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フェミニズム/ジェンダーにわか勉強スレ

1カマヤン:2003/02/04(火) 04:50
「近代家族」「《子供》の誕生」など
某教授からの講義メモとか

5・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/02/04(火) 04:51
3 「近代家族」の成立
「近代家族」は、社会学やフェミニズムで定着している概念だ。

3−1
近代化とともに、家族・地域の機能が、分化する。
「子供が小遣いをもらう」のは、貨幣経済が浸透しないと、あり得ない。
「貨幣経済の浸透」とは、「金銭を介した人間関係」へ変化することだ。

貨幣経済の浸透と国民国家の成立とともに、「家組織」とは別に、「職場」や「学校」
が発達する。
「貨幣経済が浸透」すると、「生産」の機能は、「職場」へ分化する。
「国家」の機能が肥大化すると、「学校」が必要になる。

生産・教育・公共などの機能が「家族」から切り離され、それに伴ない、
「家族」の機能・社会関係が、再編成される。

6・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/02/04(火) 04:51
3−2
地域が解体し、政治的/公共的機能は、国家と市場が吸収する。

前近代の「家族」は、「村」の一部、ギルドの一部だ。
「村」が壊れ、自治機能が国家に吸収される。
地域社会が再編される。
地域がバラバラになる。それぞれの家がバラバラになる。
村に田植えを手伝ってもらわなくていいので、ムラが一体である必要がなくなる。
村が壊れて、(プライバシーのある)「家族」が生まれる。

「人間関係」機能は、「家族」が吸収する。
近代社会では、社交関係を村に対して行なう必要がない。
前近代社会では、村での社交が大切だった。
近代社会では、家族での団欒が大切となる。

「社交」は、「職場」での「社交」に変化した。

地域社会の公共機能が低下すると、国家の負担が増える。
(現在は、老人介護などで、地域の社交が再び必要とされるようになった)

7・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/02/04(火) 04:52
3−3
近代化により、性役割が再編される。
「仕事」と「家事」が分離する。
「仕事」は賃金労働を指す。「職場」の領域だ。
「家事」は非賃金労働を指す。「家庭」の領域だ。
「男は外で仕事、女は内で家事」という性役割に再編成される。
それにともなう「イデオロギー」が生まれる。

8・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/02/04(火) 04:52
3−4
前近代の「家族」から多くの機能が奪われ、
「近代家族」には、「再生産」機能(家事、出産、育児、介護など)と、
「愛情」だけが残り、それが肥大化する。

「家族」から親族以外の者を排除し、親族範囲が縮小される。
「系族」から「家族」へ。

┌───────────┐
│       家族(地主)     │
│         │           │
│ ┌───┼───┐   村   ←前近代
│ │      │      │   │
│ 家族   家族    家族  │ 
└───────────┘
         ↓
 :………………………………: 
 :    ┌──┐           :
 :    │家族│           : 
 :    └──┘          村  ← 近代 
 :┌──┐┌──┐┌──┐:
 :│家族││家族││家族│: 
 :└──┘└──┘└──┘: 
 ………………………………… 

地域関係が縮小し、親子関係の結合が増大する。


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