、5.9セント、3.7セント(2013年)へと継続的に下がっている。パワーコンディショナーは1.6セントから1セントまで、その他のハードウェアは2セントから1.9セントまで、ソフトウェアは6.8セントから4.6セントまで下がった。

サンショット計画の目標に急接近

 米エネルギー省はサンショット計画(SunShot Initiative)の目標達成に大きく近づいたとしている。2010年に始まった同計画の目的は、2020年までに太陽光発電システム*2)の導入コストを2010年の水準から75%削減し、1kWh当たり0.06米ドルまで引き下げようというもの*3)。図1にある緑の点線が目標値だ。0.06米ドルという数字は、なんら政策的な支援がなくても従来型の大規模発電と価格競争できる水準である。

*2) 関連記事で取り上げたような大規模集光型太陽熱発電(CSP)システムも対象としている。
*3) 出力1Wに必要な機材コスト(太陽電池モジュールと周辺機器、BOSの合計)についても目標を定めており、電力事業用は1米ドル、商用分散型は1.25米ドル、住宅用は1.5米ドルである。電力事業用に占める太陽電池モジュールの目標コストは0.5ドルだ。

 日本にもコストを目標とした長期計画がある。2009年に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が発表したロードマップ「PV2030+」だ。2050年までの太陽光発電による発電コストの目標を示したものであり、2020年の目標は、業務用電力並み(14円/kWh)。

 2030年に事業用電力並み(7円/kWh)という数字も挙げており、ほぼサンショット計画の目標に相当する。ただし、1年ごとの計画達成率やコストの内訳などを公的機関が計測・発表していないため、現時点の達成率を他国と比較しにくい。

1463 とはずがたり :2014/12/25(木) 14:47:33
<海底メタンハイドレート調査>秋田・山形・上越沖で採取
毎日新聞社 2014年12月25日 13時00分 (2014年12月25日 13時39分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20141225/Mainichi_20141225k0000e020185000c.html

 経済産業省資源エネルギー庁は25日、次世代の国産資源として期待される「メタンハイドレート」について、秋田・山形両県と新潟県上越市の沖合計3カ所で採取したと発表した。メタンハイドレートは天然ガスの主成分のメタンと水が結合した氷状の物質。太平洋側では昨年3月に愛知県沖でメタンガスの試験採取に成功しているが、日本海側で採取されたのは初めて。

 今年6月から、秋田・山形沖1カ所と上越沖2カ所で地質サンプル調査を実施。海底から深さ約100メートルの地点までパイプを突き刺し、最大で厚さ1メートル程度のメタンハイドレートを確認した。

 また、同庁は、メタンハイドレートが埋まっている可能性がある海底地形「ガスチムニー構造」を、4海域(北海道日高町沖、秋田・山形両県沖、上越市沖、島根県・隠岐諸島周辺)の計746カ所で新たに確認した。音波探査で判明した。既に確認された分と合わせると計971カ所となる。

 メタンハイドレートは、日本近海に国内の天然ガス使用量の100年分が存在すると言われる。同庁は2013〜15年度に調査し、資源量把握を目指している。ただ、本格採取には多額のコストが課題となる。【安藤大介】

1464 とはずがたり :2014/12/27(土) 02:08:10
>>649>>652-653>>733>>758>>829>>1434>>1440

風力発電に定期検査義務 落下事故多発受け 経産省方針
http://www.asahi.com/articles/DA3S11518396.html?iref=reca
2014年12月21日05時00分

 日本で本格導入が始まって10年余りがたつ風力発電で、設備の点検不備や落雷による部品の落下事故が相次いでいる。先月と今月だけで6件起き、昨年度の発生件数を超えた。経済産業省は、安全性を高めるため、風力発電の事業者に定期検査を義務づける方針を固めた。

 昨年3月13日、京都府伊根町の太鼓山風力発電所で…

1465 とはずがたり :2014/12/29(月) 09:15:50

再生エネ受け入れ「送電網改善で」 市民団体が要望
http://www.asahi.com/articles/DA3S11438616.html

 電力会社が太陽光など再生可能エネルギーの買い取りを中断している問題で、脱原発を目指す市民シンクタンク「原子力市民委員会」(座長・吉岡斉九州大教授)は4日、送電網の改善で再生エネの受け入れを増やすことなどを求める声明を発表した。

 再生エネの受け入れについて新たなルールを検討する経済産業省の作業部会…

1466 とはずがたり :2014/12/29(月) 09:16:49

当然やねぇ。。

太陽光など買い取り価格、工事遅れなら減額検討 最新の割安な額適用
http://www.asahi.com/articles/DA3S11438608.html
2014年11月5日05時00分

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/AS20141105000300.jpg

 太陽光など再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)について、経済産業省は、事業の遅れなどで導入予定の発電設備が当初より安くなった場合に、買い取り価格も最新の割安なものに変更する検討に入った。電気利用者の負担を減らすねらいがある。

 FITでは、太陽光の発電事業者は、まず国から導入予定の…

1467 荷主研究者 :2014/12/29(月) 14:49:28

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/579449.html
2014年12/10 22:31、12/11 03:02 北海道新聞
十勝沖にメタンハイドレート 北見工大、存在の可能性高いと発表

 【北見】北見工大は10日、十勝沖約80キロの海域に、次世代資源「メタンハイドレート」が存在する可能性が高いと発表した。11月に実施した海洋調査で判明した。メタンハイドレートは日本周辺の海域に大量に埋蔵するとされており、北見工大は十勝沖で調査を続け、大規模鉱床の発見を目指す計画だ。

 調査は11月22〜25日、北大水産学部の練習船「おしょろ丸」を使って、十勝沖約80キロ、水深約千メートルの海域で実施した。海底から噴出するメタン(天然ガスの主成分)の気泡を約20カ所で観測し、付近で採取した海底堆積物からもメタンの分解過程で生じる炭酸塩の採取に成功した。メタンハイドレートの存在を裏付ける物質とみて、詳しく分析を進める方針だ。

 北見工大の山下聡教授(地盤工学)は今回の調査結果を踏まえ、「十勝沖で、メタンハイドレートが存在する可能性が非常に高いことを示している」と説明した。<どうしん電子版に全文掲載>

1469 とはずがたり :2014/12/30(火) 18:31:39
>>1468-1469

エコパワー
会社概要
沿革
http://www.eco-power.co.jp/enkaku.html
1997年(平成9年)
7月 エコ・パワー株式会社設立 (資本金 4000万円東京都千代田区丸の内)
第三者割当により増資 (資本金 14億4015万円)
9月 第三者割当により増資 (資本金 17億4015万円 (株)荏原製作所が筆頭株主となる)
((株)たちかわ風力発電研究所及び(株)えりも風力発電研究所に資本参加)

出資法人株主(下記 五十音順)
http://www.eco-power.co.jp/gaiyo.html
アサヒビール株式会社 オリックス株式会社 関西電力株式会社
興銀リース株式会社 コスモエンジニアリング株式会社 コスモ石油株式会社
双日株式会社 東京海上日動火災保険株式会社 豊田通商株式会社
株式会社日本経済新聞社 野村ホールディングス株式会社 株式会社フィデアベンチャーキャピタル
丸紅株式会社 株式会社みずほ銀行 みずほ証券プリンシパルインベストメント株式会社
株式会社三井住友銀行 三井住友信託銀行株式会社 森ビル株式会社

小島剛
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B3%B6%E5%89%9B

1991年、顧客の家具会社の依頼で商談に赴いたデンマークで、同地の風力発電の実情を目にした小島は、帰国後に風力発電機の販売会社「エコロジー・コーポレーション」を設立、社員2名での起業であったが[10]、日本の風土は風力発電に不向きとの定説がある中で自治体を中心に販売実績を伸ばした[11]。1997年7月には発電事業を行う「エコ・パワー」を設立、荏原製作所や日本興業銀行他15社の出資を受け事業を拡大した。1999年時点で日本に設置された風力発電機のうち4割がエコ・パワーによるものであり[12]、小島は日本における風力発電の第一人者として、後発企業の注視を受ける存在となっていた[2]。1999年には自伝も出版された。

しかしその背後で、小島の影響力は徐々に低下していた。エコ・パワー設立後の1997年以降は大手金融機関の破綻が頻発し、資金調達に困難が生じていたことから、小島は荏原製作所の債務保証を受ける代わりに、エコ・パワーを荏原製作所66%保有の子会社とし、小島は副社長に退いた[13]。同時期、風力発電事業は大手が参入し始めており、エコ・パワーは契約の不備を突かれて既に確保していた発電適地を他社に奪われる、といった問題が頻発していた。こうした問題を法的手続きに出て解決しようとする小島の方針は親会社となった荏原製作所の意向と合致せず、2000年に小島はエコ・パワーの副社長を解任される[2]。

2001年、小島は「オフィス・エコロジー」を設立し、風車事業の継続を試みた(海外の中古風車の販売など)ものの、市場にあわなかったこと、そして資金力の弱い新会社は大手に太刀打ちできず、業界で小島の名が挙がることは少なくなった。小島は体調を崩して入退院を繰り返す状態となり、2007年末、オフィス・エコロジーは閉鎖を余儀なくされた。>[2]。
2010年、「エコロジーマネジメント」を設立する。風力事業を離れ、ビルの省エネビジネスの展開を試みるが、現在として実態あるビジネスに至っていないようである。2012年になり小島は社長から会長となり新業態を目指しているようである。

1471 荷主研究者 :2014/12/31(水) 15:52:59

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141226_6
2014/12/26 岩手日報
波力発電、釜石で開発 東大・東北大と連携し実用化へ
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 釜石市平田(へいた)の釜石・大槌地域産業育成センター(理事長・野田武則釜石市長)は東京大、東北大などと連携し本年度から4年間、波力発電の新技術開発に向けた研究に取り組む。独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業委託を受け、「リニア式波力発電システム」の2020年以降の実用化へ向けた研究を進める。同市海域は国の海洋エネルギー実証フィールドの候補地ともなっており、実証研究と合わせ海洋エネルギーの先進技術の発信拠点として大きな役割を担う。

 同研究はNEDOが公募した次世代海洋エネルギー発電技術研究開発事業の一環。事業費は2017年度までの4年間で約7億円。

 スペイン企業が開発したリニア式発電機を使い、波で浮体が上下運動する力を活用して発電するシステムを開発する。発電機内の金属棒の直線の動きをそのまま電気変換するため、歯車を必要とする回転式モーターと比べて部品が少なくメンテナンス費用が低いなどのメリットがある。

 現在、実証試験段階にある波力発電の発電コストは1キロワット時当たり52〜72円と他の再生可能エネルギーに比べて高いが、同研究では20年以降の事業化段階で同20円以下に抑えることを目標にしている。

1472 とはずがたり :2015/01/03(土) 15:52:10

本当に自然エネルギーの導入をしたいんなら文句を付ける前に神奈川県全体で太陽光発電で出た余剰電力を蓄積出来る様なスマート送電罔構想でもぶち上げるべきだ。県営の水力発電所を改修したりして揚水発電機能の付与とか出来ないのかねぇ??

「断固反対」と神奈川県知事…太陽光発電見直し
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141225-OYT1T50051.html
2014年12月25日 13時10分

 黒岩祐治・神奈川県知事は24日の定例記者会見で、従来は大規模発電所などに限られていた太陽光発電の出力制限対象に家庭用も加えるとした政府の見直し策について、「太陽光発電の普及にブレーキがかかる。断固反対だ」と述べ、近く国に撤回を要請する考えを明らかにした。

 太陽光発電普及は、知事の公約の一つ。県は2017年度までの導入目標を230万キロ・ワットとしている。知事は「こういう改悪をされると、我々が作っている全てのビジョンを根本から見直さざるを得ない」と話した。

2014年12月25日 13時10分

1473 荷主研究者 :2015/01/17(土) 15:38:14

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150110_12004.html
2015年01月10日土曜日 河北新報
仙台・泉料金所跡にメガソーラー 3月始動

東北道泉本線検札所跡地に建設中のメガソーラー。泉パーキングエリア近くの上り線に隣接する

 東日本高速道路(東京)が仙台市泉区の東北自動車道泉本線料金所(検札所)跡地に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を設置することが9日、分かった。同社初のメガソーラーで、東北電力に全量を売電する方針。2014年9月から建設を進めており、ことし3月の利用開始を目指している。

 東北道泉パーキングエリア近くの上り線に隣接する敷地2万平方メートルに、光の反射を抑えるパネル計5664枚を設置する。出力は1000キロワット。年間発電量は128万8000キロワット時で、一般家庭360世帯分の消費量に相当する。総事業費は4億円を見込む。

 敷地は04年11月に廃止された検札所跡地で、同社の所有地。舗装されているため整備費が少なく済むほか、年間を通じて日射量が確保できることから、メガソーラー設置の適地と判断した。

 同社は12年12月、国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度に申請。13年3月に東北電に売電を申し込んだ。14年6月に事業内容を盛り込んだ開発事業計画書などを仙台市に提出。同8月に市と協定を結び、本格工事に入った。太陽光パネルの設置は完了し、今月9日に東北電と電力需給契約書を交わした。

 メガソーラーの設置は、同社が力を入れる環境負荷低減策の一環。新設のインターチェンジや休憩施設では小型の太陽光発電設備を設置し、料金所やトイレの一部電力を賄うなど取り組みが広がる。

 同社は「東日本大震災からの復興にも寄与できると判断した。電力の安定供給に貢献したい」と説明する。

1474 とはずがたり :2015/01/20(火) 15:17:44
>太陽光発電以外で注目されるのはバイオマス発電である。…しかし、資源が広い地域に分散しているため、収集・運搬・管理にコストがかかるという課題がある。このため、日本では総発電量の0.5%を占めるに過ぎない。

>15年5月には北海道苫小牧で、三井物産による発電規模約5.8MWの木質バイオマス発電所が完成する。…また、15年度中には同じく北海道の下川町、江別市、青森県平川市、岩手県野田村、山形県鶴岡市、神奈川県川崎市など、多くの発電所が稼働開始する予定だ。


2015年の再エネ 歩みは鈍いが着実に普及へ 注目はバイオマス発電
http://economic.jp/?p=44895
2015年01月03日 11:21

原発問題をかかえる我が国では、早急な導入が求められている。しかしながら、資源エネルギー庁の調べでは、2012年度の我が国の総発電量位占める再生可能エネルギーの割合はまだ1.6%と少ない

 資源エネルギー庁によると、再生可能エネルギーとは、法律で「エネルギー源として永続的に利用することができると認められるもの」として、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他の自然界に存在する熱、バイオマスが規定されている。
 
 原発問題をかかえる我が国では、早急な導入が求められている。しかしながら、同庁の調べでは、2012年度の我が国の総発電量位占める再生可能エネルギーの割合はまだ1.6%と少ない。とはいえ、2003年度の0.6%と比べると穏やかではあるが着実に増加している。

 これら再エネの中で、普及率も地名度の一番高いのが太陽光発電だ。再エネが占める電力量1.6%のうち、太陽光発電は0.4%を占めており、前年度の0.2%の2倍となっている。また、11年度から12年度への再エネ発電量の増加分のほとんどが太陽光発電なのである。さらに、日本政策金融公庫によると、2013年度の農林水産事業の再生可能エネルギー関連融資総額126億円のうち、太陽光発電が79.3%と大半を占めたという。このように、再生可能エネルギーの中でも、将来性は他の追従を許さない。2015年も多くの発電所、およびプロジェクトが稼働開始する。

 太陽光発電以外で注目されるのはバイオマス発電である。この発電方式は、家畜排泄物、稲ワラ、林地残材など、国内の農産漁村に存在するバイオマス資源を利活用できるメリットがある。しかし、資源が広い地域に分散しているため、収集・運搬・管理にコストがかかるという課題がある。このため、日本では総発電量の0.5%を占めるに過ぎない。

 ところが、14年あたりから、先行する太陽光を追い上げようとする動きができてきている。15年5月には北海道苫小牧で、三井物産による発電規模約5.8MWの木質バイオマス発電所が完成する(>>1388・三井物産40%・住友林業20%・イワクラ20%・北海道ガス20%)。この規模は、前述したコストの問題から小規模な発電所が多いバイオマス発電の中では、最大規模と言ってよい。また、15年度中には同じく北海道の下川町(>>1093ぐらい)、江別市(>>692>>1124>>1183王子HD/25MW)、青森県平川市(>>919-920・津軽バイオマスエナジー=環境保全・6.25MW)、岩手県野田村(>>1305・14MW・日本紙パルプ商事)、山形県鶴岡市(>>1281・鶴岡バイオマス=トーセン・2.5MW[売電2.0MW])、神奈川県川崎市(>>723昭シェル・15/12・49MW)など、多くの発電所が稼働開始する予定だ。

 さらに、東芝と神戸製鋼所が兵庫県南あわじ市で14年度末まで、風力・太陽熱・バイオマスを組み合わせた発電システムの実証試験を開始している。これは、風力・太陽熱・バイオマスを熱エネルギー源として組み合わせ、沸点の低い熱媒体を加熱し、蒸発させて生成する蒸気でタービンを回すことにより発電するというものだ。自然条件の変化にかかわらず、安定した電力に加え、温水の供給を可能にするという。まだ、実証が終わっていない段階であるため、詳しいことはわからないが、実証実験が成功すれば、もちろん再エネの今後に良い影響を与えることは間違いない。

 一方、風力発電にも拡大傾向がみられる。矢野経済研究所によると、国内の2011〜2013年度の風力発電システム市場規模は年間200〜300億円程度と低迷した。しかし、2014年度に740億円まで回復し、15年度には1000 億円を超える。その後も新規導入量の増加に伴って堅調な市場成長が続き、2020度には 2013年度の約10倍の規模、2800億円まで拡大すると予測している。

 政府のFIT見直しによって、このところ足止めをくっているように見える再エネだが、15年以降も再エネは、歩みは鈍いが着実に拡大すると思われる。(編集担当:慶尾六郎)

1475 荷主研究者 :2015/01/24(土) 14:43:58

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150117_22037.html
2015年01月17日土曜日 河北新報
鉄道林間伐材利用 八戸でバイオマス発電

協定調印式で握手する(右から)小林市長、安藤社長、馬場良夫青森県商工労働部長

 住友林業と住友大阪セメント、JR東日本(いずれも東京)は、鉄道林の間伐材などを利用したバイオマス発電所を八戸市に建設することを決め、16日、市、青森県と立地協定を結んだ。6月に着工し、2017年12月の営業運転開始を目指す。

 3社が設立した新会社「八戸バイオマス発電」が発電所を運営する。八戸港に近い同市河原木の約3ヘクタールの用地に施設を建設。出力1万2000キロワットで、年間発電量は一般家庭約1万7000世帯分の年間使用量に相当する。投資額は約60億円。

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し、東北電力などに売電する。燃料の木質チップには青森県内の間伐材、鉄道林の間伐材、海外のパームヤシ殻など年間計13万トンを使う。

 住友林業グループのバイオマス発電所は、川崎市や北海道紋別市に続き国内4カ所目となる。3社による発電事業は今回が初めてで、住友林業が事業を統括し、燃料の集荷を引き受ける。

 住友大阪セメントは発電所の設計や運営を担うほか、子会社の八戸セメント(八戸市)で燃料の焼却灰を受け入れる。JR東日本はこれまで廃棄していた鉄道林の間伐材を供給する。同社が再生エネルギー事業に携わるのは初めてという。

 八戸バイオマス発電の安藤祥一社長は八戸市役所であった協定調印式終了後に記者会見し、「異なる強みを持った3社が集まって実現した共同事業。地域の経済発展や雇用の創出に尽力する」と述べた。小林真市長は「林業の振興や港の活用などにつながり、地元の経済に与える影響は大きい。県と連携し最大限の支援をしたい」と語った。

1476 とはずがたり :2015/01/27(火) 12:42:26

南大隅ウィンドファーム(2003年から2004年にかけて運開)J-POWER(電源開発)グループが運営J-POWER(電源開発)グループが運営
●北側の10基を「根占(ねじめ)発電所」
●南側の10基を「佐多発電所」

2014年06月10日 15時00分 更新
本州最南端の風力発電所でトラブル相次ぐ、タワーの損傷やカバーの脱落
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1406/10/news023.html

鹿児島県の南大隅町にある大規模な風力発電所でトラブルが続いている。5月下旬に20基ある大型風車のうち1基のタワーに損傷が見つかった2週間後に、別の1基から発電機のカバーが脱落して地上に落下した。事業者が原因を調査中だが、今のところ特定できていない。
[石田雅也,スマートジャパン]

 J-POWER(電源開発)グループが運営する「南大隅ウィンドファーム」で6月2日に、1基の風力発電機からカバーが脱落して地上に落下するトラブルが発生した。幸い人家に被害は出なかったが、2週間前の5月21日には同じ風力発電所の別の1基で損傷が見つかったばかりである。発電所を運営するJ-POWERグループの南九州ウィンド・パワーが原因を調査中だ。

 南大隅ウィンドファームは鹿児島県の最南端に位置する南大隅町で2003年から2004年にかけて運転を開始した。合計20基の大型風車を牧場の中の2カ所に配置して、北側の10基を「根占(ねじめ)発電所」、南側の10基を「佐多発電所」として運営している(図1)。風車は直径60メートルの大きさで、1基あたり1.3MW(メガワット)の発電能力がある。

 20基のうちトラブルが発生したのは根占発電所の2基だ。6月2日にカバーが脱落したのは4号機で、5月21日に損傷が見つかったのは7号機である(図2)。現在のところ事業者から詳しい内容は発表されていないが、経済産業省が5月30日に開催した委員会の中で7号機の損傷について概要が報告されている。

 その報告資料によると、7号機のタワーの地上40メートルあたりの南側半分に筋状の傷があって、上下10センチ程度の幅で内側にへこんでいた。傷が生じた場所から下に約50センチの部分はタワーの溶接部にあたり、2003年の建設時に不具合による補修を施した経緯がある。この補修が損傷の原因になった可能性もあるようだ。

 発電所の保守要員が定期巡視によって7号機のタワーに傷がないことを最後に確認したのは4月7日だったことから、それ以降の約1カ月半のあいだに損傷が発生したと推定されている。根占発電所の10基は運転を停止して原因を調査中で、事業者からの詳細な報告が待たれる。

1477 とはずがたり :2015/01/27(火) 12:45:33
●太鼓山風力発電所…京都府が環境対策を推進する一環で建設・2001年11月運開・出力:750kW*6=4.5MW・年間発電量:855万kWh/年・総事業費:約15億円・風車落下事故原因:通常の金属疲労のように材料の耐久性の問題ではなくて、風の乱れによる荷重の超過が原因になった可能性が大きいと考えられている

2013年09月11日 15時00分 更新
京都の風車落下事故で異常な事態、6基のうち5基に亀裂
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1309/11/news022.html

京都府の「太鼓山風力発電所」で3月に発生した風車落下事故の詳細が次第に明らかになってきた。稼働していた6基の風車のうち、事故機を含む5基で亀裂が見つかった。運転開始から12年しか経過していないため、一般的な金属疲労ではなく、風の乱れによる荷重超過が原因とみられている。
[石田雅也,スマートジャパン]

 京都府の文化環境部が運営する「太鼓山(たいこやま)風力発電所」で風車の落下事故が発生したのは、2013年3月12日(火)の19時32分ごろと推定されている。6基ある風車のうちの3号機が丸ごと地上に落下した(図1)。

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図1 落下後の状況。出典:京都府文化環境部

 落下後の様子を見ると、4月7日に三重県の「ウインドパーク笠取発電所>>649>>652>>653」で起こった落下事故と似た状態であることがわかる。さらに同様の事故は続き、9月5日には北海道の「苫前グリーンヒルウインドパーク>>733」でも風車が落下した。風力発電の安全性に大きな不安が生じている。

 事故原因の究明が急がれる状況にあって、ウインドパーク笠取では防止策を含めて対応が進み、7月から部分的に運転を再開した。ところが太鼓山風力の場合は事故から6カ月が経過しても原因を特定するに至っていない。しかも事故機を含めて6基のうち5基で同様の部分に亀裂が見つかる異常な事態が起こっている。

「京都議定書」の採択を機に建設

 太鼓山風力発電所は日本海に面した丹後半島にある(図2)。半島の中では最も高い標高683メートルの太鼓山の山頂付近に建てられている。世界の温室効果ガスの削減目標を定めた「京都議定書」が1997年に採択されたことを受けて、京都府が環境対策を推進する一環で建設したもので、2001年11月に運転を開始した。

 風車の直径は50メートルあり、1基あたりの発電能力は750kWである。同じ仕様の6基の風車で構成して、合計4.5MW(メガワット)の規模で12年近く発電を続けてきた(図3)。年間の発電量は855万kWhになり、一般家庭で2400世帯分の電力を供給することができる。総事業費は約15億円かかっている。

事故の直前まで600kWの発電を続ける

 事故が発生した3月12日の19時台には、最大で20メートル/秒の強い風が吹いていた。ただし、この程度の風速は日常的に発生するもので、発電設備に影響が出ることは考えにくい。製造元(オランダのラガウェイ社)の仕様では、60メートル/秒の風速まで耐えられる構造になっている。

1478 とはずがたり :2015/01/27(火) 12:45:58
>>1477-1478
 太鼓山に設置した風車は回転数が毎分25回転を超えると停止状態に移行するように設計されている。実際に事故が起こる直前の3号機では25回転に近い状況が続き、途中で3分間ほど停止状態になったことが記録されているものの、再び回転を始めて600kW程度の発電を続けていた(図4)。ところが回転を再開してから15分後の19時32分に突然警報を発して、発電量がゼロになってしまった。

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図4 事故を起こした3号機の風況と運転状況。出典:京都府文化環境部

 翌朝になって地上に落下している状態で発見された3号機は、風車の羽根の部分(ブレード)と発電機を含む中核の部分(ナセル)が一体のまま、高さが46メートルある支柱(タワー)の最上部から破断していた。ちょうどナセルをタワーの最上部に溶接したあたりで亀裂が生じている(図5)。ナセルは1基で38トンの重さがある。
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図5 風車とタワーの破断状況。出典:京都府文化環境部

事故機のほかにも深さ8ミリの亀裂

 事故原因を究明する専門家会議が5月12日と8月4日の2回にわたって検討した結果によると、破断の原因は強い力を継続的に受けたことによる「疲労」とみなされている。ただし通常の金属疲労のように材料の耐久性の問題ではなくて、風の乱れによる荷重の超過が原因になった可能性が大きいと考えられている。もしそうだとすれば、常に不規則な風にさらされる風力発電設備の安全性が問われることになる。

 8月4日の第2回会議の資料が9月に入ってから京都府のウェブサイトで公開された。その資料には驚くべき事実が含まれている。事故を起こした3号機のほかにも、4基の設備で同様の部分に亀裂が見つかっている(図6)。亀裂が入っていなかったのは1号機だけである。

 特に5号機は長さが2.3メートル、深さが最大8ミリの亀裂が入っていて危険な状態にあるため、早急に設備を降下させなくてはならない状況だ。いずれの亀裂も外面の鉄板に生じたものだが、鉄板の厚さは10ミリしかない。

 今後の焦点は、風の乱れによる荷重が破断を引き起こした原因として特定できるかどうかである。第3回目の専門家会議が9月下旬から10月上旬に開催される予定で、それまでに構造解析を進めて評価結果をまとめることにしている。その結果によっては全国各地の風力発電設備で「疲労対策」を早期に実施する必要がある。京都府には迅速な情報公開が求められる。

1479 とはずがたり :2015/01/27(火) 12:49:14
>>649>>652>>653
>風車を制御する部品の一部が硬度の低い素材で製造されていて、異常な摩耗が生じていたことが原因だった。さらに風車の過剰な回転を防止する安全機能が不完全だったことも判明した。

2013年06月21日 09時00分 更新
自然エネルギー:
風車落下事故の全容が明らかに、アルミ合金製の部品が硬度不足
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1306/21/news024.html

三重県の青山高原で4月に発生した大型風車の破損・落下事故に関して、事業者のシーテックが調査結果の最終報告書を公表した。風車を制御する部品の一部が硬度の低い素材で製造されていて、異常な摩耗が生じていたことが原因だった。さらに風車の過剰な回転を防止する安全機能が不完全だったことも判明した。
[石田雅也,スマートジャパン]

 国内有数の規模を誇る「ウインドパーク笠取発電所」で4月7日(日)に発生した大型風車の破損・落下事故は、関係者のみならず全国の事業者や自治体に大きな衝撃を与えた。事故発生から2か月あまり経過して、発電所を運営するシーテックが専門家を交えた事故調査委員会の最終報告書を公表した。事故原因の分析結果と対策の実施状況が明らかになった。

 ウインドパーク笠取は三重県の津市と伊賀市にまたがる青山高原の一帯に、出力2MW(メガワット)の大型風車19機を配置した大規模な風力発電所である(図1)。このうち最も東側にある19号機で、4月7日の午後に事故が発生した。

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図1 「ウインドパーク笠取発電所」の配置。出典:シーテック
 事故が起きた当時は発達した低気圧が通過中で、瞬間風速が毎秒40メートルを超える猛烈な風が吹き荒れていた。その強風にあおられて、直径83メートルの風車が破損し、発電設備ごと地上に落下してしまった。3枚ある風車の羽根(ブレード)は分断され、60メートル先まで飛び散っている(図2)。幸いなことに高原の中で人家に被害はなかった。

風車が毎秒1回転する危険な状態に

 一般的に風力発電設備は3つの主要な装置で構成する。発電機を内蔵した「ナセル」を中核に、風を受けて回転する「ブレード」と、ナセルの支柱になる「タワー」である(図3)。事故が起きた19号機では、タワーだけを残して、ナセルとブレードが引きちぎられたような状態で落下していた(図4)。

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図3 風力発電設備の構成。出典:シーテック

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図4 風力発電設備の破損・落下状況。出典:シーテック

 当日の稼働状況を見ると、最初にアラームが出たのは昼の12時28分である(図5)。ウインドパーク笠取の風力発電設備では、3秒間の平均風速が毎秒30メートルを超えるか、10分間の平均風速が毎秒25メートルを超えると、運転停止状態に移行するようになっている。ブレードを風下側にほぼ90度回転させることで、風車が回らないようにする。

1480 とはずがたり :2015/01/27(火) 12:49:36
>>1479-1480
 実際にアラームを受けてブレードは運転停止状態に移行し、その後も風速に合わせてブレードの向きを適正に制御できていた。問題が発生したのは夕方の16時01分で、ブレードの1つが運転停止状態(フェザリング・モード)から通常の運転状態(ファイン・モード)に戻り、風車が回転を始めてしまった。

 続いて残りの2つのブレードも運転状態に移って、16時36分に発電機が過回転を起こす。その直後に安全装置が作動したものの、発電機を内蔵したナセルに異常な振動が起こり、16時37分には地上の変圧器が故障して電力が遮断された。この直前にナセルやブレードが落下したと考えられる。

 3枚のブレードの状況を見ると、異常が検知された16時01分に「ブレード1」の向きが運転停止状態の90度から変化し始めて、風車が回り出した(図6)。その後に「ブレード2」と「ブレード3」も90度の状態を維持できなくなり、風車の回転数がどんどん上がって、問題の16時36分には1分あたり19回転を超える「過回転」の状態に突入した。

 ブレードやナセルが落下する直前には毎分57回転を超え、ほぼ1秒で1回転する危険な状況が起きていた。直径83メートルもある大型の風車が1秒間に1回転する光景は想像を絶するものがある。

 風圧に加えて過剰な回転による揚力が生じた結果、ブレードがタワーの方向に傾いてタワーに接触した。その衝撃でナセルとタワーの接合部分が破損して、ブレードとナセルが脱落したものと推定されている。

過回転を防止するはずの制御装置にも不具合

 事故機を検証した結果、別の重大な問題点も見つかった。風車の過回転を防止するために、1分間に3回転を超えると、回転数を抑えるための制御装置が働くことになっている。ところが、この装置も機能しなかった。

 風速によって過回転を防止するはずの制御装置が、実はピッチモーターブレーキからのデータをもとに作動するように設計されていた。事故当時はピッチモーターブレーキに異常が生じていたために、肝心の制御機能が働かず、風車が異常な速さで回転を続けてしまった。

 この問題点を解決する対策として、発電機を応用した新しい制御方法を追加することにした。モーターを使って発電機に逆方向のトルクを発生させて、回転数を抑える仕組みだ(図9)。従来のピッチモーターブレーキによる制御と合わせて、今後は2通りの方法で過回転を防止できるようになる。

 シーテックは事故の原因になったピッチモーターブレーキの安全対策と過回転防止機能の追加を6月中に完了させる予定である。事故機だけではなくウインドパーク笠取の19機すべてを対象に実施する(図10)。

 事故原因の分析と安全対策の実施をもとに、これから運転再開の時期を検討することになる。事前に地元の自治体や住民の理解を得る必要があり、難航することも予想される。風力発電は将来に向けた再生可能エネルギーとして期待が大きいだけに、万全の体制で運転を再開して、安定した稼働状態が長期にわたって続くことを願いたい。

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図10 事故防止対策の実施状況。出典:シーテック

1482 とはずがたり :2015/01/29(木) 18:32:58
太陽光に比べて変動の少ない水力発電は拒否はより難しくせなあかんやろ。。

制度の不備を突いて太陽光の申請量=見切り発車で確保量を実現量として最大限利用してまともな小水力等の再生エネがこれ以上増えるのを防ぐ酷い手だったが電力会社としては原発再稼働してガンガン稼ぎたいから制度設計上許された方策で経産省の制度設計が悪いね。。

日本農業新聞 e農ネット - [波紋 再エネ契約中断 上]
小水力 米農家支援 足踏み 山形県酒田市、高知県香美市
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=30287
2014年10月15日

 電力5社(北海道、東北、四国、九州、沖縄)が、小水力や太陽光など再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく契約の受け付けを中断したのを受け、売電を計画していた農山村地域に波紋が広がっている。契約できない事態になれば、見込んでいた売電収益が得られないからだ。現場の実情を報告する。

・実現へ時間 計画後手に

 山形県酒田市の日向川土地改良区。農業用水を活用した出力118キロワットの小水力発電施設を整備しようと、2年前から準備してきた。今年度末にも東北電力と買取契約を完了する。そんな見通しが立った矢先、新規契約の一時中断を突きつけられた。…

日向川から取水した農業用水を約5600ヘクタールに供給する土地改良区は、その水資源に着目。総工事費約4億円をかけ、発電施設を整備する計画を打ち出した。工事費の85%を国や県、市町村が負担し、残り15%を土地改良区が金融機関からの融資で捻出する。既に県が事業主体となり施設の詳細設計にも入った。

 売電収入は年間約2200万円を見込む。…売電収入を土地改良区の施設の維持・管理に充て、農家負担を少しでも減らしたいと、長い時間を費やし計画を具体化してきたのだ。富樫理事長は「これから地域で小水力を導入しようと考える農業者が萎縮しかねない」と不安視する。

 東北電力が新規契約を一時中断したのは、出力50キロワット以上の発電設備だ。管内の再エネ発電設備の認定量(5月末時点)が1149万キロワットに達し(た)…からだ。

 背景には太陽光発電設備の急増がある。実際に認定量の93%を太陽光が占める。約半年で簡単に建設できるとあって、契約の申し込みが殺到した。これに対し、小水力は水路に合った専用の発電機を設計・製作しなければならない。後手に回らざるを得ないのだ。

 小水力での発電が見込める量が全国8位の山形県は「太陽光の急増で出はなをくじかれた。小水力の場合、計画から最低でも2年はかかる」(農村整備課)と指摘する。農業用水路などを活用した小水力発電を2016年度までに計1400キロワット整備する目標を掲げ、100地点の発電候補地の選定と優先順位づけに取り組むだけに、危機感が強い。

 他の電力会社管内でも、小水力発電の計画に支障が出ている。中国四国農政局によると、四国で計画中の4カ所のうち愛媛県西条市、高知県香美市の2カ所が契約申請前にある。

 その一つ、香美市の山田堰井筋土地改良区は、16年の運用開始を目指し、出力90キロワットの発電施設の設計を発注しようとしていたところだった。売電収入は年間1200万〜1300万円を見込み、水利施設の補修費や人件費の一部に充てたいと準備してきたという。

 植野寛事務局長は「小水力発電は、地域の水を守る公共の意味合いが強い。その点を十分に考慮し、計画通りに進むよう、対応してほしい」と訴える。

1483 とはずがたり :2015/01/29(木) 18:33:25

日本農業新聞 e農ネット - [波紋 再エネ契約中断 中] 太陽光発電 収益消えJA痛手 個人参入も経営に影響 九州
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=30294
2014年10月16日

 太陽光など再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく契約の受け付けを中断するとの発表を受け、揺れているのは九州も同様だ。新規契約を予定していたJAでは、契約ができない事態となった場合、見込んでいた売電収益が得られなくなると懸念が広がる。個人で発電を予定していた農家の経営悪化にもつながる恐れがあり、支援を求める声が上がっている。

 九州では、日照時間が長く、土地を比較的安価に購入できるなどの利点から太陽光発電が急速に普及。3月末時点で既に稼働している太陽光発電の設備容量は全国の2割を占める。

 そんな中、衝撃が走った。太陽光発電の契約申し込みが急増したことで九州電力(九電)が9月24日、需給バランスが崩れ、電力の安定供給に支障が出る恐れがあるとして、同25日から契約を中断すると発表。中断の対象は、新規申し込みのうち10キロワット以上の発電設備と、申し込みは済ませたが契約に至っていない設備とした。

 唐突な九電側の発表に、九州のJAからは不安と憤りの声が相次いでいる。佐賀県JAさがの大野慶彰管理部次長は「寝耳に水だ。事前の説明がなかったので対応のしようがない」と困惑を隠せない。太陽光発電に取り組もうと準備を進めるJAは少なくないだけに影響は大きいという。

 JAでは、固定価格買取制度が始まった2012年7月以降、本格的に太陽光発電を開始。子会社の「JAライフサポートさが」、JA全農と三菱商事などの合弁会社「JAMCソーラーエナジー合同会社」と連携し、農業用倉庫や空き支所の屋根などに発電パネルを設置、管内17カ所で売電や施設の建設に着手している。

 既に契約済みの17カ所には影響がないものの、15年度までに新たに売電を始める予定だった複数の施設は、計画が頓挫する事態に発展。大野次長は「大きな痛手だ」と漏らす。
 JAライフサポートさがの中尾康博常務は「法律に基づく制度なのに、(所管省庁の)経済産業省から何の説明もない」と国の対応を批判。九電に対しては「あまりにも一方的。1日も早く契約中断を解除してほしい」と強く要望する。

 契約中断の影響はJAだけにとどまらない。個人で発電を予定していた農家もあるだけに「もし、パネルの設置費用などの資金を借り入れていた場合、九電が契約を保留している間に返済が始まれば、どうしようもなくなる」(九州のJA)と危惧する声も上がっている。

 九電は、蓄電などをして供給量を調整する場合は個別協議に応じる方針。ただ、蓄電施設の整備などには多額の投資や技術が必要で、導入は難しいのが現状だ。JAさがの大野次長は「蓄電施設の整備に対し、資金・技術面での支援が必要だ」として国の早急な対応を求めている。

1484 とはずがたり :2015/01/29(木) 18:34:02
>>1482-1484

日本農業新聞 e農ネット - [波紋 再エネ契約中断 下] バイオマス発電 プラント建設頓挫 回答保留で導入失速も 北海道
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=30309
2014年10月17日

 北海道東部のJA士幌町は、家畜ふん尿を資源としたバイオマス(生物由来資源)発電の先進地。厄介者を地域の宝に変える取り組みを続けている。それだけに北海道電力(北電)が打ち出した、再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づく新規契約の「回答保留」は、導入を検討する農家に大きな不安を与えている。

 士幌町では、農家がそれぞれの牛舎の近くに専用のバイオガスプラント(発電設備)を建設する「個別型」が普及している。JAが事業主体となり、農家に管理・運営を委託する方式で、現在9戸の農家が導入する。1戸当たり1日の発電量は約1200〜1400キロワット時程度。順調に稼働すれば、売電により15年以内で建設に掛かったコストを回収できる見込みで、再エネの固定買い取り制度が始まって以来、取り組みが広がりつつある。

 今年に入り、さらに4戸が発電設備の建設を検討していたが、北電の回答保留で、見通しが立たない状況となった。
 
 計画の頓挫で、地元農家の川口太一さん(51)は困惑する。JA事業を利用し、来年7月の着工を目指して設計図までできていた。「農水省が2015年度に実施予定の補助事業への申請準備を進めているが、期限内の申請も難しそうだ」と先行きを不安視する。

 バイオガスプラントの最大のメリットは、ふん尿処理の労力が大幅に軽減できること。川口さんが「シャベルでやろうとすれば、3、4時間はかかる」という堆肥化のための切り返し作業も、バイオガスプラントなら牛舎から貯留槽まで自動で処理でき、発酵後にできた液肥は、堆肥に比べて品質が安定し、散布も楽だ。
 
 町のモデル実証事業を活用して、04年に地域に先駆けてプラント1基を建設した鈴木洋一さん(72)は「家畜ふん尿は簡単に調達でき、利用すれば農村の環境改善につながる。士幌が率先して取り組むことで全国に普及する可能性がある」と指摘。バイオマス発電の先進地を自負するだけに、北電の決定で現場への導入が失速しかねないと心配する。

 「回答保留」とした理由について北電は、供給量が一定でない再エネの割合を増やせば電力の安定供給が崩れ、電気の品質にも影響を与えかねないと説明する。

 ただ、バイオマス発電は一年を通して発電量が安定し、天候や季節によって発電量が異なる太陽光や風力とは違う。このためJAは「バイオマス発電の導入が増えても、電気の品質に与える影響はほとんどないのではないか」(畜産部)と北電の姿勢に疑問を投げ掛ける。

 (日影耕造、松本大輔、伊田雄馬が担当しました)

1485 とはずがたり :2015/01/30(金) 14:37:41

迷走する再生エネ買い取り 東北大・新妻氏に聞く
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/business/kahoku_K201501250A0A303X00001_230825.html
河北新報2015年1月25日(日)06:05

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)が曲がり角を迎えた。全量買い取りの原則は崩れ、太陽光や風力発電の抑制拡大を前提に再スタートを切る。今後の再生エネ政策はどうあるべきか。市民による再生エネの広がりに長年取り組む新妻弘明東北大名誉教授(エネルギー・環境学)に聞いた。(聞き手は報道部・村上浩康)

 −FITをめぐる迷走をどう見るか。
 「FITは再生エネ普及の呼び水の意義はあったが、あくまで経過措置にすぎない。経済原理だけに頼るのでなく、再生エネが最大限生かされる社会をつくり上げる手段であり、国や国民は長い目で見ることが肝心だ」
 「メガソーラーなどの太陽光が投機対象となり、必ずしも地元に利益をもたらさない一方で、地域のための事業に取り組む人たちが置き去りになっている。この状況はFIT本来の意味とは違うはずだ」
 −FITに頼らない具体的な方策とは。
 「FITはグリッド(送電系統)連系を前提としているが、原発再稼働や電気料金の引き上げといった大手電力会社の方針に依存している。そうしたリスクに支配されないためには、地域によるエネルギー自給を真剣に考えるべきだ」
 「今後は電力小売り全面自由化、発送電分離が進められる。大手電力による流通エネルギーとは価値観の異なる選択肢として、自給エネルギーの可能性は大いにある。再生エネの比率向上は、必ずしもグリッドにとらわれるものではない」
 −今後の再生エネ政策には何が求められるか。
 「地域のエネルギー自給に対する障壁を取り除くことだ。大企業の先端技術は必要ない。電気の貯蔵や熱利用を含め、地域で扱える技術を開発する地元中小企業への補助金や、企業間の連携を手助けする仕組みがてこ入れになる」
 「国や電力会社、大企業の論理ではない開発の在り方を探るべきだ。供給側からでなく、社会全体を少しずつ変える政策誘導が必要。学生たちには『垣根の先を見据えなさい』と言ってきた。エネ政策も、垣根を越えてどこに行くのかを考えなければならない」

[にいつま・ひろあき]75年東北大大学院工学研究科修了。工学博士。日本地熱学会会長などを歴任し、02年にエネルギーの地産地消「EIMY」(Energy In My Yard=エイミー)を提唱。各地で実践的研究に取り組む。大仙市出身。67歳。

1486 とはずがたり :2015/01/30(金) 15:19:54
2014/02/17
ごみ焼却に伴う冷却水で発電 佐賀市、工場用電力の一部に
ttp://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/70220→既にリンク切れ

 佐賀市は2014年度から、市清掃工場で機械を冷やすために循環させている冷却水を活用した小水力発電に乗り出す。工場で使う電力の一部に充てる。全国でも珍しい試みといい、事業費を14年度一般会計当初予算案に盛り込む。

 市清掃工場では、焼却炉を監視するカメラなどの機器や、ごみを焼却する際に出る熱を利用した発電機を冷やすために、大量の冷却水を循環させている。炉は24時間稼働しており、管の中を毎時400トンの水が流れている。

 熱を帯びた水は、工場上部のクーリングタワーにポンプで引き上げて冷ました後、約27メートル下の地上部分にあるプールに戻す。この落差を利用し、水を降下させる管の途中に水車を設置して発電する。出力は約20キロワット、年間発電量は約12万キロワット時を見込んでおり、一般家庭35世帯の1年分の使用量に相当するという。

 水車や発電機、管の改修に約5千万円かかるが、市循環型社会推進課は「発電した電力を特定規模電気事業者(新電力)に売り、安く買い戻すことで電気代が削減され、10年ほどで取り戻せる」と説明する。

 小水力発電設備関連の企業でつくる全国小水力利用推進協議会(東京)によると、ビルの空調冷却水を利用した発電は東京や福岡で導入例があるが「ごみ焼却場では珍しい」という。市の担当者は「24時間稼働で水量がある程度多くないと費用対効果は薄いが、他の自治体の焼却施設でも導入できるクリーンエネルギー活用策だ」と話す。

=2014/02/17付 西日本新聞朝刊=

1488 荷主研究者 :2015/02/01(日) 12:51:00

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820150121caav.html
2015年01月21日 日刊工業新聞
太陽電池メーカー各社、「4本バスバー」採用広がる−発電量増大、今春新製品相次ぐ

 太陽電池セル表面の太い配線を4本にした「4本バスバー」を採用する太陽電池メーカーが増えてきた。3本バスバーが業界標準となっていたが、中国メーカー系のサンテックパワージャパン(東京都新宿区)は4月、3本バスバーの太陽光パネル全製品を4本バスバーに統一する。リニューアブルエナジーコーポレーション(REC、ノルウェー)も4本バスバーを採用したパネルを今春発売する。北米大手のカナディアンソーラーも切り替えており、バスバーをめぐる性能向上競争が本格化する。(松木喬)

 太陽電池セルの表面には太さの違う2種類の配線がある。太い配線が「バスバー」と呼ばれ、発生した電子を電気として取り出す電極の役割をする。バスバーの本数が多いと電子がバスバーにたどり着く距離が短くなり、発電量が増大する。一方でバスバーが光を遮って受光面積が減るため3本バスバーにこだわるメーカーもある。

 サンテックパワーが発売する4本バスバーの産業用パネルは10ワット以上出力アップし、260ワットとなった。RECは4本バスバーのパネルにセル中央を切断したハーフカットセルも採用する。出力は270ワット以上で、多結晶シリコン製としては最高水準。

 4本バスバーは世界で三菱電機だけが量産し、京セラ、パナソニックともに3本バスバーだ。4本バスバーとは違う配線方式もある。米サンパワーは配線すべてをセル裏面に成形したバックコンタクト式のセルを量産する。セル表面すべてで受光できて発電量が多く、セル変換効率24%は世界トップだ。

1489 とはずがたり :2015/02/02(月) 11:10:19

2015年01月26日 11時00分 更新
下水処理場のバイオガスから水素を生成、燃料電池で700世帯分の電力
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1501/23/news020.html

栃木県の下水処理場で燃料電池による再生可能エネルギーの発電事業が2月1日から始まる。下水の汚泥から発生するバイオガスをもとに、水素を抽出して燃料に利用する。3台の燃料電池を使って700世帯分の電力を供給することができる。年間に約1億円の売電収入を得られる見込みだ。
[石田雅也,スマートジャパン]

 バイオガスによる発電事業を開始するのは、栃木県の下水処理場の中で処理量が最大の「鬼怒川上流流域下水道 県央浄化センター」である(図1)。下水処理の過程で発生するバイオガス(消化ガス)から水素を抽出して、燃料電池で発電する方式を採用した。火力によるバイオマス発電と違って排気ガスが出ることもなく、バイオガスと水素によるCO2フリーの電力源になる。

 1台あたり105kWの発電能力がある燃料電池を3台導入した。年間の発電量は252万kWhになり、一般家庭で700世帯分の使用量に相当する。発電した電力は固定価格買取制度を通じて売電する計画で、年間に約1億円の収入を見込んでいる(図2)。下水の汚泥からバイオガスを生成する方式では全国で初めて固定価格買取制度の認定を受けた。

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図2 バイオガス発電の事業効果。出典:栃木県県土整備部

 バイオガスは都市ガスと同様に成分の主体がメタンガス(CH4)で、改質器を通して水素(H2)を作り出すことができる(図3)。この処理場では下水の汚泥から年間に約130万立方メートルのバイオガスが発生する。従来は処理場内の温水ヒーターの燃料として利用する以外に用途がなく、余剰分は燃焼して廃棄していた。

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図3 バイオガスを利用した燃料電池による発電の仕組み。出典:栃木県県土整備部

 栃木県には7カ所の下水処理場があり、バイオガスと太陽光発電を組み合わせた再生可能エネルギーの導入プロジェクトを2013年度から推進している。県央浄化センターに続いて3カ所でバイオガス発電を実施することが決まっているほか、2カ所でも導入を検討中だ。太陽光発電は6カ所の処理場の屋根を発電事業者に貸し出す。

1490 とはずがたり :2015/02/02(月) 11:38:13

2015.1.6 21:37
関電VS大ガス 都市に埋蔵「下水エネルギー」発掘 自由化備え
http://www.sankei.com/west/news/150106/wst1501060063-n1.html

 都市部の下水が新しいエネルギー源として脚光を浴びている。真冬でも外気温より高いため効率よく温水をつくれるうえ、化石燃料に比べて環境への負荷が少ない点が注目されているためで、関西電力と大阪ガスはそれぞれ、下水の持つ熱や処理過程で発生するガスを活用した事業に取り組んでいる。電力も都市ガスも自由化が進められ、業種の垣根を越えた競争になるのは確実で、両社とも「下水エネ」に期待をこめる。

 関電は、大阪市立大などとともに下水の熱を取り出して温水をつくる熱交換システムを開発した。下水は真冬でも18度程度と外気温より10〜15度程度高いことに着目したもので、下水を冷水が循環するパイプに掛けて熱を取り出す。

 下水が複数のパイプにまんべんなく当たるよう、パイプとパイプの間に樋(とい)の役割をする金属板を取り付けるなどの改良を重ね熱効率を上げた。関電によると、給湯で一般的に使われるガスボイラーに比べ総合効率は約2倍で、年間の運転コストは補助金を含めると6割安いという。

 関電のお客さま本部営業計画グループの中曽康壽担当部長は「都市に張り巡らされた下水道管を利用することで、石油やガスなど化石燃料を使わずに熱を供給できる。環境への負荷を軽減できる」と期待する。大ガスの顧客でもあるホテルやスーパー銭湯などでの採用を目指す。

 一方、大ガスは、下水処理場での汚泥処理過程で生成される可燃性ガスに着目。大気中に放出され、地球温暖化の原因の一つにもなっているが、これを発電に利用すれば化石燃料の消費を抑えることができ、環境対策にもなる。

 恒常的に発生する汚泥からのガスは再生可能エネルギーと定義できるため、このガスを使って発電した電気は固定価格買い取り制度を利用して電力会社に売電することも可能だ。

 大ガスは昨春、子会社を通じ、神戸市の下水処理場でガス発電設備を設置して売電を開始。「ガス発電事業で培った技術やノウハウが生かせる。環境負荷の低減にも貢献したい」と意気込んでいる。

1491 とはずがたり :2015/02/02(月) 11:50:58
いいですなぁ〜。
寧ろこういうサービスは誰かがやって然るべきであったとは思うけど。

2015年01月30日 07時00分 更新
太陽光の電力をNTTグループが買い取り、東京電力の管内から2月に開始
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1501/30/news023.html

太陽光発電の見える化サービスを提供するNTTスマイルエナジーが電力の買い取りサービスを開始する。全国1200社の販売ネットワークを生かして、小売全面自由化が始まるまでに最大50万kWの電力を集める計画だ。固定価格買取制度よりも高く買い取った電力を新電力のエネットに供給する。
[石田雅也,スマートジャパン]

 NTTスマイルエナジーは太陽光発電の見える化サービス「エコめがね」の利用者を対象に、発電した電力を高く買い取る「エコめがねPlus」を全国に展開する計画だ。2月23日に東京電力の管内から開始して、東北と沖縄を除く各地域にも広げていく。2016年4月に始まる電力の小売全面自由化に向けて、新電力のエネットと連携して販売量の拡大を図る。

 全国でエコめがねを利用している太陽光発電設備の出力を合計すると、2015年1月末時点で350MW(メガワット)を超える。さらに2016年3月末までに1000MWまで増やす計画で、このうち半分の500MWの買い取りを目指す。太陽光による発電量がピークになる夏の昼間には、火力発電所の1基分に匹敵する電力を供給することができる。

 住宅用を含めて出力が50kW未満の太陽光発電設備を対象に、発電量の余剰分か全量をプレミアム価格で買い取る。全国に1200社あるエコめがねの販売会社を通じて契約を結び、買取価格も利用者(施主)と販売会社で決定する仕組みだ(図1)。NTTスマイルエナジーから販売会社には定額のプレミアム(価格は非公開)を支払う。

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図1 太陽光発電を対象にしたプレミアム還元スキーム「エコめがねPlus」。出典:NTTスマイルエナジー

 NTTスマイルエナジーはエコめがねで収集した発電量のデータをもとに、エネットに供給できる電力量を事前に予測しながら売電することができる。エコめがねは太陽光発電設備に取り付けたセンサーからインターネット経由で発電量のデータを収集して、発電量の分析や異常の検知を可能にするサービスである(図2)。

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図2 太陽光発電状況の見える化サービス「エコめがね」。出典:NTTスマイルエナジー

 太陽光発電は天候や地域によって発電量にばらつきが生じるため、新電力にとっては電力の調達先として利用しにくい難点がある。NTTスマイルエナジーは地域に広く分散する多数の太陽光発電設備から電力を集めることで、安定した発電量を確保できるようにする考えだ(図3)。

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図3 分散型と集中型による発電量の変動パターン(時間帯別の1日の発電量)。出典:NTTスマイルエナジー

 NTTスマイルエナジーはNTT西日本とオムロンが2011年に共同で設立して、エコめがねを中心にエネルギー分野のサービスを拡大している。電力の供給を受けるエネットはNTTファシリティーズ、東京ガス、大阪ガスの3社で2000年に設立した。新電力で最大の販売量を誇り、小売全面自由化後には家庭向けの販売も開始する見込みである。

1492 とはずがたり :2015/02/04(水) 08:19:03

高知)バイオ発電所、試運転開始 土佐グリーンパワー
http://www.asahi.com/articles/ASH1Y5Q57H1YPLPB00B.html?iref=reca
堀内要明2015年2月3日03時00分

 出光興産(東京)、とさでん交通(高知市)、県森林組合連合会の3者が出資する木質バイオマス発電所「土佐グリーンパワー土佐発電所」が本格的試運転を開始した。利用されないまま放置されている間伐材など「未利用材」を燃料に使うのが特徴だ。

 土佐グリーンパワーによると、発電所は、燃料すべてに県産の未利用材を使い、燃料チップへの破砕や乾燥も発電所内で一体的に行う国内初の施設だという。1月22日には試験送電も始まっており、3月ごろまで、ボイラー出力を上げ下げする負荷変動試験や、含まれる水分が異なる未利用材を投入する燃料変動試験を行う。4月から営業運転に移行する予定だ。

 発電所が使う未利用材は年間7万〜8万トン。年間予想発電量は4千万キロワット時で1万1千世帯分になるという。昨秋に14人の新入社員を雇用し、全従業員は21人となった。間伐材伐採などの林業波及分を含め、計130人の雇用を見込んでいる。

1493 とはずがたり :2015/02/04(水) 19:26:19
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/?q=%BF%B7%BD%D0%B1%C0
>>1434-1437

苦戦する新出雲風力発電所
1月24日に1年2カ月ぶりに全機稼働したが
井田 均(市民エネルギー研究所)
http://www.priee.org/chikyugo/pdf/383/p1820.pdf
「地球号の危機」ニュースレター    No.383
2012年4月20日発行

1494 とはずがたり :2015/02/04(水) 19:39:34
始めの方は酷い原発誘導的なパワポだなぁ(;´Д`)
後ろの方で風力発電誘導的なパワポにはなるんだけど。。

日本の再生可能エネルギーの未来と風力について
http://www.japan.ahk.de/fileadmin/ahk_japan/Dokumente/02_Murakami_METI_.pdf
2013年資源エネルギー庁

1495 荷主研究者 :2015/02/08(日) 13:02:47

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20150206d
2015/02/06 09:31 秋田魁新報
洋上風力発電事業者に丸紅 秋田港と能代港、21年稼働目指す

 秋田県は5日、秋田港と能代港の港湾区域内で洋上風力発電を行う事業者として、丸紅(東京)を選んだと発表した。2015年度から風況調査や環境影響評価(アセスメント)を実施し、事業可能性を検討。早ければ21年の稼働開始を目指す。実現すれば、洋上風力の事業化は県内初で、国内有数の規模となる。

 丸紅を中心に秋田銀行、北都銀行など計5社が出資する特別目的会社(SPC)を設立し、発電事業を行う。対象水域は秋田港3・5平方キロメートル、能代港3・8平方キロメートルで、県が有償で貸し付ける。賃貸料(港湾占用料)は今後検討する。

 計画によると、設置するのは最大出力5千キロワットの風車で、秋田港13基(6万5千キロワット)、能代港16基(8万キロワット)。両港を合わせた最大出力は、県内で現在稼働している陸上風車120基(約15万キロワット)に相当する14万5千キロワットに上る。国内の港湾内の洋上風力発電計画としては、茨城県鹿島港の25万キロワットに次ぐ規模。総事業費は約800億円を見込む。

1496 荷主研究者 :2015/02/08(日) 13:26:45

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150206bcag.html
2015年02月06日 日刊工業新聞
IHIなど、鹿児島市に国内最大級のバイオ燃料用藻類培養設備を建設

 IHI、神戸大学、ネオ・モルガン研究所(川崎市宮前区)は5日、IHIが保有する鹿児島市七ツ島の遊休地に、国内最大級となるバイオ燃料用藻類の屋外培養試験設備を建設すると発表した。規模は約1500平方メートル。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業で、2015年度から運用を始める。航空機用などの安価な藻類バイオ燃料の実用化を目指す。

鹿児島市に建設中の国内最大級のバイオ燃料用藻類屋外培養設備

 神戸大学の榎本平教授が顧問を務めるジーン・アンド・ジーンテクノロジー(大阪府吹田市)が所有する、油分を大量に含む高速増殖型の藻(ボツリオコッカス株)を培養する。

 IHI、神戸大学、ネオ・モルガン研究所の合同会社、IHIネオジーアルジが技術開発に取り組んでおり、13年度には100平方メートル規模での屋外安定培養に成功。今回、大幅にスケールアップする。

 20年にはパームオイル栽培のような数百ヘクタールの実機プラントを海外につくる計画。現状では1リットル当たり500円の生産コストにめどを付けており、将来は同100円以下に引き下げる。

1497 とはずがたり :2015/02/08(日) 23:06:20
2015年02月06日 11時00分 更新
自然エネルギー:風力発電の開発プロジェクトが拡大、東北・北海道を中心に500万kWを超える
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/06/news025.html

1498 とはずがたり :2015/02/08(日) 23:18:16
>>1494

環境アセスについて
・環境アセスの迅速化・短縮は大きな課題。
・各種審査期間の短縮化に加え、環境調査の短縮が可能となるかどうかが鍵か。

【課題①】審査プロセス等の運用改善
<対応策>
○国と自治体の審査の並列化
○審査の合理化(審査顧問会への事業者の参加)
→2012年11月

北海道・東北における系統整備事業
・エネルギー・環境戦略の目標(2030年に現状の約3倍とする(水力を除けば8倍))
の達成には、北海道・東北の一部など、風況の良い地域の活用が不可欠。
・このため、風況が良く風力発電の適地であるものの、送電網が脆弱なため風力発電の導入
が進まない地域を重点整備地区と定め、送電線の整備を推進。
・具体的には、各地域に送電線を整備する特定目的会社を設立。風況を活かし高い発電効率
を得る発電事業者から送電料を徴収し、初期投資の回収をめざす。ただし、その事業化実
現には、現状、避けがたく発生する回収不足分に対し国が補助することが不可欠。

1499 とはずがたり :2015/02/12(木) 18:41:45
***はfc2。どうも大本で書き込み禁止になっているようだ。。

村上岩船沖洋上風力発電プロジェクト
定格出力220MW,想定稼働率35%,年間見込発電量6億7000万kWh=67万MWh,2020年着工・2024年運開予定,着工前に環境影響評価の手続きが必要

2015年02月09日 07時00分 更新
自然エネルギー:日本最大220MWの洋上風力発電所を新潟沖に、44基で18万世帯分の電力
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/09/news028.html

ようやく日本でも大規模な洋上風力発電所の建設プロジェクトが各地で活発になってきた。新潟県の村上市の沖合1〜2キロメートルの海域を対象に合計44基の大型風車を設置する計画が始まる。遠浅の海底に発電設備を固定する着床式を採用して2024年度の運転開始を目指す。
[石田雅也,スマートジャパン]

 村上市は新潟県の最北端にあって、日本海から年間を通して強い風が吹きつける。中でも漁業が盛んな岩船地域の沖合は遠浅で、村上市が洋上風力発電の適地として事業者を募集していた(図1)。

 日立造船を幹事会社とする10社の連合体が事業者に決まり、壮大な建設プロジェクトが動き始める。

 対象の海域は岩船地域の沖合1〜2キロメートルの範囲で、南北に約10キロメートルの長さがある(図2)。水深は10〜35メートルの遠浅だ。現在の計画では1基の発電能力が5MW(メガワット)の大型風車44基を設置する。合計で220MWに達して、これまでに公表された洋上風力発電プロジェクトでは国内で最大の規模になる。

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図2 洋上風力発電の対象海域。出典:村上市環境課

 年間の発電量は6億7000万kWhに達する見込みだ。一般家庭の使用量に換算すると18万6000世帯分になり、村上市の総世帯数(約2万2000世帯)の8倍以上に相当する。設備利用率(発電能力に対する実際の発電量)は洋上風力の標準値を上回る35%を想定している。

 日立造船をはじめとする連合体は事業の実現性を検討したうえで、2015年度中に特別目的会社を設立する予定だ。5年後の2020年4月に着工して、2024年度中の運転開始を目指す。着工前に環境影響評価の手続きが必要で、漁業を含めて地域の自然環境に悪影響を及ぼさないことが前提になる。

 プロジェクトに参加する10社には日本を代表する有力企業が並ぶ(図3)。発電設備の中核になる風車は日立製作所が担当する。日立製作所は洋上風力を対象にした5MWの発電システムを開発中で、2015年度中に販売を開始する予定になっている。この新機種を村上市のプロジェクトでも採用する見通しだ。

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図3 プロジェクトの参加メンバー。出典:日立造船ほか

 2014年度から固定価格買取制度に洋上風力の買取価格が新設されたことで、大規模な開発計画が全国各地に広がってきた(図4)。その大半は陸に近い港湾区域内に発電設備を展開する。商用の洋上風力発電で港湾区域の外に建設する例は、現在のところ村上市のほかに山口県の下関市で計画中のプロジェクトがある。

http://tohazugatali.web.***.com/epower/l_furyoku4_sj.jpg
図4 進行中の洋上風力発電計画(2015年1月時点。)。出典:資源エネルギー庁

 ただし下関市のケースでは地元の反対によって計画が難航している。村上市の場合は自治体を中心に漁業関係者の調整も進んでいて、今のところ大きな障壁はない。沖合に日本最大の洋上風力発電所を建設することで、地域経済の活性化に役立てるほか、観光にも生かす狙いがある。

1500 とはずがたり :2015/02/12(木) 19:30:29

どうなったんかな??秋田>>1495・村上>>1499と公募で事業者が決まりつつあるけど。。

2013年08月19日 09時00分 更新
スマートシティ:最大40MWの洋上風力発電所を建設へ、静岡県が11月に事業者を公募
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1308/19/news016.html

静岡県の御前崎港に大規模な洋上風力発電所を建設する計画が進んでいる。最大で40MW(メガワット)の発電規模を想定して、港内3キロメートル以内の洋上に着床式で大型風車を設置する構想だ。11月中に事業者の公募要件をまとめて、2014年6月までに事業者を確定する。
[石田雅也,スマートジャパン]

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図1 御前崎港の風況。出典:静岡県交通基盤部、NEDO

 静岡県の南端にある御前崎港は、年間の平均風速が毎秒6メートルにもなる風力発電の適地である(図1)。静岡県は有識者を集めた「御前崎港再生可能エネルギー導入検討協議会」の第1回会合を8月6日に開催して、洋上風力発電所の建設に向けて本格的に動き出した。

 現時点の案では、沖合に伸びる3本の防波堤に沿って発電設備を建設する(図2)。陸地から最も離れた場所で3キロメートル程度の距離があるが、水深は20メートル以内と浅く、基礎部分を海底に固定する「着床式」を採用できる見通しだ。

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図2 御前崎港の現状。出典:静岡県交通基盤部

 発電設備の規模は3通りを想定している。風車1基あたりの出力が1.0MW(メガワット)、2.0MW、4.5MWのケースに分けて、対象の水域に設置できる風車の数を割り出した。最大のケースでは4.5MWの大型風車を9基まで設置することが可能で、発電規模は合計40.5MWになる(図3)。

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図3 出力4.5MWの大型風車を採用した場合の設置案。出典:静岡県交通基盤部

 40.5MWの洋上風力発電所が稼働すると、平均風速が毎秒6メートルで設備利用率を20%と見積もって、年間の発電量は約7000万kWhに達する。一般家庭でほぼ2万世帯に相当する電力を供給可能になる。隣接する牧ノ原市と御前崎市を合わせて2万8000世帯のうち、7割の家庭の電力をカバーできる計算だ。

 静岡県は協議会を定期的に開きながら、港内を航行する船舶の安全性や、周辺海域の漁業に対する影響などを検証していく。漁業が盛んな静岡県の中で、御前崎市は第3位の漁獲高があるだけに、地元の水産業者との調整が重要になる。

1501 とはずがたり :2015/02/12(木) 19:53:13

2013年03月25日 15時00分 更新
電力供給サービス:離島に広がる風力発電、送配電の問題を大型蓄電池で解消
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1303/25/news019.html

太陽光発電に続いて風力発電が全国各地に広がり始めた。ところが問題は風速の変化によって発電量が激しく変動して、企業や家庭に電力を送るための送配電システムを不安定にしてしまうことだ。九州電力は長崎県の壱岐で、大型の蓄電池を使って電力の変動を抑制する実証実験を開始した。
[石田雅也,スマートジャパン]

 離島の電力は基本的に島の中で自給自足しなくてはならない。たいていの島には小規模な発電所があって、ほとんどが火力だが、最近は太陽光や風力も増えてきた。特に風力発電は風の強い場所に適していることから、数多くの島で建設が進んでいる。

 ただし風力発電は風速の変動によって発電量が激しく変動するために、電力を送り出す送配電ネットワークを不安定にしてしまう問題がある。解決策のひとつは、風力発電所と送配電ネットワークをつなぐ変電所に蓄電池を設置して、電力の変動分を吸収できるようにする方法だ。

 九州電力は日本海に浮かぶ長崎県の壱岐を対象に選び、大型の蓄電池による風力発電の連系拡大に向けた実証実験を開始した。壱岐にはディーゼルエンジンを使った内燃力発電所が2か所あるほか、出力1500kWの「壱岐芦辺風力発電所」が稼働している。

 この3つの発電所から送られてくる電力を、変電所に設置した蓄電池を使って最適な状態に制御する(図1)。風力発電所の近くにある「芦辺変電所」に、4000kWまでの電力に対応可能な大型のリチウムイオン蓄電池を設置した。蓄電できる容量は800kWhある。

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図1 壱岐の電力ネットワーク。出典:九州電力

 一般に風力発電の出力は風速によって激しく変動する。そのまま送配電ネットワークに電力を送り出してしまうと、周波数が変動してトラブルの原因になりかねない。風力発電の出力変動に合わせて電力を蓄電池に充電、あるいは逆に放電することによって、送配電ネットワークに送り出す電力の変化を抑制することができる(図2)。

http://tohazugatali.web. fc2.com/epower/iki_kyuden2.jpg
図2 風力発電の出力変動を蓄電池で制御。出典:九州電力

 壱岐の実証実験では、変動を抑制する最適な制御方法を検証するほか、必要な蓄電池の容量などを確認する。実験期間は2015年3月までを予定している。

 同様の蓄電池を使った実証実験は沖縄電力が宮古島にある太陽光発電所で実施中だ。それぞれの実験結果をもとに、離島における太陽光発電と風力発電の設備を拡大して、既存の火力発電と組み合わせた電力供給体制を構築していく。

1502 とはずがたり :2015/02/12(木) 19:53:36

2014年03月17日 09時00分 更新
電力供給サービス:離島のエネルギーを蓄電池に、太陽光と風力による電力を吸収
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1403/17/news025.html

気象の影響を受けやすい太陽光と風力による発電設備が増えると、地域の電力供給システムが不安定になる可能性がある。特に送電設備の規模が小さい離島で問題になる。長崎県と鹿児島県の3つの島で、大型の蓄電池を使って電力の変動を抑制する試みが始まった。
[石田雅也,スマートジャパン]

 九州電力が環境省による「再生可能エネルギー導入のための蓄電池制御等実証モデル事業」の1つとして実証実験に取り組む。実施する場所は長崎県の対馬のほか、鹿児島県の種子島と奄美大島を加えた3カ所である。

 3つの島それぞれに出力が2〜3.5MW(メガワット)の大型蓄電池を変電所の構内に設置した(図1)。島内で稼働する発電設備からの電力を蓄電池で受けて、蓄電・放電を繰り返しながら電力を安定化させる。2016年度までの3年間の実証実験を通じて、蓄電池の最適な制御方法などを確立することが目的だ。

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図1 実証実験の概要。出典:九州電力

 太陽光と風力による発電設備は気象条件によって出力が上下する。その変動量が大きくなり過ぎると、送電する電力の周波数に影響を及ぼして不安定にさせてしまう。再生可能エネルギーを拡大するうえで問題点の1つに挙げられている。特に送電設備の規模が小さい離島や、太陽光と風力の発電設備が急増している北海道と東北で対策が必要になっている。

 九州電力が3つの島の変電所に設置した蓄電池はリチウムイオン電池を内蔵した大型のシステムである。最も規模が大きい対馬の蓄電池システムは2棟の建屋の中に、リチウムイオン電池ユニットを7セット収容した。

 1つのリチウムイオン電池ユニットで204kWhの蓄電容量があり、システム全体では1430kWhになる。この蓄電池システムから最大3.5MWの電力を供給することが可能で、発電設備から送られてくる電力を吸収して出力を安定させることができる。九州電力の想定では、太陽光と風力を合わせて9MW程度までの発電設備に対応できる見込みだ。

 すでに九州電力は長崎県の壱岐でも、2013年3月に同様の実証実験を開始した。このほか沖縄電力が宮古島で2010年から実証実験を続けて成果を上げている。さらに北海道電力と東北電力が超大型の蓄電池システムを使った実証実験を2015年度から開始する予定である。

1503 とはずがたり :2015/02/12(木) 19:54:47
>>1501-1502みたいな実証実験がもっと広汎に必要だなぁ。。実験やってる島でも保留でてるし。。

2015年02月04日 11時00分 更新
自然エネルギー:再生可能エネルギーを増やせない九州の離島、接続保留が7島に広がる
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/04/news024.html

九州電力は離島を対象に継続中の再生可能エネルギーの接続保留をさらに拡大する。新たに鹿児島県の喜界島で接続可能量を超えたために保留に踏み切った。すでに長崎県と鹿児島県で保留中の6島に加えて7島目になる。蓄電池を使って接続可能量を増やす試みも実施中だが、迅速な対応が必要だ。
[石田雅也,スマートジャパン]

 離島の電力は小規模な石油火力発電所に依存していることから、災害時の電源確保と環境保全の両面で、再生可能エネルギーを導入する必要性は本土よりも大きい。ただし島内の電力需要が小さいために、電力会社の送配電ネットワークに接続できる発電設備の容量が限られている。

 九州電力は2014年7月から長崎県の壱岐と対馬、鹿児島県の種子島・徳之島・沖永良部島・与論島の合計6島で、再生可能エネルギーによる発電設備の接続を保留し続けている。さらに2015年1月29日に、奄美大島に隣接する喜界島(きかいじま)でも同様の措置を開始した(図1)。

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図1 九州の離島の状況。蓄電池を使って実証実験を実施している島(左)、再生可能エネルギーの接続状況(右上、2014年12月末時点)、奄美大島の実証実験設備(右下)。出典:九州電力

 喜界島で接続できる発電設備の容量はわずか1900kWしかなく、発電能力が1MW(メガワット=1000kW)を超えるようなメガソーラーの接続申込があった時点で可能量を超える状態にあった。住宅用を含めて太陽光と風力の発電設備は1月29日以降に新規の接続を申し込むことができない。再開の見通しは夏を予定していて、それまでに九州電力は接続可能量を見直す。

 太陽光や風力の発電設備でも蓄電池を併設して出力を抑制できる場合や、そのほかの水力・地熱・バイオマスで出力調整に応じる場合には、保留期間中でも「個別協議」によって接続検討の申込を受け付ける。九州電力は個別協議の要件を公表していないが、昼間の時間帯に出力を抑制することが条件になるとみられる。

 九州電力は離島の再生可能エネルギーを拡大する対策として奄美大島など4つの島で、蓄電池を使って太陽光と風力発電による出力変動を抑制する実証実験を続けている。その実験結果をふまえて接続可能量を増やすことが急務である。喜界島を含めて蓄電池を設置していない離島にも同様の対策が必要だ。

1504 とはずがたり :2015/02/15(日) 14:48:09
戸別ではどうしてもコスト高になるよなぁ。。集合住宅なんかで導入できないのかな?

2015年02月06日 09時00分 更新
蓄電・発電機器:燃料電池「エネファーム」の価格が160万円に、東京ガスが4月に発売
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/06/news019.html

東京ガスは家庭用の燃料電池「エネファーム」の新機種を4月1日から販売する。希望小売価格を現行の機種から30万円も引き下げて、日本で初めて1台160万円に設定した。停電時にも発電・給湯・暖房が可能な機種を加えて、災害に強いエネルギー供給装置として拡販する狙いだ。
[石田雅也,スマートジャパン]

 東京ガスが戸建て住宅向けの「エネファーム」の新機種を発売するのは、2013年4月以来2年ぶりである。従来の製品はメーカー希望小売価格を190万円で販売してきたが、新製品は160万円に引き下げた(消費税と設置工事費は別。以下同じ)。現時点で国内では最低の価格になり、拡大するエネファームの市場で販売を加速させる。

 新機種では燃料電池ユニットと貯湯ユニットを組み合わせた「一体型」を開発して、設置スペースを15%縮小した。従来と同様に2つのユニットを分離した「別置型」もあり、どちらのタイプも価格や性能は同じだ(図1)。発電能力は200〜700Wで、最大出力が従来の750Wから50Wだけ低くなる。発電効率や熱効率は変わらない。

 これまで別付けのオプションで提供してきた「停電時発電継続機能」を燃料電池ユニットに内蔵することもできる(価格7万円)。エネファームが発電している状態で停電が発生した場合に、電力の供給を続けることができる(図2)。ガスと水道が通じていれば給湯と暖房も可能である。
enefarm2_sj.jpg 図2 停電時の電力供給と給湯の仕組み。出典:東京ガス、パナソニック

 ただし停電が発生した時にエネファームが発電していないと、電力の供給を続けることはできない。別売の「停電時自立起動オプション品」(61万5000円)を併用する必要がある。このオプション品にはリチウムイオン蓄電池を内蔵していて、燃料電池と合わせて最大で1200Wの電力を供給することができる。

 エネファームは東京ガスが世界に先がけて2009年に発売した。現在ではガス会社のほかに石油などエネルギー関連企業の多くが販売している。特に東日本大震災が発生した後の2011年度から販売台数が急増して、2014年度は年間4万台を突破する勢いである(図3)。

 政府は2020年までに累計140万台のエネファームの導入を目指して、2011年度から補助金制度を開始した。2014年度に支給する補助金は1台あたり最大で38万円である。さらに市場の拡大によって、2016年には1台の価格を70〜80万円まで引き下げることが目標になっている(図4)。

1505 とはずがたり :2015/02/16(月) 18:42:12
>岩手県では再生可能エネルギーによる電力の自給率を2020年度に35%まで高める目標を掲げている。2010年度の18.1%から10年間で倍増させる意欲的な構想だ。ただし2013年度の時点では18.6%にとどまっていることから、県が率先して導入量を拡大していく。
ぶち上げた割には殆ど増えてないってことか。しかし既に18.6%は結構高い気が。
で,今回の施策でどれくらい自給率高められるのかね??

2015年02月12日 09時00分 更新
高原に風車11基と大型蓄電池、電力自給率35%を目指す岩手県
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/12/news028.html

震災からの復興を進める岩手県では2020年までに電力の自給率を35%に引き上げる計画を推進中だ。県営で2カ所目の風力発電所を2017年に運転開始する予定で、建設の前に必要な環境影響評価の手続きを開始した。北部の高原地帯に11基の風車を設置して1万5000世帯分の電力を供給する。
[石田雅也,スマートジャパン]

 岩手県営の風力発電所を新設する場所は、北部の一戸町(いちのへまち)に広がる高森高原である(図1)。標高670メートルの高原のうち約360万平方メートルの区域を対象に、11基の大型風車と1台の蓄電池を設置する。風車1基の発電能力は2.3MW(メガワット)で、合計すると25.3MWに達する。

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図1 風力発電所を建設する高森高原。出典:岩手県企業局

 年間の発電量は5300万kWhを見込んでいて、一般家庭で1万5000世帯分の使用量に相当する。地元の一戸町の総世帯数(約5800世帯)に対して2.5倍の規模になる。総事業費は115億円を想定していて、固定価格買取制度による売電期間20年の累計で約20億円の利益を出せる見通しだ。

 高森高原の一帯は風況に恵まれていて、地上60メートルでは年間の平均風速が6.5メートル/秒に達する。風力発電の設備利用率(発電能力に対する実際の発電量)は6.5メートル/秒の場合に28%程度を見込むことができる。現在の計画では24%と低めに想定しているため、実際の発電量は予想値を上回る可能性が大きい。

 ただし東北地方では太陽光や風力の導入量が拡大して、新たに建設する発電設備には出力制御を求められる。高森高原の風力発電所には大型の蓄電池を併設して、天候による出力の変動に対応するのと同時に余剰電力を充電できるようにする。蓄電容量が1万7280kWhの鉛蓄電池を導入する予定で、想定発電量に対して約0.1日分を充電することができる。

 高森高原には町営の放牧場や天文台があって、観光客が数多く訪れる(図2)。岩手県は風力発電所の建設によって地域の振興を図りながら、県内の児童の環境教育にも役立てる方針だ。環境影響評価の手続きを2015年度内に完了して、2016年4月から工事に入る計画である。運転開始は2017年11月を予定している。

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図2 「高森高原風力発電所」(仮称)の風車配置計画と周辺施設。出典:岩手県企業局

 岩手県では再生可能エネルギーによる電力の自給率を2020年度に35%まで高める目標を掲げている。2010年度の18.1%から10年間で倍増させる意欲的な構想だ。ただし2013年度の時点では18.6%にとどまっていることから、県が率先して導入量を拡大していく。

1506 とはずがたり :2015/02/16(月) 19:43:13
●三洋製紙 16.7MW 輸入PKS等 1億1700万kWh(一般的な80%で推計) 運開2016年12月見込

2015年02月16日 11時00分 更新
再生紙メーカーが工場に木質バイオマス発電所、70億円かけて化石燃料を減らす
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/16/news028.html

鳥取県にある創業54年の再生紙メーカーが木質バイオマス発電所を自社工場の中に新設することを決めた。発電能力が16.7MWに達する大規模な設備を70億円かけて建設する計画だ。再生可能エネルギーを活用して化石燃料を減らし、再生紙の利用拡大と合わせて環境負荷の軽減を図る。
[石田雅也,スマートジャパン]

 1961年に創業した三洋製紙の主力事業は、段ボールの素材や除草効果の高い農用再生紙の製造・販売である。原料にはリサイクルした古紙パルプを利用する一方、工場の製造工程を中心にCO2排出量の削減に取り組んできた。

 鳥取市内の本社工場には自家発電設備を導入して電力の9割をまかなっているほか、電気集塵装置を併設して煙突からの排気を浄化している(図1)。新たにコージェネレーション方式の木質バイオマス発電所を工場の中に建設して、製造原価の低減とCO2排出量の削減を図る。

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図1 鳥取市の本社工場で運転中の自家発電設備(左)と電気集塵装置(右)。出典:三洋製紙

 発電能力は16.7MW(メガワット)で、バイオマス発電としては規模が大きい。燃料には木質チップのほかに、東南アジアから輸入するPKS(パームヤシ殻)などを利用する予定だ。発電設備の建設費を中心に投資額は約70億円を見込んでいる。社員126人の中堅メーカーながら、思い切った投資で再生可能エネルギーの拡大に取り組む経営姿勢は称賛に値する。

 バイオマス発電の標準的な設備利用率(発電能力に対する実際の発電量)は80%であることから、これをもとに計算すると年間の発電量は1億1700万kWhに達する。一般家庭で3万2000世帯分の使用量に相当する規模になる。発電した電力は固定価格買取制度を通じて売電する計画だ。運転開始は2016年12月を見込んでいる。

 鳥取県内では木質バイオマス発電の取り組みが活発になってきた。2014年5月に県が「とっとり森と緑の産業ビジョン」を発表して、県産の木材の需要拡大に乗り出したことが大きい(図2)。木質バイオマスによる発電事業や熱供給事業を対象に補助金制度も整備した。島根県(とは註:鳥取県の間違い?)は面積の74%を森林が占めていて、林業の活性化が大きな課題になっている。

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図2 木質バイオマス発電による森林資源と利益の循環イメージ。出典:鳥取県農林水産部

1507 とはずがたり :2015/02/16(月) 20:01:52
>経済産業省が出力400kW以上の太陽光発電設備を対象に実施した報告徴収・聴聞の結果、2012年度に認定を受けた設備のうち1割近くが運転を断念した(図4)。
おお,異様にふくれあがった太陽光発電は正常化する必要があるけど着手しつつあるんだな。いいこんだ。

2014年09月17日 13時00分 更新
再生可能エネルギーの比率20%超へ、早くも2030年の目標に近づく
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1409/17/news036.html

国のエネルギー基本計画で最も重要な指標は電源構成の比率であり、最新の目標値は2010年に策定した。2030年に再生可能エネルギーの比率を20%以上まで高める目標を掲げたが、すでに固定価格買取制度の認定を受けた発電設備を加えると早くも目標を達成できる状況になっている。
[石田雅也,スマートジャパン]

 政府が2014年4月に策定した「エネルギー基本計画」では、将来の電源構成(エネルギーミックス)を具体的な数値では示さなかった。原子力発電所の再稼働を見通せないことが最大の理由だが、再生可能エネルギーについては「これまでのエネルギー基本計画を踏まえて示した水準を更に上回る水準の導入を目指す」と表現している。

 過去に示した水準の1つが2010年に策定した「2030年のエネルギー需給の姿」である。資源エネルギー庁が固定価格買取制度の最新状況(2014年5月末時点)をもとに集計したところ、すでに認定を受けた発電設備がすべて運転を開始すると、2030年の目標値を上回る状況になっている(図1)。

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図1 再生可能エネルギーによる設備容量(2014年5月末時点)と国が設定した2030年の目標。出典:資源エネルギー庁

 「2030年のエネルギー需給の姿」では、バイオマス・廃棄物発電を除く4種類の再生可能エネルギーの合計で1億2025万kWを見込んでいた。それに対して2014年5月末までに認定を受けた発電設備を含む最新の導入容量は1億2995万kWになっている。このうち太陽光発電は7431万kWで、2030年の目標である5300万kWを大幅に上回った。

 さらにすべての発電設備が運転を開始した場合の発電電力量を試算すると、2030年の目標値2140万kWhの94%に相当する2018万kWhに達した(図2)。太陽光発電がすでに目標を超えているほか、バイオマス・廃棄物発電も目標を突破している。

http://tohazugatali.web. fc2.com/epower/saiene3_sj.jpg 図2
再生可能エネルギーによる発電電力量(2014年5月末時点)と国が設定した2030年の目標。出典:資源エネルギー庁

 この結果、国全体の発電電力量に占める再生可能エネルギーの比率は20%を超える。東日本大震災の影響から国全体の発電電力量が2010年時点の想定よりも低下しているためで、その分だけ再生可能エネルギーの比率が高くなる。実際に2013年度の発電電力量は1億kWhを割り込んでいる。

 政府が2010年に描いた「2030年のエネルギー需給の姿」は発電電力量の約70%を再生可能エネルギーと原子力で供給するシナリオになっていた(図3)。CO2を排出しないゼロ・エミッションの電源比率を高める狙いからだ。

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図3 「2030年のエネルギー需給の姿」における電源構成)。出典:資源エネルギー庁

 しかし2014年のエネルギー基本計画の中で「原発依存度については可能な限り低減させる」と明記したことから、2030年の発電電力量のうち原子力が全体の50%を占めるような目標は現実的ではなくなった。

 その一方で再生可能エネルギーの発電設備にも問題がないわけではない。固定価格買取制度の認定を受けた設備がすべて運転できる状況にはなっておらず、特に太陽光発電は認定を受けながらも実現できない案件が増えている。経済産業省が出力400kW以上の太陽光発電設備を対象に実施した報告徴収・聴聞の結果、2012年度に認定を受けた設備のうち1割近くが運転を断念した(図4)。

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図4 太陽光発電の認定設備に対する報告徴収・聴聞の状況(2014年8月末時点)。出典:資源エネルギー庁

 今後さらに運転を断念する発電設備が増えていくことは十分に想定できる。それでも再生可能エネルギー全体で見れば影響度は小さく、これから3年程度のあいだに運転を開始する発電設備を合わせれば2030年の目標値に到達することは確実な情勢だ。

1508 とはずがたり :2015/02/16(月) 20:07:30
>>1507
>「2030年のエネルギー需給の姿」では、バイオマス・廃棄物発電を除く4種類の再生可能エネルギーの合計で1億2025万kWを見込んでいた。それに対して2014年5月末までに認定を受けた発電設備を含む最新の導入容量は1億2995万kWになっている。このうち太陽光発電は7431万kWで、2030年の目標である5300万kWを大幅に上回った。

>特に太陽光発電は認定を受けながらも実現できない案件が増えている。経済産業省が出力400kW以上の太陽光発電設備を対象に実施した報告徴収・聴聞の結果、2012年度に認定を受けた設備のうち1割近くが運転を断念した(図4)。

ざっくり太陽光発電の1割断念だとすると7431万kW*0.1=743万kWが取り消しとして2014年5月末までに認定を受けた発電設備を含む最新の導入容量は1億2995万kWは1億2250万kWになる。それでも「2030年のエネルギー需給の姿」で、バイオマス・廃棄物発電を除く4種類の再生可能エネルギーの合計で見込んでいた1億2025万kWを超えている♪

1509 とはずがたり :2015/02/16(月) 22:25:12
なんか凄いねぇ。。

2015年02月12日 13時00分 更新
発電するセンサーからデータ収集、セブン-イレブン2000店舗で10%の省エネ
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/12/news038.html

みずから発電する小型の電流センサーや温度センサーを利用して、店舗やオフィスのエネルギー消費量を削減する取り組みが進んでいる。セブン-イレブンでは2000店舗を対象に約2万個のセンサーを設置して、無線で収集したデータを分析することでエネルギー消費量を10%削減した。
[石田雅也,スマートジャパン]

 セブン-イレブン・ジャパンが店舗の省エネに利用しているセンサーは、「グリーンMEMSセンサー」と呼ぶ自立電源を内蔵した小型の機器である。さまざまな機能を小さな機器の中に実装する「MEMS(Micro Electro Mechanical Systems、微小電気機械システム)」の技術を応用して開発したセンサーだ。

 グリーンMEMSセンサーは太陽電池などを電源に150μW(マイクロワット)程度の発電量を得ながら、微小な電力で温度などを計測して、無線でデータを送信することができる。発電量よりも少ない100μW程度の消費電力で動作するため、外部から電力を供給する必要がない。設置スペースは救急ばんそうこうと同程度の2×5センチメートルほどに収まる。

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)とNMEMS技術研究機構が共同で3種類のグリーンMEMSセンサーを開発した(図1)。電力・磁界センサー、塵埃(ちり・ほこり)センサーのほかに、温度を測定できる赤外線アレーセンサーがある。さらにCO2などを測定するガス濃度センサーも実証中だ。セブン-イレブンが設置したセンサーも両機構が開発したものである。

http://tohazugatali.web.fc 2.com/epower/greenmems2_sj.jpg
図1 「グリーンMEMSセンサー」の構成例。出典:NEDO、NMEMS技術研究機構

 セブン-イレブンは2012年から約2000店舗のコンビニエンスストアに電流センサーや環境(温度・湿度)センサーを設置して省エネに取り組んできた(図2)。店舗内の機器の状態や扉の開閉状況などを見える化して、機器の入れ替えやレイアウト変更などを実施した結果、エネルギーの消費量を10%削減することができた。
http://tohazugatali.web.fc 2.com/epower/greenmems3_sj.jpg
図2 セブン-イレブンの店舗を対象にした実証システム。出典:NEDO、NMEMS技術研究機構

 NEDOとNMEMS技術研究機構の共同プロジェクトでは、中小規模のオフィスでもグリーンMEMSセンサーの効果を検証している。面積が500平方メートル未満のオフィスの照明に赤外線アレーセンサーを取り付けて、フロアの温度分布をもとに空調や照明を最適に制御する(図3)。この効果でエネルギーの消費量を10%以上も削減した。
http://tohazugatali.web.f c2.com/epower/greenmems4_sj.jpg
図3 中小規模のオフィスを対象にした実証システム。出典:NEDO、NMEMS技術研究機構

 NMEMS技術研究機構にはセブン-イレブンのような導入企業のほかに、電気機器や電子部品の大手メーカーがメンバーに加わっている。今後は参加メンバー各社がプロジェクトの成果をもとに製品化を進めていく。第1弾はオムロンが人感センサーを2015年度の上期に発売する予定だ。

1510 とはずがたり :2015/02/16(月) 23:25:30
宇久島>>1105http://tohazugatali.web.f c2.com/epower/ritoh00.html#uku続報無いから頓挫したかと危惧してたけどちゃんと存続しているようでなにょり。
出来れば敷設予定の宇久島→本土の海底直流送電罔を活用して本土と五島を系統接続して高コストの内燃発電を廃止できれば良いんだけど。

2015年02月10日 09時00分 更新
エネルギー列島2014年版(42)長崎:島々にあふれる太陽光と海洋エネルギー、農業や造船業の復活に
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/10/news021.html
[石田雅也,スマートジャパン]

 九州本土の西に広がる五島列島の最北端に「宇久島(うくじま)」がある。恵まれた自然の中で農業と漁業の盛んな島だったが、近年は人口の流出が続いて耕作放棄地が増えてしまった。島の活性化と再生可能エネルギーの導入を目的に、大規模なメガソーラーの開発プロジェクトが2014年6月に始まった。

 ドイツの太陽光発電事業者であるフォトボルト・デベロップメント・パートナーズを中心に、国内の大手企業4社が加わって「宇久島メガソーラーパーク」を建設する計画だ。島の面積の約4分の1に相当する630万平方メートルの用地に172万枚にのぼる太陽光パネルを設置する。

 島に広がる農地や耕作放棄地に支柱を立てて、高い位置に太陽光パネルを取り付ける点が特徴だ。地面まで太陽光が入り込んで、農作物の栽培が可能になる。ほかにも島で育つ高級和牛の飼育に生かす。このプロジェクトでは地元の畜産農家に農作業を委託することになっている。

 メガソーラーの発電能力は430MWに達する。岡山県の瀬戸内市で建設中の230MWの計画をはるかに超えて日本最大のメガソーラーになる見込みだ。年間の発電量は5億kWhにのぼり、一般家庭で約14万世帯の使用量に相当する。宇久島が属する佐世保市の総世帯数(約10万世帯)さえも上回る規模になる。

 発電した電力は九州本土まで約65キロメートルの距離を海底ケーブルで送って、九州電力に売電する予定だ。すでに固定価格買取制度の認定も受けている。2015年度中に着工する予定だが、完成時期は具体的に決まっていない。

 長崎県の沿岸地域は島を含めて日射量が豊富だ。佐世保市の本土側では、九州電力グループのキューデン・エコソルが10MWのメガソーラーを2014年3月に運転開始した。もともと九州電力の火力発電所があった場所で、海に面して広く平らな土地はメガソーラーに適している。

 九州電力グループは火力発電所の跡地を利用してメガソーラーの開発を積極的に進めている。長崎県内では大村市の沿岸部にあった火力発電所の跡地に、発電能力13.5MWの「大村メガソーラー発電所」を建設して2013年から運転している。

 同じように広くて平らな場所と言えば空港がある。長崎空港の滑走路に隣接する県の所有地でも、29MWの大規模なメガソーラーの建設計画が進行中だ。太陽光パネルメーカーのソーラーフロンティアと地元のガス会社であるチョープロが共同で事業を運営する。

バイオマスと潮流発電にも大きな期待

 長崎県の再生可能エネルギーは太陽光が圧倒的に多い(図4)。固定価格買取制度の認定を受けた発電設備を合計すると、県内の家庭の約半分で使用する電力をカバーできる。さらに太陽光に続いて風力やバイオマスも増えつつある。

http://tohazugatali.web. fc2.com/epower/ranking2014_nagasaki.jpg
図4 固定価格買取制度の認定設備(2013年12月末時点)

 バイオマスでは大村市の取り組みが進んでいる。市が運営する下水処理場では、下水の汚泥から発生する消化ガスを発電に利用する。25kWの発電能力があるガスエンジン発電機を10台導入して2014年10月に運転を開始した。年間の発電量は190万kWhで、約500世帯分の電力になる。

 大村市は発電機メーカーの月島機械とPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)方式の契約を結んでいる。初期投資が不要で、市は消化ガスと土地を事業者に提供して料金を受け取る仕組みだ。これまで廃棄処理していた消化ガスが新たな収入を生み出す。

 このほかに長崎県では未来の電力源として、海洋エネルギーの開発も活発になってきた。本土と五島列島のあいだにある西海市の沖合で計画中の潮流発電が先行して進んでいる。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の支援を受けて、小型の潮流発電機を開発するプロジェクトである。

 ダリウス型と呼ぶ垂直の翼を回転させる方式で、低速の潮流でも発電できるようにする狙いだ。地元の大島造船所が開発プロジェクトに加わり、1kWhあたりの発電コストを40円以下に抑えることが目標である。潮流発電は安定した電力を得られることから、低コストで実用化できれば離島の貴重な電力源になる。

1511 春の冬彦 :2015/02/17(火) 21:03:44
 1970年頃だった。妹の義父が亡くなったので,和歌山に正月早々葬儀に行った帰りがけだった。
これからのエネルギーをどうしたらいいかがその時広げていた新聞のテーマになっていて,前の席には私の地元大学助手も居てその話で盛り上がった。結局は,私がまとめて.「これからは一時的には原子力であるが,将来的には太陽光や太陽熱など自然のエネルギーでやっていくべきだ。」ということに落ち着いた。
1980年頃は,ヨットに乗っていて思わず他のクルーに言ってしまった。
「エネルギーがもったいない。ヨットを動かすエネルギーを他に利用できないか。」
それからその後いつだったか,ラブホテルの前を通って,「もったいない。+と-が交流発電やっている。どうにか利用できんか。」
だんだん発想が落ちてしまったが,これはどうか。
都市高速道路を走っていて大変もったいないと思った。狭い範囲の空間を轟音たてて自動車が走るのだから。
あれを発電に利用できないのか。

1512 荷主研究者 :2015/02/21(土) 19:07:26

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150220_12019.html
2015年02月20日金曜日 河北新報
<潮流発電>国内初供給開始へ 塩釜・浦戸

クレーンで海中に設置される潮流発電装置=2014年11月18日

 塩釜市・浦戸諸島の寒風沢島で近く、潮の流れを利用する潮流発電による国内初の電力供給が始まる。東大生産技術研究所が、新開発した発電システムを活用し、地元漁協の冷凍冷蔵庫の電源用に送電する実証実験を行う。再生可能エネルギー導入の動きが加速する中、海洋エネルギー発電の実用化を目指すモデル的な取り組みで、成功すれば東日本大震災からの復興にも弾みがつきそうだ。

 海は1日に2回、満潮と干潮を繰り返す。このとき海水が流れるエネルギーを利用するのが潮流発電だ。安定した発電量が得られる長所がある。

 寒風沢島の潮流発電は、文部科学省のプロジェクトとして2012年、5カ年計画でスタート。発電装置は出力は5キロワットで、寒風沢島の桟橋に近い水深6メートルの海中に昨年11月に設置された。

 同研究所の研究グループは経済産業省の使用前検査を受けた上で、今月26日に住民向けに説明会を開催。3月にも実際の送電を始めたい考えだ。

 研究開発に当たる同研究所の林昌奎(リム・チャンキュ)教授は「寒風沢の発電装置が潮流発電として国から初めて認可を受けた意義は大きい」と語る。

 装置は二つの鉄骨やぐらの中に、それぞれ羽根を縦に2対並べたローターが備え付けられている。発電機は海の上に出ているやぐら上部に据えた。

 潮流の力でローターを回転させて機械エネルギーに変換、発電機に伝えて電気エネルギーに変える仕組み。海水の流れは時間とともに変化するため、油圧ポンプでローターの回転を調整し、エネルギー変換を平準化する工夫も凝らした。

 プロジェクトは、東日本大震災で電気の供給が1カ月半も止まった経験を踏まえ、島民が地産地消型のエネルギー確保を要望したことに対する復興支援の狙いもあった。

 潮流発電の実証実験は、民間企業などが九州や瀬戸内海などで進めているが、装置の設置などでは地元の理解を得られず、研究開発の段階にとどまっている。寒風沢島では、当初から地元の塩釜市が協力体制を組み、国への許認可申請手続きや電力会社との交渉、住民や漁協向けの説明を進めた。

 「着手から2年半ほどでここまでこぎ着けた。寒風沢島の例は、日本の潮流発電実用化のモデルケースとなるだろう」と林教授は胸を張る。

 プロジェクトは今後2年間続け、コスト低減などに挑戦。その後は地元企業などに技術移転する方針で、本格的なビジネス展開も視野に入れる。

 塩釜市の荒井敏明震災復興推進局長は「緊急時などに使える自前の電源の確保を島の住民は歓迎している。採算性の問題もあり企業の進出は未知数だが、プロジェクト終了後も発電が継続できるよう支援したい」と話す。

[メ モ]文科省のプロジェクトでは、塩釜市・寒風沢島の潮流発電のほか、東大生産技術研究所が久慈市で波力発電システム実証実験を進めている。ことし夏、出力43キロワットの発電装置を海域に設置する計画。事業費は全体で8億円。うち潮流発電分は3億2000万円。

1513 荷主研究者 :2015/02/21(土) 19:13:56

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150221_12040.html
2015年02月21日土曜日 河北新報
再生エネ拡大へ大型蓄電池稼働 東北電

 東北電力は20日、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた実証事業として、西仙台変電所(仙台市太白区)に設置した大型蓄電池システム(最大出力4万キロワット、容量2万キロワット時)の営業運転を開始したと発表した。電力系統に接続する蓄電池システムとしては国内最大。

 風力や太陽光は気象条件で出力が変動しやすく、導入拡大で需給バランスが崩れる恐れがある。2017年度まで行う実証試験では、中央給電指令所から充放電の自動制御を行い、火力発電所などと組み合わせた出力調整機能の拡大を図る。

 東芝製リチウムイオン電池を、変電所の敷地内約6000平方メートルに設置。定格出力は2万キロワットだが、10〜20分程度の短時間なら最大4万キロワットまで出力を上昇できる。

 実証試験ではほかに、設備の充放電ロス、電池寿命なども検証する。

1515 とはずがたり :2015/02/22(日) 18:11:34
>>1512
>潮流発電の実証実験は、民間企業などが九州や瀬戸内海などで進めているが、装置の設置などでは地元の理解を得られず、研究開発の段階にとどまっている。
漁民め,ろくなことしないなーヽ(`Д´)ノ

1518 荷主研究者 :2015/03/01(日) 11:46:18

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20150221i
2015/02/21 14:29 秋田魁新報
木質バイオ発電所、秋田市向浜に建設へ 16年稼働目指す

 産業廃棄物処理などを手掛けるユナイテッド計画(秋田県潟上市)は、秋田市向浜の秋田事業所敷地内に木質バイオマス発電所を建設する。最大出力は2万キロワットで、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に適用された木質バイオマス発電所としては県内最大。

 昨年11月に着工、2016年6月の発電開始を目指す。総事業費は約100億円。このうち31億円は、県のふるさと融資(長期の無利子資金)を活用する。

 発電事業を行うのは、ユナイテッド計画が出資する「ユナイテッドリニューアブルエナジー」。年間発電量は一般家庭約3万8千世帯分に相当する1億3800万キロワット時を見込む。発電した電力は、固定価格買い取り制度を利用し、ほぼ全量を東北電力に売電する。

1521 とはずがたり :2015/03/05(木) 08:25:14

なんでアメリカでダンピング認定されて欧州では認定されないのかね?
日本も中国製の攻勢にシャープが死にそうであるけど。。

それは兎も角色々すっ飛ばしてFITはダメと云う結論に猛進してるけど厳密性が全く無い気がする。

低迷する欧州の太陽光ビジネス
中国製締め出しで好調の米国
「世界一位」の中国企業には不正決算疑惑
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4725
2015年02月17日(Tue)
山本隆三 (常葉大学経営学部教授)

スペイン、ドイツなど欧州諸国では再生可能エネルギー導入政策の見直しが続いている。見直しの理由の一つは、電気料金の上昇が産業、特に製造業の競争力に影響を与え、EU委員会が目標とする2020年にEU内の国内総生産(GDP)に占める製造業の比率を、現在の15%から20%にするという目標達成が危ぶまれるからだ。

 昨年8月に小型設備を除き固定価格買い取り制度(FIT)が廃止されたドイツでは、再エネ設備の導入が急減速している。14年の太陽光発電設備の導入量はピーク導入時の4分の1以下の180万から190万kWに留まり、政府目標の250万kWすら下回る状況だ。

 こんな状況下で、ただでさえ中国企業の攻勢に曝され経営に苦しみ、生産数量を削減していたドイツの太陽光企業は工場閉鎖にまで追い込まれる状況になっている。攻勢を強めている中国企業も無傷ではない。オーナーが中国一の富豪であり、市場価値では世界一位の太陽光企業と言われている香港市場上場の中国企業漢能太陽能集団(Hanergy Thin Film -HTF)の決算に疑義があると昨年から専門紙では報道されていたが、1月末に英国フィナンシャルタイムズ紙が一面トップで疑惑を報道したことから世間の注目を大きく浴びることになった。

 低迷する先進国の太陽光関連企業のなかで、市場が伸びている米国では国内生産増の動きが報じられている。米国企業に競争力が回復したということではなく、米国政府の中国、台湾製の太陽電池に対する課税による中国製太陽光パネル締め出しと、エネルギー省による補助金政策が成長を作り出している。

 欧米の政策が大きく異なり、中国企業がパネルの供給過剰状況を作り出す太陽光事業で日本はどのような政策を採るべきだろうか。

低迷するドイツの太陽光市場

 昨年8月の再エネ法の改正により、ドイツでは太陽光発電設備の導入数量が急減している。太陽光パネル市場の80%を中国製が占めるなかで追い詰められたのはドイツ企業だ。旧Qセルズは一時シャープと生産量世界一を争っていたが2012年の4月に破たんに追い込まれた。その後韓国企業に買収され、ハンワQセルズとしてドイツ国内でも生産を継続していたが、国内生産から撤退することを1月に発表した。

 3月1日を以てドイツでの生産を中止し、一部をマレーシアに移管するものの生産数量は減少する見込みだ。ドイツ国内の従業員900名のうち研究開発部門の350名の雇用は維持されるものの、550名は解雇される。

 1月26日には、ドイツ最大の太陽光関連企業SMAソーラーが全従業員の約3分の1に相当する1600名を解雇すると発表した。そのうち1300名はドイツ国内の雇用になる。欧州市場での需要低迷により、SMAソーラーは14年の業績見通しを2度に亘り下方修正し、14年の売上7億9000万ユーロ(1070億円)に対し、損失1億1500万ユーロ(155億円)を見込んでいる。15年も欧州市場ではさらなる落ち込みが予想され、また世界市場では厳しい価格競争が続くことから、黒字転換の可能性はないと会社は予想している。

1522 とはずがたり :2015/03/05(木) 08:25:35

好調な米国市場

 低迷する欧州市場と明暗が分かれているのは米国市場だ。ドイツと米国の太陽光発電設備の導入量を図‐1に示した。太陽光発電設備の導入数量は大きく増加しており、2014年の導入量は650万kWに達したと推測されている。太陽熱発電設備を含めると累積の設備量は2000万kWを超えたとみられている。

http://tohazugatali.web. fc2.com/epower/img_84dff9e613fef3f4ada8289b4a50508777699.jpg

 米国内の太陽光パネルの生産能力は11年には200万kWを超えていたが、その後中国製製品に押され百数十万kWに減少していたが、今年になり増産、新設計画が相次いで発表されている。欧州と米国の違いは何だろうか。

 欧州諸国はFITにより導入を支援してきたが、電気料金上昇に耐えられなく相次いで再エネ政策の見直しを余儀なくされた。米国ではFITはなく図‐2の緑色の州が再エネの導入比率を定めたRPS法を定めている。最近では、電力価格上昇を懸念する州がRPS法を見直す動きも出ている。凍結を決めたオハイオ州に続きウエスト・バージニア州なども見直しを検討している。

http://tohazugatali.web. fc2.com/epower/img_beb7b4b21b8b0c598161a7625ba4b644155208.jpg

 そんななかで、再エネ導入に力を入れている州もある。米国で太陽光発電設備の導入が大きく伸びているのは、全米の設備導入量の半分以上を占める環境対策に熱心なカリフォルニア州だ。特定の州の導入量が米国全体の伸びを支えているのが米国の姿だ。

 州政府の支援策だけではなく、連邦政府も米国での太陽光パネルの生産を回復させるための政策手段を採っている。もっとも分かり易い政策は市場の70%を占めるとされる中国製パネルへの課税政策だ。

米国政府の再エネ支援策

 2012年11月に米国商務省、国際貿易委員会は中国製の太陽電池を不当廉売、さらに中国政府から不当な補助金を受け取っていると認定し、課税を決定した。課税率は22.5%から255.4%に達した。しかし、強かな中国企業は、太陽電池を台湾企業に製造委託し、パネルを中国で組み立てることにより課税を逃れる策を採った。

 米国の太陽光関連企業は、この抜け道を塞ぐために台湾製電池にも不当廉売として課税するように13年12月に商務省に訴え、昨年12月商務省は訴えを認めた。1月21日に国際貿易委員会は、中国製製品への課税に加え、台湾製電池にも20%の課税を行うことを発表した。これにより、中国製パネルの輸入は間違いなく減少し、米国企業が生産を伸ばすことになる。

 連邦政府の直接的な支援もある。一つは税額控除だ。太陽光、太陽熱発電設備を導入すれば、税還付を受けられる制度が導入されている。還付率は30%だ。さらに、補助制度もある。米国の太陽光、太陽熱設備の競争力を向上させ、20年までに発電コストを1kW時当たり6セントにすることを目的としたエネルギー省のサンショット・イニシアティブだ。

 毎月のように本補助制度に基づく支援策が発表されている。例えば、昨年12月には太陽光発電技術の信頼性、耐久性向上の研究開発プロジェクトに900万ドル(11億円)、今年1月には製造技術改善に4500万ドル(52億円)、地域での太陽光プロジェクトに1400万ドル(16億円)、2月には太陽光導入の政策、市場の障害をなくすために1300万ドル(15億円)の支援策が発表されている。

中国企業の苦悩

 供給過多による過当競争のため中国企業の収益は低迷している。大手のトリナ(Trina Solar)の13年決算は、出荷数量258万kW、売り上げ17億7000万米ドル(2070億円)、純損失7,790万米ドル(91億円)だった。インリーグリーン(Yingli Green Energy)の14年第3四半期の出荷は90万3000kW、売り上げ5億5000万ドル(640億円)、純損失2000万ドル(23億円)だった。政策の転換が行われている欧州市場の成長には期待できず、成長が続く米国市場では課税が実行されることになり、中国企業の苦悩はさらに続くことになりそうだ。

1523 とはずがたり :2015/03/05(木) 08:26:09
>>1521-1523
 そんななか驚異的な利益率の太陽光発電関連企業がある。香港市場に上場する漢能太陽能集団(HTF)だ。オーナーである李河君会長は、昨年のフォーブス誌では中国第5位の富豪とされていたが、2月3日に発表された中国胡潤研究院の発表では、アリババの馬会長を抜き1位となった。資産額は260億米ドル(3兆円)だ。 

 HTFの親会社は非上場の漢能集団だ。同社は水力発電、風力発電などに加え、薄膜太陽電池の製造、太陽光発電プロジェクトなども手掛けている。HTFは薄膜太陽電池を製造する機器を製造販売する企業だ。1月28日付け英フィナンシャルタイムズ紙は一面トップでHTFの経理は尋常ではないと報じた。

世界一位の太陽光企業の実態は

 フィナンシャルタイムズ紙によると、漢能集団は市場価値で世界一の太陽光関連企業だ。上場子会社HTFの市場価値は180億米ドル(2兆1000億円)と報じられている。殆どの太陽光関連企業の株価はこの1年間で下落しているが、HTFの株価は急上昇しており、14年1年間で3倍になった。

 フィナンシャルタイムズ紙の調査によると、HTFの2010年からの売り上げ148億香港ドル(2200億円)のほぼ全ては、株式の73%を保有する親会社漢能集団への機器販売によるものだ。そのうち35%は決済されているものの、残りは未収金で計上されている。要は、支払いは行われていない。12年のHTFの売り上げは3億4700万米ドル(400億円)だが、フィナンシャルタイムズ紙の調査によると、同じ年親会社のパネルの売り上げは5000万米ドル(59億円)しかなく、しかも赤字だった。要は、売り上げは親会社向けにあるが、大半の支払は行われておらず、本当に利益が出ているのか怪しいということだ。

監査されていないHTFの14年前半の中間報告者を見ると、売り上げ32億香港ドル(480億円)に対し税前利益額は21億香港ドル(320億円)もあり、異常な利益率の企業だ。売掛金の残高は売り上げのほぼ2倍62億香港ドル(940億円)もある。常識では考えられない数字だ。

 HTFは、1月31日に自発的に説明するとしてホームページに財務内容に関する情報を掲載したが、フィナンシャルタイムズ紙の疑問に対しては何ら答えていない内容だった。その一方、株価維持のためか相次いで新事業を発表する。1月30日に薄膜技術を持つ企業を買収したと発表する。しかし、親会社から買収しただけの話で内容はない。2月4日には新たに電気自動車の製造を行うと発表する。これらの策が功を奏したのかフィナンシャルタイムズ紙の報道により株価は一時下落したものの、その後は下落分を上回る上昇を見せている。

早急に再エネ政策の転換を

 欧州諸国のFIT導入目的の一つは、グリーンビジネス創出にあった。しかし、大きな分野の一つである太陽光ビジネスで、中国企業に敗れたことは明白だ。米国のように、輸入を阻止し、その一方で補助金政策を採用しない限りグリーンビジネスを創出することは難しい。その米国も、やっと国内の生産能力減少に歯止めをかけた状況だ。決算が正しく行われているかどうかも分からない中国企業と競争するのも簡単ではない。

 日本も、いい加減FITに関する幻想を捨て、再エネ導入の目的をよく整理し、目的達成に必要な真の政策をよく考えるべきだ。自給率向上、温暖化対策であれば原子力のほうが、費用対効果が高いだろう。環境ビジネスを作り出すには、米国のような補助金政策が有効かもしれない。少なくともFITの費用対効果は低いことは欧州で実証されている。電気料金上昇が生活と産業に与える影響は大きい。一日も早い政策の転換が必要だ。

1524 とはずがたり :2015/03/06(金) 07:31:07
やれやれだなぁ。。まあ高コストの太陽光発電が増えすぎるのは良くないけど。コスト高い方から退出するような仕組みになってるならそれで良いけど。

太陽光4700件辞退、九電管内
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150305-OYS1T50009.html
2015年03月05日

 九州電力は4日、送電網への接続を求めている太陽光の事業者から4700件の辞退届を受け取ったことを明らかにした。辞退した件数をまとめたのは初めて。九電が発電を無補償・無制限で抑制できる「新ルール」の適用対象となる事業者が大半を占めており、事業の採算性などを踏まえ、断念したとみられる。

 九電は1月から新ルールで受け入れ手続きを再開。2月4日に九州各地で開いた説明会で、発電計画を諦める事業者は接続の辞退届を提出するよう求めており、同月末時点での受理状況をまとめた。

 九電によると、4700件のうち、受け入れ制限の対象事業者からの提出が4200件で、対象全体(6万3000件)の7%程度を占めた。残り500件は、九電が接続を承諾した事業者から出されたという。
2015年03月05日

2015.3.5 07:01更新
九電、再生エネ出力抑制新ルール
http://www.sankei.com/region/news/150305/rgn1503050067-n1.html

 九州電力は4日、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度変更に伴う出力抑制の目安を公表した。買い取りの申し込みが接続可能量を200万キロワット超過した場合、新ルールで契約する太陽光や風力発電事業者に、年間70〜139日の抑制を要請すると試算した。

 超過分が100万キロワットとの場合、35〜117日、300万キロワットの場合は94〜165日と算定した。

 九電管内などではメガソーラーの立地・計画が殺到し、電力の需給バランスが大きく崩れる危険性が生じている。このため、経済産業省は、太陽光発電事業者らに、無補償で出力抑制を依頼できる日数を、これまでの年最大30日から、新規契約者に限って無制限とする新ルールを定めた。

 以前のルールで契約した事業者との公正性を保つため、年間30日までは両者に対し、平等に出力抑制を求める。

 九電管内の太陽光発電(1月末現在)は、発電開始済みの出力計432万キロワットで、契約済みが386万キロワット。九電が接続可能とする出力(817万キロワット)を上回っている。このため九電は、昨年9月25日から、新規受け入れを保留していた。

1525 とはずがたり :2015/03/06(金) 08:33:19
朝日新聞にもこの記事が載ってた。朝日はネットで見付からなかったけど。
わざわざ原発を停めるのは現実的ではないけど送電罔使うのは行けるんちゃうか。どんな技術的問題があるのかね??

太陽光発電協会、電力会社の買い取り停止予測発表-年間抑制率は10%未満に
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820150306caas.html
掲載日 2015年03月06日

 太陽光発電協会(東京都港区)は5日、発電量が増えすぎた時に電力会社が太陽光発電所からの電力の買い取りを停止する出力抑制の予測を発表した。試算した九州電力など電力3社管内ではいずれも太陽光の導入上限とされる接続可能量に達しても年間抑制率は10%未満となった。九州電力管内では2021年に接続量が1300万キロワット(現在は403万キロワット)になっても住宅用には出力抑制がほぼかからないと試算した。

 出力抑制の発動回数を増やせる新ルールが適用される新規参入者の抑制量を試算した。東北電力と中国電力は原子力発電などのベースロード電源の稼働状況によっては住宅に出力抑制がかかる。4日には電力5社も予測量を公表した。日単位で抑制量を算出した電力会社もあり、時間単位で計算した協会の試算と違いがあるという。
 九州電は1117万キロワットの導入時に抑制率が36%と試算したが、協会の試算では1300万キロワットでも最大で約23%だった。

太陽光抑制「1割以下可能」
太陽光発電協会 九電管内 原発減で
2014年3月6日 朝日新聞朝刊

再生可能エネルギーの固定買い取り価格制度で,パネルメーカーなどでつくる「太陽光発電協会」(東京)は五日,新たに受け入れる太陽光発電について一時的に発電を抑えてもらう出力抑制量が,電力会社の試算では発電可能量の最大5割と最も高かった九州電力でも,原発が減るなどすれば1割で済むとの独自の試算を発表した。

試算によると,九州電力では,新たに480万キロワットの太陽光発電を追加しても,原発の稼働出力が約半分(210万キロワット→とは註:九電の想定の420万キロワットと云うのは玄海3(1180MW)・4(1180MW)と川内3(890MW)・4(890MW)の4160MW=416万kwの事であろう)となるか,電力会社間をつなぐ連系線で210万キロワット分を関西圏に送電できれば,発電可能量に対し出力を抑える量の割合(出力抑制率)は7%になる。

九州電力が4日発表した2013年度の日射量の実績をもとにした試算では,新たに300万キロワット追加した場合,抑制率は36%だった。太陽光発電を大きめにみつもった場合は,52%になる。

同協会の試算では,東北電力についても,連系線120万キロワット分を首都圏に送電するなどした場合,太陽光を300万キロワット追加しても,抑制率は10%になる。東北電力は300万ワット追加した場合,13年度の実績ベースで,24%と試算していた。各電力会社は,原発がすべて再稼働する前提で計算している。
(以下略)

1530 とはずがたり :2015/03/06(金) 10:47:38
>>1529-1530
――法改正でFITを大幅に見直し、いまの再エネ推進策を抜本的に変えるべきと主張する人もいます。

高村 今後、再エネ推進策をどうすべきかについては、エネルギーミックスの議論の中で、再エネの導入目標をどの水準に置くのかによって変わってきます。エネルギーミックスの議論は経産省の長期エネルギー需給見通し小委員会で1月から議論が始まりました。

 議論の進め方は、まず省エネルギーと再エネの可能性を議論して、2030年までの導入見通しや目標を見た上で、エネルギーミックスを決めていくということになりそうです。再エネについては、エネルギー基本計画で発電電力量の21%以上を更に上回る水準の導入を目指すとされているので、これをベースにどこまで積み増すか、ということになります。

再エネ比率「30%」との持論を公表した委員も

 この21%という電源構成比は、これまでFITによって認定された再エネ設備がすべて順調に稼働した場合でも達することができるかどうかという水準です。実際には、認定の取り消しも相当数見込まれており、決して簡単に達成できる導入量ではありません。また、風力や地熱発電など、稼働までに時間のかかる再エネ導入を促進するためにも、FITの安定的な運用が重要です。●再エネ導入がようやく緒に就いたこの段階で、FITを大幅に見直し、制度を猫の目のように変えるのは得策ではありません。

 ●FITでは、調達価格がその導入のブレーキになり、アクセルになるので、その適切な見直しによって、導入の速度や量を調整できるはずです。

――再エネの比率は、21%からどのくらい積み増されるとみていますか。長期エネルギー需給見通し小委員会の場でも、●橘川武郎委員(一橋大学大学院研究科教授)が、持論として「30%」という数値を挙げました。

高村 橘川委員のご意見は、私の考え方にも近いと感じています。… そもそも、化石燃料に依存する火力発電の比率が9割という現在の状況に対して、大半の委員が問題視しています。いまは原油価格が下がっていますが、いずれまた上がる可能性があるというのが共通認識です。

――脱化石燃料やCO2削減をテーマにした場合、原発を推す考え方もあります。

高村 結局、エネルギーミックスの議論で、考え方が大きく分かれるのは、化石燃料への過度の依存から脱する電源として、原発に一定の重きを置くのか、再エネ推進をさらに強化するのか、という違いです。

再エネ拡大で27兆円もの化石燃料輸入額が減少

――原発を重視する立場からは、再エネのコスト、具体的にはFITの賦課金が兆単位になることを問題視します。

高村 電源の選択は、コストだけでなく、国産かどうか、環境性、安全性など、複数の視点から判断すべきです。コストが一つの要素であることは間違いありませんが、再エネのコスト高の例として、ある時点の賦課金の総額だけを持ち出すことはミスリードのように思います。再エネの導入によって13年度27兆円にもなっている化石燃料の輸入が減るはずですし、賦課金は一定の時期が来れば急速に下がっていきます。いったん導入した太陽光や風力など再エネは、FITの調達期間が終了すれば賦課金なしで、設備の償却が済んだ安い電気を供給してくれるはずです。

――エネルギーの専門家ほど、コストや脱化石の視点から、ある程度の原子力を見込んでおくことを推す印象を受けます。

高村 原子力に関しては、例えば、仮に20%、25%といった比率を掲げたとしても、厳しい安全基準を満たして、原子力規制委員会が安全の視点から認めなければ稼働できませんし、当然地元自治体の同意も必要です。ご存じの通り、●原発に関しては、国民の世論が2分しており、確度を持って2030年の電源構成比を決めるのは難しいと考えています。

 法令上、運転後40年を経た原発の稼働の延長も当然、安全性の観点から厳しい審査を受けることになります。仮に40年で廃炉となった場合、2030年の原発の電源構成比は、最大でも15%を切る程度になり、2030年代を超えるとその構成比はさらに低下します。

 原発に過度に重きを置いて目論見が狂えば、また火力依存に後戻りすることになりかねず、エネルギー安全保障や温暖化防止の観点を含め、持続可能なエネルギーシステム構築の障壁となりかねません。こうした原発のリスクや限界も考慮して、純国産の低炭素電源である再エネの導入に、一層の力点をおく必要があります。

1534 とはずがたり :2015/03/06(金) 11:38:47
鈴与は自民党政治家に脱法献金みたいな反社会的行為ばかりではなくて少しはいいこともしてゐる様だ。

2015年02月19日 07時00分 更新
電力供給サービス:農業と小水力発電、地元の新電力を生かして結び付く
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1502/19/news039.html


鈴与商事は静岡県の土地改良区が運営・管理する小水力発電の電力をプレミアム価格で購入し、新電力として販売する。土地改良区は農業用用水路などの維持管理費を小水力発電の売電収入で賄う。新電力側は太陽光発電よりも安定した電力を入手できる。売買電の双方に益のある取り組みだ。
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 農業用の水利施設の維持管理費を小水力発電で賄う取り組みが静岡県で進んでいる。カギは新電力の活用にあった。

 静岡県では県自らが主体となる初の小水力発電事業を2カ所で進めている。「西方発電所(菊川市、2016年3月完成予定)」と「伊達方発電所(掛川市、同2016年6月)」だ。*1)

 2つの発電所は完成後、大井川右岸土地改良区*2)に譲渡される。その後は同土地改良区が施設を管理・運営し、発電した電力を売電して、土地改良区施設の光熱費や維持管理費を賄う。用水路や揚水機などが対象となる。

 「大井川が初の舞台となった理由は幾つかある。大井川右岸土地改良区に隣接する大井川改良区には、国が進めた小水力発電所である『伊太発電所』(島田市)*3)が動いており、小水力発電の有用性が分かりやすい。加えて発電のポテンシャルもあった。今回の2つの小水力発電所は農林水産省の補助事業としての取り組みであり、農業者向けの基盤整備事業として、土地改良区の申請によって進めたものだ」(静岡県交通基盤部農地局農地計画課)。つまり、発電や売電が自体が目的なのではなく、土地の資源を活用して、農業を振興しようという取り組みだ。

*1) 西方発電所の最大出力は170kW、伊達方発電所は同142kW。想定発電電力は合計して年間185万5000kWh。
*2) 土地改良区は農用地の土地改良事業を進める目的で地域の農業者により組織された団体。農業用の用水路や排水路を造成・運転・管理し、区画整備や農道整備を進める。公共性が強いため、土地改良法に基づいて設立される。
*3) 大井川用水農業水利事業として、2013年6月に完成。最大出力は893kWと大きい。

新電力活用でひと味違う

 それぞれの発電所の出力は200kW未満であり、2014年度の固定価格買取制度の買取価格に従えば、1kWh当たり34円(税別)だ。大井川右岸土地改良区は2014年11月に電力売却について制限付き一般競争入札を実施。34円を下限として最も高額で買い取る企業を募った。

 落札したのは静岡県で石油製品やLPGなどエネルギー販売を手掛ける鈴与商事。なぜ小水力の電力を購入するのだろうか。

 「当社は2014年4月から新電力事業を開始しており、現時点で太陽光発電所から100MWの電力を調達している*4)。太陽光発電の出力は天候に左右されるため、調達する電源の安定性を高めるために小水力発電を活用したい。今後とも条件のよい小水力発電があれば、買い取りたい」(鈴与商事)。

 静岡県には農業水利施設が1200kmも存在する。静岡県は自らが取り組む小水力発電所のために今後も可能性調査を進めるとしており、小水力発電が新電力の電源の柱となっていくことが期待できそうだ。

*4) 同社は業務用施設のうち、小口の事業者に電力を販売している。学校施設やオフィスビル、倉庫、自動車ディーラーなどが対象だという。

1535 とはずがたり :2015/03/06(金) 11:45:04
そろそろ太陽光発電の設備利用率は15%ぐらいで計算できるのかも♪今後経年劣化で既存のパネルの効率落ちたりするんかもやけど。

太陽光発電の設備利用率(稼働率)
http://standard-project.net/solar/words/operation-rate.html

設備利用率とは

設備利用率とは、一定の稼動期間中(一般的には一年間単位)に得られた発電量が、その発電設備が仮に同期間中に100%の出力で発電し続けた場合に占める割合です。

設備利用率と同じような文脈で語られることが多いのが「稼働率」ですが、指標として使う場合にこの2つの意味合いは大きく異なります。発電設備における設備利用率は発電量に対する値なのに対し、稼働率は稼働時間のみを反映した値となります。

満月など月の光が強い場合は微量であれ太陽光発電が稼働する場合がありますが、こうした環境での1時間の稼働も、さんさんと降り注ぐ太陽のもとでの1時間の稼働も、「稼働率」という指標では同じ意味でとらえられます。

日本の太陽光発電設備利用率
平均設備利用率は年々上がっている

日本における太陽光発電の設備利用率は13%とされています。これは経済産業省が売電のための買取価格を決定する際に参考値として利用される便宜上の数値で、2013年度までは12%が使われていました。その年までに設置された太陽光発電設備の稼働状況から参考値が算出されますが、全国に広がる発電所で13%を超える設備利用率が多く確認されていることから、2015年度からは日本の平均稼働率として14%が採用される予定です。

太陽光発電の設備利用率の日本平均が引き上げられている背景には、普及が進んで発電状況のデータが増えたことで太陽光発電の本来の実力が評価されてきていることが挙げられるほか、各メーカーによる性能の向上(出力損失の低減)に関する努力や、定格出力に対してパフォーマンスが上回る傾向の強いソーラーフロンティアのCIS太陽電池なども多く採用されるようになってきたことが考えられます。

実際の稼働発電所の設備利用率は?

ここまでは経済産業省が規定するいわゆる「モデル値」をご案内してきました。この項ではソーラークリニック(住環境計画研究所)に掲載されている住宅用太陽光発電所のデータ1639件分(2014年2月のもの)を使って、実際の設備利用率についてご案内していきます。

最高値と最低値

年間発電量ランキングを見ると、静岡県磐田市の1kWあたりで1,850kWhが最高値となっています。この場合の設備利用率は約21.1%です。

逆に最低値は、岩手県盛岡の1kWあたり356kWhで設備利用率4%。障や不具合があったと予想されます。これは極端な例で除くとして、その次に低い数値が秋田県南秋田郡大潟村の751kWhで稼働率約8.6%になります。

設置環境によって、実際の設備利用率は10%以上も差が出ることが分かります。

平均値と分布

全国平均を算出すると、設備利用率は14.8%になります。

分布をみると、設備利用率17%以上は上位8%以上の発電所で得られており、設置状況が良ければ同程度の稼働率が期待できそうです。また経済産業省の定義する全国平均値13%の設備利用率は、実に80%以上の発電所で達成されていることが確認できます。10%以下しか設備利用率が出ていない発電所は約1%にとどまっています。

1536 荷主研究者 :2015/03/08(日) 12:37:55

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150225bcaf.html
2015年02月25日 日刊工業新聞
東洋電機製造、海洋エネ発電に参画-発電機・インバーターなど3プロジェクトに供給

 東洋電機製造は海洋エネルギー発電向けシステムに参画する。東京大学が東北などで進めている3件のプロジェクトに発電機、発電機用インバーター、系統連携用パワーコンディショナーを供給する。波力や潮流など海洋エネルギーを利用した発電は、太陽光や風力に比べて発電出力の予測可能性が高く、安定した電源として期待される半面、発電コスト低減が課題。各地で研究開発が進められており、東洋電機製造は今後も年2―3件の研究や実証実験への参画を目指す。

 東洋電機製造は東北復興次世代エネルギー研究開発機構(NET)が進める「塩竃(しおがま)市潮流発電」「久慈湾波力発電」の両計画に加え、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「油圧式潮流発電の要素技術開発」計画に同一構成で発電機などを納める。

 東洋電機製造は、波力・潮流・水力などの駆動源が変動する発電装置への接続に適している永久磁石形発電機を中核に、10キロ―750キロワット級までの発電機出力に応じたインバーターや系統連携パワコンを用意。へき地への設置を想定した遠隔監視、制御に対応するシステムを持つ。

1537 とはずがたり :2015/03/08(日) 19:40:13

2015年03月05日 13時00分 更新
法制度・規制:節電するほど再生可能エネルギーを増やせない、出力制御の大いなる矛盾
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1503/05/news020.html

電力会社は地域の需要が供給力を下回る場合に、太陽光や風力による発電設備の出力を制御できる。2015年1月から適用ルールが広がり、太陽光は年間30日を超えて出力制御が可能になった。九州では100日以上に及ぶような試算結果も出ているが、原子力をフルに稼働させることが前提だ。
[石田雅也,スマートジャパン]

 九州をはじめ北海道・東北・四国・沖縄を含む5つの地域の電力会社が、今後の出力制御の見通しを3月4日に政府に報告した。電力の需要が最も小さくなるゴールデンウイークまでに精度の高いデータを公表することが求められていて、それに向けた中間報告である。

 5社の中で最も厳しい予測を出したのが九州電力だ。すでに九州では2015年1月末の時点で、送配電ネットワークに接続できる発電設備の容量を超えている(図1)。接続可能量を超過してから申し込んだ発電設備には新たに「指定ルール」を適用して、年間に30日を超えて出力を制御することができる。その間の電力は買い取りの対象にならないため、発電事業者にとっては売電収入を失うことになる。

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図1 九州本土の太陽光発電の接続状況(左)と出力制御ルール(右)。出典:九州電力

 発電事業者に不利益をもたらすルールであることから、該当する電力会社には事前に出力制御の見通しを公表することが義務づけられた。その試算方法は2通りある。1つ目の方法は過去3年間の実績データをもとに算出する。九州電力を例にとると、接続可能量を100万kWオーバーした状態では、2013年度の実績にあてはめると出力制御日数は35日になる(図2)。

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図2 太陽光発電設備の実績データをもとに試算した出力制御の見通し。出典:九州電力

 2011年度から2013年度にかけて、家庭や企業の節電対策によって電力の需要は減少してきた。そのために2013年度の出力制御日数は2011年度の2倍以上に拡大する試算結果になっている。今後さらに節電効果が高まっていくと、皮肉なことに出力制御日数はどんどん増えてしまう。再生可能エネルギーの拡大と節電による電力使用量の削減を両立できない矛盾が生じるわけだ。

 しかも2つ目の試算方法を採用した場合には、出力制御日数は格段に増える(図3)。統計的な手法を使って発電設備の出力を想定するもので、実際の出力よりも高めに評価する方法である。九州では接続可能量を100万kWオーバーした状態でも出力制御日数は117日に及ぶ(図3)。発電設備の出力に対して39%に相当する大きな割合だ。

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図3 太陽光発電設備の出力想定値をもとに試算した出力制御の見通し。出典:九州電力

 電力会社が出力を制御するためにはシステムの整備が必要で、当面は対象になる発電設備の出力を日単位でゼロに抑える「交替制御」の方法をとる。電力会社から遠隔で出力を制御できるシステムを整備できた時点から、時間単位で制御する「一律制御」へ移行する予定である(図4)。
seigyo5_sj.jpg 図4 地域内に分散する太陽光発電設備の出力を制御するイメージ。出典:九州電力

 実際のところ2015年内に出力制御を実施する可能性は、九州以外の地域を含めて極めて小さい。というのも、電力会社は接続可能量を算出するにあたって、原子力発電所をフル稼働させた状態で供給力を想定しているからだ(図5)。

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図5 電力会社が想定する原子力発電の供給力。出典:資源エネルギー庁

 九州では再稼働が見込まれる「川内原子力発電所」の2基のほかに、「玄海原子力発電所」の4基を加えて438万kWにのぼる供給力を織り込んでいる。しかし運転開始から30年以上を経過した玄海1・2号機は再稼働に必要な原子力規制委員会の適合性審査を申請していない状態だ。仮に再稼働できるとしても数年先になることは確実で、それまでのあいだは出力制御の可能性を大幅に割り引いて考える必要がある。


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