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Tohazugatali Tourist Bureau

182千葉9区:2008/12/27(土) 14:33:50
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2008122702000165.html
破たんの波 名門にも次々 厳冬の加賀温泉郷
2008年12月27日

解雇従業員 『職安通うしか』
総湯建設やカップル誘客盛り返す動きも
 日本有数の温泉地・加賀温泉郷の石川県加賀市片山津、山中両温泉で老舗旅館が十二月中旬、相次いで破たんした。バブル崩壊後、じりじりと続いた観光客の減少などが響いた。職を失った従業員らは厳しい年の瀬を迎えているが、同温泉郷には盛り返しを目指す動きもある。生き残りをかけた取り組みが新年以降、正念場を迎える。 (加賀通信局・池田知之、小松支局・増田育子)

 一八八六(明治十九)年創業の片山津温泉「せきや」は十五日、債権者の破産申し立てを受けて営業を停止した。同日午前十一時ごろ、関憲志朗社長が館内に従業員を集めて営業停止を伝え、約六十人の従業員は全員解雇となった。

 「とにかくショック。みんなぼろ泣きでした」と正社員だった四十代の女性。「常連さんに『また来るね』と言われたばかりだったのに、残念です」

 女性は数日後、加賀市大聖寺のハローワーク加賀で雇用保険を申請した。「しばらくは職安に通うしかない」と力なく笑った。

 山中温泉の「よしのや依緑園」を運営する「山中観光事業」は十八日、破産手続きに入った。創業一一九二(建久三)年と山中温泉で最も古い同旅館は廃業。従業員約六十人は全員解雇された。

 十九日朝、神戸市から旅行で同温泉に来た男性(60)は依緑園の入り口前で「一年前、家族五人で宿泊した。山中温泉の看板旅館の一つだったのに」と寂しそうだった。

 同市観光商工課によると片山津、山代、山中温泉の昨年の観光客数は百七十七万人で、ピークだった一九八六年の三百九十一万人の半分以下に減った。

 最近の不況が追い打ちをかけるのではと心配する声も強いが、再生に向けた動きも始まっている。

 片山津温泉は一〇年度以降、三廃業旅館の跡地に新しい総湯(共同浴場)を建設する。山代温泉にも来年八月に「市民向け総湯」が完成。一〇年度中には明治時代の建物を再現した総湯「復元湯」もお目見えする。

 小松市の粟津温泉は同温泉に伝わる恋物語にちなんだ恋人、夫婦向けの「恋人の聖地キャンペーン」を展開中だ。今年の入浴者数は昨年よりわずかに増えているという。

 同温泉観光協会は「県外の二十、三十代のインターネット予約が増えた。ただし、粟津温泉は半分近くが地元の客なので、小松市などの景気が悪くなると影響があるかもしれない」と話している。


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