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選挙制度

1524さきたま:2021/02/16(火) 01:42:04
>>1511
昨年の記事。

国勢調査に注目 首都圏、山口、和歌山…あの有力議員の選挙区に影響も?
毎日新聞2020年10月18日 14時00分(最終更新 10月18日 18時44分)
https://mainichi.jp/articles/20201017/k00/00m/010/285000c
 5年に1度の国勢調査が実施されている。総務省が7日までの期限を20日まで延長して話題になったが、実は「次の次」の衆院選挙区割りを決める重要な基準となる。調査の結果次第では首都圏の小選挙区が大幅に増える一方、有力国会議員がいる山口や和歌山で小選挙区の数が減る可能性もあり、関係者はかたずをのんで結果を見守っている。【佐野格】

「アダムズ方式」を試してみた
 「みなさーん! 国勢調査の回答はお済みですか?」。人気俳優の芦田愛菜(まな)さんが愛くるしい笑顔とともに呼びかけるテレビCMを見かけた人もいるだろう。国勢調査は1920年に始まり、100年の節目を迎えた。今回は21回目で、少子化対策や防災計画など国の施策の基本データとなっている。

 2016年に公職選挙法などが改正され、各都道府県内の衆院小選挙区の数は、今回以降10年ごとに行われる大規模国勢調査の結果を基に、人口比をより正確に反映できる「アダムズ方式」で決めることになった。「次」の衆院選には間に合わないが、22年ごろには新区割りとなる見通しだ。

 アダムズ方式とは何だろうか。調べてみると、米国の第6代大統領アダムズが1830年に考案したとされる議席配分の計算方法らしい。区割り変更では、各都道府県の人口を基準値Nで割って商の小数点以下を切り上げ、その合計が総定数と等しくなるように基準値を調整するのだという。

 そう言われても、なんだかよく分からない。とりあえず、都道府県別人口が分かる総務省「住民基本台帳に基づく人口動態調査」(今年1月1日現在)のデータで試算してみようと思い、総務省選挙課にやり方を聞いてみた。

 まずは担当者に教わり、基準値Nを出すことにする。日本人の人口1億2427万1318人を小選挙区の総定数289で割ると約43万になる。そこで、仮の基準値Nを43万と置き、各都道府県の人口を割っていく。たとえば東京都なら1325万7596人÷43万=30.83……となり、小数点以下を切り上げた定数31となる。

 ところが、47都道府県の定数を足し上げると全体で312となり、289をオーバーしてしまった。N=44万にしてみたが、やはり全体で308とオーバー。N=45万で302、N=46万で293と少しずつ近づくも、なかなか289にはならない。

和歌山、岡山が激しく競る
 そして、ついにN=47万で定数289と、どんぴしゃり。これがこのデータで使える基準値Nなのだという。

 ここまでできれば、あとは簡単だった。各都道府県の人口をN=47万で割っていき、小数点以下を切り上げれば、それが定数になる。この試算の結果、定数は全体で9増9減となり、定数増は東京(25→29)、神奈川(18→20)、埼玉(15→16)、千葉(13→14)、愛知(15→16)の計5都県だった。やはり首都圏に集中しているようだ。

 一方、定数減は宮城、福島、新潟、滋賀、岡山、広島、山口、愛媛、長崎(各定数1減)の9県。ただし、その後の人口変動にしたがって各県の定数は変動する。実際、昨年10月1日現在の総務省人口推計に基づく試算では、岡山が現行定数5を維持し、和歌山が1減の定数2だった。

 最終的な定数は、今回の国勢調査の結果で決まる。集計結果の発表は来年以降になる見込みだが、どうやら香川、和歌山、岡山、福島、滋賀あたりが、「当落線上」にあるようだ。


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