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Tohazugatali Tourist Bureau

365チバQ:2009/09/27(日) 22:10:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090925/CK2009092502000071.html
どうだった開国博Y150<上> 有料入場者500万人遠く 『目標』独り歩き
2009年9月25日

 横浜の開港150周年を記念し、4月に開幕した開国博「Y150」。27日に閉幕するが、目標に掲げた有料入場者数500万人の到達は可能なのか、イベントは街の活性化につながったのか、今後の課題は−。会場のルポと合わせて検証する。 (この企画は荒井六貴、ルポは水野健太が担当します)

 中国料理店だけでも二百を超える店が集まる中華街(横浜市中区)。飲食店を束ねる組合の担当者の声は、威勢がいい。「平日もお客で込んでますよ」

 中華街だけでなく、「Y150」のベイサイドエリア会場周辺は観光客で、ちょっとした特需だ。

 日本銀行横浜支店は、五月時点で周辺ホテルの稼働率が「低下している」としていた。だが、八月には「イベント効果などもあって幾分、改善している」と、調査結果を上方修正した。

 JR東日本横浜支社でも、六月から八月にかけ、横浜、桜木町、関内など十駅で乗客が増えた、としている。「ビジネス客は減ったが、それを補って余りある」

 ベイサイドエリアの中心部にある「赤レンガ倉庫」内の飲食店員は「例年より、売り上げは順調にいっていますが、来年は厳しいのかなと思う」と「Y150」効果を実感している。民間シンクタンクが試算した経済効果は五百五十億円だ。

 それだけの経済効果を導いた、「Y150」の入場者数は、どうなのか。

 財団法人「横浜開港百五十周年協会」によると、有料、無料会場合わせてこれまでに約五百二十万人超が訪れた。そのうち有料会場は今月十五日に、ようやく百万人を超えた。目標の五百万人には遠く及ばず、「大変厳しい状況」(林文子市長)だ。

 そもそも「五百万人」は、中田宏・前市長時代の二〇〇六年にぶち上げられた。市内の観光客を、年間五千万人(昨年は約四千二百万人)にするため、「Y150」に課された数値だった。

 さらに同市観光交流推進課の担当者は「〇六年当時、イベントを開くのは決まっていたが、具体像はまだ決まっていなかった」と明かした。

 結局、つじつま合わせのように決まった集客目標が、関係者を苦しめる結果になった。財団を支援する横浜商工会議所の関係者は言う。

 「全体としてはお客は来ている。でも、有料会場がねえ。五百万人という目標が独り歩きしてしまった」

◆「ベイサイドエリア」歩く 『はじまりの森』なのに…
 15日火曜日。ベイサイドエリアの入場ゲート前は、雨模様にもかかわらず50人ほどが並んでいた。看板には「はじまりの森」。何が始まるのか楽しみだ。

 午前10時、開場。会場奥の巨大グモを見上げ、「わあー」と叫ぶ小学生を横目に、入口脇の展示「横浜ものがたり」に入った。

 ミニシアターでは、タレントのコロッケさんが、ペリーらに扮(ふん)し、横浜の歴史を紹介。中高年の人たちとともに、思わずテレビの大型画面にくぎ付けになった。

 高校卒業まで愛知県内で育ち、大学も京都。8月の赴任まで23年間、ほとんど訪れたことのなかった横浜だけに、なかなか面白い内容だった。

 クイズコーナーもあって、子どもたちがパネルをめくったり、ボタンを押したりして、はしゃいでいる。家族で訪れた、東京都府中市の会社員山田栄市さん(29)は「博物館だったら触ってはいけない展示物が多く、子どもから目を離せない。でも、ここなら好きなだけ触って学べる」と満足げだ。

 「はじまりの森」は1時間強で全部、回り切れる印象だ。ただ、森なのに緑が少ないのが気になった。さあ、次は昼食だ。

  (続く)


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