したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

利水・治水スレ

1とはずがたり:2007/11/05(月) 00:45:52
ダム・堰堤・運河・暗渠etc
公共事業に占めるダムなどの費用は非常にでかいものがある。専用スレで研究・観察。

行革スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/?KEYWORD=%A5%C0%A5%E0
土建スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/?KEYWORD=%A5%C0%A5%E0
ダムサイト
http://damsite.m78.com/top.html
ダム便覧
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jdf/Dambinran/binran/TopIndex.html
ダムマップ
http://www.dammaps.jp/

1680とはずがたり:2020/09/14(月) 02:37:06

ご近所の(とは言え車は小一時間はかかる)布目ダムだが,洪水調整や不特定利水の非電源ダムだった。
改造計画しちゃる♪

基本資料:水資源機構https://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/nunome/pamphlet/pdf/pamphlet2.pdf

●水道用水
奈良市に最大1.1263m3/s、
山添村に最大0.0097m3/sを供給。
奈良市の水道使用量年間約4,800万m3 ※ のうち
布目ダムから約3,000万m3(63%)を供給

ダムの取水レベルは270mぐらいか?

布目ダム(278.2m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.700254/135.977697/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

下流172.6m付近には笠置発電所の取水口があって悩ましいが,下水道の取水口までは1.1263m3/sの流れがある様だ。
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.760310/135.953858/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

因みにここ(興ヶ原(おくがはら)地点というらしい)https://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/nunome/pamphlet/pdf/pamphlet2.pdfで1.1253m3/s取水した後に,白砂川の取水口で0.64m3/sを取水しhttps://sakoda-water.c-co.jp/pages/70.html http://dampswatch.blog.fc2.com/blog-entry-344.html,更に須川ダムで取水して緑ヶ丘浄水場へ流れていくhttp://www.h2o.nara.nara.jp/introduce_154.html http://www.h2o.nara.nara.jp/file_library/591533374.pdfのだそうな。

所が,布目ダムにも発電施設があったw

放流水の流込2.2m3/sを利用しての発電だそうな。

http://www.suiryoku.com/gallery/nara/nunome_d/nunome_d.html
布目ダム
歴史
昭和50(1975)年:着手
平成 7(1991)年:竣工
種類
越流型重力式コンクリート+ロックフィル複合ダム
大きさ
堤高:72.0m、堤頂長:450.0m、堤体積:601,000立方メートル
 コンクリート部 堤高:72.0m、堤頂長:322.0m、堤体積:330,000立方メートル
 ロックフィル部 堤高:18.4m、堤頂長:128.0m、堤体積:271,000立方メートル
容量
 総貯水容量:17,300,000立方メートル
有効貯水容量:15,400,000立方メートル
面積
流域面積:75  平方キロメートル
湛水面積: 0.95平方キロメートル


独立行政法人水資源機構 布目ダム発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/nara/nunome_d/nunome_d.html
所有:水資源開発公団[運開]-独立行政法人水資源機構[現在]
平成 7(1991)年   ?:運用開始
平成15(2003)年10月:独立行政法人水資源機構法により所有者変更(水資源機構)
ダム式
発電方式(水の利用方法):流込み式
認可最大出力:990kW
水量
最大使用水量:2.2立方メートル毎秒
落差
有効落差:56.87m
河川
取水:布目川[布目ダム]
放水:布目川(231m)

因みに興ヶ原より下流に取水口がある布目川発電所のすペックは以下の通り

布目川発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/kyoto/nunomega/nunomega.html
事業者:関電
運開:1908年
形式:水路式・流込式
認可最大出力:1,110kW・  常時出力:330kW
最大使用水量:1.39m3/s
有効落差:111.05m(事業者様データ)
有効落差:111.00m(水力発電所データベース)
水車:2台 総出力1500kW
流域面積:87.2km2
取水:布目川(169.17m)https://maps.gsi.go.jp/#16/34.744213/135.961196/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水:木津川(53.48m)https://maps.gsi.go.jp/#17/34.760711/135.952302/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

関電で1.39m3/sであり,奈良市1.1263m3/sを加えると2.516m3/sであり,発電に使わず流している量もあると云うことになりそうだ。
今,ダム直下で1.1263m2/sを取水し,更に途中の打滝川(233m)https://maps.gsi.go.jp/#15/34.739796/135.951090/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1で水を加え(まあ極小0.3m3/sとする)と以下のスペックに増強可・

布目川発電所
最大使用水量:1.69m3/s
有効落差:180m
最大出力:2,100kW(●+990kW)

1681とはずがたり:2020/09/14(月) 19:42:58
布目ダムインフォメーション
https://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/nunome/pamphlet/index.htm
布目ダム パンフレット
布目ダム パンフレット表紙画像布目ダムパンフレット(PDF:2.83MB)

布目ダム フライヤー画像布目ダム フライヤー(PDF:4.18MB)

1682とはずがたり:2020/09/16(水) 00:33:10
水不足に苦しむ香川なのに上水道の有効容量すくなっ!!

https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/etc/subsite/kagawa_dam/takamatsu/07naiba.shtml
内場ダム
公開日:2017年5月11日
写真

香東川は讃岐山脈の大滝山(標高 944m)に源を発し、高松市を北流して瀬戸内海に注ぐ流域面積 113.2km2、流路延長 33.0kmの二級河川です。その規模は香川県を代表する河川の一つです。

内場ダムは、香東川の治水安全度の向上、流域における水不足の解消、水道用水の補給を目的として、昭和13年に築造工事に着手しました。19年に戦争のため一時中止していましたが、24年に工事を再開し、27年度に完成しました。

貯水池
総貯水容量:8,175,000 m3
有効貯水容量:7,975,000 m3
洪水調節容量:2,500,000 m3
不特定容量:4,025,000 m3
上水道容量:1,450,000 m3
堆砂容量:200,000 m3

1683とはずがたり:2020/09/16(水) 01:00:40
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.616000/136.399963/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
なんだこの地形。気になるw

1684とはずがたり:2020/09/16(水) 01:03:22
スキー場と砂防ダムのコンボか?

https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E136.24.20.722N35.36.41.820/zoom/10/

https://www.google.co.jp/maps/@35.6155049,136.4015183,607m/data=!3m1!1e3?hl=ja

1685とはずがたり:2020/09/16(水) 01:05:18
横山ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%B1%B1%E3%83%80%E3%83%A0

揖斐川のダムには本ダムのほか、上流に徳山ダム、下流には中部電力管理の久瀬ダム・西平ダムがある。支流の根尾川には中部電力の金原ダム(小堰堤)、上大須ダムがあり、坂内川にはイビデン株式会社所有の神岳ダムがある。なお、本ダム上流の杉原地先には徳山ダムの揚水発電施設として中部電力によって杉原ダム(高さ58.0m、重力式コンクリートダム)が、坂内川には日本国内最大の2,280,000kWの認可出力を誇る金居原揚水発電所の上部ダム(高さ148.5m、重力式コンクリートダム)が関西電力によって建設予定であったが、電力需要の伸び悩みから新規供給は難しいとの判断で中止となっている。

1686とはずがたり:2020/09/16(水) 01:05:47

調べてみるとイビデンの発電所はどれも最大水量が大きいぞ。。
34km2で4.7m3/sはなかなか
民間の貪欲な姿勢を見倣いたい♪

<坂内川>

イビデン 神岳(かみがたけ)ダム
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1062
昭和10(1935)年:竣工
 総貯水容量:215,000立方メートル
有効貯水容量:150,000立方メートル
流域面積:34  平方キロメートル
湛水面積: 0.05平方キロメートル
此処かなhttp://maps.gsi.go.jp/#15/35.646242/136.348143/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

イビデン株式会社 川上発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/kawakami/kawakami.html
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:4000kW
  常時出力: 960kW
最大使用水量:4.70立方メートル毎秒
有効落差:105.22m
取水位標高:525.50m
放水位標高:409.00m
流域面積:33.9平方キロメートル
取水:坂内川[神岳ダム]
放水:坂内川

イビデン株式会社 広瀬発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/hirose/hirose.html
水路式・流込式
認可最大出力:8000kW
  常時出力:3240kW
最大使用水量:8.36立方メートル毎秒
有効落差:119.96m
水圧鉄管:2条
取水位標高:364.23m
放水位標高:233.91m
流域面積:120.2平方キロメートル
取水:坂内川(+八草川)、浅又川http://maps.gsi.go.jp/#16/35.592971/136.366339/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1,白川(殿又川)http://maps.gsi.go.jp/#16/35.569813/136.410413/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水:坂内川

<揖斐川>
横山ダム

中電横山発電所

イビデン株式会社 東横山発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/hgyokoya/hgyokoya.html
水路式・流込み式
認可最大出力:12100kW(運開当時6400kW?)
  常時出力: 5300kW
最大使用水量:16.70立方メートル毎秒
有効落差:95.66m
水圧鉄管:4条
取水位標高:226.67m
放水位標高:123.55m
流域面積:270.4平方キロメートル
取水:揖斐川
放水:揖斐川

1687とはずがたり:2020/09/16(水) 17:24:12

結構あるんだな。惜しむらくは画像が粗くて取水量が不明,利水標は写ってたりするんだけどなあ

http://dampswatch.blog.fc2.com/blog-entry-513.html
深河谷川取水堰堤
三方川取水堰堤
谷川取水堰堤。
引原川の取水、西谷取水口。右岸側にはかんがい用の取水あり。

1688とはずがたり:2020/09/16(水) 17:40:43
>>1687

https://maps.gsi.go.jp/#16/35.139265/134.595501/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
深河谷川取水堰堤

>三方川取水ダムは、揖保川の支流三方川の一宮町西深地区に設置
ここか?
https://maps.gsi.go.jp/#17/35.152705/134.609106/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

https://www.kkr.mlit.go.jp/himeji/iin/ibo_iinkai/03/6_iinkai/6sanko2.pdf
H15.2.20

[関西電力:三方ダム取水ダムによる取水について]
(第3回治水・利水・自然環境分科会での委員の発言に対する回答として送付された文書:原文を掲載)

前略 先日の揖保川流域委員会 第3回 治水・利水・自然環境分科会において標記に関する発言がありましたので書面で失礼かとは思いますが説明させていただきます。
当山崎電力センターでは揖保川流域に5カ所の発電所と2カ所のダム(三方川取水、草木)を運用・保全しています。
三方川取水ダムは、揖保川の支流三方川の一宮町西深地区に設置されている「※1ゴム引布製起伏堤(ファブリダム:風船ダム)」で引原川との合流部にある安積発電所の取水用として活用されています。

さて、三方川取水ダムによる止水ですがこのダムに関わらず、全てのダムは法律で河川維持流量を確保することが義務づけられており三方川取水ダムの場合、通年で毎秒0.254m3 の水量を左岸に設置されている魚道から放流しています。
必然的に河川流量が渇水等により毎秒0.254m3 を下回る場合は、発電所への取水は停止し魚道からの通水のみとなります。
また、発電所の下流には水が流れていないとの発言もございましたが、この状況は減水区間のことではないでしょうか。減水区間とは取水箇所から発電所(放水箇所)の間のことで本来河川に流れている流量から発電使用水量分が減水されている区間のことです。渇水時以外は河川維持流量以上が流れることとなります。もちろん、発電所の下流は取水した量をそのまま放水していますので揖保川全体としては減水することはありません。
最後に、揖保川水系の5カ所の発電所は1913年から1939年の間に兵庫県や姫路水力等の民間電力会社により建設されました。その後統合等により現在は関西電力(株)の所管になっていますが90年もの長きにわたり運転しています。
水力発電は、再生可能な純国産エネルギーとしてまた、※2 地球温暖化防止への貢献という命題も与えられ今後とも運用していきたいと思っております。
草々

※1三方取水ダム:三方川地点周辺における過去の浸水を発端に従来の堰にかわり「ダムの可動化」の要請があり1980年に完成した起伏堰。
断面はかまぼこ状で内部は水圧で保持しています。
ゴム引布製起伏堰 幅41m、高さ2m
倒伏:上流水位が3mに達した場合 40分で倒伏
起立:上流水位が90cm以下 30分で起立

1689とはずがたり:2020/09/16(水) 17:49:02
>>1687
三方川取水堰堤263m

深河谷川取水堰堤245m

谷川取水堰堤。244m
https://maps.gsi.go.jp/#17/35.139678/134.562671/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

西谷取水堰堤251m
https://maps.gsi.go.jp/#17/35.161231/134.543874/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1



揖保川水系河川整備基本方針
流水の正常な機能を維持するため
必要な流量に関する資料(案)
https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/kihonhoushin/070119/pdf/s6-2.pdf

1690とはずがたり:2020/09/17(木) 14:13:46
高山発電所を増強したくて・・・

木津川134m(久米川合流部)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.755982/136.117516/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
三軒家川134.9m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.769753/136.077733/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
松林坊川134.8m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.759754/136.062035/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
広沢川136m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.758196/136.047778/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
(無名沢)135m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.749466/136.032732/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

むずw

松林坊川と広沢川と名無し沢(ホントに名前不詳でワロタhttps://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860604/ )では水量しれてるやろしなあ・・
精々8km2ってとこか。

1691とはずがたり:2020/09/17(木) 14:38:37

>>1690
寧ろ高山に拘らず木津川の流込式でOKか。

取水
木津・服部川堰堤131m(木津川・服部川合流部)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.779080/136.103662/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
三軒家川131.2m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.770084/136.077656/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
松林坊川131.6m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.760043/136.061760/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
広沢川130.2m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.758125/136.047993/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

南山城発電所
発電力3,000kW
有効落差:45m
最大使用水量:8m3/s(最低ラインとして大河原-高山の4m3/sだがもっと行けるであろう
。あんま取りすぎると岩倉峡の水量が減ってしまうけど。)

放水
木津川86m
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.756544/136.033565/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

う〜む,割と大がかりに作ってみた割にはこんなものか。。

これが左岸経由だとする(どっちが左岸でどっちが右岸かよく解ってないw)と右岸経由の方が取水先が多くて有望かも。

東高倉川132.2m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.781315/136.101276/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
宮谷川132.6m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.780920/136.087921/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
西出川132.3m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.780300/136.085140/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
相田川131.8m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.780271/136.067184/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
木戸川131.5m
https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860604/8606040625/
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.780037/136.060515/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
大谷川130.9m
https://maps.gsi.go.jp/#17/34.774377/136.056449/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
小山川130.2m
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.774415/136.042834/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

発電所
島ヶ原発電所
発電力3,000kW
有効落差:43m
最大使用水量:8.5m3/s

放水:木津川89m
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.758575/136.028265/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1692とはずがたり:2020/09/17(木) 15:35:13
云われなくなったし収まったかな?

2020年7月15日10:54 午前2ヶ月前更新
中国三峡ダムの治水効果に疑問の声、大雨で長江流域が最高水位
https://jp.reuters.com/article/china-floods-threegorges-idJPKCN24G067

[上海 14日 ロイター] - 中国で記録的な大雨による洪水や土砂災害の被害が広がるなか、長江にある巨大な三峡ダムの治水効果に改めて懐疑的な目が向けられている。

7月14日、中国で記録的な大雨による洪水や土砂災害の被害が広がるなか、長江にある巨大な三峡ダムの治水効果に改めて懐疑的な目が向けられている。写真は三峡ダム。2012年8月撮影(2020年 ロイター/Carlos Barria)
中国政府は三峡ダムが洪水を抑制しているおかげで、経済的損失は最小限にとどまり、死者や避難者の数も少なく収まっていると主張。しかし、専門家などは、長江やその流域にある大きな湖が観測史上最も高い水位を記録しているのは、同ダムが所期の目的を果たしていないからだと指摘する。

米アラバマ大学で中国の洪水を研究する地理学者のデービッド・シャンクマン氏は「三峡ダム建設の主な目的の1つは、洪水の抑制だったが、完工から20年も経っていないのに近年の最高洪水量が記録された」と述べ、「結局、今回のような異常な事象は阻止できない」とした。

一方、中国水利省の葉建春副大臣は13日のブリーフィングで今年は三峡ダムなどの貯水施設からの「綿密なスケジュール」に沿った放水が洪水の抑制で効果を表してきたと述べた。

同氏によると、647億立方メートルに上る洪水の水が2297カ所の貯水池にためられており、このうち29億立方メートルは三峡ダムにあるという。

三峡ダム事業の運営会社も11日に、7月6日以来、下流での放水量を半分に絞っており、「長江の中流および下流域での水位上昇のスピードと範囲を効果的に抑制してきた」と説明。洪水による貯水量は三峡ダムの貯水容量の88%に達したことも明らかにした。

しかし、放水量の調節にもかかわらず、長江流域の一部とその支流、?陽湖や洞庭湖のような大きな湖の水位は観測史上最高に達した。

巨大ダム事業に批判的な中国の地質学者、Fan Xiao氏は三峡ダムの貯水容量は、平均的な洪水量の9%未満にしか満たないと指摘。

「上流の洪水を部分的かつ一時的に抑えることしかできず、長江の中流や下流で大雨による洪水が起きても何の助けにもならない」とした。

さらに、三峡ダムなどの大規模ダムは、長江下流で土砂が堆積する流れを変えることで洪水を悪化させる可能性もあるという。三峡ダムで行われている水力発電も洪水を抑制する機能を弱めているとした。

アラバマ大学のシャンクマン氏は、気候が正常な年は三峡ダムは洪水の抑制で効果を発揮するが、異常気象への対応力は十分でない可能性は以前から明らかだったと語った。

1693とはずがたり:2020/09/17(木) 18:02:58

さて雲出(くもず)川水系の君ヶ野ダムhttp://tohazugatali.dousetsu.com/risui/hatemata00.htmlに引き続いて安濃(あのう)川の安濃ダムhttp://tohazugatali.dousetsu.com/risui/anou00.htmlも完成。

残る三重県営ダムhttp://www.pref.mie.lg.jp/common/06/ci500003577.htmの主な3ダムの内2つが完了☆
残るは宮川ダムと相成った。

さて此処ではどんな感じかなと覗いて見ると,おお,結構でかい規模で発電してるぅ♪♪

宮川ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0_(%E4%B8%89%E9%87%8D%E7%9C%8C)
流域面積 125.6 km2
湛水面積 200.0 ha
総貯水容量 70,500,000 m3
有効貯水容量 56,500,000 m3
利用目的 洪水調節・不特定利水
かんがい・発電
事業主体 三重県
電気事業者 三重県企業庁
発電所名(認可出力)
 宮川第一発電所 (25,600kW)
 宮川第二発電所 (28,600kW)
着手年/竣工年 1952年/1955年

と云う事でどんな感じか探してみる。ダム堰堤の側に取水口がないなあと思ってると,なんと南の端の方にあるではないか。。

https://maps.gsi.go.jp/#16/34.262617/136.187178/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

何処行くねん,宮川とは逆だぞ,と思ってると,なんと海辺に着いた!!!!
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.158817/136.272933/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

俺の阿佐での海辺まで持ってって発電は荒唐無稽でもなかったんやな!!!!

これは素晴らしい☆

1694とはずがたり:2020/09/17(木) 18:32:15
>>1693
うほっ24m3/s使い切りだ♪

http://www.suiryoku.com/gallery/mie/miyagaw1/miyagaw1.html
中部電力株式会社 宮川第一発電所
所在地:三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区島原
交通:JR紀勢本線 紀伊長島駅より約18km

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-中部電力株式会社[現在]
昭和32(1957)年4月15日:運用開始
平成 4(1992)年3月   :設備改修
平成26(2014)年4月 1日:所有者変更(中部電力)
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
発電方式(水の利用方法):貯水池式
出力
認可最大出力:25600kW
  常時出力: 7000kW
水量
最大使用水量:24.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:121.666m
設備
水車:立軸フランシス水車 出力14600kW×2台
発電機:立軸三相交流同期発電機 容量16000kVA×2台
主変圧器:1次10.5kV/2次77kV、(恐らく容量31000kVA)×1台
導水路:総延長6365.50m、主要導水路 圧力トンネル 口径3.6m、延長6365.50m
調圧水槽:差動式サージタンク? 高60.5m
水圧鉄管:内径3100〜1600mm、板厚11〜22mm、延長133m×1条
入口弁:バタフライバルブ
放水路:幅3.6m×高3.6m、総延長416m
標高
取水位標高:280.00m
放水位標高:147.05m
面積
流域面積:125.6平方キロメートル
河川
取水:宮川水系宮川[宮川ダム]
放水:宮川第二発電所
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)


http://www.suiryoku.com/gallery/mie/miyagaw2/miyagaw2.html
中部電力株式会社 宮川第二発電所
所在地:三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区三浦

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-中部電力株式会社[現在]
昭和33(1958)年1月23日:運用開始
平成 4(1992)年3月   :設備改修
平成26(2014)年4月 1日:所有者変更(中部電力)

発電の区分
水路式
流込み式

認可最大出力:28600kW
  常時出力: 8100kW

最大使用水量:24.00立方メートル毎秒

有効落差:134.736m

水車:出力15100kW×2台

標高
取水位標高:138.65m
放水位標高:  1.35m

流域面積:128.6平方キロメートル

河川
取水:宮川第一発電所
放水:太平洋(三浦湾)

1695とはずがたり:2020/09/17(木) 18:34:56

うほっ。凄い水圧鉄管♪高低差公営発電所最大だったそうな(今は中電)
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.234220/136.168488/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

http://www.suiryoku.com/gallery/mie/miyagaw3/miyagaw3.html
中部電力株式会社 宮川第三発電所
所在地:三重県多気郡大台町大杉
交通:JR紀勢本線 三瀬谷駅より約40km

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-中部電力株式会社[現在]
昭和37(1962)年3月28日:運用開始
平成27(2015)年4月15日:所有者変更(中部電力)
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
発電方式(水の利用方法):調整池式
出力
認可最大出力:12000kW
  常時出力: 1100kW
水量
最大使用水量:3.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:477.179m
設備
水車:立軸4射ペルトン水車 出力12500kW(定格12000kW)×1台
発電機:三相交流同期発電機 容量14000kVA×1台
主変圧器:1次6.6kV/2次77kV、容量14000kVA×1台
導水路:無圧トンネル 延長2705.6m
上部水槽:梯型断面横溢流型
水圧鉄管:内径1600〜700mm、板厚9〜26mm、延長1379.55m×1条
入口弁:ロータリーバルブ
放水路:高1.87m、総延長25.0m
標高
取水位標高:779.00m
放水位標高:280.00m
面積
流域面積:28.6平方キロメートル
河川
取水:与八郎谷→堂倉谷(宮川)→小不動谷→不動谷川[不動谷ダム]
放水:宮川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)

ダム諸元
名称
不動谷(ふどうだに)ダム
歴史
昭和33(1958)年:着手
昭和36(1961)年:竣工
種類
越流型重力式コンクリートダム
大きさ
堤高:20.5m、堤頂長:44.0m、堤体積:6,000立方メートル
容量
 総貯水容量:71,000立方メートル
有効貯水容量:40,000立方メートル
面積
流域面積:27.8 平方キロメートル
湛水面積: 0.01平方キロメートル
流量
計画高水流量:190立方メートル毎秒

1696とはずがたり:2020/09/17(木) 18:35:54
流石多雨地帯。その辺の沢をぐるっと回るだけで3m3/sぐらい直ぐ集まっちゃうようである。
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.294931/136.150110/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


http://www.suiryoku.com/gallery/mie/yamatoda/yamatoda.html
中部電力株式会社 大和谷発電所
所在地:三重県多気郡大台町久豆
交通:JR紀勢本線 三瀬谷駅より約34km

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-中部電力株式会社[現在]
昭和60(1985)年5月   :運用開始(水力発電所データベース)
昭和60(1985)年6月 1日:運用開始(事業者様データ)
平成27(2015)年4月15日:所有者変更(中部電力)
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):水路式
発電方式(水の利用方法):流込み式
出力
認可最大出力:6400kW
  常時出力: 180kW
水量
最大使用水量:3.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:262.00m
設備
水車:立軸4射ペルトン水車 出力6700kW(定格6400kW)×1台

標高
取水位標高:557.80m
放水位標高:298.30m
面積
流域面積:17.9平方キロメートル
河川
取水:地池谷→大和谷→焼山谷→三滝谷
放水:大和谷

1697とはずがたり:2020/09/17(木) 18:36:43


宮川ダムには河川維持流量を用いた小水力が県営発電で残っているようだ。

http://www.suiryoku.com/gallery/mie/miyagawd/miyagawd.html
宮川(みやがわ)ダム[三重県管轄]

歴史
昭和27(1952)年7月:起工
種類
越流型直線重力式コンクリートダム
大きさ
堤高:88.5m、堤頂長:231.0m、堤体積:388,583立方メートル
堤体幅:76.62m(上流10.73m+下流65.89m)、ダム敷幅:118.74m(上流10.73m+下流108.01m)
容量
 総貯水容量:70,500,000立方メートル
有効貯水容量:56,500,000立方メートル
 洪水調節容量:24,500,000立方メートル(有効貯水容量の内)
堆砂死水容量:14,000,000立方メートル

標高
     堤頂標高:289.50 m
     天端標高:284.50 m
 洪水時満水位標高:283.00 m(サーチャージ)
  常時満水位標高:280.00 m
 洪水吐越流頂標高:265.50 m
放流管呑口中心標高:240.381m
    低水位標高:240.00 m
    堆砂位標高:240.00 m
放流バルブ中心標高:226.750m
 左岸導流堤頂標高:215.00 m
   水車中心標高:214.50 m
 左岸導流堤頂標高:212.00 m
     河床標高:200.00 m
     基礎標高:196.00 m

流域面積:125.6平方キロメートル
湛水面積: 2.0平方キロメートル

灌漑
灌漑面積:5430ヘクタール
灌漑供給水量:750万立方メートル/年

三重県企業庁 宮川ダム発電所
所在地:三重県多気郡大台町久豆
交通:JR紀勢本線 三瀬谷駅より約30km

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-三重県企業庁[現在]
平成15(2003)年:運用開始
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム式
発電方式(水の利用方法):流込み式
出力
認可最大出力:316kW
水量
最大使用水量:0.500立方メートル毎秒(以前は0.277立方メートル毎秒)
設備
発電機(以前):150kVA×1台
面積
流域面積:125.60平方キロメートル
河川
取水:宮川[宮川ダム]
放水:宮川

1698とはずがたり:2020/09/17(木) 19:26:14

宮川ダム(280m)から三瀬谷発電所(83.0m)まではがら空きである。

水量豊富なせいか,この程度では無視ってなスタンスを感じるw

犂(からすき)谷(279m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.321588/136.223795/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
大熊谷(279m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.329917/136.212595/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

■大熊谷口(149m)発電所・
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.327578/136.236069/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
有効落差130m
水量:5m3/s
発電量:5,400kW

宮川水系 (850513) | 国土数値情報河川データセット
https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/850513/

雲母取水口(139m)5.5m/3
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.331999/136.253504/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
始神谷(140m)0.5m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.342010/136.280390/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
栗谷川(139m)3m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.374630/136.303532/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
浦谷(138.8m)3m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.382351/136.344860/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

■新三瀬谷発電所
最大使用水量:12m3/s(直下の三瀬谷P/Sは40m3/s)
有効落差:52m
認可最大出力:5,200kW

宮川(87m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.375905/136.368077/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1699とはずがたり:2020/09/17(木) 21:05:07
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000062874.pdf
大内山川は、三重県の南勢地域に位置し、大紀町の春日越に発して、宮川に合流する総延長 31.0km、流域面積 134.36kmの一級河川です。…全体を通じて豊かな環境が保全されており,アユ等川魚の良好な漁場となっており,天然記念物ネコギギの生息地でもあります。

中部電力株式会社 長ヶ発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/mie/naga/naga.html
流域面積:140.5平方キロメートル
水路式
発電方式(水の利用方法):調整池式
出力
認可最大出力:2600kW(改修前2400kW)
  常時出力:  61kW
水量
最大使用水量:6.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:51.34m(改修前50.37m)
取水位標高:93.30m
放水位標高:40.77m

取水:大内山川https://maps.gsi.go.jp/#17/34.349748/136.401299/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 100.1m→八谷川(調整池)https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/850513/ https://maps.gsi.go.jp/#16/34.377862/136.443897/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 97m
放水:宮川

八谷川の流域面積そんな広くないし,流域面積の表記が三重県の大内山川全体の面積より大きいの可怪しく無いか?

1700とはずがたり:2020/09/18(金) 10:03:48
<野洲川>

野洲川ダム(381.2m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.976740/136.351361/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%B4%B2%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0
戦後の混乱期、極めて厳しい食糧需給状況は餓死者を生む悲惨な状態であった。こうした切迫した状況を改善するため農林省(現・農林水産省近畿農政局)は全国4水系・流域において「国営農業水利事業」を発足させた。水系を一貫して開発し、系統的な農業用水整備を行うことで食糧増産を図るのが目的であり、農林省版「河川総合開発事業」とも言えるものである。1947年(昭和22年)より開始された事業の対象として大井川・九頭竜川・加古川水系そして野洲川が選定され、同年から「国営野洲川農業水利事業」が施工された。

この根幹施設として野洲川ダムは着目され、事業は滋賀県から農林省へ移管された。建設工事は再開され、1951年(昭和26年)完成し流域の悲願が実現した[1]。

http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=3195
建設:着手/竣工 1939※/1951
※建設開始(県営ダム),1944年戦争激化により一旦中断。1947年国営野洲川農業水利事業として再開
改修:着手/竣工 2001/2009
目的:農業
流域面積/湛水面積:32.5km2(全て直接流域) /50ha
総貯水容量/有効貯水容量:850万m3/728万m3
ダム事業者:近畿農政局

青土(おおづち)ダム
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.956413/136.303854/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

野洲川ダムは洪水調節機能を有していないため根本的な治水整備は遅れていた。滋賀県はダム下流の甲賀郡土山町青土地先に1987年(昭和62年)、補助多目的ダムである青土(おおづち)ダム(中央土質遮水壁型ロックフィルダム、43.5m)を建設し、野洲川流域の治水と甲賀市等への上水道、湖南工業地域への工業用水供給を図った。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%9C%9F%E3%83%80%E3%83%A0
滋賀県で最初の多目的ダムである[2]
ダム管理用の水力発電設備(最大250キロワット)も備える[3]。

http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1364
目的:洪水・不特定利水・水道用水・工業用水
流域面積/湛水面積:54.3km2(全て直接流域) /62ha
総貯水容量/有効貯水容量 730万m3/660万m3
ダム事業者:滋賀県
着手/竣工:1966/1987

水口頭首工(180m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.958136/136.197102/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
1955年建設
野洲川ダムの放流水取水

石部頭首工(116m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.025287/136.044474/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
1954年建設
野洲川ダムの放流水取水

1701とはずがたり:2020/09/18(金) 10:29:37
>>1700
調べれば判明するもんだ。インターネット時代は趣味者にも優しいねえ。。
野洲川ダムの最大取水量は10.3m3/sとなっている。
所が水口頭首工の最大取水量は6.143m3/s,石部頭首工の最大取水量は6.813m3/s。合計12.956m3/sもある。
水源の筈の野洲川の放流量(供給量)を超えて取水する慣行水利権みたいなものも含まれているのか?

野洲川ダム(381.2m)
[1]https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%B4%B2%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0
[2]https://www.maff.go.jp/kinki/seibi/sekei/kokuei/yasugawa/yasugawa05.html
建設:着手/竣工 1939※/1951
※建設開始(県営事業),1944年戦争激化により一旦中断。1947年国営野洲川農業水利事業として再開
改修:着手/竣工 2001/2009…国営総合農地防災事業
目的:農業
流域面積/湛水面積:32.5km2(全て直接流域) /50ha
総貯水容量/有効貯水容量:850万m3/728万m3
ダム事業者:近畿農政局
取水施設(放流施設兼用):多孔式(6孔) 最大取水量 10.3 ?/s

水口頭首工(180m)
1955年建設
野洲川ダムの放流水取水

http://reiki.city.koka.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/r055RG00001057.html
○甲賀市水口頭首工管理規則(抜粋)
計画取水位は、頭首工の水位で標高182.20メートルとする。
制限水位は、頭首工の水位で標高183.787メートルを上限、181.90メートルを下限とし、ゲート操作によってこの範囲を超えてはならない。
管理責任者は、前項に規定する水位の範囲内でかんがい用水等の取水を行い、かつ、河川の流量を努めて恒常的に維持させるものとする。
頭首工地点からのかんがい用水の取水量は、次に掲げる量を基準とする。
単位:m3/s
4月25日〜5月1日:6.143
5月2日〜9月20日:5.650
9月21日〜4月24日:1.466

石部頭首工(116m)
https://www.maff.go.jp/kinki/seibi/sekei/kokuei/yasugawa/yasugawa05.html
1954年建設
野洲川ダムの放流水取水

取水口(位置):最大取水量 取水口
右岸:2.425m3/s 2.0×1門
左岸:4.388m3/s 3.5×1門

1702とはずがたり:2020/09/18(金) 11:29:40
これhttp://maps.gsi.go.jp/#15/34.956747/136.347349/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1結構大きいように見えるけど下に転載した只の砂防堰堤かね?

滋賀県砂防年表
2015年9月24日
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/sabou/19718.html
1951 昭和26 土木部に砂防課を新設
1982 〃 57 うぐい川砂防堰堤工事(重力式H=24.0m湛水)着工。S62竣工。

1703とはずがたり:2020/09/18(金) 11:54:29
>>1700-1703
さて,発電所である。

野洲川ダム導水:
うぐい川(384.9m)http://maps.gsi.go.jp/#15/34.960475/136.363184/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
田村川(385m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.944409/136.363088/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

発電取水:野洲川ダム・右岸・370m程度
発電所立地:■青土発電所:青土ダム・右岸
放水:青土ダム湖・292m程度

有効落差:78m
使用水量:10m3/s
最大認可出力:6,500kW

青土ダム導水:
音羽谷川(295m)http://maps.gsi.go.jp/#15/34.969830/136.291859/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
北砂川(295.3m)http://maps.gsi.go.jp/#15/34.979008/136.285036/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
※:下流の農繁期には慣行水利権等に配慮。この時期はダム本体からの放流水も増えるから大丈夫かと思われる。

発電取水:青土ダム左岸(280m程度)
上部水槽:この辺http://maps.gsi.go.jp/#16/34.941858/136.285647/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
発電所立地:■土山発電所・甲賀市土山北土山地先
放水:野洲川(223m)http://maps.gsi.go.jp/#16/34.942984/136.273159/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
有効落差:58m
使用水量:12m3/s
最大認可出力:5,800kW

1704とはずがたり:2020/09/18(金) 12:54:01
すげえw

6地域水利への誇り ...犬上川流域
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/4040474.pdf

最後の水利紛争

昭和7年の6月から7月にかけて降った大雨によって、一ノ井堰の一部が決壊したため、一ノ井堰の復旧工事が着手されました。一ノ井は、過去の明治・大正にかけて、同様の状況で違法工事を行っており、今回もその兆候が一部で見られたとして、二ノ井側の70人が現場に急行し、河原へ下り、竹槍を振りかざして、石合戦を展開しました。さらに、土を運搬するトロッコのレールを、川に投げ込んで引き揚げました。他方の一ノ井側も、数百人を集めて工事を続行しました。二ノ井側も数百人が集結し、再び竹槍を振りかざした石合戦となりました。夜を迎えて警官約200人が出動し、事態の鎮静にあたりました。

…地元と県は争いを根絶するためには、水不足の原因を取り除くほか無いことを確認しました。

ダムと頭首工の建設

昭和7年にいち早く着工した金屋頭首工は、昭和9年に完成しました。翌10年には幹線水路も完工し、昭和11年に使用が開始されました。犬上川の騒動の直接の原因となった水配分の問題を解消するため、一ノ井、二ノ井の反別、石高に応じて、用水配分量をおおむね8:2に確定し、その割合に応じて頭首工の左右に水門を設けました。昭和14年の大干ばつでは、他地区が用水に苦労し、争いも起きていましたが、この地域はそのような争いと無縁であり、以降も水争いが起きることはありませんでした。

…昭和9年には、当時としては最大の農業用ダムとなる、犬上川ダムの建設に着工しましたが、太平洋戦争によって進捗が遅れ、完成を見たのは、計画から遅れること9年後の昭和21年でした。その後、末端部分の水路改修や排水路改修、堰の改良が行われ、昭和32年に全ての事業が完成し、流域の全地域で用水が確保されて、二毛作も可能となりました。

http://www.jsidre.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/88-4-19.pdf
「村の堰(金屋頭首工)─滋賀県犬上郡多賀町地先─」(株)三東工業社北川 孝 Water,LandandEnviron.Eng.Apr.2020
金屋頭首工(表紙写真)は,当初,昭和8年に県営犬上川農業水利改良事業によって施工されたが,その後平成18年に,県営かんがい排水事業により全面改修が図られた。この基幹水利の抜本的な改良により,地域の水利用の効率化と,近代農業経営の確立に大きく寄与することとなった。…

金屋頭首工

所在地:滋賀県犬上郡多賀町富之尾地先 ここか?http://maps.gsi.go.jp/#17/35.199745/136.289628/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
当初施工年度: 昭和7?8年度
改修年度:昭和27年,50年,平成18年
受益面積:723ha
取水量:
左岸 3.407m3/s
右岸 0.683m3/s

犬上川ダム
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1351
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.170862/136.339130/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
目的:潅漑・発電
流域面積/湛水面積:31.2km2 ( 全て直接流域 ) /35ha
総貯水容量/有効貯水容量 450万m3/370万m3
ダム事業者:滋賀県
着手/竣工:1934※/1946
※ダム建設に着工。第二次大戦の戦局悪化で完成は遅れる

犬上発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/shiga/inugami/inugami.html
事業者:関西電力(株)
運開:1954年
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:1100kW   常時出力:   0kW
最大使用水量:3.20m3/s
有効落差:43.32m
流域面積:32.3km2
取水:犬上川(南谷)[犬上ダム](252.5m)
放水:犬上川(南谷)(206.55)

1705とはずがたり:2020/09/18(金) 13:14:41
>>1704
流域面積が32.3km2なので使用水量3.2m3/sはほぼ物部川の法則に从っている。
しかし金屋頭首工の取水量は4.9m3/sである。もう一寸水量増やして放水地点も下流で良い筈。

と云う事で犬上発電所は廃止。

新規取水:犬上川(北谷)(253m)http://maps.gsi.go.jp/#15/35.209161/136.348486/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
取水:犬上川(南谷)[犬上ダム](252.5m)
新規取水:大杉川(253m)http://maps.gsi.go.jp/#15/35.193082/136.341984/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 名称:https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860604/

谷越部:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.195905/136.320870/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 …此処らで谷を越えないと難しい。

上部水槽:http://maps.gsi.go.jp/#15/35.191942/136.307459/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
新犬上発電所
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:4,600kW
最大使用水量:5.2m3/s
有効落差:107m
流域面積:32.3km2+α
放水:犬上川(145m)http://maps.gsi.go.jp/#15/35.188365/136.304712/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1706とはずがたり:2020/09/18(金) 15:17:24
なかなか凄いぞ三重用水。

それにしても牧田川取水工何処にあんねん!

牧田川─牧田川取水工→牧田トンネル→打上ダム(水嶺湖)─[岐阜三重県境・分水嶺]→中里ダム(鈴養湖)→三重用水らし。

https://twitter.com/saber_a9_zc6/status/1289903585791074307
RSF?聖婆@WIN A9
@saber_a9_zc6
本日の散策①「牧田川取水工」
三重用水の始まりの地
ここから取水したのが 打上調整池へ送られます
堰堤の水が流れているところは呼水式魚道
ローラーゲート部は土砂吐きらしいです

https://twitter.com/search?q=%E7%89%A7%E7%94%B0%E5%B7%9D%E5%8F%96%E6%B0%B4%E5%B7%A5&src=typed_query
moto
@nyaaaaaaauo

2019年6月5日
牧田トンネルfrom牧田川取水工to牧田導水路@一昨日

打上ダム
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.241080/136.476181/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

中里ダム
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.222887/136.478541/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

三重用水事業の概要
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/ayumi/index.html
 これらの施設計画により4市2町(いなべ市、桑名市(旧多度町を含む)、四日市市(旧楠町を含む)、鈴鹿市及び菰野町、東員町)の農地約7,300haに対する農業用水として最大5.99m3/s、三重県企業庁により浄水後、水道用水として四日市市、鈴鹿市、菰野町の各家庭に最大0.668m3/s及び工業用水として最大0.194m3/sの供給を行う総合的な利水事業です。

三重用水の特徴
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/tokuchou/index.html
5つのダムで水の安定供給を行っています。
(打上調整池・中里貯水池・宮川調整池・菰野調整池・加佐登調整池)

渓流取水に就いて
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/keiryuu/images/syogen.jpg
三重用水関係説明図
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/tokuchou/index.html
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/tokuchou/images/setumeizu.pdf

1707とはずがたり:2020/09/19(土) 23:18:10

安積発電所各取水口,取水量調査断行!

<揖保川側>
揖保川(三方川取水ダム)…4.56m3/s(起伏ゲート用水0.158m3/s含む)
深河谷川…0.17m3/s

<引原川側>
谷川…0.22m3/s
引原川(西谷取水口)…3.95m3/s

安積発電所…8.90m3/s・5,000kW

三方川取水ダムで起伏ゲート用水に使う0.158m3/sはこの目的の他,ゲートを立て終わったら発電にも使っている様だ。
そうすると全て和すと恰度8.9m3/sとなる。(何処かが最大量取水したら他が取れないという十津川第一的な運用はしていない模様)

深河谷川→水量豊富だったし倍増以上の0.37m3/s(+0.2m3/s)ぐらいは余裕で行けそうだった。(勿論河川維持水量以下に成った場合は取水は止める)

谷川…めっちゃ小川と云うか沢だったwまあこれはこのままでOK。

引原川→取水設備の整備が必要だが原発電所で使用の5.5m3/s,野尻発電所から上野発電所への間での増分0.65m3/s(広路川など?),原発電所から赤西川等分(未詳)等を考えると現行3.95m3/sから5.95m3/s(+2.0m3/s)は行けるであろう。

揖保川→水量豊富である。取水量倍増ぐらいは出来そう。少なくとも6.56m3/s(+2.0m3/s)位は可能であろう。

合計して+4.2m3/s,最大使用水量13.1m3/sが可能っぽい。
この場合,7,300kW位には増強出来そうな感じ。

1708とはずがたり:2020/09/20(日) 19:59:39
この辺か?
https://maps.gsi.go.jp/#16/33.085007/129.886926/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

ダム建設予定地で田植え 立ち退き反対「住み続ける」
原口晋也
https://www.asahi.com/articles/ASN6700FBN66TOLB005.html
2020年6月7日 0時51分

 長崎県などが洪水防止や水道水供給のため川棚町に計画する石木(いしき)ダムの建設予定地で6日、田植えが始まった。土地収用法に基づき、一帯の土地の所有権が昨年すべて国に移って初めて迎えるシーズン。立ち退きを拒む川原(こうばる)集落13世帯の住民らは、父祖の開いた田で親族の手も借りながら汗を流した。

 水を張った田んぼの周りにはダム反対の決意を記した看板が立つ。周りには草が生い茂った荒れ地も点在。立ち退いた住民の田や畑だったところだ。

 県は家屋の強制撤去などの行政代執行も辞さない構えでいる。川原集落の総代、炭谷(すみや)猛さん(69)は「『ここに住み続ける』と言い続けている私たちにとって、田植えは当たり前の日常だし、住んでいるあかし。みんな気負いはない」と語った。(原口晋也)

1709とはずがたり:2020/09/20(日) 21:37:48
舂米P/Sに引き続き中電・三峰電その他連合が優先交渉権獲得って感じか。

鳥取県営舂米水力発電所、来月運営開始 中部電
https://estate.nikkan.co.jp/news/2020/09/q3atmbyiwrbylnau
【2020年8月28日付 建設・生活・環境・エネルギー面 日刊工業新聞電子版】

【名古屋】中部電力は27日、鳥取県営舂米(つくよね)水力発電所(鳥取県若桜町)の運営を9月1日に始めると発表した。発電出力は7890キロワット。国内初の水力発電施設でのコンセッション方式によるPFI(民間資金を活用した社会資本整備)事業。今後、老朽化した鳥取県の3水力発電所を2021年度から再整備し、23、24年に運営を始める予定。

運営は中部電、丸紅子会社の三峰川電力(東京都中央区)、美保テクノス(鳥取県米子市)、チュウブ(同琴浦町)が設立した特別目的会社のM&C鳥取水力発電(同)が行う。

鳥取県が50年以上経過した県営水力発電所の再整備と…

https://www.pref.tottori.lg.jp/item/756755.htm#itemid756755
舂米(つくよね)発電所…令和2年9月1日から運営を移行しました
舂米発電所水車発電機舂米発電所外観最大出力 7,900kW
発電所型式 ダム水路式
水車型式 フランシス水車立軸単輪単流渦巻型
発電開始年月日 昭和35年12月9日
工事着手年月日 昭和33年8月1日
河川名 八東川
位置 八頭郡若桜町大炊


鳥取県営水力発電所再整備・運営等事業に係る優先交渉権者の選定について(令和2年3月5日)
https://www.pref.tottori.lg.jp/290296.htm

 運転開始後半世紀を超える小鹿第一発電所、小鹿第二発電所及び日野川第一発電所の3発電所の再整備業務と舂米発電所を含めた4発電所の運営維持業務をPFI(コンセッション)方式で実施する鳥取県営水力発電所再整備・運営等事業について、公募型プロポーザル方式で事業者選定を行ってきたところですが、2月22日、23日に開催した同事業事業者選定審査会の審査結果に基づき、このたび次の事業者を優先交渉権者として選定しました。

1 優先交渉権者

コンソーシアム名:アクエリアス

構成員:

三峰川(みぶがわ)電力株式会社 (東京都)※代表企業

中部電力株式会社        (愛知県)

株式会社チュウブ        (琴浦町)

美保テクノス株式会社      (米子市)

1710とはずがたり:2020/09/20(日) 21:41:47

丸紅、中部電 鳥取県営水力発電所の運営開始へ 民間資本で国内初
https://www.sankei.com/economy/news/200827/ecn2008270016-n1.html
2020.8.27 12:56経済産業・ビジネス

 丸紅、中部電力などは27日、鳥取県営の水力発電所の再整備・運営事業者に選定され、9月1日から事業を開始すると発表した。国内の水力発電では、初の民間資金活用による社会資本整備(PFI)事業となる。

 同事業は、丸紅の100%子会社・三峰川電力(東京)、中部電などの企業連合が、県が保有する春米(つくよね)発電所、小鹿(おしか)第1発電所、小鹿第2発電所、日野川第1発電所の4つのダム水路式水力発電所を20年間にわたって運営する。資金面では、三井住友銀行を主幹事としたシンジゲート団から環境融資を受ける。

 丸紅では、気候変動対策として再生可能エネルギー事業の拡大を進めている。特に、三峰川電を通じ、水力発電事業や太陽光発電事業の強化を進めており、今回の4発電所を加えると、国内で25カ所の水力発電所を運営することになる。

1711とはずがたり:2020/09/20(日) 21:45:15

何故か日野川第二はない。

水力発電所ギャラリー 日野川水系
http://www.suiryoku.com/w_system/chuugoku/hino/hino.html#HINOGAW1

https://www.pref.tottori.lg.jp/item/756755.htm#itemid756755
小鹿(おしか)第一発電所

小鹿第一発電所写真最大出力 3,600kW
発電所型式 ダム水路式
水車型式 フランシス水車立軸単輪単流渦巻型
発電開始年月日 昭和32年10月23日
工事着手年月日 昭和28年4月15日
河川名 小鹿川
位置 東伯郡三朝町神倉

小鹿第二発電所
小鹿第二発電所写真最大出力 5,200kW
発電所型式 ダム水路式
水車型式 フランシス水車立軸単輪単流渦巻型
発電開始年月日 昭和33年4月30日
工事着手年月日 昭和31年9月26日
河川名 小鹿川
位置 東伯郡三朝町三朝

日野川第一発電所
日野川第一発電所写真最大出力 4,300kW
発電所型式 ダム水路式
水車型式 フランシス水車立軸単輪単流渦巻型
発電開始年月日 昭和43年1月30日
工事着手年月日 昭和39年1月30日
河川名 印賀川
位置 日野郡日野町福長

1712とはずがたり:2020/09/20(日) 21:47:14
明電舎の紀要かな?激萌え☆(;´Д`)ハアハア

https://www.meidensha.co.jp/rd/rd_01/rd_01_02/rd_01_02_12/rd_01_02_12_01/__icsFiles/afieldfile/2015/02/03/article-201002-0013.pdf
「最近の工事 ― 水力発電所の建設 ―」
今岡宣普
明電時報 通巻327号 2010 No.2

置賜野川には管野ダムと木地山ダムが建設されており,それぞれ野川第一発電所と野川第二発電所に発電用送水を行っている。1979年4月,「新野川ダム開発事業」が事業採択され,置賜野川に新たにダムを建設する計画が発足した。この新野川ダムは長井ダムと名称を変え,東北地方整備局の施工の下,2010年完成予定である。長井ダムの建設のため,旧野川第二発電所はダム湖に沈むことになり,同規模の発電所を新たに建設することとなった。

1713とはずがたり:2020/09/21(月) 23:25:13

草木発電所から三方川取水ダムの間の50mの有効落差の検討。大掛かりになったw

水量的には公文川と草木発電所だけ位の方がすっきりするんだけど。。

草木発電所放流口302m
http://maps.gsi.go.jp/#17/35.194090/134.649607/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-Genryu00.png
40.33km2
3.0m3/s

・東公文川303.4m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.201911/134.632398/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-HigashiKumon00.png
4.6km2
0.345m3/s

・公文川303m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.206653/134.622066/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-Kumon00.png
28.6km2
2.15m3/s

・阿闍梨川301m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.189768/134.615865/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-Ajari00.png
9.2km2
0.69m3/s

南阿闍梨谷(仮称)303.7m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.183911/134.609621/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-MinamiAjari00.png
1.83km2
0.137m3/s

高野川303m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.180561/134.611251/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
6.8km2
0.51m3/s

から取水して標高差50mで安積発電所三方川取水ダム付近で発電。

揖保川三方発電所(252m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.157056/134.613998/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
最大使用水量:6.832m3/s
最大出力:2,800kW
有効落差:50m

メリハリ付けて集水した心算だけど結構でかいな。。(;´Д`)
三方川ダムでの取水量6.56m3/sを想定してたけどもっと行けるかも。。
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/ibogawa00.html

1714とはずがたり:2020/09/21(月) 23:48:45

いっそのこと草木発電所廃止して下流まで落差確保して発電がええんちゃう??

取水:

草木ダム537m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.186401/134.661698/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
13.4 km2
0.89m3/s

福知川取水工537m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.153407/134.662664/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
9.9km2
0.65m3/s

発電

福知発電所
最大出力:3,600kW
有効落差:287m
最大使用水量:1.54m3/s
放水:揖保川250m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.160074/134.614749/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

草木発電所
出力:0kW(▲1,400kW)

これや!(・∀・)b
Simple is Best !
合計+2.2MW

1715とはずがたり:2020/09/22(火) 16:43:50
関電の草木発電所を調べてて気付いたけど,関電所有の導水路が草木川になってて,草木川本流は横住川となっている。何故だ?!(因みに上流はちゃんと草木川になっている)

https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860606/

1716とはずがたり:2020/09/23(水) 20:00:24

明谷ダム再々開発・有効貯水量計算。

取水口EL=470m
放水口EL=500m

470m面積…20,903m2(20千平米)=2ha
500m面積…80,839m2(80千平米)=8ha…明谷ダムが1ha,九尾ダムが堤高26.5m・湛水面積9ha・有効貯水量64.8万立米,大井川ダムが堤高33.5m・湛水面積13ha・有効貯水量50.3万立米

簡略化の為にダムが円錐形であると仮定する。底面が80千平米の円錐V_1にすっぽりはまりこんでいて高さが30m低い円錐V_2の底面が20千平米とする。
(1)それぞれの円錐の底面の半径r_1,r_2を求めよ。

r_1=(80千/π)^(1/2)≒160m
r_2=(20千/π)^(1/2)≒80m

(2)円錐V_1の高さhを求めよ。

h:h-30=160:80

これを解いてh=60

(3)円錐V_1とV_2の体積の差Vを求めよ。

V=V_1-V_2=(1/3)*60*80,000-(1/3)*30*20,000=1,600,000-200,000=1,400,000m3=140万立米

こんなごついダムの心算はなかったんじゃが。。
でかすぎ??
三角錐の仮定がダメ??

1717とはずがたり:2020/09/23(水) 20:11:03
500mは満タン時で普通は余裕を持たして490mぐらいを運用上限にするかな?

490mの三角錐をV3とするとh=50の三角錐がV3で有効貯蓄量はV3-V2か。

これを計算する。
r_3=133

底面積は凡そ55.8

V=V_3-V_2=(1/3)*60*55,822-(1/3)*30*20,000=1,116,444-200,000=916,444=91万立米

結構でかいな。。

堤高は底面が455mで天端標高が500mだから45m。そか面積は小さくてもそこそこでかいダムになるのかな?

九尾ダムも大井川ダムも小ぶりな発電専用ダムではあるけど。。

ライバル松尾川ダムの有効貯水量は圧巻の1260万立米。12倍超。

1718とはずがたり:2020/09/23(水) 20:24:43
ダムの諸元が定まったのでこれで概ね作業完了。

ダム上流集水
瀬開谷川・貞光川・法正谷川では標高490m水準で取水。

明谷(ダム谷)
標高453m水準で取水

ダム後集水
内山谷川・片川・大惣谷川・大藤谷川で470m水準で取水

上部水槽
舞山http://ishildsp.life.coocan.jp/tokusima.htmの470m付近に設置

発電所
気田・久保地先

放水
吉野川53.6m付近に放水

有効落差410m程確保。
後は最大使用水量である。1m3/sで3,415kW程確保出来る。

1719とはずがたり:2020/09/23(水) 21:25:33
内山谷川→未調査
片川→15.9km2→1.6m3/s
大惣谷川4.5km2→0.5m3/s
大藤谷川7.7km2→0.8m3/s

は既存の概算流用(一寸ズレる)

明谷ダム…14.16km2→1.4m3/s
川又ダム…28.4km2→2.8m3/s

全部足して2.8+1.4+0.8+0.5+1.6=7.1

全体で24.2MWやな♪なかなかの大規模開発☆

これに伴い切越発電所▲4.5MWは廃止。
また吉良発電所の半田川29.3km2の内,12.2km2は新発電所が利用。とはいえ控えめな取水なので変更はまあ良いだろう。

1720とはずがたり:2020/09/25(金) 01:17:29

なんか凄そうな場所めっけ。
真砂鬼丸谷。449m
http://maps.gsi.go.jp/#17/34.172391/136.167533/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
真砂鬼丸谷→往(おお)古川→船津川→相賀

450mを維持したまま此処http://maps.gsi.go.jp/#16/34.135323/136.194592/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1迄来れるので,ここから一気に発電して7mのここhttp://maps.gsi.go.jp/#16/34.141699/136.206758/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1で放水。

有効落差435mは固い。

調べてみると流域面積は1.9km2。多雨地帯なので0.19m3/sとする。

[仮称]船津発電所
最大出力:680kW
有効落差:435m
最大使用水量:0.19m3/s

ちいせえw

328mでやってみる
真砂鬼丸谷に加えて小木森谷や往(おお)古川源流も入る。
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/S/Funatsu-onimaru01.png

今度は5.3km2なので0.53m3/s

[仮称]船津発電所
最大出力:1,400kW
有効落差:320m
最大使用水量:0.53m3/s

まあまあまともな出力になってきたぞ。

ふと気付くと直ぐ隣の銚子川第二発電所。これはコラボしなくてはw
嘗ては銚子川(不動谷)1600kWと岩井谷800kWから取水して最大2400kWだったが電発尾鷲第一の開発で不動谷の取水口(清五郎取水堰堤)は使用不能http://maps.gsi.go.jp/#16/34.128059/136.139102/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1になり1号機1600kWは廃止,残った2号機の増強に努め,1600kWから1900kWに増強されたが,2004年の台風災害にあって1000kWで復旧という事になってしまったそうな。
どうやら取水量を半減させた様だ。小さめの鉄管で復旧した感じかな。

銚子第二発電所
出力:1,900kW→1,000kW
水量:1.13m3/s→0.62m3/s(流域面積9.06km2)
取水:銚子川(不動谷)・岩井谷→岩井谷375m

http://dampswatch.blog.fc2.com/blog-entry-801.html
http://www.suiryoku.com/gallery/mie/chosigw2/chosigw2.html
http://netishim.seesaa.net/article/243668560.html

いっそのこと,岩井谷1.13m3/s,鬼丸・往(おお)古川322m,http://maps.gsi.go.jp/#16/34.179128/136.182232/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1等0.53m3/sを船津で纏めて発電とか。

船津銚子川発電所
出力:4,300kW
水量:1.63m3/s
有効落差:320m

なかなかまともな規模の発電所になってきたじゃあないかw

1721とはずがたり:2020/09/25(金) 01:25:06
>>1720
廃と云えばここの廃ダムっぽい施設は何だ??標高220m
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.133618/136.151376/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

グーグルhttps://www.google.co.jp/maps/@34.1380924,136.1543378,16.96z?hl=ja…何もなし
https://www.google.co.jp/maps/@34.1336871,136.1509876,89m/data=!3m1!1e3?hl=ja

goomap https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E136.9.42.750N34.8.4.695/zoom/9/

http://www.suiryoku.com/gallery/mie/chosigw2/chosigw2.html
廃止になった銚子川第一発電所でも又口川発電所でも位置や川筋の関係からないようだし。。

それにしても尾鷲の四通八通ぶりよ。松尾川と云い40MWクラスになればこの位可能だって事で,俺の計画みたいに5MWとかでやると赤字なんだろうなああ。。(´・ω・`)

1722とはずがたり:2020/09/25(金) 18:36:53
>それにしても尾鷲の四通八通ぶりよ。松尾川と云い40MWクラスになればこの位可能だって事で,俺の計画みたいに5MWとかでやると赤字なんだろうなああ。。(´・ω・`)
二軒程ピックアップ。

導水路と発電力

川迫D─川合PS:7.0MW・4.9km
和田PS─長殿PS:16.2MW・9km

もしかすると発電力(MW)>距離(km)が一つの目途か!?

あかん,完全に無視してたわ。。

1723とはずがたり:2020/09/26(土) 02:04:54
遂に着手w

原野谷ダム
http://maps.gsi.go.jp/#17/34.857455/138.010962/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1170
目的/型式 FA/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 31m/90m/23千m3
流域面積/湛水面積 17.9km2 ( 全て直接流域 ) /19ha
総貯水容量/有効貯水容量 1252千m3/1207千m3
ダム事業者 静岡県
本体施工者 佐藤工業
着手/竣工 /1970

純防災用で普段は空っぽである。
便覧には原野谷川ダムとなってて吃驚である。阪奈道路の辻町インターが辻インターだと云われた時ぐらいのショックである。
また農業も目的に入ってることも軽くショック。

流域面積17.9km2,最大利用水量1.8m3/sで計画しみる。

先ずは丹間(たんま)川からの導水。
大した水量ではないので大井川川の大代川から峠越えで導水も可。

もっと云うと太田川ダムから持ってくれば良い。

太田川ダム [静岡県](おおたがわ)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=3014
目的/型式 FNW/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 70m/290m/238千m3
流域面積/湛水面積 20km2 ( 全て直接流域 ) /56ha
総貯水容量/有効貯水容量 11600千m3/10800千m3
ダム事業者 静岡県
本体施工者 大成建設・大林組・日本国土開発
着手/竣工 1986/2008

この谷を架空で越えてこの辺(134m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.821008/137.986865/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
に上部水槽。
此処ら(30.6m)の放水http://maps.gsi.go.jp/#16/34.810526/137.984655/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

地獄沢→中村沢→吉川(太田川ダム)
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.936537/137.964420/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.936924/137.975192/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.918276/137.984977/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

太田川ダム・明ヶ島川(仮称)1.5m3/s・265m→原野谷ダム・147m
萩間発電所
1,500kW

原野谷ダム・2.0m3/s・140m→垂木川30m
垂木発電所
2,300kW

合計 3,800kW

この後,大池にでも供水するかねえ

1724とはずがたり:2020/09/26(土) 09:43:29
>>1722
大丈夫だっ!関電伊吹発電所は5.4MWに9.6kmの導水路だっ

1725とはずがたり:2020/09/26(土) 10:35:15

砂防ダムを利用した水力発電所、米原で起工 22年稼働へ
https://www.chunichi.co.jp/article/97086
2020年7月31日 05時00分 (7月31日 05時00分更新) 会員限定

 二〇二二年六月の稼働を目指す水力発電所の起工式が二十九日、米原市甲津原のグランスノー奥伊吹敷地内で行われた。工事を行うのは発電所建設などを行うKANSOテクノス(大阪市)とグランスノーを運営する奥伊吹観光(米原市)の合同で設立した奥伊吹水力発電合同会社。
 発電所が設置されるのは同市甲津原の姉川支流の瀬戸谷川。砂防ダムを利用し、水が通る部分に取水設備を設置。下流に向け全長一・一キロ、高低差百五メートルのパイプを埋設し、高低差を利用した水圧で発電を行う。
 発電所の工事は既存ダムを利用しているため掘削などはなく濁水の流出もない。年間可能発電量は一千三百五十メガワット時で、一般家庭四百五十軒分に相当し、奥伊吹観光の年間消費電力一千百五十メガワット時を超える。奥伊吹観光の草野丈太社長は「環境負荷を抑えるゼロ・エミッションの取り組みとしてやりがいがある。今後も地域に眠る電源を開発したい」と話した。 (磯貝元)

1726とはずがたり:2020/09/29(火) 22:24:43
https://blog.goo.ne.jp/nekodam2014/e/888883754828e64289fdae42f83c880d
黒川ダムと城山発電所

1727とはずがたり:2020/09/29(火) 22:25:15
https://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/dam_followup/pdf/h22_iwaya-dam.pdf
岩屋ダムフォローアップ

1728とはずがたり:2020/09/29(火) 22:26:18
穴内川文水系統図 分水やろw
http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/event/yoshikouza/no11/text11-5-3-4.pdf

1729とはずがたり:2020/09/29(火) 22:26:35
https://www.pref.nagano.lg.jp/naraigawa/jimusho/kanridam/narai.html
奈良井ダム

1730とはずがたり:2020/09/29(火) 22:27:22
https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/850509/
木曽川水系 (850509) | 国土数値情報河川データセット

1731とはずがたり:2020/09/29(火) 22:31:50
https://www.kkr.mlit.go.jp/wakayama/ryuiki_iinkai/ryuiki/comm02/pdf/chapter3/3_01_12.pdf
水道用水、工業用水の大部分が岩出から新六ヶ井堰の間に集中しています。

紀ノ川

1732とはずがたり:2020/10/01(木) 20:04:05
ヨッキもまた濃いいとこへ足を踏み込んだなw

利水マニア化してる俺の開発魂に火が着いたぞw

あかん,下流の島々谷が2.23m3/sしか使ってへん。。4.1も取水できひんか。。2.0m3/sだと出力2,000kWってとこ。

島々二俣発電所
発電ポイント:953.1m(島々谷PS二俣取水口付近)
https://maps.gsi.go.jp/#17/36.226139/137.757150/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

取水ポイント:1079m
北沢
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.241046/137.763104/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
一ノ沢
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.231492/137.737699/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
南沢
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.227840/137.730253/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
流域面積
43.447km2

最大使用水量…4.1m2/s

有効落差:120m

最大出力:4,000kW

東京電力リニューアブルパワー株式会社 島々谷発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/nagano/simasima/simasima.html
認可最大出力:2700kW  常時出力:2100kW
最大使用水量:2.23立方メートル毎秒

隧道レポート 島々谷のワサビ沢トンネル 第1回
http://yamaiga.com/tunnel/shimashima/

真夏の上信越を行く②
島々谷川の砂防ダム現地視察
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col2846.htm
 しかし、砂防ダム工事で土砂が大量に持ち込まれたことにより、上高地の天然記念物であるニオイヤナギが島々谷川の川沿いに立派に成長していたり、外来種やこの地域には本来生息していない植物も多数繁殖している様子が見られ、すでに環境破壊・生態系破壊が明らかとなっている。

 3号から4・5号ダムまでの間にも度重なる洪水で削り取られた自然の川辺を「修復」したところが多数あった。まるで都会の河川のようにコンクリートで直線的に護岸してある島々谷川は痛々しくさえ見えた。それでも、水は澄み切って美しく夏の光にはじけている。

 また、道路整備により湧き水や山水の流れ方が変わり、道路に大量の土砂が流れ出て、扇状に広がっている様子が見られた。

 沢水が流れおちる沢の底部には蛇篭を積み上げたり、コンクリートの小さな砂防ダムと道路の下を通して川に水を流す暗渠も作られており、島々谷川はまるで土木工事の見本市のようでもあった。

https://blog.goo.ne.jp/nekodam2014/e/f67f3d51070ccd77c89b02825a266c89
↓島々谷第三号砂防ダム周辺地図(電子国土web)。

1733とはずがたり:2020/10/03(土) 00:02:33

日本初の市民出資による小水力発電!小早月発電所(富山)
http://communitypower.jp/996

今回取り上げる小早月発電所は、地域の民間企業主導で全国で初めて市民出資により富山県滑川市で建設・設置された小水力発電所です。

拠点:富山県滑川市
事業主体:株式会社アルプス発電
ステータス:実績あり
設立の経緯

「小早月発電所」は、立山連峰から流れる豊富な水を活かす小水力発電所で、2012年4月から稼働をはじめました。この発電所は、最大出力990キロワットで、年間で約5,464メガワット時(一般家庭約1500軒分の電力)を発電しています。

発電所を建設した小早月川(こはやつきがわ)は、立山アルプスの名峰、剱岳を水源とする二級河川早月川の支流です。早月川とその支流は水量が豊富なうえに急勾配で、小水力発電には向いている地域といえます。そのため、付近には北陸電力が建設した水力発電所が多数設置されています。

株式会社アルプス発電の取り組みは、故古栃一夫さんのイニシアチブのもとにはじまりました。この地域で生まれ育った元県会議員で社長の古栃さんは、子どもの頃からここに水力発電所をつくることを夢見ていました。古栃さんは、地元の土木建設業の技術・ノウハウを活かせる新しい事業として小水力発電事業の実現を志し、10年以上かけて全国各地の発電所を見て回り、地元の水系を調査してきたのです。そうした開発調査のなかで、全国小水力利用推進協議会の事務局長中島大さんや、自然エネルギーの地域事業を応援しているISEP(環境エネルギー政策研究所)所長の飯田哲也さんがアドバイスに入り、本格的に事業を進めることになりました。

2005年に富山県内の地元経済人からの資本金出資の協力を得て、株式会社アルプス発電を設立。資金調達や技術面の困難を乗り越え、やっと建設が始まった頃、残念なことに古栃さんは亡くなくなられてしまいました。その後、次男である古栃均(現社長)さんが中心となり、創業メンバーがその遺志を継いで小早月発電所を完成させました。
小早月発電所の発電機(写真:高橋真樹)

小早月小水力発電の仕組み

小早月小水力発電は、小早月川の砂防堰堤(えんてい)から取水し、約3キロ下流に位置する発電所へ水を流し、発電した電気はPPS(特定規模電気事業者)に販売しています。 発電に使った水は、放水口から再び川に合流させています。

厳しかった資金調達

発電所建設に際してまず苦労したのが資金調達です。総額約10.5億円のうち、およそ半分を環境省の補助金でまかなえることになりましたが、残る半分について銀行からの融資を得ることができませんでした。理由のひとつには、北陸地域での自然エネルギー事業が少ないことが挙げられます。銀行としては経験がないので、どのように評価すればよいのかわからないのです。また、ある程度の採算が見越せるFIT制度も事業の計画時点では始まっていなかったので、採算が取れるという証明が難しかったということもありました。

そこで、足りない資金を長野県飯田市の太陽光発電事業で実績のあったおひさまファンドを通じて、市民出資という形で集めることになります。市民出資では、プロジェクトの資金をまかなう5億円分と、工事のつなぎ資金(必要な資金が調達できるまで一時的に借り入れる資金)となる2億円、合せて7億円を募集しました。市民出資の募集は2010年9月から始まり、つなぎ資金の2億(一口300万円、年利7%)は比較的早く集まりました。また、5億円の方は一口50万円で7年で年利3%の利子をつけて返済するものでした。こちらは口数が多かったこともあり、募集当初はそれほど伸びませんでしたが、東日本大震災を受けて、自然エネルギーへの関心が高まったことで、結果として1年もかからずに集めきることができました。出資者は全国から合計で530人余りに上りました。2012年に小早月発電所が稼働すると、順調に発電がおこなわれ、出資金は予定通り返済されています。



1734とはずがたり:2020/10/03(土) 00:03:32
農業用水でクリーン発電 新早月発電所が運転開始
https://webun.jp/item/7174368
2015.04.10 17:09

 早月川電力(滑川市野町)が同市蓑輪で建設していた小水力発電所「新早月発電所」が完成し、営業運転を10日開始した。早月川…

1735とはずがたり:2020/10/04(日) 13:48:47
此処http://maps.gsi.go.jp/#16/34.252117/135.745139/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1,道のすぐ脇に凄い水量の滝があった。
これは使える。(有名な滝でも無さそうだし・・)

宗川野発電所
出力:550kW
水量:0.5m3/s
流域面積:5.36km2←狭い。。
有効落差:135m
取水:永谷川472m
放水:宗川332m

流石にすくねw

一寸(4.5km)導水管を延ばして204mで放水すると

宗川野発電所
出力:1,000kW
水量:0.5m3/s
流域面積:5.36km2
有効落差:260m
取水:永谷川472m
放水:大和丹生川204m
導水路:4.5km

厳しいな(;´Д`)

紀伊丹生川から取水すると行けるかも。

1736とはずがたり:2020/10/04(日) 18:03:37

千代川ルート

http://www.suiryoku.com/gallery/tottori/oouchi/oouchi.html
大内発電所
中国電力(株)
出力:1,450kW 常時410kW
水量:3.90m3/s
有効落差:50.0m
取水:北股川、千代川(276.82m)
放水:北股川(千代川直近)(223.88m)(地理院だと229m)

千代川(北股川合流部)(228m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.260776/134.274216/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

土師川(232m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.232457/134.227223/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
新見川(232m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.255905/134.202247/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

西ヶ谷川(234m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.297781/134.172721/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
中津美川(234m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.304313/134.168215/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
安蔵川(236m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.314556/134.164374/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

佐治川ルート

http://www.suiryoku.com/gallery/tottori/saji/saji.html
佐治発電所
鳥取県企業局
出力:5,000kW 常時0kW
水量:3.60m3/s
流域面積:30.0km2
有効落差:164.8m
取水:(397.5m)
放水:佐治川(224.00m)(地理院だと235m)

取水:佐治川(235m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.326864/134.093306/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

上部水槽(233m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.334812/134.193642/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

放水:
佐治川(千代川合流部)70m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.339468/134.198470/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

[試案]用瀬発電所
出力:9,700kW
水量:7.50m3/s以上
有効落差:165m

なかなか♪

これ安蔵川発電所の為に取水される西ヶ谷川,中津美川,安蔵川は0.00としても,千代川1.0,土師川1.0,新見川0.8ぐらいで10.3m3/sとかにすると10メガ越えんで♪

計算してみると13,300kWになるヽ(゚∀゚)ノ

ちゃんと流域面積計算してみないとな♪

1737とはずがたり:2020/10/04(日) 18:08:54
ダメだ,中電が既にやっとるww

http://www.suiryoku.com/gallery/tottori/motigase/motigase.html

1738とはずがたり:2020/10/06(火) 19:42:08
全部ほすぃ(;´Д`)ハアハア

https://www.kosho.or.jp/products/list.php?mode=search&search_only_has_stock=1&search_word=%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

1739とはずがたり:2020/10/07(水) 19:03:13

https://www.i-manabi.jp/system/regionals/regionals/ecode:2/36/view/5120
二 水力発電

 黒川水系の電源開発

 高知県中央部を貫流する仁淀川の上流域の面河川や黒川は、南予の肱川とならんで愛媛県の水力発電の最も重要な河川である。愛媛県における電力供給は、水力発電から着手されたが、これは四国で最初の事業でもあった。水力発電は、水量が豊かで勾配のある河川が選ばれた。本県最初の電力供給は、伊予水力電気による石手川上流の湯山発電所(出力二六〇kW)によって、明治三六年(一九〇三)一月に営業開始した。
 県内で現存する発電所で、最古のものは上浮穴郡柳谷村の黒川第一発電所(最大出力一二〇〇kW)である(図7-11)。これは明治四四年(一九一一)の竣工で、仁淀川の支流の一つである黒川の最下流部に建設されている。面河川と黒川が合流する地点に面河第二発電所(昭和三六年竣工、一六〇〇kW)とならんであり、国道三三号からよく見える。当時の建設費は四四・六万円で、発電機と水車がセットになったドイツ製の発電機(一台六〇〇kW)が二台あり、七二年間も力強く回り続けている。
 このほか、黒川水系には黒川第二・第三発電所、小村(黒川第四)発電所をはじめ、この水系最大出力の第五黒川発電所(五三〇〇kW、写真7-12)の五つの水路式発電所が建設されている(図7-11)。すべての発電所が水路式であることは自然景観をそこなわなかった点では良い結果となったが発電出力はいずれも小さい。大きなダム(貯水池)をつくるほどの土木技術が進んでいなかったことも水路式発電形式をとらざるを得なかった要因であった。なお、四国電力は、最大出力二〇万kWの揚水発電所の建設計画を五六年五月に発表した。これは、現在面河川に建設中の新面河第三発電所のダムを下池としてそのまま利用するもので、新たに建設する必要があるのは上池で、黒川水系の八釜甌穴群の上流付近にダムを設け、さらに下池への導水管を建設するものであった。電力需要は昼間に多く、夜間は少ない。原子力発電や大型火力発電は一定の出力で運転するほうが効率的で経済的なため、夜間もフル運転を続けている。このため夜間は電力が余ることになり、揚水はこの余剰電力を利用できるのと、昼間のピーク需要(特に夏季)を緩和できる一石二鳥のメリットがある。水力というクリーンエネルギーであり、過疎地であることなどから環境面への影響はあまりないとみられ、地元や県でも地域開発に貢献するものとして大きな期待をよせていた。しかし、五八年四月にこの計画は、地質上の問題と需要の低迷とによって中止が発表され、同じ場所で小規模の一般水力(二万kW)を建設することが公表された。


 面河川水系の電源開発

 仁淀川の上流面河川水系には、昭和三年竣工の面河第一発電所(七〇〇〇kW)をはじめ面河第二(一六〇〇kW)・第三発電所(七一〇〇kW)の三つの小規模な水路式発電所があった(表7-29)。そのうち昭和一二年に県境付近の仁淀川に建設された面河第三発電所(七一〇〇kW)は、五五年三月に下流に完成した大渡ダムの建設により水没のため廃止された。そこで代わりの新面河第三発電所が旧面三から約二・五㎞上流の柳谷村旭地区に建設中である。総工事費二一七億円で五九年春完工の予定である。県内の水力発電所としては最大規模で二・二万kWとなる。発電所は高さ五〇mのうち三〇mは地下となり、ここで発電機を回した水は全長一七九五mの放水路トンネルで仁淀川へ放水される。

1740とはずがたり:2020/10/07(水) 19:10:14
第三発電所しかない謎だった仁淀川。

>仁淀川「第三」発電所という名称から、仁淀川「第一」・「第二」発電所の存在が推測されるが、いずれも欠番である。かつて筏津ダムの上流には仁淀川発電所(1万500キロワット)が存在したが、大渡ダム(国土交通省直轄ダム)の建設に伴い廃止され、大渡発電所(3万3,000キロワット)として生まれ変わった。大渡発電所から仁淀川第三発電所の中間にも加枝発電所(9,700キロワット)があるのみで、仁淀川第二発電所は存在しない。

嘗ては仁淀川発電所が第一で今は大渡発電所が第一相当で,第二が加枝発電所相当なんだな。

ひょんなことから第四発電所を構想(妄想)したw
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/tosa-shinjo.html

第四部分は妄想度低めで良さそうなんじゃ無いかと思ってるんだけど。

筏津ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%8F%E6%B4%A5%E3%83%80%E3%83%A0
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

筏津ダム(いかだづダム、いかだつダム、いかなづダム[1])は、高知県高岡郡越知町野老山(ところやま)、一級河川・仁淀川水系仁淀川に建設されたダム。野老山ダムともいう。高さ25.5メートルの重力式コンクリートダムで、四国電力の発電用ダムである。同社の水力発電所・仁淀川第三発電所に送水し、最大1万キロワットの電力を発生する。

歴史

愛媛県から高知県へと流れる仁淀川では、古くから愛媛県側を伊予鉄道電気が、高知県側を高知県営にて、それぞれ水力発電所の建設を進めたことで、一大電源地帯が形成されていた。これら仁淀川の水力発電所は戦後になって四国電力が継承。同社は仁淀川中流部において、既存の仁淀川発電所、加枝発電所の下流に仁淀川第三発電所の建設を計画した。1955年(昭和30年)に漁業および公共補償問題を解決させ、1956年(昭和31年)5月1日に着工。現場はたびたび洪水に襲われ、仮設備のみならず作業員までもが濁流の中に消えていった。こうした難工事の中にあっても新工法の導入によって工期の延伸は抑えられ、完成した発電所は1958年(昭和33年)8月9日に運転を開始した。

周辺

越知町役場前から仁淀川沿いに敷かれた国道33号を上流に向かって進むと筏津ダムに至る。筏津ダムに貯えられた水は仁淀川第三発電所に送水され、最大1万キロワットの電力を発生したのち、鎌井田の放水口から仁淀川に放流される。この放水口の周辺はアユの釣り場として有名である。仁淀川第三発電所はダムの高さによって落差を得るダム式の水力発電所であるが、その建屋をダムの付近で見つけることはできない。それもそのはず、発電所は筏津ダムに内蔵されているからである。これは建屋建設に適した平地がダム周辺に見あたらなかったためで、コンピュータのない当時のこと、技術者たちは手動計算機を用い、この奇抜なダムの設計を行った。

仁淀川「第三」発電所という名称から、仁淀川「第一」・「第二」発電所の存在が推測されるが、いずれも欠番である。かつて筏津ダムの上流には仁淀川発電所(1万500キロワット)が存在したが、大渡ダム(国土交通省直轄ダム)の建設に伴い廃止され、大渡発電所(3万3,000キロワット)として生まれ変わった。大渡発電所から仁淀川第三発電所の中間にも加枝発電所(9,700キロワット)があるのみで、仁淀川第二発電所は存在しない。

[1] ^ 筏津ダムの「筏津」の読みについて、ダム便覧[1]は「いかだづ」、『四国電力50年のあゆみ』では「いかだつ」、『角川日本地名大辞典』では「いかなづ」としている。なお、現地地名としての「筏津」の読みは「いかなづ」である[2]。

1741とはずがたり:2020/10/07(水) 23:10:24
手許の2007年版の鳥取県版マップルには整合性の就かない水路が色々描かれていて私を混乱させたがどうも苫田ダムの建設に伴い羽出発電所と久田発電所が奥津第二発電所に統合されたと云う所にあるらしい。

更には井坂発電所なんかもあったようで,水力.comさんが罔羅してないと途端に暗中模索になってしまう俺。。

また入発電所は何かの文化財に指定されてるそうだ。色々歴史や変遷はあるようですなあ。

羽出発電所と井坂発電所の遺構
http://dampswatch.blog.fc2.com/blog-entry-794.html
2015.4.15 撮影

現在の奥津第二発電所の2ヶ所の取水、実は羽出発電所の取水だったそうで。
二つの川から有効落差に差がある2系統の水車を回してたそうで。
こちら4月の羽出発電所遺構の様子。…
二つの橋の下にそれぞれ水圧鉄管があったんですね。上部水槽も残って
ますが登るのは結構大変でした。まあかなりの回り道になりますが発電所前の
道を進めば着く事は判りましたが。

以前載せましたこの画像、実は井坂発電所の取水堰堤の遺構らしいです。
久田発電所が出来る前に作られた発電所だとか。久田発電所と重複するんで
廃止されたようですがこちらも発電所の跡地、上部水槽の遺構がありましたが…

羽出、久田発電所とも割と最近廃止になった発電所ですが既にこの様子。
廃止直後の記録が大事なんだなあ、と改めて考えております。
まあ個人の趣味なんで役には立たないと思いますが。

https://www.energia.co.jp/isan/iri_history.html
[発電所概要] 平成23年3月31日現在
■ 水系河川 吉井川水系 吉井川
■ 発電開始年月 大正9(1920)年5月
■ 発電所形式 水路式
■ 最大出力 1,600kW
■ 最大使用水量 8.348m3/s
■ 最大有効落差 26.37m

[建設当時から現在までの変遷]
入発電所年表
大正9年5月
(1920) 吉井川電力が入発電所(出力700kW)の運転を開始。
大正15年3月
(1926) 山陽中央水電が吉井川電力を合併。入発電所を山陽中央水電へ移管。
昭和10年2月
(1935) 山陽中央水電は,出力を900kW増加し,合計1,600kWとする。
昭和16年5月
(1941) 中国合同電気と山陽中央水電の合併により山陽配電が発足。入発電所を山陽配電へ移管。
昭和17年4月
(1942) 中国配電が発足。山陽配電は入発電所を中国配電へ移管。
昭和26年5月
(1951) 中国配電と日本発送電の合併により中国電力が発足。入発電所を中国電力へ移管。
平成18年10月
(2006) 国土の歴史的景観に寄与しているものとして,国の登録有形文化財に登録。

1742とはずがたり:2020/10/08(木) 16:21:44
Jp.09_奥吉野
IEA 水力実施協定 ANNEX 11 水力発電設備の更新と増強
第二次事例収集(詳細情報)
https://www.nef.or.jp/ieahydro/contents/pdf/4th_a11/jp/09.pdf

1743とはずがたり:2020/10/08(木) 21:21:39
新宮川水系の中に熊野川圏域という奴があるらしい。十津川・天川を除いた熊野川と北山川を中心とした水域のようだ。

新宮川水系熊野川圏域河川整備計画
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/080400/keikaku/seibikeikaku_d/fil/kumanogawa.pdf

1744名無しさん:2020/10/10(土) 03:30:01
(あくまで主観です)
東洋経済のような歴史ある媒体がこのような文章を採用したことは失望極まりません
話題は鉄道スレの方が適切なのかも知れませんが、大井川を見て育った者の1人として、
このような同調圧力は断じて受け入れられないものです


県とは対照的、静岡市は「JRリニア工事」許可へ
河川法管理権限を市に移せば問題は解決する
https://toyokeizai.net/articles/-/379656

1745とはずがたり:2020/10/13(火) 08:28:55
斯界の巨星,水力.comさんは

名称の判らないダム、堰
http://www.suiryoku.com/dam/d_tokusi.html



吉野-祖谷 取水堰 一宇発電所

を挙げてるけど

http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/event/yoshikouza/no11/text11-5-3-4.pdf

一宇PS H3.7.22 栗寄取水ダム

がそれではないか?

ここhttps://maps.gsi.go.jp/#16/33.891668/133.850545/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1が栗寄なのかどうかってことだと思うが

栗寄
徳島県三好市西祖谷山村善徳
バス停

https://www.navitime.co.jp/maps/poi?id=00303395

と確かに云う様だ。

1746とはずがたり:2020/10/13(火) 08:34:45
>>1744
川勝知事は一寸やり口がエキセントリックな所もありますが,大井川用水の水を飲んで育った者としても,脱原発の為に水力開発を推進してるマニアとしても,鉄道ファンではありますが,安易に水や水力発電を犠牲にして大量の電力を喰うリニアを推進して欲しくないと思って居る者としても知事にはガンガンやって欲しいと思ってます。。

寧ろ,市外の下流民の水を犠牲にして静岡市長が許可を出せるならそれこそ問題でしょうね。

川勝知事が田辺市長を排斥しすぎて拗らせて知事が反対なら市長としては賛成という感じに追い込んでしまってるなら問題でしょうけどどうなのかなあ。。

1747とはずがたり:2020/10/13(火) 12:03:12
今,秋葉ダム地点での集水面積は4490.0km2でhttp://www.suiryoku.com/gallery/shizuoka/akiha23/akiha23.htmlで佐久間ダム地点では4156.5km2であるhttp://www.suiryoku.com/gallery/shizuoka/sakuma12/sakuma12.html

その差は333.5km2。

この差から漏れ出る水量に豊川用水がある。佐久間ダムからは最大5,000万m3/年であるが更に振草導水分もある。

今,http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-150/data/documents/06_4_electric_27.pdfに拠ると

佐久間ダムと秋葉ダムの水使用量・放水量を比較すると佐久間より秋葉では約13億m3程増えている。

豊川用水に流す量は佐久間ダムから取水されてるから結局関係ないのか?

とりま無視すると自然に13億m3程度333.5km2で増えてるって事になる。

333,500,000m2で1,350,000,000m3だから年平均降水量は3.90m=3,898mmとなってしまう。明らかに大杉。2倍弱(https://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/think/landform.htmlから平均2200mmだとすると1.7倍)ぐらいある。。何処かにミスがある筈。

秋葉の流域面積が過少で佐久間の流域が過大っぽい?

佐久間第二から下流,水窪の発電所以下を集めると167.717km2・佐久間第二の集水域153.8km2(振草以遠など除く)で少なめに見積もって足すと確かに322.5km2と面積はあってるっぽい。。

う〜ん,謎だ。。

1748とはずがたり:2020/10/20(火) 00:33:36
水力.comに拠る吉野川利水量

大森川発電所 12.00
長沢発電所 9.50
分水第一発電所 11.13
大橋発電所 9.74
住友共電高藪発電所 10.94
天神発電所 6.00
電発早明浦発電所 65.00
穴内川発電所 22.00
平山発電所 21.50
大田口発電所 0.60
東豊永発電所 2.10
白川発電所 0.61
住友共電東平発電所 4.00
住友共電別子山発電所 0.10
住友共電小美野発電所 1.32
愛媛県富郷発電所 4.00
愛媛県銅山川第一発電所 7.80
愛媛県銅山川第二発電所 5.80
愛媛県銅山川第三発電所 8.00
伊予川発電所 17.35
名頃発電所 3.50
祖谷発電所 3.70
高野発電所 8.80
一宇発電所 9.46
出合発電所 9.461
池田発電所 62.00
松尾川第一発電所 6.30
松尾川第二発電所 6.30
切越発電所 12.78
吉良発電所 3.80

1749とはずがたり:2020/10/20(火) 00:56:58
>>1748
三縄発電所 7←抜けてた
合計352.591

1750とはずがたり:2020/10/20(火) 18:12:59
地図でみっけてダムというか池やん,って思ったけど,なんと元々あった溜め池をぐるっと堰堤で囲んで容量を3倍に増やしたらしいw
堰堤の長さ日本一だそうな♪

大谷内(おおやち)ダム
http://maps.gsi.go.jp/#15/36.971307/138.695977/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0795

1751とはずがたり:2020/10/20(火) 20:06:06
容量いっぱいになった。。

onikuma00.html
tenryu12.html
totsukawa-kinokawa10.html
futai.html

S/
S/TR
S/C

1752とはずがたり:2020/10/21(水) 15:29:56
山中に堰(用水)が張り巡らされてる箇所があってどれくらい取水出来るかよくわからんけど8%でとれるとしてみた。
雨しか降らない地方よりはゆっくり流出してくるから取水しやすのではないだろか??

取水
樽川発電所直下 EL=450m 64.1km2 5.0m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.827235/138.424119/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0
馬曲川 EL=450 19.8km2 1.5m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#15/36.852806/138.424494/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水
信濃川(樽川合流部) EL=307m
https://maps.gsi.go.jp/#15/36.891840/138.404067/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

有効落差:138m
導水距離:9.0km

関沢発電所
出力:7,450kW

1753とはずがたり:2020/10/21(水) 15:31:29
放水路から農業用水っぽいのに水を半分程取られて行く樽川P/S
http://abe-sin.com/suiryoku/tyuubu/tarukawa.htm

1754とはずがたり:2020/10/25(日) 21:00:19
なんと芦生に揚水ダムを造ろうという愚行だったのか。
ダム計画が実現しなかったというと残念な気持ちになる俺だがまあ良しだな。
それにしてもあちこちで揚水発電計画中止になってんだなあ。全部出来てたらだいぶ太陽光発電の発電を吸収できてたんちゃうか。

この辺か〜。出合と挙原は見つからず。

永谷
https://maps.gsi.go.jp/#15/35.377259/135.742187/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0


全住民退去もダム計画が消滅…水没しなかった「悲哀の廃村」無人化から“35年目の世界”
鹿取 茂雄2020/10/24
https://bunshun.jp/articles/-/41080?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink

 福井県の山深い場所に、その集落はある。京都府、滋賀県との県境に近く、県道35号から南に伸びる頼りない一本道しか交通手段はない。都会の喧騒とはかけ離れたこの場所に、かつて9世帯が暮らす永谷集落があった。

 その平穏な村にダム計画が持ち上がったのは、今から40年前の話だ。ダムが完成すれば、集落は水没して消滅する。穏やかな日々を過ごしていた住民たちは、賛成派・反対派に分かれて対立したが、最終的には全世帯が移転し、集落は無人となった――。

 ここまでは、ダム建設の時によくあるエピソードかもしれない。しかし、話はこれで終わらなかった。無人集落となったあと、なんと計画が根底から見直され、結局、ダムは建設されなかったのだ。そして、ダム計画に翻弄され続けた廃集落は、今も山奥にひっそりと佇んでいる。



80年代に持ち上がった“2回目のダム計画”
 この集落を二分したダム計画というのは、当時日本で最大級となる揚水式水力発電を建設しようというものだった。揚水発電は、電力需要の少ない夜間に電力を使って水を高所に汲み揚げ、その水を昼間の電力需要ピーク時に放流して発電する。発電というよりかは、蓄電という意味合いが強い。この揚水発電を行うには、揚げた水を貯めておく上部池と、放流した水を貯めておく下部池の2つの池が必要になる。

 1960年代に持ち上がった計画では、由良川の上流、京都府の山林に上部池のダムを造り、三国峠を隔てた福井県名田庄村(ここに永谷集落も含まれる)に下部池のダムを建設する予定だった。しかし、山林は貴重な原生林であり、所有する京都大学や地元住民が猛反発したため、計画は一旦見送られた。

 1980年代になって再びダム計画が持ち上がると、地元も誘致を進める推進派と反対派の二派に分かれ、争いを繰り広げた。だが結局、名田庄村では永谷、出合、挙原の3集落が水没予定地となり、多くの世帯が転居を余儀なくされた。

なぜダム計画は白紙に戻されたのか?
 永谷集落では反対派の住民が最後まで残ったが、1985年、ついに無人となった。しかし、反対運動の広域的な盛り上がりや、町長の改選といった政治的な動きによって、やがてダム計画は再び白紙に戻された。その後、現在に至るまで、ダムを建設しようとする動きは全くみられない。



永谷(ながたに)
http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/18.Fukui/Natasho_Nagatani.html
所在:おおい町名田庄永谷
地形図:久坂/小浜
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:多くが集落整備事業。

https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=251424&id=8094945
mixiユーザー
2006年06月28日 21:54
関西電力が芦生研究林と名田庄村に建設しようとしていた揚水式発電ダムは昨年末、関電側から旧美山町に対し計画中止を申し入れ、覚書を交わしていたことが明らかになりました。
この計画は1966年に上部ダムを芦生に下部ダムを名田庄村に建設する計画でした。
しかし芦生の貴重な自然に対する社会的関心の高まり、用地買収の難航、電力需要の低下などを背景に今回の措置に至ったものとみられます。
旧美山町としては大きな財源としての期待もありましたがダム建設に対する住民の不安もあり、中止することで関電と合意したそうです。(6月28日・京都新聞朝刊)

2002年11月19日
金居原発電所(仮称)建設計画の中止について
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2002/1119-4j.html

1755とはずがたり:2020/10/25(日) 21:05:21

降雨量少なく海水遡上…由良川に3年ぶり「防潮幕」設置 京都・舞鶴
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/343098
2020年8月31日 10:41

 京都府舞鶴市の上水道の主水源になっている由良川への海水遡上(そじょう)を防ごうと、市は取水場付近に防潮幕を張った。3年ぶりの設置で塩分濃度上昇を防ぎ、水道水の安定供給につなげる。

 舞鶴市は約8割の世帯の水道水を、隣接する福知山市大江町二箇の二箇取水場で由良川からまかなう。取水場は河口から約17キロの地点にあるが、川の水量が減少すると、海水が遡上する現象が発生。最近では2017年に7月21日から13日間、防潮幕を張った。

 今年は梅雨明け以降、降雨量が少なく、8月中旬には二箇取水場の塩分濃度が基準値を超えて取水ができなくなり、1・7キロ上流の補助取水場で水道水をまかなっている。

 防潮幕は取水口から約370メートル下流の舞鶴市桑飼上と福知山市大江町高津江を結ぶラインに設置。帆布製で長さ約百メートル、深さ2〜3メートル。市水道整備課は「補助取水場での塩分濃度上昇を抑えたい。台風や河川の水量の状況を見て、取り外しの時期を決める」としている。

1756とはずがたり:2020/10/25(日) 22:31:13
廃村紀行
http://www.medical-law.jp/sub2-4.htm
秋のある日、名田庄村の永谷地区の廃村を訪ねました。
この地区は、関西電力が計画した京都府と福井県の両府県にまたがる100万キロワット級の揚水発電所の下部貯水池の予定地とされ、いずれ水没する地区として立ち退きになりましたが、その後ダム計画は白紙となり、今はむなしく廃村となってしまったのです。

揚水発電所は、福井県の原発で発電した夜間のあまった電力を使って、モーターを動かし、下部貯水池の水を上ダムまで汲み上げ、電力の需要の多い昼間に再び水を落とし、落差を利用して発電するというもので、いわば巨大な蓄電池のようなダムです。
 水没地となる出合、挙原、永谷には20戸ほどの人家がありましたが、半ば強制的に立ち退きとなり、最後まで残った永谷地区は村を二分する行政の強引なやり方に反発し、9戸のうち4戸が最後まで抵抗したようですが、ついに1985年ころ村を捨てざるをえなかったものです。

上ダムは美山町の芦生の京大演習林内の上谷地区に予定されていましたが、原生林の残る貴重な環境を破壊するものだという地元住民と京大の強い反対運動が起こり、結局ダム計画は白紙になってしまったものです。

1757とはずがたり:2020/10/30(金) 20:40:37

すげえ,俺ww
佐梨川は新潟県の信濃川のトップ支流である魚野川(千曲川のトップ支流は犀川かな〜)の支流である佐梨川の電源開発妄想してたんだけど,中止になった発電構想と取水標高点(320m)だいたいダム地点で,出力規模(4.4MW)が偶然ほぼ一致w
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/uono.html#sanashi

国土交通省の河川官僚どもとシンクロ出来てるww

ここは揚水は中止で良いから一般水力発電所だけでも作ろうよ。。

1758とはずがたり:2020/11/03(火) 18:10:11
桃山と須原の導水路に余裕があるか調べたかったが行き詰まる。。

桃山発電所

導水路:総延長4305.4m、主要導水路 幅4.55m×高4.55m、延長4305.4m
有効落差:79.55m
取水位標高:647.42m 放水位標高:561.98m 無効落差:5.89m

断面20.7m2で37.57m3/sを流している。1.81(m3/s)/m2
平均勾配0.13cm/m

須原発電所

導水路:総延長3845.7m、主要導水路 幅5.15m×高4.85m、延長2356.5m
有効落差:34.90m
取水位標高:561.93m 放水位標高:524.50m  無効落差:2.5m

断面24.98m2で36.16m3/sを通している。1.44(m3/s)/m2
平均勾配0.065cm/m

水路の勾配が須原の方が緩いのか?と思ったが怪しい推論では須原の方が確かに緩そう。

寝覚発電所

導水路(王滝川→発電所):総延長4535.8m、主要導水路 幅6.08m×高5.79m、延長4406.4m
有効落差:64.29m
取水位標高:739.5 m(王滝川) 放水位標高:670.62m 無効落差:4.59m

断面35.2m2で65.8m3/sを通している。1.87(m3/s)/m2

平均勾配0.10cm/m

http://29.pro.tok2.com/~bye01354/hotei-HP/isahayabosai2/isahaya/flood/hydrolog/manning.htmlだと平均勾配に対する用語として水面勾配と云うらしい。m/mで出すようだ。殆ど0.0やん。

となるとあんま勾配に関して気にせんでよし??

で,潤辺なんて概念が必要になってくるのかw
>流れの断面のうち,空気と接する部分を除いた,水路の壁や底に接する部分の長さを潤辺といい,記号はSで表わします.

1759とはずがたり:2020/11/03(火) 18:13:28

もう工学部の世界やねw (高校向けと書いてあるけど工業高校でもやるのかな??)

水理設計
http://www.asahi-net.or.jp/~YM7K-INUE/~ym7k-inue.htm

1760とはずがたり:2020/11/08(日) 17:27:18
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191161933/599で凄い山道を見せられたところで検討

七川貯水池(標高92m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/33.601109/135.696516/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

全くの山中かと思うと結構低い。
周囲の山々はそれ程高くなくて350mを連続して維持は出来なさそう。

250mで取水するとしてもメインの古座川上流が


211mで行く。湖面の91mに対して115mは行ける。

大桑谷
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.603200/135.737522/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

大桑谷支流

成川
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.648976/135.732586/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

大屋谷
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.668622/135.721171/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

古座川
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.677265/135.712931/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

栃ノ谷
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.660943/135.686753/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

平井川
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.661693/135.685337/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

導水延長は15.6kmとなる。

大桑谷・同支流 4.4km2

成川・大屋谷・古座川・栃ノ谷・平井川47.0km2

合計51.4km2

5.1m3/s取れるとすると4,880kWとなる。15.6kmの導水路だと効率指数0.31。。
厳しいな。。

1761とはずがたり:2020/11/08(日) 17:55:50
>>1760
次は平井川と古座川のみで行く。
平井川と古座川には堰堤を設置,221mで取水。有効落差は125m。
今回は10.5km。
導水路は短く出来たが堰堤建設分をほんとは計算に入れないと行けないんだけど未だ何の推計式も持ち合わせていない。。

42.3km2だ。

4,370kW

導水路効率は0.4166とまあ及第点。15m程度の取水堰堤を建設する予定だけどその辺はコストにどう影響するかねぇ。。

古座川上流部開発はこれで行く☆

1762とはずがたり:2020/11/18(水) 23:12:13
祝!自主開発水力電源2GW突破!!!これで原発2基は止められる♪
5GWぐらいかな。。
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/suiryoku00.html

記念すべき2GWは只見川(その1)。奥只見や田子倉辺りで…と思ったがその手前で到達。
寧ろダムと水発多すぎて奥只見まで辿り着かなかったw
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/tadami00.html

とはいえ,重要な河川は開発し尽くしてなかなか良好案件残って無さそう。。

1763荷主研究者:2020/11/21(土) 22:29:18

https://www.sakigake.jp/news/article/20201106AK0022/
2020年11月6日 12時21分 秋田魁新報
17年に氾濫の横手・上溝川、年度内に治水工事の大半完了へ

治水対策工事が進む横手市大森町の上溝川

http://tohazugatali.web.fc2.com/risui/20201106akita02.JPG

 2017年7月の記録的大雨で氾濫した秋田県横手市大森町の上溝川で、浸水被害を軽減させるための治水事業が着々と進んでいる。事業は国の補助を受けて県が実施し、進捗(しんちょく)率は約80%(9月末現在)。護岸整備や川幅拡幅など延長約5キロを対象にした主要な工事は年度内に大部分を終える見込みだ。

 県管理の上溝川は延長約12・3キロ。1級河川の雄物川の支流で、大森町の中心部近くや田んぼの間を流れる。1959年以降も段階的に河川改修が行われていた。

 しかし記録的大雨が降った2017年7月22日の夜にあふれた。県平鹿地域振興局によると、上溝川氾濫により500戸以上の家屋が浸水被害に遭い、浸水面積は約430ヘクタールに上った。

 上溝川での治水事業は雄物川の合流付近から八沢木地区に向かう延長約5キロ区間が対象。17年度に始まり、本年度の完成を見込む。メインとなる工事は順調に進んでいるという。総事業費は約88億円。

 17年と同レベルの大雨に見舞われた場合でも氾濫を防ぐことができるように、工事では川底を掘って流れを良くして流量を向上させる河道掘削や築堤などを行っている。護岸用のコンクリートブロックを設置し、川幅も場所によって従来の1・5〜2倍に広げる。

 記録的大雨では、護岸がえぐられるなど流水による被害も確認されていた。

 同振興局建設部は「今回の工事で前回の規模の雨に見舞われても、堤防の超水、家屋への浸水被害は抑えることが期待できる。ただ、いつ想定以上のことが起きるか分からないので、備えはしっかりとしてほしい」としている。

 17年の記録的大雨に関して県は上溝川だけでなく、大仙市の河川でも、堤防整備や河道掘削、橋の架け替えなどの事業を進めている。

1764とはずがたり:2020/11/22(日) 22:28:42
やられたっっ,ここらで100MWの巨大ダム作ろうとしてたのに関電に先をこされたっ!!!…orz

流石に1MWではなく(表題まちがえとる)10MW弱の様だが,逆に1メガならただの河川維持用水だから大勢に影響ないぐらいだけど。。


ダムに合計約1メガの水力発電所を新設、関電が岐阜県の2カ所で
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/2006/24/news112.html

関西電力は、同社が岐阜県飛騨市宮川町に所有している坂上ダムおよび打保ダムの直下に「新坂上発電所」「新打保発電所」をそれぞれ新設する。両発電所ともにダムの水を利用するもので、最大出力は合わせて9240kWとなる計画である。
2020年06月24日 15時00分 公開
[スマートジャパン]

 関西電力は2020年6月10日、同社が岐阜県飛騨市宮川町に所有している坂上ダムおよび打保(うつぼ)ダムの直下に「新坂上発電所(仮称)」「新打保発電所(仮称)」をそれぞれ新設すると発表した。

 両発電所では、坂上ダムと打保ダムの豊富な水を利用する。最大出力は新坂上発電所が4300kW、新打保発電所が4940kWとなり、発電電力量は新坂上発電所が1300万kWh/年、新打保発電所が1600万kWh/年となる計画である。

 新坂上発電所は2021年3月に着工し、2024年8月に運転を開始する予定で、新打保発電所は2021年8月に着工し、2025年4月に運転を開始する予定となっている。CO2の削減量は新坂上発電所で約6000t/年、新打保発電所で約7400t/年が見込まれる。

1765とはずがたり:2020/11/22(日) 22:31:05
くそっ30m3/sの水使った本格的なやつやん。。・゚・(ノД`)・゚・。
これで暫く(30年位?)此処の計画無理になったな

くっそー,俺ならもっと巨大な発電所作ってガンガン発電するのに。。関電の馬鹿野郎め。原発に回すカネ有るならもっと水力ふやせっちゅうねん( ゜д゜)、 Peッ

新坂上(しんさかがみ)発電所(仮称)および新打保(しんうつぼ)発電所(仮称)の新設について
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2020/0610_1j.html

 当社は、この度、岐阜県飛騨市宮川町に当社が所有する坂上ダムおよび打保ダムにおいて、それぞれのダム直下に「新坂上発電所(仮称)および新打保発電所(仮称)」を新設することとしました。

 本計画は、水資源が豊富な坂上ダムおよび打保ダムの水を有効活用するものであり、両発電所あわせて最大出力9,240kWの発電所を新設するものです。

 新坂上発電所(仮称)は2021年3月着工、2024年8月の運転開始、新打保発電所(仮称)は2021年8月着工、2025年2月の運転開始を目指し、関係当局のご指導と地域の方々のご理解を賜りながら、安全を最優先に建設を進めてまいります。

 当社グループは、「低炭素」のリーディングカンパニーとして、2030年代に国内外で再生可能エネルギー電源の設備容量600万kWを目標に、200万kW以上の新規開発に取り組んでおり、今後も引き続き、地域の皆さまのご理解を賜りながら、再生可能エネルギーの普及・拡大に貢献してまいります。

【参考:新坂上発電所(仮称)・新打保発電所(仮称)の概要】
新坂上発電所(仮称) 新打保発電所(仮称)
所在地 岐阜県飛騨市宮川町 岐阜県飛騨市宮川町
水系・河川名 神通川水系 宮川 神通川水系 宮川
発電所形式 ダム式 ダム式
最大出力 4,300kW 4,940kW
発電電力量 1,300万kWh/年 1,600万kWh/年
最大使用水量 30.0m3/s 33.3m3/s
有効落差 16.4m 17.2m
CO2削減量 約6,000t/年 約7,400t/年
以 上

添付資料1:「新坂上発電所(仮称)・新打保発電所(仮称)」の計画概要 [PDF 671.58KB]
添付資料2:関西電力グループの再生可能エネルギーの導入状況および開発計画 [PDF 231.57KB]

1766とはずがたり:2020/11/24(火) 16:27:59
[試案]浦野川発電所
出力:3,4100kW
落差:121m
水量:2.43m3/s+0.235m3/s+0.72m3/s=3.385m3/s
流域:48.65km2+4.72km2+14.41km2=67.78km2
導水:8.89km (0.38)→まあなんとかOK
取水:浦野川(526m) https://maps.gsi.go.jp/#15/36.368989/138.137575/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1・阿鳥川(530m) https://maps.gsi.go.jp/#15/36.378733/138.144605/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1・室賀川(526m) https://maps.gsi.go.jp/#16/36.405606/138.153188/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水:千曲川(399.7m) https://maps.gsi.go.jp/#15/36.430785/138.182962/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

この辺は小雨なので水量が余り期待できないのが痛い。。

1767とはずがたり:2020/11/24(火) 18:18:11
[私案]奥佐久発電所

出力:23,100kW[+23.0MW]
水量:10.2m3/s
落差:272m

取水:栗生川(1220m)http://maps.gsi.go.jp/#16/36.019644/138.586489/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1・南相木川(1220m)http://maps.gsi.go.jp/#15/36.002469/138.599074/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1・千曲川(1223m)http://maps.gsi.go.jp/#16/35.972979/138.612474/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水:相木川(943m)http://maps.gsi.go.jp/#18/36.045206/138.533733/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
導水路:7.9km(千曲川含む12.676km)

流域:
千曲川:116km2→少し雨も降る様なので8.7m3/s(一応下流に海ノ口発電所がある。。)
その他:29.7km2→1.5m3/s

1768とはずがたり:2020/11/24(火) 18:39:23
台風の雨が危険な千曲川と阿武隈川、そして狩野川の共通点
饒村曜 | 気象予報士
2019/10/17(木) 5:01
https://news.yahoo.co.jp/byline/nyomurayo/20191017-00147094/

台風19号の雨
 令和元年(2019年)10月6日3時にグアム島のあるマリアナ諸島の東海上で発生した台風19号は、西進しながら発達し、7日18時にはマリアナ諸島において大型で猛烈な台風に発達しました。

 台風は、その後北西に進路を変え、予報通りに日本へ接近し、12日17時前に静岡県の伊豆半島に上陸しました。

 台風の強さは、上陸寸前に猛烈から非常に強い台風に落ちましたが、依然として大型の台風でした。台風の北側に分厚い雨雲が広がっており、この雨雲が台風前面の東よりの風によって伊豆半島から関東西部の山地に吹き付けられました。

 このため、伊豆半島から関東西部の山地では、台風19号の接近前から強い雨が降り続け、これに台風中心付近の激しい雨が加わって記録的な雨となりました。

 11日〜13日の降水量は、神奈川県箱根994.5ミリ、埼玉県浦山683.5ミリ、群馬県田代442.5ミリ、宮城県筆甫607.5ミリでした(図1)。

図1 全国の3日間の降水量(11月11日1時から13日24時)
 箱根の雨はほとんどが12日に降っており、12日の922.5ミリは、これまでの日本記録であった高知県魚梁瀬の851.5ミリ(平成23年(2011年)7月19日)を上回っています。

大雨特別警報
 令和元年の台風19号により広い範囲で記録的な暴風や大雨となる恐れがあることから、気象庁では10日には東海から関東などの都県に大雨特別警報を出す可能性に言及した情報を発表しました。

 また、昭和34年(1959年)に伊豆半島から関東西部で大雨が降って、伊豆半島を中心に1000名以上が亡くなった狩野川台風に似ているとも発表しました。

 気象庁は、12日15時32分に東京都と群馬、埼玉、神奈川、山梨、長野、静岡の各県に大雨特別警報を発表し、その後も大雨特別警報の発表が相次いで、広域関東圏と東北の13都県で発表になりました。

 平成30年7月豪雨(通称:西日本豪雨)のときの11府県での特別警報を上回り、過去最多の発表となりました。

南から北へ向かって流れる川
 夏の大雨は、太平洋高気圧の強まりによる前線の北上や、台風の北上などで雨域が北上してくる場合が多くあります。

 北から南に流れる川の下流では、降り始めた雨がそのまま海に流れた後に、上流に降った雨が流れてきます。

 しかし、南から北へ流れる川の下流では、上流に降った雨が流れてきているときに雨が強まります。

 つまり、同じ雨量であっても、南から北へ流れる川の方が、北から南へ流れる川より水害の危険性は高いのです。

 台風19号の記録的な大雨で、多くの河川の堤防が決壊しましたが、被害が大きかった千曲川や阿武隈川は南から北へ流れる川です(図2)。

図2 特別警報を発表した13都県と千曲川、阿武隈川、狩野川
 昭和34年(1959年)の狩野川台風のときに、大きな被害が発生した狩野川も、南から北に流れる川です。

1769とはずがたり:2020/11/25(水) 09:01:05
奥米川発電所…米川発電所の取水口の上流で

放水:676m http://maps.gsi.go.jp/#16/35.418407/137.878343/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
取水:870m
沢1 http://maps.gsi.go.jp/#15/35.430935/137.896335/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
沢2 http://maps.gsi.go.jp/#15/35.435830/137.902429/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
沢3 http://maps.gsi.go.jp/#15/35.431774/137.909424/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
米川(ダム) http://maps.gsi.go.jp/#16/35.427185/137.912418/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
沢4 http://maps.gsi.go.jp/#16/35.424282/137.909735/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
沢5 http://maps.gsi.go.jp/#16/35.416990/137.907289/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
落差:189m
導水:5.98km
水量:10.462km2(細かい導水路を追加して)
出力:1,310kW

厳し,,

1770とはずがたり:2020/11/27(金) 00:17:44
旭化成、稼働100年近い自前の老朽水力発電所を「最新の水力発電」に改修する費用調達で、グリーンボンド100億円発行へ。発電電力はすべて自社の工場等で使用(RIEF)
2020-05-14 08:00:37
https://rief-jp.org/ct10/102400#:~:text=%E8%B3%87%E9%87%91%E4%BD%BF%E9%80%94%E5%85%88%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8B,%E3%81%AE%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%81%A0%E3%80%82

 旭化成は、宮崎県と熊本県に所有する古い水力発電所を改修して、再エネ電力として活用するため、100億円のグリーンボンドを発行する。発行は6月にも実施する。両発電所はともに大正年間に完成した老朽設備。これらの発電設備を更新し、高効率化することで、今後、数十年から100年にわたって、再エネ電力を供給できる。「大正の水力発電」が「令和の最新再エネ」として蘇るわけだ。

 資金使途先となる水力発電所は、宮崎県西臼杵郡にある五ヶ瀬川発電所と熊本県の馬見原(まみはら)発電所。五ヶ瀬川は、宮崎県北部を流れ、一部、熊本県阿蘇地方を通って、延岡市から日向灘に流れ込む一級河川。両発電所はともに五ヶ瀬川の水資源を活用した取り込み式の水力発電所だ。五ヶ瀬川発電所は、大正14年(1925年)の完成、馬見原発電所は大正15年(1926年)完成で、ともに、間もなく100年歳になろうかという老朽発電所だ。発電量は5MW〜20MW。

 旭化成は、創業以来、五ヶ瀬川水系の水力発電所からの送電で事業活動をしている。現在は合計9カ所(最大出力合計 56.84MW)の水力発電所を所有(他に火力発電所5カ所)している。いずれの設備も完成後70年以上を経過しており、これまでは補修工事で支えてきた。しかし、老朽化が目立っているうえ、耐震性の面から除却・撤去の判断も迫られる状況にある。そこで、大正年間に稼働した2カ所の発電所を「再生」することとした。

産業遺産化した馬見原発電所
産業遺産としても人気の高い馬見原発電所
 五ヶ瀬川水系の水量は変わらず豊富なことと、いったん改修整備すると、また100年ぐらいは発電を続けることができ、安定的な再エネ電源とみなせる。発電した電力は旭化成の宮崎県延岡地区の工場群に引き続き供給することで、同社の消費電力のグリーン化とCO2削減に貢献する。また大規模なダムだと、環境破壊等の課題が生じるが、同発電所は20MW以下で環境省のアセスメントの対象外で、追加的な環境負荷等は最小限に抑えられる見通しという。

 6月にも発行するグリーンボンドは期間5年。野村證券、大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券の4社が主幹事を務める。野村證券はグリーンボンド・ストラクチャリング・エージェントも務める。ボンドのグリーン性については、Sustainalyticsが国際的なグリーンボンド原則(GBP)への適合を評価するセカンドオピニオンを付与した。

1771とはずがたり:2020/11/27(金) 00:33:41
>>1770
>。五ヶ瀬川発電所は、大正14年(1925年)の完成、馬見原発電所は大正15年(1926年)完成で、ともに、間もなく100年歳になろうかという老朽発電所だ。発電量は5MW〜20MW。

なぞだ。この書き方だとどっちかの発電所が5MWでどっちかが20MWに読めるけど,五ヶ瀬川発電所は13.5kWで,しかも既に着工されていて,リプレース後は14.5kWになるらしい。。


旭化成延岡地区における水力発電所改修について
2018年11月12日
旭化成株式会社
https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2018/ch181112.html

 当社は創業以来五ヶ瀬川水系の水力発電所からの送電で事業活動をしており、現在は合計9カ所(最大出力合計 56,840kW)の水力発電所を所有し、当社の延岡地区の工場群などに電力を供給しています。それぞれの設備は竣工後70年以上経過しており、これまでも計画的に補修工事を行うことで水力発電所を維持・保全し、安全な操業を続けてきました。

 このたび、持続的成長に向けたESG経営の一環として、水力発電所の設備信頼性をいっそう強化し、今後も長期にわたって安定したクリーンなエネルギーの供給を継続するために、大規模改修工事の実施を決定しました。
2.内容

◆五ヶ瀬川発電所

所在地
宮崎県西臼杵郡
水系・河川名
五ヶ瀬川
発電所形式
流れ込み式
最大使用水量
29.7m3/sec

1772とはずがたり:2020/11/27(金) 00:35:01
【お知らせ】馬見原発電所改修工事に伴う五ヶ瀬川への自然放流について
https://www.town.kumamoto-yamato.lg.jp/kiji0036329/index.html
最終更新日:2020年9月23日

馬見原発電所改修工事に伴い、取水堰からの自然放流が行われます。

五ヶ瀬川の河川水位が変動しますのでご注意ください。



放流場所

  山都町馬見原442番地の2先(馬見原発電所取水堰堤)から  

    放流箇所位置図(PDF:323.4キロバイト) 別ウインドウで開きます




放流期間

  令和2年9月29日(火曜日) 午前9時から

  令和5年1月31日(火曜日) 午後4時まで



放流量

  5.0m3/s  ※流域の雨量により変動があります。



問い合わせ先

  旭化成株式会社延岡支社 水力課
  TEL:0982-88-1035

1773とはずがたり:2020/11/27(金) 00:36:48
[九州ヘリテージ]
2010.11.21 Sunday
馬見原発電所
http://blog.kyushu-heritage.jp/?eid=953248

 もう5年も昔のことになりますが、チッソの前身である日本窒素肥料株式会社の鏡工場(熊本県鏡町・現八代市)について当サイトで紹介しました。明治から昭和初期の九州南部で、一民間企業が化学工場と水力発電所をセットで造りながら成長し、ついには朝鮮にまで進出する巨大化学企業となる歴史はとても興味深いものでした。

 その日窒の鏡工場は大正15年にはなくなりますが、取って代わるように当時最新の技術を使った工場が宮崎県延岡市に建設されます。日窒が延岡市に工場の建設を決めた理由のひとつに、五ヶ瀬川水系の豊富な水資源があったといわれています。実際に大正14年から昭和2年の間に、五ヶ瀬川発電所・馬見原発電所・川走川第一発電所・川走川第二発電所などが五ヶ瀬川水系に作られて延岡工場に電力を供給します。ちなみに延岡工場は後に日窒から独立し、旭化成株式会社のルーツとなっています。

 熊本県にある馬見原発電所、川走川第一発電所、川走川第二発電所は、建設当時の古い建屋を残しており、日窒に絡む発電所建築として私にとっては非常に気になる存在でした。いつか見に行こうと思って延び延びになっていたところ、当サイト掲示板に馬見原発電所の写真がUPされているではありませんか!これは見に行かなくてはと、一気に日窒(旭化成)関連の発電所巡りをした次第です。

 その中から、今回は馬見原(まみはら)発電所を紹介。大正12年に設立された阿蘇水力電気株式会社により建設されたもので、大正15年2月に完成。翌年の昭和2年には阿蘇水力電気は解散し、馬見原発電所は日窒へと譲渡されました。

馬見原発電所
馬見原発電所

 馬見原発電所は、五ヶ瀬川本流と三ヶ所川の合流地点から僅かに上流の三ヶ所川左岸に位置しています。上写真は三ヶ所川右岸より撮影。白川発電所や緑川発電所などの、日窒の他の発電所とよく似た意匠の外観でコンクリートブロック構造。最大出力は5,000kwです。しかしまあ、よくこんなギリギリの場所に建設したものですね。

1774とはずがたり:2020/11/27(金) 00:38:33
>発電出力を1.35MW(1万3500kW)から、1.45MW(1万4500kW)引き上げる。
はいダウト。13.5MWから14.5MWね。なんで1.35MWから1.45MWに引き上げて1MW向上やねん。
記者解らずにかいとるやろ

旭化成、宮崎県に保有する水力発電所の大規模改修実施へ―出力が1MW向上
https://sgforum.impress.co.jp/news/4705
2018/11/12
(月)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

旭化成は、宮秋県に保有する水力発電所「五ヶ瀬川(ごかせがわ)発電所」の大規模改修工事を実施すると発表した。

旭化成は2018年11月12日、宮崎県に保有する水力発電所「五ヶ瀬川(ごかせがわ)発電所」の大規模改修工事を実施すると発表した。工事は2019年10月に開始し、2021年10月の稼働開始を予定している。

図 旭化成の「五ヶ瀬川発電所」

図 旭化成の「五ヶ瀬川発電所」

出所 旭化成

五ヶ瀬川発電所の所在地は宮崎県西臼杵郡(にしうすきぐん)の五ヶ瀬川流域。上流の取水口から発電に必要な水を取り込み、導水管を通して運び、落差を付けて発電所に流し込んで発電用水車を回す「流れ込み式」の発電所だ。水車には最大で1秒当たり29.7m3の水が流れる。

五ヶ瀬川発電所は1925年運転開始の古い発電所だ。旭化成はこれまで計画的な補修工事を実施して、発電所の能力を維持し、安全操業を続けてきた。今回の大規模改修では、発電機をより効率が高いものに入れ替え、発電出力を1.35MW(1万3500kW)から、1.45MW(1万4500kW)引き上げる。旭化成は水力発電所設備の信頼性を強化し、今後も長期間にわたってエネルギーを供給を続けるために、大規模改修を決定した。旭化成によると、今回の大規模改修によって現状に比べて年間CO2排出量を約1.1万トン削減できると見積もっている。

旭化成は五ヶ瀬川発電所周辺の「延岡・日向地区」で9カ所の水力発電所と、5カ所の火力発電所を運営している。それぞれの発電所が発電した電力は、延岡・日向地区の工場などの事業拠点に供給しており、この地区の事業拠点が消費する電力のうち90%を自家運営の発電所による電力で自給しているという。

旭化成は延岡・日向地区で運営している残り8カ所の水力発電所の改修も検討するとしている。

1775とはずがたり:2020/11/28(土) 16:11:26

https://www.maff.go.jp/j/nousin/mizu/shousuiryoku/attach/pdf/rikatuyousokushinn_teikosuto-47.pdf
小水力発電の事例(湖北中央幹線3,4号発電施設)

取水:高時頭首工
ここ:https://maps.gsi.go.jp/#17/35.500989/136.248348/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
水量:4月 Q=10.189m3/s 5月〜9月前半:Q=11.276m3/s 9月後半〜12月前半:Q=2.490m3/s 12月後半〜3月:

施設管理者:湖北土地改良区
: 22kW
: 98MWh
: 2.0m3/s
: 2.0m(1.0m+1.0m)
: 9,800万円
:平成28年10月
:地域用水環境整備事業
(湖北地区)


高時頭首工で最大11.276m3/s水が採れる。
今,高時川発電所で流域112.0km2に対して使用している5.56m3/sは矢張り過小であろう。
しかもこの最大11.276m3/sは余呉湖からの導水よりぎり上流で取水しているので余呉サポート無しで実現している。

と云う事で高時川発電所リプレース
取水:
 (支水路)高時川(181m)https://maps.gsi.go.jp/#15/35.571157/136.224911/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 刷墨川(192m)https://maps.gsi.go.jp/#16/35.566619/136.221939/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 1.82km (支水路)余呉川(180m)https://maps.gsi.go.jp/#17/35.570485/136.192526/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 2.55km (支水路)杉野川183m https://maps.gsi.go.jp/#16/35.555639/136.251251/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 高時川渡河(サイフォン+水路橋) 2.46km 本導水路:△483.8─△450.0─発電所(高月町洞戸or尾山119.7m)https://maps.gsi.go.jp/#16/35.496893/136.242775/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 湖北中央用水放水(高月町保延寺119.2m) https://maps.gsi.go.jp/#16/35.493311/136.243762/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 7.67km

落差:56m
水量:11m3/s
出力:5,100kW

1776とはずがたり:2020/12/02(水) 13:47:10
「小学生、全員助かってよかった!」 いやいや、船に揚げるってそんなに簡単じゃありません
斎藤秀俊 | 一社法人水難学会会長、国大法人長岡技術科学大学大学院教授
12/1(火) 7:00https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20201201-00210378/

1777とはずがたり:2020/12/04(金) 18:29:15
水害対策に使えるダム貯水量が倍増、八ツ場ダム50個分
谷川 博 日経クロステック/日経コンストラクション
2020.06.09
有料会員限定
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/00755/

1778とはずがたり:2020/12/05(土) 23:43:22
丹生ダム建設予定地現地視察
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1335221723541606400
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1335229430776483840

1779とはずがたり:2020/12/07(月) 20:07:11
2020年12月4日
漏水の大蘇ダムめぐり、農水省九州農政局長が熊本県知事に陳謝、技術的検討へ
https://yamba-net.org/53838/

 大蘇ダムの再三にわたる大量の水漏れを隠蔽していたことについて、ダムを管理する農水省九州農政局の横井績局長が熊本県知事らに陳謝したとのことです。

 熊本県産山村に建設された大蘇ダムは、大分県竹田市と熊本県阿蘇市、それに産山村に水を供給します。12/2付けの毎日新聞大分版によれば、横井局長は12月1日に大分県竹田市を訪れ、首藤勝次市長らに「地元の方に不安や懸念を抱かせてしまい申し訳ない」と謝罪した上で「対策工事の前は1日4万〜5万トンが漏れていた。現状は1万5000トンなので工事の効果は出ている」と強調、「漏水は徐々に減少する。4月の水利用に足りると思う」と釈明、「漏水について農業用水の供給には影響がない」と説明したとのことです。2日に熊本県庁を訪れ、知事との面談の際には、「十分な説明ができていなかった。反省し、事業に当たっていく」と謝罪し、地元の産山村と阿蘇市も訪れたとのことです。

 関連記事をまとめました。

◆2020年12月3日 西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/669806/
ー農政局長、知事に謝罪 国営大蘇ダム漏水 専門家派遣、技術的検討へー

 大分、熊本両県に農業用水を供給する国営大蘇ダム(産山村)で想定の7倍以上の漏水が発生している問題で、九州農政局の横井績(いさお)局長は2日、県庁で蒲島郁夫知事と面談し、「十分な説明ができていなかった。反省し、事業に当たっていく」と謝罪した。地元との情報共有の緊密化と点検監視の強化を約束し、来週にもダムの専門家を現地に派遣して技術的検討を行う考えを明らかにした。

 横井局長は蒲島氏に対し「責任を持って技術的な検討を行い、丁寧に説明していきたい」と述べた。「ダムそのものの安全性に問題は確認されていない」としているが、週1回だった点検監視を毎日実施するよう改めたという。

 蒲島氏は「受益農家が安心して営農できるよう必要な用水を確実に確保してほしい」と注文。ダム本体がある産山村や下流域に広がる懸念についても「安全性を調査し、不安を払拭(ふっしょく)してほしい」と要望した。

 一方、同席した木村敬副知事は「このままでは(ダムは)空になるのではないか。農家の不安には的確に応えてほしい。私たちは完成していないと思っている。省の責任で調査し、データを示してほしい」と強く求めた。

 農政局によると、昨夏ごろの試験湛水(たんすい)段階の漏水量は、最大で1日当たり2万8千トン。その後、ダムが満水状態となると想定通りの同2千トン程度で安定した。だが、現時点では同1万5千〜1万6千トンと多い状態で推移しているという。

 同局は11月25日に完工式を実施したが、阿蘇市の佐藤義興市長らは事前に漏水の連絡を受け欠席した。横井局長は報道陣の取材に「そこはまさに組織として反省すべき点。十分な説明ができておらず、理解も得られていなかった。それを看過していた」と述べた。 (古川努)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板