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【廃道・隧道】山さ行がねが応援スレ【冒険・探索】
71
:
荷主研究者
:2009/06/05(金) 00:38:28
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20090426/CK2009042602000023.html
2009年4月26日 中日新聞
旧国鉄の愛岐トンネル群保存で連携 6月に多治見支部設立
旧国鉄中央線トンネル群の一つ「玉野第4トンネル」。多治見産の赤れんが使われている=愛知県春日井市で
多治見市と愛知県春日井市境に残る明治期の旧国鉄中央線トンネル群の保存再生に向け、「愛岐トンネル群保存再生委員会」(事務局・春日井市)の多治見支部が6月6日に設立される。これまで愛知県側を中心に保存活動が進められてきたが、「碓氷峠(群馬県)に次ぐ国内第2の規模」(再生委)といわれる地元の産業遺産の再生に連携して取り組んでいく。
トンネル群は、1900(明治33)年の旧中央線の開通に合わせ、高蔵寺−多治見駅の土岐川沿い約8キロ間に14基建設された。「イギリス積み」と呼ばれる総れんが積みで、赤れんがは多治見産が用いられた。66(昭和41)年の複線電化工事完成に伴い廃線となったが、春日井市側に6基、多治見市側に7基が現存している。
再生委は、2007年6月に住民有志で発足した「旧国鉄トンネル群保存再生委員会」が前身。トンネルや軌道跡の整備を進めた運動が認められ、今年2月には経済産業省から「近代化産業遺産」の認定を受けた。現在は、企業所有地であるこの区間を買い取るため、賛同者から寄付を募りナショナルトラスト運動も進めている。
多治見支部設立により、トンネル群全体の整備やトラスト運動を足並みをそろえて進めていく。設立総会は6月6日午前10時から多治見市池田町の池田町屋公民館で。支部長を務める山本輝さん(38)は「地元の貴重な近代化遺産に岐阜県側からも一人でも多く興味を持ってもらい、入会してもらえれば」と話している。
これに先立ち、5月2−6日の5日間の午前10−午後3時、春日井市側の3−6号トンネルで一般市民見学会を開く。JR中央線定光寺駅下車、北3分。事前申し込み不要。無料。問い合わせは事務局の村上真善さん=電090(4860)4664=へ。
(有賀博幸)
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