詳解 Linuxカーネル - 1461809896

1：karino2：2016/04/28(木) 11:18:16: https://www.oreilly.co.jp/books/9784873113135/

Androidの本を書くにあたり、Linuxの細かい事を知りたくなった時の為購入。
日本語版もpdfがちゃんとあり結構安い。
頑張ってるな。
2：karino2：2016/04/28(木) 11:19:45: Androidの本のLow Memory Killerの章を書くにあたり、メモリ回りをちゃんと読んでおく。
OOM Killerのあたりだけ読めば十分なのだけど、いい機会なのでメモリ関連の章を読んでいく。

まずは2章から。
3：karino2：2016/04/29(金) 17:12:10: p77でRAMサイズが896M以下か以上かで説明を分けてて、896M以上だと32ビット長の物理アドレスですべてのメモリを指し示す事が出来る、と書いてあるが、ここが分からない。
896Mは1G-128Mなのはいいとして、32bitなら4Gじゃないの？
10bitで1024、30bitなら1G、そこに4倍で4Gな気がするが。
4：karino2：2016/04/29(金) 17:24:37: 2章ざっと読み終わり。主にハードウェア寄りの話。
なかなか詳しくて良く書けてるが、もうちょっと図とか多くてもいいんじゃない？という気はする。

次は8章を読もう。
5：karino2：2016/04/29(金) 18:28:14: 8.1.6までなんとなくサラサラ読んでみた。
ゾーンアロケータのバディシステムの解説が終わった所。

図にすれば簡単な事をひたすら文字で解説するので読むのがかったるい部分はあるが、全部が解説されているのはやっぱりいいですね。
知らない事も結構あったので、サラサラ読んでるとそのトピックの全体的な理解が深まる。

基本的な事は一通り知ってて、特定のトピックをちゃんとしっかり調べたい時には、良い本だと思う。
6：karino2：2016/04/30(土) 10:07:10: 8.1を一通り読み終わり。alloc_pagesと__free_pagesのあたり。
この辺はlmkdの解説書く時必要な所なので、私の目的では重要な所。

箇条書きの所がコードが無いのでちょっとわかりにくい部分もあるが、それでもコードを追うよりは大分楽だなぁ。
この辺は以前読んだ事があるので、だいたいサラサラ読むだけで理解出来る。

ゾーンアロケータはもうだいたい分かった気がする。よしよし。
7：karino2：2016/04/30(土) 19:45:36: 8.2のスラブアロケータは斜め読みで読み飛ばし。
一応トピックくらいは追っておく。
メモリプール以外は知らない事は無いかなぁ。
8：karino2：2016/04/30(土) 19:57:00: 8.3読み中だが、この辺はよく知らないな。
ゾーンアロケータは連続ページしかallocしないのかしら？
いつも非連続領域なのかと思ってたが。
これだとフラグメンテーションが起きちゃうね。だからバイナリバディなのか。
9：karino2：2016/05/01(日) 20:06:39: 9.4までサラサラと読み終わり。
9はユーザープロセスのメモリ回りの話。
8はカーネルがどうメモリ管理をしているかという話。
9はようするにオンデマンドでCOW、的な話だ。ページフォルトのハンドラとか。

細かい所は分からない所もあるけど、あんま真面目には追ってない。
今回の目的には必要無いので。
ただ、何が書いてあるかのトピックくらいは眺めておく。

眺めておくのは結構いろいろ思い出したり、良く自分の中で消化しきれていなかった事が整理されていって、費用対効果的になかなか良い。

この本は全部隅から隅まで読んできっちり理解するよりは、今回のように詳しく知りたい所の周辺を眺めたり、目的の所ずばりを真面目に読んだり、という感じの使い方が良いと思う。
全部理解するのは大変なので、この本で勉強するのではなくてある程度他で勉強した後に使うのが良い。
10：karino2：2016/05/02(月) 07:47:44: 9.6読み終わり。9.6はヒープ。
この辺はシンプルなままね。
11：karino2：2016/05/02(月) 08:01:15: 次は17章のページフレーム回収アルゴリズムに進む。
ここを読む為に最近はこの本読んでた。

表17-1(p725)を見ると、無名ページは全部スワップ可能ページとしているように見える。
悪魔本ではスワップはページ単位じゃなくてプロセス単位に見えたのでおかしいなぁ、と思ってたが、やっぱり向こうを誤読していたか。
12：karino2：2016/05/03(火) 19:36:27: 17章読み終わり。OOM回りはあっさりだが、まぁこんなもんで十分か。
これでAndroidのlmkd回りを解説する前提となる背景知識は十分復習出来たかなぁ。
13：karino2：2016/05/24(火) 10:40:18: 13章のデバイスドライバとIOのあたりを読んでいるが、誤植が酷い。

例えば今読んでるのはp583だが、PCIが途中から全部PCになっている。
一貫して間違えてるので、どうしてこうなった感が。

昨日も日本語として全く意味が通らなくて何を言いたいか分からないが重要でない文とかにあたったし、この章は全体的に被害は無いが出来は悪い。

テクニカルな事を良く分からずに訳して意味不明、というのは良く見かけるが、こういう日本語として単純におかしい、とか、これくらい間違うはずが無いような簡単な所だけ間違う、というのはどうしてこういう本が出来たのか良く分からないな。