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音楽スレ(2023〜 「名盤500」準拠)

14korou:2023/03/13(月) 21:28:43
470 チャイコフスキー「偉大な芸術家の想い出」(その2)

コーガン、ロストロポーヴィチ、ギレリスという
それこそ「偉大な芸術家」によるピアノ三重奏を聴いてみた。
確かに期待に違えぬ名演であることに違いない。
特にギレリスのピアノの感度の鋭さには驚かされる。
コーガンとロストロポーヴィチも
そのピアノの鋭さに十二分に反応していて
名人芸を聴かせてくれる。

さて、上記アシュケナージ等の演奏と比べてどうなのかというと
ここは、やはりアシュケナージのほうに軍配を挙げざるを得ないだろう。
これは曲調と演奏家の個性の相性の問題であり
ベートーヴェンとかブラームスであれば
コーガン等の演奏のほうが白熱した精神美の点で感銘大だが
チャイコフスキーの美しいメロディを堪能するとすれば
アシュケナージ、パールマン、ハレルの愉しく明るい音色のほうが
曲想に合っているし、長い曲でもあるのでより疲れないという点も推薦盤に値するところだ。

(ベスト盤)コーガン(Vn)、ハレル(Vc)、アシュケナージ(p)


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