したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

元文学青年の俺が世の中の俗物を徹底的に馬鹿にするスレ

258元文学青年の俺:2026/01/29(木) 12:09:15
「俺は26歳、短歌を作って飯代をかせいでいる。世にもわびしい暮らし方だ」
という自虐的な歌である。
詩人(広い意味での)が詩だけでは暮らしが成り立たなかったのは昔から
お決まりである。
短歌を幾首か作っても大した額にはならない。それだけではとても生活できない。
だから、牧水は、同時代の小説家などと同様、日本の各地で講演や揮毫(短歌を
掛け軸などに書くこと)をおこなったりして生計を立てていた。そういう活動が
中高年以降、体にかなり負担になり、それが死の一因になったと言われている。

259元文学青年の俺:2026/01/30(金) 13:03:21
もちろん、牧水は、上に挙げたような、わびしい生活ぶりを嘆く歌ばかり
作っていたわけではない。すでにその一端を>>255に掲げた。
ほかにも、明治大正の浪漫主義的思潮を如実に示すような若々しい歌も
数多くある。それこそが牧水の真骨頂であると言っていい。
例えば、

--------------------------------------------------

男なれば 歳二十五のわかければ あるほどのうれひみな来よとおもふ
(おとこなれば としにじゅうごのわかければ あるほどのうれいみなこよとおもう)

--------------------------------------------------

260元文学青年の俺:2026/01/30(金) 13:04:18
「男であるから、そして、歳は25と若いのだから、この世の憂いすべてよ、
俺にかかって来い、そんな気分だ」という。
若さ全開、意気軒高である。
現代の歌人ははたしてこれほどストレートに若さを表現できるであろうか。

261元文学青年の俺:2026/01/30(金) 13:05:28
ところで、書評誌『本の雑誌』の来月号は「異世界」の特集らしい。
高齢者が主な購読者であるこの雑誌がとうとう異世界や転生を扱うことに
なったのか。感慨深いものがあるなあ。

262( ´・ω・`):2026/01/30(金) 21:56:25
引用を有り難く拝読しています。
『本の雑誌』と『短歌研究』と『日経サイエンス』は毎号読みたいと思いつつ、全然手が届いておりません。
「異世界転生もの」と言うと、軽めのファンタジー作品はそちらに活路を見出しているようで、そうかあ、とコミック化した作品の数話だけ読んだりしていますが、中世(近世)に準拠したファンタジーではなく変な設定のファンタジーも読みたいなあと思うこの頃です。
ゲーム準拠か中世ナーロッパ準拠の二択じゃないといいなあ。

263元文学青年の俺:2026/01/31(土) 12:22:49
>>262
> 〜 『本の雑誌』と『短歌研究』と『日経サイエンス』は毎号読みたいと思い 〜

いやはや、いつも思うのですが、関心の幅がすごく広いですねえ。
「関心過多」と「感情過多」とで、大変で、貴殿にとっては人生はあまりに短すぎ、
波乱が生じやすくなるようです。心身ともに疲弊しがちになるでしょうから十分
お気をつけください。

(それにしても、『本の雑誌』と『短歌研究』と『日経サイエンス』というのは
なにやら落語の三題話を思わせる取り合わせです(笑))

264元文学青年の俺:2026/01/31(土) 12:25:19
>>262

「異世界転生もの」、あるいはSF、ファンタジー系の読みものは自分は苦手
なんですよねえ。この方面は残念ながら読んでないので話についていけません。
言い換えれば、>>111に書いておられた「現実のほうのリアリティ寄りの描写」
に自分は慣れすぎているんです。古い世代の純文学読者なので。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板