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2012年春部誌感想スレッド

1 部長 :2012/05/17(木) 22:17:39
2012年春部誌(12号。表紙が丸に12の奴)用の感想用スレッドです。
内外問わず感想を伝えたい場合に使ってください。
【必須】
・作品タイトル
・作者名
・感想

お待ちしております。

2 青木 :2012/05/18(金) 20:56:41
 焼肉屋『フェルナンド・ぺぺ』でについての批評です。下柳五郎さんの作品ですね。
 まず、おもしろい。部屋でぐふぐふ笑ってたので、隣部屋に気味悪い顔されてないかと思うほどおもしろい。
 妹が凶悪すぎて萌えましたね。妹に恵まれず、弟なんぞを神からいただいてしまった青木にとってはうらやましい限りだ。「変態」とか一生で一度言われてみたい言葉です。
 緑の肉とかいっぺん食べてみたいですね。
 なんだか感想というより願望になってしまいましたが、これからも創作活動頑張ってください。

3 青木 :2012/05/18(金) 21:10:39
「まじょはくろをこのむいきものです」への批評です。児童安心さんの作品ですね。
品です。
 読み終わった直後に気になったのが、烏山朋の動機。(まだ読んでない人はネタバレごめん)彼女にとって父親は生きていたほうが楽しく暮らしていけるのでは、と青木は思いました。
まあ、いいか。腹黒ロリかわいいし。ただ、あの子に添い寝とかしてほしくはないな。
 三浪は相変わらずいいキャラですね。児童安心さんの専売特許だと思います。
 最後に出てきた魔女の報復が……怖いです。きっちり仕事はするんですね。クールな印象を受けました。
 シリーズものに期待です。

4 青木 :2012/05/19(土) 15:02:11
「ダレカ」への批評です。山槻智晴さんの作品です。
すさまじいです。作品全体を通して描かれる鬱々とした雰囲気に一貫性があり、恐怖を感じました。妻の行動が夫の殺害へと集約していく感じが秀逸です。
最後の三行を読むと、妻は夫のことをまだ愛していたんでしょうか。腰の軽い恋愛ものを書いている青木は参考にしたいと思う愛の形でした。
全体で特に批判できるようなところはありません。
今後もホラー小説で通して良いと思います。

5 佐藤 :2012/05/30(水) 18:39:09
・「雪解けの季節」如月悠さん
安心してラストまで進める雰囲気。西村の男前なキャラが素敵です。普段サバサバしてる人がこっそり不器用に努力するの良いですよね。
細かいことで申し訳ないのですが、「手が冷たい人は〜」という言い回しに作者なりのひと捻りが入ると読んでいてもっとグッと来たかな、とちょっと思いましたが、この場面のストイックな恋の空気は好きです。

・「命の価値」木村隼人さん
作品の前半「空飛ぶ豚」とか書いてあるから、実は途中まで紅の豚っぽいなと思ってましたごめんなさい!
専門用語に明るくないのでカタカナ用語を理解するのが若干辛い感じはしましたが、多分私の勉強不足です。
重たいテーマですが、「命の価値」について読了後納得できる終わり方でした。

6 佐藤 :2012/05/30(水) 19:01:35
(部誌掲載順です)

・「パンドラの箱」風観吹さん
なんという皮肉。
パンドラの箱はよく使われがちな題材だと思うのですが、よく3ページの中でつまらない展開にならず纏まったなあ…と感心しつつ見習いたいところです。
ラストの切り返しで思わずニヤッとしました。

・「ダレカ」山槻智晴
夫最悪だな。という読了直後の走り書きが最終ページにありました。
この男がいなければ全て丸く収まったのではないか。これはなかなか殺したくなる夫です。
ともあれじわじわ追いつめられていく感覚と、そして実現が可能そうだという点が大変恐ろしいです。

7 佐藤 :2012/05/30(水) 19:13:57
↑上の訂正です。山槻智晴さんの「さん」が抜けてました、すみません;


・「焼肉屋『フェルナンド・ぺぺ』で」下柳五郎さん
題名が秀逸!不条理すぎてリピートしました。何かに洗脳されそうですね。とても好きな作品なのですが、この感想を形容する言葉がないです。
ミカヅキさんが片仮名表記なせいでミカヅキモを連想してしまい、より作品へのイメージが緑色になりました。

8 師走ハツヒト :2012/07/01(日) 19:08:42
今更感が強いですが、批評をさせて頂きましょう。

如月悠 「雪解けの季節」

主人公の感情の起伏がもっとあると良いかと。そうしたらコミカルなシーンがもっとコミカルに際立つと思います。特にヒロインが起伏無いので、人間同士の相性としたら二人とも低い方が良いでしょうが、話としては盛り上がりにかけてバランスが難しいですね。
全体的に、主語目的語の配置が不適当な箇所が多少散見されます。誰が誰にやっているのか、誰の台詞なのか、分からないではないにせよ分かりにくい所、逆にくどい所があるので気を付けましょう。
冒頭、回想シーンが蛇足気味です。分かる人には分かって面白いのかしら……。
勉強の合間つきっきりならそこにワンシーンくらいあってもいいのではないでしょうか。だってつきっきりだよ?
テスト明けのシーン、「ちゃんと掴んでないと、私はすぐどこかに行ってしまうからな」ここがちょっと気になりました。良い台詞なんだけど、この台詞はおうちでゲームするのが好きな女の子に言わせるのは効果的ではありませんね。でもデレ部分は流石部長と唸るレベルです。
終盤が地の文が上手く捌けてない印象があって残念ですが、西村さんの台詞は格好良かったです。

9 師走ハツヒト :2012/07/01(日) 19:48:24
K村くん 「命の価値」

一応本名は伏せておきますね。
のっけからいかにもなワードが飛び交う、昨今の楓作品にしては珍しい作風ですね。新鮮でした。空戦モノもスカイクロラシリーズしか読んだこと無いので、中々面白う御座いました。楽しんで書いてるなぁというのが伝わってきました。
全体的に洒落っ気のある台詞回しが好きです。特に主人公。あとお母さんも意外に好きです。
ボイスチャットのシーン、他の子たちがアルファベットなのに主人公だけコードネームで何か違和感。とはいえここのシーンは、やや説明臭さが鼻につきますが、状況の説明がしっかりされていて効果的ですね。
とはいえ次の夕食のシーンで、父親が「もういい」と会話を切っちゃってしっかり説明しないのは違和感を覚えます。
ボイスチャットのシーンで説明臭いのは多分、子ども達なのに砕けた喋り方を誰もしないからなのでしょうけど、授業のシーンでは逆にかなりわざとらしく子どもっぽさを出しているように感じました。
死の間際、父親が割と普通に喋れているのが気になります。三点リーダを多用しまくるのも考え物ですが、時々どもる程度でまともに台詞が流れているので、死にそうな感じを受けませんでした。
場面の使い方、シーンの作り方が丁寧で見やすいです。ただ個人的に、物語の根幹となる「(陸戦海戦は有人なのに)空戦は無人」という理屈がどうしても理解できなくて、感情移入が妨げられてしまったのが勿体無かったです。

10 師走ハツヒト :2012/07/01(日) 20:04:55
風観吹「パンドラの箱」

題材と設定は面白いものでした。しかしそれをストーリー展開の中で生かし切れていなかった印象があります。もしくは、箱をめぐる人々の思惑などをもう一匙二匙生き生きと書けると良かったのかもしれません。クライマックスに一番の波を持って来れなかったので、そこがしっかりと印象を残せるよう工夫が必要でしたね。箱の中身に関しても、あっと驚くような結末が欲しかったです。少なくとも振って分かるようなものはちょっと。
旅人不幸すぎる(笑)

11 師走ハツヒト :2012/07/01(日) 20:22:02
山槻智晴「ダレカ」

山槻くんの作品は、感情があって人が動くという事を改めて意識させられますね。それでいて、その感情の閾値が常人超えちゃってて行動が常軌を逸するが故に怖い。会話の噛み合わせ方外し方が巧みです。
しかし何故こんなに女性の気持ちが分かるのであろうか、と「誰かって口癖は止めてって言ったのに」のあたりのくだりで思いました。畳みかけ方にも緊張感圧迫感があります。個人的に好きです。
千晴さん(だったもの)が登場した時、どういう状態なのか(どういう位置にあるのか)今一つ想像が出来ませんでした。とはいえ詳細に書くのもテンポが崩れますから、短く的確に分かりやすく説明が欲しいですね。
時間内に答えられないという混乱が、ちょっとごり押し気味ですね。さっと答えればいいのにと思ってしまいます。読者にそれを感じさせない勢いが欲しい所です。
「私は、誰かじゃない」
この台詞の切れ味は鳥肌モノ。ホラーは苦手なのですが、後味の悪さもひっくるめて良い読後感でした。

12 師走ハツヒト :2012/07/01(日) 20:36:12
下柳五郎「焼き肉屋『フェルナンド・ペペ』で」

焼き肉を取り扱っておきながら、これほどまでに焼き肉を食べたいと思わない小説が、かつて世の中にあっただろうか。緑色の肉という言葉のインパクトが強烈でした。あとタイトル。
主人公のすさまじい俗人っぷりと常識観が読者の足場として機能しているので、物語が相当ぶっとんでるのに読めるという不思議。その癖主人公は偶に悟った様な事を言う、という妙なバランス。非日常空間では妹が平然としているのもバランスが取れていますね。
圧倒的に不条理。しかもその不条理さに説明がつかず、ほぼ丸投げ。これはこれで氏の作風として確立してはいますね。とりあえず、起承転結とまでは言いませんが、終盤手前くらいに一番インパクトの強いネタがあった方がいいかなとは思いますが……。
毎度ながら下柳君の作品に登場する女性はどうしてこうも言葉や行動がバイオレンスなのでしょうか。心配になります。偶には優しい理想の女の子とか書いてくれても大丈夫です。

13 師走ハツヒト :2012/07/01(日) 20:36:43
有内毎晩「忘れられた図書館」
※以前本人に送ったものの改変転載です。批評のやり方の参考になれば。

 女性のいる閉鎖空間にやってきて、出ると同時に女性もろともその空間が消滅するというストーリーは、自分でも一回書いたんで、どうにも突っ込みづらい……。やや流れ気味にも感じましたが、起承転結は出来ていると思います。
 シーンの一つ一つは絵的に綺麗ですが、それを支える描写が足りない気がします。
 説明は圧倒的に不足していると思います。「もとよりそういう作風です」の限度をいくらか超えているのではと。完全に自縄自縛発言ですけど。カタカナの部分は説明すると無粋ではあるでしょうが……。最後、いい台詞と思われるのが無解説で置かれて終わる、というのは、「不親切な作者だ」と思われる諸刃の剣ですね。私もしょっちゅうやるのであまり強くは否定しませんが。
 キャラは書き慣れた印象がありますね。今回はやや多弁、論デレでしょうか。新鮮さを覚えませんが、世界観と空気感には合っていました。

(以下、細かい部分に対する批評がありましたが、転載にあたり割愛致します)

14 師走ハツヒト :2012/07/01(日) 22:58:17
海映「嫌虫少年と好虫少女」

虫防具もっともっと沢山あってもいいと思います。
シーン一つ一つがちゃんと面白いですね。いつもながら純粋でみずみずしく読んでいて気持ちがいいです。会話もテンポがいいし。描写の重さや量が作品全体で釣り合いが取れています。
翔太が怒るシーン、翔太の主張の言葉がもっと磨かれているといいですね。コミカルシーンの翔太の台詞回しは面白いのですが、その分真剣なシーンの威力が足りないかと。ラストの一文、まだもっといい台詞があると思います。
あ、でも虫取りに行った翔太と悠が会うシーンは圧巻。
あんまり批評になってなくてすみません。良い作品で御座いました。

15 師走ハツヒト :2012/07/02(月) 00:23:59
児童安心「まじょはくろをこのむいきものです」

導入部がタイトルや後々に被りつつ、主人公の主義に沿っていていいですね。地の文の随所にくすっと笑えるような毒っ気のある文が織り込まれていて、読んでいて楽しいです。またロリコンである主人公のロリコンらしい描写も丁寧に入ってるのがキャラを立てています。
しかしトイレを盗撮されるのは生理的に厭ですね。展開上仕方ないとはいえ。
主要キャラはみんなキャラが立っているように思います。魔女様の登場第一声は二つ目の台詞であるべきだと思いますが、これもまた印象深く作れているなと。
やっぱり朋が頭良すぎるなぁという感じは受けますね。ここまで周到に用意させるならば、もはや小学生に固執する方が話の筋的に不自然に思えてしまいます。
締めのオチが、やや強引ですけど面白かったです。
ミステリ部分の批評があんまりできなくて御免なさい。ちょっとややこしいなとは思ったのですが、これくらいはミステリとしては普通なのかしら……。


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