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民主党スレッド

420憲政擁護者:2004/02/20(金) 16:48
冒頭の言葉がありましたので、私もこれ以上とやかく言いません。
論点は整理していただいた2点で結構です。

①に関して
「保守だから全て利権に走っている」、というのは偏見ですね。
「伝統と歴史を踏まえて漸進的改革を」というバークの思想は、正しくは内容ではなくて入れ物です。
本当の保守主義が採るべき態度は、あなたの言う「改革保守」というものなのです。
保守政党たる自民党の多くの議員は、その本分を忘れて堕落しているのです。
結局、保守主義のいいたいことは何かと言いますと、
「疾病に対するいくつかの処方箋があるときに、今までの自分の体質に合うものを選べ。
ただし、治療が辛いからと言って逃げるのは、身を滅ぼすぞ」、ということなのです。
自民党議員には、治療が辛いから逃げている、と言う人が多いということでしょう。
具体例として、「憲政において日本の政体として何が相応しいか」ということを考えて見ましょう。
選択肢として、親政による立憲君主制、議院内閣制による立憲君主制、共和制があるとします。
保守主義の態度はこうです。
1)天皇制は長く日本文化の中心であったから、共和制は馴染まない。
これは古語に皇族に対する特別の敬語があったり、
親政を除き全ての政治指導者が、形式的には天皇から任命されてきた。
2)民主政の要請は動かしがたく、親政は否定されるべき。
結局、親政をやると、失敗したときに天皇の責任が問われ、ひいては皇室の地位が脅かされます。
現に、室町幕府以降、実質的には親政が行われていません。
従って、天皇は権威的、象徴的存在に止め、政治指導者は民主政原理によって選ばれるべき。
「天皇機関説」はまさにこの発想です。
まあ、こんな感じです。

②について
結局のところ、10年前まで社会民主主義を名乗っていた人までがリベラルを語ることを批判しているのです。

これから飲み会なので、失礼します。


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