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世界民衆詩人のスレ

1うらら:2015/02/27(金) 16:02:48 ID:vmbGkSLs
2007年10月、国際的詩人団体である世界詩歌協会から「世界民衆詩人」の称号が贈られた
DAISAKU IKEDA 著 詩集「平和の旗」収録の長編詩をあげさせていただきます。

少しずつになりますが、池田先生を師匠と仰ぐ創価のみなさま、そして内外問わず、
民衆の平和を求めるみなさまに、ご紹介させていただきます。

113うらら:2015/04/06(月) 22:02:03 ID:pvM4Odqk

永遠に
終わりもなき
形成と消滅
そして
誕生と死去
さらに
一日一日の
出発と帰還 (きかん) の
繰り返しだ。

114うらら:2015/04/06(月) 22:03:45 ID:pvM4Odqk

ゆえに
絶望は敗北である。
自分自身を理解し
その目的を知る者は
真剣な戦いを挑むべきだ。
絶望は
正義と理性の敗北である。

115うらら:2015/04/06(月) 22:05:17 ID:pvM4Odqk

「世界の味は
にがく苦しいかもしれない。
いな 人生は
苦悩であるかもしれない」
と言った哲人がいる。

116うらら:2015/04/06(月) 22:06:55 ID:pvM4Odqk

しかし
君の魂は
僕の魂を照らしてくれる。
良かろうと
悪かろうと
君の燃え上がる正義の力は
荒れ狂う怒涛も
乗り越えゆく。

117うらら:2015/04/07(火) 20:27:33 ID:pvM4Odqk

勝利と栄光の旗高く
勇敢に荒波を
乗り切っていく姿は
なんと崇高なことか。

118うらら:2015/04/07(火) 20:29:34 ID:pvM4Odqk

山も林も
また湖も大海も
そして春の光も寒風も
さらには嵐も太陽も
運命とともに
輝き生きゆく君をば
惜しみなく
見つめ讃えている。

119うらら:2015/04/07(火) 20:31:26 ID:pvM4Odqk

世界の中にあって
君の魂ほど
美しきものはない。
力の限り
生き抜き 勝ち抜き
進みゆく
正義の君をば
天も地も
こぞって祝福する。

120うらら:2015/04/08(水) 21:57:52 ID:pvM4Odqk

正義の王冠の君を
嫉妬のために狂い
苦しめた者たちは
もの欲しげに
魔神の暗い使いが来るような
憂鬱な敗残者だ。

121うらら:2015/04/08(水) 22:00:19 ID:pvM4Odqk

フランスの女性思想家
シモーヌ・ヴェイユは
喝破(かっぱ) した。
「ひとは
中傷を信じることによって
罪をおかす」と。

122うらら:2015/04/08(水) 22:02:20 ID:pvM4Odqk

我は青春だ!
青春には
無限の力がある。
生の喜びと快活が
爆発する力を
持っている。

123うらら:2015/04/08(水) 22:10:15 ID:pvM4Odqk

鈍才 (どんさい) が嘲笑 (ちょうしょう) しようが
天才の使命を持つ
わが青春には
晴れ晴れとした栄光が
胸の中に君臨 (くんりん) する。

124うらら:2015/04/09(木) 19:27:18 ID:pvM4Odqk

嘲笑する者はするがよい。
煽動 ( せんどう) する者はするがよい。
嫉妬する者はするがよい。
常軌を逸 (いっ) した彼らは
ただしき人間の真髄の使命を
知らないのだ。

125うらら:2015/04/09(木) 19:29:54 ID:pvM4Odqk

蓮祖大聖人は宣言された。
「愚人にほめられたるは
第一のはぢなり」

牧口先生も叫ばれた。
「愚人に憎まれたるは
第一の光栄なり」

126うらら:2015/04/09(木) 19:32:02 ID:pvM4Odqk

戸田先生も言われた。
「愚人にほむらるるは
智者の恥辱 (ちじょく) なり。
大聖にほむらるるは
一生の名誉なり」

127うらら:2015/04/10(金) 20:43:32 ID:pvM4Odqk

憎む者は憎むがよい。
価値ある
精神の勇者には
卑劣な嫉妬の中傷など
根こそぎ
折られていくだろう。

128うらら:2015/04/10(金) 20:45:59 ID:pvM4Odqk

彼らは
陰湿な策略 (さくりゃく) と犯行を
繰り返しながら
遂 (つい) には
身も心も
卑しく食い尽くされて
破滅していくのだ。
これが
因果の理法なのである。

130うらら:2015/04/11(土) 23:37:20 ID:pvM4Odqk

ロシアの大哲学者
ベリンスキーは断言している。
「真実への無理解や誤解が、
真実そのものを
消し去ることはできない」

131うらら:2015/04/11(土) 23:38:58 ID:pvM4Odqk

夕日の前に
山々を眺め
我は
多くの恩ありし人びとに
必ずや
喜びの涙をもって
応えたい。

132うらら:2015/04/11(土) 23:41:06 ID:pvM4Odqk

わが勇敢なる
正義の戦いに
去りゆく者は去るがよい。
裏切る者は
勝手に裏切るがよい。
常勝の剣を持つ
我には
決して敗れる日はないのだ。

133うらら:2015/04/11(土) 23:42:47 ID:pvM4Odqk

かのエマソンは謳った。
「言語は力である」
「諸君は善良なもの
高尚なものの
全てを伝え、
運ぶ人となるべきである」

134うらら:2015/04/12(日) 21:56:41 ID:pvM4Odqk

我は
自在の勝利の
自由の翼を持っている。
荒れ狂う卑劣な嵐など
畏れない。

135うらら:2015/04/12(日) 21:58:59 ID:pvM4Odqk

高き高き山よりも
清き清き水よりも
光り仰ぐが如く
わが師を思う魂は
燃ゆる思いがある。

136うらら:2015/04/13(月) 21:59:57 ID:pvM4Odqk

空 (むな) しき一生を
我は断じて送らない。
正義のために
師のために
勝ちまくりて
断じて生き抜くのだ。

137うらら:2015/04/14(火) 22:35:22 ID:pvM4Odqk

深き嘆 (なげ) きがあっても
涙の谷間が続いても
脆 (もろ) く砕 (くだ) ける同志がいても
私は
地の果てより
天の果てまで
暗き苦難の宿命の道を
光り輝く栄光の道に
変えていくのだ。

138うらら:2015/04/15(水) 21:42:31 ID:pvM4Odqk

暗雲 (あんうん) の如 (ごと) き
苦悶 (くもん) や絶望の顔になるな!
暗い そして
悩み苦しみゆく運命の
人間になるな!

139うらら:2015/04/15(水) 21:44:34 ID:pvM4Odqk

落雷に怯 (おび) え
雪崩 (なだれ) に
わが道を塞 (ふさ) がれゆく
歓喜と感激のなき
人生を送るな!

140うらら:2015/04/15(水) 21:46:55 ID:pvM4Odqk

幸福な目の光は尊い。
勝利の目は優美である。
君よ
人間として最上の人たれ!

141うらら:2015/04/16(木) 21:58:40 ID:pvM4Odqk

それは
勇気だ。
努力だ。
勝利だ。

142うらら:2015/04/16(木) 22:00:14 ID:pvM4Odqk

そして叫びゆけ!
負けるな!
負けてはいけない。
勝つのだ。
断じて勝つのだ!

143うらら:2015/04/16(木) 22:02:06 ID:pvM4Odqk

我らは
青春の舞台!
幸福なれ!
勝利あれ!

二〇〇三年五月三日を記念して

144うらら:2015/04/17(金) 23:52:25 ID:pvM4Odqk

ここまで、詩集「平和の旗」に収録されている長編詩を揚げさせていただいてきましたが、
今日から、しばらく朝日出版社 対訳 「君が世界を変えていく」より
一部抜粋を掲載させていただきます。
読まれたことのない方には是非、書店にて手にとって読んでいただきたい、
池田先生の平和哲学の根幹を知り、学ぶことのできる、
誰にでも読みやすい重要な一書です。
私は初めて拝見した時、
池田先生の平和に対する鋭い想いに触れ
息つく事を忘れそうなくらい、一気に読み上げました。
肩ページに日本語で、そして肩ページに英語、という構成されています。
ぜひ、外国のご友人にもお勧めください。
この一書が世界に広まるだけでも、世界は今よりずっと平和に近づくのではないだろうか。
そんな風に思えてなりません。

145うらら:2015/04/17(金) 23:58:20 ID:pvM4Odqk

勇気!『 非暴力の勇気』を!!

「二十一世紀は 《 暴力 》と 《 非暴力 》の戦い

146うらら:2015/04/18(土) 00:11:46 ID:pvM4Odqk

私は、死の二月前 (ふたつきまえ) のトルストイが、ガンジーへの手紙に書いた、感動のエピソードを思い出す(一九一〇九月七日付)。
モスクワのある女学校で、宗教の試験があった。
主教がやってきて、十誡 (じっかい)について、なかんずく〈汝 (なんじ) 、殺すなかれ〉 について質問した。
「殺すことは、どんな場合でも、神の掟 (おきて) によって禁じられていますか?」
女の子たちは、教師に教えられていた通りに答えた。
「いいえ。『どんな場合でも』ではありません。戦争や死刑では『殺してもいい』のです」
「うん、よろしい!正解!」

147うらら:2015/04/18(土) 00:14:21 ID:pvM4Odqk

ところが、一人の少女は、同じ質問をされて、答えた。
興奮で顔を赤らめながら、はっきりと。
「どんな場合にも、だめです!」

148うらら:2015/04/18(土) 00:18:20 ID:pvM4Odqk

あわてた主教が、どんな詭弁 (きべん) を弄 (ろう) しても、少女は負けなかった。
「いいえ。殺すことは、『どんな場合にも』禁じられています。ちゃんと旧約聖書にかいてあります。
その上、イエス様は、殺すことを禁じられただけでなく、隣人に悪いことをしてもならないと教えられました」

149うらら:2015/04/18(土) 23:36:46 ID:aOBcISdQ

少女の正論の前には、主教の威厳も、弁説 (べんぜつ) も、みすぼらしく、何の役にも立たなかった。
主教は、ついに沈黙するしかなかった。

トルストイは誇らしげに書いた。
「女の子が、勝ったのです」

150うらら:2015/04/19(日) 20:42:18 ID:pvM4Odqk

戦争のためなら、
人を殺してもいいのだーー
「いいえ!」
と言った少女の声を今、拡声器にかけよう。
全世界の電波に乗せよう。

151うらら:2015/04/19(日) 20:43:50 ID:pvM4Odqk

「いいえ!殺してはいけません!」

152うらら:2015/04/20(月) 21:15:17 ID:pvM4Odqk

「戦争の世紀」であった二十世紀。
何億人もの生命の犠牲が出た。
人類は、その悲劇から “ 何を学んだのか ” 。

153うらら:2015/04/20(月) 21:18:08 ID:pvM4Odqk

この新世紀こそ、二十一世紀こそ、何があろうと〈 殺すなかれ 〉( 不殺生 ) という大原則を、
人類の 「 根本の正義 」にしなければならない。

154うらら:2015/04/21(火) 21:11:12 ID:pvM4Odqk

「自分の主義主張を訴える手段に、暴力を採用してはならない」
ろいう共通思潮を世界に広げ、根づかせていかなければ、
人類は “ 二十世紀の教訓を、まったく学んでいない ” ことになろう。

155うらら:2015/04/21(火) 21:13:27 ID:pvM4Odqk

二十一世紀の真の戦いは、文明と文明の戦いでもなければ、
いわんや宗教と宗教との戦いでもない。

156うらら:2015/04/21(火) 21:15:05 ID:pvM4Odqk

「暴力」に対する「非暴力」の戦いである。
それこそが「野蛮」に対する「文明」の戦いである。

157うらら:2015/04/22(水) 22:06:56 ID:pvM4Odqk

もう殺戮 (さつりく) はたくさんだ!

「少しくらい」と言うな

158うらら:2015/04/22(水) 22:08:40 ID:pvM4Odqk

どんな指導者も、すべて民衆のためにと口にする。
どんな戦争も、すべて平和のためにと看板を掲げる。

159うらら:2015/04/23(木) 20:12:36 ID:pvM4Odqk

しかし、戦争は必ず民衆の犠牲を出す。
「それが戦争というものだ」
「少々の犠牲は、やむをえないのだ」。
もしも、そういう思想がわずかでもあるとしたら!

160うらら:2015/04/23(木) 20:14:20 ID:pvM4Odqk

この思想の中に、身ぶるいすべき生命軽視がある。
この思想の中に、いつまでたっても戦争を終わらせられない人類の錯誤 (さくご) がある。

161うらら:2015/04/23(木) 20:15:05 ID:pvM4Odqk

この思想の中に、「世界大戦の種」が詰まっている。

162うらら:2015/04/24(金) 22:33:02 ID:pvM4Odqk

ゲリラ等に殺されたにせよ、軍に殺されたりせよ、
「殺される側」に立てば、その違いが何だと言うのか。
どちらも同じ大悲劇ではないか!

163うらら:2015/04/24(金) 22:36:38 ID:pvM4Odqk

ゆえに我ら民衆は、こう叫ばざるをえないのだ。
もう殺戮 (さつりく) は、たくさんだ!
暴力で暴力は解決しない!

164うらら:2015/04/24(金) 22:37:08 ID:pvM4Odqk

命を守るという口実で、命を殺すことは、
「殺の連鎖」を広げるだけだ。

165うらら:2015/04/25(土) 20:19:07 ID:pvM4Odqk

平和の実りが欲しければ、平和の種を植えるしかない!
一人の生命は、宇宙の財宝を集めたよりも尊いのだ!

166うらら:2015/04/26(日) 21:52:06 ID:pvM4Odqk

だから「市民が二名死亡」などと簡単に言うな。
「ホセが死んだ」「マリアが死んだ」と泣け。

167うらら:2015/04/26(日) 21:56:01 ID:pvM4Odqk

「一家五人が死亡」などと書くな。
母と子と父の名を語れ。
その暮らしを語れ。
一家の飢えとの戦いを、
その貧しき食卓を、
ささやかな希望を、
言葉にならない思いを飲み込んで、
肩を寄せ合って生きてきた日々を、
時には笑顔で、
井戸の水を一緒にくんだ朝を語れ。

168うらら:2015/04/26(日) 21:57:28 ID:pvM4Odqk

それらがすべて、むごいやり方で、こなごなにされた事実を、世界の人に知らしめよ。

169うらら:2015/04/27(月) 23:56:17 ID:pvM4Odqk

対訳「君が世界を変えていく」池田大作 朝日出版社 より ほんの一部ですが紹介させていただきました。

170うらら:2015/04/28(火) 19:37:24 ID:pvM4Odqk

次は何をご紹介していこうか、さんざん悩みましたが、
再び脱線させていただき、池田先生の随筆「旭日の光」より 一編、書き込ませていただきます。

171うらら:2015/04/28(火) 20:55:03 ID:pvM4Odqk

「立正安国論」の悲願

戦おう! 民衆の勝利のために

二〇〇五年四月十二日

172うらら:2015/04/28(火) 20:57:43 ID:pvM4Odqk

「この世から悲惨の二字をなくしたいのだ!」
戸田先生の叫びが、今もって私の耳朶 ( じだ ) を離れない。

173うらら:2015/04/29(水) 20:29:34 ID:pvM4Odqk

それは、先生の後半生 (こうはんせい) ーーあの六十年前 (一九四五年) の七月三日に出獄され、
師・牧口先生の遺志を継いで、焦土の東京に一人立たれてから、
逝去 (せいきょ) の瞬間まで変わらぬ決心であられた。

174うらら:2015/04/30(木) 19:47:49 ID:pvM4Odqk

傲慢な軍国日本は滅び去ったが、
敗戦の巷 (ちまた) には、庶民の苦悩の声があふれ、
慟哭 (どうこく) の声が渦巻いていた。

175うらら:2015/05/01(金) 21:53:49 ID:pvM4Odqk

この不幸の根源の悪と戦わずして、民衆の本当の幸福はない。

それゆえに先生は、「広宣流布する以外にない!」と、猛然たる正義の戦闘を開始されたのである。

176うらら:2015/05/02(土) 15:22:34 ID:pvM4Odqk

先生のご胸中を一言 (いちごん) にしていえば、ただ「立正安国」の悲願であった。
私が十九歳で戸田先生に初めてお会いした時も、先生は「立正安国論」を、
烈々と講義なさっていた。
思えば、教育改造という社会改革に立ち上がられた牧口先生も、「立正安国論」に強く共感し、
日蓮仏法に帰依されている。

177うらら:2015/05/03(日) 22:30:57 ID:pvM4Odqk


日蓮大聖人は、こう「立正安国論」に認められた。
「汝(なんじ)須(すべから)く一身(いっしん)の安堵(あんど)を思わば先まず四表(しひょう)の静謐(せいひつ)を祈らん者か」 (御書31ページ)
自分一人だけの幸福など、あり得ない。
自分も他者も、共に幸福に! まず社会の安穏を! 世界の平和を!

178うらら:2015/05/04(月) 20:57:31 ID:pvM4Odqk

そのために、何よりもまず一人ひとりの内面に、
崩れざる「正義」の柱を打ち立てるのだ!
そのために、勇気の対話だ。忍耐の対話だ。破邪顕正の言論戦だ。
これが、正しい人間の理想の道ではないか。

179うらら:2015/05/05(火) 19:24:07 ID:pvM4Odqk

「立正安国論に始まり立正安国論に終わる」と言われる通り、
日蓮大聖人の御一代の大闘争は、ひとえに立正安国論の実現のためであった。

180うらら:2015/05/05(火) 19:28:34 ID:pvM4Odqk

創価三代の師弟も、「立正安国」の精神を、わが魂として戦ってきたのである。
その根幹は、苦悩の民衆に同苦する慈悲であり、また、民衆を不幸に陥れる邪悪と戦う破折精神だ。

181うらら:2015/05/05(火) 19:44:09 ID:pvM4Odqk

「立正安国論」には、峻厳 (しゅんげん) な破折の炎が燃えている。
「悪侶を誡 (いまし) めずんば豈 (あに) 善事 ( ぜんじ) をなさんや」 ( 御書二一ページ)
「唯 (ただ) 須 (すべから) く凶 (きょう) を捨てて善に帰し源を塞 (ふさ) ぎ根を截 (たつ) べし」( 御書二五ページ)…
不幸の源を塞げ!世の濁乱 (じょくらん) の根を断て!
「破折」なくして「立正」はない。

182うらら:2015/05/06(水) 21:12:48 ID:pvM4Odqk

心の底から民衆の幸福を思うからこそ、勇敢に邪悪と戦うのだ。
戦わないのは無慈悲であり、戦えないのは臆病である。
なぜ、学会が発展したのか。
悪と戦ったからだ。
声も惜しまず、正義を叫んだからだ。
その戦いで、現実に民衆を救ってきたからだ。

183うらら:2015/05/06(水) 21:15:50 ID:pvM4Odqk

日蓮仏法は、「宗教のための宗教」ではない。「人間のための宗教」である。
ゆえに学会は、民衆一人ひとりに豊かな「生きる力」「生きる意味」を与え、
現実社会のあらゆる分野に果敢に打って出たのだ。

184うらら:2015/05/06(水) 21:21:03 ID:pvM4Odqk

「政治は、われわれの運命である」
ーーナポレオンがゲーテに贈ったというこの言葉こそ、現代の最重要な思想だと指摘したのは、
"欧州統合の父"クーデンホーフ・カレルギー伯爵であった。
( 『クーデンホーフ・カレルギー全集 2 』 鹿島守之助訳、鹿島研究所出版会 )

185うらら:2015/05/06(水) 21:24:58 ID:pvM4Odqk

「何となれば、われわれの個人的運命は、政治の発展如何 (いかん) によって大いに左右されるからである」 ( 鹿島守之助訳、前掲書 )
政治を"自分には無関係"と傍観するのは、結局、自分の運命を他人任 (ひとまか) せにしてしまうのと同じである。
ゆえに、戸田先生は叫ばれた。

186うらら:2015/05/06(水) 21:25:46 ID:pvM4Odqk

「青年は心して政治を監視せよ!」と。

187うらら:2015/05/08(金) 00:15:22 ID:pvM4Odqk

それは、今日の民主主義社会に生きる市民として、当然の行動であろう。
民衆詩人ホイットマンは「民主主義の真髄には、結局のところ宗教的要素がある」( 『民主主義の展望』佐渡谷重信訳、講談社 ) と喝破した。
一個の人間の尊厳性を信じる "宗教性"に依拠してこそ、民主主義は画竜点睛を得るのだ。

188うらら:2015/05/08(金) 22:29:22 ID:pvM4Odqk

ところが、" なぜ宗教者が政治に関与するのか" "政教一致ではないか" などという、
一つ覚えの的外れの中傷がいまだにある。

189うらら:2015/05/08(金) 22:33:28 ID:pvM4Odqk

信教は自由だ。政治参加も自由だ。
みな憲法に保障された権利だ。
宗教法人の政治活動も、何も問題ない。
戦前の"国家神道"のように、国家と宗教が制度として一体化した "政教一致"とは、
全く別物であることは一目瞭然である。

190うらら:2015/05/08(金) 22:35:57 ID:pvM4Odqk

それを知りながら、一致、一致と、
あたかも宗教団体が政治に関与し、政党を支持することが "悪"であるかのように喧伝 (けんでん) するのは、
まさに宗教弾圧のデマである。

191うらら:2015/05/09(土) 21:02:09 ID:pvM4Odqk

下劣な根性には、どんなに崇高な精神や行動も、政略や欲得にしか映らない。
学会は「政治だけ」に関わっているわけではない。
彼らの偏狭な理解をはるかに超えて、あらゆる分野に世界的な広がりがあるのだ。

192うらら:2015/05/11(月) 20:41:05 ID:pvM4Odqk

教育にも、文化にも、平和にも、
草の根の国際交流にも、災害の救援活動にも、
さらに地域貢献にも、みな勇んで関わっている。
わが同志が、日夜、どれほど真剣に、社会のため、人びとの幸福のために戦っておられるか!
「学会の皆さんは、本当に熱心で、いつも元気ね!」
感嘆する友人に、わが偉大な婦人部が語ったそうだ。
「そう、元気よ。だって、この社会の未来を本気で考えたら、黙って傍観なんかしていられないじゃない!」

193うらら:2015/05/11(月) 20:42:58 ID:pvM4Odqk

ともあれ学会員は、日々たゆみない活動の上に、
社会の改革を願い、政治参加の権利である選挙にも、誠実に関わっているのである。

194うらら:2015/05/12(火) 21:32:43 ID:pvM4Odqk


戸田先生は、第二代会長に就任して三年後、政治・経済・教育など、
社会の各分野に有為な人材を送る「文化部」を新たに設置された。
この翌年の昭和三十年 ( 一九五五年) 四月、統一地方選挙が行われた。
ちょうど50年前のことである。

195うらら:2015/05/13(水) 23:43:46 ID:pvM4Odqk

当時、国民の " 政治不信"は募るばかりであった。
ある政党は大企業の資本家ばかり擁護した。
ある政党は大きな労働組合の利益ばかりを優先した。

196うらら:2015/05/14(木) 21:27:32 ID:pvM4Odqk

しかし、派手な政治対立の谷間で、
組合もない小さな町工場などで働く大多数の庶民は、政治の恩恵から置き去りにされた。
民衆不在の日本政治の悲惨な現実があった。

197うらら:2015/05/14(木) 21:31:06 ID:pvM4Odqk

戸田先生は激怒された。
「政治家は何をしているのか!庶民がかわいそうではないか!」
どんなに民主主義の看板を掲げようが、庶民の苦悩の声を聞こうともしない政治は、
インチキだ。
民衆の声に応答しない政治は、
自らの責任を放棄した敗北の姿だ。

198うらら:2015/05/15(金) 20:05:09 ID:pvM4Odqk

日蓮大聖人は、幕府権力者・平左衛門尉に、
「あなたは『万民の手足』ではないか。
この国が滅びんとするのを、どうして嘆かずにいられようか」( 御書一七一ページ )
と厳しく諌められた。

199うらら:2015/05/15(金) 20:06:48 ID:pvM4Odqk

民衆が根本である。
民衆が主人である。
民衆の幸福が目的である。
そのために民衆が立ち上がり、民衆の手に政治を取り戻すのだ!

200うらら★:<削除>
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201うらら:2015/05/16(土) 21:23:37 ID:pvM4Odqk

ここに、日本の政界にも人材を送り出す、最大の焦点があったのである。



202うらら:2015/05/16(土) 21:34:00 ID:pvM4Odqk

五十年前 (一九五五年) の四月、選挙戦も始まっていたある日、
私は、戸田先生に呼ばれ、東京都議選 ( 大田区選出) と、横浜市議選 (鶴見区選出) の支援の総責任者に任命された。
青年が突破口を開け!
青年が全責任を持て!
文化闘争の「初陣」への、先生の期待は大きかった。
だが、事務所を訪れてみると、候補者も、支援担当の幹部も、世間的な皮相の活動に流され、浮ついていた。
当時の腐敗した金権選挙の風潮に、不安を抱いている人もいた。
本来、我らは、その汚れた政治を変えるために立ち上がったのだ!

203うらら:2015/05/17(日) 23:41:28 ID:pvM4Odqk

「宗教心ナキ改革ハ皮相なり、勇気ナキナリ、元気ナキナリ」とは、明治の思想家・田中正造の断言である。(『田中正造全集 第十一巻』岩波書店 ) 。
その燃え上がる信仰を、我らは持っているではないか!

204うらら:2015/05/18(月) 21:01:09 ID:pvM4Odqk

私の心は熱く燃えた。
仏法は勝負だ。戦う以上は断じて勝つ!
妙法を胸に、全人類の宿命転換へ立ち上がった民衆が、いかに崇高で、いかに偉大な力をもっているか、日本中に示してみせる!

205うらら:2015/05/21(木) 08:15:56 ID:pvM4Odqk

我らの武器は、どこまでも誠実な対話であり、勇気の対話である。
仏法者としての社会的使命に目覚めた、民衆の団結の力で勝つのだ!

206うらら:2015/05/21(木) 08:20:39 ID:pvM4Odqk

私は、多摩川を渡って往き来し、徹底して同志を励ましながら戦い抜いた。
結果は、いずれも最高当選ーー「初陣」の民衆は、美事に大勝利を飾ったのだ!
それまでの日本になかった「新しい民衆運動」の、堂々たる第一歩であった。
その挑戦が、l傲慢なる既成勢力からの嫉妬と反感を呼び起こすのは、もはや必然のことであった。

207うらら:2015/05/23(土) 23:38:24 ID:pvM4Odqk

今も方程式は同じである。
それは、「立正安国」への戦いは、民衆を侮蔑し、隷属させる「権力の魔性」との戦いであるからだ。

208うらら:2015/05/23(土) 23:40:25 ID:pvM4Odqk

断じて恐れるな!
断じて負けるな!
この戦いのなかから、民衆が勝利に輝く人間世紀が、晴れ晴れと始まるのだ!

209うらら:2015/05/23(土) 23:43:34 ID:pvM4Odqk

仏法を基調とした、我らの平和と文化と教育の舞台は全世界である。
民衆の幸福が目的である。
島国日本のちっぽけな嫉妬の顔色など、気にする必要は全くない。大事なのは、正義を叫び抜く行動だ。

210うらら:2015/05/24(日) 20:57:31 ID:pvM4Odqk

アフリカ女性で初めてノーベル平和賞を受賞しケニアのマータイ博士は、お嬢さんに
「たった一人になったとしても、正しいことは正しい」と
教えられながら、何度も語られたそうだ。
「不可能なことなどないのよ!」

211うらら:2015/05/25(月) 20:58:28 ID:pvM4Odqk

そのマータイ博士は、二月にお会いした折、仏法の価値観を全人類が共有すべきだと強調され、
笑みをたたえて私に言われた。
「私は、池田会長の価値観を持ち帰ります。そして、会長の考えをアフリカに広めていきたいと思っています」

212うらら:2015/05/26(火) 22:46:24 ID:pvM4Odqk

私は、ノーベル平和受賞者のロートブラット博士 ( パグウォッシュ会議名誉会長 ) と対談を進めてきた。
九十六歳であられる博士は、" 今日の世界の窮状を打開するために " と、私に格別な期待の言葉を寄せていくださった。


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