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海上コンテナ鉄道輸送

1名無しさん:2002/12/14(土) 19:37
最近増えていますが、今後はどうでしょう

167東アジア海運研究者:2006/02/06(月) 13:27:18
最近、東アジア海運を研究しようと思うが、特に中、日、韓3国間の航路再編を構築に関する研究。どんな資料を読めばいいですか。推薦して下さい。

168とはずがたり:2006/02/12(日) 16:35:08
『ひたちなか都市開発』と『茨城港湾』
県、2法人を統合へ
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060212/lcl_____ibg_____001.shtml

 県は十一日、常陸那珂港周辺の開発を手がける「ひたちなか都市開発」(本社・ひたちなか市)と港湾管理会社「茨城港湾」(同)の二法人を統合する方針を固めた。橋本昌知事が十三日の県議会調査特別委員会で、こうした方針を説明する。

 ひたちなか都市開発については、外部の専門家による出資団体の評価委員会が昨年二月、「複合ビルの建設など設立目的の事業の見通しが立たず存在意義は希薄」として、見直しを指摘。同地区で企業活動を支援する「ひたちなかテクノセンター」を加えた三社での統合を提言した。

 しかし、二〇〇四年度決算では、ひたちなか都市開発は二千五百万円、茨城港湾は三千二百万円の最終黒字を計上。これに対し、テクノセンターは四千三百万円の赤字となり、三社統合はほかの株主の理解が得られないのではないかとの見方が出ていた。

 ひたちなか都市開発は、旧米軍水戸対地射爆撃場の跡地整備を目的に一九九二年に設立。資本金二十五億五千万円で、県は51%にあたる十三億円、ひたちなか市が二億円、東京電力と日立製作所が一億五千万円ずつ出資している。主な業務は同地区の案内窓口や港湾建設作業員の宿舎の管理など。

 茨城港湾は〇三年、「常陸那珂埠頭(ふとう)」と「大洗埠頭開発」の統合で発足。常陸那珂、日立、大洗の三港の管理をしている。資本金四億円のうち50・5%の二億二百万円を県が出資し、ひたちなか市、大洗町、東海村が四千万円ずつ出資している。

 三社の社長はいずれも角田芳夫副知事が務めている。 (佐久間 光紀)

170杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/02/18(土) 21:46:54
何処のスレに投下しようか悩みましたが・・・・・

韓日、鉄道・船舶連係運送事業を推進
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72841&servcode=300&sectcode=300

韓国鉄道公社(社長、李哲)は17日、鉄道と船舶を利用してコンテナ貨物を航空運賃より安く速く日本まで運ぶ「複合一貫運送サービス」を推進中だと、明らかにした。

このサービスは、鉄道公社が日本鉄道貨物株式会社(JR Freight)との実務協議を通じて、12フィート(積載量5トン)コンテナ貨物を鉄道と海運を連係して運送する国際複合一貫輸送事業を推進することに合意したことで推進されている。

特に、この運送サービスは、従来の航空運送料金より低廉でありながら、ソウル−東京間を48時間以内で配送(Door to Door)できるため、首都圏で急増している電子・電気部品などの少量多品種高付加価値商品で航空運送に取って代わると予想される。

鉄道公社のパク・チュンソン物流事業団長は「韓中日国際物流協力の新しいモデルに発展する可能性が高い」とし、「日本側と緊密な協議が行われており、4月中に了解覚書(MOU)を締結し、早ければ7月から営業を開始できるだろう」と語った。

2006.02.17 19:16:58

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

171荷主研究者:2006/02/26(日) 23:10:18

【金沢港に国内定期便の動き】
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20060107001.htm
2006年1月7日更新 北國新聞
金沢港に国内定期便の動き 石川県、輸出需要を調査

 大水深岸壁が整備される金沢港で、貨物船の国内航路が新設、増便される可能性が浮上してきた。コマツ粟津工場(小松市)は六日、金沢港からの建機輸出を拡大するために国内航路拡充を石川県に要望。これに対し県は、県内外の企業を対象とした輸出需要調査に乗り出すとともに、調査と並行して各企業に金沢港の利用を呼びかけていく考えを示した。

 コマツ粟津工場が金沢港で利用している貨物便は、月一便の北米行きと、不定期の苫小牧行き。現在は輸出の多くを名古屋など県外の港に頼っており、増産に伴い陸送コストが上がっている。さらなる受注拡大が見込まれる粟津工場では、輸送コスト圧縮と陸送で発生する二酸化炭素の削減が課題となっている。

 コマツが新工場を建設する金沢港大浜地区では、大型貨物船が就航できる大水深岸壁(水深十三メートル)が整備されることになっており、〇八年度には水深十二メートルで暫定供用開始となる。高橋良定工場長は航路拡充は県が輸出需要を把握しなければ困難として、「(暫定供用開始の)三年後まで待つのではなく、今からしかけていくことが大事だ。まずは国内航路を拡充してほしい」と訴えた。

 二〇〇三(平成十五)年に国が行った調査によると、県内の企業と事業所が金沢港から輸出したコンテナは、輸出総量の22・5%にあたる九千六百五十九トン。五年前の調査と比べると重量ベースで倍以上の伸びを示しており、「調査後も輸出需要は伸びている」(県商工労働部)。

 県は金沢港からの輸出増は企業誘致に結びつくとみて、来年度に輸出需要調査を実施する方向で検討している。調査結果と、最も輸出量が多いとみられるコマツの意向に基づき、航路新設や増便を探る構えだ。

 高橋工場長は「仮に苫小牧便が増えても、粟津工場の建機だけでは船が埋まらない。北陸の輸出企業と協力しながら航路拡充を実現したい」と話している。

172荷主研究者:2006/02/26(日) 23:17:40

【八戸港:2005年コンテナ取扱量】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/01/20060114t22013.htm
2006年01月13日金曜日 河北新報
八戸港、コンテナ取扱量7%増 中韓路線好調

 青森県八戸港の定期コンテナの取扱量が2005年、初めて2万TEU(一TEUは20フィートコンテナ1本分)を超えたことが、13日分かった。好調な中国・韓国航路が実績を押し上げた。行政や物流業者で組織する八戸港国際物流拠点化推進協議会は「国内港湾同士の競争は激しいが、さらに多くの地元企業に使ってもらえるようPRしたい」としている。

 八戸港は、1994年に東北で初めて外国定期コンテナ航路を開設。現在、東南アジア、中国・韓国、北米の外航3路線、横浜港と結ぶ内航フィーダー一路線の計4路線が、月1便から週2便就航している。

 05年の取扱量は、前年比7%増の2万132TEU。輸出入の上位は中国、台湾、タイ、カナダ、韓国の順。94年に開設された東南アジア航路の伸びが鈍った半面、中国の好景気を反映して中国・韓国航路が11%増と好調に推移した。

 品目別では、ステンレス鋼の原料となるフェロニッケルが輸出の39%を占めた。八戸港に隣接する大平洋金属からの輸出が大きく寄与した。次いでイカの内臓の粉、古紙などの順。輸入ではタピオカのでんぷん、製材、日用雑貨が続いた。

 東北地方整備局が港湾管理者から集めた統計によると、定期コンテナ路線を持つ東北の港は7港。うち海外航路を持つ5港は、04年の取り扱いが多い順に、仙台塩釜9万3148、秋田2万5937、八戸1万8781、小名浜1万7027、酒田6903(単位はTEU)。

 八戸港国際物流拠点化推進協議会事務局の八戸市貿易振興対策室は「便数の少ない地方港は、京浜の港に比べ不利だが、陸上輸送の経費も含めて考え、地元港をもっと使ってもらいたい」と、企業側に働き掛けを強める方針。

173荷主研究者:2006/02/27(月) 00:42:08

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20060121002.htm
2006年1月21日更新 北國新聞
北米西海岸に新航路検討 石川県、需要を調査へ 金沢港利用推進懇談会

 石川県は、北米東海岸航路が開設されている金沢港で、新たに西海岸航路の開設を検討するため、県内や隣県の企業を対象に貨物の需要調査に乗り出す。二十日、金沢市の金沢ニューグランドホテルで開かれた金沢港振興協会の利用推進懇談会で県側が明らかにした。

 現在、月一便の東海岸航路はコマツ粟津工場(小松市)の輸出が好調なため、企業側から新たな寄港先として西海岸を希望する声が上がった。県は近く、同港を利用している企業約百社に対し、アンケート調査を実施する予定である。

 また、企業側は、金沢港を拠点にした国内主要港への航路開設に向けて検討を始めていることを報告した。現在、コマツ粟津工場が利用する不定期の苫小牧行きのほか、横浜、仙台など太平洋側の国内主要港を対象としており、クレーンを使わずに荷物の積み下ろしが可能なRORO(ロールオン・ロールオフ)船をチャーターし、主要港で貨物を積み替えした上で外国へ向かう航路も想定している。企業側では月数便程度実施したい考えだ。

 水深十三メートルの大水深岸壁の整備に関し、県側は整備後の新航路誘致を目指して、企業千社以上に需要調査することを報告した。

174荷主研究者:2006/02/27(月) 00:44:45

【金沢港:大水深岸壁08年10月暫定共用】
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20060123001.htm
2006年1月23日更新 北國新聞
08年10月に暫定供用。金沢港大浜の大水深岸壁。水深12メートル、整備は桟橋形式

 金沢港大浜地区の大水深岸壁(水深十三メートル)整備が二〇〇八(平成二十)年十月に水深十二メートルで暫定供用される見通しとなった。岸壁整備は工期短縮とコスト減につながる桟橋形式を採用する。二十三日に始まった県の新年度当初予算案知事裁定で固まった。知事裁定では、大水深岸壁整備に合わせ、ドイツの船会社が金沢港と海外を結ぶ国際貨物便航路を検討していることが示された。

 金沢港大浜地区の大水深岸壁整備は新年度政府予算案で国直轄事業として新規採択され、新年度は事業費二十億円(国費約十一億円)が計上された。関連する周辺道路整備などを含め、〇六年度以降の総事業費は約二百五十億円となっている。事業完了は二〇一五年度を目指すが、大浜地区に進出するコマツの新工場が〇七年一月の操業開始を予定していることを受け、〇八年十月に暫定供用させる。

 大浜地区では長さ二百六十メートルの岸壁を建造、大型船の停泊地と航路(水深十三メートル、幅三百五十メートル)二・五キロを整備する。西防波堤も延長させる。桟橋形式を採用する岸壁は既設護岸を二十七・五メートル延ばす形となる。

 ふ頭につながる臨港道路(県道大浜御供田線)は〇六年十二月までに一部を暫定供用させる。大浜地区の大水深岸壁整備に伴い、御供田地区では泊地の一カ所増を検討する。

 知事裁定で、岡田稔土木部長は「世界一周航路を展開するドイツの船会社から大水深岸壁が整備されれば、金沢港に寄港したいとの要望がある」と語った。

 県は二十五日、県が保有する「大浜工業用地」を二十二億七千七百万円余でコマツに売却する仮契約を締結する。

 新年度当初予算案は経常経費に一部の政策予算を加えた「準通年型」となり、三月の知事選後に政策予算を柱とする六月補正予算案が編成される。

 谷本正憲知事は知事裁定に先立ち、金沢港の多目的ターミナル整備について「国家予算にも事業費が盛り込まれており、相手方(コマツ)の約束を果たすためにも年度当初からやらなければならない」と語り、事業推進に取り組む姿勢を強調した。

176とはずがたり:2006/03/10(金) 15:33:10
米港湾管理進出、UAE企業が撤退 米議会の猛反発で
http://www.asahi.com/international/update/0310/006.html
2006年03月10日13時05分

 アラブ首長国連邦(UAE)の国営企業「ドバイ・ポーツ・ワールド」による米国の港湾業務への進出問題で、ド社は9日、「米国内の業務すべてを米国の組織に移す」との声明を発表した。米議会の猛反発を受けて撤退を余儀なくされた形で、進出を支持したブッシュ大統領には痛手となりそうだ。

 声明は「UAEと米国の良好な関係を守るため」と進出断念の理由を説明。ドバイ首長のマクトムUAE副大統領が決定したとした。移管先や金額などの詳細は明らかにしていないが、米財務省と協議する方針を示している。

 この問題では、ド社がまず、英海運大手「P&O」を買収することで同社と合意。P&O社はニューヨーク港など米国の6港の港湾管理業務を請け負っていたため、買収により、これらの港の管理業務がド社に移るはずだった。米政府は買収を許可したものの、米同時多発テロ実行犯の2人がUAE出身だったことなどから議会で与野党双方が強く反発した。

 ブッシュ大統領は「安全保障上の問題はない」と強調。買収が認められないと「対アラブ差別」と受け取られかねないと理解を求めた。だが、議論は過熱する一方で、ワシントン・ポスト紙とABCテレビによる5日の共同世論調査でも、70%が「UAE企業に港湾管理を認めるべきではない」と答えていた。

 大統領は議会での買収阻止法案提出の動きに対し、拒否権発動も明言していたが、8日には下院歳出委員会が買収阻止項目を盛り込んだ法案を圧倒的多数で可決。拒否権の発動は事実上不可能になっていた。

 ホワイトハウスのマクレラン報道官は「(ド社の決定は)事態を前に進め、解決する方策を提示した。米国とUAEの幅広い関係の重要性を反映したものだ」と米メディアに語った。

177とはずがたり:2006/03/17(金) 00:32:07
大運・関西商運
合併に関する覚書を締結
http://www.weekly-net.co.jp/topics963.html

 大運と関西商運は15日、平成19年4月1日を期日として合併を行うことに基本的に合意し、合併に関する覚書を締結した。

 この合併により両社は、より充実した陸海空、国際複合一貫輸送体制を構築。さらなる収益機会を獲得し、企業価値の最大化実現をめざすとしている。

 また大運では同日、株式期末配当予想の修正を発表。3月期の期末配当金、1株当たりゼロ円が1円に修正された。

(06/03/15)

178とはずがたり:2006/03/25(土) 12:19:18
秋田曳船が内航海運業に参入/29日に初荷積み
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060324d

 港湾輸送・倉庫業の秋田海陸運送(秋田市、渡部幸男社長)のグループ会社で、タグボート運航の秋田曳船(同)は、国内沿岸の海運事業に参入する。28日に内航貨物船の引き渡しを受け、29日に秋田港で初荷の積み込みを行う。貨物船の内航海運業参入は県内唯一となる。

 建造したのは「海陸丸」(499トン)。最大積載量は1651トンで、内航貨物船の平均的な大きさ。総額7億円をかけて北海道室蘭市の造船工場で造った。厳冬期での日本海も安定航行できるように、船の強度を高めた「北国仕様」とした。船籍は船川港。

 乗組員(5、6人)と船舶は同社が管理。同社と用船契約を結んだ新日鉱ホールディングスグループの日本マリン(東京)が運航する。取り扱い対象は、石油や硫酸、自動車など専用船で運ぶ物以外の一般貨物。コンテナの積載も可能。定期航路として寄港地を定めず、日本マリンのスケジュールに基づき航行させる。

(2006/03/24 09:21

183とはずがたり:2006/03/29(水) 02:59:53
【九州港湾物流基地①:06.03.18-19】

<唐津港>
*全農エネルギー(株)唐津石油基地
*昭和商事石油(株)唐津受注センター=昭シェル系http://www.showa11.co.jp/company.html 唐津地盤の石油商社だが本社は既に福岡に移してしまった。唐津・福岡・北九州が地盤のようであるが,北九州への供給は北九州の昭シェルからかね?
*昭和シェル石油(株)唐津油槽所
*液化ガスターミナル(株)唐津製造所…三井石油系

<三角港>
*三昭(株)三角支店
*松藤商事(株)三角事業所

<八代港>
◎大島石油配分基地
*出光興産(株)八代油槽所
*エクソン・モービル 八代油槽所 2005年6月末で廃止のはずなのだが。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/332
*新日本石油(株)八代油槽所(新日石ガスもあり)
*上野輸送(JONET)
*(株)Misumi LPG及び石油タンクあり

◎新港地区
*八代ニチハ
*西田精麦 http://www.westa.co.jp/ 醸造用や食用の精麦を製造している
こんな事もしているようだ→「この会社では焼酎の原料として焼酎会社に麦を納品した帰りのトラックで焼酎廃液を引き取り飼料化しています。」http://www.namagomi.net/archives/2005/09/post_3.html
*上組
*八代飼料 http://jafma.lin.go.jp/kumiai/kyu/ku1.htm パシフィックグレーンセンター(株)に隣接し、日清丸紅飼料(株)、協同飼料(株)、各社の配合飼料を受託製造する会社です。
*竹原化学
*ヤマハ
*明和工業
*パシフィックグレーンセンター http://www.pgcc.co.jp/
*熊本くみあい飼料
*太平洋セメント
*宇部ケミラ(株)(過酸化水素のタンク)
*徳山セメント
*宇部三菱セメント
*(株)サントレーディング(苛性ソーダのタンク)旭化成系。http://www.asahi-kasei.co.jp/suntrading/index.html
*住友大阪セメント
*新日鐵高炉セメント
*小野田セメント
*八代化学(硫酸バンド、PAC、塩酸のタンク)PACと云えば多木化学http://buturyu.e-city.tv/takikagaku.htmlだが。。
*三井石油
*松岡石油(株)ケミカルタンクヤード http://www3.ocn.ne.jp/~matsuoka/ 日石系らしいが,祝日には国旗をとかHPでほざいておる,右翼か。
*メルシャン(株)八代工場保税蔵置場 八代アルコール蔵置場

<米ノ津>
*NEDO 出水アルコール工場 米ノ津作業所
*マルイ農協 飼料サイロhttp://www.marui.or.jp/ 出水地盤の鶏専業の農協のようである

184とはずがたり:2006/03/29(水) 03:00:18
>>183-184
【九州港湾物流基地②:06.03.20-21】

<宮崎港>
*徳山セメント 宮崎サービスステーション
*日本セメント 宮崎サービスステーション
*太平洋セメント 宮崎サービスステーション(旧小野田セメント)
*三井セメント(使用中止)
*コスモ石油 宮崎油槽所
*宮崎石油基地(株)宮崎油槽所(全農、出光、ニヤクのローリー)JA宮崎系。http://www.mz-ja.or.jp/kyodo/kyodo1/sekiyu/sekiyu.html
*JA肥料供給センター

<細島港> http://www.miyazaki-port.go.jp/html/hososhima_port.html
◎細島港(商業港地区)
旧細島港駅、倉庫群は残るもの
の寂れている

◎細島港(工業港地区)
○細島1区
*旭化成(株)日向化学品工場(JRコンテナを積んだトラック目撃)
*センコー(株)延岡支店 日向営業所

○細島2区
*東ソー(株)
*(株)日向製錬所 住友金属鉱山系。http://www.smm.co.jp/c_info/kinzoku/hyuga.html 工場に隣接して三井住友建設のぼろい事務所があった。

○細島3区
*太平洋セメント(株)日向サービスステーション(アサノセメント及び小野田セメント)
*新日鐵高炉セメント(株)日向サービスステーション
*宇部三菱セメント(株)日向サービスステーション
*南日本くみあい飼料(株)日向工場
*第一糖業(株)本社工場
*(株)科学飼料研究所

○細島4区
*旭化成(株)FEC事業開発部
*旭化成(株)日向事業所
*富士チタン工業(株)日向工場
*(株)ピー・エス 宮崎工場

◎細島港(白浜地区)
*コンテナターミナル
*王子木材緑化(株)日向営業所 http://www.oji-ryokka.co.jp/
*日向林産(株) 王子系 http://www.oji-ryokka.co.jp/aboutus/03.html
*東西オイルターミナル(株)日向油槽所(新日石、コスモ、東燃ゼネラル)(IDEXとニヤクのローリー)
*日本石油ガス(株)日向ターミナル(空き地)

<佐伯港> http://www.beppu-port.go.jp/port/saiki/index.html
*(株)興人 JRコンテナが工場内にあるのを目撃

<大分港>(西大分付近のみ)
*(株)ガスエネルギー大分 LPGタンク2基
*新日本石油(株)大分ターミナル、ワシダ石油ガス(株)、三愛石油(株) LPGタンクやボンベがある以外は空き地
*昭和シェル石油(株) 空き地
*東燃ゼネラル石油(株) 空き地

<日出港>
*JA北九州くみあい飼料(株)
*速見コンクリート工業(株)三菱宇部セメント・麻生ラファージュセメントのセメントサイロ

<中津港>http://www.pref.oita.jp/17300/nakatsu_siyouryou.htm
*日本通運(株) コンテナ通運デポ 日通エコライナー31コンテナあり
*大分運輸(株) コンテナトラック多数
*カリツーhttp://www.karitsu.co.jp/
*徳山セメント

<苅田港> http://www.pref.fukuoka.lg.jp/wbase.nsf/0/453a7d41e704c81449256c100005ab36?OpenDocument
*麻生セメント
*宇部興産
*日立金属

185荷主研究者:2006/03/29(水) 23:58:10

【三池港に釜山航路就航】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20060105/morning_news023.html
2006/01/05 西日本新聞
三池港に釜山航路 4月就航、初の海外定期便 大牟田市

 福岡県大牟田市の三池港(国指定重要港湾)と韓国・釜山港を結ぶ定期コンテナ航路が、四月にも開設されることが四日分かった。同港への海外定期便就航は初めて。三井三池炭鉱閉山(一九九七年)後の地域振興策の柱として国、県は二〇〇六年度から、総額二百億円以上をかけて航路しゅんせつなど同港整備事業に着手する予定。さらなる定期航路の増設も予想され、同港の物流拠点化に期待が高まる。

 関係者によると、就航するのは海運会社「興亜海運」(韓国・ソウル)のコンテナ船で、週一回、三池港に寄港する。同港の整備で航路が水深一〇メートル(現在七・三メートル)に拡張されれば一二、〇〇〇トン級の貨物船が入港できるのをはじめ、福岡県南部、佐賀、熊本両県に近い同港の将来性に着目、就航を決めたとみられる。

 一月中にも興亜海運と港湾管理者の福岡県が、定期コンテナ航路開設についての協定書を締結する。当面は大牟田市内の三井系企業や、同市に進出予定の企業の積み荷を運搬する予定。同海運関係者は「就航によって、地元の活性化にもつなげたい」としている。

 同港の整備事業は一九九九年に国が承認した三池港港湾計画に盛り込まれた。沖合の漁場への影響を不安視する地元漁業者と国、県の協議は難航したが、昨年十月に同県有明海漁連理事会が大筋で了承した。航路しゅんせつは五カ年事業。

186荷主研究者:2006/03/30(木) 00:03:10

【博多港:05年度コンテナ取扱量最高】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20060111/fukuoka.html#004
06/01/11 西日本新聞
博多港 コンテナ取扱量最高 05年度 外国航路乗客数も

 福岡市は十日、博多港の二〇〇五年の国際海上コンテナ取扱量が六十六万個(二十フィートコンテナ換算)を突破、外国航路の乗降客数も約六十八万人となり、ともに過去最高だった〇四年の記録を更新したとする速報値を発表した。市は、アジア諸国との貿易や韓国からの観光客の増加が背景にあるとみている。

 コンテナ取扱量は、前年比で中国航路が約20%、韓国航路が約5%の伸び。中国の急激な経済発展に伴い、電気機器や事務用機器、精密機器類などの取り扱いが増えた。

 博多港は神戸港より西で唯一、北米と欧州への長距離基幹航路を持つ。現在、国際定期航路は三十六航路、月間二百二便が就航している。

 国土交通省が博多湾の人工島で計画している一五メートル岸壁は、〇六年度の政府予算案に初めて整備費が計上された。

 一方、外国航路の乗降客数は、前年比2・6%増。中でも韓国人客の増加が顕著で、前年に比べ24%増の三十三万九千人となり、全体に占める割合は50・1%と、日本人を上回った。

 市によると、韓国では〇四年から週休二日制を採用する企業が増えており、連休を利用して、日本でゴルフや温泉を楽しむ韓国からのツアー客が目立っているという。

187荷主研究者:2006/03/30(木) 00:08:03

【博多港・北九州港:スーパー中枢港湾共同申請】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20060119/morning_news015.html
06/01/19 西日本新聞
スーパー中枢港湾指定 博多、北九共同申請へ 両市合意 連携策を協議

 福岡、北九州両市は十八日、博多港(福岡市)と北九州港(北九州市)について、国が重点投資する「スーパー中枢港湾」の指定に向けて、国土交通省に共同申請することで合意した。両市は今後、福岡県とともに具体的な連携策を取りまとめ、早期に申請する方針。国は両港の連携や機能分担を求めており、指定は有力とみられる。

 両市は二〇〇三年、単独での指定を主張しそれぞれ申請したが、複数の港による指定を目指した他地域と比べ、コンテナ貨物の取扱量が圧倒的に少なく、〇四年の指定から漏れた。その後、国の要請を受けた県が、共同申請に向け調整に乗り出していた。指定されれば国内四例目。日本海側の港としては初めてとなる。

 県などによると、両港による具体的な連携策としては、災害時の相互支援や、施設使用料などの減免措置、両市を結ぶ道路網整備などを協議しているほか、九州自動車道を含めた高速道について弾力的な料金設定などで物流コスト削減を検討する。

 さらに、北米や欧州など国際航路の誘致や船会社に対する営業活動の強化などの「ポートセールス」に共同で取り組み、現在は博多港で約六十六万TEU(二十フィートコンテナ換算、二〇〇五年度速報値)、北九州港で約四十七万二千TEU(〇四年度実績)の国際コンテナ取扱量の増加を図る。

スーパー中枢港湾

 香港や韓国・釜山港などアジアの主要港と対抗することを目的とした次世代の高機能・大規模コンテナターミナル。国際競争力を持った物流拠点として国の予算が重点配分され、コンテナ船の大型化に対応した大水深岸壁などの施設整備を進め、税制上の優遇措置も受けられる。2002年10月に国土交通省が選定委員会を設置、04年には京浜(東京港・横浜港)、伊勢湾(名古屋港・四日市港)、阪神(大阪港・神戸港)の三地域が指定された。

188荷主研究者:2006/03/30(木) 00:30:23

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?j=0019&d=20060131
2006/01/31 14:06 北海道新聞
サハリン航路の初便、ロ貨物船が寄港 石狩市「定期便化目指す」

 【石狩湾新港】石狩湾新港で初のサハリン航路となる貨物船の第一便が三十日午後、同港に入港した。ロシア・サハリン沖で進む石油・天然ガス開発プロジェクトの後方支援基地を目指す石狩市は「プロジェクトの物資供給地として、石狩湾新港の重要性が高まる」と期待している。

 同航路はロシアの中堅海運会社サハリンシッピングカンパニー(SASCO)が、釜山(韓国)とコルサコフ(サハリン)間で就航している航路を、同港経由に変更したもので、月に二回程度の不定期便として運行される。

 石狩市は一九九七年に「サハリン石油・天然ガス開発プロジェクト石狩後方支援基地推進協議会」(通称・スピック)を立ち上げ、同プロジェクトの関連企業に対して、新港地区のPR活動を進めてきた。

 今回の就航でサハリン地域へは、建設用資機材のほか、建設労働者用の生活物資の供給なども見込まれ、市は「新港の後背地には食品関連の企業も多いので、好影響があるのでは」(経済部)と期待している。

 この日、寄港第一便となったロシア船籍のパロメイ号(六四六九トン)は昼すぎに接岸。午後からはスピック会長の田岡克介石狩市長らが同船を訪れた。田岡市長はセルゲイ・ヴェズホフ船長に石狩の地ビールなどの記念品や花束を贈呈し「待ちかねた航路就航。市を挙げて歓迎します」とあいさつしていた。

 今後の活動について田岡市長は「定期便化に向け、さらに働きかけたい」と話していた。(中村公美)

189荷主研究者:2006/03/30(木) 01:05:55

【フジトランス苫小牧−名古屋貨物船毎日運航へ、トヨタ系の輸送に対応】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060211&j=0024&k=200602103885
2006/02/11 08:07 北海道新聞
24日から毎日運航 フジトランス苫小牧−名古屋貨物船  

 【苫小牧】車両輸送最大手のフジトランスコーポレーション(名古屋)は二十四日から、現在週に五、六便の苫小牧−仙台−名古屋航路を毎日運航する。RORO船(フェリー型の貨物船)としては道内最大級となる一五、七八一トンの新造船を導入し、トヨタ自動車北海道(苫小牧)など道内企業の需要増に応える。

 同社は現在、一一、五○○−一四、八○○トンの専用船を使い、乗用車を苫小牧港に運んでいるほか、トヨタ自動車北海道が製造する自動変速機(AT)を輸送している。

 増便は、業績を伸ばすトヨタ系の関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)で製造される完成車を、仙台からトヨタ本社のある名古屋に運ぶとともに、トヨタ北海道のATなどの部品の輸送増に対応するのが目的だ。

 新造船「清和丸」は、トラックを最大百三十五台と、同時に乗用車も九百十五台搭載でき、同社のRORO船としては最大級。

190TM:2006/04/07(金) 11:47:15
新潟から2090 2092東京行きの列車にはさまざまな会場タンクコンテナで化成品を輸送していたけど
4月ぐらいから神栖行きの塩酸返送 東京行きにラテックス返送 などばかりが載っててまったくほかのタンクコンテナ(化成品輸送)がなくなってます縮小したのかほかに列車ができたのか不明なのですが

191とはずがたり:2006/04/07(金) 12:53:30
情報提供感謝ですm(__)m

東京方面─新潟方面の化成品タンクコンテナ輸送は鉄道がよく利用されていた区間ですが,化成品輸送は工場の生産品目のたてかえ等で一気に廃止されてしまったりするので心配です。。
年度替わりで輸送がちょっととまってるとかだと良いんですけど。

192TM:2006/04/07(金) 13:02:44
ご返答まことにありがとうございました

193とはずがたり:2006/04/18(火) 23:58:09
舞鶴港の貨物量12%増(前年比)過去最高に 外国、国内貿易ともに増加
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000055-kyt-l26

 京都府港湾課はこのほど、昨年1年間の舞鶴港の取り扱い貨物量の実績をまとめた。火力発電に使う石炭輸入やフェリーでの国内輸送が好調で、外国貿易、国内貿易ともに増加。全体の貨物量は前年より12・4%増え、938万1000トンと過去最高を記録した。
 外国貿易は、前年比24・8%増の276万5000トン。関西電力舞鶴発電所の需要で石炭の輸入が同38%増え、220万5000トンとなったのが大きく影響したほか、ロシアなどへの中古自動車の輸出も2・4倍に増えた。
 国内貿易は661万6000トンで、前年比7・9%増。舞鶴−小樽間を約20時間で結ぶ高速フェリーが一昨年7月に就航した影響などで、フェリーの貨物輸送利用が増え、同6・2%増の520万4000トンと全体の約8割を占めた。
 府港湾課は「全体で過去最高となったのは良かったが、原木輸入が前年より13万トン減るなど課題もあり、石炭以外の貨物の取り扱いを増やせるようポートセールスを強化したい」としている。
(京都新聞) - 4月18日23時9分更新

194とはずがたり:2006/04/18(火) 23:58:44
>>192
またその後の情勢に変化などありましたら宜しくです。

195荷主研究者:2006/05/02(火) 22:32:22

【三河港のクレーン2基目増設へ】
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060216/lcl_____ach_____002.shtml
2006.02.16 中日新聞
三河港のクレーン2基目増設へ県が新年度予算に計上

 県は、三河港の神野西ふ頭(豊橋市神野西町)に二基目のコンテナ用大型クレーンの増設を決めた。二〇〇六年度当初予算案に七億三千万円を計上し、レールの敷設や電気施設の建設を進める。

 三河港では一九九八年度にコンテナターミナルを七号岸壁に開設。コンテナの取扱量は九九年の五千百個(二十フィート換算)から六年間で三万二千個に増えている。クレーンが一基しかなく、故障や点検に備え、同市や企業が増設を要望していた。

 新しいクレーンは、現ターミナルの北西約五百メートルの八号岸壁に設置する予定。〇七年度にクレーン本体を据え付け、〇八年度初めの稼働を目指す。現在の大型クレーンは老朽化が進んでおり、将来的には八号岸壁にターミナル機能を集中させる方向で検討している。

 豊橋市は県がクレーンを増設すれば、修理や点検といった管理業務を豊橋商工会議所などと共同で引き受ける考えをこれまで示している。今後、第三セクターの管理運営機関の設立も視野に入れ、協議する。

 市港湾活性課は「クレーンの増設でコンテナ処理能力が上がり、定期便の誘致にプラス材料。赤字を出さないためには、一基につき三万個のコンテナが必要とされており、できるだけ早く六万個を実現したい」と話している。

 (丸田 稔之)

197荷主研究者:2006/05/03(水) 00:04:59

【金沢港:中国航路再開、大連、青島に寄港】
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20060302003.htm
2006年3月2日更新 北國新聞
金沢港、16日から中国航路再開 中国の船会社、大連、青島に寄港

 昨年末から途絶えていた金沢港の中国航路が十六日から、約二カ月半ぶりに再開する。中国の船会社がコンテナ船を運航し、大連、青島に寄港するルートとなる。金沢港振興協会では寄港先に上海を加えるよう引き続き調整を進める方針である。

 中国航路は昨年末、別の中国の船会社が経営上の理由から運休していた。新しい船会社は安通海運国際有限公司(中国・大連市)で、二隻のコンテナ船を使い、毎週木曜日に金沢港に入る週一便体制とする。日本では敦賀、直江津にも寄港するフィーダー(支線)船となる。

 金沢港では、機械、部品類の輸出入ともに伸びており、二〇〇五年のコンテナ取扱量では、輸入は前年比37・2%増、輸出は同46%増となった。〇六年は繊維機械の輸出増も見込まれていることから、金沢港振興協会では、安通海運に対し、重要港である上海にも寄港を呼び掛けている。

 金沢港振興協会は一日、石川県地場産業振興センターで懇談会を開いた。県や、金沢市、荷主企業などの約百二十人が参加した。北陸経済連合会は、国際物流の強化や、北陸の各港の価値を高めるため、新年度内に「北陸広域物流促進会」を設立する考えを明らかにした。

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20060302/ftu_____thk_____005.shtml
2006.03.02 中日新聞
中国コンテナ航路、金沢港の上海便休止 大連・青島便などは9日再開

 昨年末から一時運休していた金沢港や敦賀港(福井県)の中国コンテナ定期航路が9日から再開される。しかし、昨年4月に始めたばかりの上海への寄港はそのまま休止することが1日、分かった。上海を経由せずに大連・青島便として、以前と同様週1便で運航する。中国の船会社側の事情によるというが、上海を含めた中国便の金沢港の取扱量は実績があるだけに、関係者は早期の再開を目指して船会社に働きかける意向だ。 (坂本正範)

 中国便は上海、大連、青島の3都市と日本の金沢、敦賀、直江津(新潟)、舞鶴(京都)の4港を結んで週1便で就航していた。上海は昨年4月に寄港地として加わった。運航主体の中国の船会社の事情で昨年末から運休。船会社と日本側の総代理店が替わり、当初は同じ寄港地を引き継いで再開するとみられていた。

 しかし、関係者によると、新しい中国の船会社が日本海へ配船するのは初めてのために慎重になり、積載量が小さく、速度が遅い船を就航させる。このため多くの荷物を積めず、日数もかかることなどを理由に上海を寄港地からはずしたという。舞鶴の寄港も中止した。今後の再開について「見通しはない」(石川県)という。

 金沢港のコンテナ貨物の取扱量は、中国向け輸出入は昨年1年間で前年比40・2%増と好調。このうち上海向けは中国各港の中で取扱量が最も多く38・4%増。敦賀港でも上海便への荷主の要望は高く、「船の大型化を要請している」(敦賀港振興協会)という。

 金沢港の国際コンテナ便は、韓国(釜山)の週3便、北米東海岸(ニューヨーク)の月1便、再開する中国(大連・青島)の3航路に戻る。新たな定期便として北米の西海岸を検討するなど今後の整備を進めているだけに、石川県は「運航再開を粘り強く求めていく」としている。

 再開される中国航路は9日に大連を出港し、敦賀に15日、金沢に16日に寄港する。

198荷主研究者:2006/05/03(水) 00:15:10

【新潟東港開発計画:2006年度で終了】
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2006031130889
東港開発計画、06年度で終了

 県は10日までに、新潟東港地区(新潟市、聖籠町)での工業地帯と港湾の一体的な整備指針を定めた新潟東港開発計画について、計画期間を延長せず、2006年度末で終了させることを決めた。1962年に策定され、産業構造や経済環境の変化から3回の計画規模縮小や期間延長を経て続いてきた同計画は、44年で幕を閉じることになった。
 同計画の業務を担当する県東港開発課は06年度末で廃止され、売れ残った工業用地は県企業局に有償で譲渡、港湾管理業務は県港湾空港交通局内で引き続き行う。

[新潟日報 03月11日(土)]
( 2006-03-11-9:11 )

199荷主研究者:2006/05/03(水) 00:30:56

【伏木外港国際ターミナル暫定共用】
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060315003.htm
2006年3月15日 北國新聞
初荷は「清めの塩」 伏木外港国際ターミナル 暫定供用記念の日に大型船

 伏木外港多目的国際ターミナルの暫定供用記念式典が行われる十九日、インド産の工業塩を積んだ大型船が寄港することになった。清めの意味もある塩が大型の初荷となることに「縁起が良い」との声が聞かれ、関係者は港の発展に期待を込めている。

 代理店の伏木海陸運送(高岡市)が十九日に到着するようにスケジュール調整した。入港するのはパナマ船籍の「HEIAN」で、総トン数一六、八九六トン、全長は百六十六メートルの大型船である。

 HEIANは先月下旬、インドを出航した。十八日深夜に伏木外港に到着し、十九日明け方をめどに接岸する。記念式典では塩の荷揚げ作業の公開も検討している。

 多目的国際ターミナルの暫定供用開始により、伏木外港には二―三万トン級の船舶が接岸できるようになる。

200荷主研究者:2006/05/03(水) 01:06:32

【浜田港のコンテナ料、減免延長】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603260018.html
'06/3/26 中国新聞
浜田港のコンテナ料、減免延長

 島根県内ただ一つの国際貿易港・浜田港の利用拡大を図るため、県は四月から四年間、コンテナ施設利用料を半額にする減免措置期間を延長する。二〇〇三年度から始めた減免措置でコンテナ取扱量は二倍に増えており、県外の他港との競争力を維持する。

 県によると、〇三年度からの減免措置の結果、コンテナ取扱量は、六百三十本(〇二年度)から〇五年度は千三百本へとほぼ倍増が見込まれる。競合する境港(境港市)から茶の輸入や瓦の輸出、門司港(北九州市)からレーヨン、パルプの輸出が浜田港にシフトしたという。

 一方、一航海のコンテナ数平均は二十五本で、定期国際コンテナ航路維持のための目安である五十本に及ばず、施設の使用料収入は減免前の七割程度に落ちている。

 県は、地元経済界からの要望を踏まえ、県西部の産業活性化や、定期国際コンテナ航路維持を目指し、減免措置の延長を決めた。この措置で、利用料は、他港と同等以下の水準となる。

 県港湾空港課は「地元や広島県北部の企業の潜在的ニーズを掘り起こし、ポートセールス活動を強化したい」としている。(城戸収)

201荷主研究者:2006/05/03(水) 01:12:55

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603280006.html
'06/3/28 中国新聞
神原汽船、物流センターを新設

 外航海運業の神原汽船(福山市)は二十七日、福山市箕沖町に福山物流センターを開設した。四月下旬から本格稼働させる。二十八日で運用開始から一年となる福山港国際コンテナターミナルのそばに建設し、配送時間の短縮と福山港の貨物取扱量の拡大を図る。

 センターは、鉄骨二階建てと一部平屋(延べ床面積約二万三千六百平方メートル)。広島県箕沖産業団地の敷地約五万七千三百平方メートルに約三十億円をかけて建設した。

 衣料品を折り畳まずにハンガーで大量保管したり、段ボールを自動の鉄製棚に載せて仮置きしたりする最新設備のほか、値札の取り付けや商品をチェックする流通加工、倉庫など九種類の機能スペースで構成。通関業務から配送までを担う。

 同社は二〇〇四年七月、福山港物流センターを同じ箕沖町内に開設した。日中間の貨物輸送が急増して手狭になったため、〇五年一月から新物流センターの建設を準備してきた。福山港物流センターと新物流センターの併用で、同社の福山港での貨物取扱量は10―20%拡大する見込み。

 同社は現在、中国の上海、大連、青島など主要港に向けて六航路の定期便を運航している。(中島大)

202荷主研究者:2006/05/03(水) 22:11:28

【韓国―高松のコンテナ新航路開設】
http://www.shikoku-np.co.jp/news/economy/200604/20060407000358.htm
2006年4月7日 19:26 四国新聞
韓国―高松のコンテナ新航路、8日開設

 韓国の海運会社・東南亜(ドンナマ)海運は八日、高松港コンテナターミナル(香川県高松市朝日新町)の新たな国際定期航路として、韓国北部の平沢港を結ぶ航路を開設する。高松―平沢間は四国で初めて。この航路は釜山を経由するため、高松―釜山間は週二便から同三便に増え、利便性が向上する。

 東南亜海運が使用するコンテナ船「ハンセ」(三〇九六トン)は、積載能力二百十五TEU(二十フィートコンテナに換算した個数)。航路は平沢―釜山―高松―水島(岡山県)で、高松港には毎週土曜日に寄港する。

 平沢港はソウルから南に車で約一時間の距離に位置する韓国の主要港の一つ。ソウルの積み出し港として最近は日本や中国などとの取扱量が増えているという。

 高松港コンテナターミナルの国際定期航路は現在、釜山航路が週二便、上海航路と青島航路がそれぞれ週一便で運航。同ターミナルの貨物取扱量は一九九七年の航路開設以来、毎年順調に増加しており、二〇〇四年は前年比20・4%増の三万六百九十四TEUと四国一となっている。

 東南亜海運の日本総代理店を務めるセブンマウンテン・ジャパン(東京)の金貴栄社長は七日、県庁に真鍋知事を訪ね、「主力航路の東南アジアやソウル首都圏と香川との貿易貨物量の拡大に寄与したい」と抱負を語った。

203とはずがたり:2006/05/07(日) 00:41:41
コルサコフは嘗ての大泊である。
今すぐ稚泊航路と貨物列車の稚内乗り入れを復活して貨車航送を復活させよう!!
高校時代,トラベルミステリーが好きだった俺は稚泊航路を勝手に復活させて連絡特急のダイヤ勝手に引いて「樺太連絡特急はつかり殺人事件」の筋書きを作ったものです(未完に終わるw)

フェリー:旅客、貨物とも過去最高を記録−−稚内〜サハリン定期航路 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060503-00000147-mailo-hok

 稚内とロシア・サハリン州を結ぶフェリーの定期航路は05年度、旅客・貨物とも過去最高を記録したことが「日ロフェリー定期航路利用促進協議会」(佐々木正丞会長)のまとめでわかった。小樽とサハリンを結ぶ定期航路は原油価格の高騰などで休止しており、明暗を分けた。
 日露間の定期便は、95年からスタートし、現在のように稚内―サハリン(コルサコフ)を日本のフェリー会社が運航するようになったのは99年。05年度の便数は99年度の56から128便に倍増し、旅客数は5943人と過去最高を記録した。
 石油・天然ガス開発のサハリンプロジェクトがここ数年本格化していることに伴い、重機や機械部品などの貨物が急増し、99年度の282トンから05年度は7026トンと約25倍になった。
 一方、小樽―サハリン(ホルムスク)間は00年からロシアのフェリー会社が運航していたが、需要が伸びず、原油価格の高騰もあって昨年8月に休止。利用促進協議会は今年度、小樽―ホルムスク間の運航再開を目指し、日本とロシアで合同会議を開く。[有田浩子]
5月3日朝刊
(毎日新聞) - 5月3日15時1分更新

204とはずがたり:2006/05/10(水) 23:50:52

清水港コンテナ取り扱い 4年連続で過去最高
http://www.shizushin.com/local_politics/20060509000000000021.htm

 県清水港管理局がこのほどまとめた平成17年の統計概況によると、清水港のコンテナ取扱個数は総個数が53万4000個、うち外貿(外国貿易)コンテナが41万1000個といずれも4年連続で過去最高を更新した。
 中国経済の隆盛を背景に、アジア航路でコンテナ船の大型化がみられる。同港でも5万トン以上の隻数が16年の86隻から101隻と17%増、総トン数も572万トンから686万トンへと20%も増加した。
 同管理局は引き続きコンテナ貨物は増加し、大型化が進むと見込み、新興津地区を中心に国際海上コンテナ機能の拡充・強化を目指す。
 取扱個数の推移をみると、平成13年には総個数が39万3000個だったのに対し、14年は43万9000個、15年は46万8000個、16年は51万9000個だった。17年までの4年間で36%伸びた。
 航路別では北米と近海(中国、韓国など)が好調だった。品目別で動きが活発だった荷は、北米航路の輸出で二輪自動車、自動車部品、同輸入で製材、紙・パルプなどだった。

205とはずがたり:2006/05/14(日) 01:26:09
ひびきが酷すぎるね。。

北九州港:昨年、貨物量最多 自動車伸び1億104万トン /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060511-00000127-mailo-l40

 北九州市港営課がまとめた05年の北九州港の貨物取扱量は1億104万トンとなり、現在の形で統計を取り始めた64年以来の最高を記録した。一方、同年4月に開港した新顔・ひびきコンテナターミナルは苦戦が続いている。[古川修司]

 ◇新顔「ひびき」は苦戦続く
 北九州港は太刀浦、小倉、ひびきの3公共コンテナターミナルや新門司、洞海湾など市内港湾施設の総称。
 新門司自動車物流センターの本格稼働で完成自動車の搬出・搬入が伸びたほか、中国、韓国との貿易活発化で全国的にコンテナ輸送が増加。さらに、トラックによる陸上輸送からフェリー輸送に移行する傾向が続き、貨物量はこれまでで最も多かった73年の1億76万トンを32年ぶりに上回った。
 このうち、コンテナ貨物は746万1673トン。20フィートコンテナ換算個数で48万3799TEUと、前年より2・4%増え、4年連続で前年を上回った。しかし、約1000億円をかけて建設されたひびきコンテナターミナル(若松区)の取り扱いは3399TEUと、全体の0・7%に過ぎなかった。
 同ターミナルは年間30万TEUの処理能力がある。市物流振興課によると、開港から今年3月末までの1年間でも5825TEUと低迷。上海航路がベトナムまで延長されるなどの動きはあったが、依然として週5便の就航にとどまっている。物流拠点として定着するにはまだ時間がかかりそうだ。
〔北九州版〕

5月11日朝刊
(毎日新聞) - 5月11日13時2分更新

206とはずがたり:2006/05/14(日) 01:27:00

浜田−釜山港間のコンテナ航路がシャトル便化
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=652225006

 国際貿易港・浜田港と韓国・釜山港間に運航されている定期コンテナ航路が今月から、両港間を直接結ぶシャトル便となり、利便性が拡大している。国内の他港を経由して寄港していた従来の航路に比べて輸送時間が大幅に短縮され、関係者は同港の貿易拡大や地域経済の振興に期待を寄せている。

 浜田港の定期コンテナ航路は2001年3月に開設され、韓国の船会社・南星海運(本社・ソウル市)が週一便運航している。

 これまでは、釜山を木曜日に出港し、博多、下関を回り土曜日に浜田へ入港。翌日、釜山へ帰港する航路だったため、浜田港から釜山港への輸出は1日でできていたもの、輸入には3日かかっていた。

 この航路が今月から、月曜日に釜山を出港し翌朝、浜田に入港。水曜日に釜山へ帰港する両港のシャトル便に変更されたため、輸出入とも1日で可能になった。土曜日を挟まないため通関も最短で1日で済むようになり、利便性が飛躍的に向上した。

 航路変更に伴い、船もこれまでよりコンテナ(20フィート換算)を62本多い404本積める「ペガサス・パレード」(5833トン)に変更し輸送量が拡大した。

 関係者は、浜田港の利用計画がたてやすくなり、企業などの荷役拡大に期待。島根県などと連携してポートセールスを強化したいとしている。

('06/05/10 山陰中央新報)

208青箱:2006/06/02(金) 09:00:17
以前は埠頭近くの道路のは平気でシャーシ台(コンテナ積み)が切り離され止ってる光景が見られてましたが、今度の道路法改正後はやはり気になってるドライバーが多くなったのか激減したような

209荷主研究者:2006/06/26(月) 00:23:47
中国地方の国際コンテナ取扱量の推移
http://0bbs.jp/tohazugatali/img15_7

【中国地方の2005年の国際コンテナ取扱量】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200605030056.html
'06/5/3 中国新聞
国際コンテナ 広島港は1割減少

 ▽マツダの一部移転 影響

 国際コンテナ取扱量が中国地方で最大の広島港で、二〇〇五年の取扱量が前年に比べて10・2%減少した。過去十年間では最大の下げ率。マツダ(広島県府中町)の海外工場向け自動車部品に関連した輸出入の一部が防府市に移ったことが影響した。中国地方の港湾全体の取扱量は微増で、初めて五十九万個(二十フィートコンテナ換算)を超えた。

 中国、九州の両地方整備局がまとめた十一港湾の〇五年速報値で分かった。広島港は輸出が前年比10・2%減の七万五千四百四十八個、輸入が10・3%減の七万三千三百十七個。輸出入全体でも10・2%減って十四万八千七百六十五個にとどまった。

 最大の貿易品目である自動車部品の生産の一部が防府市に移ったため。これに伴い防府市の三田尻中関港は、輸出が35・3%、輸入が24・8%それぞれ増加。全体では30・9%増の四万九千九百七十二個となり最大の伸び率をみせた。

 〇五年三月に大型船が入港できる本格的な国際コンテナターミナルの運用を開始した福山港は、輸出入全体で10・9%増加した。化学工業品などが主力の輸出は15・6%増の三万三千六百七十六個、衣料品が中心の輸入は7・3%増の四万四十六個とそれぞれ増えた。取扱量の規模は前年と同じく広島、水島、下関に次いで四番目だった。

 中国地方全体では、輸出が0・8%増の三十二万二千九百五個、輸入は0・2%増の二十六万七千四百一個。全体は0・5%増の計五十九万三百六個と、わずかに増えた。(伊東雅之)

210荷主研究者:2006/06/26(月) 00:29:02

【水島港港湾計画機能強化へ】
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2006/05/10/2006051008244270006.html
2006年5月10日掲載 山陽新聞
水島港港湾計画機能強化へ 岡山県改定案 架橋や企業分譲地拡張

 岡山県は、2004年度に策定した水島港(倉敷市)の施設整備などの基本方針となる長期構想に基づき、現行の港湾計画の改定案をまとめた。港湾機能を強化するため、玉島地区と水島地区を結ぶ橋の整備などを盛り込んでいる。11日に県地方港湾審議会に諮問。答申を得た上で成案を作成する。

 計画では、新架橋は4月1日に無料化された水玉ブリッジラインの南側に設置する。道路部分を含めた総延長は約3キロ(うち高梁川橋梁部約1・5キロ)。2車線で幅8メートル。歩道は設けない。07年度の国直轄事業に盛り込むよう要望、認められれば国が事業費の3分の2を負担する。

 開通すれば、水玉ブリッジラインは生活道路、新架橋は産業道路として活用する。国内外のコンテナ船航路が充実してきた玉島ハーバーアイランドと水島工業地帯を行き来するトラックなどにとって、利便性が格段に向上する見込み。

211荷主研究者:2006/06/26(月) 00:42:02

【高松港:国際コンテナ取扱量初の減少】
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200605/20060516000395.htm
2006年5月16日 19:34 四国新聞
国際コンテナ取扱量初の減少−高松港

 高松港コンテナターミナルの二〇〇五年の国際コンテナ取扱量は、前年比2・2%減の三万十四TEU(二十フィートコンテナに換算した個数)となり、一九九七年六月の取り扱い開始以来、初めて減少したことが十六日、分かった。〇五年一月に釜山航路が週一便減ったことで貨物が他港に流れたのが主な要因。ただ、荷主側の利用意欲は依然として高く、香川県は「港の利便性を高めるとともに、県内や近県企業へのポートセールスを強化してさらなる利用促進を図りたい」としている。

 同日、県庁で開かれた同ターミナル振興協議会総会の席上、明らかになった。

 県交通政策課によると、同ターミナルの昨年の国際コンテナ取扱量は前年より六百八十TEU減少したものの、松山港の二万八千八百二TEU(前年比2・4%増)を上回り、二年連続で四国一をキープ。国際コンテナ取扱量は全国六十五港湾中、二十七位で前年より一つ順位を下げた。

 取扱量の内訳は、輸入が一万四千六百十三TEUで前年比4・7%減、輸出は四千三百三十八TEUで同11%減少した。月平均の取扱量は二千五百一TEUで前年に続き二千五百台を維持した。

 航路別では、原油高や船料の上昇などに伴う海運会社の経営合理化により、週三便から週二便に減少した釜山航路が一万三千四百五十七TEUで同23・3%減少。一方、上海航路は同12・5%増の一万千百十五TEU、青島航路は同66・6%増の五千四百四十二TEUと好調を維持したことから、全体では2・2%の減少にとどまった。

 釜山航路は今年四月から週三便体制に戻っており、同課は「荷さばき能力が倍増するガントリークレーンの整備も進めており、積極的なセールスで貨物量は再び増加するのでは」と期待してる。

212荷主研究者:2006/06/26(月) 00:51:27

【福山港:国際コンテナ港を2バース化】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200605230083.html
'06/5/23 中国新聞
福山国際コンテナ港を2バース化

 ▽国に要望へ 来年度採択狙う

 広島県は、福山港国際コンテナターミナル(福山市箕沖町)に岸壁を増設し、同時に二隻が接岸できる二バース体制に強化する方針を固めた。国の補助金を受けて整備する考えで、二〇〇七年度の事業採択を目指す。昨年三月に使用を始めて以来、取扱量が順調に増えており、ターミナル機能の向上を図る。

 県空港港湾部によると、荷降ろし用のガントリークレーンを備えた既存の岸壁(長さ百七十メートル)の南西側を埋め立て、同規模の岸壁を新設。ガントリークレーン一基を増設する。隣接する既存の埋め立て地約四ヘクタールも、コンテナなどを置くふ頭用地として整備する。

 事業費は約六十億円と見込み、〇七年度にも設計に着手。〇八年度に着工し、一〇年度の完成を目指す。二バース化は、国や県選出国会議員に要望する来年度の主要事業提案に盛り込んでいる。

 同ターミナルは、県東部初の本格的な国際物流拠点。週三便の韓国航路と週六便の中国航路が就航し、衣料や食料品などの輸出入を中心に取扱量が増えている。箕島コンテナターミナルを含む昨年の福山港のコンテナ取扱量は約七万八千個(二十フィート換算)で、前年比8・9%増となっている。

 現在の岸壁だけでは一隻しか接岸できず、コンテナ船の「沖待ち」が昨年三―十二月に五十六件発生。利用する物流会社などからは岸壁の増設を望む声が相次ぎ、福山商工会議所などが四月、二バース化に向けた検討委員会を設置している。(荒木紀貴)

 ●クリック

 福山港国際コンテナターミナル 水深10メートルを確保し、従来の箕島コンテナターミナル(水深7・5メートル)では接岸できなかった1万トン超の大型コンテナ船が入港できる。広島県の福山港港湾計画には2バース化が盛り込まれているが、1期整備では長さ170メートルの1バースで供用を開始した。県は需要を見ながら2期整備を検討するとしていた。

213荷主研究者:2006/06/26(月) 00:56:59

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060529&j=0024&k=200605291983
2006/05/29 12:27 北海道新聞
函館−青森間 高速フェリー導入 リベラ、来夏にも 2時間に短縮

 東日本フェリーを吸収合併し、道内と本州間でフェリーを運航している海上輸送業のリベラ(広島県呉市)は二十九日、函館−青森間に来年夏にも双胴型高速フェリーを導入すると発表した。同路線の運航時間約三時間五十分は半分の約二時間に短縮される。

 導入する高速フェリーは波を切り裂くように航行する波浪貫通型双胴船と呼ばれるもので、上下動や横揺れを防ぐ機能が付いている。オーストラリアのインキャット社製で、総トン数は五五○○トン、全長百十二メートル、船幅三十一メートル。最高速度は現行の十七・五ノット(三十二キロ)の二倍の三十六ノット(六十七キロ)で走行する。二隻の建造費は約百六十億円になる見込み。最大人員八百人、車両約四百二十台(乗用車のみの場合)を搭載でき、現行船より飛躍的に大型化する。

 函館−青森間は現在四隻体制で一日九往復しているが、いずれも十年以上経過して船体の老朽化が進み、新型船導入について検討していた。一隻目は二○○七年六月、二隻目は○八年六月に完成。地元関係者によると就航は○七年七月とみられ、一日に何便運航するかなど詳細は今後詰める。

 高速フェリーは、会社更生法申請前の東日本フェリー時代に一九九七年六月から運航した実績がある。しかし、冬場の津軽海峡の気象条件が悪いため欠航率が高く、就航三年で撤退していた。

214とはずがたり:2006/07/23(日) 01:05:43

日本の海上物流の玄関口はすっかり釜山だよなぁ・・・。

四日市港:フランスのコンテナ船、初入港−−韓国・釜山航路、新規に開設 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000100-mailo-l24

 四日市港と韓国・釜山港を結ぶ航路に、フランスのコンテナ船運航会社「CMA CGM」社が新規定期航路を開設し、20日、コンテナ船が四日市港に初めて入港した。
 入港したのは、オランダ船籍「CMA CGM SAMURAI」(8015トン)。定期航路は名古屋港や博多港などと釜山港を結んでいて、県内から豪州や欧州向け貨物の輸出が多く見込まれるため、四日市港にも立ち寄るようになった。これまではトラックで名古屋港まで運んでおり、荷主にとっては時間短縮や費用軽減の効果がある。同社の船の所有数は世界第3位で、日本からの貨物を、釜山で欧州や豪州向けの船に積み替える。
 この日、コンテナ船は午後0時35分に入港し、ゴム製品や石油化学製品などを積み込み、午後4時に出港した。名古屋、川崎、北九州、博多、釜山、神戸、四日市の各港の順で回る。釜山港に毎週月曜に入港し、四日市港には毎週木曜に入港する。四日市港では今年1月完成の北ふ頭の国際海上コンテナターミナルを利用する。四日市港のコンテナ定期航路は、1便増えて週18便になった。[中村宰和]
〔三重版〕

215荷主研究者:2006/07/23(日) 23:09:54

【浜田港−釜山港のコンテナ航路がシャトル便化】
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=652225006
'06/05/10 山陰中央新報
浜田−釜山港間のコンテナ航路がシャトル便化

 国際貿易港・浜田港と韓国・釜山港間に運航されている定期コンテナ航路が今月から、両港間を直接結ぶシャトル便となり、利便性が拡大している。国内の他港を経由して寄港していた従来の航路に比べて輸送時間が大幅に短縮され、関係者は同港の貿易拡大や地域経済の振興に期待を寄せている。

 浜田港の定期コンテナ航路は2001年3月に開設され、韓国の船会社・南星海運(本社・ソウル市)が週一便運航している。

 これまでは、釜山を木曜日に出港し、博多、下関を回り土曜日に浜田へ入港。翌日、釜山へ帰港する航路だったため、浜田港から釜山港への輸出は1日でできていたもの、輸入には3日かかっていた。

 この航路が今月から、月曜日に釜山を出港し翌朝、浜田に入港。水曜日に釜山へ帰港する両港のシャトル便に変更されたため、輸出入とも1日で可能になった。土曜日を挟まないため通関も最短で1日で済むようになり、利便性が飛躍的に向上した。

 航路変更に伴い、船もこれまでよりコンテナ(20フィート換算)を62本多い404本積める「ペガサス・パレード」(5833トン)に変更し輸送量が拡大した。

 関係者は、浜田港の利用計画がたてやすくなり、企業などの荷役拡大に期待。島根県などと連携してポートセールスを強化したいとしている。

216荷主研究者:2006/07/23(日) 23:16:22

【熊本港・八代港−釜山経由で上海へ】
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060612200021&cid=main
2006年6月12日 21:15 熊本日日新聞
〔朝刊早採り〕航路延伸 県内から釜山経由で上海へ 高麗海運

 韓国・釜山港と熊本港や八代港間に就航する韓国「高麗海運」(ソウル)の定期コンテナ船が十二日、釜山港経由で中国・上海港へ延伸、運航を開始した。熊本県と中国との定期貨物船は、韓国の「興亜海運」(ソウル)が四月に八代港〜香港港間に就航しており、週二便体制となった。熊本港からの就航は初めて。

 高麗海運は、東アジアの国際拠点港となっている釜山港を軸に、熊本〜八代〜長崎各港を巡回し釜山港に戻る航路を運航していた。

 上海港には、釜山港からの延伸で、韓国・蔚山―光陽を回って上海港、寧波港に入り、釜山に帰港する。延伸に伴い、同社は四〇〇〇トン級のコンテナ船を一隻増やし、二隻体制にした。

 県港湾課によると、熊本港〜上海港間は、釜山港で別の中国航路の貨物船に積み替えていたため、一週間から十日間かかっていた。釜山港経由上海港の就航で、熊本県と中国間の所要日数は四日間に短縮。港湾荷役や倉庫代などの費用が削減され、荷主の負担が軽くなるという。

 県内企業の貨物輸出(重量ベース)は、博多港の利用が六割強を占め、熊本港と八代港の利用は2%程度。地場の三角海運(宇城市)は「中国への貨物で安定納期が見込めるなど利便性は増す。上海までの日数も博多港と変わらず、博多までの陸上輸送コストを考えると、熊本港や八代港を利用する新規需要も見込める」としている。

 上海との定期貨物船が就航している九州・沖縄の港湾は、ほかに博多、北九州、伊万里(佐賀)、大分、志布志(鹿児島)、那覇の六港。(川崎浩平)

217荷主研究者:2006/07/23(日) 23:17:40

【国際コンテナ混載輸送 苫小牧から集荷 横浜の業者、釜山経由で各国へ】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060616&j=0024&k=200606167158
2006/06/16 10:59 北海道新聞
国際コンテナ混載輸送 苫小牧から集荷 横浜の業者、釜山経由で各国へ

 【苫小牧】海上運送業の「セイノーロジックス」(横浜)は七月一日から、苫小牧港を起点に小口貨物の混載コンテナ輸送事業を始める。苫小牧−韓国・釜山の定期船を活用し、世界各地に輸送する。アジアを含む世界各国を対象に道内の港で国際コンテナの混載事業に参入するのは、同社が初めて。

 混載輸送は、コンテナ一個に満たない小口貨物が対象で、一つのコンテナに複数の荷主の貨物を入れる。貨物の詰め替え作業が煩雑なうえ、混載への荷主の抵抗感が強いため、国内では普及が進んでいない。

 同社は混載貨物輸送に実績のある韓国の輸送会社「MOLAX」と提携することで荷主の不安を解消。新潟、仙台、広島など全国の十二港で事業を始め、自動車部品や特殊紙、家電製品の部品などを扱っている。

 セイノーロジックスは苫小牧港が北日本最大の物流港で、苫小牧周辺では自動車産業が集積していることに着目。自動車部品などの小口荷物の需要が十分にあると判断し、事業化に踏み切った。

 M社が苫小牧などから届いた混載コンテナを釜山で集約。目的地別に積み替え、国際コンテナ船で最終地に輸送する。原則として毎週土曜、苫小牧港発の週一便でスタートする。

 同社は「苫小牧から国内の港を経ず釜山経由で直接目的地に運ぶため、輸送時間やコスト削減につながる」としている。

218荷主研究者:2006/07/23(日) 23:21:39

【金沢港から世界へ建機 コマツ粟津工場】
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060622001.htm
2006年6月22日 北國新聞
金沢港から世界へ建機 コマツ粟津工場 釜山経由で出荷5倍 今月末から、週3便活用

 コマツ粟津工場(小松市)は今月末から、金沢港発、韓国・釜山港経由のコンテナ船で世界各地へ建設機械を輸出する。韓国の大手海運会社と合意した。これまで、金沢港の利用は月一便の北米航路だけだったが、週三便の釜山航路が加われば、同港からの出荷量は最大で約五倍に増える。コマツが金沢港で建設しているのはプレス機の工場だが、同港から世界各国への輸出経路が確保できたことで、将来的に建機の生産拠点を構える可能性も出てきた。

 釜山港は世界各地への中継基地となる「ハブ港」として多くの国への航路を持つ。しかし、金沢港の釜山便には、建機を分解せずに積み込める「RORO船」がないため、粟津工場は八割以上を「RORO船」が就航している名古屋や神戸の港から輸出してきた。

 粟津工場は釜山港での現地調査で、建機をそのままコンテナ船に荷積みできる「スーパーラック」と呼ばれる特殊な運搬器具を、韓国の業者が取り扱っていることを確認。この器具を使えば、現在就航しているコンテナ船での輸送が可能になる。

 第一弾として今月二十九日、金沢港から釜山港を経由して北米へ向かう便で建機を出荷する。釜山港での積み替え作業で品質に問題が出ないかどうかを確認した上で、八月から北米への出荷を本格化。九月からは、欧州や東南アジアなど他の地域への出荷にも釜山便を利用する計画である。

 粟津工場が昨年度に金沢から輸出した建機は、全体の二割に満たない約七百台だったが、釜山港経由での輸出が本格化すれば、最大で年間三千五百台程度を金沢港から出荷できることになる。

 粟津工場にとって、金沢港からの輸出は名古屋や神戸と比べ、陸送コストを圧縮できる利点がある。コマツの坂根正弘社長は、ことし四月の金沢工場の起工式で「(釜山港行きの)船がいつでも出るなら、金沢港を建機の主力工場にすべきだというのは明らかだ」と述べており、現在週三便の釜山便がさらに拡充すれば、金沢港周辺での建機生産が現実味を帯びてきそうだ。

219荷主研究者:2006/07/23(日) 23:34:28

【金沢港:航路開設や拡充の動き加速】
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20060630001.htm
2006年6月30日 北國新聞
航路開設や拡充の動き加速 金沢港 コマツの釜山便利用機に

 金沢港の新航路開設と従来航路拡充を目指す動きが加速してきた。コマツ粟津工場(小松市)の出荷が本格化すれば同港の取扱貨物量は一―二割程度増えるとされ、ポートセールスの大きな武器になる。金沢港振興協会はさらなる集荷拡大に向け、来月中にも石川県内の輸出企業に同港の利用を促す懇談会を開催。県も千八百社を対象とした需要調査の結果を、早急にとりまとめる。

 二十九日午前、コマツが北米に輸出する建設機械を載せた高麗海運(韓国)のコンテナ船が、中継基地の韓国・釜山港へ向かった。名古屋や神戸の港まで運んで輸出するよりコストは圧縮されるが、目的地の埠頭からは北米便が出ておらず、別の埠頭まで陸送しなければならない。このため、コマツは同一港で建機を積み替えられる便の開設を求めている。

 とはいえ、コマツ単独の貨物だけでは新規航路の開設や増便は難しいとみられている。そこで、コマツの出荷を機に、輸出企業の貨物を金沢港に集めようという流れが強まってきた。

 金沢港振興協会が七月中に計画する懇談会は、石川県内の機械メーカーなど二十―三十社が対象。港の利用を促すとともに、輸送期間や積み替え時の破損の恐れなど荷主側の不安にも答える。金沢港の取扱貨物量は二〇〇五年、二十フィートのコンテナ換算で初めて二万個を超えた。同協会はポートセールス強化へ、まずは三万個を目指す。

 石川県は、北陸三県に岐阜、長野を加えた五県の千八百社を対象とした金沢港の需要調査結果を集計中で、並行して同港の利用促進に向けた行動計画を策定する。金沢港からの輸出量は増加傾向にあり、一層の需要を取り込む。

 近年は北陸の製造業による輸出が活発で、「航路の拡充は今が大きなチャンス」(金沢港振興協会)。金沢港は、日本海側の主要港としての地位を確立できるかどうかの岐路に立たされている。

220とはずがたり:2006/07/28(金) 00:21:22
日南市は富高と細島が核となって出来た市である。日南市駅も昔は富高駅であった。
旭化成はJR貨物のお得意様でもある。この記事とは逆に日南→東京をJR貨物が奪うのは難しいかな・・

川崎近海汽船:関東向け航路復活へ 貨物船が来月20日から細島に寄港 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000263-mailo-l45

 ◇油津―東京間の貨物船
 日南市油津―大阪―東京間で貨物船を運航する海上運送会社の川崎近海汽船(本社・東京)は20日、8月20日から日向市・細島港に週1便、寄港すると発表した。同社は主に王子製紙日南工場の紙製品を輸送しており、今後、細島で旭化成の繊維製品や地元農産物を積み込む。昨年6月に宮崎、日向―川崎間のフェリーが休止し、県が関東向け航路を誘致していた。
 同汽船の貨物船・南王丸(9832トン)は、王子製紙グループの王子物流(本社、東京)が荷主となり99年に就航。週2便運航している。積載するトラックの荷台126台分の貨物の8割を同製紙の製品が占め、残りのスペースなどを活用して細島で約10台分の積み荷を確保する。
 同汽船は近く関東運輸局に届け出る。田村周三・常務は「燃料代や寄港料金で新たな費用がかかるが、運賃収入によりプラスが見込める」と説明。村社秀継・県地域生活部長は「利用団体と連携して積み荷を安定的に確保し、今後の増便も期待したい」と述べた。[中尾祐児]
7月21日朝刊
(毎日新聞) - 7月21日18時1分更新

221とはずがたり:2006/08/04(金) 16:35:17
釜山からは遠いけどどこの航路が就航するのかな?アメリカ行き?

県がターミナル整備 大船渡港
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m07/d31/NippoNews_11.html

 大船渡市の大船渡港に本県初となる外国貿易コンテナ船の定期航路が開設されるのを受けて、県はコンテナの積み降ろしや一時保管の基地となる「コンテナターミナル」を同市の野々田埠頭(ふとう)に整備している。岸壁の補強や保安対策、電源整備などいずれもターミナルに不可欠な設備で、県は総額2億円を急ぎ予算化した。今秋の航路開設を目指す民間主導の取り組みを港の基盤整備で支援する。
 ターミナルとなる野々田埠頭は、先ごろ飛鳥Ⅱが接岸した東北最大級の長さ270メートル、水深13メートルの岸壁がある。
 前方のエプロン部分で可動式の荷役用クレーンが走行してコンテナの積み降ろしや荷さばきを行い、背後に積み荷の一時保管などを行うコンテナヤードを配置する計画だ。
 県が進めているのは、巨大なクレーンの走行に対応できるよう長さ168メートルのエプロン部分に鉄筋を敷く補強工事や、テロ対策などSOLAS(ソーラス)条約に基づいた国際基準を満たすための監視小屋やカメラ、フェンスなどを整備する保安対策など。
 冷凍・冷蔵コンテナを一時保管するための電源となる「リーファーコンセント」を16口整備することも計画している。
 いずれもコンテナターミナルには欠かせない設備で、昨年12月に民間企業の出資によってクレーンの設置が決まったのを受けて、県は他の港湾事業からの予算編入や補正予算などで工面した。異例の対応という。
 一部は3月末から工事が始まっており、今後本格的な工事に入る。完了は10月中旬ごろになる見通しだ。
 現在、県、市、クレーンの設置や管理運営を行う民間の大船渡国際港湾ターミナル協同組合(宮沢信平理事長)がコンテナ船を利用する企業へのセールスを行っている。クレーンは国の補助認定を受けており、発注は8月になるという。
 大船渡地方振興局土木部の若林治男部長は「定期航路開設に向けた地域自らの取り組みに対し、県も基盤整備でスピーディーかつ柔軟に対応した。これを契機に気仙地区全体の産業振興につながれば」と期待を込める。

223荷主研究者:2006/09/02(土) 23:32:47

http://www.job-nippo.com/news/details.php?t=&k=1175
2006年7月5日 新潟日報
新潟−ロシア間航路開設へ高まる機運

 ロシア・トロイツァ港(旧名ザルビノ港)と新潟を結ぶ航路開設の機運が高まってきた。国際フェリーを運航している東春フェリー(ソウル)が、新潟―トロイツァ港の運航に名乗りを上げ、日本、ロシア、韓国、中国の四カ国は、来春までにフェリーを運航させることを目指し、協力することで合意。八月には環日本海経済研究所(ERINA)などを調整役に、中、ロと協議に入る予定だ。ただ、多国間協力が前提となるだけに、各国の利害調整や運営面での資金調達など課題も多く、実現にはなお曲折が予想される。

 同航路は、港を持たない中国東北部と、同地域が国境を接するロシアの不凍港、トロイツァ港を経由した日本との物流ルートとして、対岸交流を担う有益な航路として構想された。しかし、関係国が多く、それぞれの思惑がからむ多国間協議の難しさなどから、実現することができなかった。
 開設に向けた動きが出てきたのは、経済発展がめざましい上海などでは物価が上がってきており、企業の中には採算性の観点から、東北部などへの進出を考えているところも見られるようになったためだ。
 一方で、経済発展が波及してきた東北部の企業の多くも、航路がないために大連から日本へ積み荷を輸送しており、同航路の実現を希望しているという。トロイツァ港は、中国東北部と地理的に近く道路網も整備されている。
 こうした中で、束草(ソクチョ)―トロイツァ港の国際フェリーを運航し、対ロビジネスのノウハウを持つ東春フェリーが、一定の需要が見込めるとして今年に入り新潟―トロイツァ港の運航に名乗りを上げた。課題の一つだった船舶の確保に見通しが立ったことから、実現に向けた計画が前進した。

 日本側はERINAとNPO法人北東アジア輸送回廊ネットワークが中心となって現在、関係各国との調整を進め、六月末には韓国側との協議を行った。
 現段階の計画では、4カ国協力の下で運営を進めるため、4カ国による合弁会社を設立し、設立に当たって約300万ドルを拠出。最低でも週1便を運航し、年間取り扱い量で5000TEU(20フィートコンテナ換算個数)が目標。また、旅客も将来的には年間1万人ほどの輸送をみている。
 今後協議を進める中で、利害調整や合弁会社設立の資金調達が課題となる。これまで期待はされていたものの、話がまとまらず実現できなかっただけに、「本当に運航されるのか」という企業も多く、資金集めが難航するおそれがある。

 また、同航路は大連―東京、大阪などに比べて、海上輸送時間を短縮できるというメリットがあるが、新潟から首都圏など大消費地までの日本国内の輸送コストが割高のため、費用を抑える工夫も必要となる。
 ERINAで同航路を担当している三橋郁雄特別研究員は「利益が出る航路なので、時間はかかるが4カ国で協力できる。道をつくることで、日本と対岸諸国の交流に大きなインパクトになる」と話している。

224荷主研究者:2006/09/02(土) 23:47:52

【博多港:2005年コンテナ取扱量】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/toshiken/20060720/20060720_001.shtml
2006/07/20付 西日本新聞朝刊
05年博多港 コンテナ取扱量最高 福岡市まとめ 外国航路客数も

 博多港の2005年のコンテナ取扱量が20フィートコンテナ換算で66万7000個を記録。外国航路の利用客数も67万7000人に達し、ともに過去最高記録を更新したことが福岡市のまとめで分かった。市は「成長著しい中国との貿易拡大や韓国からの観光客の増加が要因」と分析しており、国の予算が重点配分される「スーパー中枢港湾」指定を視野に「港をさらに活性化させたい」と意気込んでいる。

 市が作成した同港の「港勢(確定値)」によると、05年のコンテナ取扱量は前年に比べて9.1%アップ。輸出が古紙など「再利用資材」の増加などで約3万個増え、輸入も安価な中国製の日用品や電気機械の需要が高まったことなどを背景に約2万個増加した。

 輸出貨物量について、国・地域別の割合をみると、21.6%の中国が前年に続きトップ。次いで、アメリカ(11.5%)、香港(8.1%)、韓国(5.9%)の順。

 中国への輸出は、貨物量で前年比60.7%増、シェアでも7.6%増と伸びており、飛躍的な経済発展を続ける中国への貿易依存度の高まりを示す結果となった。

 国内の貨物移出先では、完成自動車や輸送機械の7割以上を運んでいる愛知県が151万2000トンで最多。沖縄県が119万2000トンで続いた。

 外国航路の利用客数は前年比2.6%増。上陸客が33万9000人(前年比3.3%増)で、出発客の33万8000人(同2.0%増)をわずかに上回った。週休2日制を採用する企業が増えた韓国からのツアー客が、週末などを利用して日本でゴルフや温泉を楽しむケースが目立っているという。

 市は現在、博多港の「スーパー中枢港湾」指定を目指し、北九州港の指定を狙う北九州市と共同申請するための準備を進めている。同港湾に指定されれば、施設整備などで国からの予算が重点的に配分され、規制緩和も優先的に実施される。

 ただ、国は「年間100万個のコンテナ貨物を取り扱う見込みが必要」との見解を示しており、今後さらにコンテナ取扱量を増やしていくことが指定の課題となる。

225荷主研究者:2006/09/02(土) 23:48:18

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060724003.htm
2006年7月24日 北國新聞
金沢港、大水深岸壁が起工 08年10月暫定供用へ 産業機械の大量輸送が可能に

 金沢港大浜地区の大水深岸壁(水深一三メートル)の起工式が二十三日、行われ、物流機能強化に向けた整備が一九八七(昭和六十二)年の計画策定以来、十九年ぶりに動きだした。水深一二メートルで暫定供用される二〇〇八(平成二十)年十月には、約三万トン級の大型貨物船が入港可能となり、産業機械などを船舶で大量輸送できるようになる。

 事業費は約百六十七億円で、一五(平成二十七)年度の完成を見込む。岸壁は海中に設置した鋼管杭の上に底板を乗せる桟橋形式を採用。アクセス道路である臨港道路大浜御供田線や防波堤工事などを合わせると、総事業費約二百五十億円の大型プロジェクトとなる。今年度は約四十億円が投入された。

 大浜地区では四月、建機大手コマツ(東京)が大型プレス機械の生産拠点である金沢工場の建設に着手。建機生産も視野に入れており、今後は、岸壁整備促進に加え、北米、韓国航路の拡充や世界一周航路を展開するドイツの船会社誘致、港周辺への企業立地などが課題となる。

 起工式では、須野原豊北陸地方整備局長の式辞に続き、中尾成邦国土交通省港湾局長があいさつ。森喜朗前首相、馳浩文部科学副大臣、北村茂男代議士、岡田直樹参院議員のほか、谷本正憲知事、山出保金沢市長が祝辞を述べた。引き続き、杭打ち式やくす玉割りが行われた。

226荷主研究者:2006/09/02(土) 23:48:50

【伏木港貯木場を工業用地に 原木輸入が減少】
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060725001.htm
2006年7月25日 北國新聞
伏木港貯木場を工業用地に 原木輸入が減少

 富山県は二十四日までに、伏木港の能町整理場(高岡市米島)を埋め立て、工業用地として民間に売却する方針を固めた。能町整理場は貯木場として使われてきたが、原木の輸入量の減少で、近年はほとんど利用されていない。伏木港周辺では今年三月、伏木外港の多目的国際ターミナルが供用を開始したほか、来年度には東海北陸自動車道が全線開通するなど、新たな工場進出や規模拡大に伴う工業用地の需要が見込まれており、県は遊休施設の活用を進めていく。

 伏木港には能町、吉久の二カ所に木材整理場がある。能町整理場は伏木港大橋の上流約二百メートルの小矢部川右岸に位置し、水面部分の面積は約四・二ヘクタールとなっている。輸入原木などを保管する施設として一九六五(昭和四十)年に完成した。

 県伏木港事務所などによると、同港では、かつて百万トンを超す原木が輸入されていたが、最近は二〇〇四年に十八トンが輸入されただけで、〇二、〇三、〇五年は輸入されていない。

 県が管理する整理場、貯木場は陸上も含めて十七カ所あるが、県全体の原木輸入量は〇一年の百三万トンから〇五年には六十二万トンに減っている。一方で、製材の輸入は十三万トンから二十三万トンに伸びている。

 県によると、製材所が富山新港周辺に集中しているため、能町整理場を利用した場合、製材所へ陸送しなければならず、次第に同整理場が利用されなくなった。今後も急激な需要の増加は見込めず、富山新港、富山港の貯木場だけで十分に対応できるとして、能町整理場の埋め立てを決めた。

 能町整理場では既に測量調査が始まっており、今後、埋め立てに要する事業費などを算定する。同整理場に係留されている船舶は、今年度中に退去する方向で調整する。

 県港湾空港課は「遊休施設を効果的に利用するため、できるだけ早い時期に埋め立てて売却したい」としている。

227荷主研究者:2006/09/03(日) 00:10:00

【金沢港大水深岸壁:狙いは世界一周の大型船】
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20060730001.htm
2006年7月30日 北國新聞
狙いは世界一周の大型船 金沢港の大水深岸壁

 金沢港の大水深岸壁が起工し、航路誘致活動が本格化してきた。石川県や金沢港振興協会は現在、既存航路の増便に取り組んでいるが、最終的に狙うのは、三万トンを超える大型貨物船の世界一周航路。航路開設が実現すれば県外からの集荷に期待が高まり、「企業立地の起爆剤にもなる」(関係者)。大水深岸壁が十分な効果を発揮できるかどうかは、大型船誘致の成否にかかっている。

 今月二十三日、金沢港大浜地区で、大水深岸壁の起工式が行われた。出席者からはコマツ(東京)の金沢工場に続く企業立地を期待する声が相次いだ。その前提となるのが航路の充実だ。

 金沢港の国際便は、週三便の韓国(釜山)航路、週一便の中国(大連・青島)航路と、月一便の北米航路。大水深岸壁整備の直接の目的は、こうした既存航路の増便ではなく、これまでの水深では就航できなかった三万トンクラスの大型船の誘致である。

 大水深岸壁整備の機運が盛り上がった背景には、ドイツの船会社の動きがある。この船会社はかねて、世界を一周する三万トンの大型貨物船を寄港させる可能性を示唆している。県や振興協は、ほかにも複数の船会社に寄港を呼び掛けており、「大水深岸壁の整備が決まったことで、新規航路の開設は一気に現実味を帯びてきた」(振興協)。

 港が持つ航路の数は、貨物の取り扱い量と、ほぼ比例する。その点で、金沢港は”ライバル”である新潟港と伏木富山港に差をつけられている。

 北陸AJECのまとめによると、二〇〇五(平成十七)年の金沢港の国際コンテナ貨物取り扱い量は二万一千九十五個(二十フィートコンテナ換算)と初めて二万個を超えた。しかし、新潟港は約十万個、伏木富山港は約四万二千個と、いずれも金沢港を大きく上回った。

 しかも、その差は年々、開いている。貨物船の大型化で、船は貨物量の多い港で一気に集荷し、荷物の少ない港には寄らない傾向が強まっているからだ。

 厳しい情勢の中で”逆転ホームラン”となり得るのが、世界一周航路である。もし就航が実現すれば、「欧米に輸出するため太平洋側の港を利用している北陸や近隣県の企業が金沢に荷物を集め、出荷の利便性が高まることで企業立地の可能性も大きくなる」(関係者)。

 実際、二十六日に振興協が開いた金沢港利用推進に関する懇談会では、「航路が充実すれば、地元の港を使いたい」との意見が県内の輸出企業から相次いだ。石川県の福田涼一港湾活用推進室長も「(太平洋側から)荷物を取り戻すのが、最大の課題だ」と述べ、集荷力の向上で航路拡充を目指す姿勢を強調した。

 コマツが金沢港から産業機械や建設機械を出荷するまでには、水面下で金沢港と伏木富山港など他港との間で、貨物の激しい奪い合いがあったとされる。アジアとの貿易が活発化すれば荷物が多い港は航路を増やし、荷物が少ない港は航路廃止の恐れも出てくる。金沢港は今、勝ち組になるか負け組になるかの、岐路に立たされている。

228荷主研究者:2006/10/09(月) 03:03:34
【博多港など北部九州に大型物流拠点続々】
http://www.transport.jp/butsuryu/pastnews/h060801y.html#kiji1
●「輸送経済新聞社」'06.8.8更新
大型拠点 北部九州に続々 人気の博多港と福岡IC「港」と「購買力」が条件

 アジアとの連携を視野に、半導体や自動車産業が活気付く北部九州。最近では、ホームセンターやドラッグストアチェーンなど、流通系の進出も相次ぐなか、「物流」も熱を帯びている。昨年十月に施行された「物流総合効率化法」も立地促進を後押し。地方自治体を巻き込み、さらに効率的な物流体系のモデルを全国に示す時が来ている。(藤本尊正)
 福岡市内の博多、天神地区を中心に消費地の一極集中が加速する。産地の海外移転に伴い輸入貨物が増えるなか、物流拠点の立地条件で重視されるのは、-港-と-人-に近いこと。約八億トンある九州域内の貨物流動量のうち、約半分が北部九州で動く。海運の依存度も全国に比べ約二倍と高い。博多港周辺や九州自動車道の福岡IC付近での物流施設の集積が進む。平成十七年十月の「物流総合効率化法」(以下、効率化法)施行で、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)事業者や卸業者の進出も増えてきた。昭和四十八年にしゅん工した博多港湾での荷役の中枢的な役割を担う箱崎ふ頭(福岡市東区)。古い上屋や営業倉庫が軒を連ねる一角に、この数年で大型の営業倉庫が相次いで建設されている。

1万平米拠点を センコー稼働

 センコー(本社・大阪市、福田泰久社長)は昨年十月、港地区で述べ床面積約九千六百平方メートルの倉庫を既存施設の隣接地で稼働。化学製品などの輸入貨物を取り込み、九州一円に配送する拠点として活用している。ナカノ商会(本社・千葉県市川市、沼沢宏社長)は今年十二月をめどに、九州初の大型倉庫を同ふ頭用地で開設する予定だ。倉庫は四階建てで延べ床面積が約二万六千平方メートル。総事業費は約三十億円で、設立した特定目的会社(SPC)を通じ、銀行などから資金を調達する。同社はSPCから倉庫を賃借。自動車部品など、首都圏向けの海運貨物の中継基地とするほか、空いた庫内スペースを地元物流事業者にサブリーズする予定だ。
 そのほか、福岡運輸(本社・福岡市、島田隆士社長)が同地区内で倉庫の一部を賃借し、国際物流の拠点として利用する考えを明らかにしているほか、西肥名鉄運輸(本社・長崎県佐世保市、大戸巴社長)は、ふ頭周辺の既存拠点での営業を強化し福岡発の貨物の取り込み拡大を視野に入れている。「ひびきコンテナターミナル」など、北九州市でも港湾整備が進んでいるが、博多港周辺の䗪玄関口蟖としての存在感は当分、揺るぎそうにない。事業者の大方の見方は、「北九州から福岡市内までは四、五十キロの距離があり、陸との結節が悪い。一大消費地に近い博多港の優位性は高い」。

福岡IC、物流拠点が次々誕生

 福岡IC付近では、小売店向けなど、消費財の輸配送拠点が次々と稼働している。倉庫業のキョーワ(本社、福岡県柳川市、城野隆行社長)は、約二年前からホームセンターやドラッグストアチェーン向けの倉庫として三拠点を相次いで稼働。うち、ひとつの倉庫で効率化法の認定を受けている。今年十月から来春にかけても新たに二拠点を新設。大衆医薬品や日用雑貨品の3PLを手掛ける。周辺は、バブル期に大手特積み事業者のターミナルが多く進出した地域。ここ数年で再び物流拠点新設が相次いでいる。
 市街化調整区域の開発規制を緩和する効率化法の施行や財政問題を抱える地方自治体の方針転換が起爆剤となっている。ただ、今も農地が多く、千坪の土地に地主が何十人というケースも。「買い上げが難しく、進出の妨げになっている」(ある事業者)。将来、農地制度の抜本的改革が行われ、農地利用の規制緩和などが進めば、さらに建設ラッシュとなる可能性もある。

229荷主研究者:2006/10/09(月) 03:04:45
>>228
【博多港など北部九州に大型物流拠点続々】続き
プロロジスが初進出 「効率化法」活用でさらに加速 鳥栖IC、ファンドが拠点建設

 佐賀県鳥栖市。九州縦貫自動車道と九州横断自動車道が交わる鳥栖ジャンクションが近く、域内配送の利便性が高い地域だ。ここにも物流拠点建設が活発化している。米系の物流不動産ファンド、プロロジス(日本本社・東京、山田御酒・三木真人共同代表)の九州初進出に選んだのが鳥栖。同社は、二棟合計で延べ床面積約八万平方メートルの大型拠点を十九年末から二十年上期にかけて新設する。物流事業者など数社の入居を見込む。二棟は、佐賀県が分譲する流通業務団地「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」(総敷地面積約十八万三千八百平方メートル)内に建設する。すでに利用の引き合いがきているという。
 同団地には、ほかに三社の進出が決定しており、当初予定していた平成十九度からの分譲を前倒しした格好だ。国内ファンドのコマーシャル・アールイー(本社・東京、甲斐田啓二社長)は来年中をめどに、鳥栖から約十キロメートルの筑紫野市に複数顧客向けの拠点を稼働させる計画を進めている。 䗪九州のへそ蟖と呼ばれる同地域だが、主要港湾からは遠い。事業者からは、「輸入貨物が増えており、ドレー輸送で鳥栖まで引っ張ってくるのはしんどい」。「昨年、九州横断自動車道の大部分が四車線化し、交通アクセスの良い地域が広がった。鳥栖の優位性は薄れた」という声も聞かれる。

地方自治体の 理解が不可欠

 福岡、鳥栖を中心に大型拠点の立地が増えることが予想される九州だが、事業者が進出を決定する共通のキーワードは、港湾と消費地へのアクセスの良さだ。一方、共通する課題もある。ある事業者は、「九州で物流団地のような、構想や計画が進むとき、まず拠点の新設から。道路などのインフラは後回しになる」という。実際、農地用の道幅のまま倉庫が立ち並ぶ地域も多く、二十フィートコンテナのドレー輸送が困難な物流集積地も多い。
 効率化法が施行された時も、運輸局と地方自治体の対応に差があったという。国がうたう「スピーディー(迅速)で、シームレス(継ぎ目のない)な物流システムの構築」の実現には、今後、土地や道路の開発権限を持つ県や市町村などの理解や、より協力的な姿勢が欠かせない。

230荷主研究者:2006/10/09(月) 03:40:58

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060830&j=0024&k=200608307359
2006/08/30 07:07 北海道新聞
苫小牧−八戸 フェリー航路 リベラが撤退 川崎汽船引き継ぐ

 【苫小牧】東日本フェリーを運航するリベラ(広島県呉市)が十一月末で苫小牧−八戸航路の運航事業から撤退し、川崎近海汽船(東京)が運航を引き継ぐことが二十九日明らかになった。

 苫小牧−八戸間は現在、リベラが一日二往復、川崎近海汽船が同一往復、両社の共同運航船が同一往復の計四往復が運航されている。関係者によると、川崎近海汽船は十二月一日以降、共同運航便も単独運航に切り替え、四往復すべてを自社運航する。運航ダイヤは現行と変わらない。

 東日本フェリーは二○○三年に会社更生法を申請。再建スポンサー企業のリベラが昨年、吸収合併した。同社は当初、全航路を維持する方針を明らかにしていたが、今年三月には室蘭−八戸航路も休止している。

 今回の航路再編では、原油価格高騰などの影響で、これ以上の経営圧迫を避けたいリベラ側と、貨物取扱量を伸ばしている川崎近海汽船側の思惑が一致したとみられる。

231とはずがたり:2006/10/14(土) 00:38:06

世界最大400メートルのコンテナ船 名古屋港へ初入港
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061011-00000009-cnc-l23

[愛知県]世界最大のコンテナ船であるマースク・ライン社(デンマーク)の「EMMA MAERSK」(エマ・マースク=170、794トン)が9日、名古屋港へ初入港した。全長約400メートルと、名古屋駅前に完成したミッドランドスクエアにテレビ塔を継ぎ足したほどもある。

 マースク・ライン社は現在、アジアと欧州を結ぶ定期航路を大型のコンテナ船9隻で運航中。そのうちの1隻が毎週月曜に名古屋港へ寄港している。

 エマ・マースクは9日昼すぎ、飛島村の飛島南コンテナターミナル94号岸壁に着岸。大型のクレーン3基をフル稼働させて約1000個のコンテナの積み降ろしを行った。これだけの巨大船でも乗組員はわずか13人。同日深夜には出港し、横浜港へと向かった。  (倉知哲也)
(中日新聞) - 10月11日11時32分更新

232とはずがたり:2006/10/14(土) 00:38:27

国際定期フェリー:広島―釜山便、航路復活へ 韓国・海運会社が手続き /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061008-00000170-mailo-l34

 ◇県も積極的情報提供、早ければ来春にも
 広島と韓国・釜山を結ぶ国際定期フェリー航路が、運航会社が変わり、早ければ来春にも復活する。同航路は05年8月から運休しているが、韓国・ソウルの海運会社「興亜海運」(崔文欽社長)が新たに運航する予定。同航路は以前、別の会社が運航した際には利用者が低迷していたが、興亜海運は、フェリーにコンテナをより多く搭載するなどして黒字運航を目指し、県も長期的な運航に向けて積極的な情報提供などをする。【吉川雄策】
 県などによると、日本の国土交通省にあたる韓国海洋水産部が今年7月に同航路の事業者を公募したところ、3社が応募。採算性や会社の規模などを考慮し、同部が8月末に興亜海運を選んだという。同社は今後、運航に必要な「海上旅客運送事業者免許」を同部に申請し、フェリーの調達や出入国審査施設がある「広島国際フェリーポート」(南区出島2)などの使用契約を県と交わすなどの手続きを進める。手続きには半年程度必要で、県は運航再開の時期など詰めの交渉を急ぐ。
 同航路は、02年10月に「釜関フェリー」(本社・釜山)が「ウンハ(銀河)」を就航。10年以上の運航を約束して週に3往復運航(04年7月からは1日おきに出入港)していたが、1便(定員500人)あたりの平均乗船者数は約80人で、採算ラインの100〜150人を大きく下回っていた。そのため、05年8月のウンハの故障を契機に同社が運休を決め、同フェリーポートは休眠状態に。その後、今年6月に同社が同事業免許の廃業申告書を同部に提出していた。しかし、夕方に出発すれば朝に到着する便利さから潜在的な需要は大きく、これまで数社が同フェリーポートを見学するなどしていた。
 今回参入する興亜海運の担当者は「まだ交渉中の問題もあるが、週3便運航したい。(釜関フェリー撤退の経緯も踏まえて)県などに十分な支援をお願いして、県民にいいサービスを提供したい」と話しており、定員約600人で約20フィート(約6メートル)コンテナが約150個搭載出来る船を探している。ウンハは同コンテナが最大90個しか搭載出来ず、設備の老朽化も指摘されていた。
 県空港港湾部の塩崎正孝部長は「県としても重要航路として復活を期待している。復活すれば、乗船客に船の改善点を積極的に指摘していただき、県民とともに育てていきたい」と語り、ウンハでの反省点を生かして船の設備の助言などをする方針。
10月8日朝刊
(毎日新聞) - 10月12日14時57分更新

233荷主研究者:2006/10/26(木) 22:48:31

【室蘭と博多結ぶフェリー、金沢初寄港】
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060903003.htm
2006年9月3日 北國新聞
「平成の北前船」定期便化へ一歩 室蘭と博多結ぶフェリー、金沢初寄港

 北海道・室蘭港と福岡・博多港を結ぶカーフェリーが二日夜、金沢港に初めて寄港した。同フェリーの定期便化を目指す金沢商工会議所などの関係者五十一人と一般ツアー客四十人が乗船し、三日午前零時四十分、博多に向けて出発した。

 戸水埠頭(ふとう)に接岸したのは、海運会社のリベラ東日本フェリー(広島県呉市)が運航する「ニューれいんぼうらぶ」(全長百九十メートル、一一、四〇一トン)で、定員百五十人、トラック百八十台、乗用車百台が収容可能。同社は室蘭―直江津―博多間を週三便運航しており、県などの就航要請に対し、金沢港に立ち寄るコースを試験的に設定した。

 今回は室蘭発博多着の「南下コース」のフェリーが入港し、カップルや家族連れなどが次々と乗船。出港に先立ち、船内で金沢商工会議所の西盛祐吉郎常務理事から坂上幹朗船長に花束と記念品が贈られた。コマツ粟津工場(小松市)の油圧ショベル十三台も積み込まれた。同フェリーは四日午前5時半に博多に到着する。

 三日早朝には、博多発室蘭着の「北上コース」のフェリーが入港し、歓迎行事の後、同日午後に出港する予定。同コースには金沢商工会議所の西盛常務や金沢市、金沢港振興協会の担当者らで構成する訪問団七人を含む十二人が乗り込む。

 金沢港振興協会などは、かつて日本海を行き来した「北前船」のように、交流人口拡大や物流促進につながるとして、同フェリーの定期便化を働き掛ける。

234荷主研究者:2006/10/26(木) 23:24:25

【ひびきコンテナターミナル:初の物流倉庫】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/kitakyushu/20060905/20060905_003.shtml
2006/09/05付 西日本新聞朝刊
HCT初の物流倉庫稼動 北九州市 日通も支店を開設

 若松区のひびきコンテナターミナル(HCT)後背地となる同区響町に初の物流倉庫が完成し、今月から稼働を始めた。4日、物流大手の日本通運(本社・東京)も支店を倉庫横に開設。北九州市は、低迷が続くHCTの「集荷や路線誘致につなげたい」と期待を寄せている。

 昨年4月に開港したHCTは、初年度のコンテナ取扱量が目標のわずか6%。路線も荷物も集まらない理由の1つに、コンテナ荷物を保管したり、仕分けたりする倉庫がなかったことが挙げられていた。

 初めて完成した「ひびきポートランドR1号倉庫」は、平屋約3300平方メートル。市の第三セクター「ひびき灘開発」が総事業費約2億4000万をかけて建設した。建設費は、リサイクル資源を取り扱う施設への国の補助金約8000万円に加え、同市が新設した「港湾機能高度化施設整備事業補助金制度」から、4000万円の補助を受けた。

 1日に稼働を始めた同倉庫には、3社が入居。そのうち日本通運は4日、稼働に合わせ、これまで小倉北区日明にあった支店を移転し、「ひびき海運支店」として開設した。同社が集荷代理を務める海運会社も、これまで小倉コンテナターミナルに寄港していた便を、HCTに集約する。同社は「物流拠点としての将来を見込んで、移転を決めた」としている。

 HCTにはこれまで、中国・上海や韓国・釜山などを結ぶ計4航路が就航していたが、日通の移転で5航路に増える。

235とはずがたり:2006/11/05(日) 12:03:27
三井埠頭(三井系ではなくなっており経営危機を契機に太平洋系となる),桜島埠頭と民間埠頭会社は大好きである。北菱産業埠頭が三菱系埠頭会社として飛躍することを祈念。(瀬戸埠頭や国際埠頭など他にも三菱系埠頭会社は沢山あるが)

2006年11月04日
札幌の北菱産業と合併へ/釧路埠頭
http://www.news-kushiro.jp/news/20061104/200611041.html

  旧雄別炭砿の石炭積み出しを担った北埠頭(釧路港東港区)を民間資本で建設し釧路経済の発展に大きな役割を果たした釧路埠頭(本社釧路市海運町1、資本金9600万円、福田豐社長)が取締役会で合併を決議し、承認を求める株主総会を15日開催することが3日までに明らかとなった。合併相手は同じ三菱マテリアルグループの北菱産業(本社札幌市、資本金1億6135万円、同)で、合併後の社名は「北菱産業埠頭」を予定している。

236とはずがたり:2006/11/13(月) 02:07:52
輸送が増えてるのに撤退では納得が行かんわな・・

輸送量グラフ→http://0bbs.jp/tohazugatali/img15_11

さんふらわあ 人・車とも輸送増
運行会社撤退理由「上回る燃料高騰」
(10/19 07:21)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=818

 来年3月末をめどに志布志港からの撤退計画が明らかになった、同港と大阪を結ぶカーフェリー「さんふらわあ」は、人員、車両とも輸送実績が増加傾向にあることが、運航会社のブルーハイウェイライン西日本(本部・大阪市北区)が鹿児島県に提出した資料で分かった。同社は撤退方針の理由について、「増加ペース以上に燃料の高騰ペースが上回っている」としている。
 資料によると、2005年度の旅客輸送人員は約16万3600人で、前年度比3.5%増え、過去4年で10%余り増加した。トラック台数は05年度が6万5700台で前年度比4.2%増、過去4年で36.8%の伸びとなっている。

 06年度に入ってもトラック台数はおおむね前年を上回って推移している。
 同社の長山哲哉管理部長は南日本新聞の取材に対し、トラックのフェリー利用が伸びていることについて「燃料が高騰していることや、過積載やスピードなどの規制が強まっていることが一因ではないか」と分析。しかし、「輸送実績を上回るペースで(さんふらわあの)燃料が高騰している」と、宮崎航路に切り替える計画の理由を話した。
 詳細な収支などは明らかにしていないが、説明を受けた志布志市によると、昨年度は5億5000万円の赤字という。志布志から宮崎に変更することで運航時間を片道約2時間短縮でき、燃料の節約につながるとしている。
 同社は県、志布志市に来春の航路変更計画を説明したほか、新たな寄港地になる宮崎側にもすでに説明したという。

さんふらわあ・志布志港撤退計画:国の規制緩和を批判−−知事 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000258-mailo-l46

 カーフェリー「さんふらわあ」の撤退計画問題で、伊藤祐一郎知事は6日、定例記者会見で、航路維持を会社側に働きかける意欲を改めて示す一方、「(県には引き留めの)何の権限もない。説得する以外にない」とこぼす一幕も。陸、海、空と相次ぐ民間事業者の撤退に、国の規制緩和に恨み節も漏れた。
 「さんふらわあ」維持のため、伊藤知事は、港湾使用料の減免や航路維持補助金などにも言及。また、会社側が「原油高騰に伴い、増えた」コスト約6億円への「一定の負担」の可能性にも触れた。だが、当面は、志布志港での集荷量を増やすなどが引き留め策となるのでは、と示すにとどめた。
 赤字路線バス、山川根占航路など、これまでの対策にも触れ「民が(維持)できなくなったところを、地方公共団体が、肩代わりか、参入で維持する構図。何のための規制緩和か」。参入、撤退を基本的に自由とした規制緩和を批判した。[神崎真一]
11月7日朝刊
(毎日新聞) - 11月7日16時1分更新

237とはずがたり:2006/11/15(水) 12:54:59
>>236-237
大隅線は志布志から垂水迄残して垂水のフェリー乗り場迄延伸して鴨池〜垂水港++++志布志で一環連絡して欲しかったねぇ。
志布志港開発は未だ巧く行ってたイメージだけどこれを宮崎に取られたら大打撃だよなぁ。志布志に発着というのが俺も気に入ってたから残念だけど・・
しかし志布志で宮崎の客は取れないけど宮崎なら志布志,宮崎,鹿児島の客が取れるであろうから妥当な判断とも云えるのか。東九州道でも作って貰わないと引き合わないか?志布志都城道路だけで十分やろけど。

さんふらわあ・志布志港撤退計画:市が航路存続の協力要請 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000214-mailo-l46

 ◇南九州総合開発協議会総会
 曽於・志布志地区、宮崎県の北・西諸県と南那珂地区の13市町でつくる南九州総合開発協議会の総会が18日、同県都城市であった。
 総会では、大阪―志布志間に就航しているカーフェリー「さんふらわあ」が来春、志布志港から撤退し、大阪―宮崎に航路変更する計画があるとして、志布志市が航路存続への協力を要請した。担当課長で構成する幹事会で取り扱いを協議する。

10月19日朝刊
(毎日新聞) - 10月19日15時1分更新

カーフェリー:さんふらわあ、志布志港撤退計画 大隅半島に衝撃 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000213-mailo-l46

 ◇鉄道、バスに続き海上交通までも
 ◇志布志市など存続へ全力「物流、観光に大きな問題」
 「バスだけでなく、海までも」「県経済の死活問題だ」。18日に明らかになった大阪と志布志を結んでいるカーフェリー「さんふらわあ」の来春の志布志港撤退計画は、バス路線廃止問題で揺れる大隅半島に衝撃を与え、関係者からは驚きや不安の声が上がった。[新開良一]
 18日午前、志布志市役所では助役、部課長ら約20人が対応を協議。“寝耳に水”の計画説明に驚きを隠さず、持冨秀明・市企画部長は「大隅半島と都市圏を直接結ぶ唯一の大動脈。ショックで声も出ない」。近く、市内の各種団体も交えた対策協議会を発足させ、大隅地域4市5町でつくる大隅総合開発期成会とも連携して航路存続を図っていく構えだ。
 大隅半島は岩崎グループの赤字路線バス廃止計画を受け、対象125系統のうち46系統の廃止が決まった。87年には旧国鉄大隅線も失った。「線路に続きバス、そして今度は海上交通。大隅地域の交通手段がどんどんそがれていく」――。怒りにも似た感情を抱く住民は多い。
 917人の会員を束ねる志布志市商工会の河本正男会長(61)は「県内の主要農畜産物を大都市圏に運ぶ航路。航路維持は県全体の経済発展の大前提で、その重要性を県はもっと認識すべきだ」と関係機関が連携した迅速な対応を求める。
 一方、外国人留学生を鹿児島、宮崎両県で受け入れるホームステイ事業を実施するNPO法人「からいも交流」の東幸治郎代表理事(48)は「これまでに約1600人の学生が同航路を利用して鹿児島入りした。交通費が安いので参加者募集がしやすく、また船内が学生同士の交流の場になっている」と残念がる。
 地元首長らも危機感を募らせる。大隅総合開発期成会の山下栄・鹿屋市長は「撤退によって大隅地域の物流と観光に大きな問題が生じる」。志布志市の本田修一市長は「撤退は予想外。なんとしても志布志港のシンボルを存続させたい」と話している。
 「さんふらわあ」は2隻就航し、いずれも旅客定員782人▽乗用車140台▽トラック175台を収容でき、大阪―志布志間を片道約14時間で結ぶ。
10月19日朝刊
(毎日新聞) - 10月19日15時0分更新

238とはずがたり:2006/11/25(土) 11:21:41
『茨城港湾』が新会社
ひたちなか都市開発
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20061123/lcl_____ibg_____002.shtml

 県出資団体の港湾管理会社「茨城港湾」(東海村)と常陸那珂港周辺の開発を手がける「ひたちなか都市開発」(ひたちなか市)は二十二日、合併することで合意し、水戸市内のホテルで合併調印式が開かれた。

 茨城港湾を存続会社とし、ひたちなか都市開発を吸収する。合併後の新会社名は「茨城ポートオーソリティ」、資本金二十九億四千七百八十万円。十二月二十日の株主総会で合併の承認手続きを経て、来年四月一日に新会社を発足させる。両社の社長を務める角田芳夫副知事が社長に就く。

 茨城港湾は、大洗、常陸那珂、日立の三港の運営と港湾サービスを提供し、ひたちなか都市開発は港周囲に広域商業施設誘致などに取り組んできた。ともに県が50%以上を出資しているが、県の第四次県行財政改革大綱や県議会特別委員会の提言の中で合併を求めていた。 (秦淳哉)

239とはずがたり:2006/12/03(日) 20:03:34
志布志だと大隅・姶良・鹿児島・日南・諸県地方からの集客が精々だが,宮崎港となればそれらの地域に加えて宮崎から延岡方面迄視野に入ってくる。

さんふらわあ志布志航路 存続訴え2000人決起 志布志市で大会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000018-nnp-l46

 カーフェリー「さんふらわあ」の志布志航路存続を求めて、志布志市内の関係団体などでつくる「『さんふらわあ』志布志航路存続協議会」(会長・本田修一同市長)は29日、同市の志布志港で決起大会を開催、約2000人が参加した。

 本田市長が「大会に集まった皆さんの熱意、うねりを運航会社に伝え、航路撤退を考え直してもらう」とあいさつ。大隅半島の4市5町でつくる大隅総合開発期成会長の山下栄・鹿屋市長は「さんふらわあは大隅地域が生き残るための生命線だ」と、同航路の重要性を強く訴えた。「さんふらわあの撤退が鹿児島県の産業界全体にもたらす影響は計り知れず、あらゆる手段を講じて断固阻止する」とする大会決議が採択された。

 大会には大隅半島だけでなく、宮崎県の串間市や都城市、南郷町から駆けつける人も。参加者たちは「志布志‐大阪航路の存続を」と書かれた鉢巻きを着け、停泊中の「さんふらわあ」を前に気勢を上げていた。

 大会後、本田市長ら約70人は「さんふらわあ」に乗船。30日、大阪でも、関西在住の県出身者ら約100人が参加し決起大会を開催。運航会社のブルーハイウェイライン西日本の大阪本部を訪れ、約3万3000人分の署名を手渡す予定。


=2006/11/30付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 11月30日10時11分更新

241とはずがたり:2006/12/24(日) 11:04:20

秋田港のコンテナ取扱、年間3万本突破へ 製材輸入増などが要因
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20061223b

 秋田船川税関支署がまとめた貿易概況によると、秋田港の今年1?10月の国際定期コンテナ航路の取扱本数は2万5760本(20フィートコンテナ換算)で、前年同期を16・1%上回った。このペースで推移すれば、初めて年間で3万本を突破する見通し。自動車部品の輸出や製材の輸入増が、全体を押し上げる要因となっている。昨年の取扱本数は2万7197本で、7年連続で過去最高を更新している。

 現在、秋田港?釜山港間のコンテナ船は週4便。同支署によると、1?10月の輸入本数は前年同期比18・0%増の2万493本で、金額は32・2%増の274億2500万円。

 金額ベースでコンテナ輸入の3割超を占める製材は、北欧などからの輸入が伸び、13・8%増の99億7300万円。次いで、衣類が30・8%増の25億6000万円。銅や亜鉛などの金属・金属製品も増えている。

 一方、輸出は9・1%増の5267本で、金額ベースでは56・5%増の121億9200万円。構成比で3割超を占めるトップの輸送用機器は、前年同期比約2倍の44億4600万円。次いで、亜鉛・亜鉛合金の22億3000万円で、素材価格上昇などで前年比2倍超となった。

(2006/12/23 09:44 更新)

242荷主研究者:2006/12/31(日) 10:54:24

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200609220014.html
'06/9/22 中国新聞
上組が福山港に物流センター

 上組(神戸市)は12月、福山市箕沖町の福山港国際コンテナターミナルに隣接する「箕沖物流センター」を開設する。福山港の貨物取扱量の増加やコンテナバースの2バース化に向けた動きに対応。鉄骨2階建て(延べ約1万300平方メートル)。温度管理をしない普通倉庫、クレーン倉庫、屋根付きの荷さばき場で構成。県箕沖産業団地の敷地約2万800平方メートルに約20億円をかけ11月末までに建設する。

243荷主研究者:2006/12/31(日) 10:58:18

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20060926000092
2006/09/26 09:32 四国新聞
トラック運賃昼間便3割引に−ジャンボフェリー

 ジャンボフェリー(神戸市)と地元自治体、荷主企業などでつくる「神戸―高松間フェリー航路活性化委員会」は二十五日、同航路の昼間便のトラック運賃を三割引にする実証実験を行うと発表した。期間は十月一日から一カ月間。積載率が低調な昼間便の利用促進や新規顧客の獲得、陸上からフェリーへのモーダルシフトを図る。

 活性化委員会はジャンボフェリーのほか、香川県、神戸市、加ト吉などで構成。昨年七月に設置され、国の公共交通活性化総合プログラム事業を活用して同航路の利用促進に取り組んでいる。

 割引対象は、高松発が午前五時半、同十時半、神戸発が午前六時、同十時半の上下計四便。割引運賃は片道で、十トントラックが一万六千二百四十円(通常二万三千二百円)、四トントラックが一万八百十円(同一万五千四百三十円)などになる。

 実験後は利用者アンケート調査を行い割引効果を見極めた上で運賃改定の必要性などについて意見をまとめる。

247とはずがたり:2006/12/31(日) 15:10:00
>>246
これは至急やるべきだね。名称は「阪神港」か?
そもそも「尼崎西宮芦屋港」ってのがある時点で笑止。

248荷主研究者:2006/12/31(日) 16:47:46

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/toshiken/20061011/20061011_003.shtml
2006/10/11付 西日本新聞朝刊
6万トン級貨物船着岸可能に 水深15メートルの岸壁着工 福岡市の人工島

福岡市東区の人工島で開かれた国際海上コンテナターミナル整備事業の着工式

 大型貨物船が着岸できる福岡市初の水深15メートル岸壁を備えた「国際海上コンテナターミナル」整備事業が9日、博多湾に浮かぶ人工島で始まった。水深15メートル岸壁は全国でも少なく、九州では北九州市に続いて2番目。福岡市ではコンテナ貨物輸送が急増しており、本格的なターミナル増設によって、博多港を九州最大級のコンテナ基地とすることを目指す。

 人工島では現在、新ターミナルに隣接する深さ11メートルと14メートル岸壁が稼働中だが、6万トン級の大型貨物船は水深不足で着岸できない。また、荷降ろしするコンテナ船で混雑が続いており、貨物船が沖合で順番待ちしている状態という。

 新岸壁は延長350メートル、奥行き500メートルで、6万トン級の大型コンテナ船舶が接岸可能。ガントリークレーン2基を設置予定で、2008年春に暫定供用開始、10年度末の完成を目指す。完成すれば20フィートコンテナ換算で、年間20万個から25万個のコンテナが新たに取り扱いできるようになる。総事業費は約339億円。

 この日の着工式には、事業を進める国土交通省九州地方整備局や福岡市などから約200人が参加。安全祈願祭に続いて、あいさつした山崎広太郎市長は「博多港におけるコンテナ取り扱い施設はフル稼働の状況。コンテナターミナルは必要不可欠」と強調した。

 博多港のコンテナ取扱量は、10年前の約25万9000個から昨年度は約2.4倍の約62万1000個に増加。本年度も70万個を超える見通し。新しい岸壁が本格稼働すれば、年間100万個を取り扱えるようになる。

249荷主研究者:2006/12/31(日) 16:58:22

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20061017&j=0024&k=200610179391
2006/10/17 07:21 北海道新聞
東日本フェリー苫小牧−大洗航路 商船三井引き継ぎへ 来年早々にも

 東日本フェリーを運航するリベラ(広島県呉市)が来年早々にも苫小牧−大洗航路を運休し、共同運航している商船三井フェリー(東京)に引き継ぐ方向で検討していることが十六日分かった。現行の便数は維持する。

 苫小牧−大洗のフェリー航路は日曜日を除く毎日、リベラ所有船一隻、商船三井所有船三隻を使い一日二往復体制で共同運航している。関係者によると、来年早々にもリベラが所有する一隻を商船三井に貸し渡し、商船三井の単独運航に切り替える計画。リベラは同航路の運航権を残したまま運休し、商船三井は増便する形を取る。リベラ側の船員は商船三井の指揮下で乗船し、商船三井からは用船料が入る。

 リベラは来年夏にも函館−青森航路に双胴型の新型高速フェリー二隻を導入するが、苫小牧、大洗の支店経費などを圧縮し、経営資源を同航路に集中投下する方向だ。既にリベラは、今年三月に室蘭−八戸航路を休止。苫小牧−八戸航路は、今回と同様の手法で十二月から運航を休止し、共同運航する川崎近海汽船(東京)に運航を引き継ぐ予定だ。

 相次ぐ路線の見直しでリベラの運航経路は函館−大間、函館−青森、室蘭−青森、室蘭−新潟・直江津−福岡・博多の五航路となる。

250荷主研究者:2006/12/31(日) 16:58:47

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20061019&j=0024&k=200610199896
2006/10/19 07:40 北海道新聞
石狩湾新港 設備投資が活発化 4−9月150億円 目立つ冷凍食品

 【石狩湾新港】石狩湾新港地域の造成・分譲を手掛ける第三セクター、石狩開発(石狩)は十八日、本年度上半期(四−九月)に工場や倉庫などの新増設へ着手した企業の設備投資額が約百五十億円と過去五年間で最高だったことを明らかにした。業績回復で設備投資への意欲が一段と活発化していると言えそうだ。

 石狩湾新港地域に取得済みの工場用地で新増設に着手した企業は二十四社で、昨年度一年間に並んだ。投資額は昨年度まで年間約七十億円で推移したが、上半期だけでそのほぼ二倍に達した。さらに二、三社が増設を計画、設備投資額も二百億円に近づくと見込まれるなど、年間では「バブル期以来の高水準」(石狩開発)となりそうだ。

 業種別では、冷凍食品の積極姿勢が目立つ。ニチレイ(東京)は今月下旬、延べ床面積一万五千平方メートル、保管能力一万三千トンの「石狩物流センター」を稼働させる。総投資額は二十億円。東洋水産(同)も十七億円を投じ、既存の冷凍倉庫と同じ敷地に延べ床面積一万千百平方メートル、保管能力一万五千トンの冷凍倉庫を建設中だ。

 このほか約一万六千平方メートルの用地を取得した自動車部品製造の徳重(とくえ)(愛知県名古屋市)は来年四月の稼働を目指し、延べ床面積五千平方メートルの工場を建設。苫小牧埠頭(ふとう)(苫小牧)は十三億円かけ灯油貯蔵タンク五基を増設する。

 石狩開発は「ゼロ金利解除で金利上昇前に設備投資する企業が増えているのでは」と分析。道は「消費地の札幌に近く、港湾機能が充実してきていることも背景にあるのでは」(産業立地課)とみている。

251荷主研究者:2006/12/31(日) 17:03:54

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20061016/ftu_____thk_____000.shtml
2006.10.16 中日新聞
名古屋港に新コンテナターミナル 岸壁総延長1050m、国内最大級

新コンテナターミナルの増設工事で据え付けられる巨大な鋼管製の「ジャケット」=名古屋港飛島ふ頭で
 世界最大級の超大型コンテナ船が満載のまま接岸できる新コンテナターミナルの増設工事が、2008年末の供用開始を目指して、愛知県飛島村の名古屋港飛島ふ頭南側コンテナターミナルで進んでいる。

 同ターミナルは、横浜港本牧ふ頭に次いで国内2例目となる日本最大の水深16メートルの岸壁を持つ。国の予算が集中的に投じられるスーパー中枢港湾に指定された名港の目玉事業で、長さ400メートルの第1ターミナル岸壁は昨年末に完成。現在進められているのは、その西側の350メートルの第2ターミナル岸壁だ。

 すべてが完成すると、東隣の水深12メートル岸壁と合わせて総延長1050メートルにもなる国内最大級のコンテナターミナルが誕生。年間のコンテナ取り扱い能力は約110万個、コンテナヤードの保管量は約2万個にも達し「モノづくり中部」随一の海上物流拠点となる。

 第2ターミナル岸壁では、岸壁の一部となる「ジャケット」の据え付け工事が報道陣に公開された。ジャケットは、鋼管で組み立てられた大型の立体構造物。長さ50メートル、幅40メートル、高さ18メートル、重さ約600トンのジャケットは大型起重機船で持ち上げられ、海面下66メートルの海底地盤にまで打ち込まれた複数のくいの上に、すっぽりかぶせる格好で取り付けられた。

252荷主研究者:2006/12/31(日) 17:05:07

http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061026/lcl_____mie_____011.shtml
2006.10.26 中日新聞
コンテナ10・6%増 四日市港、大型船用岸壁など要因

 四日市港の霞ケ浦北埠頭(ふとう)国際コンテナターミナルがことし1月に供用開始して以降、同港での1−9月のコンテナ貨物取扱量が20フィートコンテナ換算で約11万8000個に上り、前年同期比10・6%増となったことが明らかになった。

 佐藤清副管理者は25日の同組合議会定例会で、コンテナ取扱量が増えた要因として、同ターミナルに大型コンテナ船が入港可能な水深14メートルの岸壁を開設したことなどを指摘。現在の増加率で進むと、コンテナの年間集荷量は16万個になると予想し「前年比で1万5000個程度増加する見通し」と述べた。

 同組合は昨年6月から北米をはじめとした新規航路の拡大にも向けて、同港に寄港する船会社に対して経費を一部補助する制度を始めたが、まだ適用した例はない。佐藤管理者は「(一寄港につき)最大100万円の補助制度は船会社へのインパクトが大きい。今後もこの制度を活用し、北米航路の誘致につなげたい」とした。 (神田要一)

253荷主研究者:2006/12/31(日) 17:05:53

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061030t11031.htm
2006年10月29日日曜日 河北新報
宮城県、仙台塩釜港計画改定へ 岸壁改修など柱

 宮城県は本年度、1996年度の策定以来10年間を経過した仙台塩釜港の港湾計画改定に着手する。船舶の混雑、大型化に対応する岸壁の改修や低迷する塩釜港区の活性化が焦点になりそうだ。県は県民の意見を聞いた上で2年程度かけて計画素案をまとめ、2009年度の改定を目指す。

 学識経験者らによる検討委員会を07年1月に発足させるのに先立ち、県民や港湾利用者に意見を募る。具体策として11月末まで郵送や電子メールなどで意見を募集。物流だけでなく、環境や防災、観光、まちづくりなど幅広い視点で考える懇談会も年内に5回開き、計画づくりに役立てる。

 仙台塩釜港の貨物量は05年、3817万トン(うち仙台港区3533万トン、塩釜港区284万トン)。仙台港区は3年連続で上昇したが、塩釜港区は減少傾向が続いている。

 仙台港区は中野埠頭(ふとう)を中心に岸壁が混雑し、現在の勢いで貨物量が増えると、埠頭やコンテナターミナルの容量不足が懸念される。船の大型化も進んでいることから、岸壁の数を減らして長さを確保したり、岸壁の水深を深くしたりできないか検討する。

 塩釜港区は塩釜市の港奥部埋め立てや七ケ浜町東宮浜地区の人工島計画について、実現性や規模などを再検討する。1100隻に及ぶ放置プレジャーボートについても、港の安全や景観を損ねていることから、収容施設の整備などを検討する。

 07年春の仙人峠道路(釜石市―遠野市)の開通で、完成自動車の積み出しなどをめぐって予想される釜石港との競争激化にも対応する。

 釜石港は、トヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)が完成した1993年以来、完成車の積み出しが行われている。金ケ崎―釜石間は現在、2時間20分かかるが、仙人峠道路開通で35分短縮され、冬場の安全性も大幅に向上する。

254荷主研究者:2006/12/31(日) 18:38:55

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20061110001.htm
2006年11月10日 北國新聞
大水深岸壁基礎が着工 08年暫定供用へ

 石川県の金沢港大浜埠頭(ふとう)で十日、大水深岸壁の基礎工事が始まり、多目的国際ターミナルの本格的な整備が動き出した。岸壁の桟橋を支える巨大な鋼製の杭(くい)を海底に打ち込む作業が順次進められ、今年度中に百二十本を施工する。来年度には桟橋本体の工事に取りかかり、二〇〇八(平成二十)年十月に水深一二メートルでの暫定供用を目指す。

 延長二百六十メートル、幅二十七メートルの桟橋は百三十五本の杭で支えられる。作業船のクレーンでつり下げた長さ十九―二十四メートルの杭に震動を与え、高圧の水を噴射して地盤を緩めながら十―十二メートルの深さにまで打ち込む作業が行われた。

 暫定供用を開始する〇八年以降は海底の浚渫(しゅんせつ)を進め、二〇一五(平成二十七)年度には、岸壁などと合わせ、延長二・五キロの航路についても水深一三メートルでの整備を完了させる。

255荷主研究者:2007/01/01(月) 22:55:41

http://www.kentsu.co.jp/chubu/news/p02295.html
建設業界ニュース中部版
【愛知】コンテナターミナルへ貨物鉄道引込を検討(12/19)

■  伊勢湾スーパー中枢港湾連携推進協議会で組織する伊勢湾シー&レール物流戦略部会は、伊勢湾スーパー中枢港湾のコンテナターミナルへの貨物鉄道の引き込み可能性についての検討結果をまとめた。四日市港の三岐鉄道への引き込みを例に、既存ストックが活用可能と仮定した場合、年間片道5000個程度のコンテナ貨物量で可能となることが確認された。また、国際海上コンテナの輸送では、内陸部で鉄道貨物駅に近接したインランドデポ(内陸部における国際物流拠点)の併設も必要とした。これら検討結果はきょう19日に開催する第3回伊勢湾スーパー中枢港湾連携推進協議会で報告する。
 同部会は、伊勢湾スーパー中枢港湾連携推進協議会の鉄道物流部門の検討部会で、日本貨物鉄道、四日市市、名古屋港管理組合、四日市港管理組合、国土交通省中部地方整備局と中部運輸局で構成する。昨年10月の協議会で委員から「伊勢湾における鉄道のターミナル引き込みについて検討すべき」との意見を受けて、検討を進めていたもの。
 海外では、多くのコンテナターミナルで鉄道が引き込まれており、伊勢湾では日本政策投資銀行東海支店が「四日市港−今後の発展に向けた課題」(06年5月)の中で、コンテナターミナルへの鉄道の引き込みを提案している。また、内陸部では鉄道輸送と連携したインランドデポ設置の検討が進められ、滋賀県米原市の「滋賀統合物流センター」(SILK)構想によるJR貨物のターミナルと連携した効率的な製造・物流統合システムの実現に向けた取り組みが進められているなどの背景がある。
 こうした背景を踏まえ、同部会では、三岐鉄道や四日市商工会、愛知県などもオブザーバーとして参画してもらい、検討を進めてきた結果、機関車などのストックや人的なコスト負担を除いた専用線だけを用いた場合、年間20フィートコンテナ換算個数で片道5000個の貨物量で運用が可能であることを確認した。イメージ図は三岐鉄道の駅から専用線をコンテナターミナルに敷いた場合の想像図で、延長約2㌔程度(可道橋あり)の引き込み線を想定している。概算事業費は数十億円。
 協議会には、このほかコンテナターミナルへの鉄道のみならず、既存の貨物駅との間をトラックで結ぶ一般的な鉄道貨物輸送形態も検討した上で、既存の貨物駅が移転する際などには国際海上コンテナの取り扱いに対応した施設整備の検討の必要性も報告することにしている。
 同部会では今後、港湾と鉄道とのシームレスな連携の実現に向けて、鉄道を利用した国際海上貨物輸送に対する荷主などのニーズや、国際海上コンテナの鉄道輸送の効果や課題の把握に引き続き努めることにしており、その一環として荷主などからの相談窓口を設置する。
(2006/12/19)

256荷主研究者:2007/01/02(火) 11:56:17

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20061221/ftu_____thk_____001.shtml
2006.12.21 中日新聞
名古屋港、5年連続日本一確実 総取扱貨物量2億トン

 名古屋港管理組合は20日、名古屋港の2006年の総取扱貨物量が、国内の港湾で初めて2億トンの大台を突破したと発表した。02年から5年連続の日本一は確実で、貿易額も6年連続で日本一になる見込み。

 同組合の推計によると、今年の総取扱貨物量は、前年比10・1%増の2億600万トン程度になる見通し。トヨタ自動車を中心とした完成車や自動車部品の輸出が好調で、輸出全体では9・2%増の5100万トンを記録。輸入も液化天然ガス(LNG)や鉄鉱石などが好調で7・7%増の8100万トンとなる見込み。

 このほか、内国貿易貨物も、完成車を中心に移出、移入とも好調で13・5%増の7400万トンとなる。

 名港が1億トンを突破したのは1977年。1億5000万トン台に到達した2000年からわずか6年でさらに5000万トンを上積みした。

 2位は千葉港、3位は横浜港の見通し。世界的には約4億トンのシンガポールがトップで、名港は10位前後とみられる。

 一方、財務省貿易統計によると、貿易額も1月から10月まで名港が全国1位となっている。

257荷主研究者:2007/01/02(火) 12:14:39

http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20061216/lcl_____fki_____000.shtml
2006.12.16 中日新聞
福井港への外航船入港数が倍増 中ロ関係軸に伸び期待

 関税法上の開港指定を昨年4月に受けた福井港への外国航路船舶(外船航)の入港数が、今年に入って激増している。県の集計によると、1月から11月末までに入港した外航船は176隻を数え、昨年同期(91隻)のほぼ2倍に達している。好調な中古車輸出などの恩恵も受けたが、うち91隻が福井港への直接入港で、開港指定のメリットが入港実績に結びついたことを裏付けている。

 県によると、外航船が福井港に入港する場合、昨年3月までは敦賀港など開港指定港で「不開港への入港手続き」を経る必要があった。しかし、2005年月に関税法上の開校指定を受けたのに伴い、現在は直接入港が可能になった。

 その結果、輸送日数やコストが削減され、開港初年の05年も入港数101隻のうち、約半数の51隻が直接入港だった。今年の直接入港数は、昨年同期の総入港数にほぼ並ぶなど、開港の効果が数字となって着実に表れている。

 県港湾空港課によると、品目別ではロシアへの中古車輸出が92隻で最も多く、韓国で加工後に中国に出荷されるとみられる金属スクラップ船が28隻となっている。一方、輸入では、工業団地・テクノポート福井に立地するアルミ圧延メーカー工場向けのアルミインゴットを積んだ外航船が、45隻でトップだった。

 また、12月1日からは、テクノポート福井で木造住宅用建材メーカーが稼働を開始し、今後は同社がロシアから木材を輸入する船が毎月2隻ほど入港する見通しという。

 中国経済の活況などの影響もあり、同課は「さらに入港実績は伸びていくのではないか」と期待を寄せている。

 (畑結樹)

258とはずがたり:2007/01/02(火) 14:02:15
社説:能代港の整備 資源循環の国際拠点に
http://www.sakigake.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20061226az

 海運をめぐる動きが活発化している。国土交通省が能代港をリサイクルポート(総合静脈物流拠点港)に指定したほか、秋田港から極東ロシアのウラジオストク、ボストーチヌイ両港を結ぶ定期航路の開設が、早ければ来春にも実現する可能性が高まった。両港とも環日本海の物流拠点として存在感を増すことになるが、とりわけ能代港はアジアを組み込む形で資源循環の国際拠点となる期待も膨らむ。

 リサイクルポートは国交省の港湾行政の柱の一つ。環境に優しい海運を使って循環資源を広域的に集め、資源循環型社会の形成と港湾地域の活性化を図る狙いがある。今回、能代港と同時に舞鶴(京都)、三島川之江(愛媛)が指定され、全国で計21港となった。

 能代港の指定は、米代川流域の9市町村と県による県北部エコタウン計画を推進する上で重要な意味を持つ。後背地の大館市や小坂町では、長年培ってきた木材加工や製錬技術を生かしたリサイクル、廃棄物処理施設が集積。新たな基盤産業として育ちつつあるが、これまで計画エリア内に肝心の物流拠点がなかった。また、リサイクル産業の集積がなかった能代市にとっても、指定により関連施設の立地が見込まれ、エコタウン計画への本格参入の道が開けることになる。

 非鉄金属大手のDOWAホールディングスが100%出資する子会社で、県北地区のリサイクル産業の中核的存在の小坂製錬は、リサイクル原料に対応した国内初の新型炉を建設中だ。来年3月の完成時には年間の処理能力が現在の約5万トンから20万トン以上へと飛躍的に拡大する。同社がその原料として想定しているのが、アジア諸国で大量に廃棄、排出される携帯電話などの廃電子基板だ。

 製錬の原料となる鉱石はブラジル、ロシア、インド、中国(ブリックス諸国)などの経済成長に伴い、慢性的な品薄状態。同社が鉱石に代わる原料として着目しているのが、貴金属やレアメタルの含有率が高い廃電子基板や、電気・電子部品の製造過程で排出される端材である。その最大の輸入先となるのが東アジアや東南アジア諸国だ。

 多くの製造拠点が立地するアジアの国々では、世界貿易機関(WTO)加盟により廃棄物の適正処理が求められながら、それに振り向ける余力がないのが実情という。DOWAは、将来的には中国をも視野に入れた形で輸入拡大に意欲をみせている。小坂を拠点にした資源循環が軌道に乗るならば、受け入れ港としての能代港の重要度は飛躍的に高まることになろう。

 リサイクルポートの指定に伴い、国はリサイクル産業の新規立地促進や、貨物の積み替え・保管施設の整備補助などの各種支援を行うことになる。DOWAは金属とプラスチックを分類するなどの前処理施設や倉庫が必要だとしており、県と能代市も、能代港への原料の保管施設整備や、それを行う第三セクターの設置などの協議を始める予定だ。産業基盤が脆弱(ぜいじゃく)な能代市にとっては、木材産業と並ぶ新たな産業基盤づくりのチャンスが生まれた。官民挙げて盛り上げたい。

(2006/12/26 09:07 更新)

259とはずがたり:2007/01/22(月) 16:54:35

中小海運業が共同管理会社
業界再建へ国交省が支援
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007012100068&genre=A1&area=Z10&mp=

 船の老朽化や船員不足が深刻な内航海運業界を立て直すため、国土交通省は21日までに、中小事業者が共同出資で管理会社を設立し、船舶整備や船員育成を効率化できるよう支援することを決めた。

 事業者ごとに行っていた船の補修や点検を管理会社が一括することでコストを削減できるほか、グループ化による事業者間の信用補完で、新船の建造資金なども調達しやすくなると期待される。船員育成も共同で効率的に行うことができるようになる。
 生き残りのための会社合併と違って個々の事業者が存続できることなどから、国交省が約2000社を対象に昨年実施したアンケートでは、前向きな回答が75%を占めた。(共同通信)

260とはずがたり:2007/01/31(水) 15:39:30

さんふらわあ対策協が存続へ支援策
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000701310003
2007年01月31日

 志布志と大阪を結ぶカーフェリー「さんふらわあ」の志布志港撤退問題で30日、県の航路存続対策協議会が県庁で開かれ、港湾施設使用料や水道料の減免、利用促進のための助成ツアーなどの支援策をまとめた。2月16日に伊藤祐一郎知事が、運航会社の親会社である商船三井(東京都)を訪ね、芦田昭充社長と直接協議する。
 県や志布志市、トラック協会をはじめとする経済界でまとめた支援策で、港湾施設使用料と水道料の減免▽助成ツアーや修学旅行などでの利用促進▽一定の範囲内での運賃引き上げ、など。
 いずれも運航会社のブルーハイウェイライン西日本が、撤退計画を撤回することを前提に実施する。港湾施設使用料は現在年間2700万円、水道料は同500万円だが、具体的な減免額については明らかにしなかった。
 ブ社は、志布志から宮崎に航路を変更することで燃料代など年間約3億円を節約できると、撤退理由を説明している。
 一方、県は01年度から志布志航路のトラック輸送台数は年々増えており、今年度は7万台を超えるとみている。伊藤知事は「単純に2千円値上げすればそれだけで、1億4千万円の増収になる。交渉に一定の希望を持っている」と述べた。
 また、志布志市の本田修一市長は「会社側にとってもある程度納得できる内容ではないか。実現可能と思っている」と話した。
 ブ社は当初、今年3月いっぱいで志布志港を撤退し、4月から宮崎〜大阪間に航路変更するとしていたが、施設整備に時間がかかるとして10月からに計画を延期した。

261荷主研究者:2007/02/13(火) 00:17:45

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200701010073.html
'07/1/1 中国新聞
周南に初の7万トン級貨物船

 最大積載量7万トン級の大型貨物船が9日、周南市の徳山下松港に入港する。周南コンビナートの2社が県営晴海埠頭(ふとう)を活用し初めて挑む。同クラスは水深14メートルが必要。埠頭は整備されているが、航路は水深12メートルしかなく、水位の上がる満潮時を利用して航行し接岸。自家発電の燃料となる石炭を荷揚げする。2社は今後、年間約70万トンの石炭を、7万トン級貨物船で輸送する考えだ。

【写真説明】<左>初めて7万トン級の大型貨物船が入港する周南市の徳山下松港。官民連携による機能強化に期待がかかる<右>荷降ろしのため、晴海埠頭14メートル岸壁に民間業者が設置した移動式クレーン

262荷主研究者:2007/02/13(火) 00:25:50

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20061227/ftu_____thk_____005.shtml
2006.12.27 中日新聞
RORO船が入港 伏木富山港にロシアの船会社の定期便

 ロシア極東の船会社「トランス・ザルビノ」(ザルビノ)のRORO船(自走式積み降ろし船)の第1便が26日、伏木富山港に入港した。

 年明けから週1便の定期として就航し、中古自動車などを同港からウラジオストクへ輸出する。将来は便数を増やし、寄港地を広げる考えだ。

 日本側代理店の協栄船舶(大阪市)によると、当初は300台が積み込める船を配置し、中古自動車を中心に中古建機・トラックを輸出する。運航の曜日はまだ決まっていない。伏木富山港は日本製中古車の日本最大の輸出基地。年々輸出量が増加していることに対応した。

 RORO船は、クレーンを使わずに直接荷物(車)の積み降ろしができる貨物専用船。

 大量輸送と荷役作業の効率化で物流コストが軽減できるメリットがある。

 協栄船舶は福井など日本海側の港への寄港を計画しているだけでなく、横浜港や神戸港など太平洋側への就航も視野に入れている。

264荷主研究者:2007/02/13(火) 00:35:42

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070109302.htm
2007年1月9日03時38分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎金沢港利用、5割超す コマツ粟津工場 先月、北米向け建機輸出

 コマツ粟津工場(小松市)の北米向け輸出建設機械のうち、金沢港の利用割合が十二月、初めて50%を突破した。同港の北米行きRORO船の利用に加え、同工場は「六月から特殊コンテナを使って始めた釜山経由の輸出が軌道に乗ってきた」としている。
 金沢港の北米行きRORO船は月一便で、建設機械を走らせて荷積みできる。これに対し、週三便の釜山行きはコンテナ船であるため、従来は建機をそのまま積むことができなかったが、六月から特殊コンテナ「スーパーラック」の活用で金沢―釜山便を経由した輸出が可能になった。

 このため、北米向け建機の出荷港は名古屋などが減り、二割未満だった金沢港の利用割合が六月から徐々に上昇、十二月は50・2%になった。

 粟津工場の海外向け出荷台数のうち、北米はほぼ半数を占め、地域別では最も多い。

 粟津工場は、釜山経由による出荷地域について昨年始めた北米、欧州、東南アジアに加え、今年は中近東、アフリカ、中南米を順次加える方針。同工場は出荷地域の拡大により、輸出建機全体に占める金沢港の利用割合を二〇〇七年度に三割、将来的には七割程度に高める目標を掲げている。

265荷主研究者:2007/02/13(火) 00:45:01

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/toshiken/20070113/20070113_003.shtml
2007/01/13付 西日本新聞朝刊
コンテナ取扱量過去最高を更新 06年博多港速報値 外国航路も75万人突破

 福岡市が発表した博多港の概況速報値によると、2006年の国際海上コンテナ貨物の取扱量が71万TEU(20フィートコンテナ換算)、外国航路の船舶乗降者数も75万1000人に達し、ともに初めて70万台を突破して過去最高を更新した。市は「博多港は経済発展が著しい中国に近く、東アジアの玄関口として物流需要が高い。韓国人の乗降も大幅に伸びた」としている。

 コンテナ取扱量は05年(66万7000TEU)に比べ、6.5%増加。1‐9月分の内訳集計をみると、相手国は輸出入ともに中国、韓国、米国の順だった。前年同期に比べ、中国との取引は古紙の輸出、日用品や衣類の輸入が伸び、輸出入ともに1万TEU以上増えた。輸入では05年1‐9月にトップだった韓国を中国が抜いた。

 主な輸出品はタイヤなどゴム製品(全体の41%)、古紙など再利用資材(同12%)。輸入品は牧草など動植物性製造飼肥料(同13%)、家具装備品(同10%)。05年1‐9月に比べ、再利用資材の輸出、動植物性製造飼肥料と日用品の輸入が増えた。

 国別の乗降者数では「韓流ブーム」が一段落した影響などで、日本人が前年比約16%減の27万4000人にダウン。一方、韓国人は同約36%増の46万1000人に膨らんだ。全体に占める割合では05年は日本人(約48%)と韓国人(約50%)がほぼ同率だったが、06年は韓国人(約61%)が日本人(約37%)を初めて大幅に上回った。

 市は韓国人の利用増の理由について(1)円安ウォン高(2)短期滞在者のビザ免除(3)韓国での週休2日制定着(4)ゴルフや温泉など九州観光の関心高まり‐などを挙げる。

 吉田宏市長は「九州と韓国の近さが観光面で実証され、物流でも日本と東アジアを結ぶ役割が評価された。スーパー中枢港湾指定の目安となる100万TEUも視野に入る伸びだ」としている。

266荷主研究者:2007/03/23(金) 00:17:24

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/01/20070123t42033.htm
2007年01月22日月曜日 河北新報
貨物定期航路、秋田港―ロシア開設へ 今夏にも

 秋田港と極東ロシアを結ぶコンテナ定期航路が開設される方向で、調整が進んでいることが22日までに分かった。国内とロシアの海運数社が検討中で、近く秋田県に対し、正式に開設の意向を伝える見通し。早ければ夏ごろにも就航するとみられる。現在、東北とロシアとの間に定期航路はなく、唯一の海運航路として注目されそうだ。

 秋田港の外貿定期航路は現在、1995年に開設した韓国・釜山港のみ。99年に北朝鮮に近いロシアのポシェット港との間で航路ができたが、貨物量の低迷で2003年に廃止された。

 今回、極東航路の開設の動きは、釜山航路のコンテナ取扱量が年々増加の一途で、経済発展が著しい極東地域から釜山経由で輸出入される品目も増えているためとみられる。

 県商業貿易室によると、ロシア政府と、国内とロシアの大手海運会社が、ウラジオストク、ボストーチヌイ両港と秋田港との定期航路の可能性を検討している。定期航路の新設は、現在の釜山経由に比べ、運航にかかる日数とコストが大きく縮減される。

 現在、日本からは中古車や自動車部品、紙など、ロシアからは木材や原油、亜鉛などの貨物需要がある。同貿易室は「ポシェット港は、交通体系などインフラが悪かった。ウラジオストク、ボストーチヌイは国際港であり、安定した貨物輸送が望める。自動車産業が東北にさらに張り付けば、秋田港から極東地域に向けた輸出入の将来展望も開けるのではないか」と話している。


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