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2017年上半期第1期レビュー投稿掲示板(1月20日締め切り)

1やっすん:2017/01/04(水) 18:15:57
2017年度レビューワー制度詳細はコチラ

http://blog.livedoor.jp/worldrubber-ten/archives/1399519.html

15ザーシー:2017/01/21(土) 01:48:00
ラザントビート(andro)

◆自己紹介
・卓球歴 10年
・戦型 普段はペンドラ+粒高ですが、時々シェークも使います。

◆試打環境
・使用ラバー
ラザントビート 2.1mm

・使用ラケット
吉田海偉
ワラック-CH
柳承敏G-MAX
和の極-蒼-FL
ティモボル・ALC-ST
ワルドナーセンゾーウルトラカーボン-ST
極守2-ST
松下浩二

◆第一印象
ラザントビートはandroを代表するスピン系テンション裏ソフトラバー、ラザントシリーズのソフトタイプラバーです。
ビート(beat:鼓動)という名前からは軟らかいラバー特有の金属音が響くようなイメージを受けます。
ソフトタイプラバーにはラザントビートの他にもビッグスラムやサウンドなどといった音を連想させる名前が付くものがいくつかあります。
スポンジはパワーグリップが50°、グリップが45°、そしてビートが37.5°とそれぞれ硬度が異なります。
トップシートはビート仕様の粒間隔が広めのシートになっていますが、パワーグリップと同じ材質から作られているとのことなので期待が高まります。
パワーグリップの強い引っかかりと回転性能が、ソフトタイプラバーのビートにはどのように影響するのか楽しみです。

◆攻撃系技術
・基本打ち
球持ちが良く一瞬ボールを掴むような感覚があります。
打球感はソフトで特殊素材ラケットとの組み合わせでも硬さはほどよく緩和されボールをしっかりと掴みます。
またラザントパワースポンジやエボリューションFX-P、テナジー05FXなどのこれまでのスピン系テンションのソフトタイプは、弱いインパクトでも弾みを出しやすくなっている反面、ボールがオートマチックで直線的に飛んでいく傾向がありました。
しかしラザントビートはソフトタイプのラバーながらボールが飛び出すことはなくコントロールしやすいです。
ただソフトタイプラバーの飛び出す感覚が合っていた方にはスピード不足に感じるかと思います。
新入生の方が基本のラリーができるようになった頃に初めてスピン系テンションに挑戦する際には、ラザントビートは丁度よい弾みだと思います。

・ドライブ
パワーグリップ同様に強い引っかかりで強力な回転がかかります。
ソフトタイプラバーは回転がかけやすいのと同時に弱い力でもボールが弾む傾向がありますが、ラザントビートは弾みが抑えられておりその分他のソフトタイプラバーよりも強い回転がかかります。
テナジー05やパワーグリップなどの回転量の多いスピン系テンションや粘着ラバーとのドライブでの引き合いのラリーでは、ソフトタイプラバーはどうしても回転量では打ち負けてしまう傾向がありました。
しかしラザントビートは回転量のあるドライブが打てるのでスピンに特化したスピン系テンションとのドライブでの引き合いでも対等に渡り合うことが可能です。
ただし弾みの強さではやや劣る傾向にあるのでスピードとスピンをトータルすると、強いインパクトを必要とするハードタイプのラバーには打ち負けるかもしれません。
ですがソフトタイプラバーでここまで回転性能が高いのはラザントビートの優れている点で、特にループドライブは高い弧線を描き強烈な回転量を誇ります。
またハードタイプのラバーでは力強いインパクトと整った体勢とスイングが必要なボールも、ラザントビートではやや崩れた姿勢からでも返球することが可能です。
打点を落としたボールや大きくコースからずれたボールもハードタイプのラバーではある程度のパワーと姿勢が必要ですが、ラザントビートではカバーしやすいです。
多少の無理が利く点は上達を助けるのでステップアップを目指す方にはおすすめです。

・スマッシュ
ラザントビートは他のソフトタイプのスピン系テンションと比較すると弾みが抑えられているので、しっかりと振り抜かないと力強いスマッシュにはなりません。
ソフトタイプのラバーのスマッシュはボール掴んだあとに弾き返すような感覚のスマッシュになる傾向がありますが、ラザントビートはボールをしっかり掴んだあと放り投げるような感覚のスマッシュになります。
球持ちが良いのでコースのコントロールはしやすいですが、スピードがやや遅いのと相手の回転の影響でボールが上に浮いてしまうことがあるので注意が必要です。

16ザーシー:2017/01/21(土) 01:50:03
◆守備系技術
・ブロック
ソフトタイプのスピン系テンションでの当てるだけのブロックは相手の回転の影響を受けやすいですが、ラザントビートは特に回転性能が高いので相手の回転の影響をモロに受けやすいです。
スイングや力の入れ具合などの何かしらの工夫をしないとまともな返球は難しく、ボールが浮いてしまい相手の強打の餌食になってしまいます。
サイドスピンブロックや切り下ろすブロックは相手の回転をうまくかけ返すことができるので非常に強力です。

・カウンター
スピン系ブロック同様に回転をかけ返すことがやりやすいので、カウンターでの返球がしやすくとても強力です。
また崩れた体勢からのカバーのしやすさはラザントビートの優れている点ですので、相手のコースを突いた強打に対するカウンターでも強気に攻めていけます。
カウンターからの形勢逆転はラザントビートでの得点パターンとして非常に適していると思います。

・ロビング
ソフトタイプのラバーは飛距離が出しやすくロビングで粘ることがやりやすいものが多いですが、ラザントビートはフラットに持ち上げるロビングではあまり飛距離が出せずにミスに繋がってしまいます。
しかし上方向の回転をかけつつやや前方向に押し出すようなスイングでロビングを打ち上げると、大きく下げられても台に届く飛距離を出すことが可能です。
ラザントビートでのロビングは持ち上げることよりも回転をかけることを意識すると飛距離が出しやすいです。

・カット
強い回転がかかるので大きく切り下ろすカットはネットスレスレの低い弧線を描き非常に得点力があります。
ループドライブと同様に回転量の多いボールで相手を崩すパターンはラザントビートの得意な展開だと言えます。
しかし大きく下げられた際にカットのスイングが遅く回転量が少ないと、あらぬ方向にボールが浮いてしまい飛距離を出せずミスに繋がりやすいです。
ここら辺はロビングにも共通する点だと思います。
強い回転のかかったカットを連続で繰り出せればドライブなどの攻撃に無理に繋げなくても、カットだけで相手のミスを誘い得点することが可能です。
回転量の多いカットでの粘りで得点するディフェンスタイプのカットマンにも適したラバーだと思います。

17ザーシー:2017/01/21(土) 01:50:45
◆台上系、サーブ、レシーブ
・ストップ、ツッツキ
ストップは相手の回転を受けやすくややボールが浮きやすいので注意が必要です。
ツッツキは回転がかけやすいのでストップとは打って変わってコントロールがしやすいです。
無回転やフラットな打ち方よりも、回転をかけた返球がラザントビートには適しています。

・ショート、プッシュ
ラザントビートはスポンジが軟らかくトップシートの引っかかりの強さにより相手の回転を受けやすいので、バウンド直後に打球する台上全般はやや浮きやすい傾向にあります。
ショートやプッシュもフラットな打ち方でスイングすると上方向に浮かんでしまい相手に強打されてしまいます。
しかしやや面を被せ気味にスイングするとコースを突いたボールで得点することが可能です。

・フリック、チキータ
下回転に対して上方向に回転をかけるフリックは安定した返球が可能です。
しかしナックルボールを払うフリックはやや浮きやすいので注意が必要です。
チキータはラザントビートの得意な台上技術の1つで特にシェークバックやペン裏面でのチキータはそれだけで得点できるほど強力です。
台上バックドライブと呼んでも過言ではないほど強力なボールを打てるので、台上での得点率が大きく向上します。
チキータや台上バックドライブの練習を考えている方にはぜひ一度ラザントビートを試して頂きたいです。

・サーブ
スピン系ショートサービスはグリップ力が強く回転がかけやすい何でもそつなくこなすことが可能です。
スピン系テンションでのサービスで回転をかける感覚がイマイチ掴めないと悩んでいる方にはラザントビートでの練習が上達を助けると思います。
私が中学生の頃にラザントビートがあったらいいなと思えるほど回転がかけやすいです。
ロングサーブはナックルボールよりもややドライブ気味のスピードロングが弾道が安定し強力です。

・レシーブ
バウンド直後の返球が浮きやすいのがラザントビートの難点であり、台上でのレシーブはその傾向が色濃く出やすいです。
しかし回転を加えたレシーブは安定感と球威が上がり非常に強力です。
特にチキータでのレシーブは強い回転がかけやすく4球目攻撃に繋げる確立がグンと上がります。
レシーブでのチキータからの4球目攻撃の練習にラザントビートはとても適していると思います。

◆おすすめプレーヤー・ラケット構成
ソフトタイプラバーの中では非常に回転がかけやすくその回転量も多いのでループドライブやバックドライブ、チキータやスピン系サーブなどの回転重視の技術の習得に非常に適しています。
ソフトタイプラバーは弱い力でも弾みや飛距離が大きくだせるタイプのラバーが多い傾向がありましたが、ラザントビートは弾みや飛距離よりも回転性能に特化した新しいタイプのラバーです。
入部して半年〜1年が過ぎそろそろスピン系テンションへの挑戦を考えている方や、スピン系テンションでの回転系技術の習得を望む方におすすめです。
ラザントビートでの練習の後、ラザントパワーグリップやテナジー05などのハードタイプのスピン系テンションへのステップアップを考えている方にも試して頂きたいです。

◆まとめ
ラザントビートはソフトタイプラバーの中ではトップクラスの回転性能を誇ります。
ソフトタイプラバーは弱い力でのインパクトや遅いスイングでもスピードや飛距離を出しやすいものが多かったのですが、プラボール化の進んだ現代卓球では初級者でも回転がかけやすいラバーが望まれていると感じました。
ラザントビートはソフトタイプで初級者でも扱いやすいラバーながら回転性能に特化した新しいタイプのラバーだと思いました。

18永遠の初心者:2017/01/29(日) 18:43:15
breakproブルースポンジレビュー

自己紹介:卓球歴3年
     県大会3回戦敗退

簡単な自己紹介ですがお許しを・・
早速レビューしていきます。

なお、今回は友達のものを借りて、3時間ほど打ちました。
ラケットはインナーフォースレイヤーALC-Sです。


ザクッと:省チームに比べて、少し柔らかくなってます。それゆえに、弧線が高くなり使いやすいです。

ドライブ:速いです。ただ省チーム用と比べると劣りますが、それでも速いです。
     回転もしっかりかかります。

カウンター:省チーム用よりやりやすいです。つかんで打つ感覚が強いです。

ツッツキ:回転量は、省チーム用のほうが上です。でも、やりやすさは、ブルーのほうが上ですね。

サーブ:球持ちがよくなったのでブルーのほうがかけやすいです。

カット:飛びますが、省チーム用よりはやりやすいです。ですがしないほうが無難ですね。

まとめ:省チーム用が扱いにくいと思った人は試す価値があると思います。

読んでいただきありがとうございました。


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