したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

雑談コーナー

333もう一人の通りすがり:2017/01/20(金) 08:20:13 ID:GmDl9z/c0
きれじろう様
病み上がりのところを、何度もおたずねするたびにご返信くださり感謝に堪えません。
お返事をいただくたびに、また沸々とお聞きしたい疑問がわき、お答えをいただくことで私は喜んでいるのですが、なにぶんルールやジャッジの現状を知らないで質問しているので、きれじろう様はもしかして、専門の技術的なことを説明しているのに、いちいち芸術、芸術って、面倒な人だな、といらついていたりしないだろうか、と少々不安です。平気でしょうか? 前回のGeek様との議論で、きれじろう様は楽しんでいらっしゃってGeeks様は苦しんでいらっしゃったのと逆に、今回私が勝手に楽しんでいて、きれじろう様はうんざりしていたりしたら申し訳ないな、と。まあ、私とのやり取りは議論ではなく、私の質問ときれじろう様の回答というQ&Aなので、種類の違うものですが。

新設された「研究所」ではなく、こちらの雑談コーナーでお聞きしたいと思ったのは、そもそも技術的な解説を求めていたのではなかったからですが、結局技術的なご回答をいただき大変興味深く読ませていただいております。

さて、320に引き続き引用くださったPCSについて、私なりに理解してはいるつもりです。『氷上に立ち止まって・・・評価されない』はもっともな条件だと思います。実際のところ、氷の上で移動しながら体をうまく動かして表現することとは、体勢を保ったり、回転したり、飛び上がる場合でも、陸上と全く違いますから、そもそもスケートではスピードやエッジを利用しないとできませんしね。

以前、ズーリンのパートナーだったウソヴァがその後審判になったいう話をどこかで読んだ記憶があるので、元選手だった人がいることは分かっていましたが、それが大半なのか、そうでもないのかまではよくわかりませんでした。そうですか、元選手が多いですか。

ところで、私の専門は美術です(アーティストではありません)。絵画・彫刻などの審査の場に立ち会ったことが何回かありますが(審査員ではありません)、授賞作品の選考基準はありませんでした。審査員がまずそれぞれ作品を見て、それぞれ自分たちが推す作品をあげ、多数決ではなく、話し合い、絞り込んでいきました。審査員は芸術家複数とと美術批評家、美術史家だったかと思います。具象・抽象、多様な作品の中から選ぶ様子を見ていて、特定の作家を知っているからとか、主観的な好みだから強く推す様子は全くなく、最終的にみんなが納得いく作品が選ばれていました。

何のためにこんな話を書いているかというと、「芸術」は優劣を評価しうる、ということ。ただ、そのために条件や基準を文章化すると、結局特定の傾向を優遇する結果を招くと私が考えている「実例」として、きれじろう様にご再考いただけるかもしれないと期待しているからです。以前の6点満点時代、その頃リアルタイムでフィギュアを熱心に見ていなかったのですが、少なくとも私の数少ない動画鑑賞でヤグディン、プルシェンコの優劣の判定に疑問はありません。ヤグディンファンなので、負けていてもヤグディンの演技の方が好きですが。この頃のほかの演技をあまり見ていないので、えらそうなことは言えません。とるに足らない例ですみませんが、他に今思いつきません。文学賞も、選考基準を細かく明記していないのではないですか? 基準を作ると、これも多彩な文学作品の幅を狭め、ある傾向に偏らせてしまうのではないでしょうか。(つづく)




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板