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从 ゚∀从回る世界とハインのようです

1 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 19:58:17 ID:KlMOR.SA0
「おまじないをしよう」

「どんな?」

「私たちがきっと、次の世界でも会えるように」

20 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:29:54 ID:KlMOR.SA0
ブーンは笑いながら席を立ち、戸棚まで移動すると薬箱を取り出す。

( ^ω^)「湿布貼ってあげるお」

从 ;∀从「やだー、湿布なんてババ臭ーい」

やだやだと首を振って彼女はだだをこねる。
聞き分けのないハインの翼を掴むと、ブーンは2、3度羽ばたかせるように動かした。

Σ从 ;∀从 キャウンッ

びくりと体が揺れて縮こまる。
それから翼から手を離せと背へ向けて腕を伸ばす。
まるで仔犬のようにわたわたともがくハインの翼を離さない。

( ^ω^)「ほーら、湿布貼るかおー」

从 ;∀从「えー……そのうち治」

なおも反論するハインの翼を動かしたため、ハインの言葉は途中で止まって「ヒウッ」と小さく悲鳴が漏れた。

( ^ω^)(……なんか、変な方向に目覚めそう)

21 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:34:15 ID:KlMOR.SA0
観念したハインはしぶしぶに服から右肩をさらけ出す。
顔を赤くしてブーンが目をそらしたが、ハインはお構いなしに「どしたの」と尋ねた。

すーすーとした特有の匂いがする布を肩に貼られると、ひやりとした感触が伝わる。
どうやら少し擦りむいてもいたようで、肩から翼の付け根にかけて包帯を巻きつけてくれた。

ブーンは薬箱をしまう後ろでハインは服を着直す。

从,゚∀从 クスン

( ^ω^)「ハインはこれから……」

途中まで喋ったところで、乱雑にドアが開かれた。

('A`)「おい、ブーン遊びに来t……って、なんでお前女連れ込んでやがんだよ?!」

( ^ω^)「おっ、おおっ?」

細身に翼をしょった男が一人室内に飛び込み、ブーンへと掴みかかる。
おいおいとえげつない嗚咽をこぼして聞くに堪えない罵詈雑言。
そして最後に、

('A`)「一緒に童貞卒業しようねって言ったのに!」

もはやコメントするまいと、ブーンが申し訳なさそうな表情でハインに目をやる。

22 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:35:28 ID:KlMOR.SA0
从////从

( ^ω^)「なんでこいつ顔赤らめてんだお」

(;A;)「ブーンちゃんひどい!」

( ^ω^)「……ドクオ、落ち着いてほしいお」

「この通りだお」( ^ω^)三つ#)A;)そ ヘヴァッ

从 ゚∀从(うわぁ)

( ^ω^)「カクシカカクシカ」

(#)A`)「つまり……降り注いだ超絶美少女()ってこと?」

从 ゚∀从「舐めてんのかこの」

ジー( 'A`)  从゚∀ 从

23 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:36:54 ID:KlMOR.SA0
('A`)「オレなら拾わない!」

从 ゚д从

('A`)「女性だと思って多めに見たけど……よく見たらタイプじゃない!」

从゚д从 ハイン?

同志よ、と手を組みあう二人を前に、本日二回目の衝撃であった。
崩れ落ちるハインの気持ちを知ることもなく、二人はおっぱいトークに花を咲かす。
彼らの意見がE最強という結論に至ると、ドクオが時計を確認する。

('A`)「もうこんな時間か。オレは暗くなる前に街に戻ろうかな」

( ^ω^)「そうかお?来てくれてありがとうだおー」

('A`)「そうだ。あんたこれからどうすんの。街に行くなら連れてくけど」

( ^ω^)「お、僕も聞きたかったんだお。ハイン、これからどうするお?」

从 ゚∀从「あー……人を探したいんだ。だから街に行くか、できれば王に会いたい」

24 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:38:40 ID:KlMOR.SA0
王、という言葉に反応してドクオが声を荒げた。

(#'A`)「あんな暴君に……!」

( ^ω^)「ドクオ、やめるお」

ブーンがその言葉を制する。
ドクオは歯がみして押し黙り、遠くに目をやる。

('A`)「俺が街まで案内してやるよ。ブーンもそれでいいだろ」

ブーンは返事することなくハインを見る。
案内してもらえるのならと、彼女はドクオの言葉を了承する。
湿布の礼と恨み言を一つ言ってブーンの家を後にした。

25 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:39:39 ID:KlMOR.SA0
ドクオは翼を動かしていたものの、ハインが飛べないということを思い出して隣を歩く。

('A`)「空から行ったらすぐなんだがなぁ」

从 ゚∀从「しのびねえな」

('A`)「構わんよ」

もと来た道を反対方向に歩いて行く。
どうやらブーンの家は街と正反対の方向にあるようだ。

('A`)「なぁ、本当はあんたどこから来たんだよ」

从 ゚∀从「どうして?」

('A`)「いや、王なんて言葉、街の人間からは出ないから」

从 ゚∀从「そっかー、それは失敗だったなぁ」

σ从 ゚∀从ポリポリ「実は、他の世界から来ました」

(#'A`)「まじめに答えろよ」

从 ゚∀从(まじめなんだけど……)

('A`)「正直、オレはあんたのこと信用できない」

从 ゚∀从「見たいか?」

('A`)「は?」

26 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:41:41 ID:KlMOR.SA0
突如ハインがドクオの胸ぐらをつかみ、自分の方へと引き寄せた。
お互いの吐息がかかるほど顔が近付く。
「後悔するなよ」という声が遠くに聞こえる。

(キスでもされるのか?!)というドクオの淡い期待を裏切るように、
ハインが左目にかかっていた髪の毛をぐいとどけると―――

目があるべき場所に、ただ、空洞だけが広がっていた。

声にならない悲鳴をあげるが、ドクオは無理やりその中を覗きこまされる。
そして中を見た瞬間、ものすごい力でハインを押し退けて彼女から離れた。

( ;゚A゚)「おま、そ、なんだよ、それ……」

尻もちをつくドクオを横目に、ハインは左目に髪の毛を掛け直す。

从 ゚∀从「うまく見えたか?」

(;゚A゚)「ああ、まあ……」

ハインは笑って手を差し伸べる。
何かつぶやいてドクオはハインの手を取り起き上った。

(;'A`)「……、信用できないなんて言って悪かった」

「構わないよ、慣れているし」とハインは笑う。

ドクオはのろのろと街へ向けて歩き出す。
遠くに見える空が紅く染まってきた頃、ようやく二人は街へ着いた。

27 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:43:37 ID:KlMOR.SA0
辺りの燭台に火が灯されている。いよいよもって暗くなってきた。
飛んでいた人々が次々と地に降り立ち、それぞれの帰り路につく。
中には数名翼を持たず、地を歩いている者も見える。

「人の多く集まるところに」というハインの要望を受け、
入ってすぐの住宅街を通り過ぎ、店の立ち並ぶ商店街へとドクオが導く。

静かだった住宅街とは打って変わり、立ち並ぶ店からは喧噪が響く。
煙の出る葉巻を売る怪しげな出店を通り過ぎ、街で一番大きな酒場の前で足を止める。

从 ゚∀从「おー着いた着いた。ありがとな」

('A`)「暮れてきたけど、あんた夜はどうするんだ?」

从 ゚∀从「適当な宿に泊まる」

('A`)「おい、金はあるのか?」

从 ゚∀从「適当な男ひっかけるから大丈夫だよ」

从 >∀从-☆キャピー

('A`)ゾクッ

28 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:45:08 ID:KlMOR.SA0
(;'A`)「おいおいおい、ひっかけるって何する気だよ」

σ从 ゚∀从?「ナニする気だけど」

けたけた笑う彼女に、ドクオはいけないものを見たような微妙な表情を返す。
それから財布を確認してハインに告げる。

(;'A`)「あー、もう!今日はオレが面倒みるから!!」

从 ゚∀从「きへー、かっこいい!」

「でもドクちゃんに売るなんて嫌よ」と断ると、
「オレだってあんたに童貞捧げるのは嫌だ!」と切り返された。
守るものでもなかろうに。

ドクオの心境も知らず、ハインは嬉しそうに酒場の戸を潜り抜ける。
男たちがやいのやいのと酒を酌み交わしている。
それをかき分けて奥まで進むと、カウンター席に座る。

29 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:47:56 ID:KlMOR.SA0
从 ゚∀从「おっさん!酒!」

('、`*川 「やぁね、おっさんじゃなくてお姉さん。殺すわよ」

包丁を持ったデンジャラスなママが迎え入れてくれる。
「適当なものでいいわね」とすぐに水割りを作って出された。

('A`)「置いて行くなよ……。あ、オレにもなんか適当に」

从*゚∀从プヘー

('A`)「おい、もう飲んだのかよ」

从*゚∀从「お酒なんて久しぶりで」

('、`*川「いい飲みっぷりねぇ」

('A`)「奢りなんだからちょっとは遠慮しろよ……」

从*゚∀从ペロペロピチャピチャ ←遠慮

('A`)「ごめん、普通に飲んで」

('、`*川「食べ物は?」

('A`)「あ、簡単にできるもので」

从*゚∀从「んー、しあわせ」

30 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:50:04 ID:KlMOR.SA0
ドクオは、本当に幸せそうな顔をして酒を飲むハインを眺める。
先程の光景は彼の目に焼き付いて離れない。

辺りの喧騒は店内にいると一層騒がしく、笑い声が絶えまなく飛びかい、
店員たちは皆せわしなく走り回っている。
ドクオはひとしきり周囲を見回すと酒に口をつけた。

('、`*川「はーい、卵焼き」

(;'A`)「どうも。……おい、あんたただ酒飲みに来ただけじゃないだろうな」

从*゚∀从「ねえねえ、翼ない人ってあんまり珍しくないんだね」

('、`*川「そうねぇ、大体は25歳までに生えきるんだけど」

('A`)ヒョイパク「ちょっとは話聞けよ……」

(*'∀`)(卵焼きうめぇ)

('、`;川(笑い顔きめぇ)

从*゚∀从「なーんだ、ブーンも気にすることないのにな」

31 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:51:31 ID:KlMOR.SA0
ママの表情が少しだけ硬くなり、ドクオは酒をこぼした。
たらたらとカウンターから酒がこぼれおちて芳香を放つ。
ドクオは「ごめん」、と言うと差し出されたタオルで酒のあとを拭く。

当のハインはきょとんとした顔つきで、相変わらず頬を赤らめながら酒を舐める。
店奥から響いた声で「ちょっとごめんね」と言ってママが引っ込んでいった。

(;'A`)「おい」

从*゚∀从「んうー?」

('A`)「あんまりブーンの話はするな」

从*゚∀从「どして?」

ママが戻ってきたのを確認して、ドクオはハインに「あとで教える」と耳打ちする。
礼を言ってタオルを返す。

32 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:52:45 ID:KlMOR.SA0
从*゚∀从「あ、そういえばちょっと聞きたいことがあったんだけど」

('、`*川「え?あ……なぁに?」

从*゚∀从「変わった声の、無表情な女の子知らない?」

('、`*川「女の子?」

从*゚∀从コクコク

('、`*川「それだけじゃよくわからないな。名前とかは?」

从 ゚∀从「なまえ……」

从 ゚∀从キョトン

从*゚∀从「あれー、忘れちゃったー」

('、`*川「うーん、私じゃ力になれないかも。ごめんね」

从*゚∀从「んーん、ありがとう」

ハインは一気にグラスの残りを飲みほして立ち上がる。
「ごちそうさま」と出口へ向かっていくが足取りがいやにふらふらしている。

33 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:53:25 ID:KlMOR.SA0
('A`)「お、おい!オレまだ食ってる途中……」

慌ててカウンターに金を置いて追いかけると、ハインがその場にコテンと倒れた。

('A`)「えっ?ど、どうしたんだよ!」

从//∀从「ほろー」

顔が真っ赤に染まって、目は焦点が定まらない。
えへえへと奇妙な笑い声。

('、`;川「あら…弱かったのね」

この酔っぱらいめとドクオはつぶやいて、ずるずると自宅まで引きずっていく。

34 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:55:01 ID:KlMOR.SA0
ようこそ弱者の国!
弱い奴は弾き飛ばせ!

休み時間、がやがやとうるさい教室の中で、今日もハインは痛みに耐えていた。

赤髪だから気持ちが悪い。

目付きが悪い。

いつもへらへら笑っている。

人と違う理由は何でもいいのだ。
この教室ではハインが悪で、ハインが痛みに耐えてさえいれば他の者は痛まない。
合理的に仕組まれた世界は彼女を一つずつ蝕んでいく。

「もういやだ」

屋上のフェンスを越えて、地面を見つめる。
靴を脱いだ足はコンクリートの硬さを伝える。

目をかたく閉じて世界に呪詛の言葉を吐くと、
ハインの体は空中に浮いて、どこかで小さく歌が聞こえる。

ああ、彼女の名前はなんだったっけ?

35 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:56:33 ID:KlMOR.SA0
从;゚∀从ガバッ

('A`)「お、起きた」

ハインが目を覚ますと、ドクオは食パンをかじっている最中だった。
どうやら倒れた後自宅で休ませてくれたらしい。

('A`)「あんた酒弱いなら先に言っとけよ」

从 ゚∀从「……ああ、ごめんごめん」

从 ゚д从 !!

('A`)「どした?」

从 ;∀从「ドクオまで私に手をつけないなんて……」

('A`)「黙れよ貧乳」

巨乳派のドクオを恨めしく思いながら、ハインは布団を這い出る。

36 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:57:34 ID:KlMOR.SA0
用意された朝食の前に進むが、ハインはためらう様にそれを見ている。

('A`)「どうした?オレの飯は食べたくないってか」

从 ゚∀从「まぁ……色々入ってそうだし」

('A`)「」

从 ゚∀从「冗談だよ」

从゚∀ 从キョロ

('A`)「どした?」

从 ゚∀从「酒ある?」

(;'A`)「朝から飲ますか!」

ハインはパンを一口齧る。
綺麗な焼き色をつけたそれを咀嚼して事務的に飲み下す。
物を口に入れたくなかったが、貪欲な体は栄養を要求する。
文句を言っていられるはずもなく、ドクオの好意を素直に受ける。

37 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 20:59:45 ID:KlMOR.SA0
('A`)「探してる人ってどういう関係なんだ?」

从 -∀从「ああ、……仲良くしてたんだよ。前の世界で」

前の世界で、という言葉にドクオがぴくりと反応する。

('A`)「これからどうする?」

从 ゚∀从「王に会う」

顔や背恰好は覚えているが、どうしても名前だけ思い出せない。
そもそもここに辿り着いているかもわからないために、
王の協力がないことには進展しないだろうことを告げる。

ドクオはあからさまに嫌そうな顔を見せたが、食い下がるハインに重い口を開く。

('A`)「……あまり気乗りしないな。ツンに会うのは」

ツンというのがこの世界を治めている王らしい。

38 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:01:29 ID:KlMOR.SA0
翼を持たないため、同じく翼のないブーンが世話役を勤めている。
ハインは「ブーンが?」と尋ねる。

('A`)「そうだ。あいつの家のさらに奥に森が見えただろ。
    ツンはあそこにいる」

从 ゚∀从「ふぅん、じゃあサクッと行ってサクッと聞きたい」

案内してくれと言わんばかりのハインに対して、ドクオは冷静に言葉を返した。

('A`)「オレは案内はできない」

「まあ、ブーンの家まで行きながら話そう」と暗い表情を見せ、
二人は家を後にした。
昨日来た道を足音を立てて辿る。

空は澄んだ青空が広がっており、一面に広がる草原は遠くで溶け合う。
時折風が吹いてハインの髪を揺らした。
ドクオが口を開く。

39 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:02:56 ID:KlMOR.SA0
('A`)「ブーンになぜ翼がないか、話してなかったな」

从 ゚∀从「いや。だってブーンは翼が生えないんだtt「違う!」

言い辛そうにドクオは口ごもる。
もごもごと口元が動いて、ようやく言葉を発した。

('A`)「ツンが……ツンデレが、ブーンの翼を切り落としたんだ」

从 ゚∀从「え?」

ブーンに背負われていたときに感じたごつごつした感触。


まさかあれは、翼の名残だったのか。

40 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:04:08 ID:KlMOR.SA0
('A`)

そもそもブーンとツンデレとオレは仲のいい三人組だった。
何をするにも三人一緒。どこへ行くにも三人一緒。まぁガキだったしな。
男女の区別なんてなかったよ。

⊂二二( ^ω^)二⊃ ブーン

<ちょっとー!待ってよブーン!

( ^ω^)「早くしないと置いてっちゃうおーwww」

(;'A`)「お前本当足速いなー」

( ^ω^)「ブーンは空を飛ぶのが夢なんだお!
      だからもっと速くなりたいおー!!」

41 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:05:03 ID:KlMOR.SA0
いつからかわからないけど、ツンデレはブーンの事を好きになっていたのだろう。
それはオレの眼にもわかるようになっていた。

しかし、ブーンは気付かずにいつも先へ先へと走っていく。
淋しげなツンデレを慰めようとしたが、プライドの高い彼女は嫌がるに違いない。
オレはただ黙って二人を見てるだけだった。

そしたらある日、ツンデレの側から相談を持ちかけてきたんだ。

ξ゚⊿゚)ξ「どうしたらブーンに振り向いてもらえると思う?」

オレだってそんなのわかんないから、
ブーンが欲しがるものをあげたらどうかって言ったんだ。
そしたら次の日から…………

42 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:06:48 ID:KlMOR.SA0
从 ゚∀从「翼が生えた?」

(-A-)「そう。最初はブーンと二人で喜んだよ。子供心に空を飛べるなんて憧れだろ?」

('A`)「だからツンデレにも生えてるもんだと思って会いに行った」

从 -∀从(…………)

('A`)「良かったのは最初だけだ。すっかりツンデレは変わった」

心なしかドクオの顎ががたがたと震えている。
視線も泳いでハインの顔をはっきりと捉えようとはしない。

('A`)「あっ、あいつは、見せしめに街の中、皆の前で、
    ……オレの眼の前で、ブーンの翼を……」

('A`)「あいつは異常だよ。なのにオレは黙って、
    あんなやつが作り上げた世界に住んでる」

唇を噛みしめてうつむきがちに「それがとても辛い」とドクオはこぼし、
震えるような声で言葉を発する。

('A`)「オレはツンデレが怖い。あいつのブーンへの執着は異常だ。
    もうあいつは昔のあいつじゃないんだ。
    3人で仲が良かった頃なんて絶対に戻れない。
    できればでいい。オレを、この世界から連れ出して欲しい」

すがるような目だった。
ハインはただただその頼みを聞いているしかなかった。

43 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:08:27 ID:KlMOR.SA0
('A`)「いや、オレじゃなくていい。オレはあとからブーンを追う方法を考えるから、
    ブーンだけでも、こんな世界から、あいつをツンデレから引き離しt」

その瞬間だった。
ハインは何が起こったのか分からず目を一度瞑り、
もう一度開いたところでブーンの小屋に向かって全力で走りだした。

一本の大きな柱が地面から突き出していた。
いや、柱ではない、太い一本の木の根。
それがドクオの真下から突き出して彼の体を貫いた。

「逃げろ」とドクオの弱弱しい声を背に受ける。
転がるように草原を突っ切る。
時折ハインの足元から音を立てて根が貫く。

从 ゚∀从「ドクオ……」

ぎり、と歯を食いしばる。彼を助けるのは得策でない。
優先すべきは自分の身と判断する。
息を切らしてブーンの小屋へと飛び込んだ。

44 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:09:49 ID:KlMOR.SA0
( ^ω^)「どっ、どうしたんだお?!」

从 ゚∀从「ツンデレの元へ案内しろ」

( ^ω^)「お、それは……」

从#゚∀从「ドクオが死んでもいいのか!早くしろ!!」

物凄い剣幕でハインが詰め寄り、ドクオの名前が出たために
ブーンも何かを察してハインを案内する。

木々に隠された道を縫ってブーンは先へ先へと進んでいく。
ハインはその後ろ姿を追う。
ブーンと一緒にいるためかツンデレからの攻撃は止んでいる。

森は進むほどに深く続いている。
太陽は上っているはずだが、葉が大地を覆い隠して冷たい空気が流れていた。

( ^ω^)「ハイン、……ドクオは」

「…………」

ハインは彼の言葉を聞いて、何も答えることはなかった。
ただ彼女の中でツンデレに対しどのようにすべきか、ただくるくると考えを回すだけで、言葉を発しようとしなかった。

45 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:11:18 ID:KlMOR.SA0
細い道をかき分けて、奥に光を見つける。
光の元まで進むと、森の中に開けた空間が待っていた。

中には少女が一人。
大きな椅子に足を組んで爪をガリガリと噛み、不機嫌そうに座っていた。
頭の上には、小さな王冠。

木々がまるで何かを避けるように丸く、その少女のいる空間を囲い、
彼女の金髪がキラキラと光を跳ね返してしている。

( ^ω^)「ツン」

ブーンが声を掛ける。どうやらあの少女がツンと呼ばれる、
この世界の主のようだ。
二人は王座に座る少女へと近づく。不機嫌な顔がハインを射抜いた。

46 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:12:51 ID:KlMOR.SA0
ξ#゚⊿゚)ξ「その女は一体何?」

( ^ω^)「ツン、ドクオに何を」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーンには関係ないから」

一見優しげに態度が変わる。

ξ゚⊿゚)ξ「私はそっちの女に用があるの。
      だからブーン、お願い下がっててくれない?」

( ^ω^)「……できないお。ドクオの命に関わることだって聞いてるんだお」

ツンデレの顔がぴくぴくと動き、攻撃的な視線に変わった。
ハインは臆することなくその目を見つめ返す。

( ^ω^)「ツン、なにを」

ξ#゚⊿゚)ξ「余計なことを言いやがってえええェぇェエエえエエ!!」

ツンデレが右腕を前に突き出すと、
それに呼応するように樹の蔦がブーンを打った。
弾き飛ばされたブーンは樹の幹に打ちつけられてうめき声を出す。

47 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:15:55 ID:KlMOR.SA0
从;゚∀从「くそっ」

同時にハインめがけて樹の根が地面から飛び出す。
ハインはバックステップでそれを回避。
が、続けざまに三本、彼女を貫くべく地面から鋭い根が突き出した。

从;゚∀从「あぶなっ」

横っとびに大きく羽ばたいて舞い、ハインは距離を取る。

なんだ、意外とできるじゃないかという思考を遮るように、
ツンデレが再び右手を前に突き出して、王座の後ろから蔦が伸びる。
大地を蹴りあげ一度羽ばたき、後ろへ反転。

着地点から根が突き出した瞬間に大きくジャンプすると、
根の先端部側面を蹴って羽ばたき、ツンデレとの間合いを詰める。
彼女は別段驚くこともなく、蔦をハインめがけて振り下ろす。
引くことなくハインはサイドステップでかわすと、走りこみながら右腕を伸ばす。

目の前にツンデレの顔。

狙うのは、王冠。

48 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:17:40 ID:KlMOR.SA0
从 ゚∀从(……いける!)

口元に笑みを浮かべて、彼女は、

ξ゚⊿゚)ξ「残念でした」

ぐ、っと何かに体を引っ張られるような感触で、
ハインの体が動かなくなる。
背を見ると翼に蔦が絡みついていた。

ξ゚⊿゚)ξ「使い慣れてないもの、無理もないわね」

从;゚∀从「くそっ、離せ」

じたばたと体を動かすが、巻きついた蔦は拘束を緩めることなく体へと伸びてくる。
一切の自由を奪われて、ハインの体が宙に浮く。
そのまま高くまで持ち上げると地面へ向けてハインを叩きつけた。

从; ∀从「あぐっ……」

二度叩きつけられてハインはぐったりと動かなくなる。

49 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:19:22 ID:KlMOR.SA0
首元にぐるりと蔦がとぐろを巻いた。

ξ#゚⊿゚)ξ「よくも余計なことを吹き込んだわね?」

从; ∀从「が、あっ……」

蔦が、首を締めあげる。
抵抗しようにも腕は動かず、ただただ苦しくなる呼吸。

ξ# ⊿ )ξ「私はね、ブーンのためにこの世界をつくったの。
      空を飛びたいっていう彼の夢も叶えて、そのために私は犠牲になった。
      最初はブーンの喜んでいる姿を見ているだけでよかった」

ギチ、と嫌な音を立てる。
目の前に見えているツンデレの顔がぼやけて見えなくなる。
どくどくと耳の奥で自分の心臓音が響く。
ハインはゆっくりと眼を瞑る。

「でもね、飛ぶことに夢中で、私のところへ遊びに来てくれるのも少なくなって、
 だから切り取ってやったのよ。あんな羽、ブーンには必要ない」



「やっと一緒にいられるようになったのに、ブーンを私から取り上げるな!」

50 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:21:58 ID:KlMOR.SA0
きつくきつく締めあげようとしたその時、ハインの周りにブワッと羽毛が舞った。
何か鋭いものが彼女の周りで青空に反射してキラキラと光る。

ゆっくりと開いたハインの眼は飴色に透き通る。
頭にはツンデレと同じように、王冠。

時折ゴギッ、バギッと鈍い音が響く。
体についていた蔦は切り裂かれてばらばらと地面に散る。
背中からぼたぼたと血を垂らしてハインは立っていた。
血に濡れた包帯がはらりと彼女の足元に落ちた。

ξ;゚⊿゚)ξ「……え?」

初めて余裕の表情を崩した。わけがわからない。
ハインに背負われていた羽は、彼女から消えていた。

51 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:22:44 ID:KlMOR.SA0
从 ∀从「いたい」

顔に張り付いた赤髪を指でどけ、後ろへ払った。
混乱したツンデレの表情を見ていると余計に苛立ちが募る。

从 ∀从「こんなに痛いのに割に合わない」

ξ;゚⊿゚)ξ「う、くそっ」

ツンデレは素早く地面からの根でハインを狙う。
次々と地面から貫き出るそれをかわすことに専念するが、
それだけでは反撃に移ることができない。
ハインはこれ以上体を保つことは不可と決心した。

从 ∀从「オレの腕をくれてやるから、」



この世界を変える力をください。

52 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:25:12 ID:KlMOR.SA0
ハインの右腕に根が突き刺さる。

ツンデレとハインが同時にニヤリと笑う。

ξ;゚⊿゚)ξ「なん……」

がぎん、ぼぎっと鈍い音が響いてハインの足元に血だまりが出来上がる。
彼女の血は地面を赤く染めたが、その中にゆらゆらと別な世界が映る。
流れ出た血が貫いた根を折りとり、どこかへ連れて行く。
うすら笑いを浮かべたまま立ったハインの右腕が奇妙にひしゃげている。
      ごりごりっ
           ばりっ
                     ごぎ
  ぽきり
袖口から覗いた彼女の腕が、歯型のような痕をつけて何かに食べられていく。
食べられた傷痕にこことは違うどこかの、青空が見える。

从 ∀从「お前だけが選ばれて、お前だけが世界を作れて、お前だけが好きにできると思うな」

さあ、開けてやろう。お前の世界に大きな穴を。
私の形に開けてやろう。

53 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:25:24 ID:.oZr6T/oO
途中置いてきぼりポカーンってなったけどここまで読んで追い付いた感じだ

54 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:27:48 ID:KlMOR.SA0
ツンデレの世界にこじ開けられたハインの世界。

一枚の風景写真に別な風景の切り取りを張り付けたかのようなその光景。

再び王座の後ろから蔦を伸ばすが、ハインは右手で空間を一薙ぎにする。
ハインの世界が真一文字に伸びて、
その空間に触れた蔦がばらばらと砕け落ちた。

ツンデレが怯んだ隙に一気に距離を詰める。

ξ;゚⊿゚)ξ「ひっ……」

从 ∀从「お前はもう、王座を降りろ」

ξ;゚⊿゚)ξ「それは……」

从 ∀从「嫌なら引きずり降ろしてやる」

ハインがツンデレの王冠に手を伸ばした時だった。
いつの間にか目を覚ましたブーンが両者の間に割って入る。

55 >>53 ぎええごめん。そして読んでくれてありがとう :2011/03/21(月) 21:30:27 ID:KlMOR.SA0
( ^ω^)「離れろお、ハイン」

从 ゚∀从「……どけ」

( ^ω^)「どかないお」

「なんとなく王冠で予想はついていたけど」とブーンは言う。
ハインがこの世界の住人でないことも、王について知っていることも。

( ^ω^)「王冠を剥奪されたら、ツンはどうされてしまうかわからない」

从 ゚∀从「そんなこと、オレが責任取れるか」

( ^ω^)「それじゃ困るんだお。……ツン」

ξ;゚⊿゚)ξ「えっ、な、なに?」

( ^ω^)「僕がいなくなればツンはちゃんとした世界を作れるお?」

56 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:31:58 ID:KlMOR.SA0
だったら、まで聞こえた時、ハインの顔に鮮血が吹きかかった。
ブーンの倒れて行くさまがゆっくりと見えて、
彼が隠し持っていたナイフが手から滑り落ちる。
ツンデレのつんざくような悲鳴が聞こえる。

すぐにハインが倒れているブーンの隣に膝を落とす。
彼はぜいぜいと肩で息をしている。
流れ出ていく血のせいですぐに唇が紫色に変色してきた。
そんな中でもいつもの調子で、「あ」と声を漏らした。

ブーンの視線がハインの顔を捉える。
どうやら動き回っていたため、隠していた左目が見えているらしい。

「おー、綺麗だお。僕もハインの世界を見てみたいお」

最後の言葉を言い終わって、ざらりと、ブーンの形が砂山のように崩れた。

57 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:34:07 ID:KlMOR.SA0
ツンデレは一層悲痛な叫び声をあげてブーンだったものを見つめている。
必死に手を伸ばすが、砂山に手は届かない。

玉座に座った者は玉座からは動けない。

ツンデレの両眼からぼろぼろと涙がこぼれて大地に染みを作る。

ハインはツンデレの頭の王冠をつまんで取り上げ、
彼女が泣きやまないのを見てドクオの元まで引き返していく。

左目が熱い。相変わらずうるうると世界を湛えているが、
こぼれおちそうな感覚に手でぐっと抑えた。

58 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:39:36 ID:KlMOR.SA0
ドクオは仰向けに寝そべって、、血だらけで戻ったハインに苦笑いを見せる。

(;'∀`)「ずいぶん遅かったんじゃないの?
     オレもう限界だよ?」

軽口を叩いたものの、無残に右腕がちぎれた状態のハインに言葉がつまる。
ドクオの体の真中に刺さっていた根は消えている。
彼は体を起こそうとするが、痛みを耐えきれず顔をしかめる。
ハインが手に持った王冠は、彼女が流した血で赤い。

从 ゚∀从「ごめん。手間かかって」

(;'∀`)「ブーンは?」

从 ゚∀从「……多分、オレの世界に」
  _,
从 ゚∀从「いるーのかなー?」

(;'∀`)「アバウトかよww
     じゃあオレも、あんたの世界に住まわせて欲しいなぁ」

从 ゚∀从「やだよ。ドクオなんか入れたくないね」

(;'∀`)「おい、怪我人だぞ。優しくしろよ」

从 ゚∀从「お前にはこっちのほうが似合うよ」

59 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:42:41 ID:KlMOR.SA0
「王様かぁ、オレにできるかな」

「できるよ、ドクオなら。あ、できればツンデレにもやさs」

上半身を起した彼の頭に王冠を被せようと両手を伸ばしたところで、
どん、と誰かに背中を押されてハインを鈍い痛みが襲う。
手からするりと王冠が抜けた。

だんだんとだんだんと、傷口が熱を持って体中に痛みを伝えていく。
崩れ落ちたハインにドクオは強張った笑顔のまま。

「ハイン?」

崩れたハインの後ろには、無表情なツンデレが、ナイフを持って立っていた。
ハインの指先に冷たい王冠が触れていたが、どうにも力が入らない。
誰かの声もはっきりとは聞き取れない。
視界がかすんで白く反転して、ハインは意識を手放した。

あんなに良くしてもらったのに。

ドクオに恩返しできないことだけがただ心残りだった。
その日ハインは、初めて死ぬことを後悔した。

60 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:45:15 ID:KlMOR.SA0
一話目分は以上です。
読んで下さった方ありがとうございました。
もし気になった点があれば、教えて下されば嬉しいです。

61 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:49:49 ID:JXwaxnwM0
乙。面白かった。
ただ俺も、何か謎とか伏線というのを餌に走る作者を追いかけてたら
>>42あたりでいきなり突き放された感じが・・・

62 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 21:58:08 ID:KlMOR.SA0
>>61
突き放した感ごめんなさい……。
世界観についてどこまで説明すべきか迷って、こんな構成に…

2話目ではもう少し工夫してみます。
読んで下さってありがとうございました!

63 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 22:00:49 ID:kTAP.QF.O

これで一話か

64 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 22:02:39 ID:KlMOR.SA0
>>63
ちょっと中途半端でしたかね…?
読んで下さってありがとうございます!

65 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/21(月) 23:02:19 ID:0aNuNlFoO


ちんぷんかんぷんだけど、まあ追々分かるだろう

66 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/03/22(火) 08:15:48 ID:/YaQMZ7w0

短編かと思ってたら違ってた

67 作者です :2011/03/22(火) 09:49:48 ID:ZhdODDjE0
>>65
読んでくださってありがとうございます!
後々設定がわかるよう話を繋げていくつもりです

>>66
ありがとうございます!
最近続き物を読んでいないので、自分で書いてしまおうと

どれくらいの長さになるかわかりませんが、
ゆるゆる続けていきます。
よろしくお願いいたします。

69 以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2016/02/26(金) 21:32:28 ID:GurR2exs0



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