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製紙産業スレッド

695荷主研究者:2015/09/22(火) 11:59:52

http://www.at-s.com/news/detail/1174232916.html
2015/9/13 10:18 静岡新聞
リニア工事後、南アルプス緑化に製紙堆肥 特種東海製紙

 特種東海製紙は12日までに、同社島田工場で発生する製紙汚泥を原料とした乾燥堆肥を、JR東海のリニア中央新幹線工事予定地となっている南アルプスの社有林で工事後の緑化事業に活用する意向を明らかにした。今春から堆肥の運搬を開始していて、来年秋までに約1万7千立方メートルを南アに運び込む計画。

 乾燥堆肥は農林水産省の登録を受けていて、これまで農業関係者向けに販売していた。堆肥は緑化事業に加え、社有林内で実施する新たな農業用地の造成にも活用する方針。リニア工事の発生土(残土)置き場の候補地の一つ、燕(つばくろ)沢の平地に仮置きするという。

 同社は南アルプスのユネスコエコパーク(生物圏保存地域)登録やリニア建設工事計画を受け、約2万5千ヘクタールの社有林の将来像などを示す経営計画を策定中。自主的に保護地域を設けるほか、活用地域では観光事業の強化や採水事業の可能性などを検討している。

 同社幹部は静岡新聞社の取材に対し、「JR側から具体的な工事内容や環境保全策についてまだ示されておらず、堆肥を使用するかは未定」とした上で、「建設現場は広大で、工事後の緑化は不可欠と考える。今後、JR側の考え方を聞いた上で社有林の経営計画を決定したい」と話している。

 堆肥運搬について調査した県の担当者は「成分に問題はなく、(仮置きによって)周囲に特段の影響を与えることはないと考える」と話している。

 JR東海はこれまでに工事で発生する建設残土約360万立方メートルの処分地として南アの7カ所を候補に挙げ、燕沢への集約の可能性も示している。

 <メモ>製紙汚泥を活用した堆肥 特種東海製紙は製紙過程で出る製紙かすに尿素などの成分を混ぜて攪拌(かくはん)し、発酵させて肥料として製品化している。肥料取締法に基づき、成分量や栽培試験の実施など規格をクリアした上で「トーカイみどり1号」として農林水産省の登録を受けている。


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