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マイペースに体験語ってく

905：877：2014/07/02(水) 21:15:24 ID:ND9CUpO.0: そんな時にタイミングよく現れたのが小林さんです。
地元の人間でもないし、後腐れなく話すにはぴったりの存在でした。

数週間後、私は小林さんに「好きなアーティストのライブがあるからそっちに行く。会えますか？」、
と電話しました。小林さんはこんなすぐに連絡が来るとは思わなかったと言って笑っていました。

小林さんと会ってもすぐには話し出せませんでした。全く民俗学の話にもならなかったので
きっかけがなく…。
お寿司屋さんで食事した後、すごーく自然にホテルに行く流れになり、そのまま着いていきました。
なんだかお祭りの夜みたいに、久々にわくわくして。（こんな話になってなんかすみません。）

そのあと、やっと私は秋祭りの灯篭の夜のこと、本殿に泊まったこと、夢のおばさんのこと、
狐の3人のこと、不思議な力のこと、全部話すことができました。

小林さんはにこにこしながら聞いてくれましたが、最後に「でももうその力はなくなっちゃったね」、と
言いました。私はびっくりして、確かに誰かに話してしまったからもう力はなくなると思う、と返しました。
すると小林さんは違うよ、と言いました。私ちゃんが処女じゃなくなったからもう力は消えるんだよ、と。

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