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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

1895チバQ:2010/07/04(日) 20:57:48
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001007010006
《政策の現場》 高速無料化
2010年07月01日





無料化実験が始まり、岩見沢インターでは多くの車が高速道路に乗り入れた(写真の一部を修整しています)=28日、岩見沢市




■通行量急増 賛否は二分


 高速道路無料化の社会実験初日の28日午後。道央自動車道の無料化区間の最南端、岩見沢インターチェンジ(IC)から約4キロ離れたサービスエリアでは、観光バスがひっきりなしに到着し、売店ではたくさんの観光客が列を作っていた。


 岡山市から訪れた主婦、近藤百合子さん(60)は夫の定年を機に、レンタカーで旅行中という。稚内方面から知床に向かい、再び高速道路で新千歳空港に戻る、道内一周の旅。「無料化は旅行者は助かる。タイミングが良かった」と笑顔を見せた。


 売店の店員、高柳たまみさん(52)も「今日はすごい人出。バスも乗用車もいつもの2倍は出ているから、商売繁盛ですよ」と喜んだ。


 一方、旭川市のトラック運転手男性(28)は「維持管理費はどうするのか。ボコボコの道路だと安全に影響する。少しは通行料を取った方が良いと思う」と話した。


 無料化実験は、観光需要の掘り起こしや物流コスト、物価の引き下げなどを狙う。昨年の総選挙で民主党がマニフェストで掲げ、政権交代で1千億円をかけて始まった。


 道内では道央道岩見沢―士別剣淵間など5区間、計319キロが対象。初日24時間の通行量は、道東道の音更帯広―池田間で前週の328%。深川留萌道深川西―深川JCT間で247%、道央道深川―旭川鷹栖間で218%と、効果ははっきり出た。


 その一方、1987年に定められた高規格幹線道路網計画から比較すると、道内高速道路の供用率は現在5割を切り、全国平均の7割を下回る現状が続く。救急車の緊急時の搬送や企業誘致のため、道北や道東へ向かう未整備区間の建設要望は高い。


 高速無料化に反応も二分する。道トラック協会の北村洋常務理事は「事故や渋滞で時間通りの運送ができなくなる可能性がある。つながってない路線の建設を優先すべきだ」と反対する。道観光振興機構の有塚宣夫常務理事は「日帰り旅行の圏内が大幅に広がる。観光にはいい影響が出るはず」と賛成の立場だ。


 無料化区間以外では、ETC搭載車限定の休日上限千円などの割引制度は当面継続される。今回の社会実験は来年3月末までとされる。
(古賀大己)


   ◇


■維持費どうする 北大大学院・越沢明教授(都市政策)の話


 高速道路無料化に加え、夕張―占冠間が来年度中に完成することで、道内の主要経済圏がつながる。観光面での効果は大きい。高速バスが一気に増え、道内移動は高速道路中心に切り替わり、鉄道の時代は終わるだろう。ただ、無料化で傷む道路の維持管理を誰が負担するのか、受益者なのか税金負担なのかについての議論は尽くされていない。税負担ならば、民主党の言う経済効果はあるのか、検証は必要だ。


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