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現代世界を客観的に把握するために有用な英文

721:2022/11/23(水) 12:45:51
>>70の訳例

これは、多極的な世界の到来を期待する人々にとっては、歓迎すべき展開である――この
ウクライナにおけるアメリカの代理戦争がむごたらしい事態を引き起こしているとはいえ。
よりまともで、より豊かな多極的世界が生まれる可能性がこの先に開けている――人類が
それまでなお生存していればの話であるが。

以上

731:2022/11/23(水) 12:55:28
>>34から始まる英文の内容に関する補足説明・感想・意見など。

>>37
>一つは、ご存じの通り、ウクライナのクーデターである。民主的な選挙によって
>成立した政府が、アメリカの指示とネオナチ分子(国内に長い間潜んでいた)の
>>助勢を得て、打ち倒されたのである。

これはもちろん当時のウクライナ大統領ヤヌコヴィチの追い落としを意味している。
ウクライナ侵攻のずっと前から、アメリカがウクライナ国内の反政府勢力に資金提供
していたのは多少世界情勢に関心のある人間の間では常識であった。
>>32でも触れた、アメリカお得意のレジーム・チェンジである。

その国の人々が選挙で成立させた政権を打倒する、それはその国の民主主義を破壊
することに他ならない。

アメリカはとりわけ中南米においてこうしたレジーム・チェンジをたびたび行ってきた。
(有名なのはチリのアジェンデ政権の転覆)
(めんどくさいから自分ではやらないが、誰かその一覧表を作ってくれるとありがたい)

にもかかわらず、世間には「アメリカは民主主義の擁護者である」と思っているおめでたい
人間が大勢いるのである。

そんな調子だから、これまで何度も政府にだまされてきたし、今後も何度でもだまされ
続けるのであろう。

741:2022/11/23(水) 13:03:29
>>86の続き

>>38
>1万4000人の死者を出したといわれるドンバス地方での砲撃は8年続いた――
>ミンスク合意の下で停戦の協議があったにもかかわらず。ロシア、フランス、ドイツ
>は合意したが、アメリカの支援するウクライナはその遂行を拒んだ。

ここには重大なことが書かれている。

停戦のための合意事項をウクライナ政府は実行しようとしなかったし、その後ろ盾である
アメリカ政府はウクライナ政府にそうするよう十分な圧力をかけなかった。
つまり、停戦――和平を拒んだのはウクライナ政府であり、アメリカ政府なのである。

普通であれば「停戦を拒んだ」、「和平への道を拒んだ」としてウクライナとアメリカを
非難するようなタイトルが主要ニュースの見出しに登場していいところである。
また、この点を非難する論説が書かれておかしくない。
もしこれがロシアや中国であったら、まず間違いなくそういうタイトルで報じられ、そういう
論説が大手マスコミをにぎわすに違いない。実際、その手のニュース見出しや論説を多くの
人が過去何度も目にしたはずである。

しかし、アメリカもしくはアメリカが支持する国の場合はそうはならない。「和平への道を
拒んだ」としてニュースや論説で非難されるのは常にアメリカの仮想敵国であるロシアや中国
その他なのである。

米英の大手マスコミ及びアメリカ政府の御用機関たる日本の大手マスコミは日々こういう形の
情報操作、印象操作を行っている。

世の中はおめでたい人間ばっかりだから、こういう事情はとんとご存じあるまい。

そんな調子だから、これまで何度も政府にだまされてきたし、これからも何度もだまされ続ける
のであろう。

751:2022/11/23(水) 13:07:13
今回の英文に関する

1.英文解釈・翻訳上の質問
2.解釈や訳の間違いの指摘
2.内容についての感想、意見

などなど、ご自由にお書込みください。


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