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倉工ファン Part 4
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☆ 【懐かしき風景:津山市】 『男はつらいよ』の撮影場所になった 木造駅舎の美作滝尾駅 (因美線)
急速な過疎化によって、その存続が危ぶまれている日本各地のローカル線。
岡山県の中央部に在る東津山駅から鳥取駅を結ぶ因美線は、全長約70KmのJR西日本管轄のローカル線の一つ。
かつては、中国山地を縦断して山陰へ至る因美線は、津山線とともに山陽と山陰とを結ぶ、重要な交通路線として活躍した時代もあった。
しかし、今やその役目を高速道路などに奪われ利用者は減り続けているようで、ここにも過疎化の波が押し寄せていることを実感させらる。
この因美線の特徴の一つが、今では懐かしい木造駅舎が多く残っていること。
美作滝尾駅の駅舎は、昭和3年(1928)に建てられたもので登録鉄道文化財にも選定されている。
この駅を全国的に有名にしたのは、山田洋次監督の映画『男はつらいよ』シリーズ第48作『寅次郎紅の花』の撮影場所になったこと。
それも『寅次郎紅の花』は、渥美清さんの最後の主演作品となったこともあり、鉄道ファンのみならず、
全国の渥美清・寅さんファンの方々がこの駅を訪れる。
春と秋には「みまさかスローライフ列車」なるものが運行され、その時には、この美作滝尾駅にかつての賑わいが戻る。
この駅の風景は、鉄道ファン、サライ世代の人たちにとっては、きっとかけがえのない故郷のような場所なのでしょう。
心の平穏や余裕を失いかけていらっしゃるなら、是非とも機会をつくり、この駅を訪れてみてはいかがでしょうか。
きっと、脳の血流が何倍にも増え、認知症予防効果が期待できると思います。
所在地:岡山県津山市堀坂
鉄 道:JR西日本・因美線 美作滝尾駅
自動車:中国自動車道 津山ICより約10分
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