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電力・発電・原子力スレ

1826 とはずがたり :2013/10/16(水) 10:58:34
>>1825-1826
 碧南が目指す「世界一」の目標は、大きく3つある。一つ目は、発電効率。25年度の発電電力量の目標は、300億キロワット時(24年度実績は293億キロワット時)だ。発電設備は2年に1度の定期点検が義務づけられており、5基の発電設備がすべて24時間・365日フル稼働はできない。このため、定期検査や補修工事のための運転停止期間を極力短くすることが課題となっている。

 定期点検は大規模な場合なら毎日300人規模、3〜4カ月もの期間を要する。部品の発注は約1年前からの手配が必要だが、中電は細かな調整で短縮を実現している。目標の二つ目が、低コスト化。燃料として炊く石炭の量は、24年度で1032万トン。年間20種類前後の石炭を使っているが、中国が石炭の輸入国となって以降、価格は高騰している。

 このため、もともと高品質の瀝(れき)青(せい)炭(たん)を使っていた同発電所でも、より安価な亜瀝青炭を徐々に使用し始めている。ただ、品質は落ちるため、価格や質をみて2つをブレンド。燃焼効率を見ながら、最も低コストの組み合わせを探っている。

 三つ目は「人間力」だ。ヒューマンファクターによるトラブルを防ぐため、4号機はオレンジ、5号機はブルーなど、ユニットごとにカラーを決めるなど、人間工学に基づいた誤操作防止ツールを導入。作業現場と制御室で実務を二重チェックする体制をとっており、トラブル防止に万全の態勢をとっている。効果はてきめんで震災以降、碧南ではトラブルによる運転停止は一度も起こっていない。

 とはいえ、夏場の電力需給の逼迫(ひっぱく)時には、老朽化した他の火力発電設備を稼働させてしのいでおり、他の電力会社と同様に厳しい状況であることに変わりはない。万一、碧南の1基がトラブルで停止でもすれば、とたんに厳しい状況に陥る危険性を抱えている。

 それでも、同発電所の中島課長は「浜岡停止以降、プレッシャーはあるが、いい意味の緊張感が発電所全体にみなぎっている。社員のベクトルは“世界一”に向けて一つになっている」と胸を張る。本店の火力部幹部も、「碧南はいまや中電を支える存在。社員のモチベーションは非常に高く、対応の速さも抜群。社内で最も活気がある発電所だ」と絶賛する。

 業界内では、「中電は浜岡がこのまま動かず、原発ゼロになる場合も想定しているはず」と碧南重視の内情を噂する声もある。中電は「引き続き原子力は重要電源」(水野明久社長)と浜岡の再稼働を目指す姿勢は崩していないが、万一に備えた態勢が碧南を中心に構築されていることは間違いない。今夏は無事過ごせたが、また電力需要が増える冬がやってくる。碧南の存在感がまた高まるシーズン、「世界一」に向けた取り組みはさらに過熱しそうだ。(佐久間史信)


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