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電力・発電・原子力スレ

1096荷主研究者:2011/05/07(土) 16:50:17

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110422/bsc1104220503006-n1.htm
2011.4.22 05:00 Fuji Sankei Business i.
日本製災害ロボット、出番間近 原発事故処理 技術力は欧米並み

出動要請を待つテムザックの災害レスキューロボット「T−53援竜」(同社提供)

 高い放射線下での困難な作業が続く東京電力福島第1原子力発電所の事故処理で“力仕事”やデータ測定を担う日本製ロボットが出動要請を待っている。技術水準の高さを主張する関係者は、既に投入されている米ロボットにライバル心を燃やす。

 経済産業省の協力呼び掛けに応じたのは福岡県宗像市のロボットメーカー、テムザック。阪神大震災をきっかけに開発した災害レスキューロボット「T−53援竜」を茨城県つくば市の専用施設に待機させ「出番」を待っている。遠隔操作ができ、100キロの物体を持ち上げる「腕」2本を備えている。北九州市消防局で訓練を重ねてきた。

 高本陽一社長は「原発での作業でどこまでできるかは、やってみないと分からないが、がれきの排除に役立つことができると思う」と抱負を語る。

 災害ロボットが専門の東北大の田所諭教授は「日本に軍事用のロボットはないが、技術は米国と肩を並べる」と指摘。自身も開発に携わった走行能力の高い調査ロボットも、現場投入が検討されていると説明する。

 日本ロボット学会などの関連団体は4月上旬、タスクフォースを立ち上げ、政府のプロジェクトチームに技術者を派遣、東京電力ともロボット活用に向けた検討を進めてきた。しかし、事態の緊急性などから注目されたのは、軍事用や原発災害用として実績がある欧米勢だった。関係者は「現場で動かしてみて得られるデータを日本勢としても入手し、ロボット開発に活用したい」と焦りを隠さない。

課題は放射能対策

 日本では1999年の東海村臨界事故をきっかけに、国からの30億円の補助金を活用し、東芝や日立製作所、三菱重工業といった原発メーカーが原発災害向けの作業ロボットの開発を進めたが、その後、国からの資金が続かず、実用化の道は途絶えた。

 取りまとめ役だった製造科学技術センターの幹部は「こんなロボットの出番はないのではないかという感じが強かった」と当時を振り返る。

 日本製ロボットでは、待機中の「T−53援竜」などが現場投入の候補になっているとみられるが、最大の課題は放射線対策だ。東大の浅間一教授は「安易な投入は事態を悪化させ、作業の妨害をしかねない」と指摘。高い濃度の放射線が出ている環境下で作業が可能かどうかを点検、必要があれば鉛などで放射線を遮蔽する補強や改造をしなければならないとしている。


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