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138α編集部:2014/09/26(金) 08:32:53
純文学と大衆文学
.
??????????      純文学と大衆文学?? 2007-2010



「肥と筑」の感想

bird・brainの私が「肥と筑」をものにする巨像のような作者の頭脳に対峙するのに、どの
ようなスタンスを取るべきかいまだに決まった見解を持ち合わせていないのである。そこ
で連載の途中だからといって物事の結論を先延ばしにするという私の得意の奥の手を使い
たいのだが、皆さんの努力を見るに付けそうもいきません。逃げることも問題を処理する
方法として一つの文化であるという社会も世界には存在するという本(危機のモラル マ
レクラ島のフィールドから 船曳建夫著)を読んだことがあるが、ここで放棄することは
編集に携わる者として許されるものではないと思った。そこでMさんや、長岡さんの手法
に習って、正面からでなく搦め手から迫ろうという魂胆であります。

◆ さて文学とはどのような芸術の範疇に入るかと調べてみると、次のように分けること
  が出来る。
  1.【時間芸術】
    その形式や作品が、純粋に時間的に運動・推移し、人間の感覚にうったえる芸術
    の総称。すなわち、音楽、文芸など。
  2.【空間芸術】
    芸術の分野のうち、平面的あるいは立体的な空間の広がりによって秩序づけられ
    て、人間の感覚に訴えるもの。二次元的なものに絵画、平面装飾、三次元的なも
    のに建築、彫刻が含まれる。
  3.【総合芸術】
    建築・音楽・文学・絵画・彫刻などの分野を異にした諸芸術の要素が、協調・調
    和した形式で表出される芸術。すなわち、舞踏・演劇や映画など。

◆ そこで「肥と筑」が論文か小説かということが話題になっているが、小説とはなんぞや?
  小説とは、散文で作成された虚構の物語として定義される。内容では、随想や批評、
  伝記、史書と対立するものであり、形式としては詩と対立するものである。なお、英
  語でのnovelはスペイン語でのnovelaや、フランス語の nouvelleと同語源であり
  もともとラテン語で「新しい話」を意味する。

◆ 小説は次のように分類される。
  <長さ・発表形式による分類>
   短編小説・ショートショート・中編小説・長編小説・連載小説
  <内容による分類>
   私小説・恋愛小説・青春小説・冒険小説・歴史冒険小説・秘境探検小説・海洋冒険
   小説・推理小説(ミステリー、ミステリとも)・サイエンス・フィクション(SF)・
   ハードSF・スペースオペラ・サイバーパンク・スチームパンク・ファンタジー(幻
   想小説)・ライトノベル・ホラー小説(怪奇小説)・怪談・歴史小説・時代小説・伝
   奇小説・武侠小説・児童文学・童話・絵本・官能小説(劇画系,美少女系,耽美系
   などに分かれる。)・教養小説・鍵小説・企業小説・経済小説・政治小説・ゴシッ
   ク小説・スパイ小説・大河小説・心理小説・芸術家小説

◆ ついでに純文学と大衆文学の区別は
  小説は十九世紀以降純文学的傾向のものと大衆小説的傾向のものとに分類されること
  が一般的となった。それ以前の小説は、セルバンテスやラブレーがそうであるように
  芸術性と通俗性を区分することなくひとつの目標として追及することが多かったが、
  小説の読者がひろがり、技法的な発達を見せるにしたがって、交通整理が行われるよ
  うになってくる。各国の事情によって多少の差はあるが、現代文学では両者の傾向を
  分けて考え るのが一般的である。日本の場合は純文学、大衆文学と呼ばれる。

さて結論として「肥と筑」は歴史的資料を扱っているが純然たる論文ではなく、登場人物
に語らせるという散文で作成された虚構の連載物語でもあるが史書でもある。だからから
小説が伝記、史書と対立するものであるという定義があるゆえに複雑だ。それは私の書い
た「歪んだ風景−異星人」のように言葉遊びに徹すればそこに描かれている内容はぼやけ
てくるし、内容を重視すれば言葉遊びは余計なものだというジレンマは常に作者に付きま
とうわけだ。一方読者の好きなように解釈すればいいとばかりに開き直ることも出来るの
だが、「肥と筑」の作者は物語と史実のどちらに重きをおくのか、それとも両方をと意図
しているのであろうか。両立出来るものを見事になしたとき長岡氏の頭脳は一層輝きを増
すだろう。
2007/12/21 (旧α掲示板)




小林秀雄全集第四巻 P226

 今日の文学が非常に心理的の傾向を取っていることは周知のことだ。誇張していえば物
 語性は大衆文学に奪われ、思想性は批評家に奪われ、今日の純文に携わる作家は、ただ
 心理性の世界に様々な工夫細工を凝らしめているににすぎぬ。
2008/4/12??(窓辺にて)




「白暗淵(しろわだ)」を読む

◆古井由吉の「白暗淵(しろわだ)」を読み終えた。「東京大空襲」の記憶を縦糸に「音]
??を横糸にしてつづられた短編集で、表紙には次のような言葉が書いてある。
 静寂、
 沈黙の先にあらわれる、白き喧噪。
 さざめき、沸き立つ意識は、
 時空を往還し
 生と死のあいだに浮かぶ
 世界の実相を撮す。
 言葉が用をなすその究極へ−。

◆今日の文学が非常に心理的の傾向を取っていることは周知のことだ。誇張していえば物
 語性は大衆文学に奪われ、思想性は批評家に奪われ、今日の純文に携わる作家は、ただ
 心理性の世界に様々な工夫細工を凝らしめているににすぎぬと小林秀雄がいみじくも言
 っているように、純文はそれしか残されていないのではないかと私には思われる。その
 ような作家は古井由吉を含めた少数しかいないのではないか。
2008/4/25  (窓辺にて)




純文学と大衆文学

◆Kさんの「大衆」の定義をして何を主張したいのかその問題提起の意味がよくわかりま
 せん。「純文学」と「大衆文学」の違いを論じるに、純文学が優れていて大衆文学が劣
 っているようなニュアンスに反発して、純文学を読む人も大衆の中の一人じゃないかと
 いう意味の主旨かと思われます。もし私の解釈が間違っていたらそのへんのところを詳
 しく示して下さい。
 私は「純文学」と「大衆文学」の優劣は、総合的に評価出来る同じ土俵は作れないと思
 っています。面白いものが一番いいという人達、いや難解でも何か考えさせるものがい
 いという人達もいるでしょう。どの観点で評価するかは人様々で、どちらが優れている
 という問題ではなさそうです。

◆「私も結構悪食だったので、昔はいろいろの本を手当たり次第に読みました。その結果
 私の中では優劣はともかく「純文学」と「大衆文学」の区分けらしきものは持っていま
 す。大衆小説と言われている読み物、たとえば内田康夫のミステリー・シリーズなどは
 読んでいる最中は実に面白く時間を忘れるほどです。しかし最後のページが終わるとそ
 の興味は尽き、数日すると最早その内容さえ全く忘れ去っています。場所・人物・状況
 などを単に替えただけのパターン化されたものが引き続きシリーズとなって出されてい
 ますが、そのパターンに気づくと途端に興味がなくなりそれらを二度と読むことはあり
 ません。反対に純文学と言われるものは、なかには美しい表現や情景の物語もあるが、
 没頭するほど面白いものではない。いわゆる苦痛・忍耐を伴うものもなかにはあります。
 しかし、私が「純文学」と思うものには読んだ後でも長い間忘れずに頭に中に残ってい
 ます。夏目漱石の「それから」の代助と三千代が万難を排して「一緒になろう」と誓っ
 た部屋の中に漂う百合の強い香りとか、父や兄に寄宿していた代助が三千代のために独
 り立ちしようと決心して、職を探しに街へ飛び出した時の真っ赤にそまった心象のラス
 トシーンなどなど。

◆最後に、物事の解釈や表現を単に新聞や週刊誌などからの切り売りではなくて、私が考
 えもしていないような解釈や表現や新しい考え方を持つ人には憧れます。私にはもうあ
 まり残された時間もないことだし、その人にしかないをちらりと見せてくれる選ばれた
 作家・書物に出会えることを願いたい。
2008/7/26????(旧α掲示板)




文芸時評−「結末」の問題−齋藤美奈子

 娯楽小説と純文学の相違は議論のつきないテーマだが、両者には明らかに感触の違いが
ある。何を描くか(what)に力点があるのがエンタメ系、表現の仕方、すなわちいかに
描くか(how)に力点があるものが純文系、を目安に考えてきた。だが最近、別の定義を
思いついた。
 起承転結全てが揃っているのがエンタメ系、起承転結に拘らない、あるいは起承転結を
壊すのが純文学。ときには着地を決めずに、マットの上でコケる。あるいは着地寸前でト
ンズラしてもいいじゃないか。
 強引に起承転結の揃った「出来のいいお話」、美しい結末に回収される物語はそこで終
わり、あとに引きずるものがない。
2009/3/25?? (窓辺にて)




北 君

仕事に忙しい中、感想有り難う。このような長い読後感を書いてくれる所を見ると、時間
的にも少し余裕が出来たようですね。
君の言う通り村上春樹はストーリーテラーとしては第一級の作家と思われます。確かに自
分探しと謎の解明という筋の展開の巧さで最後まで読ませますが、読者の生き様に対して
の意味合い・インパクトがないと僕も読んだときにそう思いました。これは今まで読んだ
村上春樹の小説全般に言えると思います。純文学と通俗小説との間の微妙な位置にあるよ
うな気がして、文学少年・少女に受けるのは判るような気がします。
2010/2/14 (窓辺にて)




佐伯一麦

◆佐伯一麦著の「木の一族」を読んでから、私小説の書き手として私は昔から彼に一目
 おいていました。このたびの「誰かがそれを」のなかの「ケンポナシ」はこの木の話
 だけで28ページにわたって書き、「誰かがそれを」では夜中に聞こえてくる訳のわか
 らない気障りな音について38ページを費やしている。これが純文学の世界なのであろ
 う。今回は以前の評価と違って私にはちょっと批判的な印象が残った。それは個人の
 好みの問題だろうが、この物語のリアリズムは想念の世界の夢や美や謎などの知的な
 好奇心をくすぐるものがないのが不満に思えました。
 と言うことは私はエキゾチスム・神秘主義・夢などといったものや、抑圧されてきた
 個人の感情、憂鬱・不安・動揺・苦悩などを記述しようとするロマン主義的な傾向を
 もつということでしょうか。
2010/6/25



139α編集部:2015/03/31(火) 19:18:04
標本箱2 春夏秋冬
*戯評の投稿記事です
*題は編集部作成
*一部名前を変えています

主要キャスト 棘 シニン ベルギリスふりん  海馬海馬女(白痴) 万歩計




【五月蠅い奴ら】
◆おーまん:「あるわがまま」出しっぱなし、そのうちあるがままの姿で街を闊歩するぞ
◆万歩計 :作品の分析をしまくるが、みるべき解釈や真意の組み立てはできない
◆イモジン:ヴァイオリン、カントリーダンス、TOEICはどうした
◆パクチー:奉仕活動のためなら何でも、どこへでも顔を出す
◆寒痺痲 :食い物の話、通俗小説の話、毒にも薬にもならんことをよくしゃべるよ
◆冬の風鈴:「日本の負債−120」などのコピペに生き甲斐を見出すほかはない孤独な爺々
◆シニン :中央アルプス、ボボワールなどと間違ったことを平気で言放つ育ちの悪さ

こう並べてみると、みなさん言いたい放題、結果は期待できない連中ばかり。
「じこちゅう」
中毒症状最終段階。要強制排除、要強制入院。





【夏のお化け大会のおしらせ】
おとげ、シニン、万歩計、トド、シャフラー、フェイク、げてげて、うそたんと豊富なキ
ャラクターが揃いましたので、恒例のお化け大会を7月17日馬込宿で開催します。怖い
もの見たさの貴方に是非参加いただき、その醜悪さをご鑑賞ください。なお先着10名さ
ままでは無料です。





【漫画のお邪魔虫たち】
鳥干、万歩計、風凜、シニン等のお邪魔虫がよく揃ったな。
ほとんど共感を得ない文章ばかりだ。これにトド、トド女
珍封痔が加わったら、俺発狂しそうだ・・・。とくにシニン、
トド、珍封痔の三人は爬虫類のようで、生理的な嫌悪感を覚え
しかたがない。


【流行もの「漫画狂」】
ここではずっと前から住民説明会での電力会社のヤラセメールのようなことがたくさんみ
うけられた。自分の投稿文を別名でよいしょすることなど朝飯前の輩が、このホームペー
ジを牛耳っているのが現状だ。
今回のブログの投稿に五つも拍手を送るのは、このヤラセをやっているメンバーに他なら
ない。これは低脳漫画、茶番劇だね全く。よく物事の本質を考える人は、そんなこと一発
で見抜くだろう。シニン、万歩計、パクチー、イモ、疹風痔、これで拍手五つ・・・。





【怪物糊塗ランド忘年会】
怪物ランドへようこそ!! フェイクな珍獣ばかり出演させています。
◆おとげ:その場その場の感覚が一番大事とする主観主義の女王。観衆の前では素っ裸を
 も辞さない露出狂。
◆シニン:自説を正当化するためには、人を貶め嘘も吐き通す育ちの悪さ。
◆万歩計:ボランティアなどに参加して、優しさを演出しているが、内に凶暴な闘争心、
 猜疑心を内包する。
◆辛封痔:文も絵も音楽もフェイク人間。真実が何かは問うたことがない。
◆何やびと:不利な事実は知らぬが仏の役人根性に満ちた人生。
◆げてげて:怪物ランドの太鼓持ち。
◆イモジン:どうしょうもない、気色悪い爬虫類の出来損ない。
◆ヒモジン:イモジンの性悪さにも気づかないバキューム・ヘッド。
◆くそたん:どうもよくわからん、首も出し切らん無害すっぽんもどき亀。げてげて太鼓
 持ちの助手。
*2011



140α編集部:2015/04/01(水) 21:33:54
エイプリル・フール2 2015〜
                                             .
     エイプリル・フール2015〜



      赤松次郎にとって4月1日は何か特別の日のようだ。
    いい嘘も、悪い嘘もともにつけない(つかない)氏にとっては
        どこか開放された一日となるのかもしれない。



2015年

エイプリルフール



 メン・タン・ピン大学サイエンス評論学科の門前雀羅(もんぜんじゃくら)教授は、
オキシモーラン社にたいして次のような高い評価を与えている。
 ??「我が国には物理学、化学、工学、生物学、医科学など基礎研究から応用研究まで行
  う国際的に高い研究業績と知名度を持つ独立法人・理科学研究所がある一方、世界的
  な研究成果の量はともかく質においては、侵略国の攻撃意欲を完全に萎えさせる最終
  兵器「リターン・パス」および、夢のような永久機関「パワー・イイター」等、世界
  の存続にかかわる戦争やエネルギー問題という重要な案件を解決してきたことから鑑
  みると、研究の質においてはけっして理科学研究所にひけを取らない立派な会社であ
  ると言える」と述べている。
   ??参照:「リターン.パス」「パワー・イイター」 「無限回廊」第十回掲載
??????????????????????????http://2style.in/alpha/33-7.html
 そこで今日社員であるキメラ11号は、特別みなさまにオキシモーラン社のすばらしい
商品である「スカウター」及び「ニート・ボール弾」の二つを紹介したいと思っている。

◆スカウターについて
 先日鳩闇憂気終(はとやみ ゆきお)元首相がウスライナのクリノミ半島を訪問し、
「オロシアのクリノミ編入問題」について肯定的な意見を述べたと伝わってきた。たいて
いの政治家は非難されると「真意が伝わっていない」と釈明して、それでも不利になると
病院に逃げ込むのであるが、当の元首相は豆鉄砲を食らったようないつもの表情をしてい
て、一向にその行為の重大さに気づいたようすも、恥じたようすもないようだ。
刹那的であったとしても、かりそめにも世界の冠たる成熟した法治国家であると自認する
ヤバン国を行政の長として治めた偉い人なのだ。
 参考としてウスライナ憲法を見てみると
????第 1条 :ウスライナは主権国家であり、独立した民主的かつ社会的・法治的国家で
???????????? ある。
????第13条 :鉱物資源・空気・水及びその他天然資源、領海内の天然資源かつ排他的・
???????????? 経済水域はウスライナ人が所有権を有す。
????第14条 :土地は国の特別な管理下にある、基本的な国の財産である。土地の所有権
       は認める。国民がその権利を法の範囲内で個人及び法人・国と取引するこ
       とは認める。
 しかしウスライナ国の一部であるクリノミが住民投票の結果独立宣言をしオロシヤに帰
属すると宣言した。これはウスライナ憲法、そして国際法上に違反していると思われ、一
国としての主体性の崩壊につながりかねない大問題なのだ。
 だがクリノミ紛争から見えてくるのは、政治的なものだけではなく今回はもっと地球の
運命に関わる重大かつ深刻な問題といえるのだ。元首相は身内からも「遂に本物の宇宙人
になった」とあきれられたという話を聞く。それが真実とすればこの世界の至る所に、地
球の良識を混乱させて征服しようとしている人間になりすましたハトポッポ星人で満たさ
れているのではないかと思われるふしがある。そして彼等は地球人の知らないうちに知識
や芸術や経済等の主要な地球の文明のシステムを牛耳っているのではないかという疑念で
ある。
 そこでオキシモーラン社により開発された有力な最先端科学製品がスカウターである。
それはかの有名なアルセーヌ・ルパンが使用していた片眼鏡(モノクル)のようなものと
思っていい。そのスカウターの旧式のものは、「ドラゴンボール」に登場する異星人の
「フリーザ」および彼の部下の「ギニュー陸戦隊」が使う、通信機能と生命体探索機能を
兼ね備えた装置で、片耳に取り付け付属する半透明の小型スクリーンに、生命体の戦闘能
力を数値化した情報や、その対象への方角や距離が表示されるという情報機器なのだ。
オキシモーラン社はその優れた機能をさらに改良してより強力なスカウターを開発、量産
することに成功した。・・・でその付加された機能は下記の通りである。

  1.人の姿をした異星人を簡単に見分けることができる
????2.異星人の嗜好及び思考を簡単に解明することができる
????3.異星人の肉体的、精神的な弱点を簡単に知ることができる
????4.異星人の心を簡単にコントロールすることできる

 しかし完成度は高いがただ一つの問題があるということを、虚報真報(きょほうしんぽう)
の主筆である滝沢馬券氏により暴露された。
「もし異星人が不法な手段でこのスカウターを手にし使用した場合は、人間を異星人とし
て認識した異星人は、人間の弱点をつぶさに知るところとなるだろう」と。

 オキシモーラン社はこの指摘を真摯に受け止め、引き続きこれからの重大な課題を克服
すべく努力を惜しまないが、同時に地球人・異星人を問わずみなさまの忌憚ないアイデア
を募りたいという声明をだした。

◆ニート・ボール弾について
 今、世界の諸葛孔明を自認する優秀な軍師達を悩ましているのは、中東の「イスラミ国」
「シルヤ」「イクメン」などの紛争がある。しかし無法者の彼等が敵による空爆や突入に
備えて民衆を盾として大都市に立てこもり抵抗している。そのようなイスラミ国の人道に
もとる強固な体制を崩すのは容易ではない。投下する味方の戦力は限りを知らず、民衆の
被災や都市の破壊などの犠牲が大きすぎる。
 さてここでオキシモーラン社の委託を受けた「物集班(もづめはん)」は、本郷冷熱の
地下室の「ペルソナ−異界&ラボ」ではひとつの有力な兵器を開発した。それは「ニート
・ボール弾」である。作り方は企業秘密が多くてここでは明かせないが、理論は実に単純
である。敵が人質をとって立てこもっている場所に「ニート・ボール弾」を打ち込むと、
即座に町全体にバリアーが張られ、内部にニートガスが満たされる。その効力は下記の通
りである。

  1.住民はリラックスして睡眠状態になる
  2.戦力を喪失し、「AK-47、通称カラシニコフ自動小銃」でさえその重さに耐えかね
   て、自動的に武装放棄したイスラミ兵を捕虜にできる。
  3.住民のニート・ボール弾による症状は解毒剤によって24時間以内に元に戻すこと
   ができる
  4.イスラミ国の兵は二度と過激な精神にならないように、継続して「ニート・ボール
   弾」の影響下に置く
  5.世界中のニートの若者から提供された「ニート精神」が紛争地域に平和をもたらした。

虚報真報の主筆 滝沢馬券氏のコメントによると
  前の4項目にくわえて、無気力なの若者からニート精神を削除して、見事に勤労青年
  に変えたという効果は、平和な地球を作り上げる目的にかなうもので、一石五鳥の
  「ニート・ボール弾」の発明は実にすばらしいことである。
  しかしこのような白兵戦のための最終兵器と言えるものでも問題はある。今日、チュ
  ネジアは国境警備で必要な暗視車の提供をヤバン国に要請という虚報真報の記事がみ
  られたが、これは武器ではないのか。海上自衛隊の飛行艇US-2は救難用としてインド
????に売られるのだがそれでいいのか。しかし「ニート・ボール弾」がいかに優秀な紛争
????終結のための武器であっても、ヤバン国の「武器輸出三原則」の理屈を崩せやしない
????だろう。だから世界中が欲しがっても供給することは出来ず、紛争を収めることはま
????ことに難しい。
   また、一昨日の白兵戦で親族の「情」による攻撃を「理」でもって、薄氷を踏む思
????いでかわした「かごや姫」は、イヤヤかニタリ製かいまさらどうでもいいが、ガード
????下の一杯飲み屋の不安定な椅子に腰を下ろしていた。そして国内で「ミート・ボール
  弾」を使用することは違法でないだろうから、次回の「犬塚家具」の紛争には必ず購
  入して会長にぶつけてやろうとこっそりつぶやいて、60°の泡盛を一気に煽っていた。
????という記事を暴露した。

??  参照:本郷冷熱の地下室の「ペルソナ−異界&ラボ」 「無限回廊」第四回掲載
??????????????????????????http://2style.in/alpha/27-7.html



141α編集部:2015/11/11(水) 05:55:22
岩を抱く木々、寄り添う木々
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      岩を抱く木々、寄り添う木々 2014-2015



山林の形態その1
2014.6.26
◆岩を抱く木々
 山の斜面に生えている大木を下の道から見上げると、岩を抱いた木々があることに気が
ついた。初めは何故だろうと不思議だったが、よく考えるとある理屈でそのような情況が
生まれたのだと推測した。この辺りの山は大きな岩や小さな点石で成り立っていて、その
周りを長い間の落ち葉が積もり腐葉土をなしている。まだ発酵していない湿った木の葉に
足を踏み入れると、踝(くるぶし)まで沈む位ふわふわと層をなしている。木々にとって
は栄養豊富な山土だといえる。

 その石は明らかに富士の裾野に点在する溶岩とは違い、色は灰色で密な硬い石である。
二つの石の違いが気になって、町の教育委員会に質問してみたら、富士山の石はマグマが
直接地表で固まった火成岩で、私の山荘のある山は海底や川底に堆積した水成岩で、地殻
変動で隆起して山になったということであった。
 更に詳しく調べると水成岩の一種である粘板岩ということが判明した。粘板岩は英語で
スレートと言うくらいだから、当然日本の杮葺(こけらぶき)のように屋根葺き材として
西洋で使用する。また山梨県南巨摩郡の富士川沿いでは雨畑硯(あまはたすずり)という
硯が製造されていることからも、富士山の噴火によるのでなく富士川の堆積により形成さ
れて隆起したという、この山荘の山の成り立ちが分かって成る程と納得した。

 ところで石を抱く木々の謎はどういうことなのか。それは秋になって赤松や椚や木楢や
楓の実が落ち、斜面を転げ落ちてきて留まれるところが石と土の窪みということであろう。
そこで発芽したそれらの木々が数十年と育つうちに石の周りを根で覆い、遂には石を抱い
た形が出来たという訳だろうと推測した。そしてもっと時が経つと石木の力で砕石にひび
を生じさせ、水の凍結によって砕け散る結果の形態が認められるのである。
            続く


山林の形態その2
2014.6.28
◆寄り添う木々
 山の木はある一定間隔でしか成長しないだろうと思い込むが、実際は5メートル以上離
れて育っている木もあれば、狭い範囲に犇(ひし)めいている木々もあり、人工植林でな
い限りその間隔はランダムと言ってよい。岩を抱く木々の話には面白いもう一つ話がある。
 石と土の窪みに山から転がり落ちてきて定着する実が必ずしも一種類とは限らず、同時
に数種類の木々のものが同じ場所で発芽することになる。しかし大きく育つには数々の厳
しい条件をクリアーしなければならない。それに打ち勝った赤松、木楢、楓、橅、杉など
の二種類の木の組み合わせで育った大木が、まるで同根のように寄り添って育っているの
をよく見るのである。

 だがよく観察するとその組み合わせがどんな種類でもいいかと言えば決してそうではな
いらしい。赤松と木楢、楓、橅、杉の組み合わせは多い。しかし樅の木とのペアーは見た
ことがない。どうも樅の木と他の木とは相性が悪いらしい。セイタカアワダチソウやサル
ビアのように地下根から特殊な物を分泌してほかの植物の種子から芽の出るのを抑えた
り、根の成長を妨げたりしするといわれるように、樅の木もまた他の木々をそのような手
段で駆逐するのだろうか。
 その理由として一つ思い当たることがある。赤松をはじめ木楢や楓や椚は総じて太陽
の光を独り占めしてしまうほどの葉張りと密度において、茂らないと言える。だからお
互いにその太陽の光を譲り合いながら育つことができるのではないか。

 その一方で樅の木は樹形が黒く見えるほど密に葉を茂らせ広がり、しかも冬でも葉を落
とすことなく成長するから、太陽の光を分けてもらえない他の木々は寄り添うように育つ
ことが出来ないという理由ではないか。
 そのような樅の木は他者を寄せ付けない強さで、山の中で一人勝ちしているように見え
る。しかし、木の肌や色や葉型の違った異種の木々が寄り添って大木に成長しているのを
見ると、長い年月を苦労しながら添い遂げているような人々の生き様に見えて、ほほえま
しいく思えてくるのである。


      岩を抱く木々/寄り添う木々を読んで 2014.6.29 万理久利
      同人誌に寄稿する作品は人の心の微細な動きを追ったり、つかみ所の無い人
      間の心を描いたり、自然をさらりと歌いあげたりと純文的な匂いがプンプンす
      るものが多いのですが、時として猫の目の大きさを取り上げ顔に対する比率を
      出してみたり、そのジャンプ力を人間のそれと比較して数値で表したりと、科
      学少年らしい実験と分析をこの著者は猛然とやり始めるのです。そして今回は
      住まいの回りの木々をじっと眺めて分析を開始したようです。

       読んでいてふと寺田寅彦の作品が思い浮かびました。昔学校の図書館で宇宙
      旅行ものと並んで借りまくった本です。身の回りのものを科学者らしい目でや
      さしく、短く解き明かしていくのが何よりも面白かった。懐かしくなって青空
      文庫で久々に寅彦の作品を数点読みふけりました。「化け物の進化」「科学と文
      学」「数学と言語」どれもなんとなく相対する言葉が並ぶタイトルですが、相
      違点と同時に共通点も取り上げています。昔はただひたすら科学的な解き明か
      しが、爽快な気分を引き出したのですが、今寺田の作品を読むと、彼がただひ
      たすら、科学万能主義で生きてきたのではないということに気づかされます。
      そして彼の語る世界は本人が意図したかどうかは別として、古今東西共通の人
      間世界のことでもあることも。

       岩を砕く木々も寄り添う木々もこれまた自然界のこと、そして自然の一部で
      ある人間世界のことでもあるわけです。身近なところにたくさんの不思議不思
      議が転がっています。
      不思議を自分の頭で解き明かそうとすることと、言葉を使って何か/作品を
      創造していこうとすることとは、共通の要素があるあるようにも思えます。
      世の中不思議だらけですが、私にとって一番不思議なのは人間かな?
      一番身近であるはずの自分自身かな?


山荘便り
2015.10.31
 「寄り添う木々」という題をつけて山荘便りを書き始めた。山の中を散策していると普
通では思いもつかない現象を目にすることがある。一般的に考えると数十メートルにおよ
ぶ木々が全く近接して生えるとは想像もしない。都市部での造園家による公園の大木の植
栽はほとんど三メートルから五メートルの間隔を空けているようだ。しかし自然界にはそ
のような常識では考えられない植生がしばしば見られるものである。最初に気づいたのは
山荘から五十メートルばかり西に歩いた道路脇に、同じ根元から赤松の大木とブナの大木
が寄り添って生えている。ぼんやりと歩いているとその奇妙さには気がつかないのである
が、株立ちしている二本の木の肌や葉の形状に違和感を覚えて注意して観察した結果判っ
たものである。
 だが待てよ、異種の木々が抱き合うように生えているのは、以前に書いた「岩を抱く木」
と同じ理由であるということに思い当り、その文を探してみた。2014年の6月26に「山
林の形態その1」で「岩を抱いた木々」をその二日後に「寄り添う木々」というそっくり
な文を既に書いているではないか。私もいよいよシナプスやニューロンの働きに陰りが見
えてきたようである。
 同人α44号の竹内氏の作品である「生命」にでてくる、シュレーディンガーの「生物
は負のエントロピーを食べている」という言葉に、言い得て妙だと思った。この世界の物
質は放っておくと確実にエントロピーの増大、即ち無秩序の世界に向かうという。
だから生物は生きるために常に秩序を保つように努力しなければならない。
 山荘便りに書いたように日々のルーチンワークも毎日の規則的な精神や肉体のリズムを
つり、エントロピーの増大に抵抗しているといえる。またそれが生きているということで
あろう。「負のエントロピー」を食べれなくなったとき死に至るということだ。
 だから毎日を高齢だということで、後は残りの人生、余りの人生とばかりに時間つぶし
に無気力に自堕落に生きることは「負のエントロピーを食べれなくなった」ということで、
そろそろこの世におさらばするときが間近いのではないか。

 最近「寄り添う木々」についての追体験をしたことだが青木ヶ原の鳴沢氷穴の近くの国
道139号線沿いの歩道の真ん中に、「やどりぎ」という表札のついた珍しい木が柵に囲ま
れたなかに立っている。そのため歩く人はその囲いを迂回して通らねばならない。
 樹齢300年といわれる「みずなら」の親木に、五葉松、こめつが、ひのき、あせび等が
寄生していて、六種の木々が同棲している。しかしこの木々は「やどりぎ」のように親木
から栄養分を奪う、いわゆる寄生樹ではなくそれぞれの木々は自力で光合成して生きてい
るのである。だから「やどりぎ」という言葉は当てはまらないので、家族以外の人達が同
じ屋根の下に暮らしているのを「同居人」というごとく「同居木」と言うべきだろう。そ
れにしても樹木はなんと「負のエントロピーを食べる」術に長けているのだろうかと驚く
ばかりである。だからといって数千年も生きるのはちょっとしんどいことである。



142α編集部:2016/04/05(火) 18:05:09
エイプリルフール2015
     エイプリル・フール2015〜



      赤松次郎にとって4月1日は何か特別の日のようだ。
    いい嘘も、悪い嘘もともにつけない(つかない)氏にとっては
        どこか開放された一日となるのかもしれない。



2016年

オキシモーラン的エイプリルフール−その1

?? オキシモーラン社による新商品のご案内
◆ニャン眠剤発売
 さるNPO法人がまじめに統計をとったデータによると、先進国では97%の人が不眠
に悩んで いるという。その原因が配偶者・恋人、病気、リストラ、職場の人間関係、近
隣関係、社会体制にたいする不平・不満、憤りなどのルサンチマン的憎悪などがあげら
れる。途上国においては明 日のコメにも事欠くあり様の生活を強いられている序民は、
一日中重労働にあるため横になれば即ち爆睡し、不眠の悩みどころではない。

 我が家の猫、ミラノ公ドヴィーコ・マリーア・スフォルツァ(通称イル・モーロ)は
私がソ ファに寝そべっていると、どこに寝ていても私の所へやってきて、体の上でぐう
ぐう眠るのがい つものパターンである。猫がよく眠るという事実は昔から知られていの
だが、それにしてもモロ の睡眠時間は並ではない。
 Yahoo(ヤッホー)の『知屁袋』によれば、経典などをネズミから守る為に奈良
時代頃に中国から輸入され、古くは「禰古末(ネコマ)」と呼ばれていたことから、江
戸時代の学者達は この語源について、いろいろ考証をしていたようである。
 ●「鼠子(ねこ=ネズミ)待ち」の略
 ●睡獣(ねむりけもの)=よく寝る動物の意
 ●ネエネエと鳴くけもの=鳴き声に由来する説。昔の人は、猫の鳴き声を「ネエネエ」
  と表現していたらしい。「こ」は小さいもの、身近なものという意味の解釈。
 ●「ねけもの」が転じて「ねこま」=これは、あの有名な滝沢馬琴が主張した語源ら
  しい。
 ●寝小魔(ねこま)=よく寝る小さな動物の意。魔は神でも人でもない有情生物を意
  味する原語で、動物の総称にも使われていた。

 ところで猫の睡眠時間はだいたい12〜16時間らしい。しかし我が家の猫は測定したと
ころ23時間17分13秒11の睡眠時間で、覚醒している時間はなんと一日わずか47分46秒49
なのであった。
そこでオキシモーラン社の富士五湖駐在員の私としてはその特性を世のため人のために
なる商品開発を思いたった。
 猫の縄張りを示すためのマーキングは尿スプレーと言われ、通常の排尿と違い少量の
尿を垂直な物に立ったまま後方に向かって噴射する行為で、強烈で独特な臭いがする。
そのスプレー液を集め、神聖な富士山の湧き水、キツネノカミソリから抽出したアルカ
ロイドを少々、72時間煮沸攪拌凝縮常温冷却抽出形成方によって純度の高いエキスを睡
眠剤として販売することである。
ヒルティの『眠られぬ夜のために』に書かれている人生、人間、神、死、愛などの深い
思想による安心立命を得ての安眠ではないけれど、アーラヤ識のなかに潜在的に蓄積さ
れた「眠りたい」という己のプラティカルな欲望を誘発させて眠りにいたらしめる薬で
ある。まずは「睡眠障害で一ヶ月の療養が必要」との医師の診断書をもらい、表から姿
を消した辛利氏にさし上げたい。
 人体への薬の治験はどうなされたかと問われれば、富士五湖駐在員の家族が半年間の
実験の知見のうえ、スマホ、パチンコ、アルコール・ニコチンなどの依存症、腎臓、肝
臓、骨髄などの器官の機能を障害するような副作用も全くない新薬であることをここに
証明するものである。
 「深川いなせ大学」の滝沢馬券教授(滝沢馬琴より十五代目)によると、使用後の目
覚めは大穴を当てたときの至福感と、野に自由に遊ぶ仔猫のほどよい疲労感を覚えたす
ばらしい睡眠薬だというコメントを残している。
 関係者からのお詫び、このたび滝沢馬券教授はニャン眠剤を少し多めに使用したため、
それ以来一度も目覚めることなく、笑気ガスを吸引した時のような、幸せそうなアルカ
イックスマイルを口元にたたえて安眠中であります。この後のコメントについては滝沢
馬券氏の長男であり、現在「中山競馬大学」の滝沢馬糞准教授に依頼しています。
  ●価格:小瓶  2,980円(ニャンキュッパ)
      大瓶 11,131.719円(いいおとこ いさみ いなせ いき)まるで
         九鬼周造の『「粋」の構造』の神髄のような値段と評判である。
  ●電話:0120-373-2374(おおいにわだい みなさん ふみんなし)まで、いまか
    ら30分以内に電話を、テレフォンオペレーターを増員してお待ちしています。



オキシモーラン的エイプリルフール−その2

オキシモーラン社による新商品のご案内
◆『明解宇宙語大辞典』の出版
 ところで皆さんは『亞書』というタイトルの本を知っているだろうか。それはギリシ
ャ文字がただランダムに並べられているだけで何の意味も持たない文章が書かれている
本のことを指していて、著者はアレクサンドル・ミャスコフスキーという人物になって
いる。
 そこで少しwikipediaで調べてみると、「亞書刊行會」という会社から出されていて、
Amazonでしか販売されておらず、64,800円という高額で売りだされている。96巻まで売
りだされているが、全て1点ずつしか売り出されていないという。そして国会図書館に登
録されているという。正式名称は『Книга "?"』なのだそうだ。Книга は書
物という意味で、?はヘブライ語で「アレフ」だ。『アレフの書』と訳すことが出来る。
この本は2つの出版社が登録されている。出版社はユダ書院。ユダ書院からは各言語に翻
訳された聖書が出ている。もうひとつの出版社は、りすの書房である。

 さてこの『亞書』には2・3の疑問が生じている。
 ●一つは、書物と言えるかどうかという疑問である。全く意味をなさない表音文字を
  ランダムに並べることに意味があるのか、むしろ構図や記号や模様や装丁など、絵
  としての芸術としての価値があると考えるのか。
 ●二つ目は、国会図書館法第十一章その他の者による出版物の納入の第二十五条に規
  定してあるからその義務をはたしたのか。
 ●三つ目は、一冊64,800円という価格が妥当かと言うことである。
  ギリシャ文字の一字をランダムに単純に並べているだけで、誤字・脱字等の校正作
  業である初校・再校・三校・著者校などの手間がまったく必要ない。また世の中に
  は好事家が百人くらいはいるから一巻発行すると64,800×100=648,000円となり十
  分ペイ出来るのである。ましてや96巻まであるから62億2千80万円にもなるから驚き
  である。

 しかし国立国会図書館は、発売元から聴取を行い検討した結果、郵送された『亞書』
各巻1冊は、頒布部数が少なく、また、国立国会図書館法に列挙された出版物に該当せず、
国立国会図書館への納入義務の対象には当たらないものと判断したため、『亞書』を発
売元に返却するとともに、発売元に支払い済の納入出版物代償金の返金を求めることと
した。
 国会図書館法の「納本制度」とは、図書等の出版物をその国の責任ある公的機関に納
入することを発行者等に義務づける制度のことで、わが国では、国立国会図書館法(昭
和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入
することが義務づけられている。
 納本された出版物は、現在と未来の読者のために、国民共有の文化的資産として永く
保存され、日本国民の知的活動の記録として後世に継承されるのである。
 そして今回の『亞書』の問題は、「国会図書館に納品して"代償金"(通常、小売価格の
5割に相当する金額 ndl.go.jp/jp/aboutus/dep… )ゲットする詐欺的行為では?」とい
う憶測がなされた結果であるという噂もある。

??いままでの記述は落語における枕にあたる。さてこれから『明解宇宙語大辞典』編纂
の歴史を紐解くとしよう。
三年前に、生まれた三ヶ月ばかりの仔猫が山の下の里村からはるばる登ってきて我が山
荘に居着いた。名をミラノ公ドヴィーコ・マリーア・スフォルツァ(通称イル・モーロ)
にちなんでその諱を「モロ」とした。 山の奥にひっそりとたたずむ湖水の色のような、
わずかに鈍色の含まれるアクアマリンの色の瞳を向けながら、朝な夕なに話しかけてき
た宇宙語を私は手を抜かず全て収録した。そして母星から送られてくる指令の暗号を解
読することの役目をになったチーフのサカエ・ル・カミノをはじめ「物集班」の力でそ
してそのデータを基に、宇宙語を解読し辞書として編纂に至ったわけである。
  下記は母星から送られてくる「ミッション」の暗号文の一例
  5405401791 9477587214 6324863264 4983412604 8640409293
  1481967000 8996483727 2621990112 1910706012 6312782576
  0210369991 8366476103 5213752153 3872301503 7539398181

 私たちの『明解宇宙語大辞典』は『亞書』の場合と全く違い、無償で下記の図書館に
寄贈することにした。
  国名      名称        (現在の蔵書数+新しく加わる1冊)
日本    :国会図書館             (24,988,176+1冊)
バチカン  :バチカン図書館            (1,100,000+1冊)
アイルランド:トリニティ・カレッジ図書館 ?????? (5,000,000+1冊)
フランス  :ビブリオテーク・ナショナル ?????? (10,000,000+1冊)

 この『明解宇宙語大辞典』を目にした「中山競馬大学」の滝沢馬糞准教授は、宇宙語
は皆目分からないが「今世紀の大穴を当てたようで、とてもすばらしい」と、意味不明
の評を書いて絶賛していたと聞く。

参照:「物集班」のメンバーは下記の小説『無限回廊』のなかの第一回の登場人物のな
   かでで紹介されている。
  ??http://2style.in/alpha/0-0.html

????






2015年

エイプリルフール



 メン・タン・ピン大学サイエンス評論学科の門前雀羅(もんぜんじゃくら)教授は、
オキシモーラン社にたいして次のような高い評価を与えている。
 ??「我が国には物理学、化学、工学、生物学、医科学など基礎研究から応用研究まで行
  う国際的に高い研究業績と知名度を持つ独立法人・理科学研究所がある一方、世界的
  な研究成果の量はともかく質においては、侵略国の攻撃意欲を完全に萎えさせる最終
  兵器「リターン・パス」および、夢のような永久機関「パワー・イイター」等、世界
  の存続にかかわる戦争やエネルギー問題という重要な案件を解決してきたことから鑑
  みると、研究の質においてはけっして理科学研究所にひけを取らない立派な会社であ
  ると言える」と述べている。
   ??参照:「リターン.パス」「パワー・イイター」 「無限回廊」第十回掲載
??????????????????????????http://2style.in/alpha/33-7.html
 そこで今日社員であるキメラ11号は、特別みなさまにオキシモーラン社のすばらしい
商品である「スカウター」及び「ニート・ボール弾」の二つを紹介したいと思っている。

◆スカウターについて
 先日鳩闇憂気終(はとやみ ゆきお)元首相がウスライナのクリノミ半島を訪問し、
「オロシアのクリノミ編入問題」について肯定的な意見を述べたと伝わってきた。たいて
いの政治家は非難されると「真意が伝わっていない」と釈明して、それでも不利になると
病院に逃げ込むのであるが、当の元首相は豆鉄砲を食らったようないつもの表情をしてい
て、一向にその行為の重大さに気づいたようすも、恥じたようすもないようだ。
刹那的であったとしても、かりそめにも世界の冠たる成熟した法治国家であると自認する
ヤバン国を行政の長として治めた偉い人なのだ。
 参考としてウスライナ憲法を見てみると
????第 1条 :ウスライナは主権国家であり、独立した民主的かつ社会的・法治的国家で
???????????? ある。
????第13条 :鉱物資源・空気・水及びその他天然資源、領海内の天然資源かつ排他的・
???????????? 経済水域はウスライナ人が所有権を有す。
????第14条 :土地は国の特別な管理下にある、基本的な国の財産である。土地の所有権
       は認める。国民がその権利を法の範囲内で個人及び法人・国と取引するこ
       とは認める。
 しかしウスライナ国の一部であるクリノミが住民投票の結果独立宣言をしオロシヤに帰
属すると宣言した。これはウスライナ憲法、そして国際法上に違反していると思われ、一
国としての主体性の崩壊につながりかねない大問題なのだ。
 だがクリノミ紛争から見えてくるのは、政治的なものだけではなく今回はもっと地球の
運命に関わる重大かつ深刻な問題といえるのだ。元首相は身内からも「遂に本物の宇宙人
になった」とあきれられたという話を聞く。それが真実とすればこの世界の至る所に、地
球の良識を混乱させて征服しようとしている人間になりすましたハトポッポ星人で満たさ
れているのではないかと思われるふしがある。そして彼等は地球人の知らないうちに知識
や芸術や経済等の主要な地球の文明のシステムを牛耳っているのではないかという疑念で
ある。
 そこでオキシモーラン社により開発された有力な最先端科学製品がスカウターである。
それはかの有名なアルセーヌ・ルパンが使用していた片眼鏡(モノクル)のようなものと
思っていい。そのスカウターの旧式のものは、「ドラゴンボール」に登場する異星人の
「フリーザ」および彼の部下の「ギニュー陸戦隊」が使う、通信機能と生命体探索機能を
兼ね備えた装置で、片耳に取り付け付属する半透明の小型スクリーンに、生命体の戦闘能
力を数値化した情報や、その対象への方角や距離が表示されるという情報機器なのだ。
オキシモーラン社はその優れた機能をさらに改良してより強力なスカウターを開発、量産
することに成功した。・・・でその付加された機能は下記の通りである。

  1.人の姿をした異星人を簡単に見分けることができる
????2.異星人の嗜好及び思考を簡単に解明することができる
????3.異星人の肉体的、精神的な弱点を簡単に知ることができる
????4.異星人の心を簡単にコントロールすることできる

 しかし完成度は高いがただ一つの問題があるということを、虚報真報(きょほうしんぽう)
の主筆である滝沢馬券氏により暴露された。
「もし異星人が不法な手段でこのスカウターを手にし使用した場合は、人間を異星人とし
て認識した異星人は、人間の弱点をつぶさに知るところとなるだろう」と。

 オキシモーラン社はこの指摘を真摯に受け止め、引き続きこれからの重大な課題を克服
すべく努力を惜しまないが、同時に地球人・異星人を問わずみなさまの忌憚ないアイデア
を募りたいという声明をだした。

◆ニート・ボール弾について
 今、世界の諸葛孔明を自認する優秀な軍師達を悩ましているのは、中東の「イスラミ国」
「シルヤ」「イクメン」などの紛争がある。しかし無法者の彼等が敵による空爆や突入に
備えて民衆を盾として大都市に立てこもり抵抗している。そのようなイスラミ国の人道に
もとる強固な体制を崩すのは容易ではない。投下する味方の戦力は限りを知らず、民衆の
被災や都市の破壊などの犠牲が大きすぎる。
 さてここでオキシモーラン社の委託を受けた「物集班(もづめはん)」は、本郷冷熱の
地下室の「ペルソナ−異界&ラボ」ではひとつの有力な兵器を開発した。それは「ニート
・ボール弾」である。作り方は企業秘密が多くてここでは明かせないが、理論は実に単純
である。敵が人質をとって立てこもっている場所に「ニート・ボール弾」を打ち込むと、
即座に町全体にバリアーが張られ、内部にニートガスが満たされる。その効力は下記の通
りである。

  1.住民はリラックスして睡眠状態になる
  2.戦力を喪失し、「AK-47、通称カラシニコフ自動小銃」でさえその重さに耐えかね
   て、自動的に武装放棄したイスラミ兵を捕虜にできる。
  3.住民のニート・ボール弾による症状は解毒剤によって24時間以内に元に戻すこと
   ができる
  4.イスラミ国の兵は二度と過激な精神にならないように、継続して「ニート・ボール
   弾」の影響下に置く
  5.世界中のニートの若者から提供された「ニート精神」が紛争地域に平和をもたらした。

虚報真報の主筆 滝沢馬券氏のコメントによると
  前の4項目にくわえて、無気力なの若者からニート精神を削除して、見事に勤労青年
  に変えたという効果は、平和な地球を作り上げる目的にかなうもので、一石五鳥の
  「ニート・ボール弾」の発明は実にすばらしいことである。
  しかしこのような白兵戦のための最終兵器と言えるものでも問題はある。今日、チュ
  ネジアは国境警備で必要な暗視車の提供をヤバン国に要請という虚報真報の記事がみ
  られたが、これは武器ではないのか。海上自衛隊の飛行艇US-2は救難用としてインド
????に売られるのだがそれでいいのか。しかし「ニート・ボール弾」がいかに優秀な紛争
????終結のための武器であっても、ヤバン国の「武器輸出三原則」の理屈を崩せやしない
????だろう。だから世界中が欲しがっても供給することは出来ず、紛争を収めることはま
????ことに難しい。
   また、一昨日の白兵戦で親族の「情」による攻撃を「理」でもって、薄氷を踏む思
????いでかわした「かごや姫」は、イヤヤかニタリ製かいまさらどうでもいいが、ガード
????下の一杯飲み屋の不安定な椅子に腰を下ろしていた。そして国内で「ミート・ボール
  弾」を使用することは違法でないだろうから、次回の「犬塚家具」の紛争には必ず購
  入して会長にぶつけてやろうとこっそりつぶやいて、60°の泡盛を一気に煽っていた。
????という記事を暴露した。

??  参照:本郷冷熱の地下室の「ペルソナ−異界&ラボ」 「無限回廊」第四回掲載
??????????????????????????http://2style.in/alpha/27-7.html









原文


2015年

オキシモーラン的エイプリルフール−



 メン・タン・ピン大学サイエンス評論学科の門前雀羅(もんぜんじゃくら)教授は、オキシモーラン社にたいして次のような高い評価を与えている。
 ??「我が国には物理学、化学、工学、生物学、医科学など基礎研究から応用研究まで
????行う国際的に高い研究業績と知名度を持つ独立法人・理科学研究所がある一方、
  世界的な研究成果の量はともかく質においては、侵略国の攻撃意欲を完全に萎
  えさせる最終兵器「リターン・パス」および、夢のような永久機関「パワー・イイ
  ター」等、世界の存続にかかわる戦争やエネルギー問題という重要な案件を解決し  てきたことから鑑みると、研究の質においてはけっして理科学研究所にひけを取ら  ない立派な会社であると言える」と述べている。
   ??参照:「リターン.パス」「パワー・イイター」 「無限回廊」第十回掲載
       http://2style.in/alpha/33-7.html
 そこで今日社員であるキメラ11号は、特別みなさまにオキシモーラン社のすばらしい商品である「スカウター」及び「ニート・ボール弾」の二つを紹介したいと思っている。

◆スカウターについて
 先日鳩闇憂気終(はとやみ ゆきお)元首相がウスライナのクリノミ半島を訪問し、「オロシアのクリノミ編入問題」について肯定的な意見を述べたと伝わってきた。たいていの政治家は非難されると「真意が伝わっていない」と釈明して、それでも不利になると病院に逃げ込むのであるが、当の元首相は豆鉄砲を食らったようないつもの表情をしていて、一向にその行為の重大さに気づいたようすも、恥じたようすもないようだ。 刹那的であったとしても、かりそめにも世界の冠たる成熟した法治国家であると自認するヤバン国を行政の長として治めた偉い人なのだ。
 参考としてウスライナ憲法を見てみると
????第1条 :ウスライナは主権国家であり、独立した民主的かつ社会的・法治的国家で???????????? ある。
????第13条 :鉱物資源・空気・水及びその他天然資源、領海内の天然資源かつ排他的経???????????? 済水域はウクライナ人が所有権を有す。
????第14条??:土地は国の特別な管理下にある、基本的な国の財産である。土地の所有権???????????? は認める。国民がその権利を法の範囲内で個人及び法人・国と取引するこ???????????? とは認める。
 しかしウスライナ国の一部であるクリノミが住民投票の結果独立宣言をしオロシヤに帰属すると宣言した。これはウスライナ憲法、そして国際法上に違反していると思われ、一国としての主体性の崩壊につながりかねない大問題なのだ。
 だがクリノミ紛争から見えてくるのは、政治的なものだけではなく今回はもっと地球の運命に関わる重大かつ深刻な問題といえるのだ。元首相は身内からも「遂に本物の宇宙人になった」とあきれられたという話を聞く。それが真実とすればこの世界の至る所に、地球の良識を混乱させて征服しようとしている人間になりすましたハトポッポ星人で満たされているのではないかと思われるふしがある。そして彼等は地球人の知らないうちに知識や芸術や経済等の主要な地球の文明のシステムを牛耳っているのではないかという疑念である。
 そこでオキシモーラン社により開発された有力な最先端科学製品がスカウターである。それはかの有名なアルセーヌ・ルパンが使用していた片眼鏡(モノクル)のようなものと思っていい。そのスカウターの旧式のものは、「ドラゴンボール」に登場する異星人の「フリーザ」および彼の部下の「ギニュー陸戦隊」が使う、通信機能と生命体探索機能を兼ね備えた装置で、片耳に取り付け付属する半透明の小型スクリーンに、生命体の戦闘能力を数値化した情報や、その対象への方角や距離が表示されるという情報機器なのだ。オキシモーラン社はその優れた機能をさらに改良してより強力なスカウターを開発、量産することに成功した。・・・でその付加された機能は下記の通りである。
  1.人の姿をした異星人を簡単に見分けることができる
????2.異星人の嗜好及び思考を簡単に解明することができる
????3.異星人の肉体的、精神的な弱点を簡単に知ることができる
????4.異星人の心を簡単にコントロールすることできる

 しかし完成度は高いがただ一つの問題があるということを、虚報真報(きょほうしんぽう)の主筆である滝沢馬券氏により暴露された。
  「もし異星人が不法な手段でこのスカウターを手にし使用した場合は、人間を異星   人として認識した異星人は、人間の弱点をつぶさに知るところとなるだろう」と。

 オキシモーラン社はこの指摘を真摯に受け止め、引き続きこれからの重大な課題を克服すべく努力を惜しまないが、同時に地球人・異星人を問わずみなさまの忌憚ないアイデアを募りたいという声明をだした。

◆ニート・ボール弾について
 今、世界の諸葛孔明を自認する優秀な軍師達を悩ましているのは、中東の「イスラミ国」、「シルヤ」「イクメン」などの紛争がある。しかし無法者の彼等が敵による空爆や突入に備えて民衆を盾として大都市に立てこもり抵抗している。そのようなイスラミ国の人道にもとる強固な体制を崩すのは容易ではない。投下する味方の戦力は限りを知らず、民衆の被災や都市の破壊などの犠牲が大きすぎる。
 さてここでオキシモーラン社の委託を受けた「物集班(もづめはん)」は、本郷冷熱の地下室の「ペルソナ−異界&ラボ」ではひとつの有力な兵器を開発した。それは「ニート・ボール弾」である。作り方は企業秘密が多くてここでは明かせないが、理論は実に単純である。敵が人質をとって立てこもっている場所に「ニート・ボール弾」を打ち込むと、即座に町全体にバリアーが張られ、内部にニートガスが満たされる。その効力は下記の通りである。
????1.住民はリラックスして睡眠状態になる
????2.戦力を喪失し、「AK-47、通称カラシニコフ自動小銃」でさえその重さに耐えかね て、自動的に武装放棄したイスラミ兵を捕虜にできる。
????3.住民のニート・ボール弾による症状は解毒剤によって24時間以内に元に戻すこと ができる
????4.イスラミ国の兵は二度と過激な精神にならないように、継続して「ニート・ボール弾」の影響下に置く
????5.世界中のニートの若者から提供された「ニート精神」が紛争地域に平和をもたら した。

 虚報真報の主筆 滝沢馬券氏のコメントによると
  前の4項目にくわえて、無気力なの若者からニート精神を削除して、見事に勤労青年  に変えたという効果は、平和な地球を作り上げる目的にかなうもので、一石五鳥の  「ニート・ボール弾」の発明は実にすばらしいことである。
  しかしこのような白兵戦のための最終兵器と言えるものでも問題はある。今日、チ  ュネジアは国境警備で必要な暗視車の提供をヤバン国に要請という虚報真報の記事  がみられたが、これは武器ではないのか。海上自衛隊の飛行艇US-2は救難用として  インドに売られるのだがそれでいいのか。しかし「ニート・ボール弾」がいかに優  秀な紛争終結のための武器であっても、ヤバン国の「武器輸出三原則」の理屈を崩  せやしないだろう。だから世界中が欲しがっても供給することは出来ず、紛争を収  めることはまことに難しい。
   また、一昨日の白兵戦で親族の「情」による攻撃を「理」でもって、薄氷を踏む  思いでかわした「かごや姫」は、イヤヤかニタリ製かいまさらどうでもいいが、ガ  ード下の一杯飲み屋の不安定な椅子に腰を下ろしていた。そして国内で「ミート・  ボール弾」を使用することは違法でないだろうから、次回の「犬塚家具」の紛争に  は必ず購入して会長にぶつけてやろうとこっそりつぶやいて、60°の泡盛を一気に  煽っていた。という記事を暴露した。

  参照:本郷冷熱の地下室の「ペルソナ−異界&ラボ」 「無限回廊」第四回掲載
      http://2style.in/alpha/27-7.html




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