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義勇組織関係スレッド
10
:
ヴァイオレット
:2023/04/21(金) 05:38:39
ゾルディアン(♂)/グレイル・フィールケン
基準年より数万年前に活躍したゾルディアンの男性。
ややひょろりとした顔に口髭を生やしており、常に険しい表情をしているのもあってか
年齢のわりにやや老けて見えるのが特徴である。
種族としては平均より少し上程度と突出してるわけではなく、直接の白兵戦よりもその戦術に定評のある人物として知られ、
元ヴァーツ高官ながら現アマツガイ帥将軍高官という異色の経歴を持つ人物でもある。
元々はヴァーツの特務艦隊の上級将校を務めており、ヴィラセイズ級隠密行動艦を
用いたトリッキーな戦法によって敵軍を散々に手こずらせてきた。
その神出鬼没な動きで翻弄する様から付いた異名が「銀河の亡霊」であり、
ある危機で相対した正規軍の一部隊を壊滅させるなどその名に恥じぬ実力を持っているのだ。
それでいて血筋に恵まれた生まれついてのエリートというわけでもなく、
寧ろ高位体ではないなりに実力を重ねて成り上がった叩き上げでもある。
その性格も冷静でありながらも大胆不敵であり、粗にして野ではあるが、
かといって卑でもないようで実力さえ伴えば個々の持つ素体スペックは問わないという考えを持つ。
このことから権力や地位を笠に着るような者を嫌い、
ヴァーツ内でも平均以下のスペックの落ちこぼれを拾っては伸ばせる範囲まで
鍛え上げるいわば再教育を施して己の部隊に引き入れていた為、
そうした境遇の者達からは慕われていたというがその一方で彼を快く思わない者も
多くいたようであり、リリュティクスの将校として知られるギノドゥ・ジェノウェル提督もその一人であったという。
その性格からいずれは裏切るのではないかとブァーツ内で懸念されてもいたようで
エルヴァンス危機において実際にヴァーツのやり方に疑問を抱くようになっており、
同危機から2000年後にキュルティロン銀河系やその近辺で発生したデストヴァルト危機において
キュルティロン方面におけるヴァーツの隠密行動特殊部隊を率いる指揮官として暗躍していたものの、
それを察知していたアマツガイ帥将軍と交戦、死闘の末に遂に撃破・拿捕されることとなり、
戦果の一つとして搭乗艦ごと連行されてしまう。
その際にアマツガイ帥将軍のある人物にスカウトされることとなり、
同時に全軍総帥でもあるカシェラグ・ミカフツミと対面を薦められており、
ミカフツミの内に秘めるカリスマ性に魅かれる形でヴァーツ離反を公式に宣言し、今に至るのだ。
その後は鹵獲されたヴィラセイズ級隠密行動艦もセイヴァネスロードの技術で改修・改良されたようだが
ゾアクロイド勢力であるヴァーツの技術と神々の勢力であるセイヴァネスロードの技術が融合したものとなり、
彼の搭乗艦は技術的な意味で神魔融合体と揶揄されることとなったのである。
ヴァーツ時代も現在所属するアマツガイ帥将軍でも隠密行動部隊の指揮を務める将官である為、
自らが白兵戦を行うことはあまりないものの、光の魔力とダグロニクスを体術に応用した徒手空拳を得意としており、
偵察に活かしている他、その立場上組織を離れて行動することも珍しくないため、
セイヴァネスロードに限らない重要人物を自らの艦に乗せて送り出す任務を請け負う事もあるようだ。
台詞
「見てみたくなったのですよ、世界の果てを。あなたについて行けばならそれが叶いそうだと思いましてね。」
「落ちこぼれと呼ばれる者も磨きあげればいい逸材となり得る。
もっとも、貴様のような使い捨てしか考えぬエリートにはわからんだろうがね。」
「俺たちにできるのはここまでだ。それでもいいかな?お嬢さん?」
感想
モチーフは宇宙戦艦ヤマトのリメイク版ヤマト2199で登場したガミラスの猟犬ことヴォルフ・フラーケンである。
隠密行動部隊を率いる将官なのは本家が潜水艦ならぬ潜宙艦であるUX01を駆っていたことからだが
こちらはゾルディアンであるため、その気になれば白兵戦もできるスキルを持たせている。
元ヴァーツで現アマツガイ帥将軍所属という異色の経歴の持ち主にしたのも最初は敵としてヤマトと相対したが
後に味方として出たためである。
ちなみに異名である「銀河の亡霊」はフラーケンが「猟犬」という異名で
呼ばれていたことに由来するのもあるがチャットにおいて異名の話となった際に勧められたものだったりする。
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