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倉工ファン Part3

99名無しさん:2021/07/13(火) 15:50:02
☆ 30年前は常識だった“サイン盗み”  ノムさんの「やめようや」発言にまさかのツッコミ



【赤坂英一 赤ペン!!】 6日のヤクルト―阪神戦で“サイン盗み疑惑”が持ち上がったと聞き、
30年近く前の某球団のコーチと選手のやり取りを思い出した。
コーチが「二塁へ行ったら コースを伝えろよ。高校で教わっただろ」。怒られた選手は「すいません」と頭をペコリ。

もちろん、グラウンド上であからさまにそんな“指導”をしていたわけではない。
が、当時は「野球にノゾキやサイン盗みは付き物」というのが半ば常識だったのだ。


そうした実態を率直に指摘していたのが、かつてのヤクルト・野村克也監督。
98年10月30日、セ監督・代表者会議前日、スパイ行為を問題にするのかと聞かれ、ハッキリとこう答えたのである。

「毎年その話が出とるんや。何年か前、監督同士で、やめようや、と紳士協定を結んだが、本当に守られとるんかと。
このへんの意見を出す必要がある。もし見つかったら、そのチームの監督を永久追放にするとか、厳罰も含めて話をせんとな」


ちなみに、ノムさんが南海の選手、兼任監督だった時代は、スパイ行為など当たり前だったそうだ。
しかも、二塁走者によるコースや球種の伝達より、もっと手が込んでいたという。

「昔はほとんどの球団がやってたよ。われわれの時代と違い、今はカメラがよくなった。技術的には数段進歩しとる。
最近もどこかの球団がやっているとは聞いていた」


そんな野村発言の背景には、98年のシーズン中に発覚したダイエーのスパイ疑惑がある。
元球団職員とアルバイト学生が選手3人の依頼を受け、外野席から相手捕手のサインをノゾキ見し、
メガホンで球種を知らせる合図を送っていたというもの。

この疑惑を告発した地元紙の報道を受けて、当時の川島コミッショナーもダイエー球団に調査を指示。
結局はウヤムヤに終わったと記憶するが、この事件をきっかけに、ベンチ裏のモニターが撤去、
スコアラーによる試合中のデータ伝達なども禁じられた。


ノムさん発言はそうした事態を憂慮してのものだったのだが、これに他球団のスター選手がカミついた。
「ダメだダメだと言ってる人がやってる」と、名指しはしなかったが、暗に野村監督を批判。

これに当時のヤクルトの球団社長が「野村監督だから疑われちゃうのか」と応じるというオチがついた。
そんな時代に比べると、今は野球界も健全になったとつくづく思う。




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