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『進歩と改革』でのお仕事

1カマヤン:2004/03/28(日) 06:36
 『進歩と改革』http://www.s-kaikaku.com/index.htm は、めったなことでは
読めない雑誌なので、『進歩と改革』でのマンガのネームをここにポストして
どんなマンガなのか、雰囲気を味わってもらうテスト。

2カマヤン:2004/03/28(日) 06:37
   なんちゃって街宣活動 「革新」は衰えたのか?   鎌倉圭悟 (2004年1月号)

 六〇〜七〇年代は郡部から市部への人口移行期でした[1]。
市部で新たに作られた共同体が「革新」の母体でした。
メディアの変革期でした。電話・テレビが「革新」の武器でした[2]。
 郡部住民は定住し「保守」言説を次代へ接続しました。
市部住民二世は再び日本全土へ拡散します。
潜在的「革新」層は現在、孤立化し、砂粒化してます。
 テレビは電通と総務省の私物になりました[3]。
 「保守」は新興宗教と「なんちゃって市民活動」を結節点にしてます[4]。
書籍を買ってたまに集会に参加するだけの「信者」。知的向上心はあるのだが…。
 「ふつーの人」の政治情報は中学生レベルです。
岸信介も知らないし、安保も知りません。説明できます? 
「自然に覚える」ものではないですよ。何が「ふつー」かわからんけど。
 ここ数年、インターネットが爆発的に普及しました。メディアの変革期です。
情報流通変革は本来、「革新」勢力伸張が望めました[5]。
が 不思議なほど「革新」はwebへの対応に不熱心です。
「革新」は新しいものが苦手だそうですが…それって語義矛盾じゃない?
 ていうか2CHは重要なんだよ! 最も安価で最も情報戦に便利なのに…
 旧来の動員マシンは縮小老朽化して事実上「障壁」になっていると考えるべきです。
動員はマツリです。マツリ上手が政治を変えていくのです。
 一部宗教団体によるオルグ場として2CHを放置していたらダメです。
 戦後「平和運動」は太平洋戦争トラウマという情的資源に依存してきました[6]。
「資源」は枯渇しました[7]。
 「前提枠組」を共有しない相手へいかに「情報発信」するか、「マツリ」へ新たな客を引き込むか。
 それが問われてます。

3カマヤン:2004/03/28(日) 06:37
注釈
[1]竹内英紀「地域社会と生活」『社会学入門』(放送大学教育振興会、2001年)153p。
[2]小熊英二『〈民主〉と〈愛国〉』(新曜社、2002年)522-523p。
[3]K・V・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』上巻(早川書店、1994年)360-370p。
[4]小熊英二・上野陽子『〈癒し〉のナショナリズム』(慶応大学出版会、2003年)。
いわゆる草の根保守運動をエスノグラフィーの手法で実証研究している。
新興宗教が加入戦術を行っていることの記述もある。
[5]図版は、『総合新世界史図説』(帝国書院、1984年)56pから。
総務省は「個人情報保護法」を、警察は「出会い系サイト規制法」を今年成立させ、
インターネットによる情報流通を管轄下にした。
CS放送は衛星会社JSATが放送電波を独占し、自民党職員が天下りしている。
「国会TV」は総務省による圧力で運営が止められた。(『噂の真相』2003年12月号)22-23p。
[7]広島の原爆慰霊碑にペンキがかけられた事件(2002年)、広島の折鶴が放火された事件(2003年)は、
「枯渇」の象徴だ。一方で90年代以降、新史料により現代史研究自体は大きく進歩している。
たとえば、山田朗『大元帥昭和天皇』(新日本出版社、1994年)、
吉田裕『昭和天皇の終戦史』(岩波書店、1992年)など。

4カマヤン:2004/03/28(日) 06:38
   なんちゃって街宣活動 健全育成条例 (2004年2月号)

 マンガ規制反対運動してます。で、今は石原慎太郎と闘ってます〔一〕
 慎太郎もエロ小説書いてたクセになあ…
 「健全育成条例」ってのは警察権限拡大法で〔二〕、今の都副知事は広島県警官僚です。
 未成年の深夜外出罰則化とか言うてますが、家庭が安全な場所でない子供をどう救うかという
視点はゼロです。
 警察による未成年への犯罪はぎょうさんと… 「武富士」事件でも警察情報が暴力団に…
 で石原先生、九七年に尖閣諸島上陸されたとき、船中に自動小銃2丁、実弾千八百発・
擲弾三十発を積んでましたね〔三〕
 尖閣諸島に灯台立てた「日本青年社」と慎太郎は仲良しですが〔四〕、日本青年社は
住吉会系暴力団が母体です〔五〕。
 二〇〇〇年に中川秀直が「右翼」との2ショットを撮られスキャンダルになりました。
その相手が日本青年社です。二〇〇〇年十月には社民党女性議員がこの件で辞職要求
してます〔六〕。
 石原先生、よいお友達をお持ちで。
 「尖閣諸島」と言えば、「建国義勇軍」容疑者「刀剣友の会」も二〇〇〇年五月に上陸してます。
「つくる会」で「救う会」の幹部と一緒に〔七〕。建国義勇軍と「救う会」はお友達だったのね。
ねえ、安倍晋三さん? 「つくる会」は慎太郎のお友達ですね?
 「救う会」は原燃の蓮池透が原発利権を代弁してますが、尖閣諸島には海底油田があるそうですね〔八〕 
 ここにもエネルギー利権が。イラク戦争と同じで。
 パチンコ利権同様、タテマエの規制が増えるほど、警察とヤクザが太るわけで。
「健全」な社会ですね。
 警察をチェックする仕組は事実上存在しないそうな。

5カマヤン:2004/03/28(日) 06:38
〔一〕東京都健全育成条例が、「子どもを犯罪に巻き込まないため」を口実に強化される。
〔二〕インターネットオークションや書店へ警察が介入する権限を付与する案などが検討されている。
慎太郎・竹花副知事・法学者前田雅英が中心。
〔三〕藤堂正臣「〈憂国の士〉のダーティ事件簿!」『石原慎太郎の値打ち。』(宝島社、2002年)168-170p。
〔四〕http://www.seinensya.org/undo/ryodo/senkakushoto/020424isihara.htm、及び、
石原慎太郎「日本よ」 産経新聞2003年2月3日。
〔五〕第150回国会国家基本政策委員会合同審査会第2号(平成12年11月1日) 。不破哲三の発言から。
〔六〕社会民主党衆参女性議員一同「中川秀直内閣官房長官の辞任を求める申し入れ」2000年10月26日。
〔七〕http://www.gix.or.jp/~n-resin/jyouriku.html 平成13年5月26日に、「日本青年協議会愛知代表 
服部守孝」が「刀剣友の会」と伴に上陸。服部は「救う会愛知」「つくる会愛知」幹部。「日本青年協議会」は
「生長の家」の青年組織で、「日本会議」と関係。
〔八〕読売新聞夕刊 2003/6/10。読売オンライン 2003/8/16。83年の国連海洋条約批准が関係する。

6カマヤン:2004/03/28(日) 06:39
   なんちゃって街宣活動 改憲論 (2004年3月号)

 「国家」は人工物で、法により成立します。近代国家と株式会社はよく似てます。
…株主=国民、株=投票権、株主総会=議会、取締役=内閣、総会屋=暴力団…
 アシモフの「ロボット三原則」は、
第一原則・ロボットは人へ危害を加えない。人への危機をロボットは看過しない。
第二原則・第一原則に反しない限り、ロボットは人の命令に従う。
第三原則・第一第二原則に反しない限り、ロボットは自らを守る。
 これは工業製品の「安全性」「利便性」「耐久性」を示しています。
 同様に「人工物」である「国家」にコレをあてはめると、
国家第一原則・国家は市民へ危害を加えない。
国家第二原則・国家は市民の決定に従う。
国家第三原則・国家は国家自体を守る。
 日本製「国家」は「耐久性」重視のあまり、「安全性」に難があります。
官僚機構にとって「利便」であり、「安全性」に難があります。
十五年戦争は官僚暴走(法逸脱)を市民統制できなかったことがはじまりです〔一〕。
 刑法の多くは現憲法を根拠にしてないそうな。
 行政法・政令・規則によって省庁行政権は《暴走》してます。
 …日本の法体系は世界でも珍しい構造。
 憲法→内閣法→行政組織法→省庁設置法→行政法→政令→規則
 憲法七章(八三条〜九一条)の「財政法治主義」は慢性的違憲状態です〔二〕。
 《憲法》を国家に守らせるには、権力や官庁をチェックするための実効装置が必要です。
でなければ念仏です。
 「国家三原則」を叩き台に、《左》からの論憲と現状整理がほしいなあと思います。
法治国家としてグダグダな現状を共通地平にする必要があると思います。
法治国家としての人権保障の実態をまずは争点化するべきかなと思います〔三〕。
 現在日本の軍事費は世界二位だと聞きます〔四〕。
 念仏としての「九条護持」より、「なぜ憲法が機能不全なのか?」を争点化させるべきだと思います〔五〕。

7カマヤン:2004/03/28(日) 06:40
 注釈
〔一〕軍部官僚も官僚であり、張作霖爆殺も満州事変も明治憲法違反だった。
憲法違反行為を追認したことで、戦前の法治国家体制は崩壊した。
〔二〕
第83条;国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。
第84条;あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件に
よることを必要とする。
第85条;国費を支出し、又は国が債務を負担するには、国会の議決に基くことを必要とする。
第86条;内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を
経なければならない。
第87条;①予見し難い予算の不足に充てるため、国会の議決に基いて予備費を設け、
内閣の責任でこれを支出することができる。
 ②すべて予備費の支出については、内閣は、事後に国会の承諾を経なければならない。
第90条;支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、
その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない。
②会計検査院の組織及び権限は、法律でこれを定める。
第91条;閣は、国会及び国民に対し、定期に、少なくとも毎年一回、国の財政状況について
報告しなければならない。
 五十嵐敬喜『市民の憲法』(早川書房、2002年)142-145p。一般会計の六倍の「特別会計」が
国会審議を経ず、行政により運用されている。また、以下の指摘もある。
「最高法のなかで破られているのは、第9条だけにとどまらない。一般の認識よりもっと大がかりに、
しかも徹底的に破られている。15条〔公務員の罷免権〕、20条〔政教分離〕、38条〔不利益供述の不強要〕、
41条〔国会の地位〕、65条〔行政権〕、76条〔裁判官の独立〕、98条〔憲法の最高法規性〕の各条は
ふだんは完全に無視されている」K・V・ウォルフレン『人間を幸福にしない日本というシステム』
(毎日新聞社、1994年)104p。

8カマヤン:2004/03/28(日) 06:40
〔三〕ウォルフレン前掲書「日本の経済戦略家たちの頭に生活条件の改善という考えがないことは
すぐわかる」「日本の経済戦略は国家の安全を考えていたのだ」
国家三原則の第三原則を優先し第一原則を無視している、という点を明晰化させる必要がある。
〔四〕在日米軍施設の人件費・土地代などが大きい。9条と在日米軍は歴史的にセットの問題。
〔五〕9条問題は左側から議論を深めないと、議論形態が「国体護持」「国体明徴」論に相似化する
恐れがある。『噂の真相1月別冊 日本のタブー』(噂の真相、2004年1月)153-202pなどによれば、
現在の司法は、戦前の平沼騏一郎時代に退化しているようだ。
改憲論の過程で何が隠蔽されるかに感度を尖らせる必要がある。
9条のみに注視するのは、その意味危険だ。

9カマヤン:2004/03/28(日) 06:40
   なんちゃって街宣活動 WEB街宣のススメ (2004年4月号)

 日本人の多くは雇用や守秘義務で孤立分断されてます。
それを突き抜ける場所は2chです〔一〕。
 「2chは程度が低い」と政治周りで時々聞きます。半面正しく、より重要な半面で誤りです。
2chには意外なあらゆる情報が転がっています。嘘や中傷も。
 2chには草創期から「病的な左派嫌い」「ネット右翼」が常駐します〔二〕。
「ネット右翼」の言説は概ね低質ですが、2chの影響力をナメたらダメです。
2chの利用者数は一日につき二八〇万人以上です〔三〕。
 PCを使う職で在勤中2ch参加する人も多く、ケータイからも利用可能。
 筆者は2chで政治家の知人を作り、2chを中心とした活動で、二ヶ月で二万五千筆署名を
集めました。ひきこもりの独占物だと思っていたら「世間知らず」です。
 「ネット右翼」への対抗策は、正しいと信じる主張を、ネット右翼や与党に不利な情報を、
2chで粘り強く書き続けることです〔四〕。
 「ふつうの人」の政治知識は中学生並で、全ての日本人は「世間知らず」です。
 参院選後三年間、選挙はありません。その間に中曽根が教育基本法憲法「改正」を立論し、
政局化するシナリオです。
 猿芝居のカラクリを晒して、猿芝居を壊すべきです。沈黙は悪徳です。

10カマヤン:2004/03/28(日) 06:41
〔一〕http://www.2ch.net/ 雑誌記事は編集が情報整理し読者へ提示するが、2chでは
読者に情報整理責任がある。
 Web街宣は、ビラ撒き程度の効果はある。双方向だから一般人の反応も判る。リテラシーがあれば。
 社民党支持者が独自websiteに反論集をまとめるのなら、掲示板設置はせず、メールアドレスのみ
掲示するのが賢明だ。
〔二〕「ネット右翼」には複数の政治勢力がいるようだ。「ネット右翼」の正体としてかなり確実なのは、
日本会議、日本青年社(住吉会)、統一協会(勝共連合)、神社本庁、「刀剣友の会」。
2ch利用者は末端会員が多いが、末端だけではない。
「ネット右翼」の出身地にはかなり偏りがあると感じる。ヤフーBB個人情報流出事件に着目すべきだ。
〔三〕http://www.yomiuri.co.jp/adv/ad/column_bk/column_35.htm 2001-2002年の調査。
一日のユニークユーザー数。比較までに、『週刊文春』の部数は81万部、『週刊朝日』は41万部、
『産経新聞』は209万部。『毎日新聞』部数は393万部、『毎日新聞夕刊』部数は165万部。
〔四〕2chの利用の仕方については、『2ちゃんねるウラオモテ超入門』(マイウェイ出版、2003年)88-109pの
拙文参照。

11カマヤン:2004/03/28(日) 06:41
   なんちゃって街宣活動 「世論工作」論 (2004年5月号)

 昭和天皇死去以降、昭和史研究は劇的に進んでいます。
昭和天皇戦争責任免責工作は、木戸幸一・迫水久常ら宮中グループと、ボナ・フェラーズ准将、
キーナン首席検事官らの日米合作でなされ、世論工作されました[一]。
 「戦後日本」は「世論工作」…とくに「メディア工作」によってスタートしてます。
 前号で「ネット右翼」について書きましたが、中国のwebでは「嫌日右翼」が暴れてます[二]。
 流行歌が広告代理店によって作られるのと同様に、規模の大きめな自作自演で「社会不安」や
「世論」も作られます。同じ所を同じ情報がグルグル回ってるだけ。市民はこの輪から排斥されてます[三]。
 「情報操作」は重要な基礎情報を「故意に」欠落させ、曲げることで、なされます。
社民党叩き、辻元叩きは、その例です。
 対抗せよ。
 ①「自前の発信メディア」を持て。強化せよ。とくにPCを使って[四]。
 ②政党支部に「公民館」機能を。
 社民党は政党支部施設がわりと豊かだと思うので、政党支部施設の「公民館」的機能強化を
はかるべきかと。都条例で未成年深夜外出禁止とか言うてますが、昼間居場所のない未成年を
保護してタムロさせるに、政党支部は比較的安全じゃないかなあ。
 「支持者」作りは泥団子作りと同じで、まず粘着的なファンを作れば、これが核となって、
「砂粒状の大衆」を接着していきます。
 具体的には、人あたりのいいボランティアに常駐してもらって、将棋盤やトランプを用意して、
市民活動やオフ会の拠点としても利用できるよう。
浪人議員がたくさんいるのだから、お茶会して、「政治家は人間なんだ」ということを知らしめることで、
棄権層の「基本的政治不信」を崩し、「選挙」へ巻込むべきかと。
 「敵」は政治家と有権者の相互不信を煽ります。

12カマヤン:2004/03/28(日) 06:43
 注釈
[一]昭和史研究の先端としては、吉田裕『昭和天皇の終戦史』(岩波書店、1992年)、
東野真『昭和天皇二つの「独白録」』(日本放送出版協会、1998年)。
天皇免罪はマッカーサーの大統領選出馬工作の一環だった。アメリカ政界での世論工作の研究は、
菅原出『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』(草思社、2002年)が詳しい。
ブッシュ一族はCIA重役を世襲している。
 マイケル・ムーアの映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002年公開)によれば、アメリカでは
犯罪が20%減っているにも関わらず犯罪報道は600%増えている。
世情不安は情報操作により作られる。警察増員はよほど慎重に行なうべきだ。
鈴木龍一「刑法犯認知全国1位の大阪「不良債権」の清算で急増」(毎日新聞、2002年2月22日東京朝刊)
によれば、桶川事件以降、従来隠蔽していた「認知件数」を表面化させた結果、認知件数が撥ねあがった。
 警察腐敗については http://www.keisatsu-fusyouji.org/media/index.htm 
清和会は、記者クラブと関係が深い三谷秀史警察官僚を子飼いにしている。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/simonosekisityousennhanazemutouhyouka.htm も参照。
三谷秀史は森政権時、首相秘書官を努めた。96年防衛庁ブリーフィング、(財)千葉県旭光会会長にも、
三谷秀史の名が見える。
[二] 中華右翼のweb街宣については、安江伸夫「チチハルにみた日中の〝断層〟〈下〉」
『放送レポート187号』(メディア総合研究所、2004年)。安江は中華右翼を中国の愛国教育の結果
だとしているが、日本政界との満鉄時代以来の人的流れも疑うべきかと。
 『平成15年警察白書』の「覚せい剤の大量押収事犯(1キログラム以上)の仕出地(昭和58〜平成14年)」は
興味深い。韓国産は89年に、台湾産は93年に消え、93年から中国産・97年から北朝鮮産の覚醒剤が
日本へ入っている。北朝鮮叩き勢力と、北朝鮮と密貿易している暴力団は、重なると思われる。

13カマヤン:2004/03/28(日) 06:43
[三] 広告代理店と世論工作については、K・V・ウォルフレン『日本/権力構造の謎(上)』(早川書房、
1994年)360−370p、『噂の真相/一月別冊・日本のタブー』(噂の真相、2004年)62−67p、153−202p。
記者クラブについては、岩瀬達哉『新聞が面白くない理由』(講談社、2001年)とくに115pの記述は重要だ。
[四]テレビは2011年デジタル放送化に伴ない、《録画不可能》になり、録画許可が必要となり、結果、
《誰がどの番組を見ているか》を行政が把握可能になる。2011年に《テレビを見なくなる》人が大量に
生まれる可能性がある。独自ニュースサイトの需要が見込める。党が飛躍するチャンスもここにある。
ヤクザのweb進出については、カブロン&デュブロ『ヤクザが消滅しない理由。』(不空社、2003年)299p、
357−358p。
 「有害図書追放運動」は、勝共連合(統一協会)が背景にいる。性教育反対運動・アンチジェンダー
フリー運動は、勝共連合の『思想新聞』が発信源の一つだ。http://www.ifvoc.gr.jp/ 
「日本人のモラルの低下」という言説は、警察不祥事をしばしば隠蔽するロジックとして用いられる。
パチンコ利権を通じ平沢勝栄が北朝鮮と関係を持つことを想起すべきだ。マンガを猥褻罪で立件した
松文館裁判は平沢勝栄の口利き通報が発端だ。

14カマヤン:2004/05/15(土) 18:17
  「情報戦」論 (2004年6月号)

 先の衆院選で社民党はイヤガラセを色々受けたと聞きます。イラク人質事件被害者同様。
 被害証言を蓄積し公開すべきです[一]。誰が「社民党叩き」しているのか調べるべきです[二]。
 イラク人質事件で市民団体はMLを活用し救出に動き[三](正確で早い情報が流れた)、
大手新聞・テレビ局は官邸から報道管制がかかり[四]、被害者バッシングは2chとファクス・電話・
一部マスコミでおこなわれました。
 既存マスコミは相互不信を喚起するよう動きました[五]。(辻元叩きと同じ構図)
被害者と被害者家族と支援者と政治家と政党の分断工作。
 「ファルージャ虐殺」により日本は「戦時体制」に入りました。(日華事変に似ている)
 社民党は「電脳化」が遅れていて、「相互不信工作」に負けてます[六]。
 「インターネット」は「TV電話」に似てます。「個人オーナーTV」「独立系新聞」でもあります[七]。
市民団体MLはイラクやフランスの市民団体と直接に交信し、「報道」の役割を果たしました[八]。
(日本には独立系新聞が存在しない。記者クラブで一元化している)
 社民党は一ヶ月以内に早急にWEB対策本部を作るべきです[九](選挙前が勝負)。
各支部もWEBのできる人をピックアップしてください。
 既存マスコミ&与党による「分断工作」に対抗し、社民党&社民系独自メディアが「市民情報」の
結節点になる必要があります[十]。
 具体的には独自サーバを用意して、サーバは海外に置いて[十一]、ドイツの友党などと
協力するのが望ましい。
 市民と関わり、市民に関わらせ、「社民党」自体への「安心」を市民に与えてください[十二]。
 「戦争」は「情報戦」からはじまります。「軍縮」対「軍拡」の情報戦が今まさに行なわれています。
 「軍拡」論には「機密費」利権から、「靖国」には「毎年一兆円強の軍恩給付金」利権から斬り込む
べきだと考えます[十三]。

15カマヤン:2004/05/15(土) 18:17
注釈
 [一]「怖気づいた市民は、きちんと機能する市民社会を築けない。」「もし他の市民が脅かされているのを
知ったときは、そのことを騒ぎたて、脅迫者の正体を暴くのが一般に効果的だ。」K・V・ウォルフレン
『人間を幸福にしない日本というシステム』(新潮社、2000年)345−346p。
被害証言蓄積をしておくのは、別事件での同様の被害者を勇気づけることに繋がるはずだ。
 [二]以下を定期チェックすべきだ。勝共連合『思想新聞』http://www.ifvoc.gr.jp/、日本会議『日本の息吹』
http://www.nipponkaigi.org/index.htm、日本青年協議会『祖国と青年』http://www.d7.dion.ne.jp/~seikyo/ 
これらの経済的背景を探り、反論集を作るべきだ。
以下も参照されたし。上杉聰『日本における「宗教右翼」の台頭と「つくる会」「日本会議」』
http://www.h2.dion.ne.jp/~kyokasho/0_conb07.htm 
 [三]ML(メーリング・リスト)は、集団での電子文通。機密性は設定によって変わる。http://www1.jca.apc.org/aml/ などが市民団体系MLの代表。余談だが広域暴力団もMLを駆使している。 
 [四]宮台真司発言「ある筋からの情報ですが、首相官邸からメディア各社に対し、つまり記者クラブ加盟
各社に対し、そこは報じるなとどうも言っているらしいのですね。」『ビデオニュース・ドットコム/丸激トーク・
オン・デマンド 第159回 [4月9日収録]』http://www.videonews.com/
 テレビ局は総務省管轄事業だ。「電波法」により五年毎に放送免許が更新され、2004年秋が次回更新だ。
総務大臣麻生太郎は、筑豊の炭鉱王だ。テレビ朝日社長広瀬道貞は父親が元自民党代議士、弟は
初代経済産業省事務次官で現大分県知事、自身も福田派の番記者をしていた。『噂の真相2003年10月号』61p。
 [五]被害者を在ヨルダン大使館で尋問した警察庁・塩川実喜夫国際テロ対策課長は、2001年9月15日
(9・11直後)に国際テロ緊急展開チームとして米国治安機関と接触している。塩川実喜夫は麻生太郎と
同じ福岡県出身だ。塩川実喜夫は2003‐04年の神奈川県警察本部警備部長だ。
 神奈川県警は不祥事で有名だが、86年、警備部公安一課による共産党・緒方靖夫盗聴事件を起こして
いる。盗聴事件の過程で警察と検察の間で取引があり、盗聴捜査を合法化する「盗聴法」が作られることに
なった。青木理『日本の公安警察』(講談社現代新書、2000年)。オウムと暴力団(山口組系後藤組だろう)
と、元神奈川県警本部長・城内康光の間には、取り引きがあり、その隠蔽としてTBS叩きがあったと言われ
ている。http://www.jca.apc.org/~altmedka/ron-38-yam.html

16カマヤン:2004/05/15(土) 18:18
 [六]北朝鮮拉致家族会の蓮池透は、東京電力社員で、プルサーマル計画に関係している。
『噂の真相1月別冊 日本のタブー』(噂の真相、2004年)21p。ジェンキンスは来日すると米軍に逮捕される。
「司法改革」も警戒せよ。「裁判員」制度では、裁判が現在よりさらに密室化する。密室化自体が狙いだと
考えるべきだ。「治安維持法」級の警戒が必要だ。社民党シンパの法曹人から充分意見聴取すべきだ。 
 [七]ジャーナリズムは「公共」を作る。メディアの変革は革命を用意する。ハーバーマス『公共性の構造転換』
(未来社、1973年)。日本のジャーナリズムはフリー記者と市民オンブズマンにのみ存在する。既存マスコミは
官報だ。
 [八]http://www.creative.co.jp/top/main1073.html http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/iraq0404b.html など参照。
 [九]ビラ撒きの労力の半分をwebに回すべきだ。国会で質問しても既存マスコミは社民党の報道をしない
から、社民党が集約して報道できる体制を作るべきだ。丁寧にハイパーリンクをつけ、「熱心な中学生が
読めば一通り現在の政治問題が理解できる」HPの作成を目指すべきだ。社民党関係者の中学生や主婦に
モニターになってもらい、「判らない」点を挙げてもらい、サイト作りに反映させるべきだ。掲示板を作るのは
愚行だ。荒らし対策に人員を割くのは愚行だ。熱心な支持者はメールで意見するから、メールアドレスのみ
明示しておけばいい。ニュースサイトとアーカイブ(公文書資料)サイトを作ることが望ましい。PDFでビラとして
ダウンロード可能にしておく工夫もほしい。アーカイブサイト構築には社民党シンパの歴史学者・社会学者に
協力を仰ぐべきだ。
 [十]総務省と警察はインターネットを管轄事業化し、「分断工作」しようとしている。社民党が結節点に
ならなければ、インターネットでの市民活動も分断孤立化する。社共共闘の手がかりとして、告発サイトを
社共の協働で運営することを検討してみたらどうだろう。
 [十一]サーバは国内法の外に置いておくほうが安全だ。自サーバを持ては、サーバアタックがどこから
来るのか、「社民党叩き」や「荒らし」を誰が行なっているのか、ある程度追跡が可能だ。非英語圏社民勢力
のニュースサイトも日本政治には必要だ。

17カマヤン:2004/05/15(土) 18:19
 [十二]北朝鮮関連での社民党へのネガティブキャンペーンのダメージはかなり大きい。参院選後、
社共協働で戦後史を記述する試みがあっていいのではと思う。「第三極」論を展開するなら、社共が対立
するのは非合理だ。情緒的反発は公安警察筋から来ていると考えるべきだ。日中・日韓・日朝の「歴史観」
和睦より社共の「歴史観」和睦が困難なら、日本政治はあまりに貧困すぎる。
 [十三]総務省人事・恩給局恩給業務課資料によれば、平成13年度で1兆円強の軍人恩給年金が135万人
に支払われている。軍恩給付金は孫や親戚にも相続される。とおに時効になってしかるべきだ。靖国の
本質は、軍恩給付金関連の「利権」だと見ていいと思う。思想問題ではない。

18カマヤン:2004/05/15(土) 18:25
『進歩と改革』は、模索舎、あるいは直接通販で購入可能。
http://www.mosakusha.com/
http://www.s-kaikaku.com/index.htm

『なんちゃって街宣活動』は、以下の店で購入可能。
タコシェ http://www.tacoche.com/  コミック虎の穴  http://www.toranoana.co.jp/
まんだらけ  http://www.mandarake.co.jp/ 新宿書店 http://www.sinjuku.co.jp/top.htm

20カマヤン:2004/06/19(土) 04:40
参院選論 (2004年7月号)

 先日、社民党本部を訪ねました。
 …空いている部屋がたくさん…反戦運動の集会とかに貸せばいいのに…
政党って人が来てナンボじゃないのかな…〔後で知ったが、わりと貸しているらしい〕
 今回、社民党に有利な材料は
 ①二〇〇七年に予定されている「改憲」を争点にできる実質最後の選挙である。
 ②イラク戦争のベトナム化。
 ③イラク人質事件被害者と反戦運動がつながることを「敵」は恐れている。
これらを一本の線につなげるべきです。
 争点化には既存マスコミ以外の回路での情報戦が必須です。
 九条と「改憲」ですが。
 日本の最高裁は内閣任命で行政から独立してないから、九条に限らず「違憲」に対し
実効的手段が何もないわけで。司法…とくに「違憲審査権」を独立させるプログラムを
提示してほしいなあと〔一〕。これ抜きの改憲護憲論は不毛かと。
 立法は「ルール作成」、行政は「プレイヤー」、司法は「審判」。
日本は「審判」機能不全がヒドい〔二〕。
 七十年前も司法から侵食されたわけで。七十年前と恥ずかしいほど状況は似てます。
 社民党の過去の集票力は、
96年衆院選 小選挙区 124万 比例区 354万
98年参院選   選挙区 240万 比例区 437万
00年衆院選 小選挙区 231万 比例区 560万
01年参院選            比例代表 362万
03年衆院選 小選挙区 170万 比例区 302万
 社民党は五百万から百三十万の「客」を相手にしてます。

21カマヤン:2004/06/19(土) 04:40
 有権者総数約一億のうち、固定客が約三%… …プラス百人中、一人か二人の票を
掘りおこせば勝てます。
 現在のweb利用者数は七七三〇万人〔三〕。五%はちょうど二〇〇二年大統領選での
ラルフ・ネーダーの得票数〔四〕。
 五%の客… つまり「特定少数」へのアピールは、「不特定多数」へのアピールとは
おのずと変わります。
 ①既存マスコミの「情報操作」を裏読みできる層
 ②「脱原発」層
 ③「反戦」層
これらの人に説得力をもってアピールできるかどうかが分水嶺です〔五〕。
 「敵」はぶっちゃけ七〇年代に「日韓癒着」と言われてた勢力の後継者だと思われます〔六〕。
最大の右翼団体「日本会議」は九七年に発足しました〔七〕。
母体は「神社本庁」「生長の家」「つくる会」です〔八〕。
 瑣末なことですが社民支持者の多くが選挙区で民主党に入れざるを得ないので、
民主党批判は選挙中は最小限にするのが賢明かと。
 …反戦運動から候補者を公募したりリクルートしたりする予定くらいあってよさそうに思うん
だけど…

22カマヤン:2004/06/19(土) 04:42
 〔一〕社民党へ多くの人が期待しているのは呪文としての「九条護持」ではなく、どうすれば違憲行政へ
対し憲法が賞罰を加えることができるかのモデル提示だ。それを提示しないのは、「実効的なことは
したくない」「呪文を唱える以上のことをしたくない」という意思表明に見えてしまう。
 〔二〕「法の支配」は日本では貧弱だ。日本では法は縁故に下属している。官庁「行政」が「審判」機能を
侵食している。裁判員に生涯守秘義務を課す「司法制度改革」は、「精神の自由」の根幹を行政が侵食
することを意味する。公正な「審判」機能がさらに貧弱化する。
 〔三〕総務省平成15年度通信利用動向調査より。
 〔四〕マイケル・ムーア『アホでマヌケなアメリカ白人』(柏書房、2002年)295P。251P。
 〔六〕日韓関係を記録する会『資料・日韓関係Ⅰ.Ⅱ』(現代史出版会、1976年)など。私は37歳だが
私の世代でこれらのことに詳しい人間は大卒でもほぼ皆無だ。70年代の「日韓癒着」について「常識」
レベルの事実を備忘録的にwebに情報蓄積するだけで「世論」の底流が変わる。
 〔五〕「北朝鮮問題」は、「核問題」であり、「原発問題」だ。「拉致問題」は「核問題」から目を逸らせた
がっている人々による大掛かりな情報操作の側面がある。蓮池透は東京電力職員で、プルサーマル
計画に携わっている。『噂の真相1月別冊 日本のタブー』(噂の真相、2004年)21p。
 だから「脱原発」を社民党は主軸に据え選挙を展開するべきだ。
 「拉致事件」報道により、多発していた原発事故報道は隠蔽された。「辛光洙事件」について昭和63年
03月26日参院予算委員会で警察庁警備局長(当時)城内康光が答弁している。城内康光は、「日本会議」
中央役員、松下政経塾顧問、前田建設監査役だ。城内康光はオウムと暴力団との間で取引をしたと
言われる。オウム事件で狙撃された国松孝次は、公安重視から被害者対策重視へ転換した警察庁長官
だった。
 〔七〕「日本会議」創設と「拉致家族会」創設は同年のようだ。90年代末、自民党青嵐会・中山正暉が
北朝鮮よど号グループと接触するさまが報道に流れた。中山正暉はその後「救う会」から糾弾され、
利権獲得の目を失ったようだが、かつて「日韓癒着」で行なわれたことが歪んだかたちで「北朝鮮問題」に
継続していると見ていいだろう。砂利利権、ロシアからの天然ガスパイプライン利権などがあるようだ。
 〔八〕これらの参加者は「男女共同参画」「ジェンダーフリー」を異様に恐れ嫌っている。かつて「普通選挙」
を嫌い「選挙潰し」をした構図に似ている。だから彼らは辻元清美に恐怖し、辻元清美を潰した。辻元清美は
社民党で国政に復帰してほしい。

25カマヤン:2004/07/12(月) 16:32
   「キレる子供」?論 (2004年8月号)
 先月号、本田克己さんが森昭雄の「ゲーム脳」論をとりあげていらっしゃいましたが。
精神科医斎藤環さんが「ゲーム脳」論の「間違い」をwebで指摘してます〔一〕。
以下いくつか抜粋します。
 脳波が異常かどうかはデルタ波・シータ波で計りますが、森昭雄の簡易型脳波計は
これらを測定できません。
 ベータ波はノイズを拾ったときの脳波で、「考えている」脳波ではないです。
目を開けると視覚刺激でノイズが増えベータ波に、目を瞑るとアルファ波になる。
森昭雄の脳波計を開発してるのは静岡県三島市の「イーオス」で一機九十万円しますが、
この簡易型脳波計はパソコン用に昔からあり十五万円で買えます。
 他の論点はwebサイトで確認下さい。
 …「キレる子供」という俗論がありますが…
 少年犯罪は六〇年代をピークとして激減してます〔二〕。 
ここ数年微増しているのは九七年以降「犯罪」のカウントの仕方が変わったからで〔三〕、
「低年齢化」してるのではなく年長少年犯罪が減っているんです〔四〕。
 …「悪影響」と言えば…
 新生児や小学生へ行なわれる予防接種には防腐剤として水銀が入ってます〔五〕。
…毎年接種することでスゴイ蓄積量に…。水銀摂取してたら「悪影響」出て当然。
 産院や歯科でかつて使われた止血剤フィブリノゲンは肝炎ウィルスに汚染されていて〔六〕、
最低でも二十九万人が薬害肝炎感染してます。…薬害被害者がまだ気づいてないけど…。
公表されてないから…。
 薬害フィブリノゲン納入病院名は情報公開法に基き今年四月に公表されるはずでしたが、
厚生族小泉におもねってか厚生省は選挙後まで公表延期しやがりました。
 すげえぜ厚生省。すげえぜ三菱フェルマータ(旧ミドリ十字)。ダテに旧軍・旧内務省の
流れを汲んでないね。
(安倍晋三も厚生族。日歯連利権と薬害隠蔽関係あるかな?)
 薬害エイズの安部英は中曽根康弘と昵懇だったそうですが…なぜ辻元の弁護士に
安部英の弁護士選んだんだろ? 謀略の匂いを嗅いじゃダメですか?
 それはそれとして、テレビやゲーム「だけ」に子守りさせたらマズイのは当然で、育児所不足・
託児所不足・保育所不足・育児休暇制度などの問題です。

26カマヤン:2004/07/12(月) 16:32
〔一〕http://www.tv-game.com/column/clbr05/index.htm 
「『ゲーム脳』徹底検証 斎藤環氏に聞くゲーム脳の恐怖」
〔二〕http://www.jca.apc.org/toudai-shokuren/dekigoto/000824a.html 
広田照幸(東大助教授・教育社会学)「メディアと『青少年凶悪化』幻想」(2000年8月24日 朝日新聞夕刊)
〔三〕http://kogoroy.tripod.com/hanzai.html 「少年犯罪は急増しているか」より以下引用。
「1996年の検挙数は1062人、1997年は1701人。なぜ、これまで低水準で推移していたのに、この年、
前年に比べて突然600人以上も少年の強盗が増えたのでしょうか。〔略〕この年、取り締まる側である
警察の姿勢に変化があったのです。1997年6月3日関口警察庁長官が『悪質な非行には厳正に対処、
補導を含む強い姿勢で挑む』と述べています。この発言から、警察が強硬姿勢を示し、少年犯罪の
罪状がより重く科せられるようになったのです。」
〔四〕http://www.wako.ac.jp/souken/touzai01/tz0113.html 
奥平康照(和光大学人間関係学部教授)「少年犯罪は凶悪化しているか」
〔五〕「予防接種に残る水銀 〜アメリカでは自閉症と関連説〜」(2002年7月7日 日経新聞)。
「子供が危ない!? 予防接種に水銀…」『報道特捜プロジェクト』2002年11月16日放送。
〔六〕「血液製剤『フィブリノゲン』使用病院名を開示へ 厚労省」(2004年2月20日 朝日新聞)。
「薬害肝炎・血液製剤フィブリノゲン 納入施設開示見送り 厚労省、一部不服受け『命より病院の
利益なのか』」(2004年5月14日 西日本新聞)

27カマヤン φ(。。 )m:2004/07/12(月) 16:44
「ゲーム脳」関連記事
http://allabout.co.jp/game/gamenews/closeup/CU20030430A/

28・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/07/12(月) 22:49
>>25-26
これ、漫画にして『進歩と改革』誌面でやるといいんでないですか?
予防接種と止血剤フィブリノゲンの話は、余談程度に抑える必要はあるかもですが。
(重要な問題だけど、論点が違うっぽいので……)

2928:2004/07/13(火) 00:04
>>25
僭越ながらツッコミをば。

>脳波が異常かどうかはデルタ波・シータ波で計りますが、
>森昭雄の簡易型脳波計はこれらを測定できません。

 アルファ波も現れ方によっては異常なケースもあり、同様に、徐波も、現れ方によって正常なケースもあります。また、異常脳波には、鋭波や棘波等々さまざまな物があります。よって、脳波が異常かどうかを「デルタ波・シータ波で計る」と言う訳ではありません。

 ですので、

 脳波によって脳の状態を調べる為には、アルファ波やベータ波だけでなく、ガンマ波、徐波(デルタ波・シータ波)や鋭波、棘波、等々も測定する必要がありますが、森昭雄の簡易型脳波計ではこれらの脳波が測定できません。

 と言う書きかたの方がいいかもです。

参考 脳波 electroencephalogram, EEG
http://akimichi.homeunix.net/~emile/aki/medical/psychiatry/node9.html

30カマヤン:2004/07/13(火) 10:50
>>28
もう載ってます(8月号)。模索舎で入手可能です。

3128:2004/07/13(火) 11:27
>>30
 あらら、もう載ってるんですか……(;´д`)

 斎藤先生の反論と、カマヤンさんが「抜粋した」と言っている論は、割と乖離してるっぽいのでもう少し精査しないと斎藤先生に失礼に当たるんではないかと感じたんですが……

32カマヤン:2004/07/13(火) 12:23
>>39
 うーんと。
> ベータ波はノイズを拾ったときの脳波で、「考えている」脳波ではないです。
>目を開けると視覚刺激でノイズが増えベータ波に、目を瞑るとアルファ波になる。
 この部分の後に、
”森昭雄はα波を「徐波」と呼んでいるが、α波は徐波ではない”
 という一文を本編では入れてあるので、ニュアンスとして判る人には判るんじゃないかなあ。
以下が出典。
http://www.tv-game.com/column/clbr05/index.htm
>斎藤 脳波をとるときって、普通目を閉じてとるんですが、目を閉じると、だいたいアルファ波優位に
>なるんです。それが正常な状態ですね。で、目を開けると電位の低いベータ波が出てくるわけです。
>要するに、アルファとベータの逆転って、たったその程度で起こせるんですよ。
http://www.tv-game.com/column/clbr05/index2.htm
>――「徐波」というのは、異常な脳波のことなんですか?
>斎藤 基本的に異常脳波です。シータ波とデルタ波が「徐波」です。アルファ波は正常脳波の範ちゅう
>であり、これが徐波と呼ばれることはあり得ません。異常なアルファ波というのは存在しますが、それは
>特殊な場合です。
>それからベータ波。「考えごとをしたり、頭を使うようなことをすると」というけれど、要するに単に、
>いろんなノイズが多いときに出てくる波です。
>さっき、「目を開くと出てくる」と言いましたが、目を開くと視覚刺激が入ってきますから、ノイズが増える
>わけです。決して、目を開いてるときに物事をよく考えてるわけではありません。

 マンガのネームの場合、留保部分については削除しないとネームとして成立しないとこがあるので
留保を外した件についてはメディアの特性として容認してもらいたいかな。留保として注釈を入れて
あるから、そこで補完してほしいかなと。
 どのみち代理戦争はあまり熱心にやっても意味ないしヘタすりゃ足引っ張るから、出典を効果的に
明示することがこの場合重要かなあ、と。
 ただまあ、>>39の書き方の方が望ましい、ということには同意します。

33カマヤン:2004/07/13(火) 12:55
斎藤環さんによる「ゲーム脳・反論」でも山本弘さんによる「ゲーム脳・反論」でも、
他の論者による「ゲーム脳・反論」でも、七行から十二行程度にまとめてもらえれば、
九月号で訂正含みでマンガに載せますが。

34零時雨:2004/07/13(火) 22:12
初めまして、零時雨(ぜろしぐれ)と申します。
えと、スレ違いとは思いますが、上の、「エクパット関西」
のリンクが切れていたので、すでに気付いているかも知れませんが
一応お知らせしておきますね。
それでは今後も宜しくお願いします。

35カマヤン:2004/07/14(水) 17:10
ネーム/「ゲーム脳・反論」まとめ、7月17日くらいまでに投稿くださると
九月号に間に合います。

3628:2004/07/14(水) 19:52
>>33
「ゲーム脳・反論」を、チョットまとめてみましたです。
----------------------------------------------------
 森教授は、自著『ゲーム脳の恐怖』の中で「アルファ波のような大きくてゆっくりした波(高振幅徐波)の場合は」「低振幅(小さい波)のベータ波は」等と述べているが、アルファ波は「徐波」ではない。また、アルファ波とベータ波は周波数の違いで区別され、高振幅か低振幅かは関係が無い。このような基礎的な事実すら誤っている氏の説は、信頼に値しない。

脳波を測定するのに用いられた装置は森教授独自のもので、正式な医学的手続きを踏んでおらず、測定された脳波の結果自体信頼できない。 そればかりか「ゲーム中毒者はβ波が低下するので痴呆症患者と同じ」という前提には、医学的根拠がない[参考1]

 ゲーム中の脳波を計測する実験では、ゲーム中にはβ波が出なくなり、β/α値が低下するということがゲーム有害論の根拠となっているが、実際には「運動をしている最中」のデータでも、同じようにβ/α値が低下している。にも関わらず、ゲームは批判して運動は推奨しているのは二重基準(ダブル・スタンダード)である。[参考2]

 余談 森教授によると、将棋などの明らかに思考力を必要とするゲームでも、『ゲーム脳』になる危険があるそうです(そんなアホな)。

参考1 オンライン書店BK1書評 脳波に関しては間違い 斎藤環
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_rev.cgi/40f4546db4ce10100feb?aid=&bibid=02195452&volno=0000&revid=0000150162

参考2 風野春樹の読冊日記2002年7月下旬 
http://member.nifty.ne.jp/windyfield/diary0207c.html#25
----------------------------------------------------
↑ここまで原作案

 取り敢えず斎藤環さんによるBK1の書評をメインに構築。参考2の風野春樹さんも精神科医です。前半は前回の内容と被るかも。余談は漫画的オチです。

37カマヤン:2004/07/14(水) 21:19
>>36
おつです。
んー、同じ雑誌に連続して描くには8月号内容と論点内容がかぶり
すぎていて、ちと悩ましい…
「どこが訂正点」なのか明示いただけると助かるかも…

…あいだひと月おけば、その内容でもOKだと思うので、引続きここで
受けたまわります…

3828:2004/07/15(木) 04:09
>>37
他の論点も混ぜるなどして、改造しますた。↓
---------------------------------------------
 前回、「脳波が異常かどうかはデルタ波・シータ波で計る」と書いたが、正しくは、「脳波を正しく計るには、アルファ波・やベータ波を計るだけでは不十分」という事でした(森教授の簡易型脳波計はこれらしか測定できない)。(前回の漫画 訂正部分)

 その上、「ゲーム中毒者はβ波が低下するので痴呆症患者と同じ」という前提には、医学的根拠がなく、測定方法も医学的な手続きを踏んでいない[参考1]。また、ゲーム中の脳波の計測データでβ/α値は低下しているが、運動中のデータでも、同様にβ/α値が低下している。にも関わらず、ゲームは批判して運動を推奨するのはダブル・スタンダード。[参考2]

 森教授は「ゲームはテンポが速く、思考の入るすきまが無い」と述べているが、思考の入る隙間のないゲームはあまりない。さらに、「深夜にホラーゲームを一人でやると、恐怖心にかられる」と言った学生に関して「くり返しおこなうと、ナイフで自分を防御しようと思うようになるかもしれない」と述べるなど、ネガティブな思い込みが先行し、客観的中立性に欠く。さらに、母集団が記されてなかったり、各分類の人数がどれだけなのか記されてないなど統計調査としておかしい点も目立つ。[参考3]

参考1 オンライン書店BK1書評 脳波に関しては間違い 斎藤環
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_rev.cgi/40f4546db4ce10100feb?aid=&bibid=02195452&volno=0000&revid=0000150162

参考2 風野春樹の読冊日記2002年7月下旬 
http://member.nifty.ne.jp/windyfield/diary0207c.html#25

参考3 ビデオゲームをめぐる問いと思索 書評『ゲーム脳の恐怖』
http://www.critiqueofgames.net/book_review/07.html
---------------------------------------------

3928:2004/07/15(木) 04:18
>>37
>8月号内容と論点内容がかぶりすぎていて、ちと悩ましい…
>「どこが訂正点」なのか明示いただけると助かるかも…

 取り敢えず>>38で訂正点を明示し、「ゲームに対する偏見に満ちている」と「統計調査としておかしい」という論点を加えましたです。

 ちうか、主な論点は「ゲーム・若者文化に対する知識の欠如と偏見」「測定機器と測定方法が杜撰」「脳波に関する基礎知識が間違っている」「調査データの処理等が恣意的」だけなので、論点が被らない様にするのは難しいですね。

40カマヤン:2004/07/15(木) 05:58
>>38-39
おつです。その記述なら描けそうです。

41カマヤン:2004/07/28(水) 14:36
>>25-27関連
「web上の変な人」がぎゃんぎゃんと噛み付いた話題に関連するので、張っておく。
あの「web上の変な人たち(ときどき理系だと自称したりする)」は、なんなんだろうか。
「相手してよ」ちゃんなのだろうか。
「水俣病は水銀と関係ないよ」説連中と同類の何かしらなのだろうか。
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/1274/1023123919/124-125

あ、「何かしら」って、読み方のイントネーションで意味が変わるのか。
以前から他の人のネームに出てくるときに引っかかっていたけど、意味が変わること、今気づいた。

42・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/07/28(水) 20:22
>>41
その記者さん若干勘違いしているとこがあるのでソースに使うときは気をつけて。複数の筋から裏を取るようお勧めします。答え書いちゃうとためにならないような気がするので自分で調べてね。

43カマヤン:2004/07/30(金) 20:50
>>42
「答」と「答だと思い込んでいるもの」の区別は誰がどうつけるのだろう。

44・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/07/30(金) 21:39
>>43
ここが違うと思い込んでます。
> 第1段階は、88年に就任の金沢昭雄長官が「国民が求めている警察」を目標に方針転換した時期。
>7割以上という世界一の検挙率(現在は約20%)の維持が目標だったとみられる。

かなり重箱の隅なので結論が揺らぐことはありませんけれども。
あとは御自分で検証して下さいな。

4545:2004/07/31(土) 11:15
>>42
 カマヤンさんに対して、答えを書くことがためにならないなら、答えを書かないこともためにならないと思います。

 どちらを選択しても「ためにならない」なら、他の閲覧者のために具体的な答えを書いて頂く事を希望します。

47カマヤン:2004/08/02(月) 22:51
>>44
>あとは御自分で検証して下さいな。

君が何をどう思い込んでいるのかを、なぜ私が検証せにゃならんのだ?

記者が間違っていると主張したいのなら、説明責任は君にあるだろうに。
どうもこういう、自分のことを利巧だと思い込んでいる連中の思考回路は私にゃ判らん。

48カマヤン:2004/08/02(月) 22:52
>>14関連記事

戦前と同じ空気に危機感 元日本兵恩給拒否のワケ
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040802/mng_____tokuho__000.shtml
 「被害者はわしではない」−。軍人恩給の受給を拒み続けている元日本兵がいる。岐阜県飛騨市の
尾下大造さん(82)だ。尾下さんには恩給は「口止め料」と映る。戦禍の記憶は薄れ、「国際貢献」の
名の下、再び“戦場”に兵士たちを送り込む時代が来た。飛騨の山村で、恩給と「沈黙すること」を
拒んできた元日本兵の目に、五十九回目の戦後の夏はどう映っているのか。 (中山洋子)
 敗戦の翌年、一九四六年初夏のことだ。田で草むしりをしていた尾下さんに、兵隊仲間の一人が
「ハンコ持って役場に来い」と声をかけた。男は「恩給あたるで」と言った。
 実際に軍人恩給制度が復活したのは五三年からで、戦後すぐの恩給運動は実らなかったが、
尾下さんの「反発」はこのときから始まっている。「深いこと考えとったんでなしに、ただムカムカっとした」
 「東京は焼け野原で、豊橋(愛知県)の工場も焼け、名古屋もやられた。広島や長崎では何十万人も
(原爆の)後遺症に苦しんでいる。日本中がひどい目に遭って、まだ何の手当てもできんときに、生きて
帰ったもんが恩給とろうという根性にものすごい腹立った」
 尾下さんは敗戦後、材木会社で働いていた。林業が衰退していく中で、暮らしが楽なはずはない。
だが、尾下さんは地元出身の元将校らに支給申請を促されるたびに拒んだ。業を煮やした県の
担当者が当時、商工会に勤めていた妻に「あんたんとこはまだ改心せんか」と迫ったこともあった。
 七〇年に脅迫とも感じていた支給申請を促す連絡や通知を止めてほしいと、県の人権擁護委員会に
手紙で訴えた。手紙には、恩給を受給することは「私のなにかが許さないのであります」と記した。
が、その後も通知は続いた。

49・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/08/02(月) 22:53
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040802/mng_____tokuho__000.shtml
■連隊の記念誌『うそばかり』
 有形無形の圧力をはねのけ「わしはもらいとない」とかたくなに拒み続けた「なにか」は、軍国少年
だった尾下さんを変えた自らの戦争体験につながる。
 「恩を売られとない。ものを言えんようになる。子どもや孫を戦争にやりたきゃ(恩給を)もらやいい。
だけど、わしはやりとないで、もらわん」
 材木商の二男として生まれた尾下さんは四〇年十二月、十八歳で陸軍に志願する。「ニッポンは
ロシア相手に勝ったきっつい(強い)国だと。そういうことばかり聞かされ育った」
 志願も戦前の「皇紀(元年は神武天皇即位の年)」で紀元二千六百年の区切りの年にした。
一方で「早いこと行って、早いこと帰ってきた方がいい」という気持ちもあった。
 富山東部四八部隊に入隊し、中国北部、フィリピンと転戦、ベトナムで終戦を迎えた。所属した連隊が
制作した記念誌を開きながら「いいこといっぱいした、と書いて残して。うそばっかりや」と憤る。
 戦場ではレイプも強盗も日常茶飯事だったという。「わしはせなんだ」と話しながら、声を絞った。
「でも、ツメ跡は残した」
 四一年のことだ。「川があって、堤防の外側にヨシがあって。中国の女の人が逃げ込んでおったので、
上等兵が軽機関銃で撃ちました。タタタタタンと出るやつ。中国の嫁さんたちが撃ち抜かれて結局、
死ななあかんのな。地獄の光景や」
 尾下さんは、思わず上等兵に「何でこんなことするの」と怒鳴った。当時、尾下さんは十九歳、上等兵は
三つ年長の二十代前半の若者だった。「ムカムカしたでや」と言い放った。
 「戦争しとればそんなことばっかりやがいや。人間は性悪説やな。普通やったら、孫子の代まで恥に
なると思うから、悪いこともこらえとんのな。それが戦争になったら、悪いことするんやで。善良な人でも
そうなってまう」
 「大きい戦(いくさ)のときはそんなことしとれん。小さい村に敵の兵隊の情報があって、十人ほどで
討伐に行くときや。敵がおれば追っかけるが、おらんわな。帰りしなに村ん中探(さが)いて歩いて、
荒らして盗んで、若いおなごが隠れとると、レイプして殺(ころ)いてまう」
 四二年、フィリピンのネグロス島で、住民を殺すように命じられた。上官の命令は絶対だ。虐待に
加担するのが嫌だった尾下さんはとっさに「おまえやれ」と部下に押しつけた。部下は男の胸を
突きそこない、尾下さんは川に落ちた男の頭を撃った。男は「おれは死にたくない」と現地の言葉で
叫んだという。

50・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/08/02(月) 22:53
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040802/mng_____tokuho__000.shtml
 将校は手を汚さない。「後ろの方におって、ただ(戦場に)行っとったものもいっぱいおる」と吐き捨てる
ように言う。
 総務省によると、本年度予算で恩給受給者数は旧文官も含めて百二十八万人。97%が旧軍人と
その遺族で、支給総額は一兆六百六十億円に上る。最低支給額が保障されており現在、短期でも
一人当たり年に五十六万八千四百円、遺族もほぼ同額が支給される。
 軍人恩給の支給対象は原則、十二年以上軍に在職した者だが、三七年の日中戦争以降は特例規定
があり、戦地に赴任した場合は、時期や地域によって最大で一カ月が四カ月分に計算される。つまり、
激戦地での赴任が続くと最短で三年の勤務で支払い対象になる。
 尾下さんの場合、五年五カ月の在籍期間のうち、中国などの戦地で約四年半を過ごしたため、
十四年以上勤務したとみなされる。
■『選挙のためでは』と憤り
 軍恩連盟や日本遺族会など受給者団体は、言わずと知れた自民党の有力支持団体だ。首相による
靖国神社公式参拝を訴えており、小泉首相が自民党内で基盤を強めたのも、両団体に「首相になれば
公式参拝する」と公約したため、といわれる。同首相は首相就任後、二〇〇一年八月から〇四年一月
にかけ計四回、靖国神社に参拝。拝殿で「内閣総理大臣」と記帳した。
 尾下さんは「票のためだけに、心にもないようなもんに、参られたのでは死者は浮かばれん」と憤る。
 「わしに抱かれて死んだ仲間もおるの。わしが靖国に祭られるつもりがないからといって、この人たちも
そうやとは言えん」と前置きしつつ、こう繰り返す。
 「遺族も(公式参拝で)うれしいばっかでない。戦死者を本当に参る気持ちがあるなら、内々に一人で
参ればいい」
 この夏、自衛隊はイラクで多国籍軍に加わった。政権を揺るがすような反対運動はなかった。
それが尾下さんの目には「きっつい(強い)国」と教えられて育った状況と重なる。
 「(戦前、戦中)日本は悪いことせなんだんや、という空気が広がっている。(最近では)政治家も
選挙民も、自衛隊に鉄砲ようけ持たせて外国へやるのを、いいことやという」と嘆きながら、つぶやいた。
 「わしのようなもんがようけおってもいいはずなのになぜ、誰もしゃべらん」

5128=45:2004/08/03(火) 01:39
>>41-47
>第1段階は、88年に就任の金沢昭雄長官が「国民が求めている警察」を目標に>方針転換した時期。7割以上という世界一の検>挙率(現在は約20%)の維持
>が目標だったとみられる。

 これ、時系列がおかしいんです。検挙率の維持が目標なら、認知件数はあまり増加しません。

 本当は、まず「世界一の検挙率の維持が目標だった時期」があって、その後、「『国民が求めている警察』を目標に方針転換した時期(第1段階)」があります。

 詳しくは、同記者による浜井教授へのインタビュー↓をお読み下さい。

>警察統計は、警察の方針次第で動く面がある。かつて公安警察が主流で世界一の>検挙率を維持するのが目標だった時代がある。そのために「自転車盗」を使った。>例えば夜中に放置自転車に乗った若者を職務質問して止めると認知イコール解決>で、検挙率100%。どんどん解決する。統計のマジックだ。一方、男女や親子>の争いなどは民事不介入が原則だった。

>過去20年間の警察庁長官の訓示を調べ、犯罪統計にどう影響したか、分析して>みた。88年、金澤昭雄長官になって方針転換している。公安重視から「国民が>求めている警察」へシフト。また96年、国松孝次長官当時に「被害者対策要綱」>を出し、さらに変わった。

http://www.mainichi.co.jp/universalon/clipping/200402/378.html

5228=45:2004/08/03(火) 01:40
>>51
引用部、改行忘れて読み辛くなってしまった……
申し訳なし。

5342=44:2004/08/03(火) 09:35
>>44氏に同意します。とはいっても>>44氏がすでに書かれていますけれども。面倒をかけて申し訳ありません>>44

付け加えるなら、1989年に検挙率が一気に下がったということでしょう。

もっとも、これで記事の結論が揺らぐことはないと再度強調させていただきます。

>>47
>記者が間違っていると主張したいのなら、説明責任は君にあるだろうに。

ごもっともです。かかる手段を使ったこと、謝罪致します。

ただ、ソースに矛盾点が無いかどうかぐらいはきちんとチェックして下さい。ソースに無いことを「引用」するのもやめて下さい。

5442=44:2004/08/03(火) 14:08
>>44氏に同意します。とはいっても>>44氏がすでに書かれていますけれども。面倒をかけて申し訳ありません>>44

>>45氏の間違いでした。陳謝いたします。

55カマヤン:2004/08/04(水) 02:28

文章が読みにくかったり、誰が誰に向けて書いているのか分かりにくかったりするなあ。

どうやったら理解され易い文になるか整理推敲しようかと思ったけど、「ためにならない」
と言われたことを根に持って、意地悪く、「文章を推敲したら『ためにならない』から、
自分で他者に伝わりやすい文章に直して下さい」と記しておくです。

5628=45:2004/08/04(水) 13:18
>>55 カマヤンさん
 自分が>>51で書いたのは、朝日新聞の記者が勘違いしている部分の詳細です。
 この板の読者が件の記事を鵜呑みにするとあまり良くないと思い、自分で書きました。読みにくいとの事ですので、>>53での44氏の「付け加え」を加え、再ポストします。

5728=45:2004/08/04(水) 13:19
 http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/1274/1023123919/124-125
 において、朝日新聞の記者が勘違いしていると思われる箇所は次の部分。

>第1段階は、88年に就任の金沢昭雄長官が「国民が求めている警察」を目標に
>方針転換した時期。7割以上という世界一の検挙率(現在は約20%)の維持
>が目標だったとみられる。

 ↑この部分、時系列がおかしくなっていると思われる。

 通常、検挙率の維持が目標なら、認知件数はあまり増加しない。
 また、1989年に検挙率が一気に下がっており、金沢昭雄長官の方向転換が、検挙率の維持が目標であったとは考えられない。

5828=45:2004/08/04(水) 13:20
 さらに、同記者による浜井教授へのインタビューによると、

>警察統計は、警察の方針次第で動く面がある。かつて公安警察が主流で世界一の
>検挙率を維持するのが目標だった時代がある。そのために「自転車盗」を使った。
>例えば夜中に放置自転車に乗った若者を職務質問して止めると認知イコール解決
>で、検挙率100%。どんどん解決する。統計のマジックだ。一方、男女や親子
>の争いなどは民事不介入が原則だった。

>過去20年間の警察庁長官の訓示を調べ、犯罪統計にどう影響したか、分析して
>みた。88年、金澤昭雄長官になって方針転換している。公安重視から「国民が
>求めている警察」へシフト。また96年、国松孝次長官当時に「被害者対策要綱」
>を出し、さらに変わった。
http://www.mainichi.co.jp/universalon/clipping/200402/378.html

 とあり、まず「世界一の検挙率の維持が目標だった時期」があり、その後、「『国民が求めている警察』を目標に方針転換した時期(第1段階)」があった事が伺える。

 いずれにしても、勘違いの部分は重箱の隅的なものであり、これによって記事の結論が揺らぐことはない。

60カマヤン[TRACKBACK]:2004/08/04(水) 23:43
>>56-58
 おつです。しかしながら、まだ「28=45」さんの主張が分かりにくい。
 「28=45」さんは以下のように言うべきだったと私は思う。
=====
 >7割以上という世界一の検挙率(現在は約20%)の維持が目標」だったとみられる。
 http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/1274/1023123919/r125
 この一行が、(文章として)おかしい。
=====
 この一行が「おかしい」ことには同意する。
 だが、どうおかしいのか、なぜおかしいのかについて、私は「28=45」さんの主張を支持しない。
私はむしろ、この一行を、公安警察批判を回避するためデスクが記者に筆を曲げさせ、
あるいは記者に無断で公安警察に阿ったデスクが筆を入れた結果だと解する。
 記者のネタ元は、記事中明言されていないが、以下だと思われる。
 『2002年2月22日 刑法犯認知全国1位の大阪 「不良債権」の清算で急増』 鈴木龍一(大阪社会部) 
(毎日新聞2002年2月22日東京朝刊)
  http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/1274/1047118893/r17
 ネタ元記事及び警察関係情報から私が読み取るのは、無用の長物となった公安警察が数字操作
している姿だ。
 金沢昭雄と国松孝次は、「公安警察中心予算配分」から、「被害者対策中心予算配分」に
それぞれの時期に切り替えようとした・あるいは切り替えた、警察長官だ。
 この記事で金沢昭雄・国松孝次の名前を記者が記したのは、表面上以上の含意があると私は解する。

  国松孝次はオウムに暗殺されかけ、朝日新聞は襲撃され記者が暗殺された。両暗殺事件は
繋がっていると想像できる。繋がっているという噂ないし情報が記者間でやりとりされている可能性
を私は考える。両事件は奇妙なかたちで半島の姿がちらついた事件だ。両事件は、事実の究明に対して
日本人を臆病にさせることに最大の効果があった。両事件は、公安警察が刑事警察の足を引っ張り
迷宮化したとも聞く。
それらのシンボリックな人物として、金沢昭雄・国松孝次の名に言及することは、記事表面には
出していない記者の含意があると想像できる。
 そして朝日新聞には、私の観察では、公安警察が貼りついている。事実を書かせない目的で。

6142=44:2004/08/04(水) 23:47
>>28=45氏
御疲れ様でした。
何も出来ずに申し訳ありません。

何もしていないのに差し出がましいようですが、御二方に一言申し上げさせて頂きます。
奥田氏は朝日ではなく毎日新聞の記者なのではありますまいか?

6228=45:2004/08/05(木) 02:10
>>60 カマヤンさん
>私はむしろ、この一行を、公安警察批判を回避するためデスクが記者に筆を曲げさせ、
>あるいは記者に無断で公安警察に阿ったデスクが筆を入れた結果だと解する。

 残念ながら、私はカマヤンさんの上記の主張は支持出来ません。

 何故なら、公安批判を含む毎日新聞の記事(下記URL)が、
 http://www.mainichi.co.jp/universalon/clipping/200402/378.html

 今年2月から削除もしくは変更されずに放置されている事を考えると、「公安警察批判を回避するためデスクが記者に筆を曲げさせ、あるいは記者に無断で公安警察に阿ったデスクが筆を入れた結果だと解する」のは無理があると考えます。

 また、(モトは私のミスでしたが)カマヤンさんの論で記者が「朝日」に勤めている事を前提に話されている部分は、今回の話題とはあまり関係がありませんし。

 ちなみに、ネタ元は、日本犯罪社会学会の2003年11月のシンポジウムと、その後の浜井教授へのインタビューと見るのが妥当かと思われます。

 但し、カマヤンさんが仰るように、記者が時系列を誤解しているのではなく、単純に文章としておかしいと言う可能性はあると思います。

6328=45:2004/08/05(木) 02:15
>>62 自己レス
まだ、読みにくいですかね。でも、今はコレが精一杯です。

>>61 42=44氏
>何もしていないのに差し出がましいようですが、御二方に一言申し上げさせて頂きます。
>奥田氏は朝日ではなく毎日新聞の記者なのではありますまいか?

あふぅ、仰るとおりです。
うっかりミスしてしまいました。お詫びして訂正しますです。

64カマヤン:2004/09/06(月) 02:35
  「市民革命」論    鎌倉圭悟   (2004年8月号)
 スペイン王制がその昔、選挙で倒れたように、政権交代とは市民革命です。
フィリピンのアキノ政権や、韓国のノ・ムヒョン政権も革命。
 私は多党制支持者ですが、現行選挙体制は大政党有利、小政党不利に設計されてます。
 政党得票推移を表にしてみると…
 富山では社+民の票が自+公の票を上回りました。激しくもったいない。
制度を突破するためには、「政権交代後、選挙制度を(たとえばドイツ式に)変える」こと
を条件に、二〇〇七年選挙ラッシュでの「選挙協力」を結ぶべきかと。戦略的に民主党へ
合併申し入れを〔社民党は〕考慮に入れてもいいかと。「社民勢力」を増やすには、鳩山に権限
のない今がチャンス。マスコミは凄い勢いで民主党との相互不信を煽るだろうけど。
とくに中曽根の息のかかった朝日新聞・テレビ朝日は。
 今回参院選の得票でシミュレートすると…
 野党共闘は絶対必要だと思う。
 富山の民主党選対責任者で、衆院議員の村井宗明さんとは私、面識ありますが、
村井さんご本人は社民的リベラルなかたで、信用に値します。
 選挙協力関係を二〇〇七年までに上手に作るのが上策。
 二〇〇七年選挙ラッシュは市民革命が予定されている年ですから、社民党勢力は
今ある資源を有効利用して民主党と交渉し、民主党を左側に引っ張るのが社民的左派支持者
のためじゃないかなと思います。でないと民主党候補者が右派ばかりになってしまうし、
選挙制度上、リベラル・左派勢力が分断孤立化・弱体化されてしまう。
 大政党に有利なのだから、右派議員増産をアシストしないためには、民主党への戦略的合併を
考慮するのが上策かと。
 社民党の誰が民主党の誰を交渉相手にするかで色々様相は変わるでしょうが、社民・福島と、
民主・枝野でなら、わりと交渉はうまくいくように思う。
 「選挙協力」するかしないかで、結果は選挙制度上べらぼうに差が出ます。
 もし民主党と組まないのなら〔社民党は〕共産党と「選挙協力」すべきです。…これが中策。
 民主とも共産とも組まないのなら、主観はどうあれ、結果として自公をアシストすることになり、
下策です。
 政治部記者らによる相互不信喚起工作に振りまわされないよう注意されたし。
 民主党古賀潤スキャンダルは、中曽根康弘と自見庄三郎が朝日新聞政治部御用記者に書かせたと
聞きます。

65カマヤン:2004/09/06(月) 02:43
   「日本青年社」と「住吉会」   鎌倉圭悟  (2004年九月号)

 「日本青年社」という右翼団体があります。日本青年社の母体は広域暴力団住吉会系小林組です。
日本青年社最高顧問西口茂男と住吉会会長西口茂男は同一人物です〔一〕。
日本青年社は尖閣諸島に灯台建てて外交問題作ったり〔二〕、「救う会」に参加したりしてます〔三〕。
最近、新潟の「救う会」を分裂させ、一方の代表を日本青年社の水野孝吉がしてます〔四〕。
 石原慎太郎や西村眞吾と一緒に九七年に尖閣諸島上陸。
 二〇〇一年には建国義勇軍容疑者や「救う会愛知」代表服部守孝とともに上陸。
 日本青年社は二〇〇〇年に自民党中川秀直へ以下の質問状を送りました〔五〕。
  1;中川秀直が愛人を囲っている件
  2;中川秀直が愛人と覚醒剤を使った件
  3;中川秀直が立場を利用し恐喝を行なった件
 日本青年社は森派と関係が深いようです〔六〕。
 住吉会といえば、小田急線大和駅「丸金ビジネスホテル」で、九八年十二月二七日、金正男と
住吉会系林組の中堅幹部・長谷川某が会合してます。住吉会系林組は住吉会系列の覚醒剤の六割を
扱ってます。林組中堅幹部長谷川某は同時に朝鮮総連幹部だそうで、二〇〇〇年十月・十二月にも
金正男と住吉会幹部(たぶん長谷川某)が神奈川で接触してます〔七〕。
 「北朝鮮問題」は住吉会問題だったんですね。
 「暴対法により暴力団は力を失った」という俗説がありますが、暴対法以後、山口組・住吉会・稲川会の
三大組織は他の暴力団を併呑し、むしろ勢力を伸ばしてます。
 現在日本には八万五千八百人の暴力団員がいます。山口組・住吉会・稲川会の三団体で、その
七割を超えます〔八〕。

66カマヤン:2004/09/06(月) 02:43
 〔一〕136-参-地方行政委員会暴力団員…-2号 平成08年06月06日
/○有働正治君 警察の方にお尋ねします。日本青年社の最高顧問西口茂男なる人物は、住吉会とは
どういうかかわりがありますか。/○説明員(植松信一君) お尋ねの件につきましては、日本青年社
最高顧問西口茂男と住吉会会長の西口茂男については同一人物と見ております。
 〔二〕中川官房長官が日本青年社に対し礼状を送付した件に関する質問主意書/参議院議員小川敏夫
/日本青年社の機関誌「青年戦士」七・八月合併号(ニ000年七月二十五日号)一面に、石原慎太郎
都知事『尖閣諸島を語る』のビデオテープ贈呈に国立国会図書館、中川秀直内閣官房長官から
日本青年社に感謝の手紙」という広告が掲載されている。/贈呈されたビデオは、本年五月九日、
「アイメッセ山梨」で開催された「中尾栄一を支援する総決起集会」における石原慎太郎東京都知事の
講演を編集したもので、石原知事は、「魚釣島に灯台をということで、純粋な右翼学生が頑張り、我々も
これを支援した。これを聞きつけ、意気に感じてくれた立派な右翼の日本青年社が行き、ちゃんとした
灯台をつくり、これを正式なものにしようということで、運輸省と相談しながら手を加えて仕上げた」などと
持論を展開している場面を内容とするものである。/いうまでもなく、尖閣問題は日中間の極めて
センシティブな外交問題であり、政府高官の行動は、当該ビデオが政府の見解であると混同・誤認される
ことがないよう、慎重を期すべきである。
 〔三〕http://www.seinensya.org/undo/kitatyosen/rati.htm 
 〔四〕『FLASH』(光文社、2004年8月17・24日合併号)
 〔五〕http://www.rondan.co.jp/html/news/0009/000927.html より。北朝鮮問題が日本側で変に
こじれだした時期と、中川秀直が「覚醒剤使用疑惑」で日本青年社に脅迫されたことが発覚した時期は
重なるように思う。2000年10月20日に森喜朗は北朝鮮拉致事件について「第三国に拉致された方々が
いたことにしたらいい」発言をしていたが、24日にその案を否定した。日本青年社が関わっていることが
憶測される。

67カマヤン:2004/09/06(月) 02:44
 〔六〕日本青年社に襲撃された「噂の真相」編集部は以下のように述べている。http://www.uwashin.com/2001/masu/masu67.html「右翼〔日本青年社〕襲撃後、いっせいに流れたのが、
『森喜朗首相の回し者の仕業ではないか』という見方だった。」また、以下の発言が国会議事録にある。
102-衆-予算委員会第二分科会-2号 昭和60年03月08日/○藤田(ス)分科員 〔略〕住吉連合会の
副会長で右翼団体の日本青年社の会長である小林某〔小林楠男〕が開きました昨年五月の会合に、
岸元首相や田中角榮元首相などの花束が並んでおりまして、これも国民の目から見たらいかにも異な
ものであります。
 〔七〕溝口敦「北朝鮮がつくり『ヤクザ』が売る覚醒剤、その密売ルートの全貌」『北朝鮮利権の真相』
(別冊宝島)。また筆者は直接当たってないが、韓国の雑誌『新東亜』2001年10月号掲載記事「金正男の
日本内拠点〈丸金ビジネスホテル〉の秘密」に詳しく載っているそうだ。
 〔八〕「Web司法ジャーナル」http://www.shihoujournal.co.jp/ 2004年01月26日号記事による。また、
以下も参照。カプラン&デュプロ『ヤクザが消滅しない理由。』(不空社、2003年)342p-345pによると、
暴対法により暴力団から「離脱」した者は「準構成員」となり、「正規」構成員より多くの犯罪にかかわる
ようになった。山口組・稲川会・住吉会は正規組員のシェアを拡大した。山口組本部は株式会社山輝となり、
稲川会本部は稲川興業となった。また、多くの暴力団が「右派政党」として登録し直した。暴対法は、
ヤクザを海外、とくにアジアへ進出させる刺激となった。

69カマヤン:2004/09/28(火) 23:12
   サワヤカな安倍晋三     BY 鎌倉圭悟   (2004年10月号)

 サワヤカな安倍晋三はブルドッグになんか少しも似ていない。アメリカに尻尾なんか
振ってない。
 サワヤカな安倍晋三は、A級戦犯で戦後最も不人気な首相でCIAから金もらっていた
岸信介とは関係ない。
 サワヤカな安倍晋三は政治討論番組で「景気」の漢字が書けないなんてことはない。
 サワヤカな安倍晋三は日歯連スキャンダルになんか関係ない。(献金スキャンダル
自体はわりとどーでもいいが。「金銭スキャンダル」のホントの問題は、法自体の
不備だから)
 サワヤカな安倍晋三は学歴詐称なんかしていない。HPの学歴の記述をセコく書き
変えたりしない。南カル大を卒業してないなんてことはない。南カル大はアメリカの
スパイの養成なんかしていない。
 サワヤカな安倍晋三は勝共連合(統一協会)で日韓癒着のシンボルだった安倍晋太郎が
リクルート事件を起したとき、安倍晋太郎の秘書なんかしていない。 安倍晋太郎は
統一協会会員を自民党秘書に多数送り込んだりしていない。
 サワヤカな安倍晋三は、下痢腹なのにアイス好きなんてことはない。
 サワヤカな安倍晋三はカルトの「若返りの水」の広告塔なんかしていない。

71カマヤン:2004/09/28(火) 23:15
 サワヤカな安倍晋三は出資法違反のグランドキャピタルの広告塔なんかしていない。
逮捕されたグランドキャピタル矢吹寿雄はニセ有栖川宮を顧問になんかしていないし、
ニセ有栖川宮は「日本青年社(住吉会)」の名誉総裁なんかになっていない。
 住吉会は北朝鮮と覚醒剤取引なんかしていない。住吉会は「救う会」と関係していない。
サワヤカな安倍晋三は城内康光・元神奈川県警本部長(後藤組と関係)・日本会議役員と
つるんだりなんかしていない。
 サワヤカな安倍晋三は選挙演説を内閣総務関作成の野党対策カンニングペーパー
(ルビ付)に頼ったりしない。
 サワヤカな安倍晋三は下関署とつるんで選挙潰ししたりしないし、対立候補へ暴力団
工藤会を送って攻撃したりしないし、まして工作費不払いで工藤会から事務所に
火炎瓶を投げ込まれたりしない。
 サワヤカな安倍晋三は、下関で警察官僚と組んで、神戸製鋼に大型公共事業の
利権誘致なんかしていない。
 サワヤカな安倍晋三は公選法違反なんかしていないし、年金を払ってないなんてこともある。
年金納入経歴を公表しないなんてこともない。サワヤカな安倍晋三は隠しごとなんてしていない。
 サワヤカな安倍晋三は阿呆晋三じゃない。サワヤカな安倍晋三は人気者だ。

72克森 淳:2004/09/29(水) 00:02
>>69-71

 私だったら首くくりそうなレベルの「ホメ殺し」だ…orz

73カマヤン:2004/09/29(水) 04:06
> サワヤカな安倍晋三は公選法違反なんかしていないし、年金を払ってないなんてこともある。

あ、ここだけ間違えた。正しくは

「サワヤカな安倍晋三は公選法違反なんかしていないし、年金を払ってないなんてこともない」

に、ちゃんと原稿ではなっているよな…
プリンターのインクが切れていて、今回は書き文字だったけど。

74カマヤン:2004/09/29(水) 04:24
>>72
そのマンガを読むだけで人を死なせる・殺せるくらいに力のあるマンガを
描くってのは、創作家の理想ではありますね。
わしらは呪術家じゃけん。
マンガは「悪影響」あって当然で、この場合の「悪」ってのは「統治権力に
とって制御不能」という意味です。中世の「悪党」の「悪」もそういう
意味だったそうな。

75カマヤン:2004/09/29(水) 14:31
>>69
見直ししたら、細かい間違いがちょっとあるなあ…
まあ、いいか。大意は伝わるから。

76克森 淳:2004/09/29(水) 20:25
>>74

>この場合の「悪」ってのは「統治権力にとって制御不能」という意味です。
>中世の「悪党」の「悪」もそういう意味だったそうな。

 慧眼ですな、流石は鎌倉党の末裔。

77カマヤン:2004/10/21(木) 04:21
自分で指摘しておかないと存外明言化されないものだから明言化しておくが、
『進歩と改革』で参考文献にしている資料は、左右で分けると、どちらかというと
右の資料がわりと多い。

左と右とで情報が分断され、右が右の情報しか読まず、左が左の情報しか
集めないでいると、日本人の思考能力を低下させる。

たとえば、住吉会と北朝鮮の繋がりは、北朝鮮叩きな「右」の雑誌にあった情報だ。

「日本青年社」が住吉会だという情報は、国会で共産党が繰返し発言しているのだが、
そのことをよく知っているはずのテレビ新聞報道はそのことに口を噤み、
「右」のほうの雑誌ではそのことをめったに言及しないから、
「日本青年社」の下部右翼も、共産党の地方議員も、そのことを知らなかったっぽい。

政治家も、変なところと繋がってない限り、ふつう、マスコミ情報をアテにして
マスコミ情報をもとに情報収集しものを考えるから、マスコミに案外簡単に情報操作
されているっぽい。

記者クラブは日本人を無知蒙昧にするために働いている。

ある事柄に注視して情報集めていると、「こんなこと、他の人間は皆知っているんだろうなあ」
という気になってくるが、実際には特定の事柄をテーマとして情報を蓄積している人は
めったにいないから、「すごく物識りですね」と評価されたりして、ビックリする。

78カマヤン:2004/10/27(水) 10:59
>>64 訂正 ×「8月号」→○「九月号」
>>65-67 訂正 ×「九月号」→○「十月号」
>>69 訂正 ×「10月号」→○「十一月号」


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