『戦場にかける橋』(The Bridge on The River Kwai)
1957年日米英公開 製作・配給 コロンビア映画(現ソニーピクチャーズ)
「猿・ゴリラ・チンパンジー」の「クワイ河マーチ」でお馴染み、と言っても、今時の子供は「猿・ゴリラ・チンパンジー」の方を知ら無い。
wikiや、https://www.banger.jp/movie/70978/ の解説に詳しい。
そこにあるように、史実ではない。物語は捕虜になった英兵と使役する日本兵の友情のようなものが芽生えたり、日本軍の線路敷設が拙いので英軍に任せっきりだったり、橋の形がトラスっぽかったり、緊迫した場面なのに色恋シーンを忘れなかったり、ツッコミどころはたくさんあるけど、まあ、そういうエンターテインメント作品ってことよね。
実際、『エンド・オブ・オール・ウォーズ』(To End All Wars)という、もっと史実に即した映画及び原作小説『クワイ河収容所』があるらし。
『ONE PIECE FILM RED』 2022年8月6日公開
制作・配給:東映(東映アニメーション)
今更説明不要の人気作、公開から3ヶ月過ぎても劇場は老若男女で満員御礼だった。
ただ、このわたくしめはONE PIECEをほとんど知っていない。でも本作は英語のwikiには「animated musical fantasy action-adventure film 」なんて書かれているように、ミュージカルでは無いんだけど、要所要所をUTAことAdoが「歌シェリル」となって歌い、ライブのような迫力で歌うと聞かされたので、気になって見てみた。
UTAことAdoの歌は、前評判通りだったし、ONE PIECEを知らなくても、「シャンクって誰よ?」状態でもちゃんと分かるように話は進んでいた。この映画から見始めても大丈夫ということよね。
前作がちょうど80年代の「MTVブーム」の最中だったため、ケニー・ロギンスのDangerZone、ベルリンのTake My Breath Awayなどを多用したMusicVideoのような、薄っぺらい印象だったため、同じ路線であれば、米海軍の本作より米空軍のIronEagleの方が好きだったのよね。イーグル言うてる割には、イーグル(F-15)でなくファルコン(F-16)だけどw