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('A`)ドクオと飛竜と時々オトモのようです
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(,,゚Д゚)「……馬鹿野郎が、なにが“自己犠牲”だ。アイツもオレとかわらねーじゃねーか」
この依頼を終えたら、とりあえず一発殴ろうと、ギコは“ユクモ樹の上で”密かに思った。
一方、そんなギコの思いを知る由もなく。
ドクオは、リオレウスと絶賛鬼ごっこ中。
昨日の続きが出来ると、空の王は嬉々としてドクオを追い掛けていた。
あの時は、間一髪の所で逃がしてしまったが今日はそうはいかない。
リオレウスは、自らの全力を以て鼠を追う。
これが、王の、王足り得る資質なのだ。
今、ドクオを追う飛竜がティガレックスであれば。
きっと、既にドクオを見失ってしまっていただろう。 圧倒的な種としての格差は、必然的に慢心を生み出す。
狩るのは飛竜、獲物は人間。
その構図は、もはや飛竜にとって必然であるのだから。
しかし、永きに渡って狩人と戦ってきた【火竜】リオレウスは、消して油断しない。
常に的確に狩人の動きを見極め、確実に仕留める事の出来る一瞬を冷静に探っている。
だからこそリオレウスは気付く。
“昨日”と“今日”の違いに。
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