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行政改革・構造改革
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:
■とはずがたり
:2003/08/04(月) 23:56
怒りましょうや,国民。がんばれ鮫島@東京10区。
http://news.www.infoseek.co.jp/NSociety?sv=SN&pg=article.html&arn=gend_society1_0511147&it=b&src=null&pic=&ud=&cid=&kd=&qt=null&qp=null&did=null&gd=null&svx=300400
「農畜産業振興事業団」税金食い放題の天下り役人ども(ゲンダイネット) 7月31日14:45
夏だ! スタミナ料理だ! 焼き肉だ!――という読者も多いだろう。そんな庶民の楽しみに水を差すのが、政府があす(1日)から発動する輸入牛肉セーフガード(緊急輸入制限)だ。生鮮・冷蔵牛肉の輸入関税が現行の38.5%から50%に引き上げられる。
小売価格にして豪州産ステーキ肉1枚(150グラム)で約50円も値上がりする計算で、スーパーや外食産業の多くは「企業努力で値上げはしない」としているが、それもいつまで持つか。
そもそも、この時期に牛肉の関税を引き上げる理由はない。
牛肉は四半期ごとの輸入量が前年同期比で17%以上増えるとセーフガードが発動される。農水省は「今年4―6月期の生鮮・冷凍牛肉の輸入量は7万2747トンで、昨年より34%増えたため」と説明する。
しかし、昨年のこの時期といえば、政府の狂牛病(BSE)対策の大失態で牛肉の消費が激減。輸入量も大幅に減った。今期の輸入増は元の状態に戻りつつあるだけで、実際、輸入量は狂牛病以前の7割にも満たない。外食産業団体が「農水省は自らの失政のツケをまたしても消費者や外食産業界に回している」(日本フードサービス協会の横川竟会長)と猛反発するのもしごく当然だ。
さらに、政府が徴収した関税がどう使われているかを知れば、怒りは2倍3倍に膨らむはずだ。「国内生産者の保護に使う」なんて大ウソ。00年度の輸入牛肉の関税収入は約1090億円で、そのうち1001億円が農水省管轄の特殊法人『農畜産業振興事業団』に渡っているが、この事業団がとんでもないインチキ組織だ。今回のセーフガード発動に反対している民主党の鮫島宗明代議士がこう言う。
「農水省の高級官僚の天下り先のひとつで、理事長は年間2000万円以上の高給を得ています。ここでまず天下り役人たちの給料などが差し引かれた後に下部組織に渡されます。そこに巣食っている天下りたちの取り分を引いた金がそのまた下部組織に……といった具合に次々と“中間搾取”が行われている。結局、生産者保護に回るのは関税のごく一部です」
農水官僚の天下り先確保のために、国民は普段から本来の値段より4割も高い牛肉を食わされているのだ。
「そのうえむやみにセーフガードを発動して“あぶく銭”まで稼ごうとする悪辣さはヤクザ以上です」(鮫島氏)
牛肉を食うたびにわれわれは役人どもの“食い物”にされているのだ。
【2003年7月31日掲載記事】
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