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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
UD@newsVIP避難所
1
:
UD名無しさん
:2005/04/09(土) 23:54:52
一応、立てとくwwww
228
:
UD名無しさん
:2005/11/15(火) 02:17:19
よくわからんから様子見で
使えそうなら保守しとくかも
もう寝そうだけどww
229
:
UD名無しさん
:2005/11/15(火) 02:19:46
しばらく様子見でいいんじゃないか?
それともsage保守でもしておいて使う?
230
:
185
:2005/11/15(火) 03:03:52
(´・ω・)シツモンイイデスカ……?
これってPCの電源切る時はどうしたら良いんでしょう…
終了させてから電源切ったほうが良いのかな…?
231
:
UD名無しさん
:2005/11/15(火) 03:05:56
>>230
その方がいいと思います。
終了のしかたわかります?
もう本スレで質問していいですよ
232
:
はらぐろ
:2005/11/15(火) 03:07:00
まず、snoozeします。(三日月のボタンをおします)
で、その後に終了してからPCの電源を切ります。
これをしないと途中までの解析結果が消えてしまうことがあります。
233
:
UD名無しさん
:2005/11/15(火) 03:07:56
三日月を押すか、
タスクバーの青豆右クリック→Snoozeをクリックしてから終了
234
:
185
:2005/11/15(火) 03:09:04
了解です。
お騒がせしましたー。
235
:
UD名無しさん
:2005/11/15(火) 03:10:54
>>234
いえいえ
コンゴトモ ヨロシク
236
:
UD名無しさん
:2005/11/17(木) 01:21:01
またスレ潰しさんが来てるよ
237
:
UD名無しさん
:2005/11/17(木) 15:41:41
VIP落ちた?
238
:
UD名無しさん
:2005/11/17(木) 15:42:48
まあ移転だろうな
421 名前: ◆SSu.zv/rvs [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 15:23:15
ex10->ex14 ってもうやっていいんでしたっけ?
422 名前: ◆MUMUMUhnYI [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 15:23:43 ?###
>>421
OKです。
239
:
UD名無しさん
:2005/11/17(木) 15:47:48
じゃあしばらく復活を待ちますか。
UDといい、VIPといい、最近は困った事が多すぎですね。
240
:
UD名無しさん
:2005/11/17(木) 15:50:04
ex14にいろいろ入り始めた
241
:
UD名無しさん
:2005/11/17(木) 16:06:53
スレ落ちたのかと思ったら例の奴か
242
:
UD名無しさん
:2005/11/23(水) 22:40:16
決定戦でVIP落ちた。
243
:
UD名無しさん
:2005/12/03(土) 01:47:15
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1133540765/
落ちたので新スレです
244
:
UD名無しさん
:2005/12/17(土) 13:21:55
即死かw
245
:
UD名無しさん
:2005/12/17(土) 13:23:26
圧縮か・・
246
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 00:51:18
スクリプトか・・・
247
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 03:22:16
様子見?
248
:
◆iEa5WqW8eM
:2005/12/19(月) 03:29:00
こんなにハラが立ったのは久々です。
スクリプト虫にリアルに会えたらウンコ洩らすまで正座させてやる。
249
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 03:38:04
気にせず立ててみた
【UD】みろ…がんがゴミのようだ!【@newsVIP】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1134930592/
250
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 03:42:48
>>249
乙!
251
:
にっぽー@newsVIP
:2005/12/19(月) 17:41:12
日報貼ってる途中で落ちたorz
252
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 17:47:50
VIPが見えないw
253
:
はらぐろ
◆iEa5WqW8eM
:2005/12/19(月) 18:00:12
VIPどうなっちゃうんでしょうねwww
とりあえず、家に帰ります。
254
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 18:20:18
日報さん見守ってたら落ちた
255
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 18:21:56
状況何一つ読めてないけど
とりあえずVIP復活?
256
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 21:10:56
スクリプトが来ちゃったorz
257
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 21:11:47
来ちゃったねぇ
258
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 21:15:05
埋った
立てるべきか立てざるべきか…
259
:
UD名無しさん
:2005/12/19(月) 22:18:58
また来た・・・orz
260
:
UD名無しさん
:2005/12/20(火) 03:53:12
ぶっ飛んだみたいですよ
261
:
◆iEa5WqW8eM
:2005/12/20(火) 04:25:10
マジでスクリプト虫が誰かわかったら襲撃するのに。
262
:
◆iEa5WqW8eM
:2005/12/20(火) 06:30:34
バーボンが入ったようなので、スレ復活させてきます。
263
:
◆iEa5WqW8eM
:2005/12/20(火) 06:40:02
【UD】がんをたおしちゃうぞー【@newsVIP】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1135027995/
スレタイ思いつかなくてゴメンねゴメンね。
264
:
UD名無しさん
:2006/01/04(水) 19:13:23
罰金&スレ落ちてる・・・
みんなどこいったの?
265
:
UD名無しさん
:2006/01/04(水) 20:36:15
【UD】宿題がんばってね!お兄ちゃん【@newsVIP】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1136307761/
266
:
UD名無しさん
:2006/01/07(土) 00:33:29
あら!?もしかして落ちた?
267
:
A to Z〜始めから終わりまで〜
◆a9c9Wwwww.
:2006/01/07(土) 00:39:40
おちてるね でも今立てるのはドドドっていう奴に落とされる可能性高いから
やめといたほうがいいかも
268
:
UD名無しさん
:2006/01/07(土) 00:47:25
また落ちたのか・・・
269
:
UD名無しさん
:2006/01/07(土) 01:06:14
立てちゃった…
270
:
UD名無しさん
:2006/01/21(土) 03:24:30
とりあえずあいつ捕獲しておけば他のスレに行かないんじゃまいか
と甘いことを考えてみる
271
:
UD名無しさん
:2006/01/21(土) 03:32:09
まぁ適当に相手して保守してもらうってのもアリかなぁ。
俺のところだと、ファビョンメーターがあぼ〜ん設定になってるんで
内容わからんけどw
272
:
UD名無しさん
:2006/01/21(土) 03:42:04
おてう氏削除依頼はえーww
273
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:37:00
本スレ
>>340
の話をAAにしました。
が、前回以上に長い上にAA規制にひっかかる可能性もあるので、
すみませんがこちらに投下させて頂きます。m(_ _)m
274
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:37:30
柄杓で掬った水を墓石にかけ、掃除完了。
__
|\ \
|.: .| ̄ ̄|
|. | .: | ()7 ∧∧
_| .| :. |_ \ (゚Д゚,,)
. |\\|__| \ ⊂ つ
.,,| `i────i | |〜 _||_
'';、 | . | し`J |_|
"''"'''""''"""'
ここには花を差す入れ物が無いので、数本束ねただけの小さな花束を、
墓前に横にして置き、線香に火を灯す。
275
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:37:50
___ ___ ___
| ~| | | | ~|
|゙';' ) . | | :. ( .| | '' ( ゙|
| ∫';..| | ∫ | | );..|
_|"__|_ _|___|_ _|"__|_
l゙;; ̄二二;;"l l゙:: ̄二二::"l l゙,, ̄二二::"l
w| '' ;; |v, | ∫ | ,v| ;; ;; ,,|从
"''"'''""''""''"'" <※"''""ii"''"" "''"'''""''""''"'"
∧∧
(,, ゚)
(, ,) _||_/
〜' | |_|
し`J
僕は今、あいつの墓参りに来ている。
あんまり頻繁に来るものだから、あいつの収められた墓だけ
綺麗に掃除されていて、周りからはちょっと浮いて見える。
なんでそんなに頻繁にここに来ているのかと言えば、それほど深い意味は無い。
276
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:38:16
ただ、強いて言うなら……あいつのことを忘れたくないから、だと思う。
小さい頃から一緒だったあいつのことだから、多分死ぬまで忘れないだろうけど。
/() ∧∧ ∧_∧
(,_/ \ ∧∧ ∧∧ (,, ゚Д) (・∀・ )
\( ・∀) (゚д゚,,) |⊃:| ( : )
O ⊃⊂ ヽ) 〜| 0 人 Y
し´U し‐J し'´ し'(__)
∧_∧
(・∀・ ) ∧_∧ 〜 o'-
と つ と⌒ ̄( =∀=)つ ,「l、
∧∧ (__つ_,) U | 匚|
(,, ゚) ∧∧ .`ー' (二二=
(, ,) ⊂(Дx *~⌒⊃
〜__) ∪
あいつの声、笑顔、仕草。そういうのは、もう新しく作られること無く、
僕の記憶の中のあいつは、止まったままだから。
277
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:40:50
∧_∧ ∧,,∧
( ´∀) ∧ ∧ ミ,, ゚Д彡 ∧∧
( ) (゚ー゚*) (ミ ミ) ( *゚∀)^) ∧∧
人 y U | 〜ミ ミ と / (゚Д゚;)
し'(__). 〜| | (ノ゙'ヽ,) 〜(_二⊃ と ,j
ハ,,ハ (/~U (ノ 〜| |
(,*゚ヮ) (_/\)
(__uu'
::::::::::::::::::::::::::::::...
∧_∧ :::::::..
( -∀- ) ::::::::.
( ) :::::::..
│ | | :::::::..
(_ノ、__) :::::::..
あいつが居なくても世界は続いていくのに、あいつはもう動くことはなくて。
あいつとの思い出は新しく作られることなく、ずっと止まったままになり。
__
|\ \
|.: .| ̄ ̄|
|. | .: | ∧∧
_| .| :. |_ (。_。,)
. |\\|__| \ ( ,,)
.,,| `i────i | |〜 _||_/
'';、 | . | し`J |_|
"''"'''""''"""'
──それが、悔しい。
278
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:41:09
線香の長さが半分ぐらいになり、そろそろ帰ろうかと思った頃。
__
│ もし、そこの方 | / /|
└‐y──────┘ | ̄ ̄|. :.|
∧∧´‐ .| :. | .|
(,,゚Д゚) _| .: |. |_
(, ,) ./ |__|//|
〜| | i────i´ |,,.
し`J | . | 、;''
"''"'''""''"""'"
少し離れた場所から、声をかけられた。
/=ヽ
( ´ー`)
( つ┓
| | | ┃
(_)__) ┃
声のほうを見ると、頭の毛が薄くなり、腰の曲がったお爺さんが立っていた。
にこにこと穏やかな笑顔が印象的な、人の良さそうなお爺さんだ。
279
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:41:32
__
/ /|
| ̄ ̄|. :.|
∧∧ ∧∧ | :. | .|
(Д゚≡゚Д゚) _| .: |. |_
(, ,) ./ |__|//|
〜| | i────i´ |,,.
し`J | . | 、;''
"''"'''""''"""'"
│えと、僕ですか?
└─────v──
│ええ、あなたですよ
└─────y───
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (Д゚ ,,)
( つ┓ ∩ |
| | | ┃ │ |〜
(_)__) ┃ し`J
280
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:41:51
\丶
,, ヾヽ
ヽ(,,・e・)
ゝ yyノ ヾヽ
"~ (,, ・e)
⌒Y⌒ 彡 _,,)
┌─────────
│そうですか。癌でねぇ
└─y───────
│今時珍しいですね。ご友人のお墓と言えども、
│そんな頻繁に来るなんて
└────y──────────────
| ……まあ、半分以上家族みたいなものでしたし。
| あんまり放っておくのもどうかと思いまして
└──y───────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (,,゚Д゚)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─ヘ──────
│家族、ですか……
281
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:42:22
│私の方はね、妻は事故で亡くなったのですが、
│せがれの方がね。癌で亡くなってるんですよ
└────y──────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚,,)
||三┓(つ )三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌──ヘ───
│癌、ですか……
┌────ヘ────────────
│ええ、癌です。あなたのご友人と同じですね
└───────────────────
お爺さんは、笑顔を崩さないまま、言う。
自分の子供を殺した、病気のことなのに。
│……どうして、そんな
│笑顔で言えるんですか?
└───y───────‐
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (‐Д‐,)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─ヘ────‐
│……はい?
└──────
お爺さんの笑顔を見ていると、あいつを思い出す。
282
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:43:07
___∧_∧___
|| ( ・∀・) || ∧∧
||_______( ),__||(゚Д゚,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
自分の病気のことなのに、楽観的に考えていて。
癌になったのが他の誰かじゃなく、自分で良かったと。恥ずかしげも無く言えて。
│僕は、まだそんな風に笑顔で言うことはできません。
│『あいつは癌で死んだ』だなんて。
└───────y────────────
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (゚Д゚#)
||三┓ し )三三⊂ ).三||
`┳┃━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─────────ヘ─────────────
│本当は、まだ認めたくないんです、あいつが死んだことを。
│納得できてないんです。
│こんな、どうしようもないもので殺されて居なくなったなんて
└────────────────────────
やばい。感情的になってる。
冷静な自分がそう自覚していても、溢れ出す感情を止められない。
283
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:44:09
でも、お爺さんは何も言わず、ただ笑顔のまま聞いていて。
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚,,)
||三┓ し )三三⊂ ).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌────ヘ───────────
│……少し、調べたんですよ。癌のことを
└─────────────────
そう、言ってきた。
│と言っても、調べたのはつい最近で、せがれが亡くなってから
│何年も経ってからなんですけどね。
└─────y──────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (#-Д)
||三┓(つ )三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌────ヘ────────
│何でも、日本人なら二人に一人は
│癌になるという話じゃないですか
┌───────ヘ────────────
│……そうですね。それぐらい、僕だって調べましたよ
└─────────────────────‐
まだ熱くなった頭は冷めない。お爺さんの言葉に、つい感情的に返してしまう。
284
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:44:39
│そこから考えるとね。
│ここに私とあなたの二人が居ます
└────y──────────
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (゚Д゚,,)
||三┓(∩ つ三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
│そして、私のせがれ、あなたのご友人の二人が癌になりました。
│これで、四人中二人……二人に一人は癌になってます
└─────y──────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚,,)
||三┓(つ )三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─────ヘ───────
│……だから何だと言うんですか?
┌────ヘ─────────────
│ええ。二人に一人が癌になるというのなら、
│私たちは癌にならない、ということになりますね
└───────────────────‐
あいつの言葉を思い出す。
285
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:45:24
| そうかー、それならお前運が良いなー。お前は癌じゃねーんだろ?
| それならきっと、これから先も癌になることも、癌で死ぬことも無いって
`ー-―−―- ―-―y−―-‐- ―-−- ―-―−―-‐- ―-−- ―-―−―
___∧_∧___
|| ( ・∀・) || ∧∧
||_______( ),__||(゚Д゚,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
│……ふざけてるんですか?
└───────y────
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (#゚Д゚)
||三┓(つ )三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
あいつの言った言葉を、おじいさんに
冗談で使われているような気がして、苛立つ。
286
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:46:16
│いえ、ふざけてませんよ。ただね。そんな高い確率で癌になるのなら、
│それはもう、運でしか無いと思うんですよ
└─────y────────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚#)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌──────ヘ────────────
│運って……そんな不確かなもので癌になったり、
│癌に殺されるって言うんですか
│だからこそ、頑張って生きないとでしょう?
└─────y────────────
/=ヽ ∧∧ (_
(,, ´ー) (゚Д゚,,) て
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
287
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:46:59
「 ̄,、,、
| (:::;;;) /=ヽ´‐
l二 (::;;;;) (−` ,,)
UU. ┏と )
┃ | | |
┃(_(_)
┌───────────────────────────
│墓前に佇むあなたを見かけて、後悔しているように見えたんですよ。
│『癌になっているのが自分だったなら』って、そう思っているように見えたんです
└─────y───────────────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚;)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─ヘ─
│……
288
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:47:29
│あなたのご友人が亡くなったことを認めるかどうかは、あなたの自由です。
│でも、身代わりになれなかった自分自身を悔いても、意味がありません
└─────y─────────────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (,‐Д‐)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌────ヘ───────────────
│……僕は、まだそんな風に考えることができません
┌─────ヘ────────────────────
│ええ。あなたはまだ若い。今は前向きに考えることができなくても、
│いつかは何かをできる日が来るでしょう。
│ご友人の為にお墓参りを繰り返しているあなたなら、ね
└─────y──────────────────
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (,,゚Д゚)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳┃━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─ヘ─
│……
289
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:48:13
何も言葉を返せない僕の顔を見てから、お爺さんは席を立った。
┌───────────────
│さて、随分と長居してしまいましたね。
│長い間つき合わせて申し訳ない
└─────y──────────
/=ヽ ∧∧
(ー` ,,) (゚Д゚;)
||三┏と )三三(つと,)三||
`┳┃ | | | ━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J ┸
┌────ヘ──────────
│あ、いえ……あの、すみませんでした。
│さっきは言葉を荒げて
┌────ヘ─────
│いえいえ。とんでもない
└──────────
この会話の間、お爺さんはずっと笑顔のままだった。
その笑顔は、現実を受け入れ、認め、
それでも何かを成し遂げられると思っているからなのだろうか。
___∧_∧___
|| ( -∀-) || ∧∧
||_______( ),__||(Д゚ ,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
あいつも……何かのために、笑顔で居続けられたのだろうか。
290
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:48:43
│あの、お爺さん。最後に聞いても良いですか?
└─────────y──────────
∧∧
(,,゚Д゚)
||三三三三三三三./つ ,)三||
`┳━━━━━━ヽ ) )━┳
. ┸ し'J .┸ /=ヽ´-
(ー` ,,)
( つ┓
| | | ┃
(_)__) ┃
┌─────'l─
│ん?どうぞ?
│お爺さんは、癌で亡くなってしまった息子さんのために、
|何かできていると思いますか?
└──────────y──────────
∧∧
(,,゚Д゚)
||三三三三三三三と つ三||
`┳━━━━━━ヽ ) )━┳
. ┸ し'J .┸ /=ヽ
(ー` ,,)
┏と )
┃ | | |
┃ (_)_)
┌──'l─
│……
291
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:49:30
/=ヽ │何かできているか、ですか。難しい質問ですね
(,, ´ー) .│ん〜……
( つ┓ ノ────────────────────
| | | ┃
(_)__) ┃
∧∧
(゚ ,,)
||三三三三三三三三三三三||
┳━━━━━━━━━━┳'
┸ ー'‐' ┸
/=ヽ │できてますよ。多分。
( ´ー`) .│今できてないのなら、できるようになれば良いだけですからね
( つ┓ ノ────────────────────────
| | | ┃ │そうですか。……ありがとうございました
(_)__) ┃ └──y─────────────
┌─ヘ───────
│そうですか。それでは
└─────────
∧∧
(゚ ,,)
||三三三三三三三三三三三||
┳━━━━━━━━━━┳'
┸ ー'‐' ┸
292
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:50:20
/=ヽ
(ー` ,,)
c( )
┃ Y 人
┃(__,)-'
┌─ヘ──────────────
│ご迷惑でなければ、また話をしましょう
└────────────────
∧∧
(Д゚ ,,)
||三三三三三三三三三三三||
┳━━━━━━━━━━┳'
┸ ー'‐' ┸
と言い、お爺さんは休憩所から出て行った。
│できてないのなら、
│できるようになれば良いだけ……
└───o───────────
∧∧ °
(,,゚д゚)
||三三三三三三三(, )三||
`┳━━━━━━ヽ ) )━┳
. ┸ し'J .┸
お爺さんが言った言葉を繰り返す。
293
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:51:08
まだ僕は、あいつの死を受け入れられてない。
_________
|| || ∧∧
||______ノ ⌒~ヽ,,__||(д゚;,)
||ヽ〜〜ヽ──ヽ'〜'⊂ |
||\.\ \ |〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
あいつが癌で亡くなったのは事実だし、
癌を治す術は見つかりかけているけど、まだ形にはなっていない。
まだまだ癌が「不条理」である以上、それで亡くなるのも不条理だと思っている。
でも。
だからと言って、何もしないで良いとは思わない。抗えないとは思わない。
│きっと、僕にもできることはあるはず
└────────y──────
∧∧
(,,゚Д゚)
||三三三三三三三三( )||
`┳━━━━━━ 〜| |.┳
. ┸ し`J.┸
小さく、呟く。
294
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 04:51:28
あいつが最後まで笑顔で居たのは誰のためか。何のためか。まだ解らないけど。
でも、あいつの笑顔を曇らせるわけにはいかないから。
___∧_∧___
|| ( -∀-) || ∧∧
||_______( ),__||(Д゚ ,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
||三三三三三三三三三三三||
`┳━━━━━━━━━━┳
.┸ ┸
∧∧
(,,゚Д゚)
∪ |
〜| |
(./~ヽ)
今からでも、僕にできることを探していこう。
295
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:22:06
続きものなので読みやすいように前の話しも貼ってみる
296
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:22:33
癌のことを調べていくうちに、幾つかのことが解った。
. ∧∧
(。。,,)
O⌒ll⌒c
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒''⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|i ̄l
~ ̄ li⌒ll⌒l
⌒''⌒
だけど、それらで僕が得られたものは、
絶望と、無力な自分に対する怒りだけだった。
癌のことを調べ始めたきっかけは、本当にありきたりなものだった。
僕の友達が、癌になったのだ。
从/
∧_∧ ∧∧
( -∀-) (Д゚;,)
( ) ⊂ )
| | | 〉 ,〜
(__)_) . (ノ^ヽ)
297
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:22:50
日本人なら二人に一人は生涯で癌になり、
そのうちの三割は死に至る。
△
('A`)
('A`) ノノ )
( ) ('A`il) ゝ'
| | ノノ 乙
つまり、どれだけ危険な目に遭わないように生きても、
どれだけ健全に生きても、六人に一人は癌のせいで死んでしまうのだ。
そのことを、当の癌患者である友人に話した。
___∧_∧___
|| ( ・∀・) || ∧∧
||_______( ),__||(゚Д゚,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
癌であることを告知された時こそショックだったんだろうけど、病院の個室にいる今も、
普段と変わらず……それどころか、入院するようになってから終始笑顔でいる
彼の楽観的な様子にむかついていたのかもしれない。
298
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:23:08
だけど、話を聞いた彼は。
│そうかー、それならお前運が良いなー。お前は癌じゃねーんだろ?
│それならきっと、これから先も癌になることも、癌で死ぬことも無いって
└────────y─────────────────────
___∧_∧___
|| ( ・∀・) || ∧∧
||_______( ),__||(゚Д゚,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
にこにこ笑顔で。偽ることも飾ることもせず、平然とそんなことを言ってのけた。
│良かった。癌になってるのが他の誰かじゃなくて俺で
└────────y──────────────
___∧_∧___
|| ( -∀-) || ∧∧
||_____( つと ),__||(Д゚ ,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
どこまでも楽観的で、多分、自分の大怪我よりも、誰かの指先一つの怪我を
気にするような馬鹿で。
299
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:23:22
だからこそ、僕は彼の見舞いに行くことが段々と少なくなり、
ついには行かなくなった。
::;;:::;;:;::;;::;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;::;:::;;:::;;:;::;;::;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;::;::;;:;
::;::::;;:;::;;::;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;:;::::;;;;:;::: ∧∧ ;;:;:;:;:;::;::;
:::;:::;;:;::;::;;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;:::;::;;;;:;::: (。。 ,) ;;:;:;:;:;::;::
:::;:::;;:;::;;::;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;::;:::;;;;:;::: (, ,) ;;:;:;:;:;::;:
:::;:::;;:;::;::;;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;:::;::;;;;:;::: | |〜;;:;:;:;:;::;::
::;;:::;;:;::;;::;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;::;:::;;;;:;::: し`J ;;:;:;:;:;::;::
::;;:::;;:;::;;::;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;::;:::;;:::;;:;::;;::;:;:;:;:;;:;:;:;:;::;::;::;;:;
自分のことよりも人のことを気にする彼の性格に腹が立ち、
癌を完治させる術が無い現実に腹が立ち、無力な自分を殺したくなるから。
||l||||l||||lll|ll||l||l||l||||l||||lll|ll||l||l||l||||l||||lll|ll||l||l||
||l||||l||||lll|ll||l||l||l||||l||||lll|ll||l||l||l||||l||||lll|ll||l||l||
||l||||l||||lll|ll||l||l||l||||l||||lll|ll||l||l||l||||l||||lll|ll||l||l||
||l||||lll|ll||l|ll ll|l|l|||lll|ll||l|
<< )⌒ヽ〜
。゚ しし´(_つ
┌──────ヘ───────────────
│神様、どうか、こんな質の悪い冗談は止めてくれ。
│あんたが本当にいるなら、あいつの病気を治してやってくれ
どれだけ本気で祈ったか。願ったか。
300
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:23:38
(_
∧∧ て
(;゚Д゚)】)
/ ノ~~~~田 だけど、いるかどうかも判らない神様は
あっさりと僕の願いを無視し、
∧∧
(Д゚;,) 彼が入院してから一年が過ぎる前に。
O つ ≡=-
と_ ヽ〜≡=-
`ヽ) ≡=-
_________
|| || ∧∧
||______ノ ⌒~ヽ,,__|| (д゚;,)
||ヽ〜〜ヽ──‐' 〜<⌒~ヽ、 | ∪
||\.\ 。゚ と_ノ ) | |〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||_つ し`J
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
彼は、覚めることのない眠りに就いた。
301
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:23:56
.__
|\ \
|.: | ̄ ̄|
| | .: | ∧∧
__| | :. |_ (゚Д゚,,)
|\\|__| \∴ (, ,)
,,| `i────i/ | |〜
'';、 .| | ii~ し`J
"''"'''""''"""'"
――今、僕は彼の墓前にいる。
命月や命日に関係なく、何かあると僕はここに来ている。
. | ――お前には間に合わなかったけど。
.__ | もうじき、見つかりそうだよ。治す術
|\ \ └───────y─────────
|.: | ̄ ̄|
| | .: | ∧∧
__| | :. |_ (Д-,,)
|\\|__| \∴ (, ,)
,,| `i────i/ | |〜
'';、 .| | ii~ し`J
"''"'''""''"""'"
302
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:24:11
家族や兄弟のようにいつも一緒にいて、いつも笑っていたあいつ。
\ /
∧_∧ ∧∧
( ・∀・) (゚Д゚,,)
( ) .| と|
Y 人 0 |〜
(_)ヽJ ``J
あいつを苦しめた病気を取り除く手段が、ようやく見つかり始めている。
願った未来が。夢見た未来が。すぐそこまで近付いている。
あいつは、癌になるのが他の誰かじゃなくて良かったと言っていた。
ならば。
___∧_∧___
|| ( -∀-) || ∧∧
||_____( つと ),__||(゚Д゚,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
せめて僕は、僕らは、無くしてみせよう。
「他の誰か」が癌になる未来を。癌になっても、風邪を治すかのように
完治させられる未来を手に入れよう。
303
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:24:29
望み、手を伸ばせば、未来が近付く。
さあ、手を伸ばそう。望んだ未来に。
___ _ ____
|:::::::| / / || ∧∧
|[]::::| l ̄ ̄l || (゚Д゚,,)
|lヨ::| \ ̄ \ ||-、 ⊂⊂ ヽノ
l二二二二二二二l二二二二lOと_)
それは、あなたたちにできることだ。
退院オメデトー _
r'´,,+,,`>
∧◎∧ X ノ ハヘ X. ∧ ∧
( ´∀`) |゚ノ ^∀^。*(゚ー゚*)
( <V> ) §, つ *゚*。⊂ .|
/_,__ハ、_ゝ !|_i__| |`' |〜
(_,)_) (_)、__) U U
夢を夢で終わらせないために。
――まだ見ぬ誰かの笑顔の為に。
304
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:24:58
柄杓で掬った水を墓石にかけ、掃除完了。
__
|\ \
|.: .| ̄ ̄|
|. | .: | ()7 ∧∧
_| .| :. |_ \ (゚Д゚,,)
. |\\|__| \ ⊂ つ
.,,| `i────i | |〜 _||_
'';、 | . | し`J |_|
"''"'''""''"""'
ここには花を差す入れ物が無いので、数本束ねただけの小さな花束を、
墓前に横にして置き、線香に火を灯す。
305
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:25:10
___ ___ ___
| ~| | | | ~|
|゙';' ) . | | :. ( .| | '' ( ゙|
| ∫';..| | ∫ | | );..|
_|"__|_ _|___|_ _|"__|_
l゙;; ̄二二;;"l l゙:: ̄二二::"l l゙,, ̄二二::"l
w| '' ;; |v, | ∫ | ,v| ;; ;; ,,|从
"''"'''""''""''"'" <※"''""ii"''"" "''"'''""''""''"'"
∧∧
(,, ゚)
(, ,) _||_/
〜' | |_|
し`J
僕は今、あいつの墓参りに来ている。
あんまり頻繁に来るものだから、あいつの収められた墓だけ
綺麗に掃除されていて、周りからはちょっと浮いて見える。
なんでそんなに頻繁にここに来ているのかと言えば、それほど深い意味は無い。
306
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:25:22
ただ、強いて言うなら……あいつのことを忘れたくないから、だと思う。
小さい頃から一緒だったあいつのことだから、多分死ぬまで忘れないだろうけど。
/() ∧∧ ∧_∧
(,_/ \ ∧∧ ∧∧ (,, ゚Д) (・∀・ )
\( ・∀) (゚д゚,,) |⊃:| ( : )
O ⊃⊂ ヽ) 〜| 0 人 Y
し´U し‐J し'´ し'(__)
∧_∧
(・∀・ ) ∧_∧ 〜 o'-
と つ と⌒ ̄( =∀=)つ ,「l、
∧∧ (__つ_,) U | 匚|
(,, ゚) ∧∧ .`ー' (二二=
(, ,) ⊂(Дx *~⌒⊃
〜__) ∪
あいつの声、笑顔、仕草。そういうのは、もう新しく作られること無く、
僕の記憶の中のあいつは、止まったままだから。
307
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:25:34
∧_∧ ∧,,∧
( ´∀) ∧ ∧ ミ,, ゚Д彡 ∧∧
( ) (゚ー゚*) (ミ ミ) ( *゚∀)^) ∧∧
人 y U | 〜ミ ミ と / (゚Д゚;)
し'(__). 〜| | (ノ゙'ヽ,) 〜(_二⊃ と ,j
ハ,,ハ (/~U (ノ 〜| |
(,*゚ヮ) (_/\)
(__uu'
::::::::::::::::::::::::::::::...
∧_∧ :::::::..
( -∀- ) ::::::::.
( ) :::::::..
│ | | :::::::..
(_ノ、__) :::::::..
あいつが居なくても世界は続いていくのに、あいつはもう動くことはなくて。
あいつとの思い出は新しく作られることなく、ずっと止まったままになり。
__
|\ \
|.: .| ̄ ̄|
|. | .: | ∧∧
_| .| :. |_ (。_。,)
. |\\|__| \ ( ,,)
.,,| `i────i | |〜 _||_/
'';、 | . | し`J |_|
"''"'''""''"""'
──それが、悔しい。
308
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:25:45
線香の長さが半分ぐらいになり、そろそろ帰ろうかと思った頃。
__
│ もし、そこの方 | / /|
└‐y──────┘ | ̄ ̄|. :.|
∧∧´‐ .| :. | .|
(,,゚Д゚) _| .: |. |_
(, ,) ./ |__|//|
〜| | i────i´ |,,.
し`J | . | 、;''
"''"'''""''"""'"
少し離れた場所から、声をかけられた。
/=ヽ
( ´ー`)
( つ┓
| | | ┃
(_)__) ┃
声のほうを見ると、頭の毛が薄くなり、腰の曲がったお爺さんが立っていた。
にこにこと穏やかな笑顔が印象的な、人の良さそうなお爺さんだ。
309
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:25:56
__
/ /|
| ̄ ̄|. :.|
∧∧ ∧∧ | :. | .|
(Д゚≡゚Д゚) _| .: |. |_
(, ,) ./ |__|//|
〜| | i────i´ |,,.
し`J | . | 、;''
"''"'''""''"""'"
│えと、僕ですか?
└─────v──
│ええ、あなたですよ
└─────y───
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (Д゚ ,,)
( つ┓ ∩ |
| | | ┃ │ |〜
(_)__) ┃ し`J
310
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:26:09
\丶
,, ヾヽ
ヽ(,,・e・)
ゝ yyノ ヾヽ
"~ (,, ・e)
⌒Y⌒ 彡 _,,)
┌─────────
│そうですか。癌でねぇ
└─y───────
│今時珍しいですね。ご友人のお墓と言えども、
│そんな頻繁に来るなんて
└────y──────────────
| ……まあ、半分以上家族みたいなものでしたし。
| あんまり放っておくのもどうかと思いまして
└──y───────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (,,゚Д゚)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─ヘ──────
│家族、ですか……
311
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:26:22
│私の方はね、妻は事故で亡くなったのですが、
│せがれの方がね。癌で亡くなってるんですよ
└────y──────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚,,)
||三┓(つ )三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌──ヘ───
│癌、ですか……
┌────ヘ────────────
│ええ、癌です。あなたのご友人と同じですね
└───────────────────
お爺さんは、笑顔を崩さないまま、言う。
自分の子供を殺した、病気のことなのに。
│……どうして、そんな
│笑顔で言えるんですか?
└───y───────‐
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (‐Д‐,)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─ヘ────‐
│……はい?
└──────
お爺さんの笑顔を見ていると、あいつを思い出す。
312
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:26:38
___∧_∧___
|| ( ・∀・) || ∧∧
||_______( ),__||(゚Д゚,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
自分の病気のことなのに、楽観的に考えていて。
癌になったのが他の誰かじゃなく、自分で良かったと。恥ずかしげも無く言えて。
│僕は、まだそんな風に笑顔で言うことはできません。
│『あいつは癌で死んだ』だなんて。
└───────y────────────
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (゚Д゚#)
||三┓ し )三三⊂ ).三||
`┳┃━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─────────ヘ─────────────
│本当は、まだ認めたくないんです、あいつが死んだことを。
│納得できてないんです。
│こんな、どうしようもないもので殺されて居なくなったなんて
└────────────────────────
やばい。感情的になってる。
冷静な自分がそう自覚していても、溢れ出す感情を止められない。
313
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:26:55
でも、お爺さんは何も言わず、ただ笑顔のまま聞いていて。
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚,,)
||三┓ し )三三⊂ ).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌────ヘ───────────
│……少し、調べたんですよ。癌のことを
└─────────────────
そう、言ってきた。
│と言っても、調べたのはつい最近で、せがれが亡くなってから
│何年も経ってからなんですけどね。
└─────y──────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (#-Д)
||三┓(つ )三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌────ヘ────────
│何でも、日本人なら二人に一人は
│癌になるという話じゃないですか
┌───────ヘ────────────
│……そうですね。それぐらい、僕だって調べましたよ
└─────────────────────‐
まだ熱くなった頭は冷めない。お爺さんの言葉に、つい感情的に返してしまう。
314
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:27:06
│そこから考えるとね。
│ここに私とあなたの二人が居ます
└────y──────────
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (゚Д゚,,)
||三┓(∩ つ三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
│そして、私のせがれ、あなたのご友人の二人が癌になりました。
│これで、四人中二人……二人に一人は癌になってます
└─────y──────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚,,)
||三┓(つ )三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─────ヘ───────
│……だから何だと言うんですか?
┌────ヘ─────────────
│ええ。二人に一人が癌になるというのなら、
│私たちは癌にならない、ということになりますね
└───────────────────‐
あいつの言葉を思い出す。
315
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:27:16
| そうかー、それならお前運が良いなー。お前は癌じゃねーんだろ?
| それならきっと、これから先も癌になることも、癌で死ぬことも無いって
`ー-―−―- ―-―y−―-‐- ―-−- ―-―−―-‐- ―-−- ―-―−―
___∧_∧___
|| ( ・∀・) || ∧∧
||_______( ),__||(゚Д゚,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
│……ふざけてるんですか?
└───────y────
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (#゚Д゚)
||三┓(つ )三三( ,)三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
あいつの言った言葉を、おじいさんに
冗談で使われているような気がして、苛立つ。
316
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:27:28
│いえ、ふざけてませんよ。ただね。そんな高い確率で癌になるのなら、
│それはもう、運でしか無いと思うんですよ
└─────y────────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚#)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌──────ヘ────────────
│運って……そんな不確かなもので癌になったり、
│癌に殺されるって言うんですか
│だからこそ、頑張って生きないとでしょう?
└─────y────────────
/=ヽ ∧∧ (_
(,, ´ー) (゚Д゚,,) て
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
317
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:27:38
「 ̄,、,、
| (:::;;;) /=ヽ´‐
l二 (::;;;;) (−` ,,)
UU. ┏と )
┃ | | |
┃(_(_)
┌───────────────────────────
│墓前に佇むあなたを見かけて、後悔しているように見えたんですよ。
│『癌になっているのが自分だったなら』って、そう思っているように見えたんです
└─────y───────────────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (゚Д゚;)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─ヘ─
│……
318
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:27:48
│あなたのご友人が亡くなったことを認めるかどうかは、あなたの自由です。
│でも、身代わりになれなかった自分自身を悔いても、意味がありません
└─────y─────────────────────────
/=ヽ ∧∧
( ´ー`) (,‐Д‐)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳╋━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌────ヘ───────────────
│……僕は、まだそんな風に考えることができません
┌─────ヘ────────────────────
│ええ。あなたはまだ若い。今は前向きに考えることができなくても、
│いつかは何かをできる日が来るでしょう。
│ご友人の為にお墓参りを繰り返しているあなたなら、ね
└─────y──────────────────
/=ヽ ∧∧
(,, ´ー) (,,゚Д゚)
||三┓ し )三三( ,).三||
`┳┃━ヽ ) )━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J .┸
┌─ヘ─
│……
319
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:28:00
何も言葉を返せない僕の顔を見てから、お爺さんは席を立った。
┌───────────────
│さて、随分と長居してしまいましたね。
│長い間つき合わせて申し訳ない
└─────y──────────
/=ヽ ∧∧
(ー` ,,) (゚Д゚;)
||三┏と )三三(つと,)三||
`┳┃ | | | ━━ ヽ ) )━┳
. ┸┃ (_)_) し'J ┸
┌────ヘ──────────
│あ、いえ……あの、すみませんでした。
│さっきは言葉を荒げて
┌────ヘ─────
│いえいえ。とんでもない
└──────────
この会話の間、お爺さんはずっと笑顔のままだった。
その笑顔は、現実を受け入れ、認め、
それでも何かを成し遂げられると思っているからなのだろうか。
___∧_∧___
|| ( -∀-) || ∧∧
||_______( ),__||(Д゚ ,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
あいつも……何かのために、笑顔で居続けられたのだろうか。
320
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:28:19
│あの、お爺さん。最後に聞いても良いですか?
└─────────y──────────
∧∧
(,,゚Д゚)
||三三三三三三三./つ ,)三||
`┳━━━━━━ヽ ) )━┳
. ┸ し'J .┸ /=ヽ´-
(ー` ,,)
( つ┓
| | | ┃
(_)__) ┃
┌─────'l─
│ん?どうぞ?
│お爺さんは、癌で亡くなってしまった息子さんのために、
|何かできていると思いますか?
└──────────y──────────
∧∧
(,,゚Д゚)
||三三三三三三三と つ三||
`┳━━━━━━ヽ ) )━┳
. ┸ し'J .┸ /=ヽ
(ー` ,,)
┏と )
┃ | | |
┃ (_)_)
┌──'l─
│……
321
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:28:32
/=ヽ │何かできているか、ですか。難しい質問ですね
(,, ´ー) .│ん〜……
( つ┓ ノ────────────────────
| | | ┃
(_)__) ┃
∧∧
(゚ ,,)
||三三三三三三三三三三三||
┳━━━━━━━━━━┳'
┸ ー'‐' ┸
/=ヽ │できてますよ。多分。
( ´ー`) .│今できてないのなら、できるようになれば良いだけですからね
( つ┓ ノ────────────────────────
| | | ┃ │そうですか。……ありがとうございました
(_)__) ┃ └──y─────────────
┌─ヘ───────
│そうですか。それでは
└─────────
∧∧
(゚ ,,)
||三三三三三三三三三三三||
┳━━━━━━━━━━┳'
┸ ー'‐' ┸
322
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:29:02
/=ヽ
(ー` ,,)
c( )
┃ Y 人
┃(__,)-'
┌─ヘ──────────────
│ご迷惑でなければ、また話をしましょう
└────────────────
∧∧
(Д゚ ,,)
||三三三三三三三三三三三||
┳━━━━━━━━━━┳'
┸ ー'‐' ┸
と言い、お爺さんは休憩所から出て行った。
│できてないのなら、
│できるようになれば良いだけ……
└───o───────────
∧∧ °
(,,゚д゚)
||三三三三三三三(, )三||
`┳━━━━━━ヽ ) )━┳
. ┸ し'J .┸
お爺さんが言った言葉を繰り返す。
323
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:29:14
まだ僕は、あいつの死を受け入れられてない。
_________
|| || ∧∧
||______ノ ⌒~ヽ,,__||(д゚;,)
||ヽ〜〜ヽ──ヽ'〜'⊂ |
||\.\ \ |〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
あいつが癌で亡くなったのは事実だし、
癌を治す術は見つかりかけているけど、まだ形にはなっていない。
まだまだ癌が「不条理」である以上、それで亡くなるのも不条理だと思っている。
でも。
だからと言って、何もしないで良いとは思わない。抗えないとは思わない。
│きっと、僕にもできることはあるはず
└────────y──────
∧∧
(,,゚Д゚)
||三三三三三三三三( )||
`┳━━━━━━ 〜| |.┳
. ┸ し`J.┸
小さく、呟く。
324
:
UD名無しさん
:2006/01/31(火) 17:29:25
あいつが最後まで笑顔で居たのは誰のためか。何のためか。まだ解らないけど。
でも、あいつの笑顔を曇らせるわけにはいかないから。
___∧_∧___
|| ( -∀-) || ∧∧
||_______( ),__||(Д゚ ,,)
||ヽ〜〜ノ ⌒~ヽ 〜 ⊂ ヽ
||\.\ \ )〜
. \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
. \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
||三三三三三三三三三三三||
`┳━━━━━━━━━━┳
.┸ ┸
∧∧
(,,゚Д゚)
∪ |
〜| |
(./~ヽ)
今からでも、僕にできることを探していこう。
325
:
UD名無しさん
:2006/02/01(水) 21:33:48
はいはいDION規制DION規制orz
326
:
UD名無しさん
:2006/02/03(金) 22:56:32
ホンスレに6話目がきましたな(・∀・)ニヤニヤ
327
:
◆iEa5WqW8eM
:2006/02/03(金) 23:00:20
アレ、なんか今までと違うような。
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