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スーフィズムに関するHP

2842 名無しさん :2020/01/06(月) 11:48:11
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202001/CK2020010402000122.html
<民衆の叫び 世界を覆うデモ>(3)レバノン 結婚 革命に望み



2020年1月4日 朝刊


昨年12月、ベイルート中心部であった反政府デモ。紅白地にレバノンスギが描かれた国旗がはためき、「レバノンは一つ」と掛け声が上がった

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 「サウラ(革命)、サウラ」。昨年十二月中旬、レバノンの首都ベイルートの国会に近い通りを、熱気にあふれた若者が埋めた。「レバノンは一つだ」と国旗が揺れる。十八の宗教・宗派が混在し、それに連なる政治勢力が権力を握るモザイク国家。経済政策への反発で始まったデモは、国民を分断する宗派主義の解体を求めるうねりになった。

 デモ隊の中にいた一組のカップル。広告業ハムラオンさん(33)と服飾デザイナーのマリアンヌさん(32)は、知り合って十一年。二人は同居し、生涯を誓い合う。「でも、結婚できるかどうかは、革命次第かもしれない」。冗談めかしたものの、その悩みは現実的だ。

 レバノンでは、冠婚葬祭は各宗教・宗派の戒律に基づいて執り行われ、ハムラオンさんはイスラム教シーア派で、マリアンヌさんはキリスト教マロン派。日本のように結婚を行政機関に届ける「民事婚」の制度はなく、宗教を超えた結婚には困難が伴う。

 ハムラオンさんの場合、イスラム法では男性が他宗教の女性との婚姻は認められるが、「彼女の信仰を尊重している。聖職者の前に彼女を連れていくのは嫌だ」と言い切る。マリアンヌさんも「母に交際を告げると、初日はショックで言葉にならず、二日目に怒りまくった。今は認めてくれたけど、友人や親類はムスリムを愛する私を笑うのです」と嘆く。

ベイルートで反政府デモに参加するハムラオンさんとマリアンヌさん(右)

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 そのため二人のような他宗教のカップルは、キプロスなどの海外で結婚式を挙げる抜け道を選ぶ。同地のレバノン大使館に婚姻届を提出すれば本国で登録される。こうした「民事婚」の問題をはじめ、宗派主義が社会の隅々に根付いている。

 国会議席数はイスラム教とキリスト教が半々に分け、政府や軍の主要ポスト、公務員採用まで分散する政治システム。宗教対立で一九九〇年まで続いた内戦を終結させて生まれた均衡を重んじる知恵だが、三十年間を経て派閥が利権集団化。縁故主義と汚職のまん延を招いた。結婚の場合でさえ、宗教指導者が行う儀式に三千ドル(三十二万円)前後の多額のカネが必要だ。

 その結果生まれた格差社会。上位1%の富裕層が、全労働者の所得の四分の一を占める。ハムラオンさんは「宗派を支配する権力者だけがケーキを取り分ける。世俗的な法治国家に変えるべきだ」と訴える。

 宗派主義への反発は、昨年十月からイラクで続く反政府デモでも共通する。イスラム教シーア派の主要政党でつくる政府に対し、デモ参加者の大半もシーア派出身だ。彼らも特定の政治勢力の介入を排し、国旗を掲げる。デモ隊の非難は、宗派の結束を利用して影響力を広げるシーア派大国イランに向かう。

 独裁的な支配者を民衆が倒した二〇一一年の民主化運動「アラブの春」から間もなく十年。研究機関「カーネギー中東センター」(レバノン)のサアド・メヒオ氏は現在のデモを「第二幕」とした上で指摘する。「人びとは宗派などの出自に左右されない、自己決定権のある国家アイデンティティーを探している」

 (ベイルートで、奥田哲平、写真も)


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