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セメント

1■とはずがたり:2002/11/29(金) 22:49
セメント関係スレ
太平洋セメント
http://www.taiheiyo-cement.co.jp/
宇部三菱セメント
http://www.umcc.co.jp/html_set/top_menu.htm
住友大阪セメント
http://www.soc.co.jp/
電気化学工業
http://www.denka.co.jp/top.htm

我々のセメント輸送関係記事
http://members.tripod.co.jp/tohazugatali/kamotsu/cement-terminal.html

356荷主研究者:2013/10/27(日) 13:54:56

http://www.sankeibiz.jp/business/news/131018/bsc1310180620011-n1.htm
2013.10.18 06:20 Fuji Sankei Business i.
セメント市場活況も抱くジレンマ 設備大幅縮小で生産逼迫、輸出回せず

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/bsc1310180620011-p1.jpg
セメントの国内需給と輸出量【拡大】

 東日本大震災の復興需要に牽引(けんいん)される形で、国内のセメント市場が活況を呈している。2020年の東京五輪開催決定で競技施設だけでなく首都圏の再開発も見込まれることから、今後10年ほどはセメント需要の伸びが続くとの見方もある。もっとも、バブル崩壊後の景気低迷や民主党政権による公共工事の大幅な削減を受けて各社は製造設備を絞った経緯があり、フル生産で国内分を供給しているのが現状。昨年末以降に進んだ超円高の是正で輸出環境が整う中、アジアを中心に旺盛な海外需要を取り込みたくても「輸出に回すモノがない」というジレンマにも直面している。

好調な首都圏再開発

 岩手県大船渡市の太平洋セメント大船渡工場では連日、災害廃棄物を積み込むショベルカーが休む間もなく動いている。大船渡湾に面した工場は津波で大きな被害を受けたが、11年11月にセメント生産を再開した。

 小池敦裕工場長によると「災害廃棄物は不燃系と可燃系に分けて運び込んでいる」という。不燃系の災害廃棄物はセメントの原料として、可燃系は1450度の熱が必要なセメントの焼成工程での燃料として使い分けるためだ。道路や建築物向けのセメントを生産するとともに、14年3月末までに計80万トンを計画する災害廃棄物の処理を進め、復興を両面から支えている。

 工場から搬出されたセメントは通常、中間備蓄基地となるサービスステーション(SS)へタンカーなどで運ばれる。東北地方でも宮城県塩釜市や仙台市などのSS近くの港湾に各社のタンカーが接岸し、セメントが毎日積み出されている。

 セメント協会は9月下旬、13年度のセメントの国内需要予測を従来の4600万トンから100万トン増の4700万トン(前年度比5.4%増)に上方修正した。東北地方の復興需要だけでなく、首都圏の再開発などで好調な民間需要が続いているためだ。同協会の気仙伊作流通委員長(宇部三菱セメント副社長)は「潜在需要は年間4800万トン近くある」とみており、工事現場で顕在化している人手不足などの「ボトルネック要因」が改善されれば「プラスアルファの上振れもあり得る」(気仙氏)。

 セメントを砂、砂利などの骨材や水と混ぜ、生コンクリートを製造する生コン業者も受注をこなすのに追われている。宮城県南三陸町の「気仙沼共同生コン」の工場では10月初め、生コン車がひっきりなしに出入りしていた。

 「生コンがなければ復興は進まない。供給責任を果たしたい」と気仙沼地区生コンクリート協同組合の高野剛理事長は力を込める。三陸地方の道路や護岸・港湾などのインフラ復旧工事、さらに住宅建設などにセメントや生コンは欠かせない。

357荷主研究者:2013/10/27(日) 13:55:58
>>356-357 続き

公共事業削減の余波

 セメント業界に不安がないわけではない。需給の逼迫(ひっぱく)は、各社が生産能力を削減してきた裏返しでもあるからだ。

 バブル崩壊以降、生産能力を徐々に抑えてきた国内各社は、08年秋のリーマン・ショックや「コンクリートから人へ」というスローガンの下で無駄な公共事業の削減を09年に打ち出した民主党の政策を受け、競うように削減のスピードを加速。1980年に計1億2635万トンあった生産能力は10年には半分以下の6147万トンとなり、さらに足元では5495万トンにまで絞り込まれた。

 セメントの焼成工程を担う回転釜「キルン」の保有基数も80年の192基から、現在は4分の1に近い52基にまで減った。生産量もピークだった96年の9926万トンに対し、12年は約5948万トンと約4割も減っている。

 セメントの需給は10年を底に回復傾向にあるが、メーカーからは「投資額が大きいこともあり、一度縮小した生産設備を、おいそれと増やすわけにはいかない」との声が漏れる。

 気仙氏は「国内への供給を優先するため生産面での不安はない」と強調するが、その代償となっているのが輸出ビジネスだ。

 アジアやオーストラリアなどでは旺盛な需要が続いており、アベノミクスの効果で進んだ超円高の是正は収益拡大の絶好のチャンスになるはずだった。

 しかし「円安で手取りが良い状況だが、フル生産でも輸出に回す分はない」(気仙氏)のが現状とあっては諦めるしかない。

 セメント協会によると、輸出は2月から8月まで前年割れが続いている。例年、年間1000万トン前後にのぼる輸出は1〜8月の8カ月で前年同期比10.9%減の596万トン。円高が是正された後の状況だけに落ち込みの大きさが目立つ。

 需給の逼迫状況に対し、各社も手をこまねいているわけではない。太平洋セメントは大船渡工場の周辺地で、セメント原料に使う石灰石の新たな鉱山開発に着手し、20年から年産200万トン規模の採掘を計画する。セメントの安定供給を前提にしながら、輸出による収益拡大をいかに図るか。「解」を求める各社の模索は今後も続きそうだ。(兼松康)


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