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鉄道総合スレッド
2231
:
とはずがたり
:2007/12/27(木) 14:29:21
31年余の幕閉じる、RAC波照間便 島民ら別れ惜しむ
http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=9982
八重山毎日新聞 (2007-12-01 12:37:09)
エ社〜年末から不定期運航へ
【波照間】琉球エアーコミューター(RAC)は11月30日、石垣波照間便の運航を終えた。波照間空港では午後3時半すぎに離陸した石垣行きの最終便を島民約100人が見送り、31年6カ月で幕を閉じた波照間発着の定期航空路線との別れを惜しんだ。波照間便を不定期航空路線として運航するエアードルフィン社(本社那覇市)は同日、RACからBN2B型機(アイランダー、9人乗り)1機の引き渡しを受け、年末の運航開始を目指すことになった。当初、2週間程度とみられていた運航空白期間は、1カ月近くに伸びる見通しとなった。
波照間便は、南西航空(現日本トランスオーシャン航空)が1976(昭和51)年5月20日に運航を開始した。RACは92年11月16日に移管を受けたが、現行の運航体制では満席で運航しても黒字が見込めず、廃止された。これまでに運んだ乗客は延べ23万人。
エ社は今後、10日間から2週間程度かけて引き渡しを受けたBN2B型機の点検を行う。その後、塗装にさらに1週間程度かかるとみている。
こうしたことから、エ社は「(25日の)クリスマス明けから仕事納め(28日)の間に波照間便の運航を開始したい。年内には就航する」としている。
同空港で最終便を見送ったRACの神山正實社長は「31年間、無事故で安全に運航できたのは、県や町、住民の支援のおかげ。感謝している。経営上、現状では運航の継続は難しいが、将来、滑走路の拡張などがあれば、再開もありうる」と話した。
RACの波照間便はこの日、波照間発石垣行きの臨時便1便を含む5便が運航。波照間空港は、無事故での運航に感謝を示す張り紙が掲示されるなか、最後のフライトを見届けようという地元の人たちや航空ファンでにぎわった。
石垣からの最終便で波照間に戻ってきた西波照間ヨシさん(85)は「飛行機にはお世話になりました。船に酔いやすいので愛用していました。最後まで最高の乗り心地でした」と話していた。
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