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Tohazugatali Tourist Bureau

4330 チバQ :2019/12/02(月) 10:43:03
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191201-00000002-pseven-bus_all
金沢で「ホテル戦争」勃発 客室過多でビジホも差別化に必死
12/1(日) 7:00配信NEWS ポストセブン
金沢で「ホテル戦争」勃発 客室過多でビジホも差別化に必死
多くの観光客で賑わう金沢駅(時事通信フォト)
 2015年に北陸新幹線が延伸開業したことで、観光客が一気に増えた金沢(石川県)。だが、そうした観光需要の高まりを見越してホテルが次々とオープンしたために、今では客室の供給過剰に陥っているという。ホテル評論家の瀧澤信秋氏が、激戦化する“金沢ホテル戦争”の現場をレポートする。

【写真】台風で浸水被害に遭った北陸新幹線

 * * *
 雅やかな古都・金沢は観光都市としてのポンテシャルも高い。2015年の北陸新幹線開業でその魅力はさらに増し、訪日外国人旅行者もこぞって押し寄せている。

 金沢に宿泊する訪日外国人旅行者数をみると、2015年には25万6092人だったのが2016年には39万6173人、2017年には44万8267人と増加。2018年に至っては52万2343人と2015年から倍増の勢いだ(金沢市調べ)。

 新幹線開業等によりホテルが増加するのは定石であるが、金沢も例にもれずここ数年で多くのホテルプロジェクトが進行してきた。大きく分けて駅周辺と百万石通り周辺がホテル開業エリアといえる。兼六園などの玄関口でもある駅東口は賑やかなエリアで、従前からシティホテルやビジネスホテルなど充実したホテル群が林立している。一方、新幹線開業効果を感じるのが、新しいホテルが多く登場した駅西口だ。

 新規開業で圧倒的に多いのは、宿泊に特化したビジネスホテルである。客室数ベースでも圧倒的な供給量を誇るスタイルであり、スピーディーな開業も期待できるなど、まさに急増した訪日外国人旅行者が出向く観光都市に見合う業態だ。

 そのような近年の金沢ホテル事情であったが、ここにきて供給過多が一気に顕在化した。稼働率が対前年割れするホテルが増え、平均客室単価も下降傾向である。実際に取材してみると、ビジネスホテルに客を奪われる形となったシティホテルの危機感は相当のようだ。

 もちろん、ビジネスホテル同士の競争も激しさを増している。ホステルのような簡易宿所や民泊のインパクトもあるという。どのビジネスホテルも宿泊に特化しつつも、他ホテルとの差別化を図るべく、独自のコンセプト・サービスを打ち出して生き残りを賭ける。

 開業準備時からすると想定外の苦戦を強いられる様相を呈する中、追い討ちをかけるように台風19号による北陸新幹線運休という事態にも見舞われた。運休期間はキャンセルの嵐となり、まさに泣きっ面に蜂であったという。

 実際、台風後に金沢へ出向き、百万石通りで新規開業した3軒のビジネスホテルを取材してみた。いずれもビジネスホテルというには申し訳ないハイクラスの施設であるが、基本的に宿泊主体である点が共通している。

 まず、兼六園・近江町市場から近い立地に10月1日に開業した「ホテルフォルツァ金沢」へ。九州に地盤のあるハイクラスビジネスホテルのブランドで、最近では九州以外への進出にも積極的だ。

 金沢は九州以外での出店第1号。金沢の持つポテンシャルの高さを鑑みて進出を決定したという。だが、開業してみるとやはり金沢のマーケットは競争が激しいようで、ゲストサービスの充実を図るべく鋭意努力しているという。

 例えば、期間限定ではあるが16時〜20時の間にロビーラウンジにワインや地酒をフリーフローできる装置を設置、宿泊客に愉しんでもらえるようにしたという。台風の影響については、キャンセルが相次ぐ中、非常事態ゆえに当日予約もかなり入ったという。このあたりの取り込みの弾力性はビジネスホテルならではかもしれない。


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