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音楽スレ

1korou@管理人:2005/02/24(木) 12:41:58
このスレでは音楽について語りましょう。

J−POP、洋楽、流行りモノの音楽は勿論
ジャズ、クラシックについても管理人はレス可能です。
たまにレス不能になると、むやみとリンクを貼ってごまかすこともありますが(笑)
多分大丈夫でしょう?!

では、よろしくお願いします。

892korou:2020/11/17(火) 10:27:31
ラヴェル「ダフニスとクロエ(全曲)」を試聴。

第2組曲は以前からよく聴いていたが
今回初めて全曲通して聴いてみた。
第2組曲というのは、
全曲中最後の3曲(第3幕)だけを抜粋したものだった。
特にその部分だけ優れているというわけではなく
時間さえあれば全曲聴いたほうが
ラベルの表現したかったことをより理解できることは言うまでもない。

演奏は、何となくデュトワが良さそうに思えた。
クリュイタンス、アンセルメの往年の名演奏と冒頭の部分だけ比較試聴し
アンセルメには香りが欠け、やや録音の鮮度も落ちるのと
クリュイタンスの古さというか、昔なら感動できたかもしれないが
今はそういう好みではないので
結局、デュトワ&モントリオール響の演奏で全曲通して聴いた。
クリュイタンスの熱っぽさはないものの
冷静にスコアを再現した美しさ、繊細さの上に
どことなくラヴェルの音楽らしい香気が漂っているのが素晴らしい。

(試聴&ベスト)デュトワ&モントリオール響

次回はラヴェル「ボレロ」

893korou:2020/11/17(火) 16:08:47
ラヴェル「ボレロ」を比較試聴。

短い曲なので、いろいろ聴いてみた。
まずアンセルメ。やはりダメ。録音も冴えないし、演奏も無味乾燥。
得意な曲想なはずなのに、今聴くと物足りない(最初しか聴いていないが聴き続けられない)
クリュイタンスの名盤も聴いた。
確かに指揮者とオケの息はぴったりで、その着地点もラヴェルの意図したところと相違ない。
問題は全体の迫力のなさで、こういう曲の場合致命的ではないか。
専門家(評論家)としてはクリュイタンスの音楽性を最高評価しているのだが
素人(愛好家)としてはこの演奏は採れない。
カラヤンの1966年盤もユンク君で聴いてみた。
これはあまりにも距離を置いた客観的演奏で
たまにはいいかもしれないが、ベスト盤にはなり得ない(全部は聴いていない)
最後にやはりデュトワを聴いてみた。
かつて聴いた圧倒的なライブ演奏には程遠いが
それでも終盤に向けて盛り上がっていく様子などはさすがで
クリュイタンスにこれがあれば鉄壁なのだがと思わせる。
一応、これがベスト。
でも曲として不出来ではないだろうか。1つのリズムで15分もたせられるわけがない。
才能の枯れた時期のラヴェルが苦し紛れに書いた曲に過ぎないのではないか。

(ベスト)デュトワ&モントリオール響

次回はラベル「ピアノ協奏曲 ト長調」

894korou:2020/11/18(水) 18:01:23
今日のユンク君の新しいアップ曲が
ターリヒ&チェコ・フィルの「新世界」、それも1954年の録音なので
これは必聴と思い、ラヴェルは後回しにして聴いてみた。
確かに熱い演奏ではあるが、思ったより普通の演奏で何とも言い難し。
そこで、かつてベスト盤を選ぶ際迷った記憶があるので
最終的に何を挙げたか確認してみると
カイルベルト、クーベリックだったので
それぞれ再確認で聴いてみた。
カイルベルトは部分部分でタイミングが微妙で
それ以外は懐かしい響きなのだが、やはり決め所でのタイミングのズレが気になるところ。
クーベリックは、ベルリン・フィルのアンサンブルの美しさに任せた感じが強く
チェコ出身の指揮者でありながら、そのことを生かした積極的な指揮ぶりには
残念ながら欠けるように思われた。
このスレの過去ログを辿ると、フリッチャイの指揮が良かったように書いていたので
そういえば「新世界」ベスト盤を探る際にチェックしていなかったと思い出し
聴いてみた・・・・うーん、これがベストだよ、絶対。
この曲の旋律、構成が耳にこびりついて新鮮に聴こえなくなったときに
この演奏は強烈だ。

「新世界」のベスト盤・・・フリッチャイ&BPO

895korou:2020/11/19(木) 15:42:38
ラヴェル「ピアノ協奏曲 ト長調」を試聴。

事前の調べで、フランソワがベストのはず、それ以外は今回は聴かないと決めていたので
フランソワ(P)、クリュイタンス&フランス音楽院管で全部聴いた(意外と短い曲。20分少々)。
まさにこれこそラヴェルの音楽というべきか、ラヴェルならではの個性が詰まった佳曲。
フランソワのピアノもクリュイタンスの指揮もオケの音色も
これ以上ないほどピッタリハマっている。
文句なしにベストだろう(最近のピアニストだとこういう演奏にはならない)

(ベスト)フランソワ(P)、クリュイタンス&フランス音楽院管

次回はラベル「弦楽四重奏曲ヘ長調」

896korou:2020/11/19(木) 16:17:43
ラヴェル「弦楽四重奏曲 ヘ長調」を試聴。

最初は、レコ芸推薦のアルバン・ベルクQで聴いてみたが
パルナンQの演奏がフランス的で香気あふれるという評を見たので
第1楽章が終わった時点で切り替えてみた。
たしかに、キリっとしただけのアルバンQに比べて
パルナンQの音には余韻と深みがあってニュアンスが豊かだ。
・・・と思ったのだが、なぜか聴き続けるとアルバンQの演奏が望ましく思えてくる。
不思議なのだが、ラヴェルの音楽の二面性、幻想味豊かだがきっちり構築されているという
その側面は、弦楽四重奏のような形態だと、幻想味だけで演奏し切れないのかもしれない。
弦楽だけではニュアンスを出し切ったとしても限度があるのだろうか。
またまたアルバン・ベルクQの演奏に切り替えて聴き続ける。
やはり、こっちのほうが長く聴ける。
比較試聴になったが、これで決まり。

(ベスト)アルバン・ベルクQ

次回はラヴェル「夜のガスパール」

897korou:2020/11/20(金) 12:07:41
ラヴェル「夜のガスパール」を比較試聴。

ついにラヴェルの緻密な音構成に耳が麻痺してきたのか
どれを聴いても今一つピンとこない。
出だしだけで言えば、
アルゲリッチとミケランジェリがおやっと思わせるが
聴き続けるにつれて飽きが出てくる。
曲自体が駄作ではないかと思えてくる(やたら技巧に凝った名人芸的作品?)
案外、淡々と弾いているユンク君がアップされたマルセル・メイエルのピアノタッチが
耳に優しくてうるさくないので聴き易かったりする。
フランソワの独特の香り漂うタッチも魅力だが
この曲に関してはそれがあまり生かされることがないので残念。

(ベター)マルセル・メイエル

次回はレスピーギの「ローマ三部作」

898korou:2020/11/22(日) 13:45:58
レスピーギ「ローマ三部作」を試聴。

作曲年代順に「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」と聴いたが
最初の「噴水」でムーティの演奏を聴いて何の感銘も受けず
これは曲自体に問題があると思い直し
比較試聴ではなく、トスカニーニ単独で試聴することに変更。
トスカニーニ&NBC響で聴いても「噴水」は駄曲に聴こえたが
さすがに「松」は部分的にではあるものの美しい箇所がいくつか感じられた。
「祭り」はもはや効果音楽で、しかも当時の作曲者と政治家の関係を考えると
かなり”愛国音楽”というイメージも感じられ
カラヤンなどが未録音としたのもむべなるかなと思う。
ぼんやりと聴けば、軽い吹奏楽曲のようでもあるが・・・

(試聴)トスカニーニ&NBC響

次回はリムスキー=コルサコフ「シェエラザード」

899korou:2020/11/23(月) 09:45:45
リムスキー=コルサコフ「シェエラザード」を試聴。

結構長い曲なので、出だしだけ比較試聴し
結局、デュトワ&モントリオール響で試聴決定。
決め手は、出だしの徐々に盛り上がっていく情景描写で
他の指揮者は同じ音型の受けのほうのリズム、アクセントが強すぎるので違和感があるのだが
デュトワはその部分を丁寧に主部のリズム、アクセントと同等に処理していたところ。
もし受けのほうが強いのであればその理由も知りたいが
演奏だけ普通に聴けば、デュトワの表現のほうが自然なことは間違いない。
さらに、細部に漂う何ともいえぬ香り(フランス風な香り?)も魅力である。
第4楽章の盛り上がりまでも冷静な処理なのがやや不満ではあるが
それまでの流れからして、ここで急にとってつけたような盛り上がりになるのも不自然だし
そう思えば自然な流れという点では文句のつけようがない。

(試聴・ベスト)デュトワ&モントリオール響

次回はロドリーゴ「アランフェス協奏曲」

900korou:2020/11/26(木) 07:58:16
ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」を比較試聴。

(11/23に比較試聴済みだったが記述してなかったので本日(11/26)記述)
ギター曲となればジョン・ウィリアムスなのだが
なぜかナクソスに音源がなく残念。
順番に聴いていって、ペペ・ロメロの演奏が良いと思ったが
やはりレコ芸でも推薦していた評論家がいた。
イエペスの評価がレコ芸では高いのだが
音の背後にぬくもりが感じられないので好みではない。
ブリームの演奏は、音色がアランフェスっぽくないのだが
イエペスと違って確固たる音楽観が感じられ、まさにブリーム以外の何者でもない。
バックでサポートしているのがラトルなのも好印象で
さすがの響かせ方だ。
とはいえ、ロメロの音色の繊細さ、明るさには及ばない。
ここはロメロをベストとしたい。

(比較試聴でベスト⇒ペペ・ロメロ(g)、マリナー&アカデミー室内管

次回からロッシーニ。

901korou:2020/11/26(木) 08:07:44
ロッシーニ「セビリアの理髪師」を鑑賞。

11/24・25と県立図書館サーバのメンテでナクソスが利用できないので
本来は「序曲集」のところを、先に「セビリア」をyoutubeで鑑賞することにした(11/25)。
ここでも、いきなり超定番のアバドの演奏がアップされていたので
最初から30分程度鑑賞。
アバドが30代後半の頃だけに見るからに若々しくフレッシュで新鮮で
当時は、この外見だけでも、
イタリアオペラ界に新星が現れたという印象を受けたに違いない。
ロッシーニのまっすぐ直球のメロディラインが
アバドのオーソドックスな力強さによくマッチしていて
聴いていて実に心地よい。
妙にひねらないシンプルすぎるくらいのイメージで
時にはロッシーニも悪くないと思われるほどだった。
これと、ベームの「フィガロ」を続けて観れたらいいのだが
もうこの年になってオペラに時間を費やすわけにもいかないので実に残念(視力の問題もあるし)。

(ベスト)アバド&ミラノ・スカラ座管、アルヴァ、ベルガンサ、プライ他

次回はロッシーニ「序曲集」

902korou:2020/11/26(木) 11:57:48
ロッシーニ「序曲集」を比較試聴。

トスカニーニは鉄板だが
さすがにあまりに個性的で他を圧倒した演奏でもあるので
時には他も聴きたくなる場合にどれか、という選択肢になった(他の曲ではあり得ないこと)。
アバドやムーティは、同じイタリア系でもかなり常識的で
トスカニーニと同じ土俵で勝負している感じなので
録音の良さ以外に聴くメリットはないように思える。
その点、シャイー&ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管の演奏は
シャイーならではの音感覚に満ちていて、極めて創造的だ。
トスカニーニの解釈とは明らかに違うので、これは聴く価値がある。
なお、オルフェウス室内管の演奏が純音楽的に優れているのを今回初めて知ったが
曲目が限られているので、今回はベストとはしなかった。

(ベスト)トスカニーニ&NBC響(またはシャイー&ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管)

次回はロッシーニ「弦楽のためのソナタ集」

903korou:2020/11/26(木) 12:03:33
ロッシーニ「弦楽のためのソナタ集」を比較試聴。

ユンク君で曲目解説を読みながら
マリナー&アカデミー室内管の演奏を聴く。
確かに人工的な美ではあるが、これはこれで特に聴き辛くはない。
しかし、その後にイ・ムジチ合奏団の演奏を聴くと
マリナーの演奏とは全く正反対に
自然な流れで聴かせる見事さなので
やはり、いざ聴くとなればこちらを採らざるを得ない。
レコ芸ではイタリア合奏団が一押しなのだが
ナクソスにないので
とりあえずはイ・ムジチになるのだが
曲自体、ロッシーニの若書きというか習作のようなものなので
そもそも300選に入れるべき曲なのかという
根本的な疑問も湧く。

(ベター)イ・ムジチ合奏団

次回はサン=サーンス「交響曲第3番」

904korou:2020/11/27(金) 11:42:36
サン=サーンス「交響曲第3番」を比較試聴。

比較試聴といっても、カラヤンとミュンシュを聴いただけである。
しかし、これほど対照的な名演は他にないだろう。
カラヤンはあくまでも彼の美学のもとに人工的に表面を磨き上げているが
ミュンシュは、よくぞそこまでと思わせるほど
この曲の構造、動機、感情の起伏などを理屈抜きで直感で再現してみせて
普通であればミュンシュ&ボストン響のこの名演で
この曲のベストは決まりだろう。

しかし、ここが芸術の不可思議なところで
どう考えても”作りモノ”のカラヤンの演奏のほうが
ミュンシュより優れている箇所がいくつかあるのだから妙だ。
特に第2楽章のえもいわれぬ美しさは
絶対にカラヤンでなければ表現できなかった世界で
その比較不能な美しさは、いわゆる名演としてはオーソドックスなので
他の名演のレベルと比較可能なミュンシュの美しさと対比した場合
どうしてもカラヤンのほうに惹かれてしまうのも事実なのである。
こうなると、この曲が好きかどうか、関心があるかどうかに行き着いてしまい
部分的には名曲としての充実度の高さを思わせる曲とはいえ
何かしっくりこないものも感じる以上
サン=サーンスそのもの(ミュンシュによって再現)よりも、
その「テキスト」の上で成り立つカラヤンの美の世界のほうに
気持ちが傾いてしまうのだ。

(ベスト)カラヤン&BPO

次回はサン=サーンス「動物の謝肉祭」

905korou:2020/11/27(金) 18:08:50
サン=サーンス「動物の謝肉祭」を試聴。

いろいろ聴き比べるほどの曲でもないので
高評価のクレーメル、アルゲリッチ他の演奏で通して聴いた。
こういうシンプルな、いわばプライベートな行事で使われた通俗曲を
よくぞここまで個性的に弾き通したものだと感心するような演奏。
まあ、進んで聴くことはもうないかな。

(試聴)クレーメル、アルゲリッチ他

次回はサン=サーンス「ヴァイオリン協奏曲第3番」

906korou:2020/11/29(日) 12:11:16
サン=サーンス「ヴァイオリン協奏曲第3番」を試聴。

チョン・キョンファの演奏がベストということなので
初めて彼女の演奏をしっかりと聴いてみた。
途中、かつての名盤らしいフランチェスカッティの演奏も比較で聴いてみたりしたが
総合的には、評判通りの名演で、いろいろ聴いてみたわけでもないのに
ベストの演奏のように思えるのは、どういうことなのかよく分からないが
とにかくそう思えた。
サン=サーンスという作曲家について
今まであまり関心がなかったのだが
今回いろいろ聴いてみて
これは意外なほど皆見落としているのではないかという感想を抱いている。
他の作曲家では味わえない独自の音楽美を持っていて
代表曲のレベルになると、特にこれといった弱い部分がないという
総合点の高さも感じられるので
そういう意味合いにおいて
感情の高まりとしっかりとした楽曲の構成美を同時に表現し得ているチョンの演奏は
理想的に思えたのである。
そして、感情面を重視した演奏を聴きたいときには
フランチェスカッティの高揚感を十全に伝える演奏にすればいいのではないかと思った。

(ベスト)チョン・キョンファ(鄭京和)(Vn)、フォスター&ロンドン響

次回はサティ「作品集」

907korou:2020/11/29(日) 17:24:04
サティ「作品集」、スカルラッティ「ソナタ集」を試聴。

この両者には困ってしまった。
サティについては、定番らしいチッコリーニの演奏が全くいただけない。
スカルラッティに至っては、ホロヴィッツの演奏が冴えず真価が判らない。
両者ともに”環境音楽”のような扱いなのか
ナクソスだと演奏者のクレジットが再生するまで出てこないものが多く
さらに、どういうわけか特定の演奏者のものが延々と続く(小品が多いせいで)
さりとて、とことん追求してベストの演奏を探すほどの内容のものでもなく
こうなると、まあ他よりましに聴こえた程度でベターとするほかない。
それにしても、とことん聴いたわけでもないので
かなり怪しい評価ということになる。

(ベター)サティ・・・アリス=紗良・オット(p)
     スカルラッティ・・・ポゴレリッチ(p)

次回はシェーンベルク「浄められた夜」

908korou:2020/11/29(日) 19:54:15
シェーンベルク「浄められた夜」を比較試聴。

カラヤン&BPOで聴きたかったが
ナクソスにアップされていないので
仕方なくバレンボイム&イギリス室内管で試聴。
ところが、これが予想外に名演で
後どれを聴いてもこれを上回る感銘は得られなかった。
youtubeでカラヤンの演奏を確認してみたが
BPOの弦が分厚過ぎて
そこがなぜか違和感として感じられた。
ひょっとしてと思い、もともとの弦楽四重奏として
室内楽バージョンも聴いてみたが
かなり暗めのこの音楽を弦楽だけのシンプルでストレートな音で聴き続けるのは
心理的にしんどいと思った。
アシュケナージ&イギリス室内管も
このオケの得意曲なのか、なかなか良かったが
その後でバレンボイムを再度聴いてみると
やはり音の豊かさという点で一日の長があるようだ。
それにしても、このバレンボイムの演奏で聴くと
なかなかの名曲のように思える。
無調音楽に至るまでの過渡期として
もっと注目されるべき曲のようだ。

(ベスト)バレンボイム&イギリス室内管

次回から、いよいよシューベルトだ!

909korou:2020/11/30(月) 17:33:34
シューベルト「交響曲第5番」を試聴。

レコ芸推薦のベーム&BPOで試聴。
多分、かつてこのあたり、シューベルト初期の交響曲について
集中的に聴いていた時期に
この組み合わせで聴いていたような記憶がある。
出だしから懐かしい音色、響きですっかり心に沁み渡っていき
そのうちにベーム独特の内声部まで充実した豊かな響きから
シューベルトの音楽の深部に潜む肉声を聞く思いになり
最上の音楽を最良の解釈で聴く幸福感に包まれ
思わず感涙してしまった。
後でワルター&コロンビアも聴いたが
よりロマンティックでチャーミングではあるけれど
ベルリンフィルの重厚な響きが懐かしく感じられ
もしベームがなければワルターだけれども
このベームを知ってしまえば、もう他の演奏は色あせてしまうのは
仕方ないことだった。
よって、他は一切聴いていない。

(ベスト)ベーム&BPO

次回はシューベルト「未完成」

910korou:2020/12/03(木) 15:56:46
シューベルト「未完成」を比較試聴。

ナクソス上位から。まずマゼール。何が良いのかさっぱり分からない。
次にC・クライバー、これもどこが良いのか分からない。VPOの無駄遣い。
チェリビダッケは、その点、音の響かせ方に年季が入っている。でもシューベルトの音楽としてはどうか。
クレンペラーも個性が出ていない。そもそもシューベルトには不向き?
ケルテスもVPOの音色が生かされていない演奏。不自然に遅いテンポで暗すぎる。
ベーム&VPO(’77)は、さすがにVPOの音色を生かした演奏。ただ重厚すぎるか。晩年の重たい演奏。
レコ芸上位を聴く。クライバーはもう聴いたので、ブロムシュテットを聴いてみたが、これは単なる交通整理だろう。
アバドの演奏は、純音楽的に極めたタイプのものとしては最上級に近い。ただしシューベルトの音楽としてはどうか。
ナクソスには良いものがないので、次はユンク君から。
恐る恐る戦前のワルター&VPOを聴く。音質は予想通りというか、それほど悪くないが、演奏はあっさり風味で残念。
フルトヴェングラー&VPOは、ユンク君で聴くとなぜかひどい音質になるので、これだけはナクソスで代用。
上記ベーム&VPOと同じで、音色・表現ともに申し分ないのだが、さすがに重たい。たまに聴くならベストだが。
トスカニーニの指揮は物凄い。これはシューベルトではないが、トスカニーニを聴くとなると必須かも。唯一無二だが問題外。
ワルター&NYPは、今聴くと何が良いのか分からない。音質に魅力はないし、演奏も剛毅過ぎる。
ジュリーニ&フィルハーモニア管は平凡。平凡に演奏すると何も出てこないからこの曲は手ごわい。
クーベリック&VPOは曲の外面ばかり磨いている。アプローチは優れているが出てきた音楽は外面的で惜しい。
カラヤン&BPOは、録音音質とソロ奏者の巧さが聴きもの。これもシューベルトよりカラヤンを聴く演奏。
クリュイタンス&BPOも音質、ソロの良さは格別。ただし、この曲をクリュイタンスで聴く必然性は全くない。
ベーム&BPOがユンク君になかったので、再度ナクソスに戻って検索。聴いてみる。意外と平凡。がっかり。
そこで元に戻ってベーム&VPOを再聴。やはりこれが一番しっくりくる。少々重いのは我慢して、これをベストとする。
しかし「未完成」ほど難しい名曲はないなあ。

(比較試聴)ベーム&BPO

次回はシューベルト「グレイト」

911korou:2020/12/04(金) 11:00:25
シューベルト「交響曲第8番”グレイト”」を比較試聴。

今回は「未完成」試聴時の失敗(いろいろと聴き過ぎ)を踏まえて
本当に聴いてみたい演奏だけで比較試聴。

まずかつての定番フルトヴェングラー&BPOから。
ユンク君サイトで聴いたが、想像以上に音質が素晴らしく、ほぼステレオに近いくらいで信じられない。
フルトヴェングラーのやりたい事が如実に伝わってきて、かつて聴いた不十分な音質は何だったのか?
演奏スタイルはシューベルトの本質とは程遠いが、フルトヴェングラーとしては完璧に近い出来だろう。
何よりも指揮者とオケが物凄い集中力で演奏しているので、スタイルの違和感など、とうに超越して
普遍的な感動を生む演奏になっている。
第2楽章のA-B-A-B-A、第3楽章のA-BーAで、"B”の部分が空前絶後に美しい。
他のどの指揮者も成し遂げられない境地だ。
逆に"A”の部分はシューベルトの音楽としては不自然な部分も見受けられ、その意味ではベームの自然さが恋しくなるのも事実。
"A”が十分に燃焼し切っていないので(演奏としては燃焼し切っているが、曲想としては妥当でないので)
終楽章の曲想がフルトヴェングラー独自の盛り上げで終わっているのが惜しい限り。この高揚感はシューベルト本来ではないだろう。

ということでフルトヴェングラーの演奏は
いろいろな意味で他を圧倒して優れてはいるけれど
本当に聴きたいのは中間楽章の"B”部分だけということで
ベストにはなり得ない。

ちょっと休憩(この曲を真剣に全部聴き通すと疲れる・・・)

912korou:2020/12/04(金) 14:52:05
シューベルト「グレイト」の続き。

シューリヒト&南西ドイツ放送響の演奏は、オケが下手すぎ。ある程度厚みがないと、この曲の演奏は難しい。
ワルター&コロンビア響も、オケの音色が若々し過ぎて違和感を覚える、ワルターの蘊蓄ある表現は代えがたいのだが。
ここで、真打ちベームに登場願うことに。
これは、ユンク君アップのBPO、ナクソスにはアップ済みのVPOの2種類で聴き比べ。
どちらも素晴らしくて甲乙つけ難い。解釈の細かいところもほぼ同じで、どっちを聴いても同じ感銘を得られる。
強いて言えば、オケの自発性からくる自然な音楽の流れが聴きどころのVPO盤をベストとしたが
もちろん抜群の合奏力で踏み込んでくるBPO盤も名盤だ。
しかし、この曲はついつい長く聴いてしまうので
あれこれ聴いていると疲れてしまうのも事実。
まだまだ、ジュリーニ、アバド、レヴァイン、ベーム&ドレスデン、セル、ラトルなどを聴きたかったのだが・・・

<ベスト>ベーム&VPO

次回はシューベルト「ピアノ五重奏曲 イ長調『ます』」

913korou:2020/12/05(土) 16:01:42
シューベルト「ピアノ五重奏曲 イ長調 『ます』」を試聴。

いろいろな制約(当時のピアノの性能、シューベルトの年齢)もあって
必ずしも名曲とはいい難い。
最初、レコ芸推薦のブレンデル、リヒテルから
よりエモーショナルなリヒテルを選んで聴き始めたが
何か物足りなさを覚えたので
ユンク君にアップされていたスコダ(p)&バリリQに切り替えた。
スコダの旧盤(ウィーン・コンツェルトハウスQ)のほうが良いとする評もあるが
自分には、こちらのほうがすっきりとしていて聴き易かった。
それにしても、当時の素人音楽家に向けて作ったシューベルトの若書きということで
シューベルト独特の同じ旋律、リズムの繰り返しによる効果が
ここではまだ成熟していない印象を受ける。
聴いていて眠たいこと甚だしかった・・・

(ベター)スコダ(p)&バリリQ

次回はシューベルト「弦楽五重奏曲 ハ長調」

914korou:2020/12/07(月) 17:18:25
シューベルト「弦楽五重奏曲 ハ長調」を試聴。

今回初めて聴いた曲だが、そして名曲との評が高い曲ときいて
楽しみ半分、期待外れかもしれないという不安半分で聴き始めたが
予想以上の素晴らしさに感嘆、感動、感銘の連続だった。
この年になって、これほどの新しい発見、感銘、そして今までこの感動を知らなかったことへの悔い
といったものがまだあったのだという驚きを禁じえなかった。
第1楽章から、細部まで神経の行き届いた端正な楽想がきちんと展開され回収される見事な構成。
第2楽章の瞑想感は、今まで聴いたどの音楽よりも素晴らしく
ベートーヴェンのピアノソナタでも、よほど心をこめて弾かないとここまでの境地には至らないのでは
と思えるほど。
第3楽章も、普通のスケルツォのイメージとは深さが段違いで圧倒されてしまう。
第4楽章は、第3楽章の主部のオーケストラ合奏並みの分厚さで展開する、弦楽重奏のレベルを超えて
もはやシンフォニーのような響きが終始する。
いやはや、こんな感じの名曲がこの世に存在するとは思いもよらなかった。
某ブログに曰く「長大な曲なのに全くその長さを感じさせない曲」というのは全く納得だ。
シューベルト再発見の思い。
この名曲を、シフのチェロを加えたアルバン・ベルクQが
明晰な構成力、瞑想感十分な音色で再現していた。
今回は、この超名演だけ聴けば十分。
これからもずっと聴き続けていきたいと思った。

(ベスト)シフ(Vc)&アルバン・ベルクQ

次回はシューベルト「弦楽四重奏曲第14番”死と乙女”」

915korou:2020/12/08(火) 15:37:32
シューベルト「弦楽四重奏曲第14番”死と乙女”」を比較試聴。

最初はレコ芸推薦のメロスQで聴き始めたが
第2楽章で眠たくなり、そのまま寝てしまい以下は聴きそびれた。
起きなおして、今度はアルバン・ベルクQで聴き直したが
やはり第2楽章で退屈してしまった。
ただし、演奏はどちらも秀逸で、わずかにアルバン・ベルクQのほうが
緩急の巧さで優っているように思われた。
ウィーン・コンツェルトハウスQでも第2楽章を聴いてみたが
曲がイマイチなのか、自分のコンディションがイマイチなのか
どうしてもすんなり入ってこず、退屈で止めたくなってしまう。
まあ、こういうのには素直に従うことにして
第2楽章を聴くのを諦めて第3楽章以下を
アルバン・ベルクQで聴き通した。
第3楽章・第4楽章は舞曲の延長系のようで
シューベルトにしては深みに乏しい。
第2楽章の変奏曲形式というのも個人的には非常に苦手なので
この曲は、自分にとっては第1楽章の気宇雄大な構成だけが聴きものだった。

(ベスト)アルバン・ベルクQ

次回はシューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」

916korou:2020/12/09(水) 14:09:51
シューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」を試聴。

今は誰も生産せず演奏もされないらしいアルペジオーネという楽器のために
シューベルトが作った曲で、今はチェロに置き換えて演奏されることが普通らしい。
今回は、アルゲリッチのサポートを得たマイスキーの演奏で試聴。
豊かな音色でたっぷりと歌い込むスタイルはいかにも正統派で
そこにアルゲリッチの幻想味が加わり、なかなかいい感じのデュオとなっている。
曲も「死と乙女」と同じ年代の作品ということで
全編暗い雰囲気ながら、どこかにシューベルトらしい歌心とでもいうべきものが感じられ
「死と乙女」ほど聴き辛くはない。

(試聴でベスト)マイスキー(Vc)&アルゲリッチ(p)

次回はシューベルト「Pソナタ第20番 イ長調」

917korou:2020/12/10(木) 13:35:57
シューベルト「ピアノソナタ第20番 イ長調」を試聴。

ユンク君には、このあたりの曲はそれほどアップされていなくて
このところナクソスに頼りっきりだが
今回はトップにツィメルマンがあったので、安心して試聴。
さすがに連綿と続く曲想の泉のような音楽で
なおかつどこにも媚びもウケ狙いもない実直な作りのせいで
昼を食べた後の長時間試聴ともなると、いくらか眠気も誘われるが
そんな冴えない頭で聴いても、クオリティの高さは十分に伝わってくる。
ツィメルマンの演奏は堂々たるもので
真向からシューベルトの音楽に向き合い
決して得意な分野でなさそうだが、それでもそれなりの高揚感、充実感を出している。
全然不満はないのだが、それでもまだまだ知らない世界でもあるので
その点では今後他のピアニストでも聴いてみたいと思った。

(ベター)ツィメルマン(p)

次回はシューベルト「ピアノソナタ第21番 変ロ長調」

918korou:2020/12/11(金) 14:45:23
シューベルト「ピアノソナタ第21番 変ロ長調」を試聴。

ナクソスで検索すると
やはりツィメルマンが上位候補にあったので、さっそく試聴。
第20番もそれなりに名演だったが
この第21番は曲調がより一層ツィメルマンの個性に合っているようで
文句なしの名演になっている。
ベートーヴェンの模倣から脱して独自の曲想の展開を見せた曲として
この曲はシューベルトの音楽全体を理解する上で必須のように思われた。
初期のピアノソナタからの飛躍の過程までは
今回辿ることはしなかったが
どこかでブレイクスルーしたのだろう。
ブレイクスルー後の曲はどれも名曲のように思えた。
なかなか集中力がいる音楽鑑賞にはなるのだが。

(ベスト)ツィメルマン(p)

次回はシューベルト「幻想曲ハ長調”さすらい人”」

919korou:2020/12/13(日) 16:22:04
シューベルト「幻想曲ハ長調”さすらい人”」を試聴。

ポリーニかブレンデルかという選択が定番のようで
やはりいくらシューベルトらしからぬ名人芸的曲想とはいえ
ポリーニでは厳しかろうと考え、ここではブレンデルを選択。
予想通り、瞑想感があり、集中力も十分な演奏で
この曲の導入の試聴としては最適だったように思う。
ピアノソナタの最後の三部作とは違い、これはまだ成熟途中の作品で
深みこそないが、見た目の派手さのなかにちゃんと抒情の香りが漂っている佳品だ。
軽く愛でることのできる作品という位置づけ。
アシュケナージなども好演しそう。

次回はシューベルト「即興曲集D.899、D.935」

920korou:2020/12/14(月) 14:53:22
シューベルト「4つの即興曲 D.899」「同 D.935」を試聴。

最初はツィメルマンで聴いていたが
途中であまりに眠たくなるので、気分転換でブレンデルに変更。
すると、構築力のある演奏で、やや眠気は引いた。
どちらが優れているかというより
今の自分に合っているのがブレンデルということになる。
それにしても、曲想がとっちらかっている印象が強く
まとまった気分で聴けないので、どうしても眠くなる。
ひらめきが少なく、単調な繰り返しも多いので、どうしても眠くなる。
とはいえ、高貴な魂の叫びのようでもあり、どうしようもない凡庸さではないので
途中で止めるに止めれず、どうしても眠くなる。
残念。

(ベター)ブレンデル(p)

次回はシューベルトの歌曲、三大歌曲集も含めて一気に全部、ダイジェストで聴く予定。

921korou:2020/12/15(火) 14:36:26
シューベルト「歌曲集」を比較試聴。
ナクソスでは検索が難しかったので、ユンク君サイトでシュワルツコップとF=ディースカウを比較試聴。
歌詞については、抜群の内容の対訳サイトがあったので、それを参照した。
(ミスター・ビーンのお気楽ブログ→「シューベルト歌曲」https://ameblo.jp/jaimeen/theme-10088558924.html
両者に共通でアップされている歌曲で比較試聴。
「音楽に寄す(D547)」「春に(D882)」「シルヴィアはだれか告げよう(D891)」の3曲で、
「はなだいこん(D752)」は対訳が見当たらないためカット。
全体として、ディースカウの歌いっぷりのほうが聴き易いが、D891の曲のような感じだとシュワルツコップでも全然OKだ。
ここは、歌曲初心者としてディースカウをベターとしておこう。

シューベルト「歌曲集”美しき水車小屋の娘”」を試聴(第6曲まで聴く)
これはユンク君にはなくて、ナクソスでもF=ディースカウくらいしか評価の確認できるものがなかったので、それを試聴。
初心者でも何の抵抗もなく聴くことのできるディースカウというのは貴重な存在、全然問題なし。

シューベルト「歌曲集”白鳥の歌”」を試聴(①愛の使い③春への憧れ④セレナーデ⑨君の肖像⑬影法師⑭鳩の使い)
これもF=ディースカウで試聴(ホッターも少し聴いたが、味のある低音で再聴の価値はある)。
曲想が深まっているのを感じる。バラバラな経緯で、さらに作曲者本人が与り知らないところで集まった曲集だけれど。
影法師、セレナーデは聴きもの。

(ベスト)以上すべてでF=ディスカウ

次回はシューベルト「歌曲集”冬の旅”」

922korou:2020/12/16(水) 14:22:41
シューベルト「歌曲集”冬の旅”」を試聴。

最初はF=ディースカウで聴き、途中でホッターも聴いてみたものの
最終的には、ナクソスで検索上位トップに出てくる
マティアス・ゲルネ (バリトン), クリストフ・エッシェンバッハ (ピアノ)という組み合わせの演奏で
いくつか聴いてみた。
ゲルネの声質は重たくやや甲高く、哀愁にも満ちていて
この「冬の旅」という歌曲集の雰囲気によく合っている。
エッシェンバッハのピアノも感情がこもっていて素晴らしい。
「おやすみ」から「溢れる涙」までの最初の6曲だけ聴いて終了(全部で1時間以上かかるので略)

(ベスト)ゲルネ&エッシェンバッハ

最後の「辻音楽師」を聴いて、なんとも言えない感動も覚えた。
ゲルネもエッシェンバッハも魂を込めた演奏だと思う。
「冬の旅」は統一感があって聴き易いと思った。

次回はシューマン「交響曲第1番”春”」

923korou:2020/12/17(木) 17:16:19
シューマン「交響曲第1番”春”」を比較試聴。

まず夜中にセル&クリーヴランド管で予習する。
これは非常にクリアで清潔な演奏で
割合と抵抗なく最後まで聴ける点で秀逸だったが
もちろん、望めるならもっとアピールする美点が欲しいところ。
さて、それから本格的に聴き比べしてみたが
どうにも中途半端な楽想で、聴いていて物凄く眠たくなるのである。
ナクソス検索で最初に出てくるバレンボイム&ベルリン・シュターツカペレの演奏は
出だしのおどろおどろしい序奏こそ上手く処理していたものの
だんだんと洗練されただけの音楽に化していき、緩徐楽章で物凄い眠気が・・・
バーンスタイン&VPOの演奏は、力感あふれて一見好ましく見えるものの
だんだんと聴いていて疲れるだけの力任せタイプの演奏に聴こえてイヤになってくる。
カラヤンはバレンボイム・タイプの劣化版のようなもので聴きどころなし。
他にもいくつか聴いた気がするが、どれも眠気を誘うものばかり。
クレンペラー&フィルハーモニア管の演奏でやっとしっかり聴ける名演に出会った。
どこをどう微調整しているのかさっぱり分からないが、とにかく聴いていて納得できる。
唯一、この習作のような未熟なシンフォニーなのにずっと聴き通せる演奏だった。
さすがはクレンペラー、凡人には計り知れない叡智の指揮者だ。

(唯一良い)クレンペラー&フィルハーモニア管

次回はシューマン「交響曲第2番」

924korou:2020/12/18(金) 15:55:29
シューマン「交響曲第2番」を試聴。

シノーポリ&VPOが特に84年盤レコ芸での評価が断トツに高いので、試聴。
途中、少しだけクレンペラーも聴いてみたが、この曲に関しては
シノーポリのほうが優れている。
それにしても、ひらめきの少ないベタな音楽で
眠気を我慢するのに苦労する。
もうこれから積極的に聴くことはないだろうと思われる。

(ベター)シノーポリ&VPO

次回はシューマン「交響曲第3番」

925korou:2020/12/19(土) 10:01:55
シューマン「交響曲第3番”ライン”」を試聴。

最初、ジュリーニの新旧盤で比較し、さらにシューリヒトの新旧盤で比較し
最後にジュリーニの新盤(ロス・フィル)とシューリヒトの旧盤(パリ音楽院管)とで比較してみた。
ジュリーニは断然新盤のほうが出来が良く、
旧盤はフィルハーモニア管にしては珍しく音が汚く聴こえる。
逆にシューリヒトは断然旧盤のほうが良く、
新盤はいくら何でもテンポが速すぎて、その速いテンポに音楽の悦びが伝わっていない。
そして、この良い方の両者で比較してみると
シューマンの繊細な旋律美をより強調して歌っているジュリーニのほうが
よりこの作曲家の音楽の本質に近いと言わざるを得ない。
シューリヒトもジュリーニのこの名演がなければベストに近いが
こればかりは指揮者の個性なのでいかんともし難い。
他にもバーンスタイン、レヴァインなども聴いてみたかったが
とりあえず今回はここまで。
第2番あたりと比べて、曲調が明るくて、また安定感もみられて
シューマンのなかでは一番聴き易い交響曲だろう。
今回は眠気など全く感じなかった。

(とりあえずベスト)ジュリーニ&ロサンゼルス・フィル

次回はシューマン「交響曲第4番」

926korou:2020/12/20(日) 15:30:48
シューマン「交響曲第4番」を試聴。

どうやら、この曲の定番はフルトヴェングラー&BPOらしいので
それで一気に試聴。
音質は十分にクリアで視聴に何ら差しつかえないのだが
シューマンなので、もしクリアでこれだけのクオリティがあれば
当然それが優先させるだろう。
しかし、これだけ迷いもなく、西欧の伝統に身をまかせて
圧倒的な音を聴かせる演奏を聴かされると
少なくとも、こういうタイプの演奏でこれを上回るものは
今後現れる可能性は限りなく低いだろう。
また、この曲を聴くときには
よりクリアな音質で、全く違ったタイプの名演を探すことになるだろう。

少しだけクリップス、モントゥー、カンテッリなどを聴いてみたが
クリップスがリズムのとり方がエレガントで響きも濁りのないクリアな感じで良かった。
やはりクリップスは侮れない。ワルター→ベームの関係が
ワインガルトナー→クリップスの間にもあるようだ。

(単独試聴)フルトヴェングラー&BPO

927korou:2020/12/21(月) 11:50:29
シューマン「ピアノ協奏曲 イ短調」を試聴。

リヒテルの名盤があるということで
もうそれだけ聴いて終わることにした(やや体調不良のため)。
リヒテルとロヴィツキ&ワルシャワ・フィルという組み合わせ。
マタチッチとの組み合わせもあるのだが
今回は小林利之さんの評を信じてロヴィツキ盤で試聴。
やはり期待通りの名演で
この1960年前後10年ほどのリヒテルは無敵だったなという感が強い。
技巧的に怪しいところが一切なく
なおかつ幻想味あふれる深い情緒表現なので
特に何も考えることなく集中して聴いていられる。
他にも名演は多いようなので
ブレンデル、コルトー、リパッティあたりを聴くのも楽しみだが
その楽しみは次回にとっておこう。

(単独試聴でベスト)リヒテル(p)、ロヴィツキ&ワルシャワ・フィル

928korou:2020/12/21(月) 12:32:57
シューマン「アラベスク」を試聴。
ナクソスでアシュケナージの演奏がすぐに出てきたので、それを試聴。
わずか6分余りの曲なので、単独で「名曲300選」に入れるのはどうかと思うのだが
曲そのものは、シューマンらしい夢見るようなふわっとした曲想で
特に新しい手法、和声も用いずに普通に書き綴られた平凡なもの。
アシュケナージはそれをごくオーソドックスに演奏している。
可もなし不可もなしというところ(こういうのはホロヴィッツが個性的に弾いたものがあれば聴きたいのだが・・・)

(単独試聴で普通)アシュケナージ(p)


シューマン「クライスレリアーナ」を試聴。
今度はアルゲリッチの演奏で試聴。
これは「アラベスク」などとは違って、30分以上かかる全8曲からなる力作で
シューマンの作曲家としての才能が全面開花したかのような素晴らしい曲だ。
アルゲリッチは、そんなシューマンの霊感あふれる曲想を余すとこなく再現していて
出だしの一音からすでにただならぬ雰囲気を醸し出している。
名曲で名演に違いないが、何といっても初めて聴く曲で
しかも曲想が単純でなく構成がきっちりとしているので
いきなり聴いて十分に楽しめるということにはならないのだが
どう控え目に評価しても、この演奏がシューマンのあらゆる曲の演奏のなかで
最上級のものであることは直感として伝わってくる。

(単独試聴でベスト)アルゲリッチ(p)

929korou:2020/12/21(月) 13:07:21
シューマンを立て続けに聴く。今度は「幻想曲 ハ長調」を試聴。

ホロヴィッツの1965年のライブ盤が評価されていたので、それを聴く。
ホロヴィッツなら、シューマンのややこしい曲想を一刀両断で弾きまくるかと思ったのだが
これは「クライスレリアーナ」と並ぶ初期のピアノ曲の傑作で
中身がぎっしり詰まった、ある意味渾身のピアノソナタだけに
ホロヴィッツのストレートな解釈だけでは弾き切れないクオリティが感じられ
残念ながら、最高の演奏というわけにはいかなかった。
ホロヴィッツ60歳台のライブだけに
解釈は渋くオーソドックスでもあり
そのなかに巧まざる幻想味が出ているのは事実だが
この種のファンタジーの美しさとなると
リヒテルやアルゲリッチのほうがより深く多彩なのは否めない。
曲そのものがそういう曲調であることは分かったので
次回はそういう幻想味を深く出せるピアニストを選んで
聴いてみたいと思う。

(単独試聴で普通)ホロヴィッツ

930korou:2020/12/22(火) 15:41:13
シューマン「交響的練習曲」を試聴。

レコ芸の推薦でポリーニで試聴。
主題と12の変奏曲からなる初版に、遺作扱いの5つの変奏曲を加えた第3版による演奏で
全18曲を通して聴く練習曲集である。
まさにピアノレッスンで変奏曲の練習をするための曲という体裁で
こういうのは、よほどのピアニストでないと表現で工夫をすることは難しいだろう。
ポリーニの演奏は、解釈の余地など認めず、ひたすら楽譜通りにきっちり弾いたもので
そのうえで、ポリーニ独特の質感、重量感が十分に出ているので
誰にでもオススメできるスタンダード盤といえよう。
単なる練習曲をここまで聴かせるのはまさに名人技だが
曲そのものが300選に入れるほどのものかどうか、という根本的な疑問も残る。

(単独試聴でベスト)ポリーニ

シューマン「子供の情景」を試聴。

これもレコ芸推薦によりホロヴィッツで試聴。
こちらの曲集は、クラシック初心者でも聴けるほど曲調が易しく、かつニュアンスは多彩だ。
自分もシューマンのピアノ曲に関しては初心者なので、この曲集は十分に味わって聴けた。
ホロヴィッツの演奏もシンプルに曲調と音符の流れだけを追って十分に枯れた演奏である。
もっとも、こういうのを全盛期のホロヴィッツでがんがん弾かれても困るのだが
さすがにそれはなかっただろうし、今回は1987年のドイツでのライブ演奏なので枯れていて当然だった。

(単独試聴でベスト)ホロヴィッツ

931korou:2020/12/22(火) 16:03:56
シューマン「リーダークライス」「女の愛と生涯」「詩人の恋」を少しだけ試聴。

「リーダークライス」はハイネの詩集をもとにした歌曲集。
F=ディスカウ&エッシェンバッハで第1曲だけ聴く。

「女の愛と生涯」は、ピアノ伴奏が独立した意義を持ったシューベルトの影響から脱した歌曲集らしい。
女声のマティスで、やはりエッシェンバッハの演奏で第1曲だけ聴く。

「詩人の恋」は、「リーダークライス」と同じハイネの詩集をもとにした歌曲集で
シューマンの歌曲集では最も有名。詩の内容もシューマンの個性によく合っている。
F=ディスカウ&エッシェンバッハで第3曲まで聴く。

以上、いずれも鑑賞としては高度で、ユンク君ですら敬遠している歌曲集。
300選とはいえ、これからも聴く可能性はかなり低い。

932korou:2020/12/22(火) 17:18:09
スクリャービン「法悦の詩」を試聴。

レコ芸で300選を取り上げた時代とは違って、名盤が増えているようだ。
今回は、ナクソスで最初に出てきたゲルギエフ&キーロフ管で試聴。
十分にタメの利いた懐の豊かな演奏。オケの音色も極彩色で華麗だ。
初めて聴いた曲なのでどの程度の出来栄えなのかも分からないが
十分に堪能して聴くことができた。
スクリャービンの音楽は、Wikiに書いてある神秘主義、無調音楽というイメージからは程遠く
むしろチャイコフスキーからストラヴィンスキーに至る過程の親しみやすいもののように思われた。

(単独試聴でベスト)ゲルギエフ&キーロフ管


ついにショスタコーヴィチに到達。
いきなり「交響曲第5番」だが、これは当然比較試聴となる。
今日は、まず、作曲者の子であるマクシム・ショスタコーヴィチがロンドン響を振った演奏が
ナクソスのトップに出てきたので、これを全楽章鑑賞。
予想以上に良い演奏で、非常にゆったりとしたテンポながらどこにも緩みはなく
最終楽章まで最上の緊張感を保ったまま展開される。
ロシア臭は全くなく、時にはもっと劇的に激しく振ってほしい気もしたが
これはこれで名演と言ってよいだろう。
久々に聴いて、やはり耳に馴染む、馴染む。自分の嗜好にピッタリとハマる。
まだまだ他の演奏をたっぷりと聴きたいところ。

933korou:2020/12/24(木) 16:27:00
ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」を比較試聴。

いろいろ聴いているうちに、だんだんとどれが良いのか分からなくなってきた。
比較試聴における”ブルックナー現象”?
昨日聴いたのはアンチェル&チェコ・フィルという
かつて繰り返しよく聴いた名演だが
こうして聴き比べまでしてみると
解釈の線が細く辿りにくい演奏に聴こえた。
ジョージ=セルの演奏と同じ不満を覚えた。
細部にニュアンスが漂っていないのである。
それはアンチェルがあえて行ったことで、そこを評価するとなると
現在の気分では残念と言わざるを得ない。

今日はムラヴィンスキーを聴いてみたが
皆絶賛の、例えば1973年の日本公演でのライブなどが
ナクソスにはなさそうだし
ナクソスで聴ける演奏は、どれも弦楽器の音が痩せて聴こえて貧相なのである。
定番がコケたので、仕方なく、ゲルギエフ、バーンスタイン、ネルソンス、ザンデルリンク、
ハイティンクなどを聴いてみたが、どれもしっくりこない。
ブルックナー現象になったと思ったのだが
ここでバルシャイ&西ドイツ放送交響楽団(ケルン放送交響楽団)の演奏を聴いて
やっと安心できた。
第3楽章に関しては文句なしで、他の楽章も渋いドイツのオケならではの音色で聴かせる。
また、ムラヴィンスキーの演奏を探すとして、今回はこれで決まり。

(ベター)ルドルフ・バルシャイ&西ドイツ放送交響楽団

934korou:2020/12/25(金) 17:49:49
ショスタコーヴィチ「交響曲第7番」を試聴。

噂の大曲を初めて聴く。
演奏は、第5番でも素晴らしかったバルシャイの指揮で
ユンゲ・ドイチェ・フィル & モスクワ・フィルの合同による1991年に行われた記念碑的ライブ。
長大な曲(70分)なので、第5番のときのような突き詰めた緊張感というより
純音楽的な結晶度の高さのほうが伝わってくる(もちろん緊張感もただならないが)。
第5番のような作品を発表した作曲家が
次の段階で創造するにふさわしい曲調、構成で
皆、この交響曲の出来には納得したに違いない。
初聴でも、そのあたりはよく分かる。
1941年でも、こういう常識的な曲は作曲され、諸々の経緯を経て名曲となっていったのだ。
演奏の比較は不可能である。
もっと他の演奏を聴いてから評価したい。
それでもバルシャイの指揮ぶりは歴史的な瞬間にふさわしく堂々として立派なことは分かる。

(単独試聴でベスト)バルシャイ&ユンゲ・ドイチェ・フィル & モスクワ・フィル

935korou:2020/12/26(土) 14:10:23
ショスタコーヴィチ「交響曲第10番」を試聴。

昨夜、寝床で第1楽章と第2楽章を、ネルソンス&ボストン響で聴き
今日はその続きで、第3楽章をカラヤン&BPO、第4楽章をスクロヴァチェフスキ&ハレ管で
それぞれ聴いた。
ネルソンスもカラヤンも、それなりに美しい演奏だが
やはりスクロヴァチェフスキの読譜力の確かさには及ばないような気がする。
スクロヴァチェフスキという指揮者は
長いキャリアの途中でなかなか知名度が上がらず
1990年代になって、やっと日本でも有名になり、いきなり巨匠扱いとなった人のようだ。
名前だけはよく見るが、今日までその詳しい履歴と実際の演奏の説得力の強さを
知ることがなかった、
良い出来映えのときは、チェック必至の名指揮者だと思う。

交響曲第10番もなかなかの力作だ。
5,7、10、それぞれ同じ色合いながら微妙に違うものを持っている。
300選にふさわしいチョイスだと思う。

(ベター)スクロヴァチェフスキ&ハレ管

936korou:2020/12/28(月) 09:38:35
今日からシベリウス。まず「交響曲第1番」から試聴。

聴いたことのない曲なので
本家フィンランドの演奏が高評価ということで
ベルグルンド&ヘルシンキ・フィルで通して鑑賞。
息苦しいまでのショスタコーヴィチを聴いた後のシベリウスは
かなりシンプルでストレートに聴こえ、その分だけ新鮮に耳に響くのは事実。
1899年の時点でも、相当古典的な作りになっていたはずで
19世紀半ばに創られた曲と言われても納得できるような王道の作り。
展開部などが幻想風なだけで、既成の枠組みのなかで音楽が進行していく。
演奏しやすいだろうと思われる曲調のなか、母国のオケらしく朗々と響き渡る旋律、しっくりするリズム。
特に名演というわけでもないが、曲の真価を知るには最適の組み合わせだろうと思われた。

(ベター)ベルグルンド&ヘルシンキ・フィル

937korou:2020/12/30(水) 16:22:11
シベリウス「交響曲第2番」を比較試聴。

まずヤルヴィの指揮による演奏で聴き始めたが
評判ほどではなく、第2楽章途中で
バーンスタイン&VPOに切り替えるが
これもレコ芸推薦ほどの魅力に乏しく
第3楽章から、ベルグルンドに変更。
ベルグルンドは
この聴き飽きしやすい平板な曲調を
なんとかコントロールしながら
聴きどころをうまく掴んで
飽きさせない演奏をやり遂げていた。

(ベスト)ベルグルンド&ヘルシンキ・フィル

938korou:2020/12/31(木) 14:05:52
シベリウス集中試聴。
まず「ヴァイオリン協奏曲」から。
オイストラフの演奏が良さそうだったが
ロジェストヴェンスキーとの音源がナクソスにもなく
代わりにシクステン・エーリンク&ストックホルム祝祭管との組み合わせで試聴。
曲そのものは、初めて通して聴いてみたが
第1楽章の途中まで聴いた現段階で、すでに
これは特別な作品という感じに満ち満ちている。
交響曲のときのように、構築のみに全力を尽くすという単純さがなくて
ヴァイオリンの特性も生かしながら、協奏曲としての形式も尊重しつつ
さらにシベリウス独特の構築感もきっちり仕上がっていて
非常にバランスの良い、かつスケール感のある名曲になっている。
オイストラフは、そのスケール感によく合った演奏スタイルでぴったりだ。
オケも北欧の響きが感じられ問題ない。

(単独試聴でベスト)オイストラフ(Vn)、エーリンク&ストックホルム管

次に「交響曲第5番」の試聴。
ベルグルンド&ヘルシンキ・フィルで聴く。
作風が微妙に変化していて、同じシンフォニーの第2番あたりと比べると
旋律を朗々と歌うのではなく、細かい動機に分かれて多様に展開されているのが判る。
この作風のほうが、今の自分には好ましい。
演奏は、第1番と同様、スタンダードと言える。

(単独試聴でベター)ベルグルンド&ヘルシンキ・フィル

最後に交響詩ということで、今回は「フィンランディア」だけにした。
演奏はやはりベルグルンド&ヘルシンキ・フィルで
ダイナミズム、ローカルな魅力、どれをとっても文句はない出来。

(単独試聴でベター)ベルグルンド&ヘルシンキ・フィル

939korou:2021/01/03(日) 16:59:37
(再掲)指揮者分類

(ユンク君でじっくり<ナクソスも>)
E・クライバー、トスカニーニ、フルトヴェングラー、メンゲルベルク、ロジンスキー、カイルベルト、
シューリヒト、フリッチャイ、ミュンシュ、モントゥー、ワルター、オッテルロー、カラヤン、
ジュリーニ、バーンスタイン、バルビローリ、バレー、ムラヴィンスキー、ヨッフム

(リストが少ない等&ナクソスでじっくり)
アドラー、レーマン、アンゲルブレシュト、アンソニー・コリンズ、サバタ、サージェント、ビーチャム、
ミトロプーロス、フィストゥラーリ、クーベリック、サヴァリッシュ、ザンデルリンク、
イッセルシュテット、ショルティ、スウィトナー、チェリビダッケ、コーリン・デイヴィス、
ドラティ、ペーター・マーク、マッケラス、ライトナー、レイボヴィッツ

(もう一度ユンク君でチェック)
クナッパーツブッシュ、コンヴィチュニー、シェルヘン、ライナー、アンチェル、クリップス、
クレンペラー
(今現在スルー)
ウッド、エネスコ、カヤヌス、カンテッリ、クーゼヴィッキー、クラウス、ケンペン、F・ブッシュ、
ベイヌム、ラフマニノフ、ラミン、ワインガルトナー、アンセルメ、クリュイタンス、シルヴェストリ、
ターリッヒ、ゴバーマン、オーマンディ、カザルス、カルロ・フランチ、スクロヴァチェフスキ、
スタインバーグ、ストコフスキー、ジョージ・セル、ネヴィル・マリナー、ロスバウト、フィードラー、
ベーム、ボールト、ボイド・ニール、マゼール、マタチッチ(youtubeの音源で堪能予定)、
マルケヴィッチ、マルティノン、ミュンヒンガー、ラインスドルフ、バルシャイ、レジナルド・ケル、
ヴァンデルノート、渡辺暁雄

941korou:2024/03/29(金) 17:19:46
2024.3.29(都合によりスレを上に)


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