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2841 チバQ :2020/01/06(月) 11:46:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201912/CK2019122802000140.html
<ヤジド教徒・ある家族の戦い>(下) 洗脳、トラウマ乗り越え



2019年12月28日 朝刊


IS戦闘員に拘束された期間の記憶を描くソヘイラさん。「何度も死のうとした」と両手首の傷痕を見せた=いずれもイラク北部ドホークで(奥田哲平撮影)

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 一家十九人が過激派組織「イスラム国」(IS)に拉致されたハリド・ターロ(47)は今年三月、焦りを募らせていた。IS最後の拠点、シリア東部バグズ村の奪還作戦。めいのアルマース(21)が狭い地下室で激しい空爆に耐えていた。

 ISに「性奴隷」として拘束されて四年半。アルマースは二人目の「夫」、ウズベキスタン人の戦闘員とその家族に囲われ、言葉もなく殴られてはレイプされた。「結婚して改宗したから家族の元には戻れない。殉教すれば天国に行ける」と信じ込まされていた。

 アルマースの居場所を特定したハリドと妹ライラ(32)は救出を急いだ。近所に住む別のIS戦闘員の妻とひそかに通じ、携帯電話代の支払いを交換条件に、二カ月前からアルマースの元に通ってもらった。家族の写真を送っては「みんな待っている」と逃げるよう説得した。

 トランプ米大統領がIS支配領域の完全奪還を宣言した三月二十三日の直前、アルマースは意を決して脱出した。だが、ハリドらの元に戻った後も、しばらくISの厳格な教えに従い、顔を覆う黒いベールを脱がなかった。多感な時期を奪われたヤジド教徒の女性たちにとって、ISの洗脳と性暴力のトラウマ(心的外傷)は簡単に消えず、支援態勢も十分とは言えない。

ハリドさんを中心に囲む(右から)ソヘイラさん、ライラさん、アルマースさん、シャイマさん。家族のピースを一つずつ取り戻した

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 アルマースの妹ソヘイラ(18)は一七年七月、IS最大拠点モスルで救出されて以降、趣味の絵画に没頭している。「今も時折、暴行された記憶がよみがえって苦しくなる。絵を描いていると、痛みが治まる気がする」。目隠しされた女性の絵は、窓枠に手を縛られて殴られた記憶を投影した。下半身が人間になった鳥の絵は「子どもだった私は、もう純粋ではなくなった」との悲しみからだ。

 これまでに約五十作を描き、地元美術展にも出品。拭いがたい過酷な記憶と向き合い、世界にISの性暴力の実態を伝えるつもりだ。ライラも解放後に世界各地でISの残虐性を実名で告発し、体験記も出版。昨年の「マザー・テレサ社会正義賞」を受賞した。

 父親代わりとしてアルマースらの面倒を見るハリドは今、オーストラリアに難民申請中だ。「彼女たちは学校に通えなかったから、先進国でより良い教育を受け、新しい人生を切り開いてほしい」と願う。かなうならば、「自分の家族をつくってほしい」とも。

 ハリドは一家十九人のうち、十一人の救出に成功した。しかし、ライラの夫ら八人が今も行方不明だ。ISの支配領域は三月に消滅したものの、ヤジド教徒全体では三千人余りに上る。

 「潜伏するISに今も捕らえられている人がいる。子どもは国外に連れ去られた可能性もある」。ハリドは、「奴隷」から人質ビジネスを経て、国際的な人身売買の闇に巻き込まれた疑いを指摘する。ISの暴力に砕け散ったヤジド教徒の家族。欠けたピースを取り戻す戦いが続いている。

 (文中敬称略、この連載は奥田哲平が担当しました)


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