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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5996チバQ:2018/04/18(水) 23:10:24
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2018041802000006.html
建設中止、実現は不透明 近江八幡市の新庁舎問題
05:00中日新聞プラス

建設中止、実現は不透明 近江八幡市の新庁舎問題

市長選後も重機が稼働を続ける新市庁舎建設地=近江八幡市桜宮町で

(中日新聞プラス)

 近江八幡市長選で争点になった新市庁舎の建設問題。次期市長に決まった小西理氏(59)は建設中止を表明しているが、損害賠償金の支払いなどハードルは高く、公約通り実現できるかは不透明だ。
 新庁舎は二月に着工し、現在は鋼材を地中に埋設する土留め作業の段階。重機が連日フル稼働して地盤改良が続けられており、市庁舎整備推進室は「現市長の任期いっぱい(二十四日まで)は契約通りに工事を進めてもらう」と説明する。
 小西氏は「工事が一日進むごとに建設費がかさむ」として、就任後すぐに請負業者の奥村組へ契約解除を伝える方針。これまでの工事費に、逸失利益なども加えて「賠償金は十億円以内に収めたい」と話す。
 ただ、契約解除はできても賠償額を巡る交渉が長引く恐れもある。市幹部は「業者にとっては八十七億円の事業。何の落ち度もなく一方的に契約破棄を申し入れて、十億円で収まるだろうか」と懸念する。奥村組滋賀営業所の担当者は「こういう状況なので何も答えられない」とノーコメントを貫く。
 賠償金の支出には議会の承認が必要。野党が多数を占める議会では対立も予想される。保守系会派の議員は「新庁舎だけが選挙の争点だったわけではない。有権者が全て賛成していると思うのは間違いだ」と話す。
 首長の交代で、建設中の事業が中止された事例は東海道新幹線の「栗東新駅」がある。同駅は二〇〇六年五月に着工したが、建設凍結派の嘉田由紀子氏が同七月の知事選に当選して見直された。
 この事例に詳しく、近江八幡市の男女共同参画審議会長も務めた名古屋学院大の早川洋行教授(社会学)は「いったん決まったことが、選挙のたびに覆るのでは物事が進まなくなる」とポピュリズムの弊害を指摘。その上で「建設を中止した場合の影響を市役所全体で精査し、そのコストを市民に分かりやすく示す必要がある」と話している。

 (平井剛)
 <近江八幡市役所新庁舎> 現庁舎敷地内に建てられる6階建てと3階建ての2棟。高層棟には人のにぎわいや交流を生むギャラリーや多目的スペースなどを、低層棟には子育て支援のセンターや図書室、プレイルームなどを設ける。地下駐車場を含めた延べ床面積は2万1000平方メートルで、総工費は87億6960万円。2020年1月の供用開始予定。


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