したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

海上コンテナ鉄道輸送

1名無しさん:2002/12/14(土) 19:37
最近増えていますが、今後はどうでしょう

2■とはずがたり:2002/12/14(土) 20:14
いらっしゃいです。鉄道貨物関係で初めてのお客さんにちょっと感激です。

個人的には日本各港がハブを目指している現状でそれ程伸びるのかと懐疑的です。(鉄道貨物は関東→仙台などハブ港への輸送という形を取っている。中長期的には特定需要港湾になった仙台塩竃港やひたちなか港へ転移していくのでは?)それとも不況の中,地方港湾が苦戦しているので結局東京港,横浜港に便利な航路が集まるのでしょうか?

3名無しさん:2002/12/14(土) 20:50
お世話になります。輸出入貨物を載せるのは簡単ではないようですね。
今後、輸送区間の情報などを集めてみたいのですが
ここはそんな使い方しても良いのでしょうか?

さて今月の鉄道貨物協会誌「JRかもつ」に海上コンテナ(COSCO、20ft)の
荷役シーンが掲載されていましたが、アレは何でしょう、気になっています。

4■とはずがたり:2002/12/14(土) 20:53
大いに使ってやって下さい。大歓迎です。

「JR貨物ニュース」ではないんですよね?「JRかもつ」はとってないんで判らないのですが新たな荷主なんでしょうか?

5名無しさん:2002/12/14(土) 21:07
>4
ありがとうございます。

「JRかもつ」少ない給料から協会費だして取ってるんです。(>_<)
それから、COSCOの20ft、場所は隅田川でした(書き忘れ)

6■とはずがたり:2002/12/14(土) 21:10
俺もそのくらい協力したのがいいのでしょうかね?>JRかもつ購読

薬品コンテナではないんですね?

7名無しさん:2002/12/14(土) 21:15
boxでしたね。隅田川で荷役だと北陸、東北から到着なのかしら?

8■とはずがたり:2002/12/14(土) 21:21
の可能性が高いでしょうねえ。新規に開拓できた貨物ならその内JR貨物ニュースに乗るかもしれませんね。
仙台・郡山の可能性は低いのでは?黒井など北陸筋が怪しいような。

9名無しさん:2002/12/14(土) 21:24
大型コンテナの取り扱い駅
20〜40ft 30.48t対応 仙台港、宇都宮タ、東京タ、横浜本牧、神戸港、北九州タ、福岡タ
20〜40ft 24t対応  小名浜、黒井、倉賀野、新座タ、名古屋タ、四日市、大竹
20ft   24t対応  帯広、札幌タ、苫小牧、新潟タ、神栖、京葉久保田、隅田川
           川崎貨物、大阪タ、梅田、姫路貨物、東水島、新南陽、熊本
           姫路貨物 八戸貨物
20ft   20t対応  新富士 宮城野 郡山タ 越谷タ 金沢 広島タ

今後予定 郡山タ 高松タ 梅小路等

JRかもつ 20002/10

10■とはずがたり:2002/12/14(土) 21:31
北陸⇔関東は新規開拓の余地は結構あるのでは?
新潟港あたりが頑張るのでしょうがアメリカ航路は東京の方が便利でしょうし。
ちょっと飲み会に誘われたのでこれにて落ちます。
ちなみに荷主研究者(弟)の方が詳しいので私などは痛い間違い発言するやもしれませんが,お手柔らかにお願いします(笑)

11名無しさん:2002/12/14(土) 21:41
黒井駅のデータ

一日あたり発送 約50個
13年度海上コンテナ取扱 核3100個
JRかもつ 2002/10

大型コンテナの発着 月250〜300個
うちドライ 80〜100 残り ISOタンク
JR貨物ニュース 2002/7/15

私も落ちます、では。

12荷主研究者:2002/12/15(日) 01:55

初めまして、荷主研究者と申します。情報交換をどんどんしていきましょう。

JR貨物として、本格的な海上コンテナ定期輸送は、ご存知かもしれませんが、1995年10月からスタートしたキリンビールとブリヂストンの輸送です。
キリンが輸入麦芽を東京タ〜宇都宮タ、ブリヂストンが輸入生ゴムを横浜本牧〜宇都宮タ、復路でタイヤ補強用の輸出用スチールコードを輸送しています。
同列車はその後、郡山タまで延長され、アサヒビール向けの輸入麦芽の輸送も開始しました。

また東北筋では1998年から横浜本牧〜仙台港で日商岩井、中村荷役、JR貨物共同で海上コンテナ輸送列車を運行しています。

北陸系統は、日本曹達が黒井〜東京タで化成品海上コンテナの輸送をしています。

西日本では、1997年に神戸港〜浜小倉で三井物産が海上コンテナ専用列車を運転開始したのですが、需要が伸び悩み、すぐに一般列車に併結される輸送に
縮小されてしまいました。

また九州では、1999年から大牟田〜浜小倉(現在は北九州タでしょう)で三井化学が輸出する工業薬品の海上コンテナ輸送を実施しています。

主要な輸送というとこのくらいでしょうか?

陣屋町や藤寄からも海上コンテナ輸送を実施しようとして、トップリフターまで配備し試験輸送までしたのに、結局実現しなかったという輸送も
ありましたね。

13名無しさん:2002/12/15(日) 05:21
お世話になります。輸送例ありがとうございます。
横浜本牧〜東京タの専用列車もありましたが
既になくなってしまったようですね。

14■とはずがたり:2002/12/15(日) 14:13
コキ200+ISOタンクコンテナも注目ですねえ。
主なところで三菱化学の液化酸化エチレンなど。コキの専用線入線も(・∀・)イイ!!です。

15荷主研究者:2003/01/14(火) 00:46

◎物流ニッポン新聞社  '01.6.11

*有望市場と言えず/国際海コン鉄道輸送、改善策から着手を…国土交通省

 国土交通省は国際海上コンテナ輸送システムの開発・構築に関する調査報告書をまとめた。
 鉄道と連携した国際海上輸送について「当面の潜在貨物量は、市場としてとくに有望と言えない」と指摘。一方、「地域環境改善では一定の効果が期待できる」としている。
 トラックへの依存度の大きい国際海上コンテナ輸送で、環境負荷低減を視野に入れた鉄道利用促進が求められている。
 調査では、効率的な海陸一貫輸送システムの構築に向け、輸送の現況と潜在貨物量、輸送上の課題、システム開発の方策を検討した。
 国際海上コンテナの鉄道輸送は、横浜本牧−仙台、東京貨物ターミナル−横浜本牧など十一ルートで実施。
 全国で取り扱い可能な貨物駅は、40フィートが8駅、20フィートは19駅。1999年度の輸送実績は40万0173トンとなっている。
 輸出入コンテナ貨物流動データを基に、
 主要11港湾と70駅のルートについて、全潜在貨物量を37.5億トン、国際海上コンテナを取り扱っている駅間に限定した潜在貨物量を12.7億トンと試算。
 年間予想収入は、それぞれ328億円(全鉄道コンテナ運輸収入の30.4%)、111億円(10.3%)となり、
 「当面の潜在輸送量である海コン取扱駅間の潜在貨物量は、とくに有望な市場と言えない」との見解を示した。

16名無しさん:2003/01/18(土) 12:40
こんにちは。

国際海上コンテナ輸送システムの開発・構築に関する調査報告書
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/survey02_.html
ここでダウンロードできますね。

17■とはずがたり:2003/01/18(土) 15:38
>16
お久しぶりです。情報感謝です。
えらい細切れのpdfファイル達ですね。
全部ダウンロードしたので早速読んでみます。

18■とはずがたり:2003/03/29(土) 18:15
港湾系のニュースもはっつけることにします。

http://www.0085.co.jp/check-news/0303/03.html
物流:チェックニュース 2003.3.3
国土交通省、スーパー中枢港湾の候補港を選定

国土交通省は2月25日、スーパー中枢港湾の候補港を発表した。
スーパー中枢港湾は、国内の主要港をアジアの主要港を凌ぐ国際拠点港にするための 取組み。
今回、候補に選定されたのは、4地域7港で、


首都圏 : 東京、横浜 (日本を代表する港湾をカバーする一つのグループとし て)
京阪神 : 大阪、神戸 ( 同上 )
中 部 : 名古屋 (自動車や機械類の輸出拠点として)
九 州 : 北九州、博多 (中国をはじめとする、アジア圏との交易増加を見込 む)


この他、川崎、四日市の両港が候補申請をしていたが、コンテナ取扱の増加が見込め ないなどとして候補から外された。

今後の取組みとして、候補の各港を管理する地方自治体が港清関係のコスト削減、事 務手続きの簡素化などにより、コンテナの取扱を増加させて、輸出入の拠点となるた めのプログラムを作成。
これを基に、国土交通省が、国としての支援策なども検討し、平成15年度中に第一 次指定をおこなう。

【スーパー中枢港湾】


国土交通省では、今日の海上コンテナ港湾における現状と課題に関する認識に 基づき、アジアの主要港を凌ぐコスト・サービス の実現を目指すべく、「港 湾コストは現状より3割削減させる」「リードタイムは現状3〜4日を1日程 度まで短縮させる」ことを目標とした港湾を育成する。
スーパー中枢港湾は、日本のコンテナ物流においてコスト・サービスを向上さ せるための先導的・実験的な試みの場つくりとして提案されている。
スーパー中枢港湾においては、従来の制度・慣行の枠組みにとらわれず、官民 が一体となったコンテナターミナルの整備・管理運営方式やコンテナ物流シス テムの改革を行っていくものとしている。

19名無しさん:2003/05/23(金) 22:35
こんにちは。
資料が見つかりましたので参考にどうぞ。

首都圏におけるモード間連携の円滑化方策に関する調査報告書
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/survey03_.html

20■とはずがたり:2003/05/24(土) 10:03
>>19
情報感謝です。早速読んでみます。

先日ホキ2200に依る粉粒体輸送が比較的最近まで残っていた赤城の関東くみあい化成へ行ってきましたが,トレーラーにひかれた海コンがトラックの駐車場に停まっており,海外からの原料の搬入は海コン化されたようでした。

21荷主研究者:2003/05/25(日) 17:25
>>19
情報提供ありがとうございます。
早速読ませていただきましたが、興味深い資料ですね。

そういえば、コピーを失念したのですが、数ヶ月前の日経新聞の首都圏経済面に、
横浜港の国際競争力強化の方策の1つとして、海上コンテナの鉄道輸送強化のために埠頭への引込み線建設をする、
というものがあって、すぐにでも具体化させるというニュアンスでした。

武蔵野操跡のインランドデポ構想や京葉線貨物対応化2期工事など、構想から実現までには一筋縄にはいかないようですが、
モーダルシフト政策の推進のためには、この程度のインフラ整備は即実行してほしいものです。

22■とはずがたり:2003/05/27(火) 11:21
人的には高密度停車輸送パターンが一番良いように思える。
環境に優しいといいながらトラック代行区間も多い現状も,一駅あたりの取扱量が増えれば駅での列車取り扱いがコスト的にも有利となろう。
昔の集配列車見たいに不効率なのであろうか?

そもそも京浜地区へ集荷するとしているが,地方港湾が積極的に航路の開拓を図っているがその現状との兼ね合いはどうなのであろうか?
北関東自動車道+ひたちなか港などは,トラック輸送も(自民党の強い)北関東もどちらも嫌いな自分をしてもなかなか期待させるものがある。
むしろコンテナ集配列車を
京浜―倉賀野―新潟,京浜―宇都宮―郡山―仙台,京浜―水戸―小名浜,京浜―南松本―黒井―新潟,
京浜―静岡―名古屋とコンテナ取り扱い港を結ぶ形で運行したらどうか?片輸送の緩和にもなるし。

23荷主研究者:2003/06/06(金) 02:20
鉄道輸送とは関係ないが、港湾物流なのでここに貼っておく。

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20030605002.htm
2003年6月5日 北國新聞
金沢港の定期便活用 トランテックス、トラック輸送費削減

 日野自動車のトラック組み立て会社のトランテックス(松任市)は、金沢港に初めて定期寄港する国内貨物便をトラック輸送に活用する方針を固めた。輸送費の削減を図るのが狙いで、同貨物便を積極的に活用する。

 トランテックスが活用するのは、日本郵船グループの近海郵船(東京)が金沢港と北海道・苫小牧港間で運航するRORO(ロールオン・ロールオフ)型の貨物運搬船。七月から十一月にかけて十三便運航する。

 北海道への輸送はこれまで陸送か、新日本海フェリー(大阪市)の新潟―小樽港間の貨物船を利用しており、年間に大型、中型トラック約百二十台を輸送している。

 新潟港に比べ金沢港を利用することで、輸送コストの削減が図られる。陸送の途中に飛び石による破損などの可能性も少なく、品質の安定も見込めるという。

 ただ、金沢港に寄港する国内貨物船の便数が少なく、顧客の要望や納期などの兼ね合いもあることから「タイミングがあえば積極的に使う」(風間貞勝社長)方針で、当面は北海道向け輸送の50%を目標に国内定期便を利用していく。

24荷主研究者:2003/06/08(日) 17:18
そういえば、「静岡市清水港」なんだなぁ・・と、感慨深いが、清水港の守備範囲はどの程度の広さなのだろうか。鉄道輸送の可能性はあるのか?

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003060707.html
2003年06月07日(土)静岡新聞
超大型船 入港可能に 新興津コンテナターミナル

 日本有数の国際貿易港・静岡市清水港の新たな拠点となる「新興津コンテナターミナル」が二十四日、供用開始となる。全国で五港目というマイナス十五メートルの水深岸壁(長さ三百五十メートル)を整備。五万トンを超える北米・欧州航路の超大型コンテナ船は今まで、コンテナを満載した状態では清水港に着岸できなかったが、今後は入港可能となる。
 国際貨物輸送の主流である大型コンテナ船に対応するため、県と国が平成十一年度から同ターミナルの整備を始めた。コンテナヤードは従来の二倍の広さ。全国で六番目の導入となる大型の橋形コンテナクレーン「スーパーガントリークレーン」が三基設置され、荷役作業はさらに効率化される。

 同ターミナルの埋め立て面積は約四十二万六千六百平方メートル。第一、第二期に分けて整備される予定で、今回オープンするのが第一期分。大型岸壁をもう一バース設ける計画で、第一期分の稼働状況をみて事業を進めていく。完成は平成二十年度の見込み。総事業費は約五百億円。

 二十四日の供用開始式典は県や国、地元関係者、海運関係者ら約四百人が出席して行われる。

25荷主研究者:2003/06/20(金) 01:39
>>23 金沢港の活用は続く。

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20030619001.htm
2003年6月19日 北國新聞
コマツ粟津工場、金沢港からの輸出拡大 北米向け生産体制を改善

 コマツ粟津工場(小松市)は、金沢港からの出荷を拡充するため、今月から北米向け生 産計画の見直しを始めた。国内輸送費の削減と地元港の振興を図るのが狙いで、生産計画 の改善を弾みに同港から北米向け建機輸出の拡大につなげていく。

 コマツ粟津工場は、二〇〇〇年五月に金沢港からブルドーザーや油圧ショベルなど建機 の北米向け輸出を始めた。月一便就航する北米航路の積極利用を計画するが、貨物量の確 保や納期の調整などの課題から、年間一千台前後の八割以上が船足の早い神戸港など主要 港から出荷されている。

 このため、港までの陸送費が安い金沢港を利用し、地元港の振興につなげるため、船積 みのタイミングに合わせて出荷できるように生産体制を見直した。これまで北米やアジア など海外向けは受注後に優先的に生産を行ってきたが、北米向けを見込み生産に変更した 。在庫など変動リスクが伴うが、過去のオーダーなどを考慮して受注精度を高め、金沢港 の利用を促進していく。

 金沢港の北米航路は昨春から、澁谷工業(金沢市)や高井製作所(石川県野々市町)な ど地元企業が連携して貨物量を確保して共同輸送する動きが広がっている。コマツ粟津工 場でも「率先して地元金沢港を活用していきたい」(総務部)として生産体制の見直しで 積み荷を確保する構えである。

26荷主研究者:2003/07/23(水) 00:51
>>25 金沢港のネタばかりだが。

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20030722001.htm
2003年7月22日 北國新聞
金沢港に初の国内定期貨物便 RORO船「とかち」入港 苫小牧港と結ぶ

 近海郵船(東京)の貨物船「とかち」(九、八五八トン)が二十二日、金沢港に寄港した。金沢港と北海道の苫小牧港を結ぶ定期航路の第一便で、コマツ粟津工場(小松市)の建設機械などを運ぶ。金沢港に国内定期便が就航するのは開港以来初めて。

 クレーンなしで荷が積み込めるRORO船。今秋までに十三便が運航する。年内に集荷の実績を積み上げて、来年以降の定期化を目指す。歓迎式典には、西村昭孝金沢港振興協会専務理事、岡田靖弘県商工労働部長、青木良憲近海郵船専務らが出席した。

 この日未明に敦賀港を出た「とかち」は午前五時半に金沢港に到着、午前八時ごろ苫小牧港へ向け出航した。

 金沢港振興協会は二十三日、札幌市で港説明懇談会を初めて開く。北海道の荷主や物流事業者に定期航路の利用を促す。

27荷主研究者:2003/07/23(水) 01:13
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20030716/morning_news012.html
2003/07/16 西日本新聞
博多港 新ゲート導入 来月から 周辺の渋滞緩和へ

 福岡市の博多港で八月から、船の発着所に出入りするコンテナ運搬用のトレーラー全車にIDカード(身分証明書)を交付して管理するシステムを全国で初めて導入する。同港を利用するトレーラーは約千五百台に上り、度々ゲート付近が混雑し、一般道に渋滞が及ぶこともあった。漸次、改善を進めてきたが、新システムにより、受付時間を大幅に短縮し、抜本的な解決を図る。また、業者を一括管理することで貨物の盗難防止など発着所の安全を強化する。博多湾に建設中の人工島(アイランドシティ)にも導入する。

 システムは同市の第三セクター「博多港ふ頭」と港運業者六社が約三億円をかけて開発した。全車に五けたの番号を割り当て、カードには、その番号と会社名、運行管理者などを記録。事前にホームページで運送先などの必要事項を入力しておけば、入所の際、機械にカードを入れるだけで三十―四十五秒で受け付けが完了するという。

 これまでは業者が用紙に必要事項を記入したものを、管理棟でオペレーターがコンピューターに入力するなどしていた。一台に三―四分かかり、入場待ちのトレーラーが列をつくっていたが、この混雑の緩和と、オペレーターの人件費などの削減も見込まれる。

 ほかの港では、荷受業者に成りすまして発着所に入ったトレーラーでコンテナを盗み出す事件が起きているといい、博多港ふ頭は「新システムで効率化と安全強化に努め、港の利用促進につなげたい」としている。

28■とはずがたり:2003/07/23(水) 09:55
http://www.kyk.co.jp/liner.htm
近海郵船株式会社
< 定期航路網 >

29荷主研究者:2003/07/30(水) 01:25
http://www.transport.or.jp/butsuryu/f_news.html
◎「物流ニッポン新聞社」  '03.7.25
関東圏の舟運構想 コスト4割減、CO2も半減……JAPIC

関東圏でトラック輸送から河川舟運へシフトした場合、年間でコストを3−4割、二酸化炭素(CO2)排出量も5割程度削減できる−−。日本プロジェクト産業協議会(JAPIC、千束晃会長)は新たな舟運構想を提案、都心部通過のトラック輸送を荒川、利根川などを利用した舟運にシフトさせることで、「道路混雑解消や大気汚染防止につながる」としている。 環境問題への対応に加え、都区部における混雑時のトラックの平均走行時速より舟のほうがスピードに優るケースもあり、時間や費用面でもメリットがある。
関東圏の舟運は石油類の貨物船が中心で、東京湾内の製油所から隅田川、荒川沿岸の中継油槽所へ輸送。また、ごみの運搬にも舟が使われ、船積み中継地で積み替えた後、隅田川を経由して臨海部の処理センターまで運んでいる。
新たな舟運の可能性について検討したところ、「関東圏は物流量が多いため大量輸送のニーズがあり、大気汚染や渋滞問題を抱えモーダルシフトへの期待も大きい」と判断。舟運の可能性が高い品目を石油類、セメントに絞り込むとともに、東京湾−荒川−中川−利根運河−利根川−北浦をつなぐルートを想定し、シミュレーションを行った。
その結果、石油類は最大で年間200億円(40%)、セメント14億円(30%)のコスト削減効果があり、CO2排出量も半減できる−−と試算。石油類輸送では、都心部の通行車両を1日当たり2,720両減らせることが分かった。また、「大規模災害が発生した場合、緊急物資や仮設建設資材の搬入などにも活用できる」としている。
関東圏における舟運へのモーダルシフト推進の具体策として(1)600トン級タンカーが通行できる河川仕様(2)河道改修や運河・こう門の整備などによる航路確保(3)航路と陸上交通との結節点へのリバーステーション設置−−などを挙げている。

31とはずがたり:2003/08/19(火) 11:20
港湾物流スレとして。
先日この人工島へ行ってきたのだが大丈夫かね?ただの広大な空き地だったが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030819-00000019-nnp-kyu

三セクにふ頭貸し付け 人工島など2カ所 来春にも 効率運営狙う

 福岡市は十八日、博多湾の人工島(アイランドシティ)と香椎パークポートのコンテナターミナルを、第三セクター「博多港ふ頭」(福岡市東区香椎浜、八尋脩社長)に貸し付けて管理運営を委ねる方針を固めた。構造改革特別区域法に基づく規制緩和を受け、効率的な運営を図るのが狙い。自治体が設置したふ頭を、第三セクターに貸す全国初の「公設民営」ケースとなり、同市は国の認定を受けて来年四月にも実現させる考えだ。

 これまで、行政財産の貸し付けは第三セクターも含めて、地方自治法などで禁じられてきた。しかし、構造改革特別区域法では、港湾規模や事業内容など一定の条件を満たせば、ふ頭を貸し出せるようになった。

 「博多港ふ頭」は博多港のふ頭管理を委託されている第三セクターで、資本金七億円のうち福岡市は51%を出資。民間は相互運輸(同市博多区)などの港湾関係と銀行の計二十三社が49%出資している。

 福岡市は七月末から貸付先を公募。申請したのは「博多港ふ頭」だけで締め切りの十八日、事実上、同社に決まった。貸し付け面積は約三十八ヘクタールで期間は十年間。貸付料は未定。

 市は公設民営のメリットとして(1)岸壁使用料など料金設定が条例改正を伴わずにできる(2)市の予算措置を待たず、独自に設備投資ができる―ことなどを挙げ、「民間のノウハウを生かして博多港の国際競争力を強化したい」と期待している。(西日本新聞)
[8月19日2時23分更新]

32荷主研究者:2003/09/10(水) 00:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2003/09/20030909t12023.htm
2003年09月08日月曜日 河北新報
仙台港貿易促進センターが物流ターミナル整備へ

 宮城県のFAZ(輸入促進地域)事業の運営主体である第三セクター「仙台港貿易促進センター」(仙台市宮城野区、千田光之社長)は8日までに、事業の中核となる物流施設を建設することを決めた。採算性を重視し、事業費約30億円の当初計画を約8億円に圧縮。9月末に着工し、来年6月の開業を目指す。

 物流施設の名称は「仙台国際貿易港物流ターミナル」。建設場所は、仙台市宮城野区港1丁目の県企業局用地約2万2000平方メートルで、鉄骨一部2階、延べ床面積約1万2000平方メートルの倉庫を建設する。

 物流施設は、入居企業が輸出入品を一時保管したり荷さばきしたりするほか、オフィスも兼ねる。5区画(1区画1650平方メートル)に4団体が入居する予定になっている。

 約8億円の事業費は、同センターに出資する宮城県と仙台市などが負担した増資の手持ち資金や産業基盤整備基金からの出資金などを充てる。厳しい経済環境を受けて、国もFAZ事業全体の見直しを進めており、全国指定22地域のFAZ関連施設整備は、この建設事業で打ち切られる見通しだ。

 県の当初計画では、仙台港の物流施設は、2001年度中の開業を目指し、高砂ふ頭南側に延べ床面積約2万5000平方メートルの施設を建設する予定だった。事業費圧縮の検討過程で、建設場所も約1.5キロ西の県企業局用地に変更した。

 現在、仙台港貿易促進センターの中心業務は、2000年3月にオープンした貸事務所や貸しホールを手掛ける「仙台港国際ビジネスサポートセンター」(アクセル)の運営。だが、経営状態は1995年の設立以来、8期連続の赤字で、累積損失は3億4200万円。

 仙台港の02年コンテナ貨物総取扱量が前年比14.5%増と伸びていることから、新しい物流施設の運営で赤字幅を圧縮したい考え。千田社長は「周辺にはコンテナ専用の物流施設がなく、港湾機能としては不十分だった。『アクセル』と車の両輪をそろえ、仙台港の輸出入の促進に貢献したい」と話している。

[FAZ]フォーリン・アクセス・ゾーンの略。輸入を促進して貿易不均衡を是正するために旧通産省が導入した制度。東北では仙台港・仙台空港周辺、八戸港の2地域が指定されている。

34荷主研究者:2003/09/14(日) 03:39

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003091014.html
【2003年09月10日(水)】静岡新聞
御前崎港、西ふ頭岸壁に大型クレーン コンテナ陸揚げ用

 来年一月の供用開始に向けて整備を進める榛原郡御前崎町の御前崎港西ふ頭マイナス十四メートル岸壁に九日、同港初の大型橋形コンテナクレーン「ガントリークレーン」一基が設置された。

 ガントリークレーンは船からのコンテナ陸揚げや積み込み用に設置。今回のクレーンは清水港興津第二ふ頭で活躍したものを移設した。

 クレーンの高さは七七・五メートルで重さは約六五〇トン。コンテナでは三〇・五トン、その他の重量物では四一・五トンまでつり上げることが可能。一時間平均二十五―三十個のコンテナを取り扱うことができるという。

 この日は早朝、クレーンを乗せた台船が清水港を出港。午前十時四十分ごろ、御前崎港に到着し、サルベージ船を使ってクレーンを岸壁レール上に据え付けた。

 同港では国際コンテナターミナルとしての整備が進み、来年一月の供用開始までには二号機が設置される。

35荷主研究者:2003/09/23(火) 02:50

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20030921&amp;j=0024&amp;k=200309214200
不採算航路廃止も−東日本フェリー 来年1月までに函館支店閉鎖  2003/09/21 02:00 北海道新聞

 会社更生手続き中の東日本フェリー(本社・札幌)と関連会社四社は二十日、札幌市内で債権者への説明会を開いた。法律管財人の宮川勝之弁護士(東京)は「事業収支が改善しない航路は閉鎖もあり得る」と述べ、全航路の維持を前提としたこれまでの再建方針を撤回し、不採算航路の廃止の可能性に言及した。また、「利益を出せない会社は存続できない」とし、関連会社の整理があり得ることを示唆。経費削減のために、トラック輸送の東日本海陸輸送(同・渡島管内上磯町)の函館支店を来年一月までに閉鎖、同支店の社員約四十人は配置転換することを明らかにした。

 不採算航路は、室蘭−直江津(新潟)−博多(福岡)、室蘭−八戸(青森)、函館−大間(同)の四航路。室蘭と博多は直江津を経由して同一船で運航しているが、直江津−博多は子会社の九越フェリー(同・福岡)が受け持っている。

 室蘭−直江津−博多はグループ唯一の日本海航路で、九州からの貨物が極端に少なく経営を圧迫しているという。宮川管財人は「岸壁使用料の減免など幅広い支援がなければ事態の改善は困難」としている。

 グループの再建については一層の合理化が必要とし、人件費の削減など合理化を進める。

 また、共同運航している商船三井フェリー(苫小牧−大洗)や川崎近海汽船(苫小牧−八戸)など数社に出資を要請していることを明らかにした。法律管財人とともに経営を担う事業管財人は選考中で、決定まで一、二カ月かかる見通し。

 一方、九越フェリーが所有する大型フェリー二隻のうち、「れいんぼうべる」は共同所有する国土交通省所管の特殊法人・運輸施設整備事業団への売却が決まり、売却条件を詰めている。残る「れいんぼうらぶ」は国内外約十社から問い合わせがあり、年内にも入札を行う。

36荷主研究者:2003/09/23(火) 02:54

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20030920&amp;j=0042&amp;k=200309203079
釧路−釜山間定期コンテナ船 就航1年、業績好調  2003/09/20 17:05 北海道新聞

 昨年八月末に就航した釧路港−韓国・釜山港間の定期コンテナ船の一年間の貨物量が十九日までに、まとまった。順調に取り扱い実績を伸ばしており、週二便体制への期待も高まりそうだ。

 この定期コンテナ船は、釧路港としては初の外貿コンテナ船。南星海運(本社・ソウル)が、釜山−八戸−苫小牧−釧路−釜山の経路で週一回運航している。釧路港では、三ツ輪運輸が船舶代理店となっている。

 釧路市港湾部によると、昨年八月から今年八月までに、四十九隻が入港。貨物量は、輸出入の合計で八千九百五十九TEU(一TEUは二十フィートコンテナ一個分)だった。一隻当たりの貨物量は平均百八十二・八TEUで、貨物量が三十TEUだった昨年八月入港の第一船と比較すると六倍以上になった。一年間の輸出量は四千二百三十六TEU。韓国向け新聞用紙がほとんどを占めたほか、中国向けサケ、韓国向けスケソウダラなどの水産品もあった。一方、輸入量は四千七百二十三TEUで、水産品や製材、飼料など。

 釧路港湾協会会長で、三ツ輪運輸の国安義春専務は「一隻当たりの貨物量は、当初目標の百TEUの倍近くとなった。実績からいって、週二便分の貨物量は確保されている」と話している。

37荷主研究者:2003/09/23(火) 03:30
>>32

◎「物流ニッポン新聞社」 '03.9.19更新
物流ターミナル建設 5区画を賃貸……仙台港貿易促進センター

宮城県FAZ(輸入促進地域)事業運営主体の第三セクター、仙台港貿易促進センター(千田光之社長、仙台市宮城野区)は8日、中核となる物流ターミナルを建設する、と発表した。保管、仕分け、流通加工の機能、オフィスなどを備えた物流スペースを賃貸する施設。25日に着工し、来年6月の供用開始を目指す。
同区の県企業局用地2万2,350平方メートルに建設する。鉄骨造り一部2階建てで、延べ床面積1万1,830平方メートル。高床式ホームと12メートルのキャノピーを備える流通型となる。1,650平方メートル(オフィス含む)の施設が5区画あり、併設の事務棟は2階建て。
既に、仙台運送(菊地徹社長、仙台市若林区)、東邦運輸倉庫(黒川久社長、宮城野区)、塩釜港運送(前堀達男社長、塩釜市)と仙台団地倉庫協同組合(初田冀一理事長)が2区画への入居を表明している。
FAZに指定されたのは1995年で、仙台港臨港地区に大型施設の建設を目指していた。しかし、経済情勢の変化により、当初30億円だった事業規模を8億円に圧縮。国もFAZ事業の見直しを進めており、最後の整備事業となる見通しだ。
千田社長は「周辺にコンテナ専用の物流施設がなく、港湾施設として不十分だった。施設を活用してもらい、仙台港の輸出入促進に貢献したい」と話している。

38とはずがたり:2003/09/24(水) 10:03
はよやれっちゅうねん

http://www.asahi.com/business/update/0923/046.html
船荷の処理効率化へ「スーパー中枢港湾」整備 国交省

 国土交通省が、船荷の処理を大幅に効率化させる「スーパー中枢港湾」の本格整備に乗り出す。アジアの主要港が台頭する中、日本の港湾は景気の低迷もあって地位が低下。国際競争力の向上とハブ機能の回復が課題とされていた。韓国・釜山や台湾・高雄をしのぐ低コストのサービスを目標に、船荷を処理するターミナルの統合・大規模化やIT(情報技術)化を官民一体で進める。

 アジアの主要港は規模の拡大や低コスト化、サービス向上を進め、コンテナ取扱量が急増。欧米からの日本向け貨物が香港や釜山などを経由する事態を招いている。

 日本の港の弱点は効率性の悪さ。一つのコンテナ埠頭(ふとう)に複数のターミナルが存在し、海運会社が別々の管理システムでコンテナ船の接岸や荷下ろし、荷主による引き取りなどを行っているためだ。

 そこで、スーパー中枢港湾では、ターミナルを統合して拡張。システムも会社の枠を超えて一体化する。さらに、重複するターミナル施設を集約し、経費を節約。荷役システムのIT化・自動化で、コスト削減や荷役の迅速化を進める。夜間荷役の安全性向上や労働環境改善も図る。

 これによって、荷役料などの港湾コストを3割下げ、釜山や高雄と同水準にし、コンテナの陸揚げから貨物引き取りまでの時間も現在の3〜4日からシンガポール並みの1日程度に短縮する。

 これまで港湾整備に対しては、利用の少ない地方の港にも予算が投入され、「無駄な公共事業の典型」との批判を受けてきた。スーパー中枢港湾は、こうした批判を予算の重点配分でかわす狙いもあるとみられる。

 国交省は04年度予算に6億円を要求。今年度末に対象港湾を指定し、来夏から実験を始める。京浜(東京・横浜)、名古屋、阪神(大阪・神戸)、北九州、博多の5港湾から3ターミナル程度を指定する見通しで、効果をみて他にも広げる。

 02年のコンテナ取扱量は香港がトップ。以下、シンガポール、釜山、中国・上海、高雄、中国・深センとアジアの港が6位までを独占。80年に世界4位だった神戸港は02年に27位。12位だった横浜港も24位に下がり、東京港は80年同様、18位にとどまっている。 (09/23 23:01)

39とはずがたり:2003/09/24(水) 11:37
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200308141300.html
<2003年8月14日 朝刊 1・2面>
比企業が運営参加表明/那覇港コンテナターミナル

 那覇港国際コンテナターミナル地区の運営会社を選ぶ国際公募で、フィリピン・マニラに本社を置くインターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービス(ICTS)社が、同地区運営への参加意向を示す文書を稲嶺恵一知事あてに送付していたことが十三日までに分かった。(2面に関連) 那覇港管理組合では現在、国際公募に向けて準備中だが、九月の公募開始前に正式な参加表明を受けたことで「動きが出てきた。正式な参加意向の第一号」(堤敏郎副管理者)と、同港の国際コンテナターミナル構想が国際的にも認知されつつあると歓迎している。

 ICTS社は国際海上コンテナ貨物の荷役や管理などを主な業務とするターミナル運営会社。マニラ国際コンテナターミナルのほか、アルゼンチン、ブラジル、ポーランドなどでの実績があり、二〇〇〇年の取扱量は約二百万TEU(一TEU=二十フィートコンテナ)。

 同管理組合のホームページなどで那覇港の港湾計画や運営会社を国際的に公募することを知り、参加意向を七月下旬に送付、直接、那覇港に出向き意見交換することも申し出ている。

 同管理組合は七月下旬から海外の有力運営会社に、ターミナル地区の施設整備計画や中国から欧米向けのコンテナ積み替え(トランシップ)拠点を目指す構想を説明するなど海外でのセールス活動を開始している。今年十一月に入札、審査を経て来年三月には運営会社を決定する。

[ことば]

 那覇港国際コンテナターミナル構想 同港新港地区にある国際ターミナル地区に大型貨物船が着岸可能な3岸壁(総延長950メートル)を整備する。政府の構造改革特区で認められた「国際フリーポート特区」の岸壁の民間長期貸付制度や港湾料金の低減化、24時間化などで国際水準の港湾サービスを提供。中国から欧米向けの貨物積み替え拠点を目指す。当面の取り扱い目標は40万TEU。

     ◇     ◇     ◇     

有力社誘致に自信/管理組合が欧米訪問

 那覇港国際コンテナターミナル地区の国際公募に向けて、那覇港管理組合の堤敏郎副管理者らは七月二十六日から八月十日まで欧米の有力なターミナル運営会社四社を訪問した。那覇港の将来計画や中国コンテナ貨物の積み替え拠点を目指す同港のトランシップ戦略、国際コンテナターミナル構想などを説明し、公募参加の意向などを調査した。(1面参照)

 二〇〇一年のコンテナ貨物取扱量で世界第五位のユーロゲート社(本社、ドイツ・ハンブルク)では、トーマス・エッケルマン社長らと面談。同社は、同ターミナル地区の運営では管理組合などとのJV(共同企業体)での参入方式を提案、具体的な事業の採算性も見極めながら検討する考えを明らかにした。

 また、同社は中国からのトランシップ貨物の需要として管理組合が当面の目標とする取扱量の十数倍の五百万TEU(一TEU=二十フィートコンテナ)と見込んだほか中国の船会社との交渉だけでなく、日中両政府の関係から政治的な話し合いの必要性にも言及した。

 ほかAPMターミナルズ社(デンマーク・コペンハーゲン、世界三位)、P&Oポーツ社(オランダ・ロッテルダム、同四位)、SSA(米国シアトル、同六位)も訪問。トランシップ戦略は、ターミナル運営側の取扱価格に左右されやすいなどの指摘もあったが、「事業の採算性について検討したい」(SSA)などの申し出もあった。

 堤副管理者は今回の欧米有力社訪問について「グローバルな企業のトップと意見交換ができて参考になることが多かった。将来構想の立て方は間違ってなかったと確認できた」と述べ、国際的な運営会社の誘致に自信をみせた。

 管理組合では九月中旬に引き続き、取扱量世界第一位のハッチソン・ホールディングス(香港)など海外の有力会社を訪問。さらにポートセールスを強化する方針。

40荷主研究者:2003/09/25(木) 22:08

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2003092517719
直江津―小木の高速船運航中止へ

 佐渡汽船(両津市)は25日までに、輸送人員の減少により直江津―小木航路のジェットフォイルの運航を、来年から中止する方針を決めた。
 同航路のジェットフォイルは、1989年から運航を開始。4月下旬―11月上旬ごろまでの季節運航で、現在両港間を1日2往復している。

[新潟日報 09月25日(木)]
( 2003-09-25-19:58 )

41荷主研究者:2003/09/30(火) 01:23

http://www.transport.or.jp/butsuryu/f_news.html
◎「物流ニッポン新聞社」'03.9.26更新
海上輸入コンテナ、入港−搬出リードタイム把握へ……国交省

国土交通省は16日、海上輸入コンテナのリードタイム短縮可能性調査検討会の初会合を開いた。海上貨物にも到着即時輸入許可制度が今月から適用されるようになったのを受け、制度を利用した場合の輸入コンテナ到着からコンテナターミナル(CT)搬出までの所要時間、各CTでの対応などを調査し、年末をメドに結果をまとめる。
海上コンテナの輸入について、日本のリードタイム(3、4日)は諸外国(1、2日)に比べて長いと指摘されている。新総合物流施策大綱では「2005年までに2日以内、スーパー中枢港湾構想では1日程度に短縮する」と目標を掲げている。
航空貨物と同様、海上貨物も輸送中に予備申告し、到着と同時に許可される到着即時輸入許可制度がスタートした。制度の周知と利用効果の検証を目的に、検討会が発足。港湾物流関連団体(日本船主協会、日本港運協会、日本海運貨物取扱業会、日本通関業連合会など)によって構成され、海事局港運課が取りまとめ役を務める。
同制度を適用する際、(1)事前に該当コンテナを指定し、引き取りのトラックを優先的に入場させる(2)あらかじめCTに該当コンテナの予約を入れておく−−などの方法が考えられ、各CTで何らかの対応が必要となる。
通常の輸入手続きと同制度を利用した場合で、リードタイムや問題点を比較する。また、制度を利用して早期に搬出したか、とくに急いで搬出しなかったかについてもチェックする方針。調査は来月中、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の5港で行う予定。
海上輸入貨物のリードタイムに関しては、財務省が「輸入手続き所要時間調査」を実施したことがある。しかし、手続き完了までの所要時間を計測するもので、コンテナ本体がCTから搬出されるまでの時間は分からなかった。
海事局港運課では「新制度の効果を検討するとともに、入港から貨物搬出までのリードタイムを把握したい」としている。

42荷主研究者:2003/10/12(日) 02:31
新日鐵釜石の線材は、盛岡タ〜南福井で鉄道貨物輸送もされている。

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2003/10/20031011t32005.htm
2003年10月10日金曜日 河北新報
釜石港 全天候バース完成 線材出荷の効率アップ

 新日鉄釜石製鉄所が、釜石市の釜石港北桟橋に建設した「全天候バース」の完成式が10日、現地で行われた。雨天時も荷役作業ができるほか、コンテナの積み降ろしに対応する天井クレーンを備えており、港の利用促進も期待される。全天候バースの建設は、東北の港湾では初めて。

 全天候バースは北桟橋の一部を覆う箱形の建物で、全長60.6メートル、幅33.3メートル、高さ26.7メートル。釜石製鉄所は雨天時、主力製品の線材の出荷を見合わせてきたが、今後は輸送効率がアップする。輸送船を待機させる必要がなくなり、コスト削減も実現する。

 天井クレーンは自走式で、36トンの荷重に対応できる。同製鉄所は自社製品のほか、コンテナを中心に他社製品の利用も受け入れる方針。
 釜石港の利用促進に向けて、ポートセールスに取り組む釜石市港湾振興室は「貨物船の入港数や取り扱う貨物量の増加に弾みがつく」と期待する。
 完成式には関係者約30人が出席。調和郎所長がクレーンのボタンを押して稼働を祝った。

43荷主研究者:2003/10/12(日) 03:04

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003100718.html
【2003年10月07日(火)】静岡新聞
富山新港に用地取得へ 来年、北陸支店を開設−アイ・テック

 鋼材商社のアイ・テックは六日、富山県所有の富山新港臨海工業用地C地区(富山県新湊市)に事務所・工場用地を取得し、北陸支店として進出すると発表した。来年一月に工事に着手し十月をめどに稼働させ、北陸三県や滋賀、新潟などへの販売拠点とする。工場用地には専用岸壁を設けて大量の鋼材入荷を可能にし、将来は韓国、中国などとの輸出入も検討する。

 富山県と新湊市から誘致を受けた。十一月に富山県と土地売買の仮契約を結ぶ。敷地面積は約四万平方メートル。事務所・工場は平屋建てで二万五千平方メートル規模とし、総事業費用は約四十億円。全額自己資金を充当する。

 富山新港は伏木港と富山港に隣接する特定重要港湾。富山市中心部から十六キロ、富山空港から二十一キロ、幹線道路の国道8号まで二キロに位置する。本社が隣接する清水港が太平洋を臨むのに対し、富山新港は環日本海交流を視野に入れている。

 同社は「北陸支店が稼働すれば五千トン級の大型船が着岸できる幅二百メートルのプライベートバースを保有でき、素材の一括受け入れが可能になる」(佐野芳雄専務)としている。地元ユーザーの要望にこたえるため多品種、大量在庫で最新鋭の加工ラインを導入し、二十四時間即応型の対応を目指す。

 同社の大型拠点は関東支店(埼玉県)、南関東支店(千葉県)と本社・清水支店(静岡市)に加え、四カ所目。北陸支店との間で輸送の低コスト化、効率化を狙う。当面六十人体制でスタートし、初年度の年商は約六十億円を見込んでいる。

47荷主研究者:2004/01/17(土) 06:06
苫小牧港をはじめ、ガントリークレーンや海コンなど港のキレイな写真あり。

http://port.web.infoseek.co.jp/index.html

48とはずがたり:2004/01/18(日) 01:09
大阪⇔宮崎

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=2993
大阪の早着便新設 マリンエキスプレス

  マリンエキスプレス(宮崎市)は15日、宮崎港から細島港(日向市)を経由し、大阪府貝塚市に早朝到着するフェリー航路を新たに開設すると発表した。南九州から阪神地域への輸送需要に応えるためという。国土交通省九州運輸局に9日に申請。3月24日に運航開始の見込み。

  昨年、トラックへの速度抑制装置の装着が義務化され、陸上輸送から海上輸送へ流通が切り替わる動きを見込んだ。「フェリー業界にとって千載一遇の機会」と同社。

  事業計画によると、新航路は1万3597トンのフェリー1隻が週3往復する。宮崎発は月・水・金曜日の午後3時10分、貝塚着は翌日午前5時。

  同社は既に、宮崎−大阪南(大阪市)航路を1日1往復運航している。しかし、宮崎発の便は、大阪南着が午前7時半で、阪神地域への早着便を求める要望があった。

  同社企画部によると、スーパーマーケットへの直接納入は、早朝に着くほど有利。午前5時に着けば、名古屋・北陸地方にも集配網を広げられるとみる。また、細島港に寄港することから、新たに県北の産品も輸送できるという。

(1/16)

49荷主研究者:2004/01/18(日) 22:11

【日本通運、商船三井フェリー】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/yusonews/honbun.html#kiji13
●「輸送経済新聞社」 '04. 1.13更新
「デイリー運航」開始 高速化で時間短縮 トラックに利便性強調/日通・商船三井F東京―博多航路

 「第四船」稼働でデイリー運航整う――。日本通運(本社・東京、岡部正彦社長)と商船三井フェリー(同、中村清次社長)は七日、昨年十月に東京―博多(瀬戸内経由)航路で開始した、新造高速大型RORO船による共同運航の最終第四船が就航したと発表した。日曜を除く「毎日運航」が実現し、両社では、航海時間短縮によるサービス拡大を、トラック業界などに強調していく。

 両社は、昨年十月の「ひまわり5」(日通)を皮切りに、十一月「さんふらわあ はかた」、十二月「さんふらわあ とうきょう」(ともに商船三井フェリー)と、順次、既存船を新造高速RORO船に切り替えてきた。今月六日に、最後の「ひまわり6」(日通)が就航し、共同運航が本格稼働した。
 船舶の大型化により、積載能力は既存船に比べて約三割アップ。また、高速化で運航時間も約四時間短縮され、出港時間を遅らせることが可能となることで、両社では、トラックの集荷・配送範囲が大幅拡大されるなどの利便性を強調する。
 高速RORO船により、トレーラー、コンテナ輸送だけでなく、重量物・車両、冷凍・冷蔵コンテナ、JRコンテナ輸送など、顧客ニーズに柔軟に対応していく。
 新造四隻はすべて同型。総トン数一〇四七〇トン、積載貨物量約六千二百二トン、全長約一六六・九メートル、航海速力約二十三ノット、積載能力十二メートルトレーラー約百六十台、乗用車二百五十一台。
 東京―博多間では、これまで商船三井フェリーがRORO船四隻、日通がROROコンテナ船二隻で、それぞれ運航していた。しかし、外航だけでなく内航でも共同運航が“主流”となる中、船型統一やスピードアップへの要望の高まりなどを背景に、両社の思惑が一致。競争力アップと運航効率の大幅改善を目指し、高速・大型の新造同型船四隻を投入した。

上海エクス接続で日中間も視野

 両社は、日中間の物流も視野に入れている。昨年十一月に運航開始した日通など四社合弁の「上海スーパーエクスプレス」(本社・福岡県福岡市、浜田景介社長)が提供する博多―上海間の高速RORO船輸送サービスと連携し、「上海―東京」間のシームレスな接続も図っていく。

50荷主研究者:2004/01/21(水) 01:51

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/01/20040120t62008.htm
2004年01月19日月曜日 河北新報
郡山に保税蔵置場を開設 宇都宮の物流・貿易会社

 物流・貿易業のユーユーワールド(宇都宮市)はこのほど、福島県郡山市に一般輸出入貨物の保税蔵置場を開設した。蔵置場は通関手続き前の貨物を保管する施設で、一般貨物を対象とした施設は同市では初めて。同社は東北進出の拠点と位置付けており、今後、東北の主要都市での設置を検討する。

 蔵置場は、横浜税関の許可を受け、郡山中央工業団地内に開設した。郡山市は東北有数の経済都市で、東北、磐越両自動車道の結節点にあり、福島空港も近い。官民挙げてインランドデポ(内陸型国際物流拠点)の実現を目指していることから、将来、税関関連の特区となる可能性があることも視野に入れ、設置を決めた。

 蔵置場の設置で通関手続きが郡山でできるようになり、(1)荷主に近くなるため輸出申告直前まで貨物のチェックができる(2)外国貨物扱いとなるため港湾までの輸送費にかかる消費税が免除される(3)交通混雑や通関待ち回避による物流時間の短縮―などの利点がある。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板