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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

247とはずがたり:2009/02/12(木) 01:13:08

上峰町長の公選法違反:失職確定の大川町長、公民権停止「仕方ない」 /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090206ddlk41040470000c.html

 「決まった以上、仕方がない」。公職選挙法違反(寄付行為の禁止)の罪で公民権停止を含む有罪判決が確定し、失職が決まった上峰町の大川紀男町長(60)は5日、無念の表情を浮かべた。99年1月に町長に初当選して、この日でちょうど就任10年。07年2月の初公判以来、一貫して「贈答は歴代町長の慣習。違法性の認識はなかった」と主張したが、認められないまま町長職を退くことになった。【遠藤雅彦】

 最高裁まで争ったことについて大川町長は「公民権停止は外せると思っていた」と述べたうえで、「自分が納得するまでできた。上告してよかったと思う」とさばさばした表情。自ら辞めなかったことについては「私に異論がある町民はいるが、批判はされていないと思う。(任期途中で)辞めなかったことに後悔していない」と語気を強めた。
 一方、公民権停止が解けた後の政治活動は「何も考えていない」と話した。
 “後継”については「意中の人は複数いるが、その方の意思次第」と明言を避けた。
 同町議会の吉富隆議長は「たいへん力量のある人。町発展のためにも公民権停止はやめてほしかった」と話した。
 大川町長に批判的な「上峰町をよくする会」の碇勝征会長(67)は「判決を早く受け入れるべきだった。行政への町民の不信を強めた」と述べた。
 大川町長は同町企画課長などを経て、99年の町長選で初当選。略式起訴から間もない07年1月の町長選で3選を果たした。
 この日、大川町長は同町役場で幹部職員約25人を集めた緊急会合を開いた。
 自らの失職が決まったことを説明したうえで「仕事の量は増えて人員は増えていないが、(町長に就任してから)10年間よくついてきてくれた。これからも高齢者や子供に優しい町づくりを目指してほしい」と呼びかけた。

 ◇新年度予算審議、正副町長不在も
 上峰町の3月定例議会は、同月上旬に開会する予定だが、町長、副町長とも不在の状態で開かれる可能性が浮上している。町長選が同月中旬から下旬になるとみられるほか、荒木昌史副町長が「ずっと一緒にやってきた。町長が失職するなら自分も辞める」として辞職の意向を示しているため。
 新年度の予算編成に加えて定額給付金の支給など、同町役場は年度末に向けて業務が山積している。吉冨隆議長は「新年度予算の執行を遅らせるわけにいかない」として、例年通り同月10日までに議会を開会する考え。
 同町選管と議会運営委員会は来週中にも町長選と定例議会の日程を決める予定だ。
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 ■解説
 ◇「違法性知らぬ」通じず
 「贈答は歴代町長の慣習」とする大川紀男町長の主張を退けた司法の判断は、当然だ。
 大川町長は、贈答した行為自体は認める一方、選挙対策や私欲のためでないことや、行政手腕への期待が高いことなどを挙げ、公民権停止をしないよう求めていた。
 福岡高裁は、町長の行政実績を考慮して公民権停止を2年間短縮。しかし贈答の違法性は「知っていたと認められる」と断罪した。
 大川町長は記者会見などで「地方の事情」を酌まない公選法に不満を口にした。
 しかし、大川町長が主張したそうしたローカルルールの援用こそが、地方権力の腐敗を招く一因であったし、だから規範となる公選法がある。行政の長を目指すならば、より高い規範意識が求められてしかるべきだ。
 町政への不信が深くなったことは間違いない。出直し町長選では裁判の結果を踏まえ、あしき「慣習」を断ち切ることが必要だ。【遠藤雅彦】

248とはずがたり:2009/02/12(木) 01:13:31
>>247-248
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 ◆上峰町長の歳暮・中元事件の経緯◆(肩書は当時)
99年 1月 大川紀男氏が町長に初当選。
06年 1月 大川町長が町議や区長らに、中元や歳暮としてカズノコやハム詰め合わせなどを贈っていたことが発覚。県警が上峰町役場や町長宅などを捜索。臨時議会で町四役、町議の減給を決定。
    7月 県警が公職選挙法違反(寄付行為の禁止)容疑で大川町長を佐賀地検に書類送検。
   12月 鳥栖区検が大川町長を同法違反罪で鳥栖簡裁に略式起訴。大川町長が3選を目指して07年1月の町長選に立候補することを表明。同簡裁が罰金30万円、公民権停止5年の略式命令を出すが、大川町長は命令を不服として正式公判を申し立て。
07年 1月 大川町長が町長選で3選。
    2月 鳥栖簡裁で初公判。贈答行為は認めた上で「違法性の認識はなかった」と主張。
08年 2月 検察側が大川町長に罰金30万円、公民権停止5年を求刑。
    3月 弁護側が公民権停止の免除を求める弁論を行って結審。
    5月 「公職にある者の自覚、規範意識に欠ける」と鳥栖簡裁が罰金30万円、公民権停止5年の有罪判決。町長側は福岡高裁に控訴。
    9月 福岡高裁での控訴審が即日結審。
   10月 福岡高裁が1審判決を破棄し、罰金30万円、公民権停止3年の有罪判決。
   11月 大川町長側が最高裁に上告。
09年 2月 最高裁が上告棄却。大川町長の失職が決まる。

毎日新聞 2009年2月6日 地方版

選挙:上峰町長選 日程、あす協議−−町選管 /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090211ddlk41010556000c.html
 上峰町選挙管理委員会は10日、大川紀男前町長の失職に伴う同町長選の日程を12日に協議することを決めた。

 町長の職務代理者の江頭典雄・総務課長がこの日、大川前町長の失職を同選管に通知した。同町長選は3月中旬〜下旬に行われる見通し。

毎日新聞 2009年2月11日 地方版


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