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元文学青年の俺が世の中の俗物を徹底的に馬鹿にするスレ

239元文学青年の俺:2026/01/16(金) 12:24:23
つまり、自殺を思いとどまったわけであるが、さすがにこういう歌は青少年に
対する自殺幇助の恐れありとかなんとかで、教科書には載せにくいであろう。

しかし、若年のある一時期に自殺を考えたことのある人間はそれなりに
多いであろう。したがって、この歌が心に響くものがある人間は少なくない
はずである。

240( ´・ω・`):2026/01/16(金) 17:48:48
>>236
日記を検索してみました。文庫化はお手頃になるので嬉しいですね。
『苦役列車』も未読のぽんこつです。
誰か師と仰げる作家がいるのは幸せなことだなあと思います。
お二人の名前を書いてあるnoteを読みました。
大きめの図書館に一日行ける元気が出たら、またいろいろな作家の本を、手に取ってみたいなあ。

241元文学青年の俺:2026/01/17(土) 13:24:23
>>240

西村賢太氏の小説は自分も『苦役列車』しか読んでいません。藤澤清造の
小説はまったく未読です。
書評誌『本の雑誌』に賢太氏の日記が連載されていたので、それで毎月
熟読していました。氏自身の風俗事情、食生活事情がストレートに書いて
あるのが面白く読めた。
(その日記は、当初は別の雑誌で連載していたはずで、どういうわけで
『本の雑誌』に変わったのか知りたいところです)

体調が思わしくないようなので、これからまた寒さが厳しくなる模様、
体調には十分お気をつけて下さい。

242元文学青年の俺:2026/01/17(土) 13:26:18
>>238、239の続き。

教科書にはまず採用されないが、自分にとって忘れ難い啄木の歌をもう一首。

--------------------------------------------------

何がなしに
頭のなかに崖ありて
日毎に土のくづるるごとし

--------------------------------------------------

243元文学青年の俺:2026/01/17(土) 13:27:55
これは、自分という人間の崩壊の予感とでも言ったらいいだろうか。

ずっと昔の若い頃、この歌をよく頭の中で反芻していた。
なんとなく事態は悪くなる一方という感覚が当時の自分にはつきまとっていた。

この歌も青少年には勧めにくいであろう。人を虚無主義にいざなってしまいそう
である(笑)。

244名無しさん:2026/01/19(月) 08:09:40
 啄木、なつかしいです。

 余談ですが、金田一京助氏が啄木について書いた本がありまして、友情に溢れたいい書物だったような(手元にない)。

 新聞小説の連載が決まって、周りへの借金を返していった啄木が金田一氏に「借金って返せるものなんだなぁ」と話す場面。
 ウンウンと金田一氏も応じるのですが、啄木の「借金を返すって、気持ちいいものなんだなぁ」に氏がハッとなる描写あり。こういう真情の発露から短歌が生まれていくのだろう、みたいな話だったような。

 うろ覚えですが、心に残っています。

245元文学青年の俺:2026/01/20(火) 11:58:03
>>224
> 〜 「借金って返せるものなんだなぁ」と話す 〜
〜 ウンウンと金田一氏も応じる 〜 

あはは。ほのぼの笑える話ですね。

確か啄木の父親も借金をしょっちゅうしていて、一時は身をくらませていたり
していたような。啄木はその短い生涯の中で、ずっと貧乏だった模様。
金田一氏の著書のほかに、ドナルド・キーン氏による『石川啄木』(新潮文庫)も
いずれぜひ読まねば、と思っています。

246元文学青年の俺:2026/01/20(火) 12:00:10
石川啄木は、自身も窮乏生活を送っていたこともあり、同じように貧しい農民
たちに対しても、共感から出た次のような短歌を詠んでいる。
短歌としては、決して優れているとは言えないであろうが、自分にとっては
やはり忘れがたい歌である。

--------------------------------------------------

百姓の多くは酒をやめしといふ。
もつと困らば、
何をやめるらむ。

--------------------------------------------------

247元文学青年の俺:2026/01/20(火) 12:01:43
お金に困って、自分の一番好きであろう酒さえやめざるを得ないところまで
追いつめられている農民のことを思いやっている。
それは啄木にとっては他人事ではないのであった。

(現在、日本はインフレで、物価高が続いており、掲示板を覗いていると、今まで
買っていた物より一ランク価格帯の低いのに変えたという書き込みを時々目にする。
上の歌は今の日本人にとっても心に訴えるものがあるかもしれない)


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