したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

倉工ファン Part 6

617名無しさん:2023/01/11(水) 15:40:01
☆ 岡山学芸館の巧妙なゲーム運びに感動      六川亨の日本サッカーの歩み



1月9日の第101回全国高校サッカー選手権、決勝戦には5万868人の大観衆が観戦に訪れた。
平成25年度(決勝戦は2014年)、第92回大会の決勝戦を最後に旧国立競技場は大規模改修工事に入った。

その後は決勝の舞台を埼玉スタジアムに移して令和2年度の前々回まで開催されてきた。
しかし、やはり交通のアクセスの良さは新国立競技場に勝るものはないのだろう。

前回大会から国立開催となり、ファンも戻ってきたようだ。
そして9年前と同様に初の日本一を目ざす両チームの激突は、最後まで目の離せない好ゲームとなった。


今大会は岡山学芸館の試合を見る機会が多かった。3回戦の國學院久我山との試合こそテレビ観戦となったが、
準々決勝、準決勝、決勝と取材した。
理由は簡単で、今大会は神村学園を追いかけていたため、隣のブロックにいる岡山学芸館と試合会場が重なったからだ。

そして彼らの、ピッチをワイドに使った攻撃的なサッカーに魅了された。敵のバイタルエリアに入ると、忠実にパス&ムーブを繰り返す。
このため攻撃をブロックされても、こぼれ球を拾っては攻撃を組み立て直し、サイドからブ厚い攻めを展開した。


神村学園のFW福田やMF大迫のような年代別代表選手や、卒業後にJリーガーとなるような選手もいない。
しかし“穴"もなく、2年生ながらGK平塚はハイボールに安定したキャッチングを見せ、
1トップの今井は献身的なポストプレーとチェイシング、そしてトップ下の田口は気の利いたパス出しで攻撃陣を牽引した。

ところが東山との決勝戦の前半は、これまで見て来たサッカーとはまったく違うスタイルを選択した。
記録上のスタメンの平均身長と体重で、両チームに差はほとんどない。


しかし東山は昨年の大会の準々決勝で、優勝した青森山田に敗れた際、フィジカルコンタクトの差を痛感したそうだ。
その反省を生かして選手権の大舞台に戻ると、決勝戦では体幹の強さや巧妙な身体や手の使い方で岡山学芸館を圧倒した。

見事だったのは、それを見越したのか岡山学芸館は前半、ほとんどパスをつなごうとせず、
自陣からロングパスを1トップの今井に当てるカウンターに徹したことだ。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板