したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

倉工ファン Part3

388名無しさん:2021/08/09(月) 11:57:02
☆ ゴール前で後ろへ 「来い!」の合図   難民だった2人、表彰台で並んだ



ゴールが見える最後の直線に、2位を争う3人が接戦でなだれ込んでくる。
チェロノ(ケニア)、ナゲーエ(オランダ)、アブディ(ベルギー)の順。

ナゲーエがスパートで2番手に浮上、そのまま前だけ見てゴールに突進するのかと思うと、違った。
必死で走りながらも後ろを振り向き、右手でアブディに「来い! 来い!」というしぐさを見せる。


吸い込まれるようにアブディは3位に上がり、チェロノを抜いた2人がそれぞれ銀メダル、銅メダルに輝いた。 
なぜ、レースの最終盤でそんな不思議なしぐさを見せたのか。レース後の記者会見でその答えが見つかった。

2人はともにソマリア難民だからだ。ナゲーエは「2人は互いの家族も友人もよく知っている。
今でも夢みたいだ。隣にいられることがうれしい」とレース後の記者会見で話した。


32歳のナゲーエは1996年に初めてオランダに渡った。いったんソマリアに戻った時期を経て、
いまはソマリアのスポーツ施設を充実させる基金を立ち上げるなどの活動もしている。
「今回の結果でソマリアの若者に刺激を与えられた」


同じ32歳のアブディは8歳のときにソマリアを出て、ジブチとエチオピアを経てベルギーに移住した。
2人は五輪前にフランスで合宿していたといい、「すばらしいトレーニングができて、コーチに感謝している。
日本の夏は厳しかったが、滞在は楽しむことができた」と笑顔だった。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板