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非自民非民主系保守
246
:
とはずがたり
:2008/11/22(土) 00:09:13
民主党、国民新党の合併破談 本当の理由は「W亀井」の対立
週刊文春9月25日(木) 12時17分配信 / 国内 - 政治
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20080925-00000000-sbunshun-pol
九月二十一日の臨時党大会で無投票三選を正式に承認された小沢一郎民主党代表。その表情が心なしか冴えなかったのは、風邪のせいばかりではなかった。党大会直前に、国民新党との合併話が破談になった影響があったことは想像に難くない。民主党関係者が語る。
「小沢さんの最近の口癖は、『自民党は腐っても鯛。総選挙に勝つのは容易なことではない』。そこで、かねてより国民新党を支援する全国郵便局長会とその政治団体『郵政政策研究会』(会員約二十万人)の組織票に目を付けていた。特定郵便局関係団体はかつて自民党最大の集票マシーンといわれた結束の固い組織だから、合併効果は大きいと見ていたのです」
自民、民主の二大政党対決の中で埋没懸念を深めていた国民新党も、「民主党候補」として戦うことで票の上積みを期待できる。小沢氏から打診を受けた亀井静香代表代行は大乗り気だった。「一つになるのも選択肢」と、小沢氏が十五日の記者会見で表明すると、亀井氏はこれに呼応し「小沢さん、しゃべっちゃったのか」と、思わせぶりな口調で記者団に「合意近し」をにおわせた。だが、国民新党内では異論が噴出した。同党関係者が解説する。
「亀井さんは綿貫民輔代表の内諾を得て小沢氏サイドと交渉を重ねていたが、『候補者調整は向こうに譲歩させる。俺に任せておけ』といった調子だったようです。『勝手に話を進めてもらっては困る』と最も強硬に反対したのは亀井久興幹事長でした」
静香氏の独断専行への反発もさることながら、久興氏にはどうしても合併に応じられない事情があった。
久興氏は前回衆院選の島根二区で、自民党の竹下亘氏に惨敗。比例で辛うじて復活当選したが、惜敗率は五六・七%と、有力候補の多い民主党ではとても復活当選枠は回ってこない。つまり久興氏にとって、合併はメリットよりデメリットの方が大きかったのである。
長谷川憲正参院議員が国会法の規定で民主党には移れないことが分かり、綿貫氏が「仲間を見捨てることはできない」と見送りを決断したというのが表向きの顛末。しかし実際は、野武士タイプのうるさ型・静香氏と、津和野藩主の血を引く物静かなジェントルマン・久興氏、W亀井の綱引きがくり広げられ、「殿様」に軍配が上がったというわけだ。
(週刊文春10月2日号「THIS WEEK 政治」より)
最終更新:9月25日(木) 12時17分
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