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資料集 Part2

341アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2015/01/01(木) 16:45:36
>>340

防御機制 (defense mechanism)は、本来自我を崩壊から守るための成熟したメカニズムですが、同時に、防御機制が過剰に働いたり、自我の防衛に失敗することが、不安障害や精神障害の発症機序にもなっています。

躁的防衛が常態化し、それに過剰に適応してしまって、脳が過労状態となって思考力が低下しているのに、自覚できていないままイタコ霊言を連発し、またそれに追随していくのが、幸福の科学の教祖と信者の実情です。


自我が脆弱で、自己愛傾向が高く,社会不適応に陥っている様子そのものは同じで、自ずと信者は教祖の劣化コピーと言われるのもそのためです。


事実の気づきによって自ら覚醒する人たちの層は、もうあらかた離脱を済ませていて、現存するのは、自らに無批判なままの大川同様に品性が劣化した者たちであるとすれば、もう救われる余地がないようにすら見えます。

実際それは困難で、社会復帰を目指すなら、これより先は専門家の協力なしには、具体的な方策を打てない領域に入らざるをえないでしょう。
それでも、わずかな希望だけは失われることはありません。

信者が教祖の劣化コピーで、教祖と信者が、教団という共同体を通じていかに一体化しているとしても、個体としての自我の発達度合いには根本的な違いがあり、そこにバランスを取り戻す可能性が秘められています。

342アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2015/01/01(木) 16:47:06
>>341

教祖の劣化コピー、「信者は金太郎飴」とも揶揄される没個性化。
防御機制の過剰な働き具合、まさしく下衆の極みと言うべき破廉恥な教祖の言動や態度にも、なお従順な知性を見るにつけて、信者も何らかの自己障害に陥っていると考えられて無理もありませんが、但し、果たして信者も大川と同じ自己愛性の自己障害ということになるのかどうか。


「DSM-IV-TR 精神疾患の分類と診断の手引」には、人格の偏りの傾向によって、3つのカテゴリ、10の類型のパーソナリティ障害の分類がありますが、但し、その偏りは連続的なもので、必ずしもハッキリと線引きできるものではなく、この区分が固定的なものというわけではないとされています。


教祖と信者を比較したとき、対人関係における過敏的で傷つきに弱い傾向は一致しているものの、教祖にある誇大性の誇示や共感性の欠如は、躁的防衛によらない、少なくとも退行する以前の信者の人格には、ほとんど見受けられません。


パーソナリティ障害の症状の連続性から、特徴の一致点と差異を合わせて考えると、臨床現場において、「自己愛性パーソナリティ障害」 (Narcissistic personality disorder)と判別が難しいとされる、同じクラスターB 群(dramatic type)に分類されている「境界性パーソナリティ障害 」(Borderline personality disorder)の可能性が疑われます。

343アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2015/01/01(木) 16:49:19
>>317->>342 (後段)

一般的に、境界例、ボーダーラインなどと言われる「境界性パーソナリティ障害 」が、「自己愛性パーソナリティ障害」と似た点が多く、明確に区別できないのには、それが自己愛の観点から分析したとき、自己愛が委縮したタイプの自己障害の側面があるからです。


そして、この自己愛の歪みの性質の違いは、両者の決定的な差を示しています。

「自己愛性パーソナリティ障害」の自己愛が、他者性のない(共感性のない)幼児的万能感からのものであるのに対して、「境界性パーソナリティ障害 」の自己愛は、他者性に対し委縮した矮小な自己からの防衛によるものであり、未成熟な段階のまま発達の停止した自己愛と、幼児化によるものとでは、人格の発達の階層が別になってきます。


障害分類の仮定に基づき、それを人格の発達段階の視点から検討すれば、教団内の、教祖を頂点にしたヒエラルキーは、そっくりそのまま逆転し、最下層、最深部に独り鎮座するのが教祖の大川隆法で、少なくとも信者は大川より上位に位置することになります。


見かけからすれば、教祖に心酔し、奴隷の如く従う者であっても、人格構造からすれば、足を引っ張られて発達を妨害されている状態であって、教祖から伸びて足に絡み付いたその触手を断ち切ることができれば、個人差こそあれ、持って生まれた命の浮力の働きによって、水面に向けてバランスを取り戻す道は、あくまでも残っているのです。


願わくは、一人でも多くの方に、そうしたチャンスが訪れることを。



【参考図書】

「ようこそ精神医学へ」(ミネルバ書房)
「臨床精神医学ハンドブック」(創元社)
「自己愛と境界例」(星和書店)
「対象関係論を学ぶ」(岩崎学術出版社)
「自己愛の構造」(講談社選書)
「マインドコントロール」(文藝春秋)
「対象喪失」(中公新書)
「対象喪失の乗りこえ方」(大和書房)

個人的には、小此木啓吾氏著「対象喪失」(中公新書)をお薦めしたいところです。
立場によって読み方はそれぞれですが、読みやすい良書だと思います。


今後は現存信者に関する以上に、カルトへの入信予防という現実的な課題をテーマに注力していきたいと考えています。

http://algorabarchives.blog.fc2.com/

(ブログ開設します)

344アルゴラブ ◆gNfxxWHnBY:2015/03/19(木) 09:59:12

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