したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

【破ァッ!!】寺生まれのTさんスレ

1名無しさん:2015/03/02(月) 17:10:29 ID:/sxxuDok
寺生まれのTさんのスレッドです。
ちかとものコメ欄に書き込んでいただくのも嬉しいのですが、1レス800字縛りとかもありますし、可読性がよろしくないので、こちらも使ってみてください!

2802人の女:2015/03/14(土) 15:15:17 ID:/FzJM.3w
2人の女がビデオカメラを携えて心霊スポットに入った。

「え?これで撮れてんの?」
「撮れてる撮れてる。」
「今私たちは廃病院に来てまーす!!」
「来てまーす!!」
「やっぱ怖いねー。」
「うん。雰囲気あるよ。」
「ほら、ここ多分手術室だよ。」
「うわっ。マジ怖っ!!無理!!」

このまま1時間ほど廃病院を探索した。

「何も映らなかったねー。」
「うん。このあとどうする?」
「家帰ろっか。うち来る?」
「そうするよ。」
「え?いいの?」
「いいよー。」
「じゃあ行くー。」

2人の女は病院を後にした。

2812人の女:2015/03/14(土) 15:16:17 ID:/FzJM.3w
すると「矢アーー!」という声と共に赤い光弾が二人めがけて飛んできた。

そしていつの間にか2人の側にいた青白い顔をした女にそれは当たった。
女は一瞬驚いたかのような顔をしたがすぐにほっとした表情を浮かべすうっと消え去っていった。

「一人で寂しかったんでしょう。でもこれで黄泉へと旅立てましたね。」
そういって現れた弓をもった少女は神社生まれのJさんだ。

呆然としている2人に向かってJさんは
「こんな場所にあまり良くないものが住んでいます。なるべく近寄らないでくださいね。」
「それと法律で結婚はみっ、認められてませんがおっ、お二人とも末永くお幸せに。」

そう言って顔を赤らめ去っていった。

いや、私たちレズじゃないからと語る彼女たちの話を聞き私は神社生まれって発想があれだ。
私はそう思った。

282寺生まれの名無しさん:2015/03/14(土) 15:18:33 ID:/FzJM.3w
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=44689292
このTさんの絵ってラノベっぽいな

283寺生まれの名無しさん:2015/03/14(土) 15:35:51 ID:khXXVddw
>>170さんのTさんが好みだな
庶民的な雰囲気漂う気の良い坊さんな感じで

284☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/14(土) 15:56:03 ID:OLdavLcE
>>283
アザーッス!

これちゃんと見られるかな?
http://i.imgur.com/0WRAFsc.jpg

285数年前の夏の夜:2015/03/14(土) 16:07:46 ID:/FzJM.3w
これはOLとして働きながら、ひとり暮らしをしていた数年前の夏の夜の話です。

私が当時住んでいた1DKは、トイレと浴槽が一緒になったユニットバスでした。
ある夜、沸いた頃を見計らって、お風呂に入ろうと浴槽のフタを開くと、
人の頭のような影が見えました。

頭部の上半分が浴槽の真ん中にポッコリと浮き、
鼻の付け根から下は沈んでいました。
それは女の人でした。

見開いた両目は正面の浴槽の壁を見つめ、長い髪が海藻のように揺れて広がり、
浮力でふわりと持ちあげられた白く細い両腕が、黒髪の間に見え隠れしてました。
どんな姿勢をとっても、狭い浴槽にこんなふうに入れるはずがありません。
人間でないことは、あきらかでした。

突然の出来事に、私はフタを手にしたまま、裸で立ちつくしてしまいました。
女の人は、呆然とする私に気づいたようでした。
目だけを動かして私を見すえると、ニタっと笑った口元は、お湯の中、
黒く長い髪の合間で、真っ赤に開きました。

(あっ、だめだっ!)
次の瞬間、私は浴槽にフタをしました。フタの下からゴボゴボという音に混ざって
笑い声が聞こえてきました。
と同時に、閉じたフタを下から引っ掻くような音が・・・。

286数年前の夏の夜:2015/03/14(土) 16:08:16 ID:/FzJM.3w
私は洗面器やブラシやシャンプーやら、そのあたりにあるものを、わざと大きな音を
立てながら手当たり次第にフタの上へ乗せ、慌てて浴室を飛び出ました。
浴室の扉の向こうでは、フタの下から聞こえる引っ掻く音が
掌で叩く音に変わっていました。

私は脱いだばかりのTシャツとGパンを身につけ、部屋を飛び出ると
タクシーを拾い、一番近くに住む女友達のところへ逃げ込んだのです。

数時間後……深夜十二時を回っていたと思います。
カギもかけず、また何も持たず飛び出たこともあり、友人に付き添ってもらい
部屋へ戻りました。

友人は、今回のような話を笑い飛ばすタイプで、好奇心旺盛な彼女が、
浴室の扉を開けてくれる事になりました。
浴室は、とても静かでした。フタの上に載せたいろんなものは
全部、床に落ちていました。お湯の中からの笑い声も、フタを叩く音もしていません。

友人が浴槽のフタを開きました。しかし、湯気が立つだけで、
女の人どころか髪の毛の一本もありません。
お湯もキレイなものでした。それでも気味が悪いので、
友人に頼んで、お湯を落としてもらいました。

287数年前の夏の夜:2015/03/14(土) 16:09:41 ID:/FzJM.3w
その時、まったく別のところで嫌なものを見つけたのです。

私の身体は固まりました。
洋式便器の前に、ズボンと下着を膝まで下ろした男性がおしりをこちらに向けて立っていたのです。
友人も、それに気付きました。
彼女はわたしが止めるのも聞かず、便器のフタを開きました。
その中には、女の人の顔だけが上を向いて入っていました。
まるでお面のようなその女の人は目だけを動かすと、立ちすくんでいる男性の股間(あたり?)を見ました。
視線が股間に向いた途端、男の人は足をがにまたに開き、ハッキリと聞こえる音でおしっこを始めました。

はははははは…ははははははは…。

私たちギャラリーの笑い声を浴びて、女の人の顔がゼンマイ仕掛けのように小刻みに震え、はみ出た黒髪がぞぞぞぞっ…っと便器の中に引き込まれました。
顔を引きつらせた友人は、叩きつけるように便器のフタを閉じようとしました。
けれど男性(寺生まれのTさんでした)が、片手で彼女を押さえ、「もうちょっとまってくれ」と言いつつ、もう片方の手をナニに添えると、
破ァッ!の掛け声と共に、青白い最後の一ひねりを搾り出しました。
耳障りな笑い声が、水の流れる音と、無理矢理飲み込もうとする吸引音にかき消されました。

その後は無我夢中だったせいか、よく覚えていません。
気が付くと、簡単な着替えと貴重品だけを持って、私と友人は友人の部屋の前にいました。
部屋に入った友人は、まず最初に警察に電話をすると、ここまでついて来たTさんに「ちんこしまえ」と言いました。

288:2015/03/14(土) 16:58:06 ID:/FzJM.3w
これは私の身におきた恐ろしい出来事です。

私は夜中に空腹のため目がさめた。しばらく布団のなかで何か食べようかそれとも
空腹を堪えて寝てしまおうか逡巡していたが、ふと近所からおすそ分けしてもらった
餅が冷蔵庫にしまってあることを思い出し起きて台所へ行った。

電気をつけようとしたが、もともと切れかけていた蛍光灯はとうとうきれてしまったらしく電気はつかな
い。
しかしまあ蛍光灯の明かりはなくとも、薄暗い小さなランプのあかりでも餅を切 って焼くくらいなら問題なかろうと判断して、冷蔵庫から餅を取り出した。

包丁で餅を切り分けようとしたが、いつもならすうっと切れるはずの餅がその日に限って切れない。
冷蔵庫にしまって置いたから冷えて固くなりすぎてしまったのかな、と考えた私は手にさらに力をこめて切ろうとした。
しかし餅は頑なに包丁の刃を拒んだ。

いらついた私は包丁の背に手をあててぐいぐいと押すようにしたが、餅には筋ひとつつかなかった。

1、2分格闘しただろうか、私はついに握りこぶしをつくりそれを包丁の背にどんどんと打ちつけ始めた。
しかし、それでも餅に包丁の刃がめり込むこと はなかった。

ふと、背筋に寒気のようなものを感じた私は薄暗い明かりの中で手元を良く見・・・

「破ぁ!!」

突如寺生まれで霊感の強いTさんの声と共に、窓をぶち割って青白い光弾が飛び込んできた。

餅は一瞬でミディアムになった。

寺生まれってスゴイ便利だ。焼きたての餅を頬張りながらそう思った。

289寺生まれの名無しさん:2015/03/14(土) 18:38:11 ID:CJF0pRrw
>>288
ミディアムで良いのかっ

290寺生まれの名無しさん:2015/03/14(土) 20:42:06 ID:p6mQ7RVc
>>284
Jちゃん待ってた!思ってたよりお姉さんだけどかわいいねー(*´ω`*)

291石造りの呪物“ボリ”:2015/03/15(日) 10:33:10 ID:TFU4Pg92
これは小学校6年生の頃の話
俺の田舎で起こった出来事です

その村には、大人から入るなと言われている神社がありました
理由を聞いても答えてはくれません
そこへ寺生まれで霊感の強い、Tさんが蛙の置物を持って現れ言いました
「入ると中に置いてあるこいつが悪さをするからさ」
置物は「ボリ」と呼ばれるもので
子供が触ると、体が重く感じて自ら動けなくなるそうです
不思議なことに、見ると触りたくなることもあり、危険なので結界に封じていたと言います
そんな危険なものがあるなら仕方ないなと思った俺は、その後も神社に入ることなく過ごしました
さすがは寺生まれ、理由も答えず入るなと言うだけの大人とは違いました

292( ☆∀☆)テラウマレッテスゴイ!!:2015/03/15(日) 13:11:53 ID:ZgUfNDy2
>>284
Jちゃんもきましたね!
ちょうどJちゃん天然ボケかました改変のしたに(笑)
今日の記事でも水着姿を披露してましたし、タイミングいいですね(笑)

293寺生まれの名無しさん:2015/03/15(日) 16:46:34 ID:dkDRKCrs
>>170
Tさんイメージ通りです!すごい!
Kさんは私はヒカ碁の佐為みたいなロン毛・眼鏡なしのイメージでしたがこれもいいですね!

294こげら:2015/03/15(日) 16:59:11 ID:yaAT2C72
死神(Tさん番外編)

おい○○番!

はいっ「これうちの上司死神」
あんたさ先月のノルマ悪いよね…「なんとも薄気味悪い笑みをうかべやがるぜ」
内心思っていいると…
お・ま・え・ら低級死神のお陰で…俺の上司としての…査定ががだな!!
下がるんだよ…凄いけんまくです…「こいつ絶対死神だろっろ内心毒づく…」

「ほらよ!分厚いノートを手渡され」…こづくんですノートで(-_-;)
最悪上司…ばっくれたいが不況だしなぁ…とか思いつつ

「これさ…いくら使えないお前でも連れて来れるよね?」

「はいっ!勿論であります!」…内心無理言うなよあんたさ俺の受け持ち地区は
あそこだよとか毒づく…

「O・K期待しとるよ…ニャリ」「俺はこれから死神会議だから後は宜しく」

(-_-;)うそだ…五時までの退社時間までネットカフェ行くの俺は知っていた…

どれどれ…今日の獲物はとっ…おおっ楽勝♪

「殺人・強盗・窃盗・覚せい剤密売なんでもやってるじゃん」
「ペラぺラってこいつの情報ゲット」
こいつのお陰で何人死んでるだか分からんな…一家離散…一家皆殺しかっ…ゴミだっ!

ニヤリ…とっとと魂抜いてネットカフェ行くぜーーーーー♪

……下界…某小学校前…ピンポン生徒の皆さん下校時間が来ました気をつけてお家に
帰りましょう…

おひさしぶりです4年生になりました○○子です…
あの肝試し事件以来仲良くしてもらってます○○君後のTさん

登下校も一緒です(笑)

その当時は学校の表になんか売りに来てるんです…駄菓子とかおもちゃとかですね…
今では考えられない時代の金額設定でしたか…

私と○○君←秘密ですが特殊学級で知恵遅れなんです(-_-;)

おじさんが広げたござに商品…おじさんはジュースの箱に毛布みたいなの掛けてます

行こうよ…○○君…滅多に興味とか示さない○○君が動こうとしないのです…

……ブツブツ…ブツブツ…
なにやらおじさんと話してるのかな?…ブツブツ…今度は正確にいつものぼーっとした○○君では
ありません…
おじさんと○○君の会話を聞いてると(-_-;)説明が厄介なんですが会話と言うか

まわりの人達から見たら○○君駄菓子とかおもちゃ選んでる構図です

でも実際はこう…ブツブツ…ノート良く見てみろ…この人は数々の人の命を奪ってきたが…

車に轢かれそうになったか・え・る・蛙助けてブツブツ…

おじさん…またおにいちゃんかよ…あんたがこの地区に居るから地獄ノルマが減ってんだよね
ニヤリなんともおぞましい笑みです…

ここまで書くと普通なんですが二人の間には○○君の黄金のオーラを放ちながら

このおじさんも負けてはいません「シャッシャツと奇妙な音が聞こえてます」

その時です周りは真っ暗でおじさんがフードをかぶり3メートルはあろうかと思う鎌で○○君を
攻撃していたのです…シャッシャッシャッ…○○君は懐から砂糖より白い清らかな白い人型を出し
死神に手渡しました

あなたも死神とは言えど神…私もなんの依存もありませんが残念ながらその人は老いてる…
もうすぐここの前を通るんですよね?

「私!そうなんだ」
見ると向こうから老いたおじいさんがおばあさんと一緒にニコニコしながら通り過ぎて行く

「どうだ死神さん…あの人はもう永くない」
それより元気な私が渡したおじいさんの式紙を連れて行くがよい…

「チッ」嫌な臭いが辺りに漂いました
「確かにそっくりだな…あのじいさんによーーーーーーーー」

「時間にしたら」ほんの数秒辺りは下校時の生徒と遠くから晩御飯のいいにおいが
風に乗って運んで来ます

もうあのおじさんはいません…店も勿論…

……死神界……「おおっ…戻ったか○○番」
もれ「ははあっ」

俺の差し出した魂を受け取り至極満足そうな…何とも嫌な笑みを浮かべてる

「やればできるじゃないか○○番」「ははっ」もれ

「来月もこの調子で頼むよ○○番」とか言いながら去って行きました

もれ「ばれなくてよかったなぁWWW」

「来月こそは転職しよう」

それにしても凄いなお寺生まれのTさんは(>_<)

295こげら:2015/03/15(日) 17:16:03 ID:yaAT2C72
あはは(^o^)/

296chikatomo★:2015/03/15(日) 18:00:39 ID:???
>>284
今日のちかともの方の画像リンクKさんだったんだけど、Jちゃんに差し替えて使わせていただきました!

297( ☆∀☆)テラウマレッテスゴイ!!:2015/03/15(日) 20:02:12 ID:iDkXKCg2
>>296
やっぱり!(笑)
ピンク掛かってて妙にエロチックに見えるのは私だけ?(笑)

298chikatomo★:2015/03/15(日) 21:06:38 ID:???
>>297
エロチックww
春です!春の装いです!

299特急電車:2015/03/15(日) 22:09:58 ID:3QP4WaKE
あと10分ほどで真夜中になるという時間帯に、私は特急電車に乗っていた。

やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。
その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。

「すみません。あなたの年齢は28歳ですか?」
男が私に話しかけてきた。

「そうですが、どうしてわかったんですか」
私が聞き返しても、男は無視して、また別の人に話しかけた。

「あなたの年齢は45歳ですか?」
「そうですけど……」
「あなたは62歳ですね?」
「どうしてわかったんだ?」
そんなやり取りを繰り返していく。

どうやら、その男には、顔を見ただけで年齢を当てる特殊能力があるらしい。
次の停車駅までは、まだ15分以上ある。
私を含め、乗客たちは全員その男に注目し始めた。

「あなたは50歳ですね?」
「そうですが、あと5分で日付が変わったら、51歳になるんですよ」
最後に質問された女性は、笑顔でそう答えた。
年齢を当てていた男の顔が、その途端に青くなった。

「破ァァー!」
突然、寺生まれで霊感の強いTさんが立ち上がると、その男に向かって光る切符を投げつけた!
すると、年齢を当てていた男が青い影に変身した。

「こいつが当てていたのは乗客の年齢なんかじゃない! こいつは乗客の脳をいじくり、偽の記憶を植えつけていたんだ!」
Tさんはそう言って私の頭に手を載せた。
その途端、私は思い出したのです。
私はまだ17歳で、Tさんの後輩だったことを。

「誕生日を祝ってもらえなかったことを悔しく思う人々の想念がこいつの正体だ。みんなで誕生日を祝えばこいつは消える」
Tさんがそう言うので、乗客全員で青い影の誕生日を祝ってあげることにしました。
「……ハッピバースデー、ディア青い影〜、ハッピバースデー、トゥーユー♪」
すると、満足したのか青い影は煙のように消えてしまいました。

寺生まれって凄い。今日が私の誕生日だと忘れているTさんを見ながら、改めてそう思いました。

300chikatomo★:2015/03/16(月) 00:22:40 ID:???
>>299
いいですね!
Tさんが直接いかずに周りを使ってって新しいです!

301寺生まれの名無しさん:2015/03/16(月) 01:41:22 ID:1AIzZ4ZU
まだ300なのになんてテキスト量の多いスレなんだ!

302☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/16(月) 01:46:54 ID:pjKGcRRE
今日風呂掃除をしてた時にあった話
いつも浴槽とか風呂蓋とか気になるとこを掃除したら
鏡にシャワーかけて曇りをとって鮮明になっていく鏡をボケェっと見てんだけど
今日はいつもと違った。

鏡に映った俺の後ろに女が立っていた
(俺には男兄弟しかいないし、母さんは居間で録画してた和風総本家見てるからここにいるはずがない)
咄嗟に後ろを振り向こうとしたんだが体が全く動かない
心霊現象とか一度も体験したことが無くて
やべぇ…どうすりゃ良いんだと思うも何も頭に浮かばず焦っていると、
女が顔をあげてニタァと笑って
両手で俺の首を絞め始めた
華奢ななりしてスゲェ力が強くて
しかも、その手が氷みたいに冷たい

さっき言ったように体が動かないから抗うことも出来ない
情けないことに女の顔が怖いのと
死ぬんだって諦めから目をつぶったんだが

その瞬間
脱衣場の方から「破ァあ!」って男の溜め息?が聞こえてきた
は?と思って恐る恐るまぶたをあけると
さっきまで首を絞めていた女がいない代わりに
腰巻きタオル姿のTさんが
浴室に顔を出してた
「あれ?お湯まだ沸いてないの?」とか呑気なこと言うから
腹が立って脇腹に蹴りをいれて
Tさんが持っていたバブ?を顔面に投げつけてしまった
(俺そん時ちょっと泣いてたかも)
Tさんはそのまま家を飛び出してった


俺は人んちの風呂にバブを入れようとする図々しさに寺生まれって凄い…そう思った。
てか助かったとは思ったけど…服どうすんだよ…あとパンツ

303☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/16(月) 01:50:24 ID:3hXj1QIE
300カキコおめ!
※誤字脱字には目をつぶり補完しつつ読んで下されば幸いです

タイトルつけるとすれば…『腰巻きタオル』か『浴室の女』ですかね

304こげら:2015/03/16(月) 05:56:53 ID:RZZMOBQM
300おめでとうございます♪

305chikatomo★:2015/03/16(月) 11:27:40 ID:???
Twitterでも宣伝してみたり。
https://twitter.com/chikatomo02_/status/577293780413349888
☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!さんTさん大活躍(*´ω`*)b

306寺生まれの名無しさん:2015/03/16(月) 12:21:00 ID:GxHKu4Wc
まだ全部読んでないけど最初のネックレス面白いな

307寺生まれの名無しさん:2015/03/16(月) 13:51:40 ID:5XOQGmkc
何か書きたくなってきた

308☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/16(月) 14:56:50 ID:p2YPRlTk
>>307
書いちゃえ書いちゃえ!

309( ☆∀☆)テラウマレッテスゴイ!!:2015/03/16(月) 18:16:33 ID:qx2FQ/9M
>>307
お待ちしております!

310友達と二人で:2015/03/17(火) 15:23:40 ID:g0y/aqHg
友達と二人で夜道を歩いたいた時なんですけど、その日は部活で遅くなって、近道をしたんです。
その近道…っていうのが、墓地を抜けるんです。

一人だととても怖いんですけど、友達と二人だったから『ま、いっか』みたいな感じで。
墓地の半ばに来た頃、なんだか急に重苦しくなっちゃって…

友達も「嫌な感じ」と泣きそうに…

その時、物音がしたんです!二人して抱き合って、腰が抜けちゃって、その場に座り込んじゃって、泣きじゃくってました。
凄く怖かったんです。

暫くすると、その辺の墓石から無数の人魂の様な物が、私達を取り囲む様に迫って来ました。
もうどうしていいかわからない。ここで死ぬのかなぁ…なんて、色々な想いが頭をよぎりました。
その時、友達のカバンの中から、けたたましい男勝りの笑い声が、墓地一帯に木霊したんです!

「あーっ破っ破っ破!あーっ破っ破っ破!」

笑い声と共に、純白の光が、まがまがしい人魂に向かって放たれました!
そういえば部活の時、景品が当たったと某巨大女性歌手の人形を持ってきて見せてくれたんです。
カバンから取り出すと、のたうち回りながら光弾を放ち続けてました。

やがて、人魂は消え去り、私達は助かったんです!
今度は嬉しくて泣きました。

すると…近くの木の陰から、男の人が泣きながら怒り顔で飛び出してきました。その人は、憎しげに人形を睨みつけ…

「破っ!破っ!破っ!…」
と青い光を腕から出して、人形を打ち続けました。
「!…何するんですか!」
私は怒りながら文句を言いました。

「…貴様のせいで!貴様のせいで、女子高生と仲良くなるチャンスを無くしたじゃないか!潰してやる!破っ!破っ!破っ!」
人形は粉々にされてしまいました。

寺生まれって酷い…本当に憎らしく思いました。

311クリスマスプレゼント:2015/03/17(火) 17:03:46 ID:0x/a0IZ.
クリスマス、トムはサンタクロースからのプレゼントを楽しみにしていた。
朝起きるとクリスマスツリーの下にプレゼント箱が3つほどあった。
窓からサンタが中を覗いているのが見える。サンタはニタニタと笑いながらトムを見ている。
トムはニタニタ笑っているサンタを見て少し不機嫌に思いながらもプレゼントの置いてある所に行った。

トムはまず一つ目のプレゼントを手に取った。サンタは更にニタニタと笑っている。
プレゼントの箱を空けると中から長ズボンが出てきた。
トムは少しがっかりしたような表情をしながらも次の箱を手に取った。サンタは腹を抱えて笑っている。

二つ目の箱を開けると中からサッカーボールが出てきた。
トムはますます不機嫌になり、とても腹が立った。

トムは続けて一番大きな最後の箱を開けた。
すると中から自転車が出てきた。
サンタは雪の上を転がりまわって笑っているトムはとうとう耐え切れなくなって泣き出してしまった。

312クリスマスプレゼント:2015/03/17(火) 17:04:17 ID:g0y/aqHg

「幼い子供の心を弄ぶ魑魅魍魎め、ゆるさん!」

そう叫んだのはトムのお家にホームステイしていた寺生まれで霊感の強いTさんでした。
Tさんが「破ぁー!」と叫ぶとサンタの姿をした悪魔は、見る見るうちに苦しみ消えていきました。
「散々なクリスマスになっちまったな。だからせめて、おにいちゃんからのプレゼントだ」

Tさんはそう言って、トムに向かってやわらかい光を放ちました。
するとなんと、生まれつき両足がなかったトムに健康な両脚がそなわったではありませんか。

「メリークリスマス、トム」
そういってTさんは微笑みました。

寺生まれってすごい!トムは心からそう思いました。

313寺生まれの名無しさん:2015/03/17(火) 17:43:06 ID:8Vmu8hc.
>>312
やべえ。超かっけぇTさん
ほれた

314寺生まれの名無しさん:2015/03/17(火) 17:45:50 ID:8Vmu8hc.
>>310
平常運転ですな

315寺生まれの名無しさん:2015/03/17(火) 18:01:15 ID:g0y/aqHg
コピペ運動会ってサイトでは「リアリティがない」とかでTさんが叩かれてるんだよな
手から光弾出してる時点でリアルもクソもないと思うが

316☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/17(火) 18:40:21 ID:9MgCBPIA
リアリティだなんて
ネット上にある時点でお察しでしょうに
気功か拳法で幽霊と戦えば良いのか…
いや幽霊もリアリティないか


※自分は創作であろうとなかろうと関係なく楽しませて頂いてますし
幽霊や妖怪…怪奇現象その他諸々大好物です。
そういうの居たら良いな派です。

317( ☆∀☆)テラウマレッテスゴイ!!:2015/03/17(火) 18:55:40 ID:PWfuA9PQ
Tさんにリアリティーって(笑)
Tさんはそういうのじゃないでしょうに…
Tさん使って色々な人が怖い話とかを改変してることとかをその人達知らないんだろうね。

318寺生まれの名無しさん:2015/03/17(火) 20:23:41 ID:8Vmu8hc.
Tさんの話はなにが面白いかわからない人には本当に面白く無いんだろうね。
私もなんで面白いのかって言われたら説明できない気がする。
Tさんだからとしか。

でも光弾とかどこでも出現するとかそういう現実ではあり得ないことは置いておいて、
親しみやすさとかそういう意味ではリアリティがあってほしい。

むぅ、説明が難しいな。

319寺生まれの名無しさん:2015/03/17(火) 23:34:29 ID:n5tnMVOc
Tさんシリーズの面白さは、
玉石混交の新旧怪談話を
いたってマイペースかつ
唐突に無理矢理ぶち壊して解決してしまう、
カタルシス性と馬鹿馬鹿しさってところでしょ。

あと、いわゆる「if物」の楽しみでもあるね。

320寺生まれの名無しさん:2015/03/18(水) 01:40:43 ID:WHebJHlk
オカ板のTさんスレはなくなったのでしょうか?
もしかして今動きがあるのはここだけ?
どこか他にもあるのかな?

321寺生まれの名無しさん:2015/03/18(水) 08:27:54 ID:WmVCiOUE
オカルト板のTさんスレはだいぶ前に落ちてる
多分生き残ってるのはここだけなんじゃないかな

3222月の終わりの話:2015/03/18(水) 10:16:14 ID:WmVCiOUE
2月の終わりの話。

大学が休みに入ったので、喪男キモオタの代表格典型例みたいな俺らは心の底からすることがなかった。
暇に任せて、関東圏のある心霊スポットへ。
そこでは本当に何もなく、男ばかりなので無駄に怖がって俺に抱きついてくれる女の子がいるはずもなく
何となく盛り下がって終了、俺の家で6人のキモオタがアニメ観賞とエロゲで肝試しの何倍も盛り上がった。

酒も入っていい具合にハイにもなってきた頃、急に部屋の灯りがすごい勢いで瞬き始めた。
窓ガラスが外からバシバシ叩かれてる。両掌でおもいきり叩いてる感じ。
今から考えるとかなり恐ろしいんだけど、その時の俺らは全く怖くなかった。
その時やってたエロゲが「坊さんが幽霊の女の子を優しいエロで成仏させる」というコンセプトの
どうしようもないゲームだったから…。

俺:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
友人:キタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
友人:萌え!むしろ萌え!
全員:もえええええええええええええええええっ!!!

3232月の終わりの話:2015/03/18(水) 10:16:39 ID:WmVCiOUE
今考えると、何か正気の沙汰じゃない。
でも俺らはエロゲの力と、キモオタの力と、酒の力で力の限り萌え続けた。
しばらく萌えー萌えーとひとしきり騒いだ頃、ふっと部屋の灯りが消えた。
全員が車座になってたんだけど、その真ん中に女の人が立ってた。
色はよく分からない長いスカートを履いていて、裾から雫が垂れていた。

全員:もええええええええええええええええええっ!!
友人:ちょwwwwwっをまwwwww
友人:お、おっぱい!
全員:うおおおおおおおおおおおおおお!もええええええええ!

その後はおっぱいコール。全員でおっぱい!おっぱい!と絶叫連呼。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡

3242月の終わりの話:2015/03/18(水) 10:17:04 ID:WmVCiOUE
女の人はちょっと眉を顰めた後、恥ずかしそうに上着を脱ぎだした、その時

ガッッシャーン!!

ベランダの窓が激しく割れ、何者かが乱入してきた!寺生まれで霊感の強いTさんだ!

T:破ァーーーー!!

Tさんの手から放たれた青白い閃光は女の人を直撃した。

女の人:きゃああぁぁぁ・・・

女の人は悲しそうに消えてしまった。

T:危ないところだったな。お前ら、あのままだったら命はなかったぜ

そう言うとTさんはベランダから去って行った。

しばらくの沈黙の後、俺らは泣いた。声を出して本気で泣いた。
親が死んでもここまでは泣かないだろうってくらいマジ泣きした。
寺生まれって酷い、俺らはそう思った。

325寺生まれの名無しさん:2015/03/18(水) 15:37:49 ID:Gv8thzRk
>>324 Tさんがおっぱいに興味を示さないとは……

326( ☆∀☆)テラウマレッテヒドイ!!:2015/03/18(水) 18:22:03 ID:IUXk1vBQ
>>323
楽しそうなシュプレヒコールだね(笑)

327☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/18(水) 23:54:46 ID:NTbYjg7E
どなたか
伊邪那岐と伊邪那美の話(黄泉のアレ)を浄化(という名の破壊工作)して頂けませんか…?


何度読んでも伊邪那美が憐れに思えて仕様が無い

328寺生まれの名無しさん:2015/03/19(木) 17:48:05 ID:XjF8MOoE
>>327
こういうお題もいいねー!

329寺生まれの名無しさん:2015/03/20(金) 17:15:16 ID:9BbJ1VgI
じゃあ俺もリクエスト。
TさんとTさん父が共闘してる話が読みたいです!

330寺生まれの名無しさん:2015/03/21(土) 17:38:04 ID:UbKg/F8w
698 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/03/29 03:01
漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。




遠くに見えるおおきな給水タンクとか、酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシー とか、

ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな〜」なんて思っていたら、
坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリ君を持った陰陽師のNさんが、 満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
Nさんはあきらかにこっちの存在に気付いている し、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。

ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、
声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
それからスタタタタッってもう一つ軽い感じの足音がして、十数秒ぐらいもみ合う音と
「兄様、止めてください近所めいわ、い矢ァァァァァァ」
ってJちゃんの叫び声と爆発音がして静かになった。

331寺生まれの名無しさん:2015/03/21(土) 17:48:55 ID:UbKg/F8w
日が昇ってから歪んで開かなくなった扉を直してもらう為、寺生まれで霊感の強いTさんに連絡を入れ来てもらった。
Tさんに昨晩の経緯を話したら破ぁとため息を吐いて、Nさんが受験ストレスからガリガリ君を持って夜中に度々全裸で街を爆走する様になったと理由を聞いた。
その後、Nさんは受験に失敗し浪人しているらしい。
Jちゃんが受験生になってからはTさん、Kさん漏れの三人で夜中の町を観察している。

332☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/21(土) 18:20:11 ID:cMAHBOVU
>>331
Nさんが闇落ちしたのは
受験失敗した時の行動(黒歴史)が理由だった…
そういいたいのかね?

(目をそらしたくなるが、とても好きです)

333☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/22(日) 01:39:28 ID:msysnPco
なんか告白したみたいな書き方してしまった

334( ☆∀☆)テラウマレッテスゴイ!!:2015/03/22(日) 10:30:23 ID:Uwk3.p92
>>330
つ、ついにNさんが変態キャラに…(笑)

>>333
ハアアアッ!!さんはNさんが好きだったんですね!?(笑)

335寺生まれの名無しさん:2015/03/23(月) 21:06:15 ID:/C0qfnkg
>>327
伊邪那美は夫に自分の醜く腐った姿を見られ恥をかかされた(夫の思い出の中では綺麗なままで居たかった)
伊邪那岐は自分の未練から妻に恥をかかせたと喧嘩別れでも関係を清算した。
伊邪那岐は妻が死んだ原因の加具土命を即打ち殺すほどの愛妻家(子は親にとっていくらでも作り出せる存在なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ)です。
伊邪那岐、伊邪那美の神話は考えて見ると高橋邦子調にしても違和感が無いと言うより、邦子調の方がしっくり来る。

Tさんなら破ァで伊邪那岐の未練を断ち切り、伊邪那美に恥をかかせることなく収めそうです。

336寺生まれの名無しさん:2015/03/23(月) 22:42:32 ID:bqw8io6k
でもTさんは「寺」生まれだから神とは相性悪いんじゃないだろうか

337寺生まれの名無しさん:2015/03/23(月) 23:17:35 ID:/C0qfnkg
明治まで日本は神仏習合だったから、Tさんの宗派にもよるけど相性が悪い事は無い。

338寺生まれの名無しさん:2015/03/24(火) 16:26:09 ID:vNFtmNp6
新作がなーーーい!
・・・書くか

339( ☆∀☆)テラウマレッテスゴイ!!:2015/03/25(水) 18:34:40 ID:EBugocEM
>>338
お待ちしております。

340:2015/03/25(水) 21:30:02 ID:XBljUUFg
ある晩、仕事で遅くなり仲間内では「通ってはいけない」峠を通ることにした。
呪われた峠と言われるそこは、幾人もの地元の走り屋が命を落としている。
事故を起こした連中には変なものを見たという者まで・・・。
丁度峠も中腹に差し掛かった頃。
俺はバックミラーに白い人影を認めた。親父である。
袈裟を着た親父が、頭を振り乱して猛スピードで追いついてくる。
こんな馬鹿な!?80kmは出ているんだぞ!
親父は悠々と俺の愛車を追い抜いた。峠はもうすぐ終わる。

破ァァァァ、俺はエンジンに法力を送り込む。親父がぐんぐんと近づいてくる。
振り向いて少し驚いたようだったが、親父もスピードを上げる。
くっ、なんて馬力だ。
俺も全身のアドレナリンを集めて、更に法力を送り込む。時空を越えそうだ。
親父に並んだ。
ジジイが俺に勝てると思ったのか。そんな殺気が俺に悪魔的な発想をさせた。幅寄せである。
迫り来る親父は目を見開き破ァと、俺の車のフロントに飛び乗った。
それまで出ていた120km/hが相対速度で240km/h。
親父はカタパルトに弾かれた戦闘機のように跳んだ。
なんて奴だ。この俺の完敗だ。
しかしこの先は・・・!
この先こそ、走り屋の志を砕いてきた魔のカーブである。
既に戦意を喪失していた俺は急ブレーキをかける。
親父も慌てて止まろうとしたらしく、踵からは火柱と煙が上がり、体は大きく傾いた。
しかし親父についていた加速度を制御することは最早出来なかった。

その先のガードレールを突き破り、親父は跳んだ―。
しかしその姿は美しかった。オリンピック選手が見せるどんな跳躍よりも高く華麗に。
跳躍は落ちることなく、夜の星空を背景に、どんどんと舞い上がりそして―
スローモーションのように崖下の闇に飲み込まれていた。

帰宅後、あの速度で曲がり切れなくなるなんて、俺も老いたなと呟く風呂上りの親父を見て、親父は凄いと思った。

341寺生まれの名無しさん:2015/03/25(水) 21:34:25 ID:MH3RFPR.
TさんもT父もなにやってんだww
子供かwww

342寺生まれの名無しさん:2015/03/26(木) 01:25:37 ID:8OnOk5IM
>>340
オヤジ行きまーす

343寺生まれの名無しさん:2015/03/26(木) 17:32:33 ID:YDrcnZyU
>>340

共闘リクエストの返答なのかと一瞬考えてしまった

344( ☆∀☆)テラウマレッテスゴイ!!:2015/03/26(木) 18:43:16 ID:mJk8EIis
>>340
親子揃って峠で何やってんだか(笑)

345真の邪悪1/5:2015/03/26(木) 21:01:59 ID:.IPYaDj.
大学時代の変わった友人の話がある。
友人を仮に平岡くんとしておく。
平岡君は医者の息子で容姿端麗で頭がよく礼儀正しくスポーツもできる、まあ完璧な人間だ。
一緒にいると嫌になるくらい完璧だ。嫌味がないのがまた厭らしいくらいに。
社交的なのもあっていつも周りは人で溢れてる。俺はオカルト好きでまあ、言わずもがなあまり冴えない方だが、平岡くんが何やら気に入ったらしく
良く一緒にいた。たまに平岡くんみたいに産まれたら人生楽しいだろうなとか思ったけどね、根っからの根暗な俺は
ブックオフで買った魔術書とにらめっこしてる方が心底楽しかった。そんなんだから一緒にいたのかもしれないけどね。

346真の邪悪2/5:2015/03/26(木) 21:03:17 ID:.IPYaDj.
でまあ、一緒にいるとお互いに色々な面が見えてくる。第一に気になったのは平岡くんは異常に女っ気がなかったこと。
次に動物が近寄らないことだね。女に関して言えば平岡くんが敢えて避けてた気もする。
けど動物は違う。怒るでも逃げるでもなく、平岡くんを見ると一切動かず伏せるような感じになる。
赤ちゃんもそうなんだが、泣いてる赤ちゃんも平岡くんに気づくと目をまん丸にしてジーッと見つめるんだよ。
実際人並みならぬオーラを放つ平岡くんだから、人間に成りきってない赤ちゃんとかには平岡くんのオーラがよく感じとれるんだろうね。
ある日、オカ研(非公式サークル)のメンバーが自称霊能力少女を連れてきた。

347真の邪悪3/5:2015/03/26(木) 21:04:34 ID:.IPYaDj.
霊能力少女とは言っても我がオカ研の連れてくるゲストだから、その道ではちょっと有名な人らしい。
かなり本物っぽいというお墨付きだ。

その娘としばらく対談したあと、おもてなしがてら皆さんで食事へ行くことになった。
彼女は18歳だったから酒は抜き。俺は、なんとなしに平岡くんを誘おうという気になった。
霊能力少女が地味ながらそこそこに美人だったからだ。平岡くんは実は地味な子が好みかもしれないと考えた。

さて、平岡くんも参加し食事会が始まった。場所は当然ながら霊がでると噂のレストラン。
彼女の霊能力を試すために秘密にしていたがちょっとした曰がある。
霊能少女は特に霊を気にする素振りもなく、ちらちらと平岡くんを気にしていた。
面白い展開になってきたと思ったね。

348真の邪悪4/5:2015/03/26(木) 21:06:33 ID:.IPYaDj.
かと思えばいきなり彼女が言うんだよ。
「平岡さんは何者ですか?」と。
平岡くんは
「みんなと同じ大学生ですよ」
と答える。
二人の会話はそこで終わった。
で帰り道、我々はごちゃごちゃ並んで少女を駅まで送りに向かった。
途中、平岡くんが少女の近くに寄った時言ったんだよ。
「それ以上近寄らないでください」と。
平岡くんには悪いがメンバー大興奮だね。平岡くんは表情一つ変えず「ごめんね」と言った。

で、後日談なんだけど平岡くんは呼ばないと約束して少女を再度呼び出した。
そして、訳を聞いた。
彼女曰く
「平岡さんは真の邪悪です」
「霊とかそういうのではないから私にもよく分からない。けど、悪意を持った霊ですら彼に畏れおののき頭をたれてひれ伏していました。
異様な光景でした。彼はきっと何か使命をもってこの世に産まれてきたのだと思います。
一言で言えば尋常じゃありません」
要約するとこんな感じですね。

当然ながらオカ研には箝口令が敷かれました。只でさえ立場の低い我々が平岡くんの悪口を言ってるなんて噂になればたまらないですからね。

349真の邪悪5/5:2015/03/26(木) 21:10:56 ID:.IPYaDj.
卒業から六年経ちましたが、平岡くんとは一回も連絡をとっていません。
敢えて連絡を取らなかった訳ではなく、平岡くんは卒業と同時にTさんに破ァされて消滅してしまったので誰も彼の行方が分からなかったからです。

なぜ今さらこんな話を思い出したかと言えばネットをしていてTさんを見たからなのですが。
オカ板とかじゃなくね。まとめ系のサイトでリンクの先に立っているTさんスレを確かに観ましたね。

特に怖い話じゃなくてすまないけど、やっぱり寺生まれはすごいんだなと何となく思いました。

350寺生まれの名無しさん:2015/03/27(金) 02:20:42 ID:6OMOMhl6
>>349
自然すぎてもともとTさんネタだったかと錯覚した。
GJ!

351名無しのこげら:2015/03/27(金) 15:44:54 ID:kXB2UsOE
グチコーナーも作って下さいませ
管理人様m(__)m

352名無しのこげら:2015/03/27(金) 15:50:05 ID:kXB2UsOE
あいや(^^ゞ327様
浄化したいけど原文がいまいち分からんすm(__)m

353( ☆∀☆)テラウマレッテスゴイ!!:2015/03/27(金) 18:20:05 ID:pLitOiY6
平岡くんってスゴく強いって思っていいのかな?
何かしたわけじゃないのに悪霊とかひれ伏させちゃうし…
Tさんvs平岡くんの激しいバトルがあったと妄想(笑)
元ネタあるんでしょうか?

354chikatomo★:2015/03/28(土) 03:50:02 ID:???
>>351
グチコーナーとはどんなですか?

355☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/29(日) 03:09:08 ID:G.LIp/Ek
黄泉比良坂を訳すスキルは持ち合わせてないので

◆古事記 現代語訳
ttp://musikikai.obunko.com/KOJIKI0-main.html
◆わかりやすい日本史
・日本神話 その4『黄泉の国』(前後編)
ttp://ameblo.jp/intereeter/entry-10359714219.html

なんてどうですか?
(URLの先頭のh抜いてあります)
リクエストして更には現代語訳を他サイト・他者に任せる不甲斐なさよ…
著作権的にヤバければ何とか自分で訳すッス

356名無しのこげら:2015/03/30(月) 17:27:19 ID:Knk6s3uw
了解ですありがとう
ございます

なんでも神の悲恋みたいなお話ですね

357☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/31(火) 01:17:44 ID:JlD9504w
黄泉比良坂の話をふたたび読んだら
夫「嫁が老けて昔のような可愛さがなくて萎える」って感じの話に見えてしまった…orz


書いて頂けるなら悲恋を改良する方向でお願いしますwww

358冷蔵庫の生首:2015/03/31(火) 15:23:50 ID:WxER6Thk
私が牛乳を飲もうと冷蔵庫を開けると、誰かの生首が入っていました。
私はビックリして、思わず冷蔵庫のドアを閉めてしまいました。
きっと今のは何かの見間違いであろうと思い直し、
再び冷蔵庫を開けると、なんとそこには誰かの生首が白目を向いていたのです。
私は思わずドアを閉めましたが、きっと疲れていて見えもしないものを見てしまったのだと思い直し、
覚悟を決めて、改めて冷蔵庫を開けました。
するとそこには、何者かの生首が白目を向いて、ほのかにほくそ笑んでいるのです。
私はビックリして、冷蔵庫のドアを閉めましたが、きっと幻覚を見たに違いない、
最近あまり寝てないから、見えもしないものが見えてしまったのだと思い直し、
冷蔵庫を開けました。するとそこには、白目を向いた生首が入っていたのです。
驚いた私は、気がつけば冷蔵庫の扉を閉めていましたが、気のせいだと思い直し、
再びドアを開けると、やっぱり白目を向いた生首が、ほのかに笑っているのです。
思わず扉を閉めてしまいましたが、きっと幻覚に違いありません。最近寝てなかったから。
と、思い直し冷蔵庫を開けると、やっぱり誰かの生首が入っているのです。
思わず冷蔵庫を閉めた私でしたが、これは何かの間違いに違いない。
疲れているから見えもしない物が見えたのだと思い直し、冷蔵庫を開けると、
そこにはなんと白目を向いた生首が……、うわっと思い冷蔵庫を閉めましたが、
きっと疲れのせいで幻覚を見たに違いないと自分に言い聞かせ、
再び冷蔵庫を開けると、なんと誰かの生首が白目を向きながら笑っているのです。
思わず冷蔵庫の扉を閉めましたが、きっと気のせいで、
何かと見間違えをしたのだと自分に言い聞かせ、扉を開け直すと、
なんとそこには、何者かの生首が白目を向いて笑っていたのです。
「さがってろ!!!」とっさに後ろから聞こえた声の方を向くとそこには寺生まれで霊感の強いTさんが!
するとTさんは冷蔵庫の中の生首に向かって「破ぁ!!!」と叫ぶと
生首はおいしそうなケンタッキーフライドチキンに変わってしまった!!!
「おそらく遠まわしに何かの恨みがあったんだろう、気をつけるこったな」
Tさんははにかみながら「食べたくなるなるケンタッキー」とだけ残して帰っていった
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った

359本当に怖い話:2015/03/31(火) 15:26:29 ID:WxER6Thk
あるところに5人の大学生がいました。
彼らは1999年の大晦日にシンガポールに旅行に来てました。
そして運よく100階建の最上階つまり100階の部屋に泊まれることになりました。
大晦日の日彼らはシンガポールのそのホテルにチェツクインして、
荷物をおいて、街にあそびに行こうとし、ロビーを通った時にフロントの人に、
「今夜、2000年問題が起こるかもしれないので、
12時ちょうどに、ホテル内すべての電気を消します。
だからそれまでには帰ってきてくださいね。」

・・・・ しかし彼らは遊びに夢中になり
その約束をすっかり忘れて12時をすぎてしまいました。
フロントも真っ暗でエレベーターも止まっている。
寒すぎてこのままフロントで寝泊まることもできない。
仕方なく彼らは100階の部屋まで階段で100階の部屋まで行くことにした。
20階… 30階… 40階…とだんだんと足が棒になってきて、
50階でついにばててしまいました。
「オイ、このまま上がっていくと、本当に足が動かなくなる、
1階上がる毎に交代で怖い話しをして気を紛らわそう」と一人の人が言った。
そして1階上がるごとに怖い話しをして、なんとか上にあがっていった。
そしてついに99階にたどりつくことが出来ました。
すると最後の一人が
「いいか、俺が今から言う話しは… 本当に怖いからな、
絶対にビビルなよ」と他の4人に強く言った。
(どんな話しだろう…)と仲間達は息を飲んだ。
そして、彼はいった。
「一階に・・・ 鍵を忘れた・・・・・・」
すると一人がいきなり「破ぁ!」と男を殴りつけた!!!寺生まれで霊感の強いTさんだった!
「なにいってんのオマエ!マジそーゆーのありえねーから!!!」
寺生まれってスゴイ、改めて思った。

360天才的な化学の知識を持つすごい俺:2015/03/31(火) 15:27:44 ID:WxER6Thk
中学の頃、教師からの評価を良くしたかったのと、
ケミカルな雰囲気が格好いいと思い込んで理科室の手伝いを良くしていた。
(といってもゴム栓に穴をあけたり、ビーカーを掃除したりする程度)
でも当時の俺は、自分がだんだん子供ながら天才的な化学の知識を持つすごい奴だと勘違いし始め、
ある日友人を無理やり誘って理科室に忍び込んだ。
そこで適当な物質(っつっても多分ふっとう石とか)を指で触りながら
「へえ…○○先生もなかなか良い物を仕入れて来るんだな。」 とか言ってたり、
適当な薬品の入った瓶を傾けて
「ははっ。ちょっと調合の具合がおかしいかな。ま、授業用には十分か。」 とかほざいてた。
友人は当然ハァ?って感じ。
それでも俺はおかまいなしに「ふん。」とか「ははっ!」とかやってた。
そんで一番奥の戸棚を開けて急に表情を変え、「!!これは!○○先生!いったい…!なんて物を!何をしようとしてるんだ!」 って言ってみせた。
友人も驚いて「それそんなヤバイの?」って聞いてきた。
俺は「こんなの黒の教科書の挿絵でしかみたことないぜ…!それなら、もしかしてこっちの瓶は!?」
って別の瓶を手に取って嗅ごうとした。
そしたら、いきなり「伏せろっ!」の声とともに理科室の戸をガラガラッ!と開けてクラスメイトのTがが入ってきた。
俺達は咄嗟に床に伏した、すると、
「波ぁ!!!!」ってTが叫んだ瞬間、奴の掌が光ったかと思うと、俺の嗅ごうとしていた瓶から
人の形をした煙のようなものが「エンッ!!」って叫びながら吹き飛んでいった。
「○○先生から聞いた話だが、昔この学校の理科室で首を吊った生徒がいたんだそうだ。
妙な気配がしたんで来てみたが、まだ俺の腕も親父には及ばないな…」
と言ってTは教室に戻っていった。
関係ないがそれ以来なぜか俺のあだ名は毒物くんになった。

Tさんと中学時代の同級生だったと言う親戚のZさん(製薬会社勤務)から聞いた話だ。
やっぱ寺生まれってスゴイ、俺はTさんの武勇伝に胸躍らざるを得なかった。

361遭難者のテープレコーダー:2015/03/31(火) 15:30:35 ID:WxER6Thk
ある男がひとりで登山に出かけたまま行方不明になった。
捜索隊が結成され山狩りが行われたが見つかったのは男の物と思われる荷物だけだった
そのなかには、テープレコーダーがあった。
テープには大声で助けを求める、男の声が録音されていた。
男はどうやら何かけがをして、動けなくなったらしかった。
テープことはマスコミにも公表されたが、遺族も警察関係者も
公表をひかえていた部分があった。
そのテープには助けを求めるメッセージとは違うものも録音されていた。
何かに非常におびえた男の声だった。
どうやら夜に何かがおこっているようだった。
男は必死にテープにむかって口述している。

一日目
「夜になると人の声がする・・・
呼ぶ声がする・・・
こんな夜中に誰もいないところに・・・
だれもいないのに・・・」

二日目
「たすけて・・・
声がする。
夜になるとあいつがやってくる・・・
暗闇から呼んでいる・・・
昨日より近くなっている・・・
おそろしいよ・・・
おねがい、たすけて・・・
とてもこわい、とても・・・
だれかたすけて・・・」

三日目
「近くまで来ている・・・
たすけて・・・
人が・・・ヒッ・・・
・・こわい・・
近くまで来ている・・・
おねがい、たすけて・・・
おねがい、おねがい
よぶ・だれも・・・
ひ・あいつ・・ちか・・・・こわいよ・・たす
すぐそばまで・・たすけ・
こえが・・・
おねがい、・・た・・・・て」
こうしてテープはそこで切れている。

それ以後、男はテープに何も録音していない。
警察はこのテープをくわしく分析した。
テープはずっとその男の声だけで、他の怪しい物音は
入っていなかった。

しかし、三日目のテープが最後に切れるところで、
これまでとは違う音が録音されていた。
そのことに関して、分析家も理解不能だった。
それは、遭難した男の声とは違う、別の人間の声だった。
レコーダーのすぐそばで発せられている。

耳元でささやかれたかのように、はっきりと。
「破ァッ!! 」
ちょうど山に山菜を取りにきていたTさんの声だった。
そのすぐ後遭難した男性を背負いTさんは山から降りてきた
「低級霊が集まってきてたが山の神と直々に話をつけてきた。人間がよりつきさえしなけりゃもう襲ってはこないぜ。ま、お蔭でとった山菜は全部お供え物になっちまったがな」

土まみれになりながらもさわやかに笑うTさんを見て寺生まれってスゴイ、改めて思った。

362心霊スポットの女:2015/03/31(火) 15:33:48 ID:WxER6Thk
あれは確か、夏のある暑い日……。
ある有名な心霊スポットへ、深夜に車で行ってみたんです。
トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。
と、そこに目の前にふっと女の人の白い影が。
あ! と思って、慌ててブレーキを踏んで降りてみたところ、そこに人影はなく、目の前は崖。
ガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら落ちてしまっていたかもしれない。
「あの幽霊は助けてくれたんだ」
そう思って、そこで手を合わせて、お祈りして帰路についた。
トンネルを引き返す途中、ふとミラーを見ると、後部座席に先ほど目の前を横切った女の人の姿が……。
その女の人は、こう呟いた。
「死ねばよかったのに」
「いや、でもホント助かったよ。ありがと」
「ば……ばかっ、あんたなんか死んじゃえばよかったのよ!」
「お礼しないとな。また来週きてもいいかな」
「ダ、ダメっ! また落ちそうになったら危ないわぁ!!」
翌週、何か弁当用意して待っててくれました。
作りすぎただけで、決して僕のために用意したんじゃないそうです。
「破ぁ!!!」
とっさに後ろから聞こえた怒号と青い閃光によって彼女は美しい煙になって消えていった
後ろを振り返るとそこには寺生まれで霊感の強いTさんだった!
「やばかった・・・こいつはなんかイロイロヤバイ感じだったんだ、本当さ、いやぁ危ない危ない・・・」
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った

363リコーダー笛先事件:2015/03/31(火) 15:35:59 ID:WxER6Thk
オレの小学校の時のリコーダーは3つに分解できて、名前書くところが真ん中の筒にあった。
ある放課後、誰もいない教室にオレは侵入し、好きな子とオレのリコーダーの一番上の部分の
「笛 先 を 交 換 し た 」
名前が書いてある場所はそのままだし気付かないだろうと・・・
そしてその笛をペロペロ楽しんでいたオレであったが、交換してから初の音楽の授業に
悲劇は起こった。
好きな子「・・苦っ!??あれ・・・??この笛わたしのじゃない!!!」
静まりかえる音楽室
先生「どうしたの??」
好きな子「わたしのはここにも名前を書いていたのに・・・この笛にはないんです!!」
先生に笛を見せる。
ふとオレは笛先の部分の裏を見てみるとちっちゃくその子の名前が書いてあった
その子はクラスでもかなりモテてる子だった事もあり、まわりのDQNも騒ぎだした
「誰かがすりかえたんじゃね?ww」
「うわきもーい」
「こわーい」
ザワザワ・・・
先生「はい、じゃあ今からちょっとみんなの笛を見せて下さ
Tさん「破ぁい、先生意見があるぜ。先生が生徒を疑うようなことしていいのかよ。それに犯人を見つけた所でそいつが卒業までイジメられるだけだぜ」
その後、Tさんの一言で笛を調べるのは取りやめになりオレは事なきを得た。
寺生まれってスゴイ、改めて思った

364小屋の鍵穴から見えたのは…:2015/03/31(火) 15:38:02 ID:WxER6Thk
タクシーの運転手が、人気のない道である女性を乗せた。
彼女は夜にも関わらずサングラスをしていたため、
運転手は不思議に思いつつも気にしないふりをし車を走らせた。
しばらくして彼女は或る小屋の前で降ろしてくれと言い、何故?とは
思いつつもその場に女性を降ろした。
彼女はタクシーから降りるとその小屋の中に入り、扉を閉めた。
一体こんな山奥で何をする気なのだと、運転手は不思議に思い、
扉の鍵穴から小屋の内部を覗こうとした。
しかし、鍵穴から見えたのは、ただ一面の赤色だった。
最初は詰まってるのかとも思った運転手だが、何か気味が悪くなり
そそくさと小屋の前から立ち去った。
帰る途中、運転手は一軒のラーメン屋を見つけ、丁度腹も減っていた
運転手はその店に入り、一杯のラーメンを注文した。
ラーメンが出来るまでの間、ふっと先ほどの女性の事を思い出し運転手は、店長に尋ねた。
「そうですか…お客さんも見たんですか…。」
運転手は驚いた。
その瞬間、いきなり扉がガラガラと開いた。俺&店長「!!!!!!!!!!!!!!!!」
Tさん「塩ラーメン頼む」

365くねくね's feat.Tさん:2015/03/31(火) 15:41:10 ID:WxER6Thk
子供の頃、お盆で山形にある父の実家に帰省した時の話。
夏休みの宿題の自由研究でトンボの観察にするために
昼過ぎに田んぼのあぜ道にビデオカメラをセットした。
そのまま、川に泳ぎに行った帰り道だった。
生暖かい風が吹いてきた。折角さっぱりしたのになんだよ!と思って空を見上げると
入道雲がもくもくと空に広がっていく。一雨くるな、と急いでカメラを回収にその場所にむかった。

雲の影が田んぼを走っていく。カメラが見えてきた。そのとき、カメラの向こうに何か見えた。
遠くからでよく分からなかったが、全身白づくめの人たちがうねうねと動いているようだった。
段々遠ざかっていく。その先には田んぼしかない。
奇妙に感じたが、雨も降りそうだしカメラの回収が先だ。

カメラを持って家に付くとすぐに夕立が振り出した。
濡れずに済んだと安心して居間に入ったとき祖父が帰ってきた。
濡れた頭をタオルで拭きながら居間に来た祖父にさっきみたものを訊いてみた。
祖父は途端に険しい顔をして「にしゃ(お前の意味)、あれ見だんか?目ぇ合わせぢまっだんか?」
そのとき雷が丁度近くに大きな音を立てて落ちた。
祖父のあまりの剣幕と雷に驚いて、訳も分からず俺は泣き出してしまっていた。
「遠くだったから良く分からなかったよ…」泣きながら言う俺の頭を撫でながら言った。
「あれは見ぃだらいがん。見んでえがった。」祖父は涙ぐんでるようだった。
落雷で停電してしまったのでビデオを見るのは忘れていた。

翌日、朝食のあとビデオのことを思い出し、観ることにした。
予想より多くのトンボが映っていた。
風で田んぼの稲の葉が擦れる音と遠くからセミの鳴き声が聞こえるくらい。
たまに鳥の鳴き声もする。のどかなものだった。
しかし、しばらくすると突然音が止んだ。そして何かを引きずるような音が聞こえてきた。
画面は雲の影が田んぼに映りこむくらいで殆ど変化が無かった。
音は次第に大きくなっていく。ざわざわというかぼそぼそというか人が話すような音も聞こえてきた。
そして、いきなり画面にそいつらは現れた。

突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したくねくね'sを映し出す
「KA-KA-SHIは」「どこだ!」ステージにくねくね'sの声が響く
詰め掛けたオーディエンスはくねくね'sの久々のステージに期待で爆発しそうだ
今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ
キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツをきたくねくねがターンテーブルをいじりながら目で合図する
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ
「 ここでTOUJO! おれらMOURYO! いつもMUHYOUJO! くねくねSANJYO! 
 カカシBANZAI! 鳥はSANKAI! あぜ道俺ら歩くZENKAI!
 (ドゥ〜ン ドゥンドゥンドゥ〜ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)
 作地減少! 農費上昇! 過疎で閑散! 飯だ母さん!
 冷たい世間を生き抜き! 冷たい麦茶で息抜き!
どこだKA-KA-SHI農業MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI!
 SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」
くねくねのプレイは好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ
そこにゲストが現れた!寺生まれで霊感の強いTさんだ!
「HIPHOPに国境も人種も種族の壁もないぜ!破ァ!破ァ!破ァ!」
片っ端からくねくねを吹き飛ばすパフォーマンスを披露するTさん。
本物のHIPHOP、それがここにあるのだ。寺生まれって本当に凄い、俺はそう思った。

366少女の呪いのルール:2015/03/31(火) 15:44:03 ID:WxER6Thk
これは、私が小学生の頃の話です。
学校からの帰り道、真っ黒な髪を腰までのばした女の子が、公衆電話の前に立っていました。
その子が振り向いて話かけて来た時に、その目が白く濁っていた事から、私は彼女が盲目である事を知ったのです。
その子は透き通った声で言いました

「美加ちゃん、お葬式の

最中に悪いんだけど、私の代わりに電話をかけてくれる?」
わたしは(何か誤解されてるな)と思い乍らも、そこは突っ込まずに、それよりも彼女が何故まよう事なく私の名前を言い当てたのか、知りたいと思いました。

「どこかで、会ったかしら?」
すると彼女はクスクスと可笑しそうに笑い、本を読むように饒舌に語り始めたのです。

「クラスが違うから、知らなくても無理はないけど、アナタの同級生よ。貴方は一組で私は六組。廊下の端と端ですものね。でも私は、ずっと前からアナタを知っていた…。目の悪い人間ほど、声には敏感なものよ。アナタはとても綺麗な声で、クラスの人望も厚くて、よく皆の話題になってた・・・。だってアナタは優等生の見本のような人ですものね。きっと私の頼みを聞いてくれると思ったの。
エゴイスティックな他の人たちとは大違い……」

なにかが狂ってるような気がしました。
それでも私は、その少女のいう通りに、ダイヤルを回し(当時はまだダイヤル式の公衆電話でした)、少女のいう通りに、受話器を渡したのです。

女の子は、電話の向こうの誰かと声を潜めて話しては、時々こちらを見て、にっこりと笑いました。その電話が終り、少女が去った直後でした。
私が、途方も無くおそろしいものに取り憑かれていた事に気付いたのは。

理由を詳しく説明する事はできません。
私のつまらない文章の意味を理解した者だけが、とりかれる。
それが、この少女の呪いの「破ぁ!!」ールなのですから。

367☆≡⊂(・∀・´)ハァァァッ!!:2015/03/31(火) 17:31:09 ID:z7aC.sG.
いっきに増えた(゚ω゚;
WxER6Thkさん乙!

368( ☆∀☆)テラウマレッテスゴイ!!:2015/03/31(火) 18:19:05 ID:.DSev9m.
>>358
ケンタッキー食べたくなった(笑)

369みんな人形って洗ってる?:2015/03/31(火) 19:10:48 ID:qkRtuPbg
35:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 10:38:56 ID:oPg8yp03
みんな人形って洗ってやったりしてるの?
最近臭いが気になるんだが

36:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 10:59:33 ID:7BmddTpa
>>35
ソフビやガレキは洗わんだろw ラブドなら一緒に風呂入るけどw

37:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 11:03:06 ID:oPg8yp03
しかも髪ブラッシングしてやったらゴッソリ抜けた…もう駄目かもわからんね

41もしもし私、名無しさん::2007/08/14(火) 13:48:56 ID:oPg8yp03
目玉が落ちた…大きくて可愛い目だったのに…
でも、もっとコロンって感じかと思ったけど、腐った柿が枝から落ちる様だった

42:もしもし私、名無しさん :2007/08/14(火) 14:29:32 ID:7BmddTpa
>>41 本当に人形なんだろなあ?

48:もしもし私、名無しさん :2007/08/14(火) 14:56:01 ID:oPg8yp03
うるせえ!ああああ臭いとれねえ!!!ちくしょう!ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょう

49:もしもし私、Tさん :2007/08/14(火) 14:59:01 ID:f788yoa3
俺寺生まれだからそういうのテラわかるwwwwってかwwwwやかましいわwwwww

370床下の収納スペースに死んだお母さんが:2015/03/31(火) 19:23:41 ID:qkRtuPbg
学校から帰って台所で麦茶を飲んでいると
床下の収納スペースに死んだお母さんが押し込められているのに気がついた

隣の部屋からお父さんが出てきた
「由美?、お母さんは他に好きな人がいたんだ、お前のことも捨てて
出て行こうとしていたんだ、だからけんかになってさっき殺してしまった」
と泣き出した

私はお父さんを警察に突き出すつもりはない
このまま二人で暮らしていこうと思った

着替えのため自分の部屋に行くとメモ帳の切れ端が落ちていた
「由美、?逃げて お父さんは 狂っている」

あなたなら、お父さんと、お母さん、どちらを信じますか

『俺だ』
その声と共に私は正しい答えを理解した。
どちらも信じてはいけない!Tさんに助けを求めるんだ!
私はTさんのもとへ走った。
後ろからはいつのまにか両親が追ってきていた。
もう駄目だ、そう思った瞬間「破ぁ!!」青白い燐光で両親をTさんは吹き飛ばした
「危ないところだったな…大丈夫かい由美ちゃん?」
私はそのままTさんに抱きついた
でも何で私が危ないとわかったのだろう?
Tさんにそう聞くと顔を赤らめて答えた
「ちょっとカワイイと思って幽体離脱してのぞいてたんだよ。怒らないでくれよ…」
言い訳しているTさんは可愛い改めてそう思って許すことにした。

371猛吹雪の山小屋:2015/03/31(火) 19:25:29 ID:qkRtuPbg
ある雪山で猛吹雪の中、4人が遭難した。
このままでは確実に死ぬ・・・そう皆が考えていた先、山小屋が見付かる。
息も絶え絶えに小屋になだれ込む4人。
しかし、その山小屋には暖房施設がなく、あるのは非常用の食糧のみ。
寝れば確実に凍え死ぬ。ひとまず朝になれば・・・
そこでリーダーがゲームを提案する。
「4人全員が小屋の四隅に座り、5分毎に東回りに歩いて、人を起こして回ろう。
起こされた人は起こした人と交替して次の角に向かう」

翌朝、救助隊が山小屋を発見。疲弊した4人に笑顔が浮かぶ。
救助隊「よく全員ご無事で」
リーダー「いや、駄目かと思いましたが〜〜〜のようなゲームをしまして…」
少し間を置いて救助隊が答える

救助隊「そのゲーム、できっこないですよ」

「ふ破ぁーあ」大きなアクビをしながら寺生まれのTさんが小屋の外から戻ってきた。
「よ、昨日はどうもな」
どうやら小屋にいたもう一人は寺生まれのTさんだったらしい
「なんだよ、気づいてなかったのかよ……」
ろくに挨拶もせず溶け込めるTさんは凄い。改めてそう思った。

372お別れ会:2015/03/31(火) 19:29:19 ID:qkRtuPbg
小学生のとき、少し足し算、引き算の計算や、会話のテンポが少し遅いT君という子がいた。
でも、幽霊と話すことができ、そのおかげか除霊が上手な子だった。
彼は、よく友達の幽霊を説得して追い払っていた。
幽霊と話せるT君の姿には、子供心に驚嘆した。
担任のN先生は算数の時間、解けないと分かっているのに答えをその子に聞く。
冷や汗をかきながら、指を使って、ええと・ええと・と答えを出そうとする姿を周りの子供は笑う。
N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。

僕はN先生が大嫌いだった。

クラスもいつしか代わり、私たちが小学6年生になる前、N先生は違う学校へ転任することになったので、全校集会で先生のお別れ会をやることになった。
生徒代表でお別れの言葉を言う人が必要になった。
先生に一番世話をやかせたのだから、T君が言え、と言い出したお馬鹿さんがいた。
お別れ会で一人立たされて、どもる姿を期待したのだ。
僕は、T君の言葉を忘れない。

「ぼくを、普通の子と一緒に勉強させてくれて、ありがとうございました」
T君の感謝の言葉は10分以上にも及ぶ。

大人は誰も信じてくれない除霊を信じてくれたこと。
放課後つきっきりでそろばんを勉強させてくれたこと。
その間、おしゃべりをする子供はいませんでした。
N先生がぶるぶる震えながら、嗚咽をくいしばる声が、体育館に響きました。

と、その次の瞬間
「お父さんに除霊師は普通の人に正体を記憶に焼きつけてはいけない。」
「そう言われているんです。…寂しいけど 除霊師の規則なんだ。皆とはこれでお別れです。」
泣きそうな声で そう言うとT君は呪文の詠唱を初めました。
その長い詠唱が終わった後、T君はいつものように「破ァ!!」と叫ぶと僕の目の前が真っ白になりました。


ようやく、目が慣れて来た頃、そこにはT君の姿は無く、お別れ会は何事も無かったかのように進められていました。
僕は隣に座ってた子に「T君どこに行ったの?」と訪ねると、
その子は「え?T君?誰のこと?」と まるで最初からT君はいなかったかのように返されました。
僕は今でもT君の姿が脳裏に焼き付いて離れません。
あれは夢でも妄想でも無かった。確かにあの時、あの場所にT君は実在したんだ。
彼は今でも、どこかできっと苦しんでいる人の除霊に協力している。僕はそう思ってます。

寺生まれはスゴイ、僕が最初で最後にそう思った出来事でした。

373インド料理店のカレーライス:2015/03/31(火) 21:29:36 ID:8QxNsk16
本格的っぽいインド料理店に入った。
チキンと豆のカレーライスなどを注文する。
しばらくするとウェイターが料理を持ってきた。が、スプーンは無かった。
「はは〜ん、ここは本格的な店だから手で食べるんだな」と納得し
「アチぃアチぃ」言いながら手で食べ始めた。
ほとんど食べた頃・・・・・

ウェイターが寄ってきて 申し訳なさそうにスプーンを差し出した。
「破ぁ!!」寺うまれのTさんはそれに気づかない振りをして素手で食べ続けた
やっぱり寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。

374人類最強の男:2015/03/31(火) 21:30:45 ID:8QxNsk16
俺は人類最強の男というコピーに引かれ
人類最強になるためにはどうすればよいのか考えた
人類最強なのだからどんなこともできる
手始めに全裸で姉の部屋にアンゲロ、アンゲロとつぶやきながら飛び込む
タンスをこじ開けブラジャーを腰に巻きパンティーを頭にかぶる
姉が呆然としながら見てくるが人類最強なので気にしない
姉のベッドに潜りこみ「幸せだから!幸せだから!」と絶叫
姉は無言で部屋から立ち去る
だがまだ最強には不十分
次は妹の部屋にムッシュムッシュと叫びながら飛び込む
妹は着がえをしている最中だったが人類最強なので無視
半裸で逆立ちをしながら
「俺に充電しろ!!俺に充電しろ!!」と絶叫
妹は大泣きで退散
確実に人類最強に近づく
開脚後転でトイレに飛び込み便座を外し首に掛ける
ゾンビの真似をしながら母の部屋に突撃
タンスを開けると一枚の写真発見
死んだ親父が俺を抱いている写真発見
俺は泣いた
「破ァッー!」寺生まれのTさんの声が聞こえ俺はようやく正気に戻った
「こんなことしなくても地上最強は目指せる。まずは筋トレからだな」Tさんはさわやかに笑いながら帰って行った。
寺生まれは凄い、改めてそう思い、俺は全裸になるところからやり直した。

375モテカワスリムで霊感体質の呪われガール♪:2015/03/31(火) 21:32:10 ID:8QxNsk16
───アタシの名前はアイ。心に傷を負った呪縛霊。モテカワスリムで霊感体質の呪われガール♪

アタシがつるんでる友達は憑依をやってるミキ、墓場にナイショで
廃墟病院で働いてるユウカ。訳あって悪霊グループの一員になってるアキナ。
友達がいてもやっぱり墓場はタイクツ。今日もミキとちょっとしたことで口喧嘩になった。

女のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で繁華街を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!

「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい陰陽師を軽くあしらう。
「そなたは何ものじゃ、少し理由を延べてみろ?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
陰陽師の男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。

「すいません・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」

・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男はTだった。連れていかれて除霊された。「キャーやめて!」オキョウをきめた。
「破ァ!破ァ!」アタシは死んだ。スイーツ(笑)

376お年寄りの一人暮らし:2015/03/31(火) 21:34:01 ID:8QxNsk16
オレの友達(アパート暮らし)隣がお年寄りの一人暮らしだったらしいんだ
なんか遊びに行く度によく娘さんらしき人が隣に出入りしてるの見かけるから
様子でも見に来てるんだな位に思ってたんだ
そんなある日そこに住んでる友達が突然バイトをもう一つ掛け持ちでやるって言いだした
なんで?と尋ねたら少しでも早く引っ越したいとのこと
なんか明らかに様子がおかしいので事情を聞いてみると
ある日友達が出掛けようと玄関出たら、隣の部屋の娘さんがドア開けたまま立ち尽くしてる
なんだ?と思いながらその前を素通りしたんだと
そうしたら後ろから
『すいません、ちょっと待ってください』 と呼び止められた
なんか気味悪いけど呼ばれたから振り返る
『はい?なんですか?』
娘は友達を招き入れるようにして
『これ、見てください…』
友達は言われるまま娘が指差す部屋の中覗いたんだと。

そしたら…
カーテンが閉めきられた薄暗い部屋の中でテレビは砂嵐のまま、なにか棒状のものが見える
よく眼を凝らしてみると、おじいさんが逆さまで足を上に真っすぐ突き立ててベットから落ちている
『死んでるんです…』
突然後ろから娘さんが言い放った

「破ァーーーーッ!!!」
そんなとき通りかかりのTさんが青白い光弾を放った

今では事後処理も無事に完了し、おじいさんもあの世で元気ピンピンですwwwwwwwww

寺生まれってスゴイ、改めてそう思った

377母のお守り:2015/03/31(火) 21:35:34 ID:8QxNsk16
或るところに貧しい母子家庭だが仲良く助け合って生活していた母と娘がいた。
母親は娘を育て、大学を卒業するまで一所懸命に働き、
娘は家事の手伝いをしながら受験の勉強をしていた。
そして大学受験の時、母親は手作りのお守りを娘にプレゼントをした。

母「頑張ってね。これはお母さんからのお守り」
娘「ありがとう。大事に持っていくね」
母「気をつけて。お守りって中身を空けると効果がなくなるから空けちゃだめよ」

娘は母親を心から感謝した。そして大学にも合格し、その後も勉強を怠ける事なく大学生活を終え、就職。
やっと社会人になり、初任給で母親へ旅行をプレゼントした。
ところがその旅行の途中で母親は、不慮の事故で突然この世を去ってしまった。

いきなり一人ぼっちになってしまい、悲しみに暮れた娘。
その時、受験の時にもらったお守りを思い出し、娘は母親の「空けるな」という言いつけも忘れ、急いでお守りを開けてみた。
中には紙切れが。そしてその内容は…



「破ぁ!」いつの間にかその娘の背後に立っていた寺生まれのTさんが叫ぶと同時に、
娘の掌の中のお守りは青白く輝き、そして空気に溶け込むように消滅した。

「・・・すまん。あんたがお母さんにもらったお守りは、俺が手違いで消してしまった」
「手違い?」
「俺のミスだ。もう中身を確認できないが、お母さんは間違いなくあんたを愛していた。それだけは信じてくれ」
そう言ってはにかむように笑うと、Tさんはそそくさと部屋を出て行った。
寺生まれってスゲぇ。俺はそう思った。

378メリーさん:2015/03/31(火) 21:37:07 ID:8QxNsk16
【7:46】メリーさんからの着信で起床。「家の前にいる」等とほざいてやがる。
「破ぁ!!」下等霊が。
【8:02】朝食で使った油の容器にゴキブリが入ってた。気にせず捨てた。今まで気がつかなかった事に腹が立つ。
【8:36】出勤。ダルい。家を出るときに電話が鳴る。
「破ぁー!」電話が粉微塵だ
【9:07】車で走っていると、後ろからババアがダッシュで追いかけてくる。「破ぁ!!」全開で青白い光弾を発射。あくびがでる。
【9:30】デスクに向かっている。下を見ると白い手がオレの足をつかんでいる。ふりほどき「破ぁ!!」をいれる。消え去った。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、女が落ちてきた。
なんだ、生身の人間か。スルーだ。
【12:24】交差点を歩いてて、すれ違う時に男が「よくわかっ「破ぁ!!」コレだから下等霊は。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「わたしメリーさ…「破ぁ!!」ブチッ…ツーツーツー」
【16:12】檀家回りをしているとマスクをした女が声をかけてきた。「わたしきれい?」右ストレートを入れる瞬間青白い光弾を発射。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしリカちゃん。呪われているの」最近の人形はよくできてるな
【20:32】車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけの女がついてきている。急ブレーキをかけてバンパーにぶつける。「破ぁ!!」とどめの一撃だ。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「破ぁ!!」普通の人形だった。
【21:25】帰宅、着信記録を見ようとしたが、電話が粉微塵だ。
【21:42】ベッドの下に男がいたので「破ぁ!!」って追い出した。大の男が泣くな。
【22:10】メリーさんからの電話に出る。「わたしメリーさん、今あなたの後ろにいるの」後ろは仏像だ。
【23:34】着信がしつこく鳴り響く。携帯の電源を切った。
【0:12】就寝。今日一日でかなり疲れた。
【2:40】急に目が覚める。金縛りのようだ。髪の長い女が天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめている。だが「破ぁ!!」には勝てない。
【3:20】猿夢だ。まず乗らない。

こんな毎日さ、となんでもなく話すTさんを見て
寺生まれってやっぱすげぇと俺は思った。

379ハンドクリーム:2015/03/31(火) 21:38:15 ID:8QxNsk16
俺んち母子家庭で貧乏だったから、ファミコン買えなかったよ。。。
すっげーうらやましかったな、持ってる奴が。俺が小6のときにクラスの給食費が無くなった時なんて、
「ファミコン持ってない奴が怪しい」なんて、真っ先に疑われたっけ。
貧乏の家になんか生まれてこなきゃよかった!って悪態ついたときの
母の悲しそうな目、今でも忘れないなぁ、、。
どーしても欲しくって、中学の時に新聞配達して金貯めた。
これでようやく遊べると思ったんだけど、ニチイのゲーム売り場の
前まで来て買うのやめた。そのかわりに小3の妹にアシックスの
ジャージを買ってやった。いままで俺のお下がりを折って着ていたから。
母にはハンドクリーム買ってやった。いっつも手が荒れてたから。
去年俺は結婚したんだけど、
結婚式前日に母に大事そうに錆びた ハンドクリームの缶を見せられた。
泣いたね、、。
初めて言ったよ「破ァー!!」って。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板