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イグザ銀河系スレッド
9
:
GmaGDW@管理人
:2024/03/30(土) 21:07:47
◆イグザ・ネアロヴァレス/第2球殻内空域/クロテイル・バイオスフィア
クロテイル・バイオスフィアは、イグザ・ネアロヴァレスにあるバイオコロニーの1つである。
イグザ・ネアロヴァレスのほぼ中層部に当たる第2球殻の内側の空間に、
独立して浮かぶ直径3kmほどの球状のバイオコロニーであるが、
いわゆる“小惑星型バイオコロニー”とは異なる、独特の設計がなされているのが特徴だ。
クロテイル・バイオスフィア内には“立方体の湖沼”が形成されており、
立方体それぞれの面に水面を形成し、擬似的な海洋リゾートとして整備しているのである。
バイオコロニーの中心部には1辺1kmほどの立方体のコアがあるが、
それでも約2km四方、深さ数百mの角錐台型の水域を6個、作り出すことが可能であり、
疑似海洋リゾートとしてだけでなく、海洋環境の研究にも活用されている。
それぞれの水域には独自の重力圏があり、基本的には独立している。
コアからバイオコロニーの球面のシールドキャノピーに向かってタワー状のシャフトが整備され、
この周囲を層状に囲むように立体的な宿泊設備が構築されている。
もちろんこうした“疑似海洋リゾート区画”が、6面それぞれに存在するのである。
球殻構造体の内部にも複数のバイオコロニーが整備されているが、
「独特の風景を楽しめる」ことから、コアな人気を博していると言われている。
施設名は専用テラゲイトで連絡している、第2球殻のクロテイル・ゲイト地区に由来しており、
バイオスフィア自体も、同地区外縁のリングコロニーの上空数万kmを“周回”している。
“公転軌道”こそこの外縁リングの上空から外れることはないが、
バイオスフィア自体は複雑に回転しているため、そこから見える風景は常に違うのだ。
【プロフィール】
2024年に初めてイメージした舞台設定。
バイオコロニーのバリエーションとして考証したものであり、
モチーフになったのはとある科学思考実験“立方体地球”である。
「地球が立方体だったらどんな環境になるか」をあえて真面目に考証した企画だ。
クロテイル・バイオスフィアは「6個の面の底にそれぞれ重力が作用している」ことから、
“本家”とは違う力学が作用していると考えているのだが、
各面の辺縁部で「90度環境が切り替わる」のは独特の風景をもたらすに違いない(笑)
普通の惑星ではあり得ない環境を、あえて人工物で試すアイデアの1つである。
≪言い訳≫
立方体地球みたいに、不毛の荒野はないのでご安心ください(何)
(立方体地球は各辺の端っこは重力バランスの影響で大気も薄く樹木が育たないそうで)
実はクロテイル自治区よりも先に出来た舞台設定で、
「球殻と球殻の間の空間に浮かんでいる小天体型の基地」のバリエーションですねw
外縁部は地球軌道ほどもあるイグザ・ネアロヴァレスには球殻が3つありますが、
それぞれの球殻の間に軽く数千万kmの空間があるので、放置するのは勿体ないなとwww
んでこの「巨大立方体プール基地」をクロテイル地区の上空にセッティングして、
同地区の外縁リングの上空を、タキオンシャフトを軸に「公転させた」というわけです。
「人工天体が人工天体上の構造物の周囲を公転する」という誇大妄想設定ですが、
イグザ・ネアロヴァレスなら十分に可能だろうと踏んだアイデアなのですw
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