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国際経済学

1とはずがたり:2003/08/06(水) 19:17
南北問題,経済統合など

日本国際経済学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsie/

1462とはずがたり:2018/08/05(日) 21:00:33

【米中貿易戦争】円高、株安、観光客減…人民元安で日本に影響も
08月04日 20:59産経新聞
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1808040015.html

 人民元安が今後も進むようだと、経済的な関係が深い日本への影響も避けられない。市場不安で急激な円高・株安に見舞われる恐れのほか、中国への輸出や訪日中国人観光客の減少など、さまざまなリスクに直面することになり、関係者も警戒を強めている。

 「人民元安で最も懸念されるのが、マネーが流出することによる世界的な株安だ」。エコノミストの豊島逸夫氏はそう語る。念頭にあるのはチャイナ・ショックだ。中国経済の先行き懸念が一気に高まり、日本でも2万円を超えていた日経平均株価が2週間で3千円以上下落。一方、安全資産とされる円には買いが集中し、1ドル=116円台まで8円以上も円高が進んだ。

 豊島氏は「中国政府が株価を下支えしており、今のところ当時のような気配はない」と話すが、ひとたび市場が過剰反応すれば、世界的な株安に再び見舞われかねない。

 大和総研の長内智シニアエコノミストは「中国人にとっては海外旅行のコストが上がるので訪日中国人の減少や、買い物の抑制といった影響も考えられる」と分析。訪日外国人は6年連続で増加し、平成29年は2869万人と過去最多を記録した。中でも中国からの訪日客が最も多く、一時の「爆買い」は縮小しているものの、百貨店などを中心に影響は大きいという。

 円高元安が進んだ場合、中国で製造し日本に輸入している家電などの日系企業は採算が好転しやすい。これに対し、化粧品や自動車、一般機械など対中輸出が多い業種はマイナス面が大きくなる。中国からの輸入品が安くなることは物価の下落圧力にもつながる。デフレ脱却のため年2%の物価上昇率を目指す政府・日銀にとっても悩ましい状況となる可能性がある。(蕎麦谷里志)

1463とはずがたり:2018/08/05(日) 21:03:04

日シンガポール、自由貿易を推進 外相会談で一致
17:59共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018080501001363.html

 【シンガポール共同】河野太郎外相は5日、シンガポールでバラクリシュナン外相と会談し、自由貿易体制の推進に向けて協力する方針で一致した。日本とシンガポールは環太平洋連携協定(TPP)参加国で、批准に必要な国内手続きを終えている。バラクリシュナン氏は早期発効への日本のリーダーシップを評価した。

 両外相は、北朝鮮の完全非核化や、東南アジア諸国連合(ASEAN)の一部加盟国と中国が領有権を争う南シナ海問題についても意見交換。河野氏は南シナ海で軍事拠点化を進める中国の動向に改めて懸念を表明した。

1464とはずがたり:2018/08/14(火) 13:16:32

カナダ財務相、鉄鋼中心地で14日に声明発表 新関税提案か
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20180814030.html
09:03ロイター

[トロント 13日 ロイター] - カナダのモルノー財務相は14日、鉄鋼メーカーであるアルセロール・ミタル<MT.AS>のドファスコプラント(ハミルトン)で声明を発表する。鉄鋼産業を保護するために新たな関税や割当枠を提案するとの見方が強まっている。

財務省は発表文の中で、同相が地元の企業トップと面会することも明らかにした。ハミルトンは、カナダの鉄鋼産業における中心地として知られる。

カナダ政府はこれまで、製鉄業者を保護するために緊急輸入制限(セーフガード)措置を検討していると表明。米国が3月に関税措置を適用してからカナダへの輸入が急増していた。

財務省はモルノー財務相の発表内容の詳細についてコメントを避けた。

1465とはずがたり:2018/08/21(火) 12:19:20

22日から米中貿易協議か=打開は不透明―報道
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-180817X544.html
08月17日 07:19時事通信

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は16日、貿易摩擦緩和に向けた米中両国の事務レベル協議が22、23両日に米国で開かれる見通しだと報じた。米中貿易協議は6月初旬以来で、閣僚級協議に向けた地ならしを行う。互いに関税を掛け合う制裁合戦が続く中、事態打開を図る狙いだ。

 中国側の発表によると、王受文商務次官が訪米してマルパス米財務次官(国際問題担当)と協議する。商務次官の外遊公表は異例とされる。中国として対話に前向きな姿勢を示すことで、貿易摩擦の懸念を背景に下落傾向を強める人民元や株価を安定させる目的もありそうだ。

 トランプ政権は大統領の一存で貿易政策を決めることが多く、事務レベルで対立解消の糸口を見いだせるかは不透明だ。協議2日目の23日、米政権は中国の知的財産権侵害を理由に同国製品160億ドル(約1兆7700億円)相当への追加関税措置を予定通り実施するとみられる。

1466とはずがたり:2018/08/22(水) 01:03:23
中国、対米歩み寄りか=景気懸念で―貿易摩擦
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000015-jij-cn
8/21(火) 7:06配信 時事通信

 【北京時事】貿易摩擦をめぐって対米強硬方針を貫いてきた中国が、歩み寄りの姿勢を見せている。

 約3カ月ぶりの貿易協議再開に応じ、交渉のテーブルに戻ることを受け入れた。摩擦激化で国内の景気悪化が懸念され、株安や人民元安に見舞われていることが背景にある。中国がどこまで譲歩するかが焦点だ。

 中国商務省は16日、「王受文次官が率いる代表団が今月下旬に訪米する」と発表。協議日程は22、23両日と伝えられる。6月にトランプ米大統領が追加関税棚上げの合意をほごにし、中国は「協議再開の前提は誠実さと信用だ」(同省報道官)と反発していただけに、対話姿勢への転換は国際社会に驚きをもって受け止められた。

 中国が、不信を募らせながらも協議再開に動くのは、景気悪化と金融市場の混乱を警戒するからだ。既に貿易摩擦に伴って株安・元安が深刻化し、市場関係者の間では「トルコ・リラ暴落が人民元に飛び火するのでは」との懸念も出始めた。

 河北省の避暑地、北戴河で今月前半、共産党最高指導部や長老らによる毎年恒例の非公式会議が開かれた。15日までに終わったとされる会議では、対米摩擦をどう沈静化するかが話し合われたもようだ。強硬路線を続けてきた習近平国家主席は、ひとまず王次官を派遣して事態打開を探ることを提案し、議論紛糾を回避したとみられる。

 米中は協議を重ね、11月にトランプ氏と習主席の首脳会談につなげる考えとされる。中国は米国からの輸入を増やしたり、米企業の知的財産権保護を約束したりすることで理解を得たい意向だ。

 しかし、米国は中国のハイテク産業振興戦略「中国製造2025」の見直しを改めて迫る見込み。こうした重要政策に関する中国の大幅譲歩は「あり得ない」(通商専門家)と言われる。米中摩擦はもはや貿易分野にとどまらず、覇権争いの様相を呈しており、解決策を見いだすのは難しい。

1467とはずがたり:2018/08/22(水) 01:04:20
トランプ氏、制裁関税を自賛=中国は「弱腰」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080500288&g=use

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は4日、中国などを対象に追加関税を課す貿易制裁について「予想よりはるかに効果が出ている」と、ツイッターに投稿した。「中国市場は過去4カ月で27%下落した」「中国は米国と対話しようとしている」と述べ、自らの政策を称賛した。

トランプ関税、米企業が悲鳴=経営危機や生産移転

 また、中国政府が3日に発表した対米報復措置の対象(600億ドル)について、米国が表明した対中制裁の対象(2000億ドル)を大きく下回ることを念頭に、「中国は初めて弱腰になっている」と指摘した。
 4日の演説では「中国の調子は悪くなるだけだ」と語り、中国経済が厳しいとの認識を示した。米メディアによると、貿易摩擦への懸念や経済の減速で、中国本土の株式の時価総額が世界第2位から3位に後退した。(2018/08/05-16:42)

1468とはずがたり:2018/08/22(水) 01:04:55
RCEP早期妥結を再確認=ASEAN外相会議
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080201285&g=pol
自由貿易協定

 【シンガポール時事】2日発表された東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議の共同声明は、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の早期妥結方針を再確認した。「国際貿易の不透明さが増す中で、ASEANはRCEPを対外経済関係の最も重要な部分として優先課題にしている」と強調した。
 RCEPは日本、中国、ASEAN加盟国など16カ国が締結を目指すアジア広域の自由貿易協定(FTA)。ASEANは年内妥結を目指しており、実現すれば人口で世界の約5割、経済規模で約3割を占める広域自由貿易圏となる。日本政府は質の高い合意を前提に年内妥結を支持している。(2018/08/02-21:35)

1469とはずがたり:2018/08/22(水) 10:34:23

米の車輸入制限、作業遅れか 商務長官、来月ずれ込み示唆
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018082101002611.html
08月21日 23:08共同通信

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は21日、トランプ米政権が検討中の自動車や部品に高関税を課す輸入制限を実施すべきかどうかの調査報告書をまとめる作業が遅れており、提出が当初予定の8月から9月以降にずれ込む可能性が出てきたと報じた。

 ロス商務長官は同紙のインタビューで、報告書をトランプ大統領に提出する時期について「月末に出せるかは明確ではない」と述べた。ロス氏は7月下旬、記者団に対し調査報告書を8月に提出する意向を示していた。

 欧州連合(EU)やメキシコ、カナダとの貿易協議などで遅れが生じているという。

1470とはずがたり:2018/08/23(木) 13:31:46
米政権 中国への制裁関税「第2弾」発動へ
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/business/www.news24.jp-articles-2018-08-23-10402115-html.html
05:55日テレNEWS24

アメリカと中国の貿易戦争が激しさを増す中、3か月ぶりに米中の貿易協議が行われた。ただ、大きな進展はのぞめず、トランプ政権は予定通りに日本時間の23日午後、制裁関税の「第2弾」を発動する見通し。

ワシントンでは3か月ぶりとなる米中の貿易協議が行われた。協議は23日も続く見通しだが、双方の溝は深く、貿易戦争の収束は困難とみられる。

こうした中、トランプ政権は日本時間の23日午後1時すぎに、中国が知的財産権を侵害しているとして、制裁関税の「第2弾」を発動する。対象は電子部品など1兆8000億円相当の中国製品で、中国も即座に対抗措置を取る見通し。

トランプ大統領は、中国が譲歩するまで強硬な対応を取り続ける構えで、すでに、22兆円相当の中国製品を対象にした「第3弾」の制裁関税の準備も本格化させている。

1471とはずがたり:2018/08/23(木) 14:09:08
>第2弾は化学品や鉄道車両など年間輸入額160億ドル(約1.8兆円)相当の中国製品に25%の追加関税を課す。
第一弾はなんだったっけ?

<米国>中国製品に制裁関税第2弾発動 計5.5兆円に
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180823k0000e030239000c.html
11:05毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】トランプ米政権は23日午前0時(日本時間23日午後1時)過ぎ、中国製品に対する制裁関税の第2弾を発動した。中国も同規模の報復関税を発動する見通しで、制裁・報復措置は第1弾を含めて両国とも年間輸入額で計500億ドル(約5.5兆円)規模に膨らむ。米中の貿易戦争は事態打開の糸口が見えないまま、深刻度を増している。

 対中制裁は、知的財産権侵害や技術移転の強要を問題視した米通商法301条に基づく措置。第2弾は化学品や鉄道車両など年間輸入額160億ドル(約1.8兆円)相当の中国製品に25%の追加関税を課す。7月6日に発動した第1弾(340億ドル相当)の実施後も、中国政府の政策に変化が見られないとして発動に踏み切った。これに対し、中国は第1弾に続き、今回も米国と同規模の報復関税を発動する。

 米中両国は8月22日、約3カ月ぶりとなる貿易協議をワシントンで再開した。緊張緩和が期待されるが、事務レベル協議のため、大きな進展があるとの見方は少ない。サンダース大統領報道官は22日の記者会見で「米国は自由かつ公正で、より互恵的な貿易を各国、特に中国との間で実現したい」と述べるにとどめた。

 米国側は2000億ドル相当の第3弾の制裁関税も準備中。トランプ大統領は「急げば良い取引にならない」と強調しており、長期戦に持ち込むことで中国に譲歩を迫る姿勢を強めている。

1472とはずがたり:2018/08/25(土) 14:01:17
最大の敗者は自由主義市場経済原理とのこと。

2018年5月23日 / 13:23 / 3ヶ月前
コラム:中国ZTE巡る米中の駆け引き、最大の敗者は
https://jp.reuters.com/article/china-us-zte-breakingviews-idJPKCN1IO0AC?rpc=135
Pete Sweeney

[ワシントン 22日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ米大統領にとって、それが自分のためになるのであれば、中国の経済統制は好ましい存在と言える。

中国政府が中興通訊(ZTE)(000063.SZ)(0763.HK)の経営陣を刷新すれば、トランプ氏は米企業によるZTEへの製品等の販売を禁じた措置を解除し、ZTEを消滅から救うことを検討中だ。

中国政府は国内企業に米国製品の輸入を増やすよう命じ、米クアルコム(QCOM.O)によるNXPセミコンダクターズ(NXPI.O)取得など重要な買収案件を承認する可能性もある。

ただこうした米中の駆け引きが続く中で、今のところは市場原理が最大の敗者となっている。

中国では経済的な判断や資産の価格設定に対する政府の介入が大きいとして、欧米は世界貿易機関(WTO)が中国を市場経済と認定することに反対してきた。そのため、中国が国内企業に購入する製品や購入元を指図することで問題の解決を図る方向へと、トランプ氏と中国の習近平国家主席が傾いているのは何とも皮肉な話だ。

中国は製造業が海外での価格競争を勝ち抜くために国有銀行が実行している低利融資をやめさせる代わりに、3750億ドルの対米貿易赤字を減らす方法を見つけるよう関係当局に指示するだろう。この目標達成には国内企業に米国からの購入を増やすよう命じる以外にない。

つまり、自由市場経済の盟主であるはずの米国が、事実上の輸入割当を巡って共産主義を掲げる役人と交渉する構図が浮かび上がる。

こうした事態に陥ったのは選択肢の少なさ故かもしれない。

禁輸措置を採ればZTEは経営が立ち行かなくなり、米国の製品供給業者はいかなる経済的補償もなく一方的打撃を受ける。中国政府は米企業に対する報復措置に動くだろうし、北朝鮮との交渉にも支障が生じるだろう。中国は鉄鋼などの製品の過剰な輸出で政府が責任を負っており、最も適切に需給の均衡を図れるのも政府だという意見は一理ある。

しかし長期的にみれば、貿易を管理して見返りに企業買収案件を承認するようなやり方は、既に問題を抱えている米中の経済関係を一層不安定にする。

ZTEのケースで明らかなように、両国経済は深く結びついており、関係の解消は困難だ。しかし今のままでは政治家は常に土壇場で大豆の購入を白紙撤回したり、企業買収の承認を拒否することができる。何らかの製品について受注が増えれば米産業界の一角は一時的な満足を得るかもしれないが、それは中国を市場経済に導く取り組みというより大きな犠牲を伴っている。

●背景となるニュース

・複数の関係者筋は22日、米企業による中興通訊(ZTE)への部品やソフトウエアの供給禁止措置の解除に向けて米中が合意に近づいていると述べた。一方、中国は同日、自動車の輸入関税の税率を25%から15%に引き下げると発表した。

・米商務省は4月、北朝鮮とイランに対する禁輸措置にZTEが違反したとして、米国企業が同社に部品などを輸出することを禁じる制裁を発動していた。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

1473とはずがたり:2018/08/25(土) 14:09:14
<米中貿易協議>成果なく終了 「貿易戦争」長期化の懸念
08月24日 19:00毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180825k0000m030048000c.html

 【ワシントン清水憲司、北京・赤間清広】米中両政府は23日、ワシントンで2日間にわたって行った貿易問題に関する事務レベル協議を終えた。約3カ月ぶりの対話となったが、双方から成果を示す発表はなく、対立は解けなかった。次回協議の予定も示されず、米中「貿易戦争」が一段と激化・長期化する懸念が高まっている。

 米国は今回の協議の最中に年間輸入総額160億ドル(約1.8兆円)規模の対中貿易制裁第2弾を発動。中国も即座に同規模の報復措置を発動した上、世界貿易機関(WTO)に米国を提訴するなど対立がエスカレートしている。

 22日から開いた協議には米国側からマルパス米財務次官(国際問題担当)、中国側から王受文・商務次官らが出席。6月初旬に北京で開いたロス米商務長官と劉鶴副首相による閣僚級会合以来、約3カ月ぶりの公式協議に臨んだ。

 米ホワイトハウスは23日の協議終了後、「公正でバランスが取れ、かつ互恵的な経済関係実現に向け意見交換した」との声明を発表。中国に対し知的財産権保護や外国企業に対する技術移転の強要停止などを改めて要請したという。これに対し、中国側は知財保護の強化や対米黒字削減に取り組む姿勢を改めて強調したとみられるが、米側の理解は得られなかった模様だ。

 中国商務省も今回の協議を「建設的で実直な意見交換を行った」と短く伝えたのみ。中国側は「双方は次の日程について接触を続ける」とするが、閣僚級協議などにつなげられるかは見通せていない。

 トランプ政権は2000億ドル規模の対中制裁第3弾の準備を進めており、9月中に国内手続きを終える。一連の交渉で米国側は、中国政府によるハイテク産業発展戦略「中国製造2025」に基づく国内企業支援の即時停止など踏み込んだ対応を求めており、中国側は厳しい立場に追い込まれている。トランプ氏は今回の協議の内容も踏まえ、今後の対中政策の進め方を判断するとみられるが、経済やハイテクで覇権を争う中国への強硬姿勢を改める気配はなく、米中「貿易戦争」の出口は見えないままだ。

1474とはずがたり:2018/08/25(土) 20:10:29
カナダ、NAFTA再交渉で方針 米メキシコ合意後に参加
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018082501001431.html
09:18共同通信

 【ワシントン共同】北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡り、カナダのフリーランド外相は24日、米国とメキシコが2国間で合意すれば協議に参加する意向を示した。ロイター通信などが報じた。間近とされる米メキシコの2国間協議がまとまれば、カナダを加えた3カ国による再交渉も妥結に向けて大きく進展する可能性がある。

 フリーランド氏は、米国とメキシコが話し合いを続けている自動車分野を念頭に、3カ国での再交渉を進めるには「複雑な2国間での課題解決が必要だ」と指摘した。

1475とはずがたり:2018/08/25(土) 21:40:56

日米経済対話、9月に開催検討 首脳会談に合わせ
17:45共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2018082501001901.html

 麻生太郎副総理兼財務相とペンス米副大統領による日米経済対話を、9月に開催する方向で日米両政府が検討していることが25日分かった。日米首脳会談に合わせる。昨年10月以来の開催となる。日本による米国製防衛装備品の購入拡大や、米国産の液化天然ガス(LNG)の輸入拡大などを話し合う。

 8月9、10日の日米新貿易協議を踏まえ、貿易や投資ルールなども議論する見通しだ。中国が進出企業に技術移転を強要するような不適切な政策の是正も議題にする。欧州連合(EU)を含む貿易担当相会合を並行して開くことも検討する。

1476とはずがたり:2018/08/27(月) 10:04:15

ダレトク?米中貿易戦争
https://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2018_0824.html?utm_int=detail_contents_tokushu_001
2018年8月24日 20時30分

アメリカと中国との間で激化する貿易摩擦。互いに高い関税をかけあって一歩も引かず、国のメンツをかけた抗争に発展しています。でも、それって誰が得をするんでしょうか?中国の特派員2人が手分けして、各地を取材しました。(中国総局記者 吉田稔 広州支局記者 馬場健夫)

関税の応酬がエスカレート
「中国がアメリカの企業秘密などを不当に手に入れアメリカに損害を与えた。だから中国を制裁する」

「貿易戦争」をしかけたトランプ大統領の具体策が関税です。

高い関税をかければ、中国製品は割高になるので売れなくなり、それによって中国にダメージを与えるのが狙いです。

ただ中国側も黙ってはいません。

アメリカの制裁は「経済史上最大の貿易戦争の開戦だ」と反発して、報復に乗り出します。

やられた分だけやり返すとして、同じようにアメリカ製品に高い関税をかけました。

中国側の報復に怒ったトランプ政権が、追加の制裁をかけ、中国がまた報復…、状況は悪化するばかりです。

しかし中国国内では、テレビも新聞もその影響を、ほとんど報じません。

この戦いで誰か得をするのか。各地で聞いて回ることにしました。

制裁に憤る人たち
まずアメリカの制裁が、どれだけ打撃になっているのか探りました。

広東省広州で開かれた展示商談会で取材したのは江蘇省の設備メーカー、大豆を絞って食用油をつくる設備などをアメリカに輸出しています。

まさにその設備がアメリカの制裁対象になってしまったそうです。

営業担当 郭紅隣さん
「アメリカは中国の発展を抑えつけたいのだろうが不合理な話だ。ヨーロッパなどへの輸出を増やしていく」

多くの出展企業が同じような話をし、アメリカへの反発も高まっているように感じました。

関税回避を模索する企業も
関税をどうにかして逃れようと動き始めた企業もありました。

ナットやシャフトを作っている、広東省東莞にある部品メーカーです。

売り上げの20%はアメリカ向けの輸出ですが、製品の大半が制裁対象になってしまいました。

営業担当の梁凱恩さんは部品の関税が上がれば、顧客のアメリカ企業も困るため、トランプ政権も土壇場で踏みとどまるのではと思っていました。しかし、その読みは外れました。

梁凱恩さん
「まさか関税を本当に引き上げるとは思ってもいなかった」

会社では関税の影響を回避しようと、ベトナムかマレーシアに工場を新設することを検討しています。中国製でなければ制裁の対象にならないからです。

中国では人件費の高騰で生産拠点を東南アジアにシフトする動きが出ていました。

アメリカとの貿易戦争がこの動きに拍車をかけ、中国の製造業の弱体化につながりかねないという懸念も生まれています。

こうしてみるとアメリカの制裁が、中国企業に打撃を与えているのは確かですが、割高な部品を買わされるアメリカ企業にも影響が出そうです。

この場合でいうと、得をするのは、強いていえば、新しい工場で雇用が生まれるマレーシアやベトナムでしょうか?

1477とはずがたり:2018/08/27(月) 10:04:41
>>1476
食肉業者の恨み節
では、中国が発動した報復措置は、どうなのでしょうか。中国は、アメリカ産の牛肉に高い関税をかけました。

アメリカ産牛肉はBSEの影響で長年、中国への輸入が禁止されてきましたが、去年、解禁されたばかりです。

それに、高い関税をかければアメリカの牛肉農家に打撃になります。

ただアメリカの牛肉は口当たりもよく中国人にも人気でした。

広東省深?の食肉卸売業者、李鵬程さんの会社では、売上げの40%近くはアメリカンビーフ。

関税がかかるぶん値上げしなければなりません。

得意先のステーキレストランへの納品にも同行しましたが、レストラン側は「値上げは、受け入れられない」と難色を示しました。

李さんはしかたなくオーストラリア産やアルゼンチン産に切り替えることにしました。

李鵬程さん
「貿易戦争は自分たちには避けようがない。ひとたび起これば、米中双方にとっていいことはない」

牛肉の関税を上げたのは中国ですが、中国の人たちも困っています。

この場合得をするのは、アルゼンチンやオーストラリアの農家でしょうか?

輸入車ディーラーの愁眉(しゅうび)
中国は、アメリカ製の自動車にも報復の関税をかけました。

外車の輸入ディーラーが軒を連ねる港湾都市・天津の自由貿易地区を取材すると、あちこちから悲鳴があがっていました。

張忠さんが経営するディーラーの車庫には世界各国の高級輸入車がなんと1000台も。

昔からの人気車種のベンツやBMWに加えて、最近は、トヨタがアメリカで生産しているピックアップトラックが、中国人に受けているそうです。米中の摩擦の影響が、思わぬ形でトヨタ車にも及んでいました。

張忠さん
「25%も関税を上乗せされたらいかに人気のある車でも市場を失ってしまう。今に輸入そのものが細って、われわれがどんなに売りたい車があろうと売れなくなるかもしれない」

いったい誰が得をするの?
私たちは、今月上旬、中国共産党の機関紙「人民日報」に掲載された貿易問題に関するある記事に注目しています。

そこでは、毛沢東が日中戦争の際に語った「抗日戦争は持久戦であり、最後に勝利するのは中国だ」という言葉をひいて、国民に我慢を強いるような論調を展開していました。

米中両国は今月22と23日に貿易問題について次官級の協議を行いましたが、成果なく終わりました。

11月に中間選挙を控えるトランプ大統領は中国への強硬姿勢を強める一方です。

中国の習近平国家主席も「アメリカに妥協した」ととられるような動きはできません。貿易摩擦を解消する糸口は見えないままです。

両国の首脳の「メンツ」から引くに引けない状況となっている今回の貿易摩擦。首脳のメンツのために国民に我慢を強いる姿勢。

「貿易戦争に勝者はいない」といいますが、各地の現場を歩いて「この争い、いったい誰が得をするの?」という思いを強くしました。

中国総局記者
吉田 稔
平成12年入局
経済部で財政や貿易などを取材
現在は中国総局
広州支局記者

馬場 健夫
平成19年入局
秋田局、名古屋局をへて国際部
現在は広州駐在

1478とはずがたり:2018/08/28(火) 14:28:16

2018.8.28 07:41
米がWTO人事を阻止 紛争処理機能まひの恐れ
https://www.sankei.com/world/news/180828/wor1808280010-n1.html

 世界貿易機関(WTO)の紛争処理機関の会合が27日、ジュネーブで開かれた。紛争処理手続きの「二審」に当たる上級委員会の委員1人の再任を求める人事について米国が認めず、事実上阻止した。任期が切れる9月末以降、上級委は定数7人の半数以下で審理することになり、WTOの紛争処理機能がまひする恐れも出てきた。

 上級委は現在3人が欠員で、4人で審理している。今回そのうちの1人が再任を求めていた。

 通商筋によると、米は会合で、上級委について「規則に反した運営が行われている」と表明、委員の再任を拒否した。欠員3人の補充人事についても米は拒否し続けており、上級委は10月以降、審理が開けるぎりぎりの3人での運営を余儀なくされる。

 トランプ米政権はWTOの運営が途上国寄りで改革が必要だと主張。紛争処理についても判断に時間がかかりすぎるほか、米に不利な判断が多いと不満を示していた。(共同)

1479とはずがたり:2018/08/28(火) 16:59:32
NAFTA再交渉、米・メキシコ暫定合意 米、カナダと週内合意を目指す
08:39産経新聞
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wor1808280006.html

 トランプ米大統領は27日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で、米国とメキシコの2国間協議が大筋合意したと発表した。自動車を無関税とする基準について、域内の部品調達比率を62・5%から75%に引き上げる合意項目が盛り込まれた。米政府は週内にも残りの協定加盟国であるカナダとの合意を目指す。

 自動車分野の米・メキシコ合意が、NAFTA再交渉の最終的な改定内容に反映されれば、メキシコなどに工場を置く日本や欧州の自動車メーカーは、部品の調達方法などで大きな影響を受ける可能性がある。

 NAFTA3カ国は昨年8月に再交渉入り。米政府は3カ国協議が停滞したためメキシコとの2国間協議に転換した。今回、2国間の先行合意に持ち込み、カナダに米・メキシコ合意に沿った妥結を迫るとみられる。

 カナダのフリーランド外相の報道官は27日、同外相が協議再開のため28日に訪米すると発表した。

 米政権は自動車・部品に高関税を課す輸入制限を検討中。トランプ氏は27日、ホワイトハウスで記者団に「車に関税を課すのは簡単だが、カナダにとっては協議に応じる方がはるかによいだろう」と述べ、カナダの譲歩を促した。トランプ氏は「NAFTAの名称をやめる」とも語り、カナダを除いた協定とする可能性を示唆した。

 米通商代表部(USTR)によると、焦点となった自動車の「原産地規則」で、米国は域内生産を増やすため関税ゼロとする部品の調達比率の引き上げを要求。米・メキシコ合意で新たに「賃金基準」を作り、部品の40?45%を時給16ドル以上の労働者によって生産されるよう求めた。米国が要求した5年ごとに協定を失効させる条項は見送り、6年ごとに協定を見直す内容でメキシコと一致した。(ワシントン 塩原永久)

メキシコ、カナダの同意ないなら米との通商合意を修正へ=経済相
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20180828044
13:15ロイター

[メキシコ市 27日 ロイター] - メキシコのグアハルド経済相は27日、この日発表した米国との2国間通商合意について、カナダを交えた3国間協議で合意が得られない場合は特に原産地規則の部分を修正しなければならないとの考えを示した。

同経済相はメキシコのラジオ局のインタビューで、メキシコはカナダが3国間による貿易協定にとどまることを望むが、カナダが抜ける場合、自動車の原産地規則など27日に米国と合意した内容の一部は修正する必要が出てくると指摘。「原産地規則の問題は3国間での協定を想定しており、2国間協定とする場合は見直しが必要だ」と語った。

米国とメキシコの両政府は27日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議で合意。これにより、NAFTAの残りの構成国であるカナダが3国間協定にとどまるためには、自動車貿易と紛争処理ルールを巡る新たな合意内容を受け入れる必要が生じている。

1480とはずがたり:2018/08/28(火) 16:59:48
2018年8月28日 / 11:55 / 2時間前更新
コラム:米・メキシコ合意、NAFTA妥結へ「苦難の始まり」
https://jp.reuters.com/article/nafta-us-mexico-breakingviews-idJPKCN1LD071?rpc=135
Gina Chon

[ワシントン 27日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡る米国とメキシコの2国間合意は、最終的な妥結に向けた険しい道のりのほんの始まりにすぎない。

今後カナダが再び協議に加わるが、紛争解決パネルを含めて多くのハードルが残っている。トランプ米大統領が27日、カナダに対する憤まんを改めてぶつけたことも、週内の決着を難しくする要因になるだろう。

論争が続いていた自動車の原産地規則問題が落着したのは、NAFTA再交渉の先行きを大いに明るくしている。米国とメキシコは、現地調達率を現行の62.5%から75%に引き上げ、メキシコの平均賃金の約2倍に当たる最低時給16ドルの工場で生産する割合を当初より低い40─45%とすることで歩み寄った。

しかし27日まで米国とメキシコの合意がずれ込んだため、カナダを交えた3カ国間に残っている対立点を解消するための時間はほとんどなくなっている。

トランプ氏は、新たな協定締結の90日前に米議会に通知する義務があるので、メキシコのペニャニエト大統領の任期中である11月末までに署名してもらうためには31日が協議のリミットとなる。12月1日からメキシコ大統領に就任するのは、左派でポピュリスト(大衆迎合主義者)のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏だ。

ところがトランプ氏は、カナダが譲歩しないならNAFTAを「米メキシコ貿易協定」に名称変更し、カナダが米国に輸出する車に関税をかけるだけだと述べ、事態を紛糾させた。

カナダ側は、数週間にわたって協議の蚊帳の外に置かれたため、既に妥協しようという雰囲気がなくなっている。フリーランド外相の報道官は、新たな合意には「カナダの署名が必要になる」とくぎを刺した。

トランプ政権は議会に「3カ国間」の合意に向けて交渉していると知らせた以上、手続き的にはこの報道官の発言は正しい。

カナダとメキシコは、米国のいくつかの要求に反対している。その1つは、協定が自動的に廃止となる「サンセット条項」の導入だ。ある米政府高官は、NAFTAに16年の期限を設け、6年ごとに内容を見直す方式に変更されることもあり得ると述べた。

トランプ政権は紛争解決パネルや相殺関税も廃止したい考え。一方カナダは、輸入乳製品に適用している高い関税率の引き下げに消極的だ。

そしてたとえ3カ国が合意に達しても、今度は米議会が難関となる。議会では野党・民主党の多くが依然としてNAFTAに懐疑的だからだ。米国のルールでは、国際貿易委員会(ITC)による調査分析も必要で、その期間は最大105日に達する場合がある。こうした他の勢力が駆使するさまざまな手段が、トランプ氏の強硬姿勢に挑むことになるだろう。

●背景となるニュース
・米国とメキシコは27日、NAFTA再交渉の一環として自動車の原産地規則に関して合意した。

・両国は現地調達率を現行の62.5%から75%に引き上げ、40─45%を最低時給が16ドルの工場で生産することで一致した。メキシコの自動車工場従業員の平均時給は8ドル。

・7月1日のメキシコ大統領選でロペスオブラドール氏が当選して以降、同国と米国は数週間にわたって協議を続けてきた。カナダは両国の懸案が解決した後、話し合いに再び加わる方針だった。

・米国は5年のサンセット条項導入や、紛争解決パネルの廃止を提案。カナダとメキシコはこれに反対している。米国はカナダの乳製品輸入割り当て制度撤廃も望んでいる。

・トランプ政権は、週内にNAFTA再交渉の最終的な妥結にこぎ着け、メキシコのペニャニエト大統領の任期が終わる11月末までに同国に批准してもらうことを目指している。

1481とはずがたり:2018/08/30(木) 11:21:39

強制技術移転を取り締まり=中国首相、知財権で対米譲歩か
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-180828X704
08月28日 21:45時事通信

 【北京時事】中国の李克強首相は28日、世界知的所有権機関(WIPO)のガリー事務局長と北京で会談し、知的財産権の保護策として強制的な技術移転を取り締まる方針を示した。トランプ米政権は、中国に進出した米企業が技術移転を強要されていると批判しており、中国が一定の譲歩を見せた形。ただ、実際にどこまで本気で取り締まるのかは不明だ。

 李首相は「内外の企業を同一視し、等しく保護する」と強調。「強制技術移転を決して許さず、見つければ法に基づいて処理する」と述べた。積極的に摘発に動くのかどうかには触れていない。

 中国政府はこれまで「ありもしないことを作り出している」(王受文商務次官)と強制技術移転を否定し、取り締まる姿勢を示していなかった。

1482とはずがたり:2018/08/30(木) 11:22:14

カナダ首相、農業管理制度守る方針表明 NAFTA巡り
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20180829008
08月29日 04:31ロイター

[オタワ 28日 ロイター] - カナダのトルドー首相は28日、国内酪農農家を保護する農業管理制度を巡る自身の立場は変わらず、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で守っていく方針を表明した。

記者団に語った。米国とメキシコの協議で自動車分野を巡り良い進展がみられたと指摘、カナダは自国民の利益にかなう場合に限り合意に署名する意向を示した。

1483とはずがたり:2018/08/30(木) 11:22:54


カナダ揺さぶるトランプ氏 「NAFTA」名称見直しも?
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1808280029
08月28日 20:44産経新聞

 NAFTA再交渉は、トランプ米政権がメキシコとの2国間で先行合意し、今後はカナダの出方が焦点となる。米国は自動車輸入制限をちらつかせ、3カ国の最終合意に向けカナダに歩み寄りを迫る。

 「NAFTAという名前の響きが良くない。(協定で)米国が長年、傷つけられてきたからだ」。トランプ大統領は27日の合意発表で、「最悪の協定」と述べてきたNAFTAを改めて攻撃し、名称の廃棄すら辞さない姿勢をみせた。

 焦点となった自動車関税をゼロとする基準「原産地規則」をめぐり、域内の部品調達比率を高める米国の要求をメキシコがのんだのは、米政権が検討中の自動車・部品への追加関税で「適用対象となるのを避けるためだ」(通商専門家)。トランプ氏はカナダにも関税を課すと示唆し、米メキシコの合意内容で妥結するよう圧力をかける。

 一方で、米国は対メキシコとの協議では強硬に要求してきた「サンセット条項」を最終的に取り下げた。加盟国が5年ごとに合意しない限り協定が自動失効する仕組みで、メキシコとカナダは強く反発。米国は6年ごとに協定の再評価を行う内容に後退させた。

 こうしたトランプ政権の硬軟織り交ぜた交渉は、11月の中間選挙を見据えたものだ。鉄鋼などの輸入制限や知的財産権侵害をめぐる中国への制裁発動は反発も招いており、通商分野での政権の成果に結び付けたい思惑があるとみられる。(ワシントン 塩原永久)

NAFTA再交渉、31日までに合意の可能性=カナダ首相
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20180830003.html
03:26ロイター

[29日 ロイター] - カナダのトルドー首相は29日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉について、トランプ大統領が目指す31日の期日までに妥結することは可能との認識を示した。

トルドー首相は記者会見で「31日までに合意にたどり着くことは可能と考えるが、あくまでも可能性だ。最終的にカナダにとって良い協定であるかどうかにかかっている」と語った。

1484とはずがたり:2018/08/30(木) 11:24:29
発想の転換が必要で,日本はNAFTA加盟を目指すべきだw
幸いトランプは名称変更に言及>>1483して居る。太平洋自由貿易協定PaFTAだ♪

<NAFTA>メキシコと合意の米、日本が次の標的か
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180829k0000m020093000c
08月28日 20:08毎日新聞

 【ポートランド(米西部オレゴン州)清水憲司】北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡り、米国とメキシコは27日、自動車関税をゼロにする条件を厳格化することで大筋合意した。トランプ米政権はカナダとも直ちに協議入りし月内の交渉妥結を目指す。日本は9月に米国との新貿易協議(FFR)の第2回会合を控えており、厳しい譲歩を求められる可能性があると警戒を強めている。

 トランプ米大統領は27日、「米国メキシコ通商協定と呼び、NAFTAという名称はやめにする」との考えを示した。カナダが今後の交渉で妥協しない場合、米国とメキシコの2国間協定にする可能性に言及しカナダをけん制した形だ。さらに発動を検討中の自動車・同部品の輸入制限を課す構えも示し、「発動する方が簡単だが交渉の方がカナダにとっては良いだろう」と圧力をかけた。

 7月には欧州連合(EU)から工業分野(自動車分野を除く)の関税引き下げ交渉入りを引き出したトランプ政権。強硬策をテコに譲歩を迫り、自国産業の振興を図ろうとする手法に変わりはなく、日本が次の標的になりかねない。

 米国は対日貿易赤字の削減に向け、2国間の自由貿易協定(FTA)を締結し、市場開放を迫る狙いがあり、9月のFFR会合では日本に厳しい姿勢を示す可能性がある。日本は「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を超える譲歩を迫られる恐れがある」(交渉筋)などとして2国間交渉入りを警戒。ただ、米国は自動車・同部品の輸入制限をちらつかせて要求を強めるかもしれず、日本は厳しい判断を迫られそうだ。

1485とはずがたり:2018/08/30(木) 11:34:01
3807 名前:とはずがたり[sage] 投稿日:2018/08/30(木) 11:33:50

メキシコ経済相、米輸入車関税は「適用除外」=NAFTA
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-180830X876.html
09:49時事通信

 【ワシントン時事】メキシコのグアハルド経済相は29日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で決めた自動車貿易の新基準を満たすメキシコ生産車は、トランプ米政権が検討している自動車・同部品に対する輸入制限措置の「適用除外」になると明らかにした。現地メディアが伝えた。

 米政権は安全保障上の脅威を理由に輸入車への追加関税を検討。導入すれば、最大25%の高関税を課す可能性がある。

1486とはずがたり:2018/09/01(土) 14:44:02

FTA要求、どう対応 日米首脳会談、25日で調整
https://www.asahi.com/articles/DA3S13659540.html
2018年9月1日05時00分

 日米両政府は、安倍晋三首相が自民党総裁選で3選された場合、25日に米ニューヨークでトランプ米大統領との首脳会談を行う方向で最終調整に入った。二国間の自由貿易協定(FTA)締結など米側の要求をかわせるかが焦点だ。

 両首脳の会談は6月以来8回目で、首相が国連総会に出席するのにあわせて行う。24日に米…

1488とはずがたり:2018/09/02(日) 21:01:34
NAFTAに「カナダ不要」=米大統領
https://news.goo.ne.jp/topstories/business/164/465eb725829808d796324adc96cc35e9.html
(時事通信) 08:22

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は1日、北米自由貿易協定(NAFTA)について、ツイッターに「新しいNAFTAにカナダをとどめる政治的必要性はない」と投稿した。NAFTA再交渉の期限だった8月末までの合意に失敗したカナダ抜きで、メキシコとの2国間協定を進める姿勢を示したものだ。

1489とはずがたり:2018/09/03(月) 20:31:24
習主席 アフリカ各国に「一帯一路」への参加呼びかけ
2018年9月3日 20時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180903/k10011606041000.html

中国とアフリカ各国の首脳が一堂に会する国際会議が3日から北京で始まるのに合わせて、習近平国家主席は、中国とアフリカの経営者らが参加する会議で演説し、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」への参加を呼びかけました。

中国・北京では、アフリカの53か国から首脳らが参加する「中国アフリカ協力フォーラム」の首脳会議が3日午後、始まりますが、これを前に習近平国家主席は、中国とアフリカの経営者らが参加する会議で演説しました。

中国国営の新華社通信によりますと、この中で習主席は中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」について「中国とアフリカの人々に幸福をもたらす共通の繁栄の道だ」と述べて、各国に参加を呼びかけました。

そして「中国は、アフリカへの投資にいかなる政治的な条件もつけず内政にも干渉しない」と述べて中国の立場を強調しました。

また、アフリカ各国との間でインフラ建設や貿易や投資にかかる手続きの利便性の向上などを進めるとしたうえで、アフリカ企業の中国への投資や、中国企業のアフリカへの進出を支持する考えを示しました。

中国は経済成長と人口増加が続くアフリカでも、各国を「一帯一路」の構想に取り込みたい考えで、習主席は会議に合わせて訪れたアフリカ各国の首脳との個別の会談でも積極的に参加を呼びかけています。

1490とはずがたり:2018/09/04(火) 09:54:31

中国、アフリカに6兆円超支援 習氏、「運命共同体」構築
21:11共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018090301002255.html

 【北京共同】中国とアフリカ各国が参加する「中国アフリカ協力フォーラム」首脳会合が3日、北京の人民大会堂で始まった。習近平国家主席が開幕式で演説し、アフリカとの「運命共同体」を構築し、アフリカの経済発展のため総額600億ドル(約6兆6600億円)規模を拠出すると表明した。「保護主義や単独主義に反対する」とも述べ、保護主義的な通商政策をとるトランプ米政権をけん制した。

 天然資源や巨大市場を抱えるアフリカ諸国と連携を強める姿勢を示した。習指導部が提唱する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の枠組みで経済協力を進め、アフリカの発展を中国の成長に取り込む。

1491とはずがたり:2018/09/07(金) 18:31:26
一瞬ベネズエラかと思ってびびったがエクアドルだった。

エクアドル大統領 TPP参加を前向きに検討
2018年9月6日 22時04分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180906/k10011614701000.html

日本を訪れている南米エクアドルのモレノ大統領が6日、NHKとのインタビューに応じ、貿易や産業の多角化を推進し、日本など11か国が参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定への参加を前向きに検討していく考えを示しました。

ことし日本と外交関係を樹立して100周年となるのを記念して、日本を訪れているエクアドルのレニン・モレノ大統領が6日、都内でNHKとのインタビューに応じました。

この中で、モレノ大統領は「われわれエクアドルは180度、経済政策を転換させる決心をした」と述べ、前の左派政権の政策を改め、貿易や産業の多角化を推進していく考えを示しました。

そのうえで「貿易相手国とのこれまでの関係を一新させたい。投資の観点からTPPはよい選択肢だ」と述べて、TPPへの参加を前向きに検討していく考えを示しました。

一方、イギリスにあるエクアドル大使館で6年以上保護しているウィキリークス代表のジュリアン・アサンジ氏について、「難民の立場で長く大使館の中で滞在している状況は、人権上、好ましくない」という認識を示し、アサンジ氏の代理人やイギリス政府と身柄の移送ついて、交渉を続けていることを明らかにしました。

そして、「イギリス政府はアサンジ氏の命が危険にさらされるような国には身柄を引き渡さないことを約束した」と述べ、エクアドル政府としてもアサンジ氏の安全を第一に、早期解決を目指す考えを示しました。

1492とはずがたり:2018/09/09(日) 01:17:02
中国、対米黒字が過去最大=貿易戦争激化へ―8月
09月08日 16:14時事通信
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-180908X012.html
 【北京時事】中国税関総署が8日発表した8月の貿易統計によると、米国への輸出から輸入を差し引いた対米黒字は前年同月比19%増の311億ドル(約3兆4500億円)となった。ロイター通信によると過去最大の水準で、米中貿易戦争の激化は必至だ。トランプ米大統領は、中国からの全輸入品に制裁関税を課す構えを示している。

 米国向け輸出が13%増と大きく伸びた一方、米国からの輸入は2%増にとどまった。中国はこれまでの対米貿易協議で、農産物など米産品の輸入を増やす譲歩案を提示しているが、米政権が突っぱねているもようで、進展は見られない。

1493とはずがたり:2018/09/09(日) 01:18:52
<米国>日本車「次の標的」か トランプ氏、輸入制限を示唆
09月08日 21:08毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180909k0000m020069000c

 【ワシントン清水憲司】トランプ米大統領が通商問題を巡り、日本への圧力を強めている。7日には「米国とディール(取引)しなければ、大問題になると日本は理解している」と発言。貿易赤字の削減を目指した2国間の通商交渉入りに向け、自動車・同部品の輸入制限という強硬策発動も辞さない構えを示した。

 「日本は(オバマ前政権時には)『報復はない』と感じていたが、(今は)正反対だ」。トランプ氏は7日、記者団にこう述べ、日本が要求に応じない場合、何らかの報復措置を取る可能性をちらつかせた。

 その有力候補が、自動車・同部品に追加関税を課す輸入制限の発動だ。トランプ氏は、カナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉に関し、「自動車に関税をかけないといけない。(発動すれば)壊滅的なことになる」と強調。「これを交渉のテコとして、私はたくさんの得点を稼いでいる」と述べ、自動車輸入制限を突き付けることによって相手の譲歩を引き出すことに自信を見せている。

 実際、欧州連合(EU)が7月、工業製品(自動車分野を除く)の関税引き下げ交渉開始や、大豆の輸入拡大を約束することで、米国は交渉期間中は輸入制限を発動しないことになった。メキシコも8月、NAFTA再交渉の大筋合意に際し、自動車・同部品の輸出上限枠の設定に応じた。主要な自動車生産国のうち、韓国も米韓FTA見直し交渉を終えており、トランプ氏が貿易赤字額が国別3位の日本を「次の標的」にするのは、自然な流れと言える。

 トランプ氏が急速に対日圧力を強めるのは、米農業界が中国などの報復関税に苦しんでいることが背景にある。「中国への輸出減少分を日本に買ってもらいたい」との声が農家から上がっており、米国は日本を交渉の場に引き込んで農産品の市場開放を迫る構えだ。

 日米は8月、新たな閣僚級貿易協議(FFR)の初会合で「相互信頼」を重視することで合意したものの、トランプ氏が対日圧力を強める中で、今月下旬に予定する次回FFRと日米首脳会談は、日本にとって自動車の輸入制限を回避できるかどうかの正念場になりそうだ。

1494とはずがたり:2018/09/13(木) 09:11:27
米、中国に閣僚級貿易協議再開を提案
https://this.kiji.is/412636476255421537
2018/9/13 00:49
c一般社団法人共同通信社

47NEWS

 【ワシントン共同】米ダウ・ジョーンズ通信は12日、トランプ米政権が中国に対し、閣僚級の貿易協議の再開を提案したと報じた。ムニューシン財務長官と中国の劉鶴副首相がワシントンか北京で会談する可能性があるという。

1495とはずがたり:2018/09/13(木) 13:07:09
日米通商協議「21日開催」で調整 交渉難航の見通し
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1809120031.html
09月12日 22:29産経新聞

 日米両政府が茂木(もてぎ)敏充経済再生担当相とライトハイザー米通商代表による新たな通商協議(FFR)の2回目の会合を、21日に米ニューヨークで開く方向で調整していることが12日、分かった。日程が2日間に及ぶ可能性もある。直後に開催予定の日米首脳会談での合意形成を目指す。

 両政府はニューヨークで開かれる国連総会に合わせ、今月下旬に安倍晋三首相とトランプ米大統領の首脳会談を開く。麻生太郎副総理兼財務相とペンス副大統領による日米経済対話の開催も検討している。FFRの初会合は8月上旬にワシントンで開かれた。

 トランプ氏は日米の通商問題について「合意ができなければ大変な問題になることを日本も認識している」と述べるなど、日本に対して自由貿易協定(FTA)の締結や農業分野の市場開放を求める姿勢を強めている。日本は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)のような多国間による枠組みを重視しており、交渉は難航しそうだ。

 一方、日米と欧州連合(EU)による貿易大臣会合は今月25日に開催する方向だ。世耕弘成経済産業相とライトハイザー氏のほか、EUからマルムストローム欧州委員が出席する。

1496とはずがたり:2018/09/15(土) 12:03:47
貼ったっけか。カナダですら対米で農業保護やる必要あるんか?!米加だったら殆ど対等に行けそうなもんだが。

カナダ首相、農業管理制度守る方針表明 NAFTA巡り
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20180829008.html
08月29日 04:31ロイター

[オタワ 28日 ロイター] - カナダのトルドー首相は28日、国内酪農農家を保護する農業管理制度を巡る自身の立場は変わらず、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で守っていく方針を表明した。

記者団に語った。米国とメキシコの協議で自動車分野を巡り良い進展がみられたと指摘、カナダは自国民の利益にかなう場合に限り合意に署名する意向を示した。

1497とはずがたり:2018/09/18(火) 08:26:45

<米国>対中制裁第3弾を表明、24日発動 中国も報復へ
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180918k0000e030137000c.html
07:51毎日新聞

 【ワシントン清水憲司、北京・赤間清広】トランプ米政権は17日、中国の知的財産権侵害に対する制裁関税の第3弾として、24日に年間輸入額2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品を対象に追加関税措置を実施する方針を表明した。当初は税率10%で発動するが、中国が年末までに政策変更に応じない場合、25%に引き上げる。実際に発動されれば、中国も報復する方針で、米中の貿易戦争は一気にエスカレートする。

 制裁関税は、中国による知的財産権侵害や米企業への技術移転強要などを問題にした米通商法301条に基づく措置。7、8月に計500億ドル相当の中国製ハイテク製品を主な標的に2回にわたり発動した。第3弾となる今回は、トランプ氏が制裁規模を重視した結果、家具や家電、衣類など生活に関連の深い品目を多く含む5000品目以上が対象になる見通し。

1498とはずがたり:2018/09/19(水) 12:08:54
EU、WTO近代化へ改革案=日米とも協議へ
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-180918X154.html
09月18日 22:20時事通信

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は18日、世界貿易機関(WTO)の改革案を発表した。中国を念頭にした産業補助金などの市場歪曲(わいきょく)措置是正のためのルール整備や、WTOの紛争処理機能の効率化を進めることで組織の近代化を図る。

 WTOをめぐっては、紛争処理体制に不満を持つトランプ米大統領が脱退の可能性を示唆するなど、機能不全に陥る懸念も高まっている。欧州委は今後、WTO加盟各国と改革案を協議。25日に予定しているニューヨークでの日米欧貿易相会合でも議論する方向だ。

 マルムストローム欧州委員(通商担当)は記者会見で「WTOは効率的に機能せず、公平な競争環境を保証できていない」と述べ、改革の必要性を強調した。

1499とはずがたり:2018/09/22(土) 18:57:19

中国、米との貿易協議を中止…米紙報道
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180922-OYT1T50112.html
2018年09月22日 18時44分

 【ワシントン=山本貴徳】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は21日、中国が27〜28日に予定していた米国との貿易協議を取りやめると報じた。米国が中国への追加関税措置を発動すると表明したことに反発したためで、米中の貿易摩擦が長期化する可能性が高まった。

 閣僚協議は、ムニューシン米財務長官が劉鶴リウフォー副首相に提案していたもので、中国側も応じる意向を示していた。同紙によると、閣僚級協議に先立ち、両国は次官級で調整を行う予定だったが、中止になったという。閣僚級協議は、ロス商務長官が北京を訪問して劉氏らと協議した6月以降、行われていない。

 米国は17日、中国製品2000億ドル(約22兆円)相当を対象とする制裁関税の第3弾を発動すると24日に発表した。これに対し、中国側は「米国が追加関税に固執したことで新たな不確実性が加わった」として、代表団の派遣の取りやめを検討していた。

(ここまで397文字 / 残り85文字)
2018年09月22日 18時44分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1500とはずがたり:2018/09/25(火) 08:59:27

貿易制裁
第3弾、消費者直撃 米家電、中国部品に依存
https://mainichi.jp/articles/20180925/k00/00m/020/067000c
会員限定有料記事 毎日新聞2018年9月24日 20時47分(最終更新 9月24日 23時00分)

 米中両政府による貿易戦争がエスカレートしている。これまでで最大規模の制裁・報復措置が24日発動されたことで、企業や消費者が混乱の波にのみ込まれるのは確実だ。影響は米中国内にとどまらず、世界全体に及びそうだ。

 「家電製品の部品の多くは中国製。対中制裁で小売価格が上がり、客足が鈍らなければいいが」。23日、米ワシントン近郊にある家庭用品量販店「ホームデポ」の男性店員は肩をすくめた。同店の冷蔵庫売り場には500ドル(約5万5000円)から4500ドルまで幅広い製品が並ぶが、米国製部品の使用率が70%を超えることを示す「メード・イン・アメリカ」のシールがついた製品は2割にとどまる。多くは中国製の部品を使っているため対中制裁の影響は避けられず、近く販売価格を値上げせざるを得ないという。

 米国が7〜8月に発動した第1、第2弾の対中制裁は半導体や化学製品など企業向けの製品が中心だった。し…

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1501とはずがたり:2018/09/26(水) 11:59:48

日米欧、WTO改革提案へ 中国にらみ来月にも
08:56共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018092601000180.html

 【ニューヨーク共同】日米と欧州連合(EU)は25日午後(日本時間26日未明)、米ニューヨークで貿易担当相会合を開いた。中国政府による巨額の産業補助金が世界市場をゆがめているとして共同声明を発表。世界貿易機関(WTO)に対し、規制改革に向けた共同提案を来月にも提出することなどで合意した。

 中国の産業補助金は、米中の貿易戦争を招いた要因の一つになっている。収益性や市況を考慮せず巨額融資が行われている結果、鉄鋼などの過剰生産につながっている。他国産業に打撃となっているが、不利益を受けた側が訴訟で証明するのは難しく、規制が機能していないのが課題だ。

1502とはずがたり:2018/09/26(水) 12:00:08
日米通商協議、貿易拡大の枠組みで一致 第2回会合、首脳会談へ報告
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1809260003.html
00:34産経新聞

 【ニューヨーク=塩原永久】日米両政府は25日午前(日本時間同日夜)、閣僚級の通商協議(FFR)の第2回会合を米ニューヨークで開いた。茂木敏充経済再生担当相は会談後、記者団に「両国の貿易を促進する方策、枠組みについて基本的な認識で一致した」と語った。両政府は閣僚協議を踏まえ、26日の首脳会談での最終協議を経て合意事項を文書にまとめる見通し。

 茂木氏は首脳会談までに日米双方が閣僚協議の成果を首脳に報告すると説明した。両政府は今後、工業製品や農産物の関税引き下げも視野に入れ、経済関係を強化する協議を加速させるとみられる。「議論のベースは日本側から提案した」(茂木氏)という。

 米政権は農産物などの日本の市場開放を求め、日米自由貿易協定(FTA)締結を目指している。一方、日本は米国に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への復帰を促している。

 この点、茂木氏は協議を通じて「互いの立場を尊重しながら、かなり一致点に近づいている」と話した。

 茂木氏は米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と約1時間にわたり会談。トランプ米政権が検討する自動車関税措置の回避を目指し、妥協点を探った。茂木氏は改めて日本への関税発動の自制を求めたとみられるが、関税発動の扱いについては「首脳会談で議論し、発表する」と述べるにとどめた。

 8月の第1回の閣僚級の通商協議では、茂木氏から米国側に「日米の通商政策への信頼醸成が不可欠だ」と指摘し、関税を発動すれば日米の貿易協議を中止する可能性を示唆していた。

 茂木氏とライトハイザー氏の第2回会合は当初24日夕の予定だったが、米国側から日程変更の要望で、25日午前に延期されていた。

1503とはずがたり:2018/09/26(水) 12:17:27

中国からの輸入製品の半分、米の制裁対象に
2018年09月18日 13時38分
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20180925-567-OYT1T50060.html

 【ワシントン=山本貴徳、北京=鎌田秀男】トランプ米大統領は17日、2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に対する制裁関税の第3弾を、24日に発動すると発表した。10%の関税を上乗せする。中国からの輸入のおよそ半分が制裁の対象となる。実際に発動すれば中国も報復関税で対抗する構えで、米中の貿易摩擦は一段と激しくなっている。

 トランプ氏は17日の声明で、進出した米企業に技術移転を迫るなど、中国による知的財産権の侵害を問題視し、「米経済の繁栄に深刻な脅威となるのは明らかだ」と指摘した。第3弾に踏み切る理由について「中国に不公正な貿易慣行を改めるよう求めてきたのに、拒否している」と、中国側に原因があると指摘した。

 制裁関税は米通商法301条に基づく。第3弾の対象は、トイレットペーパーや家具、自転車、食品、家電など5745品目。7月の原案では6031品目としていたが、米企業の声を受け、米アップルの「アップルウォッチ」を含む腕時計型端末や自転車用ヘルメット、チャイルドシートなど約300品目を除外した。

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2018年09月18日 13時38分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1506とはずがたり:2018/10/01(月) 10:01:29

金融政策だそうなw

インド、一部鉄鋼輸入関税の引き上げ検討 ルピー支援で=関係筋
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180919/Reuters_newsml_KCN1LZ0LC.html
ロイター 2018年9月19日 14時56分

[ニューデリー 19日 ロイター] - インド鉄鋼省は、一部鉄鋼製品の輸入実行関税率を現行の5─12.5%から15%に引き上げることを提案した。2人の関係筋の話とロイターが入手した政府の文書で分かった。
提案は、ドルの流出を阻止するために「不必要な」輸入を削減する政府の計画の一環で、関係筋によると、19日に商工省内で協議されるという。
インドの通貨ルピーは対ドルで過去最安値に下落しており、政府はルピーの支援手段を模索している。
同筋は「貿易収支に対応するというのが、より広範なメッセージだが、国内での(鉄鋼)生産を促すことで『メイク・イン・インディア』を奨励していく方針だ」と述べた。
同筋はまた、提案された関税引き上げが実際に導入される保証はないとも述べた。
鉄鋼省と商工省のコメントはこれまでのところ得られていない。
公式データによると、4─6月の海外からの供給は前年同期比15%増の210万トンに達し、インドは2年ぶりに鉄鋼の純輸入国となった。
2017年には、韓国、日本、中国を含む海外諸国から700万トン以上の鉄鋼を輸入している。


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1507とはずがたり:2018/10/02(火) 10:52:15
トランプ氏、「歴史的」勝利を宣言-新NAFTAは関税の「赤ちゃん」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-01/PFXIO26K50XY01
Shannon Pettypiece
2018年10月2日 2:31 JST
自動車合意が「最も重要」、米国での生産は増えると約束
鉄鋼・アルミ関税は継続、輸入規制など代替措置可能になるまで

トランプ大統領 Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
トランプ米大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新たな貿易協定を結ぶことでカナダ、メキシコと合意したことを「歴史的」勝利だと宣言、貿易相手国に関税賦課をちらつかせる戦略が奏功したと自賛した。

  トランプ氏は1日、ホワイトハウスのローズガーデンで記者団に対し、「関税がなければ、合意を話しあうこともなかった。関税の話をしたからこそ、生まれた赤ちゃんだ」と話した。


  今回の合意について、「これまで成立した貿易協定で、群を抜いて重要なもの」と誇示。議会で「容易に」承認されると自信を示した。

  トランプ氏は特に自動車に関する条項を「最も重要」なものと認識していたと発言。「米国での自動車の生産は増える」と予想し、「企業が米国から撤退し、労働者を解雇し、米国外で生産することはなくなる」と約束した。

  農業については「非常に、とても大きな合意だ」と称賛し、乳製品輸出で有利な条件を取り付けたことを挙げた。


  トランプ米大統領はメキシコとカナダに対する鉄鋼・アルミ関税について、数量規制など関税に「代わる措置が可能になるまで」継続する意向を表明。「米国の産業が守られるようにするためだ」と述べた。

原題:Trump Lauds Nafta Successor Deal as Win, Chides Tariff ‘Babies’(抜粋)

1508とはずがたり:2018/10/11(木) 20:19:09

2018年10月11日 / 07:40 / 13時間前更新
メイ英首相、TPP参加の用意表明
https://jp.reuters.com/article/britain-japan-trade-idJPKCN1MK2VY

[ロンドン 10日 ロイター] - 英国のメイ首相は、英政府として環太平洋連携協定(TPP)に参加する用意があると表明した。

英国のTPP参加を巡っては、安倍晋三首相が英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、両手を広げて歓迎すると語っていた。

メイ氏は議会で「両手を広げて歓迎してもらえることを非常に喜ばしく思う。英国は参加する用意がある」と述べた。

1509とはずがたり:2018/10/13(土) 17:47:37


2018.10.13 13:54
米、日本に為替条項要求へ 通貨切り下げ阻止
https://www.sankei.com/economy/news/181013/ecn1810130011-n1.html

 ムニューシン米財務長官は13日、日本との新たな通商交渉で為替介入をはじめとした競争的な通貨切り下げを防ぐ「為替条項」を要求する考えを示した。インドネシア・バリ島で記者団に語った。トランプ米政権は通商協議を通じて、他国の為替政策に介入する姿勢を鮮明にしている。

 円は主要通貨でもあり、日銀の通貨政策や金融政策を縛ることになりかねない。日本政府にとっては、為替条項は農産品の開放とともに受け入れがたい立場だ。

 ムニューシン氏は記者団に対し「今後の貿易協定に為替条項を盛り込むことが目標だ」と述べた。

 為替条項を巡っては、北米自由貿易協定(NAFTA)見直しでも合意内容に含めていた。韓国とのFTA再交渉でも通貨安の誘導禁止を付属文書に盛り込んだ。(共同)

1510とはずがたり:2018/10/13(土) 17:55:13
「為替条項」要求へ=対日貿易協議で―米財務長官
13:21時事通信
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-181013X034.html
(時事通信)

 【ヌサドゥア(インドネシア)時事】ムニューシン米財務長官は13日、インドネシアのバリ島で記者会見し、日米両政府が始める新たな貿易協議では、通貨安誘導を防ぐため最終的な合意に「為替条項」を盛り込むべきだとの考えを示した。

 トランプ政権が掲げる「自由、公平、相互的」な貿易を進める上で、相手国・地域の輸出が有利になる通貨安を阻止する構えだ。

 ムニューシン氏は、米国とメキシコ、カナダとの間で合意した北米自由貿易協定(NAFTA)新協定に為替条項が入ったことを念頭に、「米国の目的は将来の貿易協定でもこうした文言を含めることだ」と明言。進行中の欧州連合(EU)との貿易協議を含め、相手国・地域の通貨安を防ぐ枠組みを合意の一環として扱うべきだとの認識を示した。

 米国は相次ぐ制裁関税を発動している中国が人民元安を誘導していないかを注視。対日貿易協議などでも為替条項を求めることで、中国をけん制する狙いもあるとみられる。

 ムニューシン氏は当地で開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議など一連の国際会議に参加。各国との2国間会談などは「非常に生産的だった」と述べるとともに、貿易分野で米国は大きく前進したと強調した。

1511とはずがたり:2018/10/13(土) 17:56:20

2018.10.13 08:27
中国製マットレスを調査 米商務省、不当廉売で
https://www.sankei.com/world/news/181013/wor1810130017-n1.html

 米商務省は12日、中国製マットレスが米国に不当に安い価格で輸入されている可能性があるとして、制裁として反ダンピング(不当廉売)関税を課すかどうか調査すると発表した。

 商務省が不当廉売と判断し、独立機関の米国際貿易委員会(ITC)が認定すれば、制裁の発動が決まる。米国は昨年、中国から4億3650万ドル(約490億円)相当のマットレスを輸入した。

 また、商務省は中国から輸入されるアルミニウム製のワイヤとケーブルに関し、反ダンピング関税などを課すかどうかも調査する。(共同)

1513とはずがたり:2018/10/13(土) 23:57:14
米、対日交渉は「FTA」 貿易協定 副大統領が明言
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018100590135453.html
2018年10月5日 13時54分


 【ワシントン=共同】パーデュー米農務長官は四日、日本との通商交渉で、日本と欧州連合(EU)が署名した経済連携協定(EPA)以上の農産品関税引き下げを求める考えを示した。ワシントンで記者団の取材に応じた。九月下旬の日米首脳会談の合意では、環太平洋連携協定(TPP)などの日本が結んだ過去の貿易協定の水準を最大限としていた。米側の強硬姿勢が鮮明となり、日本は難しい交渉を迫られそうだ。

 ペンス副大統領は四日の演説で、「日本と歴史的な自由貿易協定(FTA)に関する交渉を間もなく始める」と述べ、今回の日米協議はFTA交渉との位置付けを明確にした。安倍晋三首相は物品を対象にした「物品貿易協定(TAG)」と説明し、「包括的なFTAとは全く異なる」と強調しており、新たな通商交渉を巡る日本との認識のずれも表面化した。

 日本とEUのEPAでは、大半の品目で関税がなくなる。TPP並みに自由化され、ワインや一部のチーズなどはより譲歩した内容となっている。

 パーデュー氏は、日本がEUよりも米国と緊密な同盟関係にあると指摘し、「日本が農産品に関してEUに与えたのと同等かそれ以上の取引ができることを期待している」と語った。

 さらに、「われわれは日本を守っている。(貿易で)他の国にできることを、なぜ米国にはできないのか」と訴えた。四日の講演では、日本は米国との二国間交渉を拒んでいたが「トランプ米政権が検討している自動車の高関税の脅威があるため交渉に応じた」と説明した。

 米政権がTPPから離脱した一方、日本はTPPやEUとのEPAを推進している。このため米畜産業界では、牛肉などの対日輸出でオーストラリアや欧州のライバルとの競争条件が不利になるとの危機感が強まっている。

◆麻生氏・世耕氏「FTAではない」

 ペンス米副大統領が日米協議をFTAと明言したことに対し、麻生太郎副総理兼財務相は五日午前の記者会見で「(先月の)日米首脳会談でFTAという言葉はひと言も出ていない」と述べた。世耕弘成経済産業相も同日の会見で「包括的なFTAではない」と発言。日米の認識の違いが一段と鮮明になった。

 また菅義偉(すがよしひで)官房長官は同日の会見で、米側が日欧EPA以上の農産品の関税引き下げを求める考えを示したことに対し「日米首脳会談で農産品について過去のEPAで約束した内容が最大限だ、という日本の立場を米国は尊重すると合意している」と強調。米側に譲歩しない考えを示した。 (渥美龍太、清水俊介)

(東京新聞)

1514とはずがたり:2018/10/18(木) 06:36:13
郵便ぐらいだったら良かったけど小包となるとこの問題大きくなるよな〜。

米、郵便条約から脱退へ 中国企業を批判
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018101701002381.html
00:09共同通信

 【ワシントン共同】米政府高官は17日の電話会見で、国際郵便のルールを定める万国郵便条約から撤退する方針だと発表した。中国企業が極めて安価に小包郵便を米国に配送しているのは米国企業に不当な負担を与えていると批判した。

 国連によると、万国郵便連合(UPU、本部スイス)は190カ国以上の加盟国で構成され、国際郵便業務を管理。1874年に設立された。

1515とはずがたり:2018/10/18(木) 08:25:21
ロス商務長官、米中通商協議は「休止」、G20での合意期待に冷水
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20181018001.html
00:23ロイター

[ワシントン 17日 ロイター] - ロス米商務長官は17日、中国との通商協議は中断しているとの認識を示し、両国が来月開催の20カ国・地域(G20)首脳会議で合意に近付くとの期待に冷水を浴びせた。

ロス長官はCNBCとのインタビューで、いかなる交渉も活発な局面があれば、中断する場面もあるとし、米中通商協議は現在、「休止状態にある可能性がある」と語った。

市場では、アルゼンチンで来月開催されるG20首脳会議で、トランプ大統領が貿易問題を巡り、中国の習近平国家主席と会談する可能性があるとの観測が高まっていた。

ロス長官は「G20は幅広い政策声明を構築する場」とし、「通常、小一時間程度しかなく、数千ページにわたる貿易協定で合意することは不可能だ」と述べた。

1516とはずがたり:2018/10/18(木) 10:27:11

海外ではちゃんと野党労働党も最終的に賛成回っての承認。野党支持ながらTPPや消費増税に賛成者としては羨ましい。後2ヶ国。アメリカ抜きのTPPなんて日本のやりたい放題の筈だが(言い過ぎかw)

豪議会、TPP11承認案可決
https://www.asahi.com/articles/DA3S13728187.html
2018年10月18日05時00分

 オーストラリアの議会が17日、米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP11)の承認案を可決した。数週間で批准手続きを完了させる見通し。批准すればメキシコ、日本、シンガポールに続いて4カ国目になる。TPP11は6カ国の批准で発効する。最大野党の労働党が最終的に賛成に回った。

1518とはずがたり:2018/10/29(月) 08:54:44
TPPに反対するんじゃなくてそれに伴う痛みにどういうメニューで対応するか対案出すのが野党の役目だぞ

TPP年明けにも発効の公算 カナダも手続き終了へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011685131000.html
2018年10月25日 13時34分

TPP協定をめぐり、安倍総理大臣は、カナダのトルド-首相と電話で会談し、カナダの国内手続きの状況について説明を受けました。トルド-首相は、近く、必要な手続きを終える見通しとなっていることを伝えたということで、協定は年明けにも発効する公算が強まっています。

TPP協定は、参加11か国のうち6か国が国内手続きを終えれば、その60日後に発効することになっていて、日本、メキシコ、シンガポールに加え、25日、ニュージーランドも必要な国内手続きを終えました。

こうした中、安倍総理大臣は25日午前、参加国の1つ、カナダのトルド-首相と電話で会談し、協定の早期発効の重要性を確認したうえで、カナダ国内の手続きの進ちょく状況について詳しい説明を受けました。

政府関係者によりますと、この中でトルド-首相は、近く、カナダも国内手続きを終える見通しとなっていることを伝えたということです。

TPP協定をめぐっては、オーストラリアやベトナムも来月中旬には手続きを終える見通しで、協定は年明けにも発効する公算が強まっています。

一方、電話会談で、安倍総理大臣は、カナダがアメリカとメキシコとの間でNAFTA=北米自由貿易協定の見直しで合意したことについても説明を受け「協定が北米地域の貿易の自由化と安定的な発展につながることを期待する」と述べました。

1519とはずがたり:2018/10/31(水) 11:47:07
TPP11、12月30日発効=6カ国が手続き完了、新経済圏誕生へ
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-181031X152.html
11:02時事通信

 米国を除く環太平洋連携協定(TPP)参加11カ国の新協定「TPP11」が12月30日に発効することが確定した。オーストラリアが今月31日に批准し、協定発効に必要な6カ国の国内手続きが完了。太平洋を囲む新たな経済圏が年内に誕生する。

 茂木敏充経済再生担当相は31日午前、東京都内で記者会見し、発効確定を受けて閣僚級の「TPP委員会」を立ち上げ、年明け早々に日本で初会合を開くと発表した。協定の実施状況や新規加盟の扱いを話し合う。輸入品の攻勢にさらされる国内農家などへの対策については「各種施策を確実に実施し、関係者へ丁寧に説明したい」と述べた。

 茂木氏は発効の具体的な日時について「それぞれの国の(12月30日)午前0時になると考えているが、確認しているところだ」と述べた。

 米国と中国の貿易摩擦が過熱し、保護主義的な動きが広がる中、TPP11の発効は世界の成長を多国間で支える自由貿易の推進力となる。日本は来年1月中旬にも米国と物品貿易協定(TAG)交渉に入るが、多国間の新経済圏確立にめどを付けることで、農産品の市場開放や自動車分野の貿易赤字削減を迫るトランプ米政権をけん制したい考えだ。

 TPP11は協定に署名した11カ国のうち、過半数の6カ国が国内手続きを終えてから60日後に発効する。当初は手続きを済ませた各国間で関税撤廃・削減や投資をめぐる新たなルールを適用する。日本政府は市場開放に伴う競争激化に備えて畜産農家への支援策を実施する。

 豪州に先立ち、手続きを終えたのはメキシコ、日本、シンガポール、ニュージーランド、カナダ。11カ国の国内総生産(GDP)は計10兆ドル(約1130兆円)を超え、世界全体の約13%を占める。昨年の米国の離脱で域内の合計GDPは世界の4割から縮小するが、経済発展の途上にある国が多く高い成長力が見込まれている。

1520とはずがたり:2018/10/31(水) 23:29:57
TAG交渉、安倍首相「国益優先」=消費増税10%超は検討せず―参院代表質問
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-181031X212.html
16:56時事通信

 安倍晋三首相は31日午後の参院代表質問で、米国との物品貿易協定(TAG)交渉に関し、「いかなる国とも国益に反するような合意を行うつもりはない」と述べた。日本維新の会の片山虎之助共同代表が「将来的には自由貿易協定(FTA)交渉になるのではないか」と質問したのに対する答弁。

 首相は農産品に関し、米国を除く環太平洋連携協定(TPP)参加11カ国の新協定「TPP11」が最も高水準な自由化になると指摘。「わが国の基である農林水産業を必ずや守り抜く」と語り、それ以上は譲歩しない姿勢を明確にした。

 来年10月に予定される消費税増税に関し、片山氏は財政と社会保障制度が持続可能となる税率についての認識をただした。首相は「その後について検討を行っていることはない」と述べ、10%超の税率は想定していないことを強調した。

 自民党の杉田水脈衆院議員が月刊誌にLGBT(性的少数者)は「生産性がない」と寄稿したことに関し、共産党の山下芳生副委員長は「偏見をあおる差別発言だ」と非難。立憲民主党の牧山弘恵氏も「見過ごせない」と批判した。首相は「多様性が尊重される共生社会の実現に、しっかり取り組む。自身の発言で関係者を傷つけないよう細心の注意を払わなければいけない」と述べるにとどめた。

 外国人労働者の受け入れ拡大を図る出入国管理法改正案について、首相は「不法滞在者、偽装滞在者対策を含む犯罪防止の取り組みも適切に進めていく」と述べ、懸念の一掃に努める方針を示した。自民党の石井準一副幹事長への答弁。

1521とはずがたり:2018/11/05(月) 13:03:40
15年間で4500兆円輸入
中国、対外開放アピール
https://this.kiji.is/432025864868856929
2018/11/5 12:55
c一般社団法人共同通信社

 【上海共同】中国の習近平国家主席は5日、上海で始まった「中国国際輸入博覧会」の開幕式で演説し「今後の15年間で中国のモノとサービスの輸入額は40兆ドル(約4500兆円)を超える」と述べ、輸入拡大を進める姿勢を強調した。米中貿易摩擦の緩和に向け、巨大な中国市場の対外開放をアピールした。

 習氏は「多国間主義と自由貿易体制が打撃を受けている」と述べ、保護主義的な傾向を強めるトランプ米政権をけん制した。米中間選挙の結果も絡み、米中通商協議の行方は見通せない。

 習氏は「輸入博は中国が自発的に世界に向けて市場開放するための重大な取り組みだ」と指摘した。

1523とはずがたり:2018/11/06(火) 11:10:11
2016年のしかもスプートニックの記事

TTIP交渉決裂、その原因はずばり何か? c REUTERS / Eric Vidal
https://jp.sputniknews.com/opinion/201609012713732/
オピニオン
2016年09月01日 07:34短縮 URL
リュドミラ サーキャン

28日、独のジグマール・ガブリエル副首相は米国とEUとの大西洋横断貿易投資パートナーシップ協定(TTIP)交渉は決裂した事を明らかにした。その2日後に今度は仏からさらに衝撃的な声明が表された。30日、仏外務省のマティアス・フェクル長官対外貿易担当が自身のツィッター上で「米国は全く何も与えないか、またはパンくずのようなものしか提案しようとしない。

TTIP交渉は事実上、決裂したのか?
連合国間の交渉はこのようには行なわれるべきではない」と苦情を書き表したからだ。こうしたことから仏政権は欧州委員会に対し、米、欧州間の商業協定交渉を停止するよう呼びかける構えを表している。
今年2月、TPP協定が締結された。この他にも東アジア地域包括的経済連携(RCEP)も誕生すれば巨大な陣営となるはずだ。RCEPでは中国がリーダーの地位を狙っている。だがこの3つの協定のなかで最も野心的なものはTTIPだろう。なぜならば冗談半分にNATOの経済バージョンとまで言われるTTIPはこれが実現した場合、世界のGDPのほぼ半分を、また世界の全投資の3分の2を一手にまとめる存在になるからだ。だが米国との交渉にのぞんだ国は次々に協定から自国が蒙る影響について危惧感を表すようになった。それは今日提案の内容が大方において欧州諸国の国益とは矛盾していることがわかったからだ。

TPP交渉もまたスムーズには進んでいない。だが米国にとっては近しいはずのEUとの交渉がアジアの11カ国との話し合いよりも難航しているのは一体なぜなのだろうか? 高等経済学校、世界経済、国際政治学部のアレクセイ・ポルタンスキー教授はスプートニクからのこうした問いに次のように答えている。

「すべての地域間貿易協定のなかでもTTIPは政治的な次元が最も高いとされている。これはかつてヌーランド米国務省報道官が口にしていた。ヌーランド氏は、TTIPは貿易協定というよりはむしろ政治面に重きが置かれたものであり、パートナーらは互いに、そして共通の未来に政治的な重きを置くものであると説明していた。確かに貿易経済上のスケールからすればWTOの枠内で新規則を充填し、この先の自由化を図るというのはある程度遅れをとってしまったといえる。ところがビジネスは新たな規則、新たな市場、将来の拡大を必要としており、まさにこれが新たなフォーマットの創設を後押しとなったのだった。TTIPに関していえば、このなかには中国に対抗しよう、大西洋世界の主導的立場を維持しようという戦略的動機はある。米国とEUのアプローチは多くが原則的に相容れないものだ。だが米国の実業界のほうが断然力があるため、ある程度の圧力はもちろん講じられてしまう…。」

Anti-TTIP banner
c FLICKR / CAMPACT
なぜTTIPは危険なのか?活動家達は合意文書へのアクセスを要求
日本でのTPPに対してのリアクションと同様、欧州でもTTIPに最も激しく反対しているのが農産者らだ。農産者はEU市場が米国のより安価な製品で溢れてしまうことを懸念している。躓きの石となったのは農産者向けの輸出支援金、欧州の衛生、植物検疫措置の変更といったほかに遺伝子組み換え食品の欧州への輸入を許可する問題を米国の生産品の都合のいいように操作しようとしたことだった。
エネルギー、サービス市場への相互アクセスの自由化問題でも意見の相違がある。欧州が特に憂慮するのはTTIPの枠内で投資家と国家の間の需要の許可を担当する新たなストラクチャーが出現することだ。これはEUの小国に米国の大企業の製品を押し付ける機能を果たすと恐れられている。矛盾はまだ批准されてはいないが、協定の調印過程もそうだった。だがTTIPにさらに政治的ファクターが現れた場合、これによって調印の可能性はさらに下がる。たとえば英国のEU離脱を問う国民投票がそうだ。英国がEUの統一市場へのアクセスを温存するか、どういった条件で温存を図るのか。これによって英国が交渉に参加するかどうかがはっきりするだろう。また米国は国内にもTTIPに関しては2人の政敵が存在する。それは米次期大統領の座を狙うヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏だ。そのどちらもが選挙前の演説ではTPP、TTIPを熱っぽく批判している。

TTIP交渉はすでに3年目を迎えた。第1ラウンドはワシントンで2013年7月に開始されたが、これは予定では2016年、オバマ政権の終了までには終了するはずだった。ところがこのところの情勢を見ると、「NATOの経済バージョン」の運命はかなり濃い霧に包まれている。

1524とはずがたり:2018/11/06(火) 11:13:14
同じく2016年,同じくwedgeの記事だが

世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
2016年10月26日
TPPだけじゃない、危機に瀕するTTIP交渉
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8031
岡崎研究所

 米国国際ビジネス評議会のロビンソン会長とナイルズ元会長が、9月20日付のウォールストリート・ジャーナル紙で、危機に瀕するTTIP交渉の真の問題は真剣味に欠けるEUの態度にあると述べています。要旨は次の通りです。

もはや不可能

TTIPは最早不可能と思われても仕方がない。EU離脱を決めた英国の国民投票、米大統領選挙戦での保護主義的言動、欧州の指導者らによる強硬な反対等、TTIPは、その成功に必要な真剣な支持を欠いている。

 TTIPの商業的、外交的論拠は圧倒的である。それは年間1兆ドルを超える相互の貿易にそれぞれの市場を更に開放する。既に世界最大の直接投資の関係がある両者の間で、ルールに基づく投資を強化する。非関税障壁を減らして、サービス貿易の市場アクセスを改善する。この努力は米国とEU双方の経済の推進力となるもので、双方の財界は一致してこの野心的な試みを支持している。

 しかし、4年に及ぶ交渉の進展は緩慢である。TTIPは米国では逆風に遭遇している。二人の大統領候補が半世紀に及ぶ超党派の貿易政策に背を向け、反貿易、孤立主義、保護主義の勢力に迎合している。しかし、TTIPに対する最大の挑戦は欧州の指導者の露骨な反貿易と反米の偏見にある。

 過去2年程の間、欧州議会は一貫して米国の政策と立場を見くびり、有害な「レッド・ライン」を表明して来た。例えば、TTIPによってEUの政策や規則は一つたりとも変更されない、あるいは米国はEUの規則を丸ごと採用すべきだという発言がそれである。特に失望させられるのは、米国の頑迷さを理由にTTIPの交渉を停止すべしとするここ数週間のオーストリア、フランス、ドイツの一連の政治的発言である。これらの苦情に根拠はない。実際には、米国は工業製品、農産物の関税撤廃及びサービス貿易と政府調達における障害の除去に非常に前向きであり、EUは遥かに多くの分野を交渉の対象外として来た。

 欧州委員会のマルムストロム委員(通商担当)はTTIPを擁護して来たが、欧州の指導者の全般的な反応には失望させられる。メルケル首相はTTIPを強く擁護し一貫性と勇気を示して来たが、多くの指導者は沈黙している。

 TTIPに到達するには困難な決定と妥協を必要とする。米国の財界は、包括的で高度のTTIPを達成するよう政府に働きかけている。例えば、TTIPから金融サービスの規制を除くという米国政府の主張に一貫して反対している。

 問題の本質は、EUは本当に交渉に真剣なのかということである。欧州の指導者は国内の批判をかわすためにTTIPを利用しているに過ぎないのか。もし、加盟国経済の相互連携を強化したいのならば、TTIP支持にまわるべきである。そして、欧州委員会は年末までに複数回の交渉ラウンドを予定すべきである。
出 典:Peter Robinson & Thomas Niles ‘Transatlantic Trade Talks Lack European Leadership’ (Wall Street Journal, September 20, 2016)
http://www.wsj.com/articles/transatlantic-trade-talks-lack-european-leadership-1474398324

1525とはずがたり:2018/11/06(火) 11:13:27
>>1524
 9月23日、EUの通商担当相の非公式会合が開かれ、TTIP交渉が議題となりました。オバマ政権の期間中に交渉が完了することはなく、来年には交渉は一時停止することになろうとの見方で一致したと伝えられています。すなわち、オバマ政権の期間中の合意を見送るということです。マルムストロム委員はオバマ政権の間に完了しなければ、交渉は自然に停止のやむなきに至ることを認めています。この会議でドイツはEUの交渉マンデートの改定を求め、フランス、オーストリアは交渉の中断を提案したと伝えられます。

 メルケル独首相はTTIP支持を維持していますが、ガブリエル副首相は「交渉は事実上失敗している、米国の要求に屈するべきではない」と述べています。オランド仏大統領は「交渉は泥沼に入り込んでいる」と述べています。

熱意の欠如
 上記論説は、国際的に活動する米財界の立場から書かれた一方的な論評です。交渉の実態は詳らかにされていないので、どの程度公正な論評であるかは判断しかねます。しかし、上述のような欧州指導者の発言は、TTIPに対する熱意の欠如を如実に示すものです。EUの真剣さを疑われても仕方ありません。現下の情勢にあっては、EUにとってTTIPは優先事項にはなり得ないということでしょう。米国の巨大な多国籍企業に対する恐怖感、グローバル化の動きに対する敵愾心、欧州の生活様式が脅かされるという反感等、各方面に反対論が強い様です。9月17日にはドイツ各地でTTIP反対のデモが行われました。

 10月20、21日のEU首脳会議は議題に貿易を掲げていますので、TTIPの扱いに何らかの決定がなされるかも知れません。いずれにしても、オバマ政権の期間中に交渉が結実しない場合、これまでに合意された成果を保全し得るのか、米国の新政権と交渉が再開され得るのかという問題が生じます。もし、EUがその交渉マンデートを改めるということになれば、全てはご破算となります。

 TTIPは無理ですが、EUはカナダとの自由貿易協定(CETA)は締結に持ち込む意向のようです。交渉は決着しており、欧州委員会は署名と批准を提案しています。10月のEU首脳会議で承認を得て、署名が行われます。その後、欧州議会の承認を求めることとなりますが、批准のためには更に38の議会の承認(28の加盟国の議会だけでなく、幾つかの加盟国では憲法により地方議会の承認も必要とされています)も必要で、これには5年を要するともいわれます。従って、EUは批准を待たず、協定の全部または一部の暫定適用を計画しています。

1526とはずがたり:2018/11/06(火) 11:46:40
TPP11、巨大経済圏を導くか
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/fv_Tpp2018/
2018.6.13 2018.10.31更新

1528とはずがたり:2018/12/05(水) 10:38:40
414 名前:とはずがたり[] 投稿日:2018/08/28(火) 16:43:07
NAFTA再交渉、米・メキシコ暫定合意 米、カナダと週内合意を目指す
08:39産経新聞
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wor1808280006.html

 トランプ米大統領は27日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で、米国とメキシコの2国間協議が大筋合意したと発表した。自動車を無関税とする基準について、域内の部品調達比率を62・5%から75%に引き上げる合意項目が盛り込まれた。米政府は週内にも残りの協定加盟国であるカナダとの合意を目指す。

 自動車分野の米・メキシコ合意が、NAFTA再交渉の最終的な改定内容に反映されれば、メキシコなどに工場を置く日本や欧州の自動車メーカーは、部品の調達方法などで大きな影響を受ける可能性がある。

 NAFTA3カ国は昨年8月に再交渉入り。米政府は3カ国協議が停滞したためメキシコとの2国間協議に転換した。今回、2国間の先行合意に持ち込み、カナダに米・メキシコ合意に沿った妥結を迫るとみられる。

 カナダのフリーランド外相の報道官は27日、同外相が協議再開のため28日に訪米すると発表した。

 米政権は自動車・部品に高関税を課す輸入制限を検討中。トランプ氏は27日、ホワイトハウスで記者団に「車に関税を課すのは簡単だが、カナダにとっては協議に応じる方がはるかによいだろう」と述べ、カナダの譲歩を促した。トランプ氏は「NAFTAの名称をやめる」とも語り、カナダを除いた協定とする可能性を示唆した。

 米通商代表部(USTR)によると、焦点となった自動車の「原産地規則」で、米国は域内生産を増やすため関税ゼロとする部品の調達比率の引き上げを要求。米・メキシコ合意で新たに「賃金基準」を作り、部品の40?45%を時給16ドル以上の労働者によって生産されるよう求めた。米国が要求した5年ごとに協定を失効させる条項は見送り、6年ごとに協定を見直す内容でメキシコと一致した。(ワシントン 塩原永久)

メキシコ、カナダの同意ないなら米との通商合意を修正へ=経済相
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20180828044
13:15ロイター

[メキシコ市 27日 ロイター] - メキシコのグアハルド経済相は27日、この日発表した米国との2国間通商合意について、カナダを交えた3国間協議で合意が得られない場合は特に原産地規則の部分を修正しなければならないとの考えを示した。

同経済相はメキシコのラジオ局のインタビューで、メキシコはカナダが3国間による貿易協定にとどまることを望むが、カナダが抜ける場合、自動車の原産地規則など27日に米国と合意した内容の一部は修正する必要が出てくると指摘。「原産地規則の問題は3国間での協定を想定しており、2国間協定とする場合は見直しが必要だ」と語った。

米国とメキシコの両政府は27日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議で合意。これにより、NAFTAの残りの構成国であるカナダが3国間協定にとどまるためには、自動車貿易と紛争処理ルールを巡る新たな合意内容を受け入れる必要が生じている。

1529とはずがたり:2018/12/05(水) 10:41:14

415 名前:とはずがたり[] 投稿日:2018/08/28(火) 16:43:21

2018年8月28日 / 11:55 / 2時間前更新
コラム:米・メキシコ合意、NAFTA妥結へ「苦難の始まり」
https://jp.reuters.com/article/nafta-us-mexico-breakingviews-idJPKCN1LD071?rpc=135
Gina Chon

[ワシントン 27日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡る米国とメキシコの2国間合意は、最終的な妥結に向けた険しい道のりのほんの始まりにすぎない。

今後カナダが再び協議に加わるが、紛争解決パネルを含めて多くのハードルが残っている。トランプ米大統領が27日、カナダに対する憤まんを改めてぶつけたことも、週内の決着を難しくする要因になるだろう。

論争が続いていた自動車の原産地規則問題が落着したのは、NAFTA再交渉の先行きを大いに明るくしている。米国とメキシコは、現地調達率を現行の62.5%から75%に引き上げ、メキシコの平均賃金の約2倍に当たる最低時給16ドルの工場で生産する割合を当初より低い40─45%とすることで歩み寄った。

しかし27日まで米国とメキシコの合意がずれ込んだため、カナダを交えた3カ国間に残っている対立点を解消するための時間はほとんどなくなっている。

トランプ氏は、新たな協定締結の90日前に米議会に通知する義務があるので、メキシコのペニャニエト大統領の任期中である11月末までに署名してもらうためには31日が協議のリミットとなる。12月1日からメキシコ大統領に就任するのは、左派でポピュリスト(大衆迎合主義者)のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏だ。

ところがトランプ氏は、カナダが譲歩しないならNAFTAを「米メキシコ貿易協定」に名称変更し、カナダが米国に輸出する車に関税をかけるだけだと述べ、事態を紛糾させた。

カナダ側は、数週間にわたって協議の蚊帳の外に置かれたため、既に妥協しようという雰囲気がなくなっている。フリーランド外相の報道官は、新たな合意には「カナダの署名が必要になる」とくぎを刺した。

トランプ政権は議会に「3カ国間」の合意に向けて交渉していると知らせた以上、手続き的にはこの報道官の発言は正しい。

カナダとメキシコは、米国のいくつかの要求に反対している。その1つは、協定が自動的に廃止となる「サンセット条項」の導入だ。ある米政府高官は、NAFTAに16年の期限を設け、6年ごとに内容を見直す方式に変更されることもあり得ると述べた。

トランプ政権は紛争解決パネルや相殺関税も廃止したい考え。一方カナダは、輸入乳製品に適用している高い関税率の引き下げに消極的だ。

そしてたとえ3カ国が合意に達しても、今度は米議会が難関となる。議会では野党・民主党の多くが依然としてNAFTAに懐疑的だからだ。米国のルールでは、国際貿易委員会(ITC)による調査分析も必要で、その期間は最大105日に達する場合がある。こうした他の勢力が駆使するさまざまな手段が、トランプ氏の強硬姿勢に挑むことになるだろう。

●背景となるニュース
・米国とメキシコは27日、NAFTA再交渉の一環として自動車の原産地規則に関して合意した。

・両国は現地調達率を現行の62.5%から75%に引き上げ、40─45%を最低時給が16ドルの工場で生産することで一致した。メキシコの自動車工場従業員の平均時給は8ドル。

・7月1日のメキシコ大統領選でロペスオブラドール氏が当選して以降、同国と米国は数週間にわたって協議を続けてきた。カナダは両国の懸案が解決した後、話し合いに再び加わる方針だった。

・米国は5年のサンセット条項導入や、紛争解決パネルの廃止を提案。カナダとメキシコはこれに反対している。米国はカナダの乳製品輸入割り当て制度撤廃も望んでいる。

・トランプ政権は、週内にNAFTA再交渉の最終的な妥結にこぎ着け、メキシコのペニャニエト大統領の任期が終わる11月末までに同国に批准してもらうことを目指している。

1530とはずがたり:2018/12/10(月) 08:55:04
対中協議の90日期限厳守=決裂なら追加関税―米通商代表
時事通信社 2018年12月10日 05:57
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20181210X903/

 【ワシントン時事】ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は9日、米CBSテレビに対し、米中首脳が1日に開始を決めた90日間の貿易協議について「厳格な期限だ」と述べ、延長しない方針を表明した。知的財産権の侵害問題などで来年2月末までに合意できなければ、追加制裁関税を拡大する構えを示した。

 ライトハイザー代表は協議の責任者を務め、米政権では対中強硬派とされる。「大統領と3月以降の話をしていない」と語り、期限延長の観測を打ち消した。トランプ大統領や一部高官は先週、期限を延ばす可能性に含みを持たせていた。

 ライトハイザー代表は、中国による知財権侵害や技術移転の強要、サイバー攻撃について「長年にわたる懸案だ」と強調。中国が改革を確約するまで安易に妥協しない考えをあらわにした。 



Read more: https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20181210X903/#ixzz5ZEa11lzG

1531とはずがたり:2018/12/31(月) 17:03:04

日本などTPP発効 5億人経済圏誕生へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000000-mai-bus_all
12/30(日) 0:01配信 毎日新聞

TPP発効で農産物の関税こう変わる
ブドウ・メロン・キウイ・アスパラガス・マダラ:3%〜17%→即時0%
牛肉:26.9%〜38.5%→段階的に(2033.4に)9.0%
豚肉(低価格品):482円/kg→50円(2027.4)
豚肉(高価格品):4.3%→0.0%(2027.4)

 日本など11カ国が参加する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が30日発効した。世界の経済成長をけん引するアジア太平洋地域に域内人口5億人超の巨大な自由貿易圏が誕生する。加盟国産の農畜産物の関税が撤廃または引き下げられるため、消費者には小売価格の低下を通じて、より安価に食料品が手に入ることになる。

 加盟国全体で99%の品目の関税が最終的に撤廃される。日本の関税撤廃率は農林水産品で約82%、全品目ベースで約95%となる。当初は米国を含む12カ国が合意・署名したが、2017年1月に米国が離脱。日本が主導して今年3月に11カ国で新協定の署名にこぎ着け、国内手続きを終えた6カ国でまず発効した。

 6カ国は日本、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア。ベトナムは来年1月14日の発効が決まっており、残るマレーシア、チリ、ペルー、ブルネイも早期の発効を目指す。

 発効に伴い、牛肉や豚肉のほか、チーズや果実など幅広い農畜産物の関税が引き下げられる。一方、加盟各国が工業製品の関税を引き下げるため、自動車・部品などの輸出増が見込まれるほか、外資規制緩和や電子商取引などのルール整備も行われ、日本企業が海外展開しやすくなりそうだ。

 国内農業は生産減が懸念される。TPPと、来年2月1日に発効する欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)対策として、政府は農家の経営支援策を実施する。

 茂木敏充経済再生担当相は28日の記者会見で「世界的に保護主義が台頭する中、日本がリーダーシップを発揮して自由で公正なルールを確立するとともに巨大な経済圏を作る」と語った。【加藤明子】

1532とはずがたり:2018/12/31(月) 17:16:53
是非韓国にも参加して欲しい。韓国・台湾・タイ・フィリピン・インドネシア辺りかなぁ

韓経:世界2位のFTA発効…韓国、通商で「ひとりぼっち」になるか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000006-cnippou-kr
12/31(月) 9:03配信 中央日報日本語版

日本とカナダ、オーストラリアなど11カ国が参加した「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定」(CPTPP)が30日に発効した。加盟国の国内総生産(GDP)を合わせると世界のGDPの13%で、現在稼動中の多国間貿易協定のうち2番目に大きい規模だ。専門家らは、韓国がすでにCPTPP加盟国の相当数と自由貿易協定(FTA)を結んでおり、ただちに貿易に大きな影響はないとみている。だが時間が過ぎるほど世界の通商の流れに遅れを取り「ひとりぼっち」になるかもしれないという指摘も少なくない。韓国政府は来月にCPTPP追加加入条件が決まるのを見てから各界の意見取りまとめを経て参加するかどうかを決める方針だ。

◇韓国への影響、当面は大きくなさそう

CPTPPは日本、カナダ、オーストラリア、メキシコ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、チリ、ペルー、ニュージーランド、ブルネイの11カ国が参加した多国間FTAだ。当初米国も参加しようとしていたが、トランプ政権発足後に脱退した。規模も大きいが市場開放水準も高い。加盟国間で工業製品は99.8%以上、農産物は95%以上が関税を撤廃する。一例として日本が輸入ブドウに課す関税が発効と同時になくなり、6.1%のカナダの自動車関税は5年後に0%となる。電子商取引、国営企業、労働環境など新たな通商問題も含んでいる。日本政府はCPTPPの発効でGDPが7兆6000億円増加すると予想した。

このように波及力が大きいCPTPPだが、当面は韓国に及ぼす影響はわずかだというのが専門家らの判断だ。韓国は11カ国のうち日本とメキシコを除く9カ国とFTAを締結し自由貿易効果を享受しているためだ。世界1位の経済大国である米国が抜けCPTPPの影響力が半減した側面もある。

◇通商規範進化に取り残されるリスクも

だが時間が過ぎるほど有形無形の損失が大きくなるだろうという意見が多い。まず韓国が最近貿易を拡大しようとしている東南アジア市場で影響力が縮小する恐れがある。ベトナムとマレーシアは韓国と締結したFTAよりもCPTPPの市場開放水準が高い。日本やオーストラリアなど競合国が韓国より有利な条件で東南アジア市場を攻略できるようになったのだ。

世界の通商の流れに取り残される懸念も大きい。ソウル大学国際大学院のアン・ドックン教授は「CPTPPは国同士の自由な電子情報移動を保障し、金融サービス、外国資本投資規制を緩和するなど新たな通商規範が相当数盛り込まれた。こうした規定は第4次産業革命技術発展を促進させるが、韓国だけ疎外されるのは大きな問題だ」と指摘した。

韓国政府もこうした点を認知しているが、すぐにCPTPPに加入するには検討すべき事項が少なくないという立場だ。韓日市場開放にともなう損失への懸念がそのうちのひとつだ。CPTPP加入は事実上日本とFTAを締結する効果がある。ところが日本は相当数の工業製品の関税がすでに0%のためCPTPP加入時に韓国だけ一方的に市場を開放する結果がもたらされる。特に自動車産業は現在8%である関税を下げれば日本車の韓国市場でのシェアが拡大する可能性がある。

産業通商資源部関係者は「CPTPP加入は加盟国が追加加入手続きを確定するのを見てから各界の意見を取りまとめた上で決める計画」と明らかにした。CPTPP加入希望国のための追加加入手続きは来月末に決まると予想される。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

1533とはずがたり:2018/12/31(月) 17:25:44
日本、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア(18.12.30)>>1531
ベトナム(19.1.14)>>1531
マレーシア、チリ、ペルー、ブルネイ(早期発行を目指す)>>1531
CPTPP加入希望国のための追加加入手続きは来月末に決まると予想される>>1532
韓国・台湾・英国・タイ・コロンビア・インドネシアが参加に関心>>1443

今のところチリ・ペルーが国内手続き中,コロンビアが関心ってのが南米の状況。
東南アジアはシンガポール・越南が発効(と発効確定)でマレーシア、ブルネイが国内手続き中,タイ・インドネシアが関心。

東アジアは日本が発効,台湾・韓国が関心。

1534とはずがたり:2019/01/03(木) 23:08:57
こっちにも転載

2444 名前:名無しさん[] 投稿日:2019/01/03(木) 22:59:20
世界のメディアは世界の自由貿易で日本が最大のメリットを受けると予想

BBC(英)
「日本はかつて自由貿易に最も消極的だったが、今やTPPとEPAで大きく変わった。
米国なき後に日本が交渉の主導権をとったのは大きな進化だ。彼らにとって大きな勝利だ」
A whole new world for free trade?
https://www.bbc.com/news/business-46601315

CGTN(中国中央電視台CCTVの国際放送)
「アメリカが抜けた後のTPP交渉が予想以上にスムーズに進み、日本自身も驚いた。日本の外交的勝利だ。
長期的に日本の農林水産業は衰退するかもしれないが、ハイテク産業で今後も日本は繁栄を維持するだろう」
Opinion: Does Japan benefit the most from CPTPP?
https://news.cgtn.com/news/3d3d414f3151544e31457a6333566d54/share_p.html

CNN(米)
「オーストラリアやカナダは利益を得るが、アメリカの農家は何もできずに見ているだけしかない。
かつてTPPは中国に対抗するアメリカの戦略だったが、今やアメリカが日本、カナダやオーストラリアに対して
競争力を失う原因になった」
Trump pulled out of a massive trade deal. Now 11 countries are going ahead without the US
https://edition.cnn.com/2018/12/29/politics/tpp-trade-trump/index.html

1535とはずがたり:2019/02/02(土) 14:09:52
中国、米産大豆100万トン購入 合意履行を強調
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40828260S9A200C1EA3000/
2019/2/2 13:34

1536とはずがたり:2019/03/03(日) 15:12:35
トランプ氏、中国に農産物関税の全廃要求 対中制裁「引き上げない」見返りに
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190302-00000518-san-bus_all
3/2(土) 10:22配信 産経新聞

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は1日、ツイッターで「中国に米国の農産物に課しているすべての関税をただちに撤廃するよう求めた」と述べた。トランプ氏は「(対中制裁)関税の引き上げをやめた」ことの見返りに、中国が一層の市場開放に応じるべきだとの認識をにじませ、「これは米国の農家と私にとって、とても重要なことだ」と強調した。

 トランプ氏は「牛肉や豚肉などを含む」米国産品の関税撤廃に中国が踏み切るべきだと言及。対中関税の引き上げを延期したことや「貿易協議でうまくやっている」ことから、最終的な合意までに中国のさらなる歩み寄りを促した。

 米中両政府は、先週までの閣僚級を含む協議が「進展した」(トランプ氏)として、最終合意を目指す首脳会談を今月中にも開くことを計画している。

 トランプ氏は、今月1日を期限とした対中交渉を延長し、翌2日に予定した2千億ドル(約22兆円)相当の中国産品への追加関税の引き上げ延期を決めていた。

 中国は米制裁への報復として、米国が対中輸出の主力品とする大豆などの農産物に高関税を課している。トランプ氏は、米国が各国からの輸入品に低関税を適用しているのに対し、中国などは米国からの輸入品に課す関税率が高いと繰り返し不満を表明してきた。

1537とはずがたり:2019/03/04(月) 11:57:56
トランプ政権、対中追加関税撤廃検討
https://this.kiji.is/475087108982637665
2019/3/4 08:46
c一般社団法人共同通信社

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は3日、米国と中国の貿易協議が最終局面に入ったと報じた。トランプ米政権は、中国製品に課している追加関税の大半の撤廃を検討しているとした。

1538とはずがたり:2019/03/12(火) 14:34:44

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-05/PNWJKK6JTSED01
トランプ氏は背を向ける、中国とのディール完璧でなければ-国務長官
Chibuike Oguh
2019年3月6日 2:05 JST

トランプ米大統領は中国との通商協議で「完璧なディール」を確保できない限り、合意に背を向ける構えだと、ポンペオ国務長官がシンクレア・ブロードキャスト・グループとのインタビューで語った。米国務省が5日、インタビューの記録を公表した。

  ポンペオ長官は中国とのディールについて、「うまく行かないのであれば、われわれは声高に抗議を続ける」と発言。「われわれは正当な結果を得るつもりだ。私はそれを確信している。私は中国との通商交渉に携わっており、状況は良好にみえる」と述べた。

原題:Pompeo: Trump Will Walk Away From China Deal Unless It’s Perfect(抜粋)

1539とはずがたり:2019/03/21(木) 19:42:51
米の対中関税、「かなりの期間」維持される可能性とトランプ氏
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-00000002-jij_afp-int
3/21(木) 5:01配信 AFP=時事

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は20日、中国の輸入品に対する米国の関税は「かなりの期間」維持される可能性があるとの考えを示した。新たな貿易合意の締結により関税が間もなく撤廃されるとの期待を抑える発言となった。

 米国の貿易協議担当高官らは来週、中国の首都北京を訪れ新たな協議に臨むことになっている。米高官らは今月、8か月におよぶ中国との貿易戦争の終結に向け交渉が最終段階に入ったと述べていた。ただ米中いずれも良い結果を見込んでいなかった。

 トランプ氏はホワイトハウス(White House)で記者団に対し、「われわれは関税をかなりの期間にわたって維持することについて話し合っている」と述べ、さらにわれわれが中国と協定をまとめるならば、われわれは「中国が確実に協定に合意し従うようにしなければならない」と語った。

 一方、貿易協議については「順調に進んでいる」と述べた。

 米中双方は過去8か月間で、総額3600億ドル(約40兆円)超に相当するモノの貿易に互いに関税を課し、この影響で両国の製造業部門は圧迫されている。【翻訳編集】 AFPBB News

1540とはずがたり:2019/05/10(金) 22:28:04
・経済 米中貿易戦争
トランプ氏の関税引き上げ、価格転嫁で最後は米国民の負担に
2019年5月9日 19:35 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3224221

1541とはずがたり:2019/05/16(木) 10:10:01
すげ〜。。ファーウェイを買うなだけではなく作らせるなという全面禁輸措置!
ファーウェイ潰すと云う強い意志か。

米中貿易戦争も本格的になってきたか?
今の所アメリカ優勢かな。ファーウェイが会社を畳む所迄想像出来なくも無い。

一方の飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し途上国へのバラマキ余力も十分にある中国がどう反撃に出ていくのか。
2,30年後,中国を盟主とする国際経済同盟を日本が脱退するしないで揉めてる所も想像出来る。。

米、ファーウェイへの輸出を事実上禁止
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44862730W9A510C1MM0000/
2019/5/16 7:23 (2019/5/16 8:09更新)

>輸出管理法に基づき安保上懸念がある企業を列挙した「エンティティー・リスト(EL)」にファーウェイを追加した。日本企業を含む企業が米国のハイテク製品や技術を同社に輸出する場合は商務省の許可が必要になり、原則却下される。米国のハイテク製品を同社に売るのが困難になる。

>米政権はファーウェイの起訴や同社製品の政府調達禁止を通じて圧力を強めてきたが、行政処分は見送ってきた。今回の輸出規制は日本を含む外国企業が米国製品を同社に輸出する場合にも罰則を含めて適用されるため、世界的な同社の締め出しに向けた強い圧力となる。

2019年5月16日 / 07:12 / 1時間前更新
米大統領、ファーウェイ製品の使用禁止につながる大統領令に署名
https://jp.reuters.com/article/trump-huawei-telecom-idJPKCN1SL2VS
Reuters Staff

>大統領令に基づき、米国家情報長官は6月下旬までに「外国の敵対勢力」の管轄下にある人物らが設計、開発、製造、供給を手掛けた情報通信技術やサービスが米国と重要なインフラにもたらすリスクについて分析結果を示す必要がある。

2019年5月15日 / 08:55 / 1日前
ファーウェイ製品の使用禁止に道開く米大統領令署名へ=関係筋
https://jp.reuters.com/article/exclusive-trump-huawei-idJPKCN1SK2SY
Reuters Staff

1542とはずがたり:2019/05/16(木) 10:10:54
これが実現したってことなのか??

【電子版】米、ファーウェイ・ZTEなどの機器禁止 1月にも大統領令か
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00501349
(2018/12/31 05:00)

【ニューヨーク、北京=時事】ロイター通信は27日、トランプ米大統領が米国企業に対し、安全保障上の重大な脅威となる恐れのある海外メーカーの通信機器の使用を禁じる大統領令を1月にも発することを検討していると報じた。事実上、中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の2社を米市場から閉め出すことが狙いだという。

 ロイターによると、大統領は国際緊急経済権限法に基づき商取引を規制する。中国政府がファーウェイなどの通信機器を通じ、情報の抜き取りやサイバー攻撃に利用しかねないとの懸念が背景にある。ハイテク技術の覇権をめぐる米中の対立が長引くのは確実だ。

 一方、中国外務省の華春瑩副報道局長は27日の会見で、「根拠のない情報にはコメントしない」としながらも、「一部の国々は何の証拠もなく、安全保障を口実にさまざまな障害や制限を設けている」と批判した。

 米政府は、ファーウェイなどが次世代通信規格「5G」通信網の構築で主導権を握ることも警戒する。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は11月、米政府が日本など同盟国に対し、ファーウェイ製品の使用中止を呼び掛け始めたと報じた。日本政府は今月10日、調達先から事実上、ファーウェイとZTEを排除する方針を決めている

(2018/12/31 05:00)

1543とはずがたり:2019/05/24(金) 23:41:28
米商務省、通貨割安国に相殺関税案
https://this.kiji.is/504457008760276065
2019/5/24 09:51 (JST)5/24 09:59 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 【ワシントン共同】米商務省は23日、自国通貨を割り安にする国からの輸入品に対し、相殺関税を課すルール改正案を発表した。

1544とはずがたり:2019/05/31(金) 11:50:17

Bloomberg
米政権、メキシコ輸入品に5%関税-移民危機続けば10月に25%に
John Harney
https://web.smartnews.com/articles/fXknBDZEPzh

(ブルームバーグ): トランプ米大統領は30日、メキシコが米国への不法移民流入を止めるまで米国はメキシコからの輸入品に5%の関税を課すと表明した。

  トランプ大統領は30日夜のツイッター投稿で、関税は6月10日に発効し、「不法移民がメキシコを通って米国に流入するのが止まるまで」続くだろうと述べた。

  大統領はさらに、同関税は「不法移民の問題が解決するまで段階的に引き上げられ、解決すれば関税は撤回されるだろう」と説明した。

  またトランプ大統領はホワイトハウスが公表した声明で、同関税率は10月1日に最高25%まで達し得るとし、「メキシコは取り組みを強化し、この問題の解決に寄与しなければならない」と述べた。

  声明で大統領は「メキシコの消極的な協力姿勢によって、こうした多人数の流入を認めている状況は、米国の国家安全保障や経済に対する非常事態かつ異例の脅威」だと指摘。「南部国境の非常事態に対処するため、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく権限を発動する」としている。

  声明の詳細は次の通り。

6月10日に5%の関税が発動された後、危機が続けば「7月1日に10%に引き上げられる」とトランプ大統領は説明
メキシコがそれでも行動しなければ、8月1日に15%に、9月1日に20%に、10月1日に25%に引き上げると声明でコメント
メキシコが同国を通じた不法移民の流れを実質的にストップするようになるまで、関税率を25%に恒久的に据え置く

  メキシコのセアデ外務次官(北米担当)は、同国として米国との貿易戦争を望まないと語った。

  同次官のこれ以外のコメントは次の通り。

メキシコはいつまでも手をこまぬいていない
米国は関税についてメキシコ政府に何も伝えてこなかった
トランプ大統領の対メキシコ関税発表は予想していなかった
メキシコは米国との関税協議まで報復しない

  原題:Trump to Impose 5% Tariff on Mexico Over Illegal Immigration (1)、U.S. to Ratchet Mexico Tariffs to 25% If Migrant Crisis Persists、Mexico Won’t Retaliate Until Discussing Tariffs With U.S.(抜粋)

(ホワイトハウスの声明を5段落目に加えて更新します.)

--取材協力:松田英明.

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン John Harney jharney2@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Michael Shepard mshepard7@bloomberg.net, John Harney、Margaret Collins

c2019 Bloomberg L.P.

1545とはずがたり:2019/06/08(土) 07:44:34
中国系企業の禁輸ではなく中国からの関税なんでこれでOKなんだな。

アメリカの政策が東南アジアの開発に役立ってるなら満更でもない。

これで空洞化した中国が民主化にでも踏み出したらレーガンの間抜けな強いアメリカが冷戦を終わらせる一因になれた様にトランプの滅茶苦茶も中国を民主化した大大統領となるんだけど。。

中国勢、制裁避け東南アへ投資 米関税逃れる拠点に
2019/6/8 2:00日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45840910X00C19A6FFN000/?n_cid=SNSTW001

1546とはずがたり:2019/06/13(木) 14:00:54
>米中交渉について、両国がG20首脳会議で貿易合意に向けた協議を「再開する価値がある」と決断する可能性はあるが、両国が最終合意に署名する場にはならないだろうと指摘。「G20が2500ページから成る合意の詳細を詰める場になる可能性は非常に低い」と話した。


ロス長官:金融当局は前回利上げを見直すべきだ、誤った仮定があった
https://news.goo.ne.jp/article/bloomberg/business/bloomberg-PSZQLZ6JIJUO01.html
2019/06/13 01:11Bloomberg

(ブルームバーグ): ロス米商務長官は昨年12月の米利上げについて、「好意的に解釈しても早まった」判断だったと指摘。インフレに関する誤った仮定に基づいていたため、行動が必要だったかどうか見直すよう米金融当局に促した。一方で米中貿易交渉について、今月下旬の20カ国・地域(G20)首脳会議の際に最終合意に到達する可能性に否定的な見方を示した。

  ロス長官は12日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「大半のエコノミスト、特に米連邦準備制度のスタッフエコノミストがこれまで間違っていたところは、失業率が低下するのに伴い、本質的にインフレが問題になるとの考えを信じていたことだ」と発言。

  「彼らはこのテーマにおいてとにかくずっと間違っていた」とし、「それに先導され、米金融当局は事実によって実際に正当化される以上に金利に関して積極的になった」と指摘。「実際にインフレは見られない」とし、「インフレが現時点で手に負えなくなっているとは誰も考えていない」と述べた。

  ロス氏はさらに「米金融当局が金利に関して慎重な態度を強め、前回の利上げを事実上見直すことは好ましい」と発言。「当局は考え直すべきだと思う。前回の利上げは好意的に解釈しても早まった判断だった可能性がかなり高い」と話した。

  米中交渉について、両国がG20首脳会議で貿易合意に向けた協議を「再開する価値がある」と決断する可能性はあるが、両国が最終合意に署名する場にはならないだろうと指摘。「G20が2500ページから成る合意の詳細を詰める場になる可能性は非常に低い」と話した。

G-20 Isn’t Forum for Trump and Xi to Sign Final Trade Deal: Ross

c2019 Bloomberg L.P.

1547とはずがたり:2019/06/22(土) 17:16:07
2019年6月17日 / 13:32 / 5日前
焦点:米中対立、日本企業が危惧する「対中ビジネス縮小」圧力
中川泉
https://jp.reuters.com/article/usa-china-japan-company-idJPKCN1TI0C3

という二大覇権国の対立で、大きな別れ道に直面しつつある。「巨大市場」中国の需要取り込みを優先させてきた企業が、日米同盟の必要性によって、対中ビジネス縮小を迫られかねない事態となっている。

背景には、政府・自民党の急速な方針の「転換」があり、従来の「政経分離」方針からの大きな方向転換に対し、経済界には戸惑いの声も漏れている。

<日米同盟あってのビジネス>

「日米同盟の下で、安全保障に関しては米国と平そくを合わせることが大事。合わせて中国市場で、日本企業がどのような経営をするのか、議論が必要」──。

自民党内では、安全保障とビジネスの両立をテーマに1つの議員連盟が立ち上がり、議論を続けている。議連の名は「ルール形成戦略議員連盟」。甘利明・選挙対策委員長(元経済再生相)が会長を務め、69人の同党国会議員が所属する。

同議連は5月29日、「日本版NEC」(国家経済会議)の創設を安倍晋三首相に提言。インテリジェンス機能を重視し、安全保障と経済外交の司令塔になる組織の重要性を強調した。米国による中国の華為技術(ファーウェイ)HWT.UL製品の輸入規制に代表される、安全保障を優先した規制とビジネスとの「新しい関係」の構築を訴える内容だ。

こうした考え方は日本の産業界を大きく揺さぶる方向転換ともなりそうだ。



複数の関係筋によると、米国は日本を含む同盟国などに米国の規制に同調するよう求めている。欧州の一部やブラジルのように、ファーウェイ製品の調達を継続するとしている国もあるが、同調しない場合、日本企業が米国内での訴訟対象になったり、特定分野のビジネスから排除されるリスクがあるという。

中山氏は「企業が米中どちらの市場を選ぶか、ということになるかもしれない。もはや、今まで通りに米中両市場で安全保障を意識せずに、うまくビジネスができるということは当面ないだろうと思っている」と語った。



<巨大な中国市場、企業から戸惑いの声>

 6月17日、日本企業のグローバルビジネスが、米中という二大覇権国の対立で、大きな別れ道に直面しつつある。写真は「ルール形成戦略議員連盟」会長の甘利明・選挙対策委員長。スイスのダボスで2016年1月撮影(2019年 ロイター/Ruben Sprich)
だが、現実に中国企業と幅広くビジネスを展開している多くの日本企業にとって、「米国を選ぶか」「中国を選ぶか」と選択を迫られても、急激な変化は現実的でない。

ある経済団体幹部は「規制が強過ぎれば、世界に構築したサプライチェーンが傷つく。あまりに米国の規制に依存することは、日本経済にとってマイナスになることも政府は意識してほしい」と指摘する。

中でも、多くの影響が予想されているのが電機・通信業界。ファーウェイとの取引額は2018年に7000億円程度に達し、今年は9000億円程度に拡大するとの見方がある。約1兆円という中国向け半導体製造装置の輸出額に見合う規模であり「この巨額の取引が水泡に帰すとしたら、影響は相当に大きい」とある政府関係者は懸念する。

一方、5G(次世代通信規格)商用化を来年に控えた設備投資が米規制の網にかかれば、米国とのビジネスや共同研究開発事業から締め出されるリスクがあり、関連企業は敏感に対応している。

一方、5G(次世代通信規格)商用化を来年に控えた設備投資が米規制の網にかかれば、米国とのビジネスや共同研究開発事業から締め出されるリスクがあり、関連企業は敏感に対応している。



1548とはずがたり:2019/06/29(土) 16:55:49
2019年6月29日 / 13:48 / 26分前更新
米中首脳、通商協議継続で合意 新たな関税発動せず
https://jp.reuters.com/article/us-china-trade-idJPKCN1TU05G?feedType=RSS&feedName=special20
Reuters Staff

[大阪市/北京 29日 ロイター] - トランプ米大統領は29日、中国の習近平国家主席と会談、「われわれは軌道に戻った」とし、中国との交渉を継続するとの認識を示した。

トランプ大統領は国家主席との会談は素晴らしかったと称賛した。

中国国営の新華社通信は、米国が中国製品を対象とする新たな関税を発動しない方針を示したと伝えた。米中首脳が通商協議の再開で合意し、詳細については両国の通商担当者が協議するとしている。

両首脳は20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の合間に会談した。

すでに中国からの輸入品2500億ドル(約27兆円)分に25%の関税を課している米国は、これまで除外してきたスマートフォンやパソコンなども含めた3250億ドル相当を新たに課税対象にする手続きを進めてきた。

https://toyokeizai.net/articles/-/289710
米中「貿易協議再開」合意、米は追加関税見送り
トランプ米大統領「再び軌道に戻った」
ロイター 2019/06/29 14:55

[大阪市/北京?29日?ロイター] - トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は29日に大阪市で会談し、通商協議を再開することで合意した。中国国営の新華社通信が会談後に伝えた。米国が、新たな対中関税を発動しない方針も表明したという。

両首脳は20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の合間に会談。トランプ大統領は会談を素晴らしかったと称賛した上で、「われわれは軌道に戻った」と語り、中国との交渉を継続する考えを示した。

新華社によると、習主席は会談で、中国企業を公平に扱うことを望むと表明。国家主権や尊厳の問題として、中国は中核的利益を守らなければならないとトランプ大統領に語った。再開が決まった通商協議の詳細は、両国の担当者が協議するとしている。

すでに中国からの輸入品2500億ドル(約27兆円)分に25%の関税を課している米国は、これまで除外してきたスマートフォンやパソコンなども含めた3250億ドル相当を新たに課税対象にする手続きを進めてきた。

新華社は、米国が新たな関税の発動見送りを中国側に伝えたとしている。

1549とはずがたり:2019/07/16(火) 09:20:18
合意寸前と思われた米中交渉が暗礁に乗り上げた5/12時点の記事。

国内法の作成を協定に含めるという国家主権に関わる部分で決裂したという印象だったが,この記事では党内保守派の突き上げで中国側がテーブルをひっくり返したという見立て,特に産業補助金の削減に既得権を脅かされる国有企業幹部らが猛反発した様だと指摘している。

こうなってくると体制間対立となって国際政治スレの方がよくなってくるかも

米中、突き当たった岩盤 国家主導経済 譲らず
米中衝突 見えない出口(上)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44692610R10C19A5MM8000/
2019/5/12 2:00 日本経済新聞 電子版

2018年12月、トランプ氏と習氏は首脳会談で貿易問題の打開策を探る方針で一致した。5カ月間に及んだ閣僚級協議では中国の産業補助金削減や知的財産権保護、為替政策の透明化など7分野で協定文を作成し、150ページの文言を英語、中国語で互いに詰める段階まで進んでいた。

1550とはずがたり:2019/08/24(土) 01:18:51
2019年8月23日 / 22:30 / 1時間前更新
中国、対米報復関税を発表
共同通信
https://jp.reuters.com/article/idJP2019082301002553
 【北京共同】中国政府は23日、米国からの輸入品約750億ドル(約8兆円)分に対し、最大10%の追加関税を課すと発表した。農産品や化学製品などが対象。米国が発動する予定の制裁関税「第4弾」への報復措置となる。9月から順次発動する。トランプ米大統領は第4弾に中国が報復すれば「究極の制裁手段」で応じると強硬姿勢を示しており、両国の対立が再び激化しそうだ。

 中国の発表を受け、トランプ氏はツイッターで23日午後(日本時間24日未明)に対応策を発表する考えを示した。

 発表によると、対象は5078品目。追加関税率は10%と5%に分ける。

2019年8月16日 / 07:38 / 8日前
中国との貿易戦争、かなり短期で済む見通し=トランプ米大統領
https://jp.reuters.com/article/us-china-tradeconflict-idJPKCN1V52JK
Reuters Staff

[モリスタウン(米ニュージャージー州) 15日 ロイター] - トランプ米大統領は15日、中国は米国との通商協議で合意することを望んでいるとし、中国との貿易戦争はかなり短期で済むとの見方を示した。トランプ氏は記者団に対し「中国と非常に良い話し合いをしている。中国は合意を強く望んでいる」と述べた。また、習近平国家主席との電話協議を近く予定しているとしたが、具体的にいつ行われるかは明らかにしなかった。

その上で「(貿易戦争が)長く続けば続くほど、米国の立場は強くなる」とし、「かなり短期で済む気がする」と述べた。

1551とはずがたり:2019/08/24(土) 16:52:21
日米貿易交渉、茂木氏「大きな進展」 重要品目で成果か
有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASM8S2VSFM8SULFA002.html
ワシントン=北見英城 2019年8月24日09時29分

 日米貿易交渉の閣僚級協議は23日、米ワシントンで3日間の日程を終えた。茂木敏充経済再生相は終了後の会見で「大きな進展をみることができた」と述べ、農産品や自動車といった重要品目の議論で一定の結論が出たことを示唆した。今月下旬に開かれる見通しの日米首脳会談で、合意時期などが示される可能性がある。

 茂木氏とライトハイザー米通商代表による閣僚級協議は、今年4月以降、今回で7回目。茂木氏は閣僚級協議は「今回で最後だ」と話した。日米両国とも、9月下旬に一定の成果を出すことをめざしており、交渉は大きなヤマ場を超えた模様だ。

 交渉の焦点は、牛肉などの農産品の市場開放を求める米側に対し、日本からの輸入車や自動車部品にかかっている米側の関税をどれだけ削減できるかだ。茂木氏は、今回の交渉により、議論の実質的な中身で「方向性が一致した」と強調し、これまで平行線だった日米間の主張の隔たりがほぼ埋まったと説明した。

 茂木氏は「日本の立場、農業の…

1552とはずがたり:2019/08/27(火) 20:23:32
2019.08.26 【緊急寄稿:日米FTA】まさに「失うだけの日米FTA」【 東京大学教授・鈴木宣弘】一覧へ
-いつの間にか消えた捏造語TAG-
https://www.jacom.or.jp/nousei/closeup/2019/190826-38948.php?fbclid=IwAR3VHdoikyGvsToSikS_HXoFAWRmIr5rStbe6A57_AOYHURSPzp1cEIMZ38

 安倍首相とトランプ大統領は8月25日、首脳会談で日米貿易交渉について大枠で合意した。牛肉の関税を38.5%から段階的に削減し9%にするこなど今後、協定が締結される見込みだが、協定とは別に大豆、トウモロコシの輸入も約束したという。合意内容に不明な部分の多いが鈴木宣弘東大教授に緊急寄稿してもらった。

東京大学教授・鈴木宣弘 日米FTA交渉をめぐって、多くの報道で農産物の開放を「TPP水準にとどめた」かのように強調されているが、これは間違いである。

(1)そもそも、TPP水準が大問題だったのだから、TPP水準にとどまったからよかったかのような報道が根本的におかしい。
(2)加えて、米中貿易戦争で行き場を失った米国農産物の「はけ口」とされ、大豆、トウモロコシなどの大規模な追加輸入の約束がセットで行われたのだから、これは明らかな「TPP超え」だ。それにしても、1年間の日本の飼料用の輸入総量の3か月分近くに相当する275万tものトウモロコシの追加輸入は驚異的な量であり、どうやって処理するのか理解に苦しむ。


 牛肉・豚肉の関税削減で遅れをとった分を早く取り戻したいという米側の要請に応えて、アーリー・ハーベスト(先行実施)的に急ぐものを中心に決め、TPPで合意していたコメや乳製品の米国枠の設定は先送りされたとの一部報道がある。これについては、
 (3)まず、牛肉・豚肉などの関税削減スケジュールを速めて他国に合わせることは、協定としては「TPP超え」だ。
 (4)また、かりに先送りされたとしても、コメや乳製品の枠が再協議されることは間違いなく、これは「TPP超えを回避した」わけではなく、現時点で「TPP水準」と報道するのは間違いだ。TPPで合意していたコメや乳製品の自国枠を米国が放棄するわけはない。ただし、コメについては、すでに、日本が別枠の輸入(SBS米)で米国産米を大幅に買い増ししており、7万tのコメの米国のTPP新設枠がすでにほぼ満たされるまでに日本側が対応している実態がある。

 一方、普通自動車の2.5%の関税は25年後に撤廃、大型車の25%の関税は29年間現状のままで、その間に日本が安全基準の緩和を着実に履行すれば30年後に撤廃するという気の遠くなるようなTPPでの日米合意さえ、米国は破棄するとしている。
 農産物は米中紛争の「尻ぬぐい」も含めたTPP水準超えで、一方で、成果としていた自動車の約束は反故にされたのだから、まさに、得るものはなく、「失うだけの日米FTA」であることは間違いない。自動車への25%の追加関税に脅されて、やはり差し出すだけになった。
 また、「FTAではない」とごまかすために、日米共同声明を捏造してTAGだと言い張ったが、案の定、今はTAGという呼称は消えた。FTA交渉入りをごまかすための方便だったことが明白になった。やらないと国民に言ったことをその場しのぎでごまかして進めていく姑息な姿勢がどこまでも続いている。

1553とはずがたり:2019/09/02(月) 17:08:15

中国、元安容認で米国に対抗=関税では競い合えず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000011-jij-cn
9/2(月) 7:07配信
時事通信

 【北京時事】中国は米国の制裁関税「第4弾」発動を前に、事実上の対抗策として人民元安の容認に転じた。

 米関税の影響を最小限に食い止めるのが狙いだが、報復関税だけでは米国と競えない事情もある。

 元の対ドル相場は11年以上にわたって1ドル=6元台を維持してきた。中国当局は7元を「心理的な防衛ライン」(日系証券)と位置付け、市場介入で6元台を守っていた。ところが、当局は8月5日に7元台入りを容認。この結果、元安が進み、月末には7.15元付近を付けた。市場では7.2〜7.3元で「第4弾」の影響をほぼ相殺できるとの見方がある。

 米国は「為替操作国」認定で中国をけん制するとともに、制裁関税の税率引き上げにより圧力を強化する構えだ。一方、中国は過度の元安が国外への資金流出を招き、金融市場を混乱させることを警戒、一段の元安には慎重姿勢を示す。

 制裁・報復関税の対象額は第1〜3弾が米国2500億ドル、中国1100億ドル。第4弾(12月実施分を含む)は米国3000億ドル、中国750億ドルで、貿易不均衡を背景に中国側の劣勢が際立っている。

 市場では、中国が元安容認に加え、レアアース(希土類)の輸出制限や米国債の売却、米企業との取引制限などに動くとの観測もくすぶる。ただ、いずれも効果は限定的とみられ、米国の攻勢を前に有効な対抗策を打ち出せないのが実情だ。

1554とはずがたり:2019/09/11(水) 23:18:15
日韓共に勝ったと主張してるらしいが韓国側の報道の方が詳しいので韓国が実質勝訴なんか?

日本製バルブ関税巡る通商紛争 韓国が大部分勝訴=WTO最終審
https://web.smartnews.com/articles/g4rdAVJkFND

【ジュネーブ聯合ニュース】日本製の「空気圧伝送用バルブ」に対する韓国の反ダンピング(不当廉売)課税は不公正だとして日本が世界貿易機関(WTO)に提訴していた問題で、韓国が実質的な争点で最終的に大部分勝訴した。

WTOの二審に当たる上級委員会は10日に公開した報告書で、韓国の日本製空気圧バルブに対する追加関税の適用について、大半の実質的な争点でWTO協定違反が立証されなかったとの判断を示した。事実上の韓国勝訴とした一審に当たる紛争処理小委員会(パネル)の判断がおおむね維持された。

WTOは二審制で、上級委の判断が最終決定となる。上級委の報告書は30日以内にWTOの紛争処理機関(DSB)で正式に採択される。

パネルは2018年4月、ダンピングによる価格効果、量効果など九つの実質的な争点のうち、八つに対して韓国勝訴の判断を示した。ただ、一部の価格効果分析が不十分で、日本の製品が韓国メーカーに被害を及ぼしている因果関係の立証を十分にできなかったとして、ダンピングによる因果関係を巡る争点の一部では日本側の訴えを認めた。

上級委は、九つの実質的な争点のうち七つについては一審の判断を維持したが、価格効果に対しては日本に有利に判断を覆した。ただ、一審で韓国が敗訴していた一部の因果関係に関しては韓国が勝訴。結果として、韓国は最終審で九つの実質的な争点のうち八つで勝訴した。

また、一審のパネルは四つの手続き面での争点のうち二つに対して日本の訴えを認めており、上級委はこの判断を維持した。

空気圧伝送用バルブは自動車や半導体の製造設備などで使われる部品。韓国は日本が不当に安く輸出しているとして、15年8月に5年間の予定で11.66〜22.77%の追加関税を適用した。この当時、日本製の同製品は韓国国内市場で70%以上のシェアを占めていた。日本政府は16年、この措置をWTO協定違反としてWTOに提訴した。

WTO 2審も日本が勝訴 韓国バルブ関税に是正勧告
https://www.fnn.jp/posts/00423838CX/201909110624_CX_CX
2019年9月11日 水曜 午前6:24

WTO(世界貿易機関)は、韓国が日本製のバルブに高い関税をかけているのは協定違反だとして、是正を勧告した。

日本政府は、半導体や自動車の製造工場などに使われる日本製の部品「空気圧バルブ」に、韓国が追加関税を課したのは恣意(しい)的だとして、3年前にWTOに提訴していた。

2018年の1審に続き、WTOの上級委員会は、韓国の主張は根拠が不十分で、高い関税は、不当だとする最終判断を下した。

韓国が是正しない場合、日本は対抗措置を発動できる。

世耕経済産業相は、「韓国に速やかな是正を求める」との談話を発表した。

韓国バルブ課税問題で日本「完勝」 WTO最終審で勝訴、韓国側は反発
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190911/pol1909110006-n1.html
2019.9.11

 韓国による産業用バルブへの反ダンピング(不当廉売)課税は不当として日本が世界貿易機関(WTO)に提訴していた問題で、日本政府は11日未明、WTOが韓国側の協定違反を認定し、是正勧告したと発表した。WTOの紛争処理の最終審にあたる上級委員会が最終判断の報告書を公表し、日本側の勝訴が確定した。

 11日、世耕弘成経済産業相は「韓国にWTO協定に整合しない措置の誠実かつ速やかな是正を求めていく」とのコメントを発表。韓国側が勧告を履行しない場合、日本はWTO協定に従って、バルブに限らず、韓国からの物品に対して追加関税を課すなど対抗措置を発動できる。

 言ってみれば、日本側の完勝だが、韓国の聯合ニュースは報告書について、「韓国が実質的な争点の大部分で勝訴した」と報道。輸出管理強化をめぐってもWTOへの提訴をちらつかせる韓国が反発を強め、問題を長期化させる可能性もある。

 審理対象は「空気圧伝送用バルブ」と呼ばれ、圧縮した空気の流れを制御する部品。自動車や家電など工場の組み立て工程で使われる。

 韓国は、日本企業が不当に低価格で輸出したと主張し、2015年8月に11・66〜22・77%の追加関税を適用。日本は韓国の措置はWTO協定違反だとして、16年3月に提訴手続きに入った。

 上級委は、日本製バルブは韓国製よりも高機能かつ高価格のため、そもそも競合せず、韓国当局が両者の価格を比較した際の基準もあいまいだったと認定。日本製品の輸入が韓国製品の価格引き下げにつながったのかどうかについても適切な調査が行われていなかったとした。

1555とはずがたり:2019/09/13(金) 15:56:48

トランプ大統領「中国との貿易交渉 暫定合意の検討も」
2019年9月13日 9時04分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190913/k10012079991000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

貿易問題をめぐり、アメリカと中国の対立が続く中、トランプ大統領は、中国との貿易交渉では、包括的な合意が望ましいとしたうえで、一部の分野で妥結を図る、暫定的な合意についても検討する可能性を示しました。

トランプ大統領は12日、ホワイトハウスで記者団から、中国との貿易交渉について問われ、「包括的な合意が望ましい」と述べました。

そのうえで、「多くの人たちが暫定的な合意に言及している。つまり、簡単なものから合意を得るということだが、簡単か難しいかという問題ではなく、合意するかしないかだ。ただ、おそらく検討はするだろう」と述べ、中国との貿易交渉では、一部の分野で妥結を図る暫定的な合意についても検討する可能性を示しました。

トランプ大統領は前日の11日には、来月1日に予定していた中国製品に対する関税の引き上げを2週間延期する方針を明らかにしています。

ただ、これまでのところ、アメリカと中国が対立する問題をめぐって大きな進展は見られず、来月はじめにワシントンで予定されている米中の閣僚級の交渉で、双方がどこまで歩み寄れるのかは、依然として不透明な状況です。

1556とはずがたり:2019/10/12(土) 15:14:50
日本は収入、教育などで最下位。外国人が「住みたい、働きたい」国ランキング
川村力 [編集部]
Sep. 04, 2019, 04:50 AM BUSINESS
https://www.businessinsider.jp/post-198008

1557とはずがたり:2019/10/23(水) 22:07:24
米中摩擦、日本直撃6割が自動車 政府の産業別貿易調査で判明
2019/10/23 20:06共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2019102301001971.html
米中摩擦、日本直撃6割が自動車 政府の産業別貿易調査で判明

産業別の米中間輸出額

(共同通信)

 日本の主要企業が米中摩擦で直撃を受ける年間貿易額のうち、基幹産業の自動車・部品が6割に当たる計900億円を占めることが23日、日本政府が取りまとめた産業別の調査で分かった。対策として大半の産業で企業が生産拠点の移管や現地生産・販売を加速している。関係者が明らかにした。

 2018年に米国と中国の間で行き来したモノの貿易総額は70兆円余りに上る。米中摩擦の影響を受けた日本の主要企業の関与は1500億円とわずかだが、米中間で日本企業全体が関わる貿易額の大半に相当するとみられる。摩擦長期化が輸出に依存する日本の産業構造を揺るがす実態が浮き彫りとなった。(共同)

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1558とはずがたり:2019/10/27(日) 20:20:54
韓国、WTO「途上国」優遇放棄=トランプ氏の批判受け
2019年10月25日10時37分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102500376&g=int

 【ソウル時事】韓国政府は25日、世界貿易機関(WTO)で貿易上の優遇措置を受ける「途上国」の地位を放棄することを決定した。この日の経済閣僚会議での議論を経て、洪楠基・副首相兼企画財政相が発表した。
中国優遇見直しを=米大統領、WTOの「途上国」扱い批判

 トランプ米大統領は7月、「裕福な国が途上国と称し、WTOルールを逃れて優遇を受けている」と中国や韓国などを批判。この問題で進展がなければ、米国が独断で優遇を打ち切る考えを示しており、韓国側が米国の意向に配慮した形だ。

1559とはずがたり:2019/11/04(月) 23:10:55
忘れたけど6月の時点でインドの孤立は明白になっていたのか。。ASEAN+日中韓印豪NZで無理にやらんでもインド抜きでやったらええんちゃうか。

>中国製品の大量流入を懸念するインドのモディ首相は、会合冒頭の発言で、RCEP協議には触れず、既存の印ASEAN貿易協定の見直しに言及した。(11/4)
>すでに一部の国は、インド抜きで進めることも視野に置き始めている。(11/4)
>共同声明案が2日、明らかになった。RCEP協定の全分野で文言調整が完了したと表明する一方、年内を目標としていた最終合意を来年2月に先送りする方針を示した。(11/3)
全分野で文言調整を済ませてえ,後はインドが飲まないなら残る国々で市場開放しあうって感じちゃうの?

2019年11月4日 / 12:37 / 10時間前更新
RCEP年内妥結断念、ASEAN首脳「20年2月までの署名」目指す
https://jp.reuters.com/article/asean-summit-idJPKBN1XE06J
Reuters Staff

[バンコク 3日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会合の議長国タイは3日、日本、中国、韓国、インドなど16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)について、ASEANとして2020年2月までの協定署名を目指す方針を示した。首脳会合に向けて、年内妥結の期待が高まっていたが、インドの新たな要求が障害となり、年内妥結を断念した。

議長国タイは3日夜に発表した最終声明で、ASEANが「RCEP協定の2020年の署名へのコミットメント」を歓迎すると表明。

「これは、開放的で包括的、ルールに基づく国際貿易システムとバリュー・チェーンの拡大に大いに寄与することになる」とした。

しかし、中国製品の大量流入を懸念するインドのモディ首相は、会合冒頭の発言で、RCEP協議には触れず、既存の印ASEAN貿易協定の見直しに言及した。

インドの交渉団に近い関係筋によると、インドが前週出した新たな要求が受け入れ困難なものだったという。

すでに一部の国は、インド抜きで進めることも視野に置き始めている。しかし、タイのジュリン商業相は3日、インドは離脱していないとロイターに語った。

RCEP妥結は越年=文言完了、「来年の署名確約」-首脳声明案
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019110200491&g=int
2019年11月03日07時04分

 【バンコク時事】日本と中国、インドや東南アジア諸国連合(ASEAN)各国など東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉に参加する16カ国がバンコク近郊で4日に開く首脳会合の共同声明案が2日、明らかになった。RCEP協定の全分野で文言調整が完了したと表明する一方、年内を目標としていた最終合意を来年2月に先送りする方針を示した。

 時事通信が入手した声明案は「全20分野の文言をめぐる交渉が完了した」と明記。来年の会合開催地ベトナムで「協定に署名することを約束する」と記した。
 一方、協定の内容については「ASEAN以外の交渉6カ国のうちの1国」が合意を留保していると指摘。ASEAN筋は、この国がインドであることを示唆した。声明案は「少数の未解決の2国間問題を2020年2月までに解決する」ことも明示した。
 RCEP交渉は、巨額の対中国貿易赤字を抱えるインドが中国製品の流入拡大を警戒し、関税撤廃・削減に慎重な姿勢を崩さず、最終局面で難航。首脳会合に先立ち、1日に開いた閣僚会合では声明案で一致できず、実務者協議が続いている。ASEAN筋によると、声明案をめぐってもインドがさまざまな主張を展開しているという。

インド外しRCEP、中国が提案 交渉停滞受け
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46245900Y9A610C1FF8000/
2019/6/18 16:52

・ASEANはタイやインドネシア、インドなど参加国の選挙が終わった今が妥結への機運を高める好機とみているそうな

・中国は4月にラオスで開かれたASEANと日中韓の事務レベル会合で、ASEANに日中韓を加えた13カ国での経済連携の枠組み(東アジア経済コミュニティー(EAEC))を提案。このEAECの主要な協力分野に「FTAの構築を含む」と明記。これはRCEPの参加国からインドとオーストラリア、ニュージーランドを除外して、新たなFTAの締結を目指すともとれる内容(→中が豪NZを覗く意図は?)

・RCEP交渉の停滞への中国側のいらだちも背景にある。大幅な関税撤廃に慎重なインドと、それ以外の15カ国の隔たりが大きい。

1560とはずがたり:2019/12/12(木) 19:04:30
>安価な米国産牛肉と競合する国産牛肉の生産者には大きな打撃が見込まれ、政府試算で農産物は年間生産額が最大1100億円減少する。

>牛肉輸入が一定水準を超え、日本が緊急輸入制限(セーフガード)を発動した場合も、米側と発動基準の引き上げを協議する規定が盛り込まれており、実効性への懸念も出ている。

>自動車・自動車部品への米国からの追加関税を回避したとする政府に対し、野党は証拠となる首脳会談の議事録の提出を求めたが、政府は応じなかった。

2019/12/04 10:53毎日新聞
日米貿易協定が国会で承認 日本車への関税撤廃は先送り
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20191204k0000m020050000c.html
(毎日新聞)

 政府・与党が今国会の最重要課題と位置付ける日米貿易協定案が4日午前の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決し、承認された。来年1月1日にも発効し、牛肉など米国産農産品の関税を環太平洋パートナーシップ協定(TPP)並みの水準に引き下げる一方、日本産の工業品の関税を削減・撤廃する。日本産自動車と部品への米関税撤廃は先送りされた。

 協定では、米国産牛肉で現行38・5%の関税を段階的に9%、豚肉は低価格品の関税を1キロあたり482円から段階的に50円までそれぞれ引き下げる。米国は日本産の工作機械や燃料電池など工業品の関税を削減・撤廃するほか、日本産牛肉を低関税で輸入する枠を拡大する。

 政府は農業の市場開放をTPPの範囲内に抑え、焦点の自動車関税撤廃についても、発効後4カ月以内に米国と撤廃を前提にした交渉を進めるとして成果を強調するが、自動車関税撤廃が実現するかは不透明な情勢だ。また安価な米国産牛肉と競合する国産牛肉の生産者には大きな打撃が見込まれ、政府試算で農産物は年間生産額が最大1100億円減少する。牛肉輸入が一定水準を超え、日本が緊急輸入制限(セーフガード)を発動した場合も、米側と発動基準の引き上げを協議する規定が盛り込まれており、実効性への懸念も出ている。

 政府はTPP政策大綱を改定し、牛肉生産者への助成などの経済対策を近くまとめる予定で、市場開放による国内生産者へのマイナス影響を最小限に食い止めたい考えだ。

 2016年の米国を含むTPPの国会審議には130時間以上が費やされたが、日米貿易協定の審議時間は30時間を下回った。来秋の米大統領選に向け成果を出したいトランプ政権への配慮もあり、委員会質疑では参考人から、「トランプ大統領の選挙のため拙速な審議となり、打撃を受ける農家に不誠実だ」との指摘も出た。自動車・自動車部品への米国からの追加関税を回避したとする政府に対し、野党は証拠となる首脳会談の議事録の提出を求めたが、政府は応じなかった。【田所柳子】

1561とはずがたり:2019/12/24(火) 00:16:58
開かれた中国。
但しアメリカが勝てる保証は何処にも無い。はてさてどうなるか・・

中国、850品目の関税引き下げ 来年1月から=財政省
https://jp.wsj.com/articles/SB11116437583125473536504586095502158722050
2019 年 12 月 23 日 15:40 JST

 【北京】中国財政省は、冷凍豚肉、医薬品、一部のハイテク部品など850品目の輸入関税を2020年1月1日から引き下げると発表した。

 同省によると、国務院(内閣に相当)が承認した計画では、消費財(ぜんそくや糖尿病の治療薬など)や半導体製品850品目に対して最恵国待遇よりも低い関税率を設定する。

 また、23カ国・地域に対しては交渉で決まった関税率を20年から適用するという。

 国務院は今回の引き下げについて、中国がより開かれた貿易を行うための措置だとしている。

 米中は今月、貿易協議で限定的な「第1段階の合意」に達した。中国が農産物など米国製品の購入を増やす一方、米国は追加関税を取りやめ、現在の関税を一部引き下げることで合意した。両国は残された問題を巡り協議を続けるとしている。

 ホワイトハウスは22日、コメント要請に回答しなかった。

 ドナルド・トランプ米大統領は21日の演説で中国との貿易協議について言及し、「通商合意において大きな進展を遂げた」と語っていた。


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