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上海雑伎団スレ【第五十四幕】

544 エッチでリッチな なめなめおじさん:2013/08/23(金) 07:26:08 ID:7SVw2qmg0
昨日、今ここのお話が出てたのでアップするのお^ー^

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ニルヴァーナ

新しい部屋の眼下には、どこまでもウージー畑が広がり、その向こうに街並みが、さらにその向こうに青い海が見えます。
時間が止まったかのような静かな場所です。

数日前のコメントに、とある修行者の告白を書いてくれた人がいました。

その修行者は、ワンネス感覚までは到達できたのですが、そのワンネスを認識する者を超えようとした時、言いようのない恐怖に襲われ、そのまま引き返してしまったというような話でした。

とても興味深い話でした。

覚醒状態には何段階かあります。

いくつかの段階を経て思考の働きが止んでくると、自己が消えて、ただあるがままの「いま」が現れてきます。

それはただ在るのです。

目の前の「いま」に対して一切の判断が無くなっています。

絶え間なく干渉していた現実から完全に手を引いた状態です。

レットゴー(手放し)すれば、現実は刻々と展開していきます。

自分がいようといまいと、ことはただ起きていくのです。


意識がこの段階に至ると、心身ともに大きな浄化がもたらされます。

その浄化を、癒し、あるいはカルマの解消と呼びます。

癒しとは行為者である自己が消えたときに現れる、高い波動の働きです。

それはいつも「いまここ」で機能しています。


これが的を射た瞑想によってもたらされる状態で、空(くう)とも呼ばれています。

ここまでは、ある程度の経験を積めば誰でも至ることができます。


さて問題は次です。

空(くう)を認識する何者かが残っているのです。

そこを超えたとき、ニルバーナ(涅槃)の状態に入ります。

しかし多くの場合、自己が完全に消滅してしまう恐怖に襲われ、そこで後戻りしてしまいます。

このように書くと、ここを超えるのは途方もなく大変なことのように見えますが、実際には薄皮一枚が残っているだけです。

あとほんの少しの脱力によって入ることが可能です。

秘訣はリラックスすること。

違う言い方をすれば、存在を信頼することです。


そうやって至る究極状態が、我々の実相です。

誰一人例外なく、皆、このニルバーナから生じています。

http://abetoshiro.ti-da.net/e5197017.htmlより


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